JP2001504765A - 情報を熱的に格納するための装置および情報担体 - Google Patents

情報を熱的に格納するための装置および情報担体

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、情報担体(4)のための入出力機構と、消去および/または印刷機構(22)が設けられており、情報たとえばキャラクタ、グラフィック等を、有利にはデータ記憶エレメントおよび/またはバーコードを備えた情報担体(4)、たとえばIDカード、有価カード、アクセスカードまたは商品ラベルカードなど、の感熱層(3)(シート)に熱的に格納する装置(2)に関する。動作改善のため、消去および/または印刷機構(22)に出力制御回路が前置接続されており、情報の処理及び消去および/または印刷機構(22)への転送はプロセッサを介して行われる。

Description

【発明の詳細な説明】 情報を熱的に格納するための装置および情報担体 本発明は、情報、例えば符号、グラフィック等を、有利にはデータ記憶エレメ ントおよび/またはバーコードの付された情報担体、例えばIDカード、有価カ ード、資格カードまたは商品識別カード等の感熱層(シート)に、情報担体に対 する入出力機構および消去および/または印刷機構によって熱的に格納するため の装置に関する。 EP0431155B1から、情報を光学的情報担体に被着するための装置が 公知である。この光学的情報担体は、プラスティックカードとその上に配置され た感熱性シートからなり、さらにこの装置は消去機構、予熱機構、書き込み機構 および冷却機構を有する。符号担体の、可逆性に書き込み可能な感熱層にある平 文情報を変更するために、この符号担体は搬送機構を介して順次連続する順序で その機能領域へ供給され、これにより生じた情報が新たに所定の情報に変更され る。この変更は順次連続するステップで行われるから、また可能な限りの確実性 を得るために、短いクロック時間およびひいては相応に高い装人量を、この種の 符号担体での平文情報の変更の際に達成するのは非常に困難である。さらにこの 種の符号担体は、カードに 設けられた情報を自動的に転送するには制限的にしか適しない。 本発明の課題は、変更可能な情報をこの種の情報担体のユーザが、情報担体に 配置されたデータ記憶エレメントにある変更可能な情報に依存して、平文で得ら れるような装置を提供することである。 本発明のこの課題は次のようにして解決される。すなわち、消去および/また は印刷機構の出力供給のために出力制御回路を設け、情報の処理および消去およ び/または印刷機構への転送をプロセッサを介して行うことにより解決される。 この構成による驚くべき利点は、スペースを節約した組合せでチップ操作と、読 み出し可能な情報への置換とを同時にまとめと行うことができ、さらにこの種の 操作に対して短いクロック時間と高い装入量が達成されることである。 しかし請求項2に記載の構成でも利点が得られる。なぜなら請求項2の構成に より、消去および/または印刷機構に対して、とりわけその感熱性熱素子に対し て、ハードウェアおよび/またはソフトウェアに起因するエラー接続があっても 有効な保護が達成されるからである。 請求項3および4による構成では、種々異なる機能領域へ区分することにより 、個々の要素の構造寸法を最適化することができ、ひいては処理すべき情報担体 の領域で使用される重要な機能要素を最適の方法フロ ーを達成するために近接して並置することができるような装置構成が可能となる 。 請求項5による構成の利点は、加熱素子が消去および/または印刷過程に対し て交互に使用され、これによりこの種の要素の必要数が低減し、このことにより スペースを節約した装置構造が可能となり、この種の装置のコストが低減される 。 請求項6に記載の構成によれば、情報担体に格納すべき情報が熱損失なしで、 ひいては時間損失なしで変更される。 請求項7および8の構成によれば、多数の符号および/またはグラフィックか ら成る情報が、一度だけの位置決め過程の後に、かつ情報担体の静止中に装置で 格納され、この種の構成では、加熱素子は消去および/または印刷過程に対して 選択的に制御され、ひいては情報再生ないし情報変更の際に高い確実性が達成さ れる。 請求項9記載の構成により、符号表示を越えて、制御により支援された各任意 のグラフィック表示を再生することができる。 請求項10および11記載の構成により、消去および/または印刷機構に対す る熱制御を、方法および/または材料に起因する条件に非常に細かく整合するこ とができる。 請求項12記載の構成により、消去機構に対して経 済的な部材構成が達成される。 しかし請求項13記載の構成によれば、自由温度、とりわけ冷温で携帯される 情報担体、例えばエレベータ等に対する資格カードの処理が全体で短いクロック 時間で可能となる。この利点は請求項14の構成に対しても当てはまる。 請求項15記載の構成では、適用事例が連続する場合に、消去および/または 印刷機構に前置される予熱機構を節約することができる。 請求項16および17の構成により、情報形態の高いフレキシビリティが達成 され、ひいてはこの種の装置の適用領域が拡大する。 請求項18記載の構成により、本発明の装置が、位置固定して設置された情報 担体での符号、グラフィック等の情報を格納ないし変更するために使用するのに も適する。この種の情報担体は例えば、商品管理する際の商品識別カードであり 、その情報、例えば顧客に平文で表示される商品価格は、例えばバーゲン用に価 格を付けるため頻繁に変更される。 請求項19記載の構成では、移動機構の使用領域と関連して妨害となる線路接 続が回避される。 請求項20から22に記載の構成では、相応の圧力が情報担体の表面に発生さ れ、これにより確実な搬送が搬送機構の相応の制御で達成され、情報担体の正確 な位置決めが保証される。 請求項23から26記載の構成では、情報担体の表而にある汚れがクリーニン グローラに転写され、これにより情報担体の確実な接触、ないし汚れの影響を受 けない感熱層の予熱が保証される。 請求項27および28記載の構成では、消去機構と印刷機構が感熱層に対して 相互に隣接する配置によって、迅速な消去および書き込み過程が達成される。こ れにより、印刷消去機構と印刷機構との間の距離が短くなり、感熱層の完全な冷 却が阻止される。 請求項29から38記載の構成では、消去ローラを使用することにより感熱層 の表面が保護される。これにより情報担体の寿命が延びる。別の利点は、表面が エラスティックであることによる情報担体の非平坦性を補償できることである。 これにより感熱層全体の完全な消去が達成される。 請求項39と40記載の構成では、感熱層を印刷過程後に急速冷却することに より、感熱層のコントラストが改善される。 さらに請求項41から48記載の構成では、印刷機構を小型に構成することが できる。 本発明はまた、資格カード、有価カード、またはIDカード、とりわけプラス ティックカードの形態にある情報担体に関するものであり、この情報担体はカー ドに配置されたデータ記憶エレメントおよび/またはバーコードを、情報の自動 識別および記録と記憶のた めに有し、さらに少なくとも領域的に、プラスティックカードに配置された可逆 性に書き込み可能な感熱シートを有する。 DE4243851A1から、前記のようなクレジットカードが公知である。 このカードには電子メモリ(プロセッサチップ)が設けられており、例えば入場 カード、テレフォンカード、買い物カード等として給金のキャッシュレス要求の ために使用される。所有者の相応の資格により、この種の有価カードを相応の端 子で、例えばバンキングの際に、取り決められた範囲で相応の価値を記憶するこ とができる。そしてこの価値から要求されるサービスのコストをそのために設け られたキャッシュ端末で精算することができる。この給金支払いは、銀行とサー ビス提供者間の直接決済経路で行われるか、またはいわゆる手形交換所を介して 行われる。この種の有価カードのユーザに対して、このいわゆる電子マネーのそ れぞれの瞬時状態を探り出したり、処置を取ることは欠点となる。 DE4339216A1からさらに、感熱シートの設けられた情報担体が公知 である。この情報担体では、例えばプラスティック製の支持材料に複数の層が被 着されており、この層の1つが感熱性材料からなり、その光学的状態、例えば光 拡散度が熱処理によって変化する。この種の感熱層を形成するシートを着色シー トと組み合わせることにより、シートの熱処理が適切 であれば、グラフィック、符号等を記録担体の表面に形成し、これにより情報を 平文で表示することができる。新たに熱処理することによりこの情報を消去し、 変更した情報を格納することができる。 本発明の課題は、移動動作および定置動作で多様に使用可能であり、平文情報 で可変の内容を見ることのできる情報担体を提供することである。 この課題は本発明により、データ記憶エレメントがこれを収容する凹部で直接 基板に、かつ基板と基板表面に配置されたシートとの間に配置され、基板表面の 反対側のシート表面に保護層が配置されるように構成して解決される。ここでの 驚くべき利点は、材料に起因する特性のため、損傷に対して脆弱であるシートが 有効にかつ持続的に保護されることであり、これにより情報担体に対して障害の ない長時間耐久性が達成される。 請求項50記載の構成では、情報担体の両側に、場合により可変の情報を平文 ないしグラフィックで示すことができる。 請求項51から53の構成では、情報担体のそれぞれの適用事例に整合された 、持続性の高められた保護作用が達成される。 請求項54記載の構成では、光拡散度が自由であり、これにより保護層により 覆われたシートに被着された符号、グラフィック等を良好に読み取ることができ る。 請求項55に記載された構成では、感熱層により覆われたプロセッサチップに 記憶されたデータの無接触転送が達成され、データ伝送ないしデータ変更が無接 触で行われる。 さらに請求項56記載の構成では、データ担体の自動識別、およびその処理過 程と方法過程へのデータ担体の一義的割り当てのために大きなデータ容量が達成 され、さらに多量の情報データを取り扱うことができる。 本発明をよりよく理解するために図面に示された実施例に基づき本発明を詳細 に説明する。 図面 図1本発明の装置の概略を示した平面図、 図2は、本発明の装置の別の構成を示した概略図、 図3は、図2のラインIII-IIIから見た装置の概略図、 図4は、本発明の情報担体を有する装置の一部を示した概略図、 図5は、情報担体を有する装置の、図4のラインVVの断面図、 図6は、本発明の装置の出力制御回路のブロック回路図、 図7は、本発明の装置の別の実施例の概略図、 図8は、本発明の装置の別の実施例の概略図、 図9は、本発明の装置の別の実施例の概略図である。 