JP6864215B2 - テープ挿入型易開封ガゼット袋 - Google Patents

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本発明は、ガゼット袋に関するものであり、詳しくは、端部の摘み部を引張ることにより袋の長さ方向に亘って開封するようにしたテープ挿入型易開封ガゼット袋に関するものである。
ガゼット袋は、両側部に襠(まち)を入れた包装袋であり、食品、化粧品、医薬品などの立体的な固形物の包装に使用される。また、ガゼット袋においては、被包装品を取り出す際に簡単に開封できるように、開封手段を設けた易開封性の袋も種々検討されている。易開封ガゼット袋としては、例えば、平面形状が方形のフィルムの平行な側縁同士を結合して筒状体を形成し、当該筒状体を扁平に潰し且つ両側部を内側に折り込んで襠を設けた袋本体を構成し、そして、袋本体の端部をヒートシールした構造の「易開封合掌袋」が提案されている。
上記のガゼット袋は、フィルムの平行な側縁部の同一面同士を向かい合わせて合掌状態に融着した帯状の結合部(背貼り部)を備え、斯かる結合部を袋本体の一面側の幅の中央部に横倒し状態で配置している。そして、袋本体の一端部の端縁からヒートシール部までの所定距離だけ離間した部位において、袋本体の相対する上下面(シート部)のうちの上記の結合部が設けられた側の一面に続くフィルムには、結合部の幅よりも広い間隔で一対の切込み(切れ目)が設けられ、一対の切込みの間の部分によって摘み部が形成されており、しかも、上記のヒートシール部は、平面視した場合に袋本体の一端部側が矩形状に凹没した形状を備え且つ凹没部の底部の幅が上記の一対の切込みの離間間隔よりも僅かに広く設定されている。従って、上記のガゼット袋は、摘み部を引張ることにより、一対の切込みを起点にヒートシール部の凹没部の底部に相当する幅狭部分を引き剥がし、そのまま袋本体の結合部に沿って当該結合部の両側部分を引き裂くことができ、袋本体の略全長に亘って開封することができる(特許文献1参照)。
特開2012−246049号公報
ところで、上記のガゼット袋においては、以下のような3点の問題点があり、より利便性に優れた袋を構成するための改善が求められる。
1.摘み部を引き上げる力によって一対の切込みを起点に2筋で裂くことを企図したものであるが、結合部の基部が袋本体の一面に対して直線状に形成されているため、換言すれば、剛性の高い融着部分がヒートシール部の凹没部の底部における融着部分は引き裂く方向に対し、垂直方向に一本の直線部を構成しているため、シール剥離時、摘み部の引張り方向によっては2筋の裂け目が蛇行したり或いは結合部に接近して略1筋になる等、裂け幅(開封幅)が変動するという問題がある。
2.合掌状態に融着した際、ガゼットの折込部(襠)が浅い形状であれば製袋可能であるが、合掌状態に融着した結合部(背貼り部)にガゼットの折込部が重なった状態の場合は、平面状態においてフィルムに厚み差が生じるため、製袋シール時、背貼り部にシール熱を奪われ、熱融着不具合が発生し、所謂シール抜けが発生するという問題がある。
3.結合部がいわゆる背貼り部として袋の表面に露出しているため、意匠性を高めることが難しいという問題もある。
本発明は、上記の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、易開封ガゼット袋であって、ガゼット折込巾のサイズ制約がなく、また、一定の幅で袋の略全長に亘って容易に且つ確実に開封することができ、しかも、意匠性を高めることもできるガゼット袋を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明では、フィルムの平行な側縁を結合する結合部において、従来の背貼り部の構造に代えて、結合部材として帯状フィルム(テープ)を使用し、袋本体の内側に配置された帯状フィルムに対して各側縁を付き合わせた状態で融着した構造を採用した。これにより、ガゼット折込部(襠)における平面状態でのフィルムの厚み差を軽減できるため、製袋時のシール抜けの不具合を改善することができ、更に、袋本体の一面側において、帯状フィルムに相当する幅で且つ袋本体の長さに亘って剛性が高められることで、袋本体の一端部から引き裂いた際、帯状フィルムの両側に沿わせて裂け目が形成されるようにした。
