JPH1199572A - 食品包装体の製造装置 - Google Patents

食品包装体の製造装置

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Publication number
JPH1199572A
JPH1199572A JP9266873A JP26687397A JPH1199572A JP H1199572 A JPH1199572 A JP H1199572A JP 9266873 A JP9266873 A JP 9266873A JP 26687397 A JP26687397 A JP 26687397A JP H1199572 A JPH1199572 A JP H1199572A
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JP
Japan
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heat
seal
film
plate
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP9266873A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimiharu Abe
部 公 治 阿
Giichi Hasegawa
義 一 長谷川
Hiroyasu Watanabe
邊 宏 康 渡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DAITO CELLOPHANE KK
Tohcello Co Ltd
Original Assignee
DAITO CELLOPHANE KK
Tohcello Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DAITO CELLOPHANE KK, Tohcello Co Ltd filed Critical DAITO CELLOPHANE KK
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Publication of JPH1199572A publication Critical patent/JPH1199572A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 電子レンジを用いて食品を加熱した際に発生
する水蒸気によって容器のように包装体が膨張する食品
包装体を効率よく確実に製造するための製造装置の提
供。 【解決手段】 一方のエンドシール部、他方のエンドシ
ール部予定部および二条の背面ヒートシール部を有する
食品包装体を製造する装置であって、二条の平行な背面
ヒートシール予定部を形成する本体部成形部20と、背
面ヒートシール予定部整形調整部30と、背面形成用原
反フィルム供給部40と、背面ヒートシール形成部50
と、エンドシール形成部60と、形成された袋状物の連
続体を個々の袋体毎に切断する切断部70とを備える食
品包装体の製造装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品を電子レンジ
で加熱するための食品包装体を製造するための装置に関
する。より詳細には、本発明は、電子レンジで加熱して
包装体の内部圧が上昇することにより包装体が自立する
ように膨張して下部が船底型(容器状)を形成する食品
包装体を製造する装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】密封し
た包装体に食品をいれたまま電子レンジを用いて食品を
加熱すると、内容物が温まると共に水蒸気が発生し、食
品を密封した包装体が膨張し、ついには包装体が破裂し
て内容物が飛散することがある。
【0003】こうした水蒸気による包装体の破裂を防止
するために、種々の提案がなされている。例えば包装体
に小さな穴を開けて、保存する場合には、この穴をシー
ル部材で塞いでおいて、電子レンジで加熱する場合には
このシールを剥離して加熱により発生した水蒸気をこの
穴から放出させる方法、内部水蒸気圧による引っ張り応
力が所定の箇所に集中するように包装体の形状を特殊形
状にする方法などがある(例えば、特開昭8-1193
43号、特開平7-257662号、特開平2-8490
8号、特開昭63-131926号、特開昭63-218
079号および実開平3-60239号などの公報参
照)。
【0004】しかしながら、これらの方法には、本来密
封性を要求される包装体に穴を開ける必要があり、容器
の気密性が損なわれる虞があり、また、特殊な形状の包
装体を製造するための特殊な部分あるいは内部水蒸気圧
を所定の箇所に集中させるために特殊なヒートシール装
置が必要になるなどの問題があった。
【0005】また、特開平9-150864号公報に
は、「プラスチックフィルムにその同一面側を互いに当
接させて、所定巾のヒートシールにより合掌状に接合す
る第1接合部を設けて、その内部に熱処理用の内容物を
密封包装させる包装体であって、前記第1接合部は、包
装体の側部に片寄せさせて設けて、加熱による包装体の
内部圧力が上昇したとき、その逃圧を行う易開封シール
であることを特徴とする加熱処理用包装体。」の発明が
開示されている。
【0006】そして、この公報に記載されている包装体
は、一方の表面が加熱圧着可能なように処理された一枚
のプラスチックフィルムを、加熱圧着可能面が包装体の
内側になるようにし、背面でこのプラスチックフィルム
の背面で加熱圧着可能面が相互に接触するように合掌あ
わせにしてこの合掌あわせ部分を熱圧着することにより
製造されている。従って、この包装体において、形成さ
れる背面の接合部(ヒートシール部)は一条だけであ
り、さらにヒートシール部は一枚のプラスチックフィル
ムの合掌あわせ部分に形成されるので、この公報に開示
されている発明には背面に複数のヒートシール部を形成
するという技術的思想は存在しない。
【0007】本発明は、電子レンジを用いて食品を加熱
した際に発生する水蒸気によって容器のように包装体が
膨張する食品包装体を効率よく確実に製造するための製
造装置を提供することを目的としている。
【0008】また、本発明は、おでん、ふろふき大根、
生いか、生魚などのスープや煮汁などを多く含む味付け
調理食品についても、煮汁洩れせずに除圧することがで
き、電子レンジ加熱終了後の開封に際しても液汁洩れせ
ずに容易に開封でき、包装体の本体をトレーのように使
用することができる食品包装体を効率よく確実に製造す
るための製造装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述したよう
な従来技術における課題及び目的を達成するために発明
なされたものであって、本発明の食品包装体を製造する
装置は、一方のエンドシール部、他方のエンドシール部
予定部および二条の背面ヒートシール部を有する食品包
装体を製造する装置であって、原反繰り出し部から連続
的に繰り出され、一方の面がヒートシール性を有する長
尺状の本体部形成用原反フィルムを、その両側端部をヒ
ートシール面が内側になるように、原反フィルムの長さ
方向に平行に内側に折り曲げるとともに、該折り曲げら
れた両端部を、該折り曲げられたフィルムのヒートシー
ル面が上面に位置するように、原反フィルムの長さ方向
に平行に再度外側に反転折り曲げて、二条の平行な背面