始めに、異なる実施例であっても同じ部材には同じ参照符号ないし部材符号が 付してあり、明細書全体に含まれる開示の同じ部分には同じ参照符号ないし同じ 部材符号が転用されることを述べておく。説明中に選択された位置記載、例えば 上部、下部、側方は直接関連して示された図面を基準にするものであり、位置変 化の場合には新たな位置に転用される。さらに図示の異なる実施例からの個々の 特徴もそれ自体、本発明の解決手段である。 図1には、印刷機1として構成された装置2が概略的に示されており、この装 置は情報、例えば符号、グラフィックを、カード形態に構成された情報担体4の 感熱層3に熱的に格納するためのものである。ケーシング5には、駆動モータ6 を介して駆動される搬送ローラ7により形成される搬送機構8が情報担体4に対 しては位置されている。駆動モータ6は有利にはステップモータ9により形成さ れ、装置2を通る情報担体4の送り運動を実行し、処理過程を実施するための所 定の位置で正確に位置決めして停止することができる。有利には搬送ローラ7は エンドレス駆動要素10,例えば歯付きベルト11により共通に駆動される。歯 付きベルトはステップモータ9の駆動歯車12を介して案内される。同時に、駆 動要素10の表面13は情 報担体4に対する載置面を形成する。もちろん、情報担体4を正確に案内するた めに、付加的に特に側方に作用するカードガイド14を必要に応じて設けること ができる。情報担体4が、矢印15による搬送方向で印刷機1に挿入されると、 情報担体は搬送機構8により引き取られ、搬送ローラ7ないし駆動要素10と、 場合により情報担体4の上面16に作用する、場合により駆動される対向ローラ 17に支援されて、装置2に引き込まれる。 矢印15の搬送方向で、入力機構18,例えば挿入パネル19には、情報担体 4に対する第1の処理ステーションとしてクリーニング機構20が続いている。 このクリーニング機構では、情報担体4の上側16に付着した汚れ、ゴミが上側 16に作用するクリーニングヘッド21により清掃され、情報担体4のさらなる 処理での障害が回避される。この種のクリーニングは乾燥路で行われるが、クリ ーニング液体のフィルムを塗布することによっても行うことができる。有利には クリーニングヘッド21は情報担体4の上側16野川に向いたフェルト状のスト ッパを有する。このフェルト状ストッパは情報担体4が通過搬送される際にその 上側に接触し、これにより汚れ粒子を除去する。 矢印15の搬送方向で、クリーニングステーション20には別の処理ステーシ ョンとして消去および/または印刷機構22が続く。この消去および/または印 刷機構は、符号またはグラフィックの形態の平文情報を消去および再書き込みに より格納ないし変更するためのものであり、符号またはグラフィックは情報担体 4の感熱層3に、この層3への熱付与によって被着される。 この種の層3ないしシートは従来技術から公知であり、この実施例ではいわゆ る双安定性感熱層3ないしシートを使用することができる。このシートは、所定 の温度基準による相応の熱処理の際に、乳白状態と透明状態との間を可逆的に変 化する。この種のシートは、欧州特許EP0431155B1から公知であり、 また刊行物“Thermo-reversible imagine media”Ricoh Electronics Inc.から 公知である。 本発明の装置2では、消去および/または印刷機構22はモジュール構成され ており、消去ヘッド23および印刷ヘッド24をモジュールユニットとして相互 に直接隣接して配置することができる。消去ヘッド23および印刷ヘッド24は 有利には、相互に熱的に絶縁され、消去用制御モジュール25と印刷用制御モジ ュール26を介して個別にエネルギーの印加される多数の加熱素子27から構成 される。 消去および/または印刷過程は、装置2のこの構成では例えばラインステップ 法で行われる。このラインステップ法において情報担体4は搬送機構8によって 、消去および/または印刷過程の実施のためライン毎 に消去および/または印刷機構22を基準にして位置決めされる。 加熱素子27に消去および/または印刷過程に必要な相応の温度を達成するた めのエネルギーを印加することは、出力制御回路28を介して行われる。この出 力制御回路により一方では処理クロック時間が最小になり、他方では脆弱な加熱 素子27がシステムエラーの連続による損傷から回避される。この種の出力制御 回路28は例えば、モノフリップ回路の形態で構成することができる。 平文情報を層3で変更ないし新たに格納すると、情報担体4は搬送機構8によ り出力機構29に供給され、これによりユーザは装置2から取り出すことができ る。 さらに図示のように、装置2には矢印15の搬送方向で、従来技術から公知の チップ処理ステーション30が前置されている。これにより、電子データ記憶エ レメント31,例えばプロセッサチップ、レーザCD等の設けられた情報担体4 を処理することができる。 有利には装置2は計算機32,例えばPCにより制御される。これにより例え ばデータ記憶エレメント31からのデータ検出による情報担体4の自動識別に対 する相応の過程、および平文ないしグラフィック形態での情報変更ないし新たな 情報の格納が実施され監視される。この計算機32は例えば装置2に配置された 制御装置33と線路接続されており、この計算機32を介して装置2との所要の データ交換が実行される。しかし所定の適用目的に対して、装置2に操作卓を直 接設け、現場で直接、処理過程を制御し、情報を入力することもできる。 図2および図3では、装置2が携帯機器34として示されている。この携帯機 器34は平文情報を情報担体4,例えば商品棚35に設けられた商品識別カード 36に被着するためのものである。装置2は例えばピストル形状に構成されてお り、ハンドグリップ37を有する。ハンドグリップには例えば電池38により構 成されたエネルギー供給部39が配置されている。ハンドグリップ37には、ほ ぼ直角に突出した機器ヘッド40が設けられており、このヘッドには制御装置3 3および消去および/または印刷機構22が配置されている。さらに機器ヘッド 40に例えばスキャナ41により形成された読み取り機構42を配置することも 可能である。装置2は、情報担体4に向いた機器ヘッド40の端面43が切欠部 44を有するように構成されており、この切欠部には加熱素子27が配置される 。感熱層3に熱を印加するために構成された加熱素子27の端面45は、端面4 3から僅かに突出しているか、またはほぼ共通の平面に配置されている。 この構成では加熱素子27は、ほぼ矩形のフィールドに点マトリクスの形態で 配置されており、相互に熱 的に分離されている。これにより層3への熱作用によって、加熱素子27を相応 に制御すれば任意の符号、パターン、グラフィック等が形成される。加熱素子2 7はここで種々異なる温度レベルにもたらされ、これにより情報の消去および格 納、すなわち印刷の機能を果たす。したがって消去および/または印刷機構22 に対して別個の構成は必要ない。 一連の適用に対する例を、商品識別カード36として構成された本発明の情報 担体4に対する具体的適用例で説明する。ここでは携帝印刷機1が説明される。 スキャン41により例えば情報担体4に同じように被着されたバーコード46が 読み出される。このバーコードの内容は商品棚35に陳列された商品に対する商 品番号を形成する。この商品番号は、例えば赤外線送受信装置47を介して無線 で中央局に伝送される。これに基づきこの中央局から同じ伝送経路で、商品の現 在の販売価格についての情報が印刷機1の制御装置33に伝送される。次に制御 装置33では、この情報が感熱層3での平文情報表示へ、符号表示に必要なデー タ記憶エレメント31への相応のエネルギー印加によって変換される。商品識別 カード36にすでに平文情報が付されていれば、この情報を変更が必要な場合に 、感熱層3に前もって熱を印加して消去し、新たな平文情報を被着する。もちろ んこの適用例を越えて、別の一連の使用可能性を考えることもできる。 図4と図5には、情報担体4がキャッシュレス支払流通に対する有価カード4 8として、印刷機1の消去ヘッド23および印刷ヘッド24の領域に示されてい る。有価カード48は、例えばプラスティックから成る支持材料の基板49の凹 部50にデータ記憶エレメント31,例えばプロセッサチップを有する。基板4 9の表面51には、感熱シート52から形成された層3が被着されており、基板 49と不動に結合されている。基板49の、シート52の表面53とは反対側に は保護層54が配置されている。この保護層54は透明材料、例えば引掻に強い 耐摩耗性のプラスティックシートからなる。 印刷機1では有価カード48が搬送機構8によって、例えば搬送ローラ7を介 して運動する歯付きベルトへ載置され、搬送される。有価カード48の長手側エ ッジ55には、側方位置決めのためのカードガイド14が配属されている。搬送 ローラ7に対向して、かつ有価カードの上側16に作用するように、有利には対 向ローラ17が設けられている。 図示のように、情報担体4にはデータ記憶エレメント31に加えてバーコード 46を、例えば検出装置での有価カード48の自動識別のために設けることがで きる。この検出装置は特別に動作し、電子データ記憶エレメント31に対する読 み取り装置は有していない。 有価カード48は、矢印15の搬送方向で印刷機1を通って搬送され、平文情 報の格納のために設けられた符号フィールド56が消去ヘッド23の動作領域に 達するまで搬送される。加熱素子27は存在する符号の消去のためにアクティブ にされ、感熱シート52を所定の温度までもたらす。この所定の温度では、感熱 シートは2つの可能な状態、乳白または透明の一方に移行される。有価カード4 8が、矢印15の搬送方向で消去ヘッド23に直接後置された印刷ヘッド24の 領域にさらに搬送されると、次に平文の表示が加熱素子27の作用によりシート 52への相応の温度印加によって行われる。この温度では、シート52が2つの 状態、透明ないし乳白の一方に移行される。温度監視のために消去ヘッド23な いし印刷ヘッド24は加熱素子27の領域に少なくとも1つの温度センサ57を 有する。ここでは加熱素子27の内部抵抗を監視することにより加熱素子の動作 温度を制御することも可能である。 データ記憶エレメント31は、無接触処理のための、いわゆる誘導性チップと して構成することができる。レーザービームで動作する記憶エレメントを使用す ることも可能である。もちろん、情報担体4の裏側に別の感熱シートを設け、こ れを保護層により機械的作用に対して保護することも可能である。この種の構成 では、情報担体4の裏側58に付加的に大面積の平文 情報、グラフィック等を設けることができる。 