すなわち、本発明の要旨は、平面形状が方形で且つ少なくとも一面が融着可能なフィルムの平行な側縁を前記一面が内面となるように相互に突き合わせる状態に折畳んで結合され、かつ、内側に折り込まれた襠が両側部に設けられた形状の袋本体を備え、しかも、袋本体の一端部がヒートシールされた構造を備え、被包装品の充填後に袋本体の他端部をヒートシールして使用されるガゼット袋であって、フィルムの平行な側縁同士を結合する結合部は、袋本体の幅の略中央部で且つ袋本体の長さ方向に沿わせて当該袋本体の内側に配置された帯状フィルムに対し、先端縁を略付き合わせた状態で各側縁の部分を融着して構成されており、袋本体の帯状フィルムに融着された面の一端部には、帯状フィルムの両側にそれぞれ切込みが設けられ、これら一対の切込みの間が摘み部に形成されていることを特徴とするガゼット袋に存する。
本発明のガゼット袋によれば、フィルムの平行な側縁同士を結合する結合部が、袋本体の内側に配置された帯状フィルムに対し、先端縁を略付き合わせた状態で各側縁部を融着して構成されており、袋本体の一面側において、帯状フィルムに相当する幅で且つ袋本体の長さに亘って剛性を高めることができるため、袋本体の一端部に形成された摘み部を引張ることにより、一対の切込みを起点に帯状フィルムの両側に沿わせて確実に2筋の裂け目を形成することができ、帯状フィルムに相当する部分を取り除いて袋本体の全長に亘って容易に且つ確実に開封することができる。
また、本発明のガゼット袋においては、ガゼット折込巾の制約を緩和でき、ガゼット折込巾が深く、開封口が正四角形に近い形状のものを形成できる。更に、本発明のガゼット袋においては、フィルムの平行な側縁同士を結合する結合部が上記の特定の構造を備えており、袋本体の表面への結合部の露出や突出がなく、袋本体の表面を略平滑に形成できるため、意匠性を一層高めることができる。
本発明に係るガゼット袋の一例の外観を示す斜視図である。 本発明に係るガゼット袋の袋本体の一端部を示す平面図である。 袋本体の構成部材および折畳み構造を示す部分的な斜視図である。 本発明に係るガゼット袋の使用態様を示す斜視図である。
本発明に係るガゼット袋の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明は、その要旨を超えない限り以下の実施形態に限定されるものではない。
本発明のガゼット袋は、端部の摘み部を引張ることにより袋の長さ方向に亘って開封するようにしたテープ挿入型の易開封ガゼット袋であり、図1に示すように、袋本体1の一端部16がヒートシールされた構造を備えている。符号7が一端部16のヒートシール部である。そして、袋本体1の他端部17が開放された状態で使用者に提供され、図4に示すように、被包装品Pの充填後に袋本体1の他端部17をヒートシールして使用される。符号9が他端部17のヒートシール部である。被包装品Pとしては、つまみ類、洋菓子、和菓子、パン類などの食品、化粧品、医薬品、雑貨類等、種々の固形物が挙げられる。
上記の袋本体1は、図3に示すように、平面形状が方形(長方形または正方形)で且つ少なくとも一面が融着可能なフィルム10の平行な側縁21,22を前記の一面が内面となるように相互に突き合わせる状態に折畳んで結合され、かつ、内側に折り込まれた襠3,3が両側部に設けられた形状を備えている。なお、袋本体1の基材であるフィルム10の形状とは、袋本体1を作製した後の展開形状を指しており、後述するように、袋本体1の製袋加工においてはフィルム原反が使用される。
フィルム10としては、熱融着性樹脂の単体のフィルムでもよいが、通常、被包装品Pの種類、引裂き強度、融着強度、加工性、印刷容易性などの観点から、少なくとも一面側に延伸された熱可塑性樹脂からなる熱可塑性樹脂製フィルム、片一面側に容易な熱融着性をもつ無延伸の熱可塑性樹脂製フィルムが配置された積層フィルムが使用される。積層フィルムを構成する熱可塑性樹脂としては、ナイロン(NY)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、低密度ポリエチレンフィルム(LDPE)、挙げられる。更に、熱融着層を構成するフィルムとして、PEやPPを樹脂としたイージーピール性フィルム(EOF−X)を使用してもよい。
カット性を高めるため、上記の熱可塑性樹脂製フィルムとしては、少なくとも縦一軸方向に延伸したものが好ましく、二軸方向に延伸したものにおいては、縦方向により強く延伸したものが好ましい。縦一軸延伸、または、縦方向を強く延伸したフィルムを用いることにより、帯状フィルム5を持ちフィルム10を引き裂く際、まっすぐに破ることが可能となる。
品質保持性の向上としてガスバリア性が要求される場合には、ガスバリア性PET、ガスバリア性ONYを組み合わせるのがよい。特に高いガスバリア性が要求される場合は、アルミ蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム(VMPET)や透明蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム(SVMPET、AVMPET)を使用することもできる。フィルム10の層構成としては、例えば、以下のような構成が挙げられる。なお、用途によっても異なるが、通常、フィルム10の厚さは40〜100μm程度である。