ヒートシール予定部を形成する本体部成形部と、前記本
体部成形部で形成された原反フィルムの、前記二条の平
行な背面ヒートシール予定部の間の距離を所定距離に調
整しつつ、前記背面ヒートシール予定部の折り目付けを
する背面ヒートシール予定部整形調整部と、一方の面が
ヒートシール性を有する背面形成用原反フィルムを、前
記背面ヒートシール予定部整形調整部において折り目付
けされた背面ヒートシール予定部と、背面形成用原反フ
ィルムのヒートシール面とが対面するように本体部形成
用原反フィルム上に供給し重ね合わせる背面形成用原反
フィルム供給部と、前記本体部形成用原反フィルムの二
条の背面ヒートシール予定部と、背面形成用原反フィル
ムの側端部とをフィルムの流れ方向にヒートシールする
背面ヒートシール形成部と、前記ヒートシール部で一体
化された本体部形成用原反フィルムと背面形成用原反フ
ィルムとを、フィルム方向に一定間隔離間して、フィル
ムの流れ方向に対して直角方向にエンドシールするエン
ドシール形成部と、前記背面ヒートシール形成部にて二
条の背面ヒートシール部を熱圧着し、前記エンドシール
形成部にてエンドシール部を熱圧着することにより形成
された袋状物の連続体を個々の袋体毎に切断する切断部
と、を備えることを特徴とする。
【0010】このように構成することによって、本体部
成形部において、一方の面がヒートシール性を有する本
体部形成用原反フィルムの両側端部が、ヒートシール面
が内側になるように原反の長さ方向に平行に内側に折り
曲げられるとともに、この折り曲げられた両端部が、折
り曲げられたフィルムのヒートシール面が上面に位置す
るように、原反の長さ方向に平行に再度外側に反転折り
曲げられ、二条の平行な背面ヒートシール予定部が連続
的にしかも確実に形成される。
【0011】また、背面ヒートシール予定部整形調整部
において、二条の平行な背面ヒートシール予定部の間の
距離が所定距離に調整されるとともに、背面ヒートシー
ル予定部の折り目付けが連続的になされ、背面形成用原
反フィルム供給部おいて、折り目付けされた背面ヒート
シール予定部と、背面形成用原反フィルムのヒートシー
ル面とが対面するように本体部形成用原反フィルム上に
供給し重ね合わせられ、その下流側に配設された背面ヒ
ートシール形成部において、背面ヒートシール予定部
と、背面形成用原反フィルムの側端部とがヒートシール
される。従って、背面ヒートシール部分が、ずれること
なく正確な位置に形成できるので、意匠的にも商品価値
が低下することがなく、しかも、そのヒートシール部分
において、ヒートシールの不良部分の発生による食品の
品質の低下、およびスープや煮汁などの内容物の漏洩が
生じることがない。
【0012】さらに、エンドシール形成部において、フ
ィルムの流れ方向に対して直角方向にエンドシール切断
部と前記背面ヒートシール形成部にて二条の背面ヒート
シール部が熱圧着され、前記エンドシール形成部にてエ
ンドシール部を熱圧着することにより形成された袋状物
の連続体を個々の袋体毎に切断することによって、一方
のエンドシール部、他方のエンドシール部予定部および
二条の背面ヒートシール部を有する食品包装体を連続的
に効率よく確実に製造することが可能となる。
【0013】また、本発明の食品包装体の製造装置は、
前記本体部成形部が、前記本体部形成用原反フィルムに
上方よりテンションをかけるテンションローラと、前記
テンションローラの下流部に配設されたガイドプレート
板であって、その両側部に立設された折り返し案内部を
備え、前記折り返し案内部を前記原反フィルムの側端部
が通過する際に、前記原反フィルムの側端部を折り返し
案内部側に付勢することによって、前記背面ヒートシー
ル予定部を形成するガイドプレート板と、を備えること
を特徴とする。
【0014】このように構成することによって、テンシ
ョンローラによってテンションがかけられた本体部形成
用原反フィルムの側部が、ガイドプレート板の両側部に
立設された折り返し案内部を通過する際に、折り返し案
内部側に付勢されて、原反フィルムの両側端部が、ヒー
トシール面が内側になるように原反の長さ方向に平行に
内側に折り曲げられるとともに、この折り曲げられた両
端部が、折り曲げられたフィルムのヒートシール面が上
面に位置するように、原反の長さ方向に平行に再度外側
に反転折り曲げられ、二条の平行な背面ヒートシール予
定部が連続的にしかも皺などが生じることなく確実に形
成される。
【0015】さらに、本発明の食品包装体の製造装置
は、前記本体部成形部が、前記ガイドプレート板の折り
返し案内部に、前記本体部形成用原反フィルムの側端部
に原反フィルムの外側から当接して、原反フィルムの長
さ方向に平行に内側に折り曲げる第1案内ローラと、前
記第1案内ローラで内側に折り曲げられた原反フィルム
の両端部を、上方よりガイドプレート板上に当接させて
くせ付けする第1当接部材と、前記第1案内ローラおよ
び第1当接部材によって内側に折り曲げられくせ付けさ
れた原反フィルムの両端部を、原反フィルムの長さ方向
に平行に再度外側に反転折り曲げ、上方よりガイドプレ
ート板上に当接させてくせ付けする第2当接部材とを備
えることを特徴とする。
【0016】このように構成することによって、第1案
内ローラが、ガイドプレート板の折り返し案内部に、本
体部形成用原反フィルムの側部に原反フィルムの外側か
ら当接することによって、原反フィルムの長さ方向に平
行に内側に折り曲げされ、第1当接部材によって、この
折り曲げられた原反フィルムの両端部を、上方よりガイ
ドプレート板上に当接させてくせ付けされる。そして、
第2当接部材によって、この内側に折り曲げられくせ付
けされた原反フィルムの両端部が、原反フィルムの長さ
方向に平行に再度外側に反転折り曲げられ、上方よりガ
イドプレート板上に当接させてくせ付けされる。従っ
て、二条の平行な背面ヒートシール予定部を連続的にし
かも皺などが生じることなく確実に形成することが可能
となる。
【0017】また、本発明の食品包装体の製造装置は、
前記本体部成形部が、前記第1当接部材と第2当接部材
との間に、前記第1案内ローラおよび第1当接部材によ
って内側に折り曲げられた原反フィルムの両端部を、原
反フィルムの長さ方向に平行に再度外側に反転折り曲げ
るように案内する第2案内ローラをさらに備えることを
特徴とする。
【0018】このように構成することによって、第2案
内ローラによって、この内側に折り曲げられくせ付けさ
れた原反フィルムの両端部が、原反フィルムの長さ方向
に平行に再度外側に反転折り曲げられ、第2当接部材に
よって、外側に折り曲げられた原反フィルムの両端部
が、上方よりガイドプレート板上に当接させてくせ付け
される。従って、二条の平行な背面ヒートシール予定
部、を連続的にしかも皺などが生じることなくさらに確
実に形成することが可能となる。
【0019】さらに、本発明の食品包装体の製造装置で
は、前記背面ヒートシール予定部整形調整部が、前記二
条の平行な背面ヒートシール予定部の内端側に当接し
て、該背面ヒートシール予定部の内端側を上側外方向へ
案内して、両背面ヒートシール予定部の間の距離を所定
距離に調整するように、平行に配置された二条のセンタ
ープレートガイド部材と、前記センタープレートガイド
部材を通過して、所定距離に調整された両背面ヒートシ
ール予定部に上方より当接して、前記背面ヒートシール
予定部の折り目付けをする第3案内ローラとを備えるこ
とを特徴とする。
【0020】このように構成することによって、二条の