破線で示したように、消去および/または印刷機構22に矢印15の搬送方向 で予熱機構59を前置することも可能である。この予熱機構により情報担体4は 予熱され、これにより引き続く消去ないし印刷のために相応の出発温度に達する ことができる。このようにして、後続の処理のために非常に短いクロック時間が 達成される。ここで予熱機構59は、上側16に熱的に作用する位置固定された 加熱素子60から構成することができる。加熱素子60を、情報担体4に当接さ れる加熱可能なローラとして構成することもできる。 図6には、プロセッサ61の設けられた出力制御回路62のブロック回路図が 示されている。この出力制御回路は、消去ヘッド23および印刷ヘッド24を制 御する。プロセッサ61には制御プログラムが制御アルゴリズムの形態でファイ ルされており、消去ヘッド23および/または印刷ヘッド24の出力制御が所定 のパラメータ、例えば過去に関連する所要の温度、実際温度、所要の加熱時間お よびすでに経過した加熱時間、加熱素子関連データにしたがって行われる。出力 側63,64を介して制御装置33は消去ヘッド23および印刷ヘッド24と線 路接続されている。この制御装置はプロセッサ61を有し、エネルギー供給部3 9を介して電気エネルギーが供給される。図示の実施例では、温度センサ57は 制御装置33の入力側65 と線路接続されている。加熱素子27へのエネルギー供給は電流パルスの形態で 行われる。ここで印刷ヘッドおよび/または消去ヘッド23に供給されるパルス の幅は入力データ、例えば温度センサ57,加熱素子27のヒステリシス(加熱 過程の温度から生じる)、場合によりすでに経過した加熱時間に依存してプロセ ッサ61により制御アルゴリズムにしたがって制御される。 制御アルゴリズムは入力パラメータを評価し、システムパラメータ、例えば加 熱素子27の寸法と加熱素子27の可能なエネルギー出力を考慮して、印刷ヘッ ド24および/または消去ヘッド23の加熱素子27に印加されるパルス幅を追 従制御する。 これにより非常に正確かつ高速に加熱素子27の所要の温度に到達され、所要 の狭い温度限界内での制御が達成される。 機能素子、例えば加熱素子27を保護するために制御アルゴリズムは付加的に 監視機能を有する。 図7には、印刷機101として構成された、情報、例えば符号、グラフィック 等をカード状に構成された情報担体104の感熱層103に熱的に格納するため の装置102が概略的に示されている。 ケーシング105には例として搬送機構106が配置されており、この搬送機 構は駆動モータ107および搬送ローラ108によって形成されている。駆動モ ータ107は有利にはステップモータ109により形成されており、これにより 装置102を通過する情報担体104の送り運動を正確に制御することができる 。ステップモータ109を使用することによって、情報担体104で処理過程を 実行するために印刷機101の所定位置へ正確に位置決めし、そこで送り運動を 停止することができる。有利には2つの搬送ローラの一方はステップモータ10 9と直接結合されており、これにより情報担体104の送り運動の際に情報担体 104を遊びなしで位置決めすることができる。従来技術から公知のように、ス テップモータ109を例えばベルトを介して2つの搬送ローラ108と結合する こととなれば、ベルトの摩耗によって搬送機構6が情報担体104のとりわけ送 り運動を部分的に中断することもあり得、そのために情報担体104の位置決め が不正確になってしまう。この種の装置において正確で申し分のない搬送機構1 06の機能を保証するためには、ベルト駆動部に対して付加的に張力機構を印刷 機1の内部に配置しなければならないこととなり、そのため印刷機101の構造 寸法が格段に大きくなってしまう。 図示の実施例では搬送機構106は次のように構成されている。すなわち、2 つ対向する搬送ローラ108が駆動ローラ110と押圧ローラ111により形成 されるよう構成されている。ここでは駆動ローラ11 0も押圧ローラ111もその外側にエラスティックで例えばゴムからなる層11 2を有する。搬送機構106の駆動ローラ110と押圧ローラ111は、2つの 搬送ローラ108間に間隔113が形成されるように相互に配置されている。こ の間隔113は情報担体104の厚さ114より僅かに小さい。これによりエラ スティック層112が、情報担体104を搬送機構106に収容する際に変形し 、このようにして相応の圧力が情報担体104の面に及ぼされ、搬送ローラ10 8が情報担体104の表面で滑ることが阻止される。ステップモータ104の作 動と、情報担体104に及ぼされる圧力によって、送り運動がステップモータ1 09の制御に相応して実行される。もちろん、押圧ローラを支承機構を介して可 動にケーシング105に支承することもできる。これにより情報担体104の厚 さ114に相応して押圧ローラ111は駆動ローラ110から離れる。このとき 支承機構は、2つの搬送ローラ108間の間隔113が拡大したときに、圧力が 押圧ローラ111の運動に対して反対方向で拡大するように構成される。これに よりさらに情報担体104の面に対して相応の圧力が及ぼされ、搬送ローラ10 8の滑りが阻止される。 搬送機構106の領域には、情報担体104に対するガイド機構115が配置 されており、これにより情報担体104に対する載置面116が形成される。こ こでガイド機構115は相互に平行に延在する2つの面117,118を有し、 これらの面は間隔119を介して相互に離れて配置されている。間隔119は、 情報担体104の厚さ114よりも僅かに大きい。これについては、2つの面1 17,118を相互に可動に配置することもできる。これにより情報担体104 の厚さ114が異なる場合に、ガイド機構115は個々の情報担体104の相応 の厚さ114に適合することができる。ガイド機構115によって、情報担体1 04を印刷機1のケーシング105へ挿入する際、情報担体104が個々の部材 間で誤って傾くことが阻止される。なぜなら相互に平行に配置された2つの面1 17,118によって情報担体104は正確に搬送機構106の中央に導かれる からである。もちろん情報担体104を印刷機1に正確に挿入するために、さら に付加的な、例えば側方に作用するガイド機構120を設けることもできる。情 報担体104が矢印121の搬送方向で印刷機101に挿入されると、情報担体 は搬送機構106により引き取られ、2つの搬送ローラ108間、ないし駆動ロ ーラ110と押圧ローラ111の間で装置102に引き込まれる。 矢印121の搬送方向で、印刷機101の表面122に配置された挿入機構1 23,例えば挿入パネル124には、情報担体104に対する第1の処理ステー ションとしてクリーニング機構125が続いている。 このクリーニング機構により少なくとも情報担体104の上側126,例えば層 103から付着した汚れないし塵を清掃することができる。このためにクリーニ ング機構125は対向する2つのローラ127,128とクリーニングローラ1 29により形成されている。2つのローラ127,128は搬送機構106と同 じように構成することができる。すなわち2つのローラ127,128の一方は 駆動モータ107,とりわけステップモータ109と結合されており、これによ り情報担体104を矢印121に相応して挿入したときからすでに送り運動を実 行することができる。このためにローラ127,128の表面にはエラスティッ ク層130が配置されている。ローラ127,128は、2つのローラ127, 128間に間隔113が形成されるように配置されており、これにより情報担体 104の挿入時に相応の圧力が情報担体104の上側126へ形成される。クリ ーニングローラ129は2つのローラ127,128の一方、とりわけローラ1 28と直接接触している。クリーニングローラ129は柔らかく接着性の層13 1を、2つのローラ127,128の層130として有している。これにより直 接的な接触によって、汚れがローラ128からクリーニングローラ129へ転写 される。もちろん、別のローラ127に対しても同じようにクリーニングローラ 129を配置することができる。 1つのクリーニングローラしか使用しない場合には、クリーニングローラ12 9に各ローラ127,128,とりわけローラ128を配置し、これが情報担体 104の層103と接触するようにすると有利である。さらにクリーニングの代 わりに乾燥した層131を介して例えばクリーニング液体の液体フィルムを2つ のローラ127,128の一方に塗布することもできる。 矢印121の搬送方向で、クリーニング機構125には情報担体104の別の 処理ステーションとして印刷機構132が設けられている。この印刷機構は、符 号またはグラフィックの形態で平文情報を被着するためのものであり、平文情報 は情報担体104の感熱層103にこの層103への熱印加によって格納される 。 この種の層ないしシート103は従来技術から公知であり、この実施例に対し てはいわゆる双安定性感熱層ないしシート103が使用される。この層103は 、所定の温度基準にしたがって相応に熱処理すれば、乳白状態と透明状態との間 で可逆的に変化することを特徴とする。この種のシートは例えば欧州特許EP0 431155B1から公知である。 本発明の装置102は、層103の処理部がモジュール構成されており、印刷 機構132に直接隣接して消去機構133が配置されるという構成を有する。印 刷機構132は書き込みヘッド134と、対向する押圧ローラ135を有する。 ここで書き込みヘッド134は印刷機101のケーシング105と固定結合され ており、これに対して押圧ローラ135はケーシング105に可動に支承されて いる。押圧ローラ135により、情報担体104が挿入される際に情報担体が押 圧ローラ135を介して書き込みヘッド134に押圧されるようになる。押圧ロ ーラ135も駆動部と結合することができる。もちろん、押圧ローラ135の前 後に配置させた服すの搬送機構106により押圧ローラ135が駆動なしで搬送 機構106の搬送運動に追従することも可能である。 消去機構133は加熱可能なローラ136として構成されている。感熱層10 3の正確な消去を行われるように、このローラもフレキシブルな表面137を有 し、非平坦性を補償することができる。 感熱層103を消去するために、層103は所定の温度に加熱される。このた めに例えばセラミックローラとして構成することのできるローラ136には抵抗 ペースト138ないし抵抗層がプリンとされる。抵抗ペースト138にエネルギ ーを供給することができるようにするため、これを接点バネを介してエネルギー 源に接続することができる。