[表1]
ONY/PE/LLDPE
ONY//LLDPE
PET//ONY//LLDPE
PET//AL//ONY//LLDPE
ONY/PE/AL/PE/LLDPE
レーヨン紙/PE/ONY/PE/LLDPE
レーヨン紙/PE/ONY//LLDPE
袋本体1は、図1に示すように、他端部17が開放された封筒状の形状を備えており、その外形寸法は、幅が50〜260mm程度、長さが100〜400mm程度、襠3の折り込み深さが20〜70mm程度に設定される。また、図2に示すように、後述する摘み部81を使用し易い大きさに形成するため、袋本体1のヒートシール部7は、袋本体1の一端部16の端縁から所定距離だけ離間した位置、例えば、5〜15mm程度離間した位置に配置されている。
図1及び図3に示すように、袋本体1において、フィルム10の平行な側縁21,22同士を結合する結合部4は、袋本体1の幅の略中央部で且つ袋本体の長さ方向に沿わせて当該袋本体の内側に配置された帯状フィルム(テープ)5に対し、先端縁を略付き合わせた状態で各側縁21,22の部分を融着して構成されている。
帯状フィルム5としては、フィルム10と同様に、少なくとも一面が融着可能なフィルム、片一面にイージーピールフィルム(EOF−X)使用され、通常はこれらのフィルムを貼り合した積層フィルムが使用される。帯状フィルム5の層構成としては、例えば、以下のような構成が挙げられる。なお、ガスバリア性が要求される場合はガスバリア性PETを使用してもよい。また、片面の熱融着フィルムがヒートシール延伸ポリプロピレンフィルム(HSOPP)でもよい。
[表2]
LLDPE//PET//EOF−X
CPP//PET//EOF−X
HSOPP//EOF−X
結合部4を構成する帯状フィルム5の幅は、後述するヒートシール部7の凹没部71の幅との関係から、20〜40mm程度、好ましくは25〜30mm程度に設定される。結合部4において、側縁21,22の先端縁を突き合わせた状態とは、各先端縁が実際に接触した状態の他、各先端縁の間に0〜3mm程度の隙間を有する状態を含む。そして、図1及び図2に示すように、袋本体1の帯状フィルム5に融着された面の一端部には、帯状フィルム5の両側にそれぞれ切込み8,8が設けられ、これら一対の切込み8,8の間が摘み部81に形成されている。切込み8,8の長さ(摘み部81の長さ)は、袋本体1の一端部16の端縁からヒートシール部7までの長さに凹没部71の深さを加えた範囲内の長さ10〜20mm程度に設定され、摘まむことを考慮すると、10〜15mmmが好ましい。また、一対の切込み8,8の間隔(離間距離)は、帯状フィルム5の幅と略同等か或いは帯状フィルム5の幅よりも僅かに大きく設定される。
一方、図2に示すように、ヒートシール部7は、平面視した場合に袋本体1の一端部16側が矩形状に凹没した形状を備えている。通常、ヒートシール部7の幅(袋本体1の長さ方向に沿った最大長さ)は10〜30mm程度とされ、ヒートシール部7の凹没部71の深さ(袋本体1の長さ方向に沿った凹没の後退代)は5〜15mm程度に設定される。また、ヒートシール部7の融着強度は、2N/15mm以上10N/15mm以下となるように調整されていることが好ましい。この範囲であれば、比較的容易に開封することが可能である。凹没部71の深さは、ヒートシール部7の当該凹没部に相当する部分の融着強度および袋本体1を引裂く際の剥れ強度を勘案して設定される。そして、ヒートシール部7は、凹没部71の底部の幅(袋本体1の幅方向に沿った凹没部分の長さ)が上記の一対の切込み8,8の間隔よりも大きく設定されている。
具体的には、凹没部71の底部の幅は、切込み8,8の間隔(又は帯状フィルム5の幅)よりも2〜8mm程度大きく設定される。これにより、摘み部81を引張って袋本体1を引裂く場合、ヒートシール部7の幅広の部分を回避して一対の切込み8,8を起点に凹没部71の底部に相当するヒートシール部7の幅狭部分を引き剥がすことができる。なお、ヒートシール部7、および、一対の切込み8,8の基本的な構造については、特開2012−246049号公報に開示されている。