センタープレートガイド部材が、二条の平行な背面ヒー
トシール予定部の内端側に当接して、該背面ヒートシー
ル予定部の内端側を上側外方向へ案内して、両背面ヒー
トシール予定部の間の距離が所定距離に調整され、第3
案内ローラが、所定距離に調整された両背面ヒートシー
ル予定部に上方より当接して、前記背面ヒートシール予
定部の折り目付けがなされる。従って、背面ヒートシー
ル部分が、ずれることなく正確な位置に形成できるの
で、意匠的にも商品価値が低下することがなく、しか
も、そのヒートシール部分において、ヒートシールの不
良部分の発生による食品の品質の低下、およびスープや
煮汁などの内容物の漏洩が生じることがない。
【0021】また、本発明の食品包装体の製造装置で
は、前記背面ヒートシール形成部が、前記本体部形成用
原反フィルムの二条の背面ヒートシール予定部と、背面
形成用原反フィルムの側端部とをフィルムの流れ方向に
ヒートシールするセンターシールヒータと、前記センタ
シールヒータにてヒートシールされたヒートシール部を
冷却するセンターシール冷却器とを備えることを特徴と
する。
【0022】これによって、センターシールヒータによ
って、ヒートシールされた背面ヒートシール部が、セン
ターシール冷却器によって冷却されるので、ヒートシー
ル部を確実に形成することが可能となる。
【0023】さらに、本発明の食品包装体の製造装置で
は、前記エンドシール形成部が、前記ヒートシール部で
一体化された本体部形成用原反フィルムと背面形成用原
反フィルムとを、フィルム方向に一定間隔離間して、フ
ィルムの流れ方向に対して直角方向にエンドシールする
底シールヒータと、前記底シールヒータにてヒートシー
ルされたヒートシール部を冷却する底シール冷却器とを
備えることを特徴とする。
【0024】これによって、底シールヒータによって、
ヒートシールされた底エンドヒートシール部が、底シー
ル冷却器によって冷却されるので、ヒートシール部を確
実に形成することが可能となる。
【0025】また、本発明の食品包装体の製造装置で
は、前記背面ヒートシール形成部のセンターシールヒー
タのヒータ板に、非シール部形成用凹部を形成して、前
記背面ヒートシール部の外縁から内部方向に向かって非
シール部を形成するように構成したことを特徴とする。
【0026】このように構成することによって、背面ヒ
ートシール部の外縁から内部方向に向かって非シール部
を確実に形成することができるので、電子レンジで加熱
した際に、包装体内の圧力が一定以上になったときに、
この非シール部が開口して内部圧力を減ずることがで
き、例えば、おでん、ふろふき大根、生いか、生魚など
のスープや煮汁などを多く含む味付け調理食品について
も、煮汁洩れせずに除圧することができ、電子レンジ加
熱終了後の開封に際しても液汁洩れせずに容易に開封で
き、包装体の本体をトレーのように使用することができ
る食品包装体を効率よく確実に製造することが可能とな
る。
【0027】さらに、本発明の食品包装体の製造装置で
は、前記本体部成形部が、原反繰り出し部に設けられ、
前記本体部形成用原反フィルムに上方よりテンションを
かけ、本体部形成用原反フィルムの搬送方向を反転させ
るテンションローラと、前記テンションローラの下流側
に配設されたガイドプレート板とを備え、前記ガイドプ
レート板が、第1のプレート板と、第1のプレート板と
垂直方向に一定間隔離間するとともに、第1のプレート
板の両側部外端よりも内側にその内側端が位置する二枚
の平行な第2のプレート板から構成されており、前記本
体部形成用原反フィルムの底部予定部が、第1のプレー
ト板に案内されるとともに、前記底部予定部の外側に位
置する本体部形成用原反フィルムが、第1のプレート板
の両外側端で折り返されるとともに、該折り返された本
体部形成用原反フィルムが、第2のプレート板の両内側
端で再度外側に反転折り曲げて、二条の平行な背面ヒー
トシール予定部を形成するように、第1のプレートと第
2のプレートの間に案内されるように構成されているこ
とを特徴とする。
【0028】このように構成することによって、原反繰
り出し部において、第1のプレートと第2のプレートの
間を通過する際に既に成形されているので、案内ローラ
や当接部材を必要とせず、簡単容易に成形でき、しか
も、別途本体部成形部を設置する必要がなくなるので、
装置の省スペース化が図れる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態(実施例)について説明する。図1は、本
発明の食品包装体の製造装置全体の上面図、図2は、そ
の側面図、図3は、本発明の食品包装体の製造装置全体
の概略図である。
【0030】図1及び図2において、1は、全体で本発
明の食品包装体の製造装置を示しており、製造装置1
は、原反繰り出し部10と、原反繰り出し部10の下流
側に順に配設された、本体部成形部20、背面ヒートシ
ール予定部整形調整部30、背面形成用原反フィルム供
給部40、背面ヒートシール形成部50、エンドシール
形成部60、および切断部70を備えている。
【0031】原反繰り出し部10は、図3及び図4に示
したように、ロール状に巻かれ、一方の面がヒートシー
ル性を有する長尺状の本体形成用原反フィルム80を巻
装した原反ローラ11を備えており、この原反ローラ1
1から繰り出された原反フィルム80は、案内ローラ1
2a、12bで案内されて、原反繰り出しローラ13、
13の間に供給されるようになっている。なお、図中、
15は、原反ローラ11に巻装着された原反フィルム8
0の残量を検知して、残り少なくなった場合に、ブザー
などの警告を発するための検知ローラである。
【0032】この原反繰り出しローラ13、13を介し
て送り出された原反フィルム80は、原反ダンサーロー
ル14aおよび、これに続く複数のローラ14b〜14e
で張力などが調整された後、ガゼットくせ付きローラ1
6に送られるようになっている。なお、この段階では、
本体形成用原反フィルム80は、図12に示すような長
尺状のフィルムの状態である。次いで、このガゼットく
せ付きローラ16を通過した本体形成用原反フィルム8
0は、案内ローラ17、18で案内されて、本体成形部
20に送られるようになっている。
【0033】この本体成形部20では、図4及び図5に
示したように、本体成形部20に送られた本体形成用原
反フィルム80が、テンションローラ21、21を通過
することによって、本体形成用原反フィルム2に、上方
よりテンションがかけられるようになっている。そし
て、テンションローラ21、21によって、テンション
がかけられ本体形成用原反フィルム80は、テンション
ローラ21の下流側に配設されたガイドプレート板22
の下方を通過するようになっている。
【0034】このガイドプレート板22は、ガイドプレ
ート板基板22aと、ガイドプレート板基板22aの両
側部に略垂直に立設された折り返し案内板22b、22
bと折り返し案内板22b、22bの外側に延設された
案内基板22cとからなる折り返し案内部22dを備え
ている。
【0035】このガイドプレート板22は、原反フィル
ムの80の側端部が通過する際に、原反フィルム80の
側端部80a、80bを折り返し案内部22d側に付勢
することによって、図14に示したような背面ヒートシ
ール予定部81a、81bを形成するためのものであ
る。
【0036】具体的には、ガイドプレート板22の折り
返し案内部22dと本体部形成用原反フィルム80の側