これにより抵抗ペースト138にエネルギーを供給 するとこれが加熱され、層103との接触時に熱が層103に伝導される。エラ スティックな表面137が得られるようにするため、抵抗ペースト138の上に は例えばシリコンからなる層139が配置される。層103で申し分のない消去 過程を実行できるように、ローラ136の対向する側には押圧ローラ140が配 置される。これにより情報担体104が消去機構133に進行する際、層103 は消去機構133の加熱されたローラ136に押圧される。 感熱層103の消去を実行できるようにするには、まず抵抗ペースト138を エネルギーの供給、例えば電流または電圧の印加により相応の温度まで加熱しな ければならない。それから矢印121に相応する通過運動によって、またはその 反対で感熱層103の消去を実行することができる。消去機構133をローラの 形態に構成することの利点は、感熱層103への熱伝導を行うフレキシブルな表 面137によって感熱層103の非平坦性が容易に補償されることである。すな わちこれにより、プラスティックカード、とりわけ情報担体104が撓んでいて も、完全に消去することができる。別の利点は、従来技術から公知のように加熱 素子ないし抵抗ペースト138が情報担体104の上を通過するのではなく、こ のことは消去機構133のローラによって行われるから、フレキシブル表面13 7の汚れが格段に低く、層103の表面の損傷も阻止されることである。このこ とにより保守サイクルが格 段に長くなり、消去機構133の寿命が格段に延長される。 感熱層103に印刷機構132によってグラフィックないし符号を書き込むこ とができるようにするため、書き込みヘッド134は相互に熱的に絶縁された多 数の加熱素子141を有する。印刷過程は、装置102のこの構成ではラインス テップ法で行われる。このラインステップ法では、情報担体104が搬送機構1 06によって、または押圧ローラ135を使用する場合には駆動部によって、印 刷過程を行うためにライン毎に印刷機構132を基準にして位置決めされる。 加熱素子141に、印刷過程に対して必要な相応の温度を得るためエネルギー を供給することは、従来技術に属する出力制御回路142を介して行われる。こ の出力制御回路により一方では、処理クロック時間が最小になり、他方では脆弱 な加熱素子141がシステムエラーによる損傷から保護される。 このために加熱可能なローラ136に温度センサまたは温度を監視するための 加熱素子を配置することができる。ここで温度センサまたは加熱素子の出力側は 制御装置と接続されており、制御装置は抵抗ペースト137へのエネルギー供給 を所要の温度に相応して制御する。 個々の処理ステーションに続いて情報担体104は搬送機構106により例え ばチップカードインターフ ェース143へ供給される。これにより情報担体104の付加的情報を読み出す ことができる。このために情報担体104を磁気カードないしチップカードとし て構成することができ、付加的情報をチップカードインターフェースにより読み 出し、ないし情報担体へ書き込むことができる。もちろん、情報担体104から 読み出されたデータを平文で感熱層103に転送することもできる。チップカー ドインターフェース143は従来技術から公知の任意のチップカードインターフ ェースないしカードリーダにより構成することができる。 概略的に示されたように、印刷装置101の個々の部材ないし処理ステーショ ンの制御は制御装置144を介して行うことができる。すなわち、搬送機構10 6,印刷機構132および消去機構133の制御は制御装置144を介して行わ れる。さらに制御装置144を計算機145,例えばPCと接続することもでき る。 有利には印刷装置101は計算機145により制御され、この計算機によって 、情報担体104上におかれたデータ記憶エレメントからデータを捕捉すること による情報担体104の自動的な識別と、情報をクリアテキストまたはグラフィ ックとして変更したり取り付け足りするための適切なプロセスが実行され監視さ れる。その際、計算機145は印刷装置101内に配 置された制御装置144とライン接続されており、この計算機145を介して印 刷装置101とのデータ交換が行われる。とはいえ特定の用途のためには、処理 プロセスを制御する適切な情報を現場でじかに入力できるようにするため、印刷 装置101を操作パネルによって直接制御することも可能である。 印刷装置101の図示の実施例によれば、情報担体104はユーザにより差込 機構123の挿入スロット124に差し込まれ、その結果、情報担体のクリーニ ング機構125によってローラ127,128を介して矢印121に示されてい るようにして印刷装置101の内部空間へ引き込まれる。これに加えて、情報担 体104の挿入時に差込機構123内の接点が閉じられるように構成することが でき、これによって制御装置144は情報担体104の差し込まれたことを識別 することができ、したがって情報担体の搬送に必要な適切な部材にエネルギーを 供給することができるようになる。 ついで制御装置144により消去機構133が起動され、これにより抵抗ペー スト138が感熱層103のための適切な消去温度まで加熱され、その結果、情 報担体104殊に層103がローラ136によって移動していったときに感熱層 103が消去され、つまり感熱層103の上におかれている文字ないしはグラフ ィックが消去される。有利には、感熱層103のため の消去プロセスはチップカードインタフェース143が処理されてはじめて、つ まり情報担体104が印刷装置101から移動してはじめて行われる。なぜなら ば、消去機構133での加熱には所定の持続時間が必要とされるからである。こ れに加えて、印刷機構132は印刷装置101が起動されたときにまえもって設 定可能な温度まで予備加熱され、その結果、情報担体104が移動してきたとき に迅速な書き込みサイクルが実現される。次に、搬送機構106を介して情報担 体104はチップカードインタフェース143へ送られ、チップカードインタフ ェース143による相応の読み出しプロセスを実行することができる。 チップカードインタフェース143の書き込みプロセスが終了すると、チップ カードインタフェース143から信号が制御装置144へ転送され、これにより 制御装置は、搬送機構106または矢印121とは逆方向に情報担体104を搬 送するのに必要とされるそれらの部材を、矢印121とは逆方向でつまり挿入ス ロット124の方向へ送られるように制御する。これと同時に制御装置144に より、書き込みヘッド134の出力制御回路142が適切な書き込み温度まで加 熱されるよう制御される。ついで情報担体104殊に層103は、層103の消 去のための消去機構133を経て、書き込みヘッド134による層103の書き 込みのために動かされ、その結果、書き込みヘッド1 34は個々の加熱素子141の固有の制御により、感熱層103上に文字や図形 を書き込むことができるようになる。ここでは書き込みヘッド134の制御に関 して詳しくは立ち入らない。それというのも、書き込みヘッド134については 従来技術で公知の任意の書き込みヘッド134を用いることができるからである 。次に、情報担体104は挿入スロット124から送り出され、これによりユー ザはカード殊に情報担体104を取り出すことができ、情報担体104のための 書き込み書き込み読み出しプロセスが完了する。 図8には印刷装置101の別の実施例が示されている。図示の実施例の場合、 ケーシング105の部分図が描かれており、この中に図7で説明したクリーニン グ機構125、印刷機構132および消去機構133が設けられている。 それらに加えて印刷装置101はさらに冷却機構146を有しており、これは 搬送方向(矢印121)で印刷機構132の手前に配置されている。冷却機構1 46は2つの冷却ローラ147,148から成り、その際、これらの冷却ローラ 自体はその表面上にフレキシブルな層149を有しており、これによって情報担 体104の非平坦性に対する整合が可能となる。冷却機構146の役割は、印刷 機構132により加熱された感熱層103を印刷後に迅速に冷却することにあり 、これにより仕上がり状態におけるコントラストが改 善されることになる。このことで、所定の仕上がり状態を達成するのにそれ相応 の迅速な冷却を必要とするどのような感熱材料や層103であろうと、使用でき るようになる。したがってMitsubishi Paper Milsの"Thermo Rewrite"という材 料の場合、印刷機構132による印刷プロセス後に感熱層103を迅速に冷却す ることで、情報担体104の書き込みのために著しく短いサイクルタイムが達成 される。さらに別の利点は、層103の冷却によって情報担体104の仕上がり 状態におけるコントラストが著しく改善されることである。 この場合、冷却ローラ147,148は、熱を吸収しやすくかつ良好な熱導性 の材料によって形成することができる。この目的でたとえば、冷却ローラ147 ,148がアルミニウムから成るようにすることができる。 この実施例からさらにわかるのは、消去機構133においてローラ136は、 図7で示したように抵抗ペースト138によって加熱されるのではなく、ローラ 136内部に熱エネルギー源150が設けられておりつまりこの場合、ローラ1 36は内部空間151を有しており、その中に熱エネルギー源150が配置され ている。熱エネルギー源150は、たとえばランプ152によって構成すること ができる。このように構成した場合に必要とされるのは、ローラ136の材料 がたとえばアルミニウム管や銅管または鋼であるときのように良好な熱導性のも のであることである。もちろん、ローラ136の外面にフレキシブルな層139 を配置することができ、これによって情報担体104における非平坦性を補償で きるようになる。 消去機構133の機能は次のようにして行われる。すなわち、ランプ152殊 に熱エネルギー源150にエネルギーを印加することでランプ152が点灯し始 め、その結果、光ビーム153によって、つまりランプ152の熱が大きく発生 することによって、ローラ136の内部に熱が蓄積し、したがってローラ136 の材料が加熱する。このため、ローラ136によって情報担体104が移動する と感熱層103の消去が達成される。この目的で、ローラ136内部の熱源15 0は静止し、ローラ136は情報担体104の運動方向で熱エネルギー源150 を中心に運動するように構成できる。また、熱エネルギー源150をローラ13 6とともに動かすことも可能であり、この場合にはエネルギー供給のために摺動 接点が設けられる。 