JPH08147432A - プリペイドカード及びカードリーダライタ - Google Patents
プリペイドカード及びカードリーダライタInfo
- Publication number
- JPH08147432A JPH08147432A JP6306945A JP30694594A JPH08147432A JP H08147432 A JPH08147432 A JP H08147432A JP 6306945 A JP6306945 A JP 6306945A JP 30694594 A JP30694594 A JP 30694594A JP H08147432 A JPH08147432 A JP H08147432A
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- JP
- Japan
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- card
- temperature
- balance
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- magnetic
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 残金や残度数の正確な数字を目視確認するこ
とが可能であると同時に、経済性に優れたプリペイドカ
ード及びカードリーダライタを提供する。 【構成】 磁気記録部と、温度に応じて透明度が可逆的
に変化する可逆性感熱記録材料を用いた印字記録部とを
有することを特徴とするプリペイドカード、並びに、カ
ード搬送機構と、読み取り／書き込みを行う磁気ヘッド
と、ある特定範囲の温度及びそれを超える温度を設定可
能なサーマルプリンタヘッドとを有することを特徴とす
るカードリーダライタ。
とが可能であると同時に、経済性に優れたプリペイドカ
ード及びカードリーダライタを提供する。 【構成】 磁気記録部と、温度に応じて透明度が可逆的
に変化する可逆性感熱記録材料を用いた印字記録部とを
有することを特徴とするプリペイドカード、並びに、カ
ード搬送機構と、読み取り／書き込みを行う磁気ヘッド
と、ある特定範囲の温度及びそれを超える温度を設定可
能なサーマルプリンタヘッドとを有することを特徴とす
るカードリーダライタ。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プリペイドカード及び
カードリーダライタの記録表示技術に関するものであ
る。
カードリーダライタの記録表示技術に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、プリペイドカード上への残金ある
いは残度数の目視用表示は、パンチ孔により行われるこ
とが通例であった。ところがこの方式は、予めカード表
面に印刷された金額や度数のスケールに対するパンチ孔
位置の精度が目安程度であるため、磁気データが破壊さ
れた場合には、残高の正確な数字を目視確認することが
できなかった。しかもこの方式は、パンチ孔が開けられ
てしまうために残高がゼロになったカードを再利用する
ことができず、省資源の面から見ても好ましくない点が
あった。
いは残度数の目視用表示は、パンチ孔により行われるこ
とが通例であった。ところがこの方式は、予めカード表
面に印刷された金額や度数のスケールに対するパンチ孔
位置の精度が目安程度であるため、磁気データが破壊さ
れた場合には、残高の正確な数字を目視確認することが
できなかった。しかもこの方式は、パンチ孔が開けられ
てしまうために残高がゼロになったカードを再利用する
ことができず、省資源の面から見ても好ましくない点が
あった。
【０００３】他方、感熱層に加える温度による可逆的な
透明度変化を利用した可逆性感熱記録材料が近年開発さ
れており、これをカードの表面に成層し、ホット印字ス
タンプを用いて印字する記録方法が、特開平６−１３５
１４２号公報に提案されている。この方式は、可逆性感
熱記録材料が高価である上、加熱印字スタンプとは別に
消去用の加熱装置が必要であるために印字装置が複雑化
しがちであり、この不経済な点が実用化を推進するうえ
に一つの障害となっていた。
透明度変化を利用した可逆性感熱記録材料が近年開発さ
れており、これをカードの表面に成層し、ホット印字ス
タンプを用いて印字する記録方法が、特開平６−１３５
１４２号公報に提案されている。この方式は、可逆性感
熱記録材料が高価である上、加熱印字スタンプとは別に
消去用の加熱装置が必要であるために印字装置が複雑化
しがちであり、この不経済な点が実用化を推進するうえ
に一つの障害となっていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術の不都合を解消するべく案出されたものであ
り、その主な目的は、残金や残度数の正確な数字を目視
確認することが可能であると同時に、経済性に優れたプ