端部80a、80bに、第1案内ローラ23、23が、
原反フィルム80の外側から当接して、原反フィルム8
0の側端部80a、80bが原反フィルム80の長さ方
向に平行に内側に折り曲げられる(図13参照)。
【0037】そして、第1案内ローラ23、23で内側
に折り曲げられた原反フィルム80の両端部80a、8
0bが、へら形状の第1当接部材24、24によって、
上方よりガイドプレート板22の案内基板22c上に当
接されてくせ付けされる。
【0038】さらに、第1案内ローラ23および第1当
接部材24によって内側に折り曲げられくせ付けされた
原反フィルム80の両端部80a、80bが、第2当接
部材25によって、原反フィルム80の長さ方向に平行
に再度外側に反転折り曲げられ、第2当接部材25によ
って、上方よりガイドプレート板22の案内基板22c
上に当接させてくせ付けされ、図14に示したような二
条の平行な背面ヒートシール予定部81a、81bが、
連続的にしかも皺などが生じることなく確実に形成され
る。
【0039】なお、ガイドプレート板22の形状は、様
々変更可能であって、例えば、図14に示したような原
反フィルム80の形状に対応した形状とすることによっ
て、より円滑に背面ヒートシール予定部を形成すること
が可能である。
【0040】また、この場合、ガイドプレート板22に
当接する案内ローラ、当接部材などの配置、数なども適
宜変更可能である。例えば、図8に示したように、第1
当接部材24と第2当接部材25との間に、第1案内ロ
ーラ23および第1当接部材24によって内側に折り曲
げられた原反フィルム80の両端部80a、80bを、
原反フィルム80の長さ方向に平行に再度外側に反転折
り曲げるように案内する第2案内ローラ26をさらに備
えるようにしても良い。
【0041】このように構成することによって、第2案
内ローラ26によって、この内側に折り曲げられくせ付
けされた原反フィルムの両端部が、原反フィルムの長さ
方向に平行に再度外側に反転折り曲げられ、第2当接部
材によって、外側に折り曲げられた原反フィルムの両端
部が、上方よりガイドプレート板上に当接させてくせ付
けされる。従って、二条の平行な背面ヒートシール予定
部を連続的にしかも皺などが生じることなくさらに確実
に形成することが可能となる。
【0042】なお、本体形成用原反フィルム80は、図
12〜図14では、その上面がヒートシール性を有して
おり、この本体形成用原反フィルム80の側端部80
a、80bを、上記のようにして二度折り返すことによ
り、二度折り返された折り返し部の上面がヒートシール
性を有しており、この部分が、ヒートシール予定部81
a、81bとなる。
【0043】上記のようにして、本体部成形部20にお
いて、二度折り返された本体形成用原反フィルム80
は、図3および図6に示したように、アイロン装置27
で軽く折り目付けされた後、中間繰り出しローラ28の
間を通ることにより確実に賦形されるとともに、下流側
に送られる。なお、29は中間ダンサーロールであり、
賦形された本体形成用原反フィルム80に必要なテンシ
ョンを与えるものである。
【0044】このように、図14に示されるように、体
形成用原反フィルム80は、二度折り返された後、図6
に示したように、案内ローラ31を介して背面ヒートシ
ール予定部整形調整部30に供給される。
【0045】この背面ヒートシール予定部整形調整部3
0は、図7に示したように、平行な二条の第1センター
プレートガイド部材32、32を備えており、これがそ
れぞれ二条の平行な背面ヒートシール予定部81a、8
1bの内端側82a、82bに当接して、背面ヒートシ
ール予定部81a、81bの内端側を、上側外方向へ案
内するようになっている。
【0046】そして、この第1センタープレートガイド
部材32、32よりも外側に配置された第2センタープ
レートガイド部材33、33にて、両背面ヒートシール
予定部81a、81bの間の距離が所定距離に調整され
るようになっている。また、本体形成用原反フィルム8
0が、この第2センタープレートガイド部材33、33
を通過する際に、所定距離に調整された両背面ヒートシ
ール予定部81a、81bに第3案内ローラ34、34
が、上方より当接して、背面ヒートシール予定部の折り
目付けをするようになっている。なお、図7では、説明
の便宜上、片方の背面ヒートシール予定部整形調整部3
0のみ図示している。また、図中、35は、背面ヒート
シール予定部整形調整部30のフィルムの幅方向に対す
る位置を調整するためのノブ、36は、第1センタープ
レートガイド部材32の位置を微調整するためのネジ、
37は、第2センタープレートガイド部材33の位置を
微調整するためのネジである。
【0047】このように、背面ヒートシール予定部整形
調整部30にて、両背面ヒートシール予定部81a、8
1bの間の距離が所定距離に調整され、折り目付けされ
た本体形成用原反フィルム80には、つづいて背面形成
用原反フィルム供給部40から、一方の面がヒートシー
ル性を有する背面形成用原反フィルム90が、背面ヒー
トシール予定部81a、81bと背面形成用原反フィル
ム90のヒートシール面92とが対面するように本体部
形成用原反フィルム上に供給し重ね合わせられる。
【0048】すなわち、図6に示したように、背面ヒー
トシール予定部整形調整部30の側方には、背面形成用
原反フィルム支持フレーム41が立設されており、この
支持フレーム41には、長尺状の背面形成用原反フィル
ム90が巻装された原反ローラ42と、この原反ローラ
42に付設された、原反フィルム90の巻きずれを防止
する巻きずれ防止プレート43とを備えている。そし
て、この原反ローラ43から繰り出された背面形成用原
反フィルム90は、案内ローラ44a〜44cおよびテ
ンションローラ45a、45bを通過した後、上方から
フィルム押さえローラ46を介して、図15に示したよ
うに、背面ヒートシール予定部81a、81bと背面形
成用原反フィルム90のヒートシール面92とが対面す
るように本体部形成用原反フィルム上に正確に位置あわ
せされて、供給し重ね合わせられるようになっている。
【0049】なお、この背面形成用原反フィルム90
は、本体形成用原反フィルム80と同一の素材から形成
されていてもよいし、また、異なる素材で形成されてい
てもよい。そして、少なくとも、この背面形成用原反フ
ィルム80のヒートシール予定部81a、81bと接触
する部分は、ヒートシール性を有しており、通常は、背
面形成用原反フィルム90の下面全体がヒートシール性
を有している。
【0050】上記のような背面形成用原反フィルム90
を、二度折り返された本体形成用原反フィルム80上に
正確に供給して重ね合わせた後、これらのフィルム8
0、90は、背面ヒートシール形成部50に送られるよ
うになっている。この背面ヒートシール形成部50で
は、二本の平行に配置されたヒートシールバー51、5
1を間欠的にフィルムの送り速度と同期させて上下動す
ることによって、本体形成用原反フィルム80に形成さ
れたヒートシール予定部81a、81bに背面形成用原
反フィルム90の側端部91a、91bをヒートシール
する。この際のヒートシール条件は適宜設定することが
できるが、通常は、温度120〜180℃、圧力0.5
〜5Kg/cm2、時間0.1〜10秒、回数1〜5回の範囲
内に設定される。また、後述するエンドシール部のヒー
トシール条件よりも穏和な条件でヒートシールすること
が好ましい。
【0051】このように二条の背面ヒートシール部10