図示されている印刷装置101の場合、情報担体104が出てくる方向で移動し てきたときにはじめて、つまり矢印121で示した搬送方向とは逆方向で移動し てきたときにはじめて、消去機構133により感熱層103が消去され、ついで 印刷機構132により適切なキャラクタやグラフィックが感熱層103上に被 着される。次に、冷却機構146によって情報担体104殊に感熱層103が冷 却され、その結果、印刷装置101から出てきたときには情報担体104はすで に十分に冷めきっており、感熱層103が変化してしまうおそれがない。 図9には、印刷装置の別の実施例が略示されている。このような実施形態によ ればコンパクトな印刷装置101の構造サイズが実現され、これによれば搬送機 構106または駆動部ないしは駆動モータ107の設けられていない印刷装置で 間に合わせている。 印刷装置101はケーシング105内に配置されており、この場合、端面15 4つまり外面にやはり差込機構123が配置されている。ケーシング105の内 部において、印刷装置101は情報担体104のための載置面155を有してい る。 情報担体104つまり感熱層103を消去したり印刷したりできるようにする 目的で、あるいは磁気ストライプやチップの形式の付加的なデータを情報担体か ら読み出すことができるようにする目的で、印刷装置101はスロット機構15 6を有しており、そこに読み出し、消去および印刷のための個々の構成ユニット が配置されている。スロット機構156は複数のガイド軸157を介してガイド レール158に支承されており、その際、スロット機構156はその静止位置に おいて載置面155から間隔をおいて位置決めされて いる。 さらにスロット機構156は、差込機構123とは反対側の面に連行部159 を有している。この場合、連行部159はスロット機構156の基部ケーシング 160から載置面155の方向へ延在しており、情報担体104が挿入されると 、それが連行部159に当接するように構成されている。さらにケーシング10 5内には、たとえばばね162から成る位置決め機構161が配置されている。 この位置決め機構161の役割は、スロット機構156をその元の位置ないしは 静止位置に保持することにあり、つまりスリット機構156が静止位置から移動 したとき、情報担体104が取り出された後でスロット機構156を再び静止位 置に戻すことにある。 その際、ガイドレール158は、これが載置面155の方向に角度づけられて 延びるように配置されており、つまりスロット機構156がずれたときに基部ケ ーシング160が情報担体104の方向に下がり、情報担体104の上に置かれ るように配置されている。 スロット機構156の基部ケーシング160には、情報担体104のための読 み出しおよび書き込み機構ないしは消去機構が設けられている。この目的で、た とえば情報担体104をチップカードとして利用する場合、基部ケーシング16 0において載置面155に対向する表面164に、チップコンタクトユニット1 63が配置されている。さらにスロット機構156の表面164上には、情報担 体104の感熱層103にキャラクタまたはグラフィックを印刷したり消去した りするための消去および/または印刷機構165たとえば7セグメント加熱素子 166が設けられている。個々のコンタクトユニットたとえばチップコンタクト ユニット163ならびに消去および/または印刷機構165は、図7に示した制 御装置144と接続されており、これにより個々のコンタクトユニットの制御を この制御装置144を介して行うことができる。 さて、情報担体104のデータをチップコンタクトユニット163を介して読 み出せるようにする目的で、ユーザは差込機構123を介して情報担体104を 印刷装置101のケーシング105中に挿入する。このように挿入することで、 つまり矢印121で示されている搬送方向で挿入力を加えることで、情報担体1 04は連行部159を押し動かし、このようにして情報担体104が差し込まれ るとスロット機構156が連行部159によりガイドレール158に沿って情報 担体104の方向へ下がり、この場合、スロット機構156は、これが表面12 6のうえに置かれるまで下がる。この目的で、スロット機構156をその動作位 置に保持する保持機構を設けることができる。 個々の読み出し機構またはチップコンタクトユニット163ならびに消去およ び/または印刷機構165 がスロット機構156の基部ケーシング160に取り付けられているので、これ らは情報担体104の表面126に向かっていっしょに下がり、このことで情報 担体104に配置されているチップのための読み出し過程ならびに感熱層103 のための消去書き込み過程を実施できるようになる。 しかしこの場合、消去および/または印刷機構165ないしはそれらの加熱素 子141を、7セグメント状に配置したりあるいは個々の点として配置すること ができ、これによって感熱層103に対する消去過程を様々なやり方で実行する ことができる。さらにたとえばすべての加熱素子141を消去温度まで加熱する ことができ、このようにすることで感熱層103上にすでに存在しているキャラ クタまたはグラフィックを消去できる。そして任意のキャラクタまたはグラフィ ックを同じ加熱素子141で書き込めるようにする目的で、消去および/または 印刷機構165において書き込みのために必要とされる加熱素子141が、感熱 層に対する適切な書き込み温度に達するよう、高い温度に加熱され、このように してこの感熱層103を消去および/または印刷機構165によって書き込める ようになる。 さらに、消去および/または印刷機構165の加熱を2つの位置をとる加熱素 子141によって構成することができ、つまり消去位置と書き込み位置をとるよ うに構成することができる。この場合、消去温度のための加熱素子141は書き 込み過程のための加熱素子141よりもいくらか大きく形成することができる。 2つの位置をとる加熱素子141の利点は、個々の加熱素子141の大きさをそ れぞれ異ならせることにより、情報担体104が挿入されたときの機械的な不均 一性を補償することができ、その結果、感熱層103上に適切なコントラストを 形成できるようになる。この種のシステムを用いて書き込みまたは消去過程を実 行できるようにする目的で、制御装置144により適切な位置を適切な消去温度 または加熱温度まで加熱することができ、このようにして消去にあたりまずはじ めに消去位置だけが加熱され、ついで書き込み過程のために個々の加熱素子14 1の書き込み位置が適切な書き込み温度まで加熱される。 ユーザが情報担体104を印刷装置101へ差し込むとたとえば、情報担体1 04をテレフォンカードとして利用する場合、使用額が情報担体104に配置さ れたチップからチップコンタクトユニット163を介して引き落とされ、残高が 平文で感熱層103に7セグメント加熱素子166を介して印刷され、つまり消 去および/または印刷装置165を介して平文で印刷されるように構成できる。 この場合、ユーザにとって格別な利点となるのは、目下のカード状態を常にカー ド上つまり情報担体上で見ることができる点である。 ユーザが情報担体104を印刷装置101から再び引き出した後、スロット機 構156は位置決め機構161の動作ゆえに元の位置つまり静止位置に押し戻さ れ、その結果、印刷装置101の新たな書き込み読み出し過程が可能となる。 既述の実施例の利点は、この種の装置102により著しくコンパクトかつ簡単 な装置を形成することができ、その際、チップ技術も平文表示も感熱層103に よってまとめることができることである。この種の実施例のさらに別の利点は、 搬送装置106や駆動モータ107ないしはステッピングモータ109のような トランスポートユニットが省かれることから、安価な製造および小さい構造形状 を実現できることであり、その際、可制御部材が僅かであるから障害の少ない印 刷装置101の実施形態を実現できる。 最後に形式的なことをいえば、図面において個々の部材やコンポーネントは本 発明をなおいっそう良好に理解できるようにする目的で、釣り合いがきちんとと れておらず縮尺のゆがめられたかたちで描かれている。 とりわけ図1;2,3;4,5;6;7;8;9に示した実施形態は、本発明 による独自の解決手段の構成を成し得るものである。これに関連する本発明の課 題および解決手段は、これらの図面の詳細な説明に示されている。 参照符号リスト 1 印刷装置 2 機構 3 層 4 情報担体 5 ケーシング 6 駆動モータ 7 トランスポートローラ 8 搬送機構 9 ステッピングモータ 10 駆動部材 11 歯付きベルト 12 駆動歯車 13 表面 14 カードガイド 15 矢印 16 表面 17 対向ローラ 18 入力機構 19 挿入パネル 20 クリーニング機構 21 クリーニングヘッド 22 消去および/または印刷機構 23 消去ヘッド 24 印刷ヘッド 25 制御モジュール 26 制御モジュール 27 加熱素子 28 出力制御回路 29 出力機構 30 チップ処理ステーション 31 データ記憶エレメント 32 計算機 33 制御装置 34 携帯機器 35 商品棚 36 商品識別カード 37 ハンドグリップ 38 電池 39 エネルギー供給部 40 機器ヘッド 41 スキャナ 42 読み取り装置 43 端面 44 切欠部 45 端面 46 バーコード 47 送受信装置 48 有価カード 49 基板 50 凹部 51 表面 52 シート 53 表面 54 保護層 55 長手側エッジ 56 符号フィールド 57 温度センサ 58 裏面 59 予熱機構 60 加熱素子 61 プロセッサ 62 出力制御回路 63 出力側 64 出力側 65 入力側 101 印刷装置 102 機構 103 層 104 情報担体 105 ケーシング 106 搬送機構 107 駆動モータ 108 トランスポートローラ 109 駆動モータ 110 駆動ローラ 111 押圧ローラ 112 層 113 距離 114 厚み 115 搬送機構 116 載置面 117 面 118 面 119 距離 120 搬送機構 121 矢印 122 外面 123 差込機構 124 挿入スロット 125 クリーニング機構 126 表面 127 ローラ 128 ローラ 129 クリーニングローラ 130 層 131 層 132 印刷機構 133 消去機構 134 書き込みヘッド 135 押圧ローラ 136 ローラ 137 表面 138 抵抗ペースト 139 層 140 押圧ローラ 141 加熱素子 142 出力制御回路 143 チップカードインタフェース 144 制御装置 145 計算機 146 冷却機構 147 冷却ローラ 148 冷却ローラ 149 層 150 熱エネルギー 151 内部空間 152 ランプ 153 光源 154 端面 155 載置面 156 スロット機構 157 ガイド軸 158 ガイドレール 159 連行部 160 基部ケーシング 161 位置決め機構 162 ばね 163 チップコンタクトユニット 164 表面 165 消去および/または印刷機構 166 7セグメント加熱素子