リペイドカード及びカードリーダライタを提供すること
にある。
従来技術の不都合を解消するべく案出されたものであ
り、その主な目的は、残金や残度数の正確な数字を目視
確認することが可能であると同時に、経済性に優れたプ
リペイドカード及びカードリーダライタを提供すること
にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、磁気記録部と、温度に応じて透明度が可逆
的に変化する可逆性感熱記録材料を用いた印字記録部と
を有することを特徴とするプリペイドカード、並びに、
カード搬送機構と、読み取り／書き込みを行う磁気ヘッ
ドと、ある特定範囲の温度及びそれを超える温度を設定
可能なサーマルプリンタヘッドとを有することを特徴と
するカードリーダライタを提供することにより達成され
る。
明によれば、磁気記録部と、温度に応じて透明度が可逆
的に変化する可逆性感熱記録材料を用いた印字記録部と
を有することを特徴とするプリペイドカード、並びに、
カード搬送機構と、読み取り／書き込みを行う磁気ヘッ
ドと、ある特定範囲の温度及びそれを超える温度を設定
可能なサーマルプリンタヘッドとを有することを特徴と
するカードリーダライタを提供することにより達成され
る。
【０００６】
【作用】このような構成によれば、可逆性感熱記録層に
直読可能な文字を印字し得るので、残金や残度数の正確
な数値を目視確認することができる。また、サーマルヘ
ッドの温度を制御することにより、磁気データの読み取
り／書き込みと平行して残高の消去／再印字を実行し得
る。
直読可能な文字を印字し得るので、残金や残度数の正確
な数値を目視確認することができる。また、サーマルヘ
ッドの温度を制御することにより、磁気データの読み取
り／書き込みと平行して残高の消去／再印字を実行し得
る。
【０００７】
【実施例】以下に添付の図面に示された具体的な実施例
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
に基づいて本発明の構成を詳細に説明する。
【０００８】図１は、本発明に基づき構成されたプリペ
イドカードを示している。このカード１は、磁気データ
の読み取り／書き込みが行われる公知の磁気ストライプ
２が設けられたＰＥＴカードからなり、一方の面の適所
に、消去／再印字可能なリライトラベル３が貼付されて
いる。
イドカードを示している。このカード１は、磁気データ
の読み取り／書き込みが行われる公知の磁気ストライプ
２が設けられたＰＥＴカードからなり、一方の面の適所
に、消去／再印字可能なリライトラベル３が貼付されて
いる。
【０００９】リライトラベル３は、可逆性感熱記録材料
の塗布層と粘着材層とを有する厚さ５０μｍ以下のシー
トから、適宜な桁数の英数字を１行に印字し得る面積で
切り出されたものであり、例えば１００℃以上で透明化
し、７５〜１００℃で白濁するようになっており、例え
ば、黒地のカード面に貼付されている。なお、この可逆
反応は、数百回繰り返し可能である。
の塗布層と粘着材層とを有する厚さ５０μｍ以下のシー
トから、適宜な桁数の英数字を１行に印字し得る面積で
切り出されたものであり、例えば１００℃以上で透明化
し、７５〜１００℃で白濁するようになっており、例え
ば、黒地のカード面に貼付されている。なお、この可逆
反応は、数百回繰り返し可能である。
【００１０】一方、リーダライタ４は、磁気ストライプ
２に対する磁気データの読み取り／書き込みを行う磁気
ヘッド５を一基と、リライトラベル３に対する消去／再
印字を行うシリアルサーマルヘッド６を一基内蔵してい
る。なお、カード搬送に関しては、在来の磁気カード用
リーダライタと何等変わるところは無い。
２に対する磁気データの読み取り／書き込みを行う磁気
ヘッド５を一基と、リライトラベル３に対する消去／再
印字を行うシリアルサーマルヘッド６を一基内蔵してい
る。なお、カード搬送に関しては、在来の磁気カード用
リーダライタと何等変わるところは無い。
【００１１】リライトラベル３への消去／再印字は、シ
リアルサーマルヘッド６の温度を段階的に制御すること
により行う。例えば、ヘッド温度を７５〜１００℃に設
定することで白色の文字が印字され、ヘッド温度を１０
０℃以上に設定することで文字が消去される。
リアルサーマルヘッド６の温度を段階的に制御すること
により行う。例えば、ヘッド温度を７５〜１００℃に設
定することで白色の文字が印字され、ヘッド温度を１０
０℃以上に設定することで文字が消去される。
【００１２】使用の際には、利用者は、予め購入したプ
リペイドカード１をレジに提示する。レジに備えられて
いるリーダライタ４にカード１を挿入すると、往路で印
字の消去並びに磁気データの確認が行われ、復路で利用
高に応じた磁気データの書き換えと、残高の印字が行わ
れる。このようにして、残金や残度数が使用の都度書き
換えられ、常に最新の残高を目視確認することができ
る。
リペイドカード１をレジに提示する。レジに備えられて