0a、100bを形成した後、このヒートシール部を冷
却するために背面シール冷却板52,52を背面ヒート
シール部に押当して背面ヒートシール部を冷却し、背面
ヒートシール部100a、100bの接着を確実にす
る。このように背面ヒートシール部100a、100b
を形成した後、フィルムを中央ゴムローラ53、定テン
ションロール54間を通してフィルムに係る張力を一定
範囲内に制御する。
【0052】この定テンションロール54の下流側に
は、エンドシール形成部60が設けられており、このエ
ンドシール形成部60には、フィルムの流れ方向とは直
角にエンドシールバー61、61が配置されており、こ
のエンドシールバー61を間欠的にフィルムの送り速度
と同期させて上下動することによって、このエンドシー
ルバー61で包装体の底部に相当する部分(図16にお
いて、このエンドシール部は110で示されている)を
ヒートシールするようになっている。このように、ヒー
トシールすることにより、エンドシール部110を形成
した後、エンドシールバー61の下流に配置された底シ
ール冷却板62を押し当ててヒートシールされたエンド
シール部110を冷却し、エンドシール部110のヒー
トシールをより強固なものとするようになっている。
【0053】なお、図中、エンドシールバー61と底シ
ール冷却板62との対が、二組あるのは、フィルム厚が
厚い場合に、エンドシール部110を二度ヒートシール
してそのシートヒールを強固なものにするためであり、
適宜組み合わせて使用することができるようになってい
る。
【0054】また、底シール冷却板32の下流側には、
駆動ゴムローラ64が備えられており、ヒートシールさ
れ、連続した包装体を下流側に設けられたカッター70
側に送り出すようになっている。このカッター70で
は、上記のようにして二条の背面ヒートシール部100
a、100bを熱圧着し、さらにエンドシール部110
を熱圧着することにより形成された袋状物の連続体が個
々の袋体毎に切断されて、食品包装体120が製造さ
れ、荷受け台72上に載置された収容箱などに落下する
ようになっている。
【0055】図9は、本発明の食品包装体の製造装置の
別の実施例の本体部成形部の別の実施例を示す拡大斜視
図、図10は、図9のA−A線についての断面図、図1
1は、図9の本体成形部の配置を示す概略図である。
【0056】この実施例の食品包装体の製造装置では、
図11に示したように、本体部成形部30が、原反繰り
出し部10のローラ14cの下流側にに設けられてい
る。そして、この本体部成形部30は、ローラ14cを
案内されてきた本体形成用原反フィルム80に上方より
テンションをかけ、本体形成用原反フィルムの搬送方向
を反転させるテンションローラ160、160と、テン
ションローラ160の下流側にその上方に配設されたガ
イドプレート板170とを備えている。
【0057】ガイドプレート板170は、図9および図
10に示したように、装置本体に固定フレーム162に
固定部材164で固定された一対の平行な第1のプレー
ト板171と、第1のプレート板171と垂直方向に一
定間隔離間するとともに、第1のプレート板171の両
側部外端171aよりも内側にその内側端172aが位
置する、装置本体に固定フレーム162に固定部材16
5で固定された二枚の平行な第2のプレート板172か
ら構成されている。
【0058】そして、本体部形成用原反フィルムの底部
予定部80cが、第1のプレート板171に案内される
とともに、底部予定部80cの外側に位置する本体部形
成用原反フィルム80が、第1のプレート板171の両
側部外端171aで折り返されるとともに、該折り返さ
れた本体部形成用原反フィルム80が、第2のプレート
板172の両内側端172aで再度外側に反転折り曲げ
て、二条の平行な背面ヒートシール予定部81a、81
bを形成するように、第1のプレートと第2のプレート
の間に案内される。
【0059】このように構成することによって、原反繰
り出し部10において、第1のプレート171と第2の
プレート172の間を通過する際に既に成形されている
ので、案内ローラや当接部材を必要とせず、簡単容易に
成形でき、しかも、別途本体部成形部を設置する必要が
なくなるので、装置の省スペース化が図れる。
【0060】なお、この場合、第1のプレート171は
一枚のプレートであってもよい。上記のように本発明の
製造装置によれば、二枚のフィルムを用いて背面に二条
のヒートシール部を有する食品包装用の袋体を製造する
ことができる。
【0061】なお、本発明の装置で用いる本体形成用原
反フィルムおよび背面形成用原反フィルムとしては、ポ
リエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンからな
る単層フィルム、あるいは、ガスバリア性のよいエチレ
ン-酢酸ビニル共重合体鹸化物(EVOH)等を用いた多層フ
ィルムが好適である。このような多層フィルムの例とし
てはPP/EVOH/PP、PP/KNy/EVA、P
P/EVOH/Ny/PE、PP/Ny/EVOH/N
y/EVOH/ION、Ny/EVOH/LLDPE、
Ny/EVOH/EVA、EVOH/Ny/PE等を挙
げることができる。ここで「PE」はポリエチレン、
「PP」はポリプロピレン、「Ny」はナイロン、「K
Ny」は塩化ビニリデンコートナイロン、「ION」は
アイオノマーである。上記例示した多層フィルムの構成
で右側に記載された層がシーラント層である。特に本発
明では耐熱性およびバリアー性を有する表基剤層と耐熱
性および剥離性を有するポリオレフィン系のシーラント
フィルムをポリイソシアネート系化合物からなる接着剤
を使用して複合した積層フィルムが好ましい。このよう
な積層フィルムはポリオレフィン系のシーラントフィル
ムがイージーピール性を有しているのでヒートシール面
にイージーピール性を持たせることができる。
【0062】上記本体形成用原反フィルムおよび背面形
成用原反フィルムは同一であっても異なっていてもよ
い。また、本発明の製造装置によって製造された食品包
装用の袋体(食品包装体)120は、下記のように使用
する。すなわち、食品包装体120に、図17に示すよ
うに、食品122を入れた後、この食品導入口である他
方のエンドシール部予定部を熱圧着することにより食品
包装体120を密封する。このように食品が密封された
食品包装体120を電子レンジに入れて加熱すると、図
17に示すように、食品包装体120内の水分が蒸発し
て包装体120が膨張する。
【0063】そして、背面ヒートシール部100a、1
00bが起立する。このように起立した背面ヒートシー
ル部100a、100bは、この包装体において、竜骨
(キール)のように作用して、この食品包装体120は
成形容器の如くに自立して食品包装体内部の圧力が低下
した場合においても膨れた包装体が潰れることがない。
【0064】本発明の製造装置は、さらに以下のよう
に、種々改変することができる。例えば、図19に示す
ように、本発明の製造方法により形成される二条の背面
ヒートシール部100a、100bの位置は、包装体8
0の長手方向の中心部に仮想される仮想中心線155の
上ではない部分の任意の位置に設けることができ、通常
は、この仮想中心線155よりも縁154a、154b
側に偏って設けられていることが好ましい。この仮想中
心線155から縁154a、154bまでの長さをnと
し、仮想中心線55から背面ヒートシール部100a、