本発明のガゼット袋は、従来のガゼット袋と同様に、フィルム原反から帯状にフィルムを繰り出しながら、フィルムの両縁を中央に突き合わせるように連続的に折り畳み且つ両側部をそれぞれ内側に折り込むことにより、ガゼット構造の筒状体(袋本体1の連続体)を製袋して製造される。その際、フィルムを折り畳む上記の工程の上流側に帯状フィルム5として使用される別のフィルム原反を配置してこれを送り出すことにより、袋本体1の連続体の内側に細幅の帯状フィルム5を配置すると共に、突き合わせたフィルムの両縁の部分(袋本体1の側縁21,22に相当する部分)と帯状フィルム5とをヒートシーラーで融着する。更に、把持プレートを使用して袋本体1の連続体を幾分上下に拡げ、上面側(帯状フィルム5と融着した面)に切込み8に相当する一対のノッチを一定ピッチで刻む。そして、上記の一定ピッチごとに袋本体1の幅方向にヒートシールしてヒートシール部7を形成し、同時に、ヒートシール部7の近傍を裁断することにより、個々の袋本体1を製袋することができる。
本発明のガゼット袋は、図4に示すように、被包装品Pを充填した後、袋本体1の他端部17をヒートシールして使用される。被包装品Pを取り出す際は、一端部16の摘み部81を引き上げるように引張ることにより、簡単に開封することができる。すなわち、本発明のガゼット袋においては、フィルム10の平行な側縁21,22同士を結合する結合部4が、袋本体1の内側に配置された帯状フィルム5に対し、先端縁を略付き合わせた状態で各側縁21,22の部分を融着して構成されており、袋本体1の一面側(図4における上面)において、帯状フィルム5に相当する幅で且つ袋本体1の長さに亘って剛性を高めることができるため、袋本体1の一端部16に形成された摘み部81を引張ることにより、一対の切込み8,8を起点にヒートシール部7の凹没部71の底辺部分に相当する融着部を剥がし、かつ、帯状フィルム5の両側に沿わせて確実に2筋の裂け目を形成することができる。特に、結合部4が袋本体1の長さ方向、すなわち、製造工程におけるフィルム原反の縦方向(MD)に沿って形成されているため、縦一軸延伸、または、縦方向を強く延伸したフィルムを用いることで一層容易にこれらの裂け目を形成することができる。従って、袋本体1の一面において帯状フィルム5に相当する部分を袋本体1の全長に亘って取り除いて確実に開封することができる。
また、本発明のガゼット袋は、結合部材として袋本体1の内側に配置された帯状フィルム5に対し、フィルム10の平行な側縁21,22を付き合わせた状態で融着した構造を備えており、ガゼット折込部(襠3の部分)における平面状態でのフィルムの厚み差を軽減できるため、シール抜けの不具合を防止することができる。更に、本発明のガゼット袋は、フィルム10として透明フィルムや種々の印刷を施したフィルムを自由に使用できるほか、フィルム10の平行な側縁21,22同士を結合する結合部4が上記のような特定の構造を備えており、換言すれば、従来のような背貼り部のない構造を備えており、袋本体1の表面への結合部4の露出や突出がなく、袋本体1の表面を略平滑に形成できるため、意匠性を一層高めることができる。
1 :袋本体
10:フィルム
21:フィルムの側縁
22:フィルムの側縁
3 :襠
4 :結合部
5 :帯状フィルム
16:袋本体の一端部
17:袋本体の他端部
7 :ヒートシール部
71:凹没部
8 :切込み
81:摘み部
9 :ヒートシール部
P :被包装品

Claims (4)

  1. 平面形状が方形で且つ少なくとも一面が融着可能なフィルムの平行な側縁を前記一面が内面となるように相互に突き合わせる状態に折畳んで結合され、かつ、内側に折り込まれた襠が両側部に設けられた形状の袋本体を備え、しかも、袋本体の一端部がヒートシールされた構造を備え、被包装品の充填後に袋本体の他端部をヒートシールして使用されるガゼット袋であって、フィルムの平行な側縁同士を結合する結合部は、袋本体の幅の略中央部で且つ袋本体の長さ方向に沿わせて当該袋本体の内側に配置された帯状フィルムに対し、先端縁を略付き合わせた状態で各側縁の部分を融着して構成されており、袋本体の帯状フィルムに融着された面の一端部には、帯状フィルムの両側にそれぞれ切込みが設けられ、これら一対の切込みの間が摘み部に形成されており、摘み部を引張ることにより、帯状フィルムの両側に沿わせて2筋の裂け目を形成して開封可能に構成されていることを特徴とするガゼット袋。
  2. 帯状フィルムの少なくとも一面がイージーピールフィルムである請求項1に記載のガゼット袋。
  3. 袋本体の一端部のヒートシール部が、袋本体の一端部の端縁から所定距離だけ離間した位置に配置されている請求項1又は2に記載のガゼット袋。
  4. ヒートシール部は、平面視した場合に袋本体の一端部側が矩形状に凹没した形状を備え且つ凹没部の底部の幅が一対の切込みの間隔よりも大きく設定されている請求項1〜3の何れかに記載のガゼット袋。
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