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年2月20日(1999.2.20) 【補正内容】 明細書 本発明は、ガイドにより形成された情報担体のための入出力機構と、消去およ び印刷機構が設けられており、エネルギー供給のため該消去および印刷機構にエ ネルギーコントロール回路が前置接続されている形式の、情報たとえばキャラク タ、グラフィック等を、有利にはプロセッサチップのかたちで電子データ記憶エ レメントを備えた情報担体たとえばIDカード、有価カード、アクセスカードま たは商品ラベルカード等、の感熱層(シート)に熱的に格納する装置に関する。 EP0431155B1から、情報を光学的情報担体に被着するための装置が 公知である。この光学的情報担体は、プラスティックカードとその上に配置され た感熱性シートからなり、さらにこの装置は消去機構、予熱機構、書き込み機構 および冷却機構を有する。符号担体の、可逆性に書き込み可能な感熱層にある平 文情報を変更するために、この符号担体は搬送機構を介して順次連続する順序で その機能領域へ供給され、これにより生じた情報が新たに所定の情報に変更され る。この変更は順次連続するステップで行われるから、また可能な限りの確実性 を得るために、短いクロック時間およびひいては相応に高い装入量を、この種の 符号担体での平文情報の変更の際に達成するのは非常に困難である。さらにこの 種の符号担体は、カードに設けられた情報を自動的に転送するには制限的にしか 適しない。 ヨーロッパ特許出願EP 0 473 403 A2には、情報を記録担体たとえば磁気カー ドの感熱層に書き込むための書き込み装置について述べられている。この場合、 記録担体の磁気ストライプを、読み出しおよび書き込み制御装置とライン接続さ れた磁気的な読み取りおよび書き込みヘッドによって処理することができる。さ らにこの読み取りまたは書き込み装置は中央制御装置と接続されており、中央制 御装置は読み出しおよび書き込み制御装置を介して伝送される磁気ストライプの データを処理する。中央制御装置によるデータ処理後、目下のデータが読み取り または書き込み制御装置へ転送され、磁気的な読み取りまたは書き込みヘッドへ 供給され、そこにおいて磁気ストライプが新たに書き込まれる。さらにこれらの データは、記録担体の感熱層に被着させることができる。この目的で記録装置は 加熱消去ヘッドと加熱印刷ヘッドを有しており、これにより感熱層の熱処理が行 われる。この場合、消去ヘッドは電気的な低温制御部と接続されており、印刷装 置は電気的な高温制御部と接続されている。低温制御部と高温制御部は印刷およ び消去制御装置により制御され、この装置自体は中央制御装置によりコントロ ールされ、そこから適切な印刷データを受け取る。ついでに述べておくと、集積 回路による記録カードの処理も可能である。この場合の欠点は、記録担体に対し 相対的な消去または印刷ヘッドの僅かな位置決めエラーですでに、不完仝な消去 結果または不明瞭な書き込み結果が生じてしまうことである。このような位置決 めエラーは、記録担体のための搬送機構に対する様々な温度の影響により引き起 こされる可能性があるし、他方、消去または印刷ヘッドの不正確な調整によって も引き起こされる可能性がある。とりわけこのような公知の記録装置の使用期間 が長くなるにつれて、達成される結果は殊に記録品質に関して劣化していく。し かも、個々の制御装置間で遵守しなければならない多数の通信プロトコルによっ て、記録装置により達成可能な記録担体の処理速度に悪影響が及ぼされる。 日本国特許出願JP 04 197 656 Aの英抄には、磁気カードの磁気記録層に格納 された情報を、加熱作用により色の変化する記録媒体の層に取り込ませるための 別の磁気記録装置について記載されている。取り込まれた情報を消去するために 、固有の熱源により加熱可能な消去ローラが消去すべき表示領域と接触状態にお かれ、これによって色変化可能な層が透明な状態に変えられる。この場合の欠点 は、エラーについてクリティカルな適用事例のために磁気カードを使用すること ができないことであり、また、比較的僅かなデータ 量しか記録できないことである。 さらに日本国特許JP 02 050 897 Aの英抄から、書き換え可能な感熱記録層を もつ磁気カード上に情報を取り込ませる別の装置が知られている。その際、公知 の記録層は、やはり加熱作用により不透明な状態から透明な状態へおよびその逆 へ変えることのできるものであり、したがって以前に書き込まれた情報を消去す ることができる。記録層の特定の部分領域を規定温度レベルまで加熱することに より、あとから目下の情報を感熱層へ記録することができる。この場合、感熱層 を消去するための加熱装置は加熱ローラであり、このローラへ加熱ローラとは隔 てられた熱源により熱が加えられ、これによって間接的に加熱される。この場合 の欠点は、この磁気カードはかなり僅かなデータ量の記録にしか適していないこ とであり、また、間接的に加熱される加熱ローラによって、殊にそれが静止状態 にあるときには、加熱ローラにおいてほとんど制御できない温度変動が発生し、 これによって消去結果に悪影響が及ぼされることである。 さらに日本国特許JP 08 039 838 Aから、記録媒体の感熱層へ情報を取り込ま せるための記録装置が公知である。この場合、事前に記録担体に記録された情報 を、加熱ローラとして構成された消去機構を用いて消去することができ、これは 記録担体の表面全体を加熱することによって行われる。その際、加熱ローラに 対し、目下の温度値を測定するための温度センサが設けられている。ここでは加 熱ローラを温度監視しているけれども、情報担体が消耗したり変形したときに殊 に、満足のいく消去結果が達成できなくなる。 日本国特許JP 62 267 778 Aには、コピー機器において用紙に被着されたトナ ーを定着させるための装置が示されている。この場合、加熱ローラと中空の加熱 シリンダとの間を通してコピー用紙が案内される。もともとフレキシブルなコピ ー用紙をスリップなく送るために、加熱ローラはシリコン、ゴム等から成る摩擦 を大きくする弾性の層を有している。ここに示されている定着装置の場合、処理 すべき物体または紙片は付加的に特定の巻き付け角度をとらせて加熱ローラの周 囲を案内され、その際に著しく変形する。形状的に剛性な物体の処理は、ここに 示されている装置では不可能である。 本発明の課題は、変更可能な情報をこの種の情報担体のユーザが、情報担体に 配置されたデータ記憶エレメントにある変更可能な情報に依存して、平文で得ら れるような装置を提供することである。 本発明によればこの課題は、消去機構は、フレキシブルな表面を備えた加熱可 能なローラによって構成されており、電子データ記憶エレメントの情報の処理お よび印刷機構への転送は、プロセッサを介して行われることにより解決される。 この構成による驚くべき利 点は、スペースを節約した組合せでチップ操作と、読み出し可能な情報への置換 とを同時にまとめと行うことができ、さらにこの種の操作に対して短いクロック 時間と高い装入量が達成されることである。殊に有利であるのは、この構成によ れば消去ローラの使用によって感熱層の表面が大切に扱われ、その結果、情報担 体の耐用期間が長くなることである。さらに別の利点として挙げられるのは、情 報担体の非平坦性を弾性の表面によって補償できることであり、その結果、感熱 層全体の完全な消去が達成されるようになる。 請求項2による構成は有利である。なぜならば感熱層のための消去機構と印刷 機構を互いに隣り合わせて配置すれば迅速な消去および書き込み過程が達成され るからであり、その際、消去機構と印刷機構との間の経路が短いことから、感熱 層が完全に冷え切ってしまうことが避けられる。 請求項3〜11にも有利な実施形態が示されている。 請求項12および13の構成も有利である。それというのも、印刷過程後に感 熱層を急速に冷却すれば、感熱層におけるコントラストが改善されるからである 。 さらに請求項14〜21の構成も有利である。なぜならばそれらの構成によっ てコンパクトな構造で印刷装置を実現できるからである。 請求項22および23による構成では、種々異なる機能領域へ区分することに より、個々の要素の構造寸法を最適化することができ、ひいては処理すべき情報 担体の領域で使用される重要な機能要素を最適の方法フローを達成するために近 接して並置することができるような装置構成が可能となる。 請求項24による構成の利点は、加熱素子が消去および/または印刷過程に対 して交互に使用され、これによりこの種の要素の必要数が低減し、このことによ りスペースを節約した装置構造が可能となり、この種の装置のコストが低減され る。 請求項25に記載の構成によれば、情報担体に格納すべき情報が熱損失なしで 、ひいては時間損失なしで変更される。 請求項26および27の構成によれば、多数の符号および/またはグラフィッ クから成る情報が、一度だけの位置決め過程の後に、かつ情報担体の静止中に装 置で格納され、この種の構成では、加熱素子は消去および/または印刷過程に対 して選択的に制御され、ひいては情報再生ないし情報変更の際に高い確実性が達 成される。 請求項28記載の構成により、符号表示を越えて、制御により支援された各任 意のグラフィック表示を再生することができる。 請求項29および30記載の構成により、消去およ び/または印刷機構に対する熱制御を、方法および/または材料に起因する条件 に非常に細かく整合することができる。 請求項31記載の構成により、消去機構に対して経済的な部材構成が達成され る。 しかし請求項32記載の構成によれば、自由温度、とりわけ冷温で携帯される 情報担体、例えばエレベータ等に対する資格カードの処理が全体で短いクロック 時間で可能となる。この利点は請求項33の構成に対しても当てはまる。 請求項34記載の構成では、適用事例が連続する場合に、消去および/または 印刷機構に前置される予熱機構を節約することができる。 請求項35および36の構成により、情報形態の高いフレキシビリティが達成 され、ひいてはこの種の装置の適用領域が拡大する。 本発明をよりよく理解するために図面に示された実施例に基づき本発明を詳細 に説明する。 図面 図1は、本発明の装置の概略を示した平面図、 図2は、本発明の装置の別の構成を示した概略図、 図3は、図2のラインIII-IIIから見た装置の概略図、 図4は、本発明の情報担体を有する装置の一部を示した概略図、 図5は、情報担体を有する装置の、図4のラインVVの断面図、 請求の範囲 1.