いるリーダライタ４にカード１を挿入すると、往路で印
字の消去並びに磁気データの確認が行われ、復路で利用
高に応じた磁気データの書き換えと、残高の印字が行わ
れる。このようにして、残金や残度数が使用の都度書き
換えられ、常に最新の残高を目視確認することができ
る。
【００１３】
【発明の効果】このように本発明によれば、利用者並び
に店員は、カードを見ただけで正確な残金あるいは残度
数を把握することができる。しかもパンチ孔が開かない
ので、リライトラベルを貼る替えるだけでカードを更新
することができる上、所要印字スペースが最小限で済む
ので、カードの価格を低減できる。また、リライト部分
がごく一部分に限られており消去及び印字が共通の固定
サーマルヘッドで行えることから、磁気データの読み取
り／書き込みと平行して消去／再印字を実行し得ること
と相俟って、装置構成が複雑化せずに済み、リーダライ
タの製造コストを低減し得る。これに加えて、リライト
部分が少なくて済むので、カードのデザイン自由度が高
まるという副次的効果もある。
に店員は、カードを見ただけで正確な残金あるいは残度
数を把握することができる。しかもパンチ孔が開かない
ので、リライトラベルを貼る替えるだけでカードを更新
することができる上、所要印字スペースが最小限で済む
ので、カードの価格を低減できる。また、リライト部分
がごく一部分に限られており消去及び印字が共通の固定
サーマルヘッドで行えることから、磁気データの読み取
り／書き込みと平行して消去／再印字を実行し得ること
と相俟って、装置構成が複雑化せずに済み、リーダライ
タの製造コストを低減し得る。これに加えて、リライト
部分が少なくて済むので、カードのデザイン自由度が高
まるという副次的効果もある。
【図１】本発明によるプリペイドカードの平面図。
【図２】本発明によるリーダライタの模式的構成図。
１ プリペイドカード ２ 磁気ストライプ ３ リライトラベル ４ リーダライタ ５ 磁気ヘッド ６ シリアルサーマルヘッド
Claims (2)
- 【請求項１】 磁気記録部と、温度に応じて透明度が可
逆的に変化する可逆性感熱記録材料を用いた印字記録部
とを有することを特徴とするプリペイドカード。 - 【請求項２】 カード搬送機構と、読み取り／書き込み
を行う磁気ヘッドと、ある特定範囲の温度及びそれを超
える温度を設定可能なサーマルプリンタヘッドとを有す
ることを特徴とするカードリーダライタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6306945A JPH08147432A (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | プリペイドカード及びカードリーダライタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6306945A JPH08147432A (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | プリペイドカード及びカードリーダライタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08147432A true JPH08147432A (ja) | 1996-06-07 |
Family
ID=17963170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6306945A Pending JPH08147432A (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | プリペイドカード及びカードリーダライタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08147432A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998024632A3 (de) * | 1996-12-02 | 1998-10-15 | Ewald Ulrich | Vorrichtung zum thermischen einbringen von informationen und informationsträger |
-
1994
- 1994-11-15 JP JP6306945A patent/JPH08147432A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998024632A3 (de) * | 1996-12-02 | 1998-10-15 | Ewald Ulrich | Vorrichtung zum thermischen einbringen von informationen und informationsträger |
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