100bまでの長さをそれぞれmとすると、通常はm/
nの値が1/20〜19/20の範囲内になるように背
面ヒートシール部100a、100bを設け、好ましく
は5/20〜17/20の範囲内になるように設け、さ
らに8/20〜14/20になるように背面ヒートシー
ル部100a、100bを設けることが特に好ましい。
このような位置に背面ヒートシール部100a、100
bを設けることにより、本発明の食品包装体は、膨張し
た形態を維持しやすくなる。なお、背面ヒートシール部
100aおよび背面ヒートシール部100bの付設位置
を規定するm/nの値は同一であっても異なっていても
よい。
【0065】このように、二条の背面ヒートシール部1
00a、100bの位置を変更するには、ガイドプレー
ト板22の折り返し案内部22dの位置を変更するとと
もに、背面ヒートシール予定部整形調整部30の位置を
ノブ35で調整すればよい。
【0066】また、本発明の食品包装体120に形成さ
れる背面ヒートシール部100a、100bは、加熱に
よって内部圧力が高くなったときに、この内部圧力によ
って開口して包装体内の圧力を減ずることができるよう
に形成されていることが好ましい。具体的には、この背
面ヒートシール部100a、100bには、それぞれの
ヒートシール部の長さ方向の中心部近傍に、非シール部
145a、145bが形成されており、包装体内の圧力
が一定以上になったときに、この非シール部145a、
145bが開口して内部圧力を減ずることができるよう
にされていることが好ましい。
【0067】この非シール部145a、145bは、種
々の形状にすることができる。例えば図18および図1
9には、山型の非シール部145a、145bが形成さ
れた包装体の背面ヒートシール部が示されている。
【0068】そして、この背面ヒートシール部145
a、145bの幅D1は、通常は0.5〜2.0cm、好ま
しくは0.8〜1.0cmであり、本発明における非シール
部145a、145bの幅D2またはD3は、この背面ヒ
ートシール部の外縁から内部方向に向かってこのヒート
シール幅D1の1/4〜3/4の幅、好ましくは1/3
〜2/3の幅になるように形成されている。図19にお
いて、非シール部145の幅D2は、背面ヒートシール
部100a、100bの幅D1の3/4である態様が示
されており。さらにD3は、D2よりも浅く形成されてい
る。このように背面ヒートシール部100a、100b
の幅に対する非シール部145a、145bの幅を上記
の範囲内にすることにより、保存中における内容物であ
る食品が漏出することがなく、かつ電子レンジによる加
熱によって背面ヒートシール部100a、100bが容
器内に発生する水蒸気による内圧によって剥離して非シ
ール部145a、145bとの間に除圧口を確実に形成
することができる。
【0069】また、この非シール部145a、145b
は、背面ヒートシール部100a、100bの外縁部分
の非シール長さL1が食品包装体120の内部の非シー
ル部の長さよりも長く(広く)、かつ非シール部145
a、145bの容器内方向の先端が所定の角度をもって
V字型あるいは楔型に形成されていることが好ましい。
【0070】即ち、例えば先端の角度がθ1である非シ
ール部145a-1についてみると、この楔型の非シール
部145a-1は、外縁部の長さがL2であり、このL2
底辺とし、頂点の角度がθ1である二等辺三角形の形状
を有している。また、例えば先端の角度がθ2およびθ3
である非シール部145b-1および145c-1についてみ
ると、それぞれ楔型をして全体で山型の非シール部14
5b-1および145c-1は、外縁部の長さがそれぞれL3
およびL4であり、これらL3およびL4を底辺とし、頂
点の角度がθ2でθ3である三角形の形状を有している。
そして、この付番145a-1、145b-1および145c-
1が複合した非シール部45a,45bは、外縁部の長さが
1であり、この非シール部145a,145bの長さL1
は、ヒートシール部100の食品包装体の内部の方向に
向かうに従ってその長さが短くなっている。さらに、こ
の非シール部145a,145bの先端部分145a-1、1
45b-1、145c-1は、それぞれθ1、θ2、θ3の角度
で形成されている。ここでθ1、θ2、θ3で表される非
シール部の先端の角度は、通常は10度〜160度、好
ましくは45度〜140度、特に好ましくは60度〜1
20度である。このように非シール部45a,45bの先
端を上記のような角度で形成することにより、容器内の
水蒸気圧によって背面ヒートシール部100a、100
bが食品包装体の内部から剥離した際にこの非シール部
45a,45bとの間に形成される除圧口の大きさが必要
最低限度の大きさになり、内容物が漏出せず、かつ食品
包装体120の内部121で発生した水蒸気を効率よく
放出させることができる。
【0071】この非シール部145a、145bは、図
19に示すように、背面ヒートシール部100a、10
0bの長さ方向の中央部近傍に設けることが好ましい。
食品包装体の内部で発生した水蒸気による圧力は、この
部分に集中しやすいからである。
【0072】また、この非シール部145a、145b
の長さと背面ヒートシール部100a、100bの長さ
との割合は任意に設定することができるが、背面ヒート
シール部100a、100bの長さに対して非シール部
145a、145bの長さL 1が5%以上であることが
好ましい。非シール部をリリース部として包装体を開封
する場合は、指先で剥離できる長さが好ましく、具体的
には0.5cm以上、より好ましくは1cm以上である。ま
た、非シール部145a、145bを背面ヒートシール
部100a、100bの両者に形成することもできる
し、背面ヒートシール部100aあるいは背面ヒートシ
ール部100bのいずれか一方に形成することもでき
る。
【0073】このような非シール部145a、145b
を背面ヒートシール部100a、100bに設けるに
は、図示しないが、ヒートシールバー61に非シール部
145a、145bの形態に対応した凹部を形成し、こ
のように凹部が形成されたヒートシールバー51を用い
て背面ヒートシール部145a、145bを熱圧着する
ことにより形成することができる。
【0074】このような食品包装体は、その背面を上に
して電子レンジで加熱することにより、背面ヒートシー
ル部100a、100bが起立し、次いでこの背面ヒー
トシール部100a、100bに設けられた非シール部
145a、145bに除圧口が形成され内部に発生した
水蒸気が放出される。このように除圧口から水蒸気が放
出されることによって内部圧力は低下するけれども、一
旦起立した背面ヒートシール部100a、100bは、
そのまま起立し続ける。そして、除圧口は、背面ヒート
シール部100a、100bに形成されるために、この
除圧口から汁洩れが生ずることはない。また、背面部分
のフィルムを撤去しても、本発明の食品包装体は、加熱
後も膨張した形態、即ち舟形を形成し続けるので、この
背面部分が撤去された食品包装体があたかもトレー(成
形容器)のように機能する。従って、液体の多い食品で
あっても汁洩れがなく、直接電子レンジで加熱すること
ができると共に、加熱後、背面部分のフィルムを撤去し
て、この包装体をそのままトレー(容器)として使用す
ることも可能である。
【0075】本発明の製造装置により製造された食品包
装体は、ピラフ、白飯、ハンバーグ、弁当、さつま芋お
よびじゃが芋などの根菜類、笹かまおよび揚げかま等の