ガイドにより形成された情報担体のための入出力機構と、消去および印刷機 構が設けられており、エネルギー供給のため該消去および印刷機構にエネルギー コントロール回路が前置接続されている形式の、 情報たとえばキャラクタ、グラフィック等を、有利にはプロセッサチップの かたちで電子データ記憶エレメントを備えた情報担体たとえばIDカード、有価 カード、アクセスカードまたは商品ラベルカード等、の感熱層(シート)に熱的 に格納する装置において、 消去機構(133)は、フレキシブルな表面(137)を備えた加熱可能な ローラ(136)によって構成されており、電子データ記憶エレメント(31) の情報の処理および印刷機構(22,132)への転送は、プロセッサ(61) を介して行われることを特徴とする、 情報を情報担体の感熱層に熱的に格納する装置。 2.前記消去機構(133)は印刷機構(132)の隣接領域に配置されている 、請求項1記載の装置。 3.前記ローラ(136)上に抵抗ペースト(138)または抵抗層が被着また は印刷されている、請求項1または2記載の装置。 4.前記加熱可能なローラ(136)はたとえばセラミックローラから成り、該 セラミックローラの上に抵抗ペースト(138)または抵抗層が配置されている 、請求項1〜3のいずれか1項記載の装置。 5.前記フレキシブルな表面(137)は、たとえばシリコンから成る弾性の層 (139)により形成されている、請求項1〜4のいずれか1項記載の装置。 6.フレキシブルな層(139)は有利には抵抗ペースト(138)または抵抗 層の上に配置されている、請求項5記載の装置。 7.前記抵抗ペースト(138)または抵抗層はバネ接点を介してエネルギー源 と接続されている、請求項3〜6のいずれか1項記載の装置。 8.前記加熱可能なローラ(136)に温度センサまたは感熱素子が配置されて おり、これら温度センサまたは感熱素子の出力側は制御装置(144)と接続さ れている、請求項1〜7のいずれか1項記載の装置。 9.前記加熱可能なローラ(136)の反対側に押圧ローラ(140)が配置さ れている、請求項1〜8のいずれか1項記載の装置。 10.前記加熱可能なローラ(136)は内部空間(151)を有しており、該内 部空間内にローラ(136)を加熱するための熱エネルギー源(150)が 配置されている、請求項1〜9のいずれか1項記載の装置。 11.前記エネルギー源(150)はたとえばランプ(152)から成る、請求項 10記載の装置。 12.感熱層(103)を冷却するため印刷装置(101)内に、少なくとも1つ の冷却ローラ(147,148)から成る冷却機構(146)が配置されている 、請求項1〜11のいずれか1項記載の装置。 13.前記冷却ローラ(147,148)は良好な熱導性材料から成る、請求項1 2記載の装置。 14.印刷装置(101)内に情報担体(104)のための載置面(155)が配 置されている、請求項1〜13のいずれか1項記載の装置。 15.複数のガイド軸(157)を介して印刷装置(101)内に支承されている スロット機構(156)上に、情報担体(104)の読み出し、消去および印刷 用の個々の構成ユニットが配置されている、請求項1〜14のいずれか1項記載 の装置。 16.前記スロット機構(156)はその静止位置で、前記載置面(155)から 間隔をおいて位置決めされている、請求項15記載の装置。 17.前記スロット機構(156)は差込機構(123)とは反対側に連行部(1 59)を有しており、該連行部はスロット機構(156)の基部ケーシングから 載置面(155)の方向へ延びている、請求項 15または16記載の装置。 18.前記スロット機構(156)たとえば基部ケーシング(160)をガイドす るため、印刷装置(101)のケーシング(105)においてガイド軸(157 )用にガイドレール(158)が配置されており、該ガイドレールは載置面(1 55)の方向に角度づけられて延在している、請求項15〜17のいずれか1項 記載の装置。 19.前記スロット機構(156)の基部ケーシング(160)において、情報担 体(104)の感熱層(103)の消去および書き込みのために消去および/ま たは書き込み機構(165)が配置されており、該消去および/または書き込み 機構はたとえば7セグメント加熱素子(166)により形成されている、請求項 15〜18のいずれか1項記載の装置。 20.情報担体(104)を差し込むことによりスロット機構(156)は連行部 (159)によって、角度づけらて延在するガイドレール(158)に沿って情 報担体(104)の方向へ下がる、請求項15〜19のいずれか1項記載の装置 。 21.前記スロット機構(156)は動作位置で情報担体(104)の上に置かれ る、請求項15〜20のいずれか1項記載の装置。 22.前記消去および/または印刷機構(22)は、制御モジュール(25)およ び該制御モジュールとラ イン接続された消去ヘッド(23)の加熱素子(27)によって構成されている 、請求項19〜21のいずれか1項記載の装置。 23.前記消去および/または印刷機構(22)は、制御モジュール(26)およ び該制御モジュールとライン接続された印刷ヘッド(24)の加熱素子(27) によって構成されている、請求項19〜22のいずれか1項記載の装置。 24.前記消去および/または印刷機構(22)の制御モジュール(25,26) は制御分岐を介して、消去および印刷ヘッド(23,24)を成す加熱素子(2 7)とライン接続されている、請求項19〜21のいずれか1項記載の装置。 25.前記消去ヘッド(23)の加熱素子(27)は、前記印刷ヘッド(24)の 加熱素子(27)とじかに隣り合い、熱的には分離されて配置されている、請求 項22〜24のいずれか1項記載の装置。 26.前記消去ヘッド(23)および/または印刷ヘッド(24)は、前記情報担 体(4)の記録フィールド(56)にほぼ一致する底部平面をもつ、請求項15 〜25のいずれか1項記載の装置。 27.前記印刷ヘッド(24)は互いに熱的に分離された多数の加熱素子(27) を有しており、これらの加熱素子は個別にエネルギーたとえば電子エネルギーを 印加可能に構成されている、請求項15〜26 のいずれか1項記載の装置。 28.前記加熱素子(27)はグループを成しており、1つのグループの加熱素子 (27)はそれぞれドットマトリックス状に配置されている、請求項22〜27 のいずれか1項記載の装置。 29.少なくともそれぞれ1つの温度センサ(57)が消去ヘッド(23)および /または印刷ヘッド(24)内に配置されている、請求項15〜28のいずれか 1項記載の装置。 30.前記の消去ヘッド(23)および/または印刷ヘッド(24)における加熱 素子(27)の温度調整は、加熱素子(27)における内部抵抗の抵抗測定機構 を介して行われる、請求項15〜29のいずれか1項記載の装置。 31.前記消去ヘッド(23)は、内部に統合された少なくとも1つの温度センサ (57)を備えたストライプ状の加熱素子(27)によって構成されている、請 求項15〜30のいずれか1項記載の装置。 32.前記消去ヘッド(23)に、情報担体(4)の搬送方向(矢印15)におい て前置されて予備加熱機構(59)が配置されている、請求項15〜31のいず れか1項記載の装置。 33.前記加熱素子(27)に対しエネルギーの持続的なベース負荷が印加される 、請求項22〜32のいずれか1項記載の装置。 34.前記加熱素子(27)は、制御装置(33)を介して必要に応じて種々の電 圧を印加可能に構成されている、請求項22〜33のいずれか1項記載の装置。 35.前記制御装置(33)は、入力端末を介して操作可能なコンピュータ(32 )とライン接続されている、請求項34記載の装置。 36.前記コンピュータ(32)はオペレーティングソフトウェアを装備している 、請求項35記載の装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,HU,ID,IL ,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC, LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,M K,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO ,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ, TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,Y U,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.情報担体のための入出力機構と、消去および/または印刷機構が設けられて おり、情報たとえばキャラクタ、グラフィック等を、有利にはデータ記憶エレメ ントおよび/またはバーコードを備えた情報担体たとえばIDカード、有価カー ド、アクセスカードまたは商品ラベルカードなど、の感熱層(シート)に熱的に 格納する装置において、 消去および/または印刷機構(22)の動作改善のため、該機構に出力制御 回路(62)が前置接続されており、 プロセッサ(61)によって、情報の処理および前記消去および/または印 刷機構(22)への情報 の転送が行われることを特徴とする、 情報を情報担体の感熱層に熱的に格納する装置。 2.前記出力制御回路(62)はモノフロップ回路により形成されている、請求 項1記載の装置。 3.前記消去および/または印刷機構(22)は、制御モジュール(25)およ び該制御モジュールとライン接続された消去ヘッド(23)の加熱素子(27) によって構成されている、請求項1または2記載の装置。 4.前記消去および/または印刷機構(22)は、制御モジュール(26)およ び該制御モジュールとラ イン接続された印刷ヘッド(24)の加熱素子(27)によって構成されている 、請求項1〜3のいずれか1項記載の装置。 5.前記消去および/または印刷機構(22)の制御モジュール(25,26) は制御分岐を介して、消去および印刷ヘッド(23,24)を成す加熱素子(2 7)とライン接続されている、請求項1〜4のいずれか1項記載の装置。 6.前記消去ヘッド(23)の加熱素子(27)は、前記印刷ヘッド(24)の 加熱素子(27)とじかに隣り合い、熱的には分離されて配置されている、請求 項1〜5のいずれか1項記載の装置。 7.前記消去ヘッド(23)および/または印刷ヘッド(24)は、前記情報担 体(4)の符号フィールド(56)にほぼ一致する底部平面もつ、請求項1〜6 のいずれか1項記載の装置。 8.