水産物および練り食品、卵およびソーセージ等の畜肉加
工品、その他調理済み食品全般等、電子レンジで加熱す
る食品の包装に用いられる他、従来は電子レンジによる
直接加熱が難しかったおでん、ふろふき大根、生いか・
生魚などのスープや煮汁などを多く含む味付け調理食品
についても、煮汁洩れせずに電子レンジを用いて直接加
熱することができる。また、本発明の包装体は、食品以
外であっても、電子レンジを用いて加熱するおしぼり、
医薬用温湿布等の包装体としても利用することができ
る。さらに、本発明の製造装置により製造された食品包
装体は、電子レンジで加熱する場合に限らず、それ以外
でも、加熱すれば、舟形となり自立性を有するので、レ
トルト包装としてあらゆる被包装体に適用可能である。
【0076】
【発明の効果】本発明の食品包装体の製造装置によれ
ば、煮汁等の液体成分を多量に含む食品を直接電子レン
ジで加熱しても液体成分が漏出することがなく、また、
食品等を充填密封して包装体ごと電子レンジで加熱する
ことにより発生する水蒸気によって包装体の背面に設け
られた背面ヒートシール部が起立して包装体が舟形にな
り背面形成用フィルムを撤去してもそのまま容器として
使用することができる食品包装体を効率よく連続的に製
造することができる。
【0077】すなわち、本発明の製造装置によれば、本
体部成形部において、一方の面がヒートシール性を有す
る本体部形成用原反フィルムの両側端部が、ヒートシー
ル面が内側になるように原反の長さ方向に平行に内側に
折り曲げられるとともに、この折り曲げられた両端部
が、折り曲げられたフィルムのヒートシール面が上面に
位置するように、原反の長さ方向に平行に再度外側に反
転折り曲げられ、二条の平行な背面ヒートシール予定部
が連続的にしかも皺などが生じずに確実に形成される。
【0078】また、背面ヒートシール予定部整形調整部
において、二条の平行な背面ヒートシール予定部の間の
距離が所定距離に調整されるとともに、背面ヒートシー
ル予定部の折り目付けが連続的になされ、背面形成用原
反フィルム供給部おいて、折り目付けされた背面ヒート
シール予定部と、背面形成用原反フィルムのヒートシー
ル面とが対面するように本体部形成用原反フィルム上に
供給し重ね合わせられ、その下流側に配設された背面ヒ
ートシール形成部において、背面ヒートシール予定部
と、背面形成用原反フィルムの側端部とがヒートシール
される。
【0079】従って、背面ヒートシール部分が、ずれる
ことなく正確な位置に形成できるので、意匠的にも商品
価値が低下することがなく、しかも、そのヒートシール
部分において、ヒートシールの不良部分の発生による食
品の品質の低下、およびスープや煮汁などの内容物の漏
洩が生じることがない。
【0080】また、本発明の製造装置によれば、背面ヒ
ートシール形成部のセンターシールヒータのヒータ板
に、非シール部形成用凹部を形成して、前記背面ヒート
シール部の外縁から内部方向に向かって非シール部を形
成することができる。
【0081】従って、背面ヒートシール部に非シール部
を形成することにより、電子レンジでの加熱により発生
した水蒸気がこの容器を膨張させると共に、背面ヒート
シール部が起立してこの容器が舟形になるが、発生した
水蒸気が、一定圧力以上になると背面ヒートシール部に
設けられた非シール部から選択的に排出されるので、膨
張して舟形になった容器の形状は、そのまま保持され、
煮汁などの液体成分が漏出することがなく、液体成分の
多い食品であっても電子レンジを用いて直接加熱するこ
とができる食品包装体を連続的に効率よく製造すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の食品包装体の製造装置全体の
上面図である。
【図2】図2は、食品包装体の製造装置全体の側面図で
ある。
【図3】図3は、本発明の食品包装体の造装置全体を模
式的に示す図である。
【図4】図4は、本発明の食品包装体の原反繰り出し部
10を示す部分拡大側面図である。
【図5】図5は、本発明の食品包装体の本体部成形部2
0を示す部分拡大斜視図である。
【図6】図6は、本発明の食品包装体の背面ヒートシー
ル予定部整形調整部30および背面形成用原反フィルム
供給部40を示す部分拡大側面図である。
【図7】図7は、本発明の食品包装体の背面ヒートシー
ル予定部整形調整部30を示す部分拡大斜視図である。
【図8】図8は、本発明の食品包装体の本体部成形部2
0の別の実施例を示す部分拡大斜視図である。
【図9】図9は、本発明の食品包装体の製造装置の別の
実施例の本体部成形部の別の実施例を示す拡大斜視図で
ある。
【図10】図10は、図9のA−A線についての断面図
である。
【図11】図11は、図9の本体成形部の配置を示す概
略図である。
【図12】図12は、図3の付番16における本体形成
用原反フィルムの形態を示す説明図である。
【図13】図13は、図3の付番20の本体部成形部
で、最初に折り曲げられたフィルムの形態を示す説明図
である。
【図14】図14は、図3の付番20の本体部成形部
で、さらに折り曲げられたフィルムの形態を示す説明図
である。
【図15】図15は、図3の付番46で背面形成用原反
フィルムが供給された状態を示す説明図である。
【図16】図16は、図3の付番70で示されるカッタ
ーで切断された包装体の形態を示す説明図である。
【図17】図17は、本発明の製造装置により製造され
た包装体に食品を充填して加熱した際の包装体の変化を
示す図である。
【図18】図18は、本発明の製造装置により製造され
る包装体の背面ヒートシール部に形成される非シール部
の例を示す図である。
【図19】図19は、本発明の製造装置で製造された包
装体を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1・・・・食品包装体の製造装置 10・・・・原反繰り出し部 11・・・・原反ローラ 20・・・・本体部成形部 21・・・・テンションローラ 22・・・・ガイドプレート板 22a・・・・ガイドプレート板基板 22b・・・・折り返し案内板 22c・・・・案内基板 22d・・・・折り返し案内部 23・・・・第1案内ローラ 24・・・・第1当接部材 25・・・・第2当接部材 26・・・・第2案内ローラ 30・・・・背面ヒートシール予定部整形調整部 32・・・・第1センタープレートガイド部材 33・・・・第2センタープレートガイド部材 34・・・・第3案内ローラ 40・・・・背面形成用原反フィルム供給部 50・・・・背面ヒートシール形成部 51、61・・・・ヒートシールバー 52・・・・背面シール冷却板 60・・・・エンドシール形成部 62・・・・底シール冷却板 70・・・・切断部 80・・・・本体形成用原反フィルム 90・・・・背面形成用原反フィルム 160・・・・テンションローラ 170・・・・ガイドプレート板 171・・・・第1のプレート板 172・・・・第2のプレート板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡 邊 宏 康 東京都中央区日本橋小伝馬町14−6 大東 セロファン株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方のエンドシール部、他方のエンドシ
    ール部予定部および二条の背面ヒートシール部を有する
    食品包装体を製造する装置であって、 原反繰り出し部から連続的に繰り出され、一方の面がヒ