前記印刷ヘッド(24)は互いに熱的に分離された多数の加熱素子(27) を有しており、これらの加熱素子は個別にエネルギーたとえば電子エネルギーを 印加可能に構成されている、請求項1〜7のいずれか1項記載の装置。 9.前記加熱素子(27)はグループを成しており、1つのグループの加熱素子 (27)はそれぞれドットマトリックス状に配置されている、請求項1〜8のい ずれか1項記載の装置。 10.少なくともそれぞれ1つの温度センサ(57)が消去ヘッド(23)および /または印刷ヘッド(24)内に配置されている、請求項1〜9のいずれか1項 記載の装置。 11.前記の消去ヘッド(23)および/または印刷ヘッド(24)における加熱 素子(27)の温度調整は、加熱素子(27)における内部抵抗の抵抗測定機構 を介して行われる、請求項1〜10のいずれか1項記載の装置。 12.前記消去ヘッド(23)は、内部に統合された少なくとも1つの温度センサ (57)を備えたストライプ状の加熱素子(27)によって構成されている、請 求項1〜11のいずれか1項記載の装置。 13.前記消去ヘッド(23)に、情報担体(4)の搬送方向(矢印15)におい て前置されて予備加熱機構(59)が配置されている、請求項1〜12のいずれ か1項記載の装置。 14.前記加熱素子(27)に対しエネルギーの持続的なベース負荷が印加される 、請求項1〜13のいずれか1項記載の装置。 15.前記加熱素子(27)は、制御装置(33)を介して必要に応じて種々の電 圧を印加可能に構成されている、請求項1〜14のいずれか1項記載の装置。 16.前記制御装置(33)は、入力端末を介して操作 可能な計算機(32)とライン接続されている、請求項1〜15のいずれか1項 記載の装置。 17.前記計算機(32)はオペレーティングソフトウェアを装備している、請求 項1〜16のいずれか1項記載の装置。 18.少なくとも消去および/または印刷機構(22)が可動ハンディ機器(34 )内に配置されており、制御および/または通信インタフェースを備えている、 請求項1〜17のいずれか1項記載の装置。 19.前記ハンディ機器(34)内に、ワイヤレスで伝送される情報たとえば情報 信号の送出および受け取りのための送受信装置(47)が配置されている、請求 項1〜18のいずれか1項記載の装置。 20.前記印刷装置(101)内に搬送機構(106)が配置されており、該搬送 機構は、駆動モータ(107)たとえばステップモータ(109)および複数の トランスポートローラ(108)から成り、前記駆動モータ(109)はトラン スポートローラ(108)の1つとダイレクトに結合されている、請求項1〜1 9のいずれか1項記載の装置。 21.前記トランスポートローラ(108)は駆動ローラ(110)と押圧ローラ (111)から成り、それらの外面にたとえばゴムから成る弾性の層(112) が被着されている、請求項1〜20のいずれか1項記載の装置。 22.前記の駆動ローラ(110)と押圧ローラ(111)は互いに間隔をおいて 配置されていて、両方のトランスポートローラ(108)の間に距離(113) が形成され、印刷装置(101)に挿入される情報担体(104)は、2つのト ランスポートローラ(108)間の距離(113)よりも大きい厚み(114) をもつ、請求項1〜21のいずれか1項記載の装置。 23.前記印刷装置(101)内に、2つのローラ(127,128)とクリーニ ングローラ(129)から成るクリーニング機構(125)が配置されている、 請求項1〜22のいずれか1項記載の装置。 24.前記クリーニングローラ(129)は、情報担体(104)に配置されてい る感熱層(103)と結合状態にあるローラ(128)とつながっている、請求 項1〜23のいずれか1項記載の装置。 25.前記のローラ(127,128)とクリーニングローラ(129)は弾性の 層(130,131)で覆われており、前記クリーニングローラ(129)は、 ローラ(127,128)よりも柔らかく粘着性のある層(131)を有する、 請求項1〜24のいずれか1項記載の装置。 26.別のローラ(127)が別のクリーニングローラ(129)とつながってい る、請求項1〜25のいずれか1項記載の装置。 27.前記クリーニング機構(129)において搬送機構と隣り合う領域に印刷機 構(132)が配置されており、該印刷機構は書き込みヘッド(134)および 該書き込みヘッド(134)に対向する押圧ローラ(135)から成る、請求項 1〜26のいずれか1項記載の装置。 28.前記印刷機構(132)において搬送機構と隣り合う領域に消去機構(13 3)が配置されている、請求項1〜27のいずれか1項記載の装置。 29.前記消去機構(133)は加熱可能なローラ(136)から成る、請求項1 〜28のいずれか1項記載の装置。 30.前記ローラ(136)上に抵抗ペースト(138)または抵抗層が被着また はプリンとされている、請求項1〜29のいずれか1項記載の装置。 31.前記加熱可能なローラ(136)はたとえばセラミックローラから成り、該 セラミックローラ上に抵抗ペースト(138)または抵抗層が配置されている、 請求項1〜30のいずれか1項記載の装置。 32.前記の加熱可能なローラ(136)はフレキシブルな表面(137)を有し ており、該表面は殊に弾力性をもつフレキシブルなたとえばシリコンの層(13 9)から成る、請求項1〜31のいずれか1項記載の装置。 33.前記のフレキシブルな層(139)は有利には抵 抗ペースト(138)または抵抗層の上に配置されている、請求項1〜32のい ずれか1項記載の装置。 34.前記抵抗ペースト(138)または抵抗層はばね接点を介してエネルギー源 と接続されている、請求項1〜33のいずれか1項記載の装置。 35.前記の加熱可能なローラ(136)内に温度センサまたは加熱素子が配置さ れており、該温度センサまたは加熱素子の出力側は制御装置(144)と接続さ れている、請求項1〜34のいずれか1項記載の装置。 36.前記の加熱可能なローラ(136)の反対側に押圧ローラ(140)が配置 されている、請求項1〜35のいずれか1項記載の装置。 37.前記の加熱可能なローラ(136)は内部空間(151)を有しており、該 内部空間内にローラ(136)を加熱するための熱エネルギー源(150)が配 置されている、請求項1〜36のいずれか1項記載の装置。 38.前記熱エネルギー源(150)はたとえばランプ(152)により構成され ている、請求項1〜37のいずれか1項記載の装置。 39.前記印刷装置(101)内に、感熱層(103)を冷却するために少なくと も1つの冷却ローラ(147,148)から成る冷却機構(146)が配置 されている、請求項1〜38のいずれか1項記載の装置。 40.前記冷却ローラ(147,148)は良好な熱導性の材料から成る、請求項 1〜39のいずれか1項記載の装置。 41.前記印刷装置(101)内に情報担体(104)のための載置面(155) が配置されている、請求項1〜40のいずれか1項記載の装置。 42.前記印刷装置(101)内で複数のガイド軸を介して支承されているスロッ ト機構(156)上に、情報担体(104)の読み出し、消去および印刷のため の個々の構成ユニットが配置されている、請求項1〜41のいずれか1項記載の 装置。 43.前記スロット機構(156)はその静止位置で、前記載置面(155)から 間隔をおいて位置決めされている、請求項1〜42のいずれか1項記載の装置。 44.前記スロット機構(156)は差込機構(123)とは反対側に連行部(1 59)を有しており、該連行部はスロット機構(156)の基部ケーシングから 載置面(155)の方向へ延びている、請求項1〜43のいずれか1項記載の装 置。 45.前記スロット機構(156)たとえば基部ケーシング(160)をガイドす るため、印刷装置(101)のケーシング(105)においてガイド軸(1 57)用にガイドレール(158)が配置されており、該ガイドレールは載置面 (155)の方向に角度づけられて延在している、請求項1〜44のいずれか1 項記載の装置。 46.前記スロット機構(156)の基部ケーシング(160)において、情報担 体(104)の感熱層(103)の消去および書き込みのために消去および/ま たは書き込み機構(165)が配置されており、該消去および/または書き込み 機構はたとえば7セグメント加熱素子(166)により形成されている、請求項 1〜45のいずれか1項記載の装置。 47.情報担体(104)を差し込むことによりスロット機構(156)は連行部 (159)によって、角度づけらて延在するガイドレール(158)に沿って情 報担体(104)の方向へ下がる、請求項1〜46のいずれか1項記載の装置。 48.前記スロット機構(156)は動作位置で情報担体(104)の上に置かれ る、請求項1〜47のいずれか1項記載の装置。 49.情報を自動的に識別し記録および格納するために、カード上に配置されたデ ータ記憶エレメントおよび/またはバーコードと、少なくともたとえば基板上に 配置され取り消し可能に書き込むことのできる感熱シートが設けられている、た とえばプラスチックカードの基板であるアクセスカード、有価カード またはIDカードの形式の情報担体において、 データ記憶エレメント(31)は、該記憶エレメントを収容する凹部(50 )内で基板(49)の上にじかに、および該基板(49)とその表面(51)上 に配置されたシート(52)との間に設けられており、 前記基板(49)の表面(51)とは反対側のシート(52)の表面(53 )上に保護層(54)が配置されていることを特徴とする情報担体。 50.少なくとも部分的に基板(49)の表面(51)とは反対側の下面に、保護 層(54)の設けられた別の感熱シート(52)が配置されている、請求項49 記載の情報担体。 51.前記保護層(54)はプラスチックフィルムから成る、請求項49または5 0記載の情報担体。 52.前記保護層(54)はプラスチックシートから成る、請求項49〜51のい ずれか1項記載の情報担体。 53.前記保護層(54)は前記感熱シート(52)よりも高い摩耗耐性を有する 、請求項49〜52のいずれか1項記載の情報担体。 54.前記保護層(54)は少なくとも表面上で前記シート(52)よりも高い表 面粗さを有する、請求項49〜53のいずれか1項記載の情報担体。 55.前記基板(49)上に配置されたデータ記憶エレ メント(31)は誘導性プロセッサチップにより形成されている、請求項49〜 54のいずれか1項記載の情報担体。 56.前記基板(49)上に配置されたデータ記憶エレメント(31)は書き換え 可能なCD−ROMにより形成されている、請求項49〜55のいずれか1項記 載の情報担体。
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