    ートシール性を有する長尺状の本体部形成用原反フィル
    ムを、その両側端部をヒートシール面が内側になるよう
    に、原反フィルムの長さ方向に平行に内側に折り曲げる
    とともに、該折り曲げられた両端部を、該折り曲げられ
    たフィルムのヒートシール面が上面に位置するように、
    原反フィルムの長さ方向に平行に再度外側に反転折り曲
    げて、二条の平行な背面ヒートシール予定部を形成する
    本体部成形部と、 前記本体部成形部で形成された原反フィルムの、前記二
    条の平行な背面ヒートシール予定部の間の距離を所定距
    離に調整しつつ、前記背面ヒートシール予定部の折り目
    付けをする背面ヒートシール予定部整形調整部と、 一方の面がヒートシール性を有する背面形成用原反フィ
    ルムを、前記背面ヒートシール予定部整形調整部におい
    て折り目付けされた背面ヒートシール予定部と、背面形
    成用原反フィルムのヒートシール面とが対面するように
    本体部形成用原反フィルム上に供給し重ね合わせる背面
    形成用原反フィルム供給部と、 前記本体部形成用原反フィルムの二条の背面ヒートシー
    ル予定部と、背面形成用原反フィルムの側端部とをフィ
    ルムの流れ方向にヒートシールする背面ヒートシール形
    成部と、 前記ヒートシール部で一体化された本体部形成用原反フ
    ィルムと背面形成用原反フィルムとを、フィルム方向に
    一定間隔離間して、フィルムの流れ方向に対して直角方
    向にエンドシールするエンドシール形成部と、 前記背面ヒートシール形成部にて二条の背面ヒートシー
    ル部を熱圧着し、前記エンドシール形成部にてエンドシ
    ール部を熱圧着することにより形成された袋状物の連続
    体を個々の袋体毎に切断する切断部と、を備えることを
    特徴とする食品包装体の製造装置。
  2. 【請求項2】 前記本体部成形部が、 前記本体部形成用原反フィルムに上方よりテンションを
    かけるテンションローラと、 前記テンションローラの下流側に配設されたガイドプレ
    ート板であって、その両側部に立設された折り返し案内
    部を備え、前記折り返し案内部を前記原反フィルムの側
    端部が通過する際に、前記原反フィルムの側端部を折り
    返し案内部側に付勢することによって、前記背面ヒート
    シール予定部を形成するガイドプレート板と、を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の食品包装体の製造装
    置。
  3. 【請求項3】 前記本体部成形部が、 前記ガイドプレート板の折り返し案内部と前記本体部形
    成用原反フィルムの側端部に原反フィルムの外側から当
    接して、原反フィルムの側端部を原反フィルムの長さ方
    向に平行に内側に折り曲げる第1案内ローラと、 前記第1案内ローラで内側に折り曲げられた原反フィル
    ムの両端部を、上方よりガイドプレート板上に当接させ
    てくせ付けする第1当接部材と、 前記第1案内ローラおよび第1当接部材によって内側に
    折り曲げられくせ付けされた原反フィルムの両端部を、
    原反フィルムの長さ方向に平行に再度外側に反転折り曲
    げ、上方よりガイドプレート板上に当接させてくせ付け
    する第2当接部材と、を備えることを特徴とする請求項
    2に記載の食品包装体の製造装置。
  4. 【請求項4】 前記本体部成形部が、前記第1当接部材
    と第2当接部材との間に、前記第1案内ローラおよび第
    1当接部材によって内側に折り曲げられた原反フィルム
    の両端部を、原反フィルムの長さ方向に平行に再度外側
    に反転折り曲げるように案内する第2案内ローラをさら
    に備えることを特徴とする請求項3に記載の食品包装体
    の製造装置。
  5. 【請求項5】 前記背面ヒートシール予定部整形調整
    部が、 前記二条の平行な背面ヒートシール予定部の内端側に当
    接して、該背面ヒートシール予定部の内端側を上側外方
    向へ案内して、両背面ヒートシール予定部の間の距離を
    所定距離に調整するように、平行に配置された二条のセ
    ンタープレートガイド部材と、 前記センタープレートガイド部材を通過して、所定距離
    に調整された両背面ヒートシール予定部に上方より当接
    して、前記背面ヒートシール予定部の折り目付けをする
    第3案内ローラとを備えることを特徴とする請求項1か
    ら4のいずれかに記載の食品包装体の製造装置。
  6. 【請求項6】 前記背面ヒートシール形成部が、 前記本体部形成用原反フィルムの二条の背面ヒートシー
    ル予定部と、背面形成用原反フィルムの側端部とをフィ
    ルムの流れ方向にヒートシールするセンターシールヒー
    タと、 前記センタシールヒータにてヒートシールされたヒート
    シール部を冷却するセンターシール冷却器と、 を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれかに
    記載の食品包装体の製造装置。
  7. 【請求項7】 前記エンドシール形成部が、 前記ヒートシール部で一体化された本体部形成用原反フ
    ィルムと背面形成用原反フィルムとを、フィルム方向に
    一定間隔離間して、フィルムの流れ方向に対して直角方
    向にエンドシールする底シールヒータと、 前記底シールヒータにてヒートシールされたヒートシー
    ル部を冷却する底シール冷却器と、を備えることを特徴
    とする請求項1から6のいずれかに記載の食品包装体の
    製造装置。
  8. 【請求項8】 前記背面ヒートシール形成部のセンター
    シールヒータのヒータ板に、非シール部形成用凹部を形
    成して、前記背面ヒートシール部の外縁から内部方向に
    向かって非シール部を形成するように構成したことを特
    徴とする請求項1から7のいずれかに記載の食品包装体
    の製造装置。
  9. 【請求項9】 前記本体部成形部が、原反繰り出し部に
    設けられ、 前記本体部形成用原反フィルムに上方よりテンションを
    かけ、本体部形成用原反フィルムの搬送方向を反転させ
    るテンションローラと、 前記テンションローラの下流側に配設されたガイドプレ
    ート板とを備え、 前記ガイドプレート板が、第1のプレート板と、第1の
    プレート板と垂直方向に一定間隔離間するとともに、第
    1のプレート板の両側部外端よりも内側にその内側端が
    位置する二枚の平行な第2のプレート板から構成されて
    おり、 前記本体部形成用原反フィルムの底部予定部が、第1の
    プレート板に案内されるとともに、 前記底部予定部の外側に位置する本体部形成用原反フィ
    ルムが、第1のプレート板の両外側端で折り返されると
    ともに、該折り返された本体部形成用原反フィルムが、
    第2のプレート板の両内側端で再度外側に反転折り曲げ
    て、二条の平行な背面ヒートシール予定部を形成するよ
    うに、第1のプレートと第2のプレートの間に案内され
    るように構成されていることを特徴とする請求項1、4
    から8のいずれかに記載の食品包装体の製造装置。
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