JPH07276814A - 熱可逆性記録シート用消去装置および熱可逆性記録シート用記録・消去装置 - Google Patents

熱可逆性記録シート用消去装置および熱可逆性記録シート用記録・消去装置

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JPH07276814A
JPH07276814A JP6604094A JP6604094A JPH07276814A JP H07276814 A JPH07276814 A JP H07276814A JP 6604094 A JP6604094 A JP 6604094A JP 6604094 A JP6604094 A JP 6604094A JP H07276814 A JPH07276814 A JP H07276814A
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JP
Japan
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recording sheet
erasing
thermoreversible recording
roller
metal roll
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Withdrawn
Application number
JP6604094A
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English (en)
Inventor
Yoichi Nishioka
洋一 西岡
Yutaka Okabe
豊 岡部
Yukihisa Okada
幸久 岡田
Takeyuki Sekiya
健之 関谷
Fumio Nakagawa
二三男 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 消去品質の良い熱可逆性記録シート用消去装
置の提供。 【構成】 熱的手段により画像情報の記録・消去を繰り
返し行うことのできる熱可逆性記録シートに記録された
画像情報の消去をする装置であって、熱可逆性記録シー
トを加熱するための加熱ローラ10と、圧接ローラ12
とを具えている。この圧接ローラ12は、加熱ローラ1
0に圧接して設けてあり、かつ芯金14を摩擦材料とし
てのゴム層16で被覆している。そしてこの加熱ローラ
10は厚さ数mmのアルミニウムの円筒状の金属ロール
18を以って構成されている。そして、この金属ロール
18の表面18aに熱可逆性記録シートが圧接ローラに
12よって直に圧接される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、熱的手段により、画
像情報の記録・消去を繰り返し行うことのできる熱可逆
性記録シート用消去装置および記録・消去装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の、熱可逆性記録シート用消去装置
(以下、消去装置とも略称する)の一例が、文献:「特
開平2−128894号公報」に記載されている。この
文献に記載の消去装置によれば、熱可逆性記録シート
(以下、記録シートとも略称する)の一部分を選択的に
記録温度T1 に加熱することにより任意の画像を記録す
ることができる。また、記録シートの全面を消去温度T
2 に加熱することにより、記録した画像を消去すること
ができる。記録シートには、温度T1 で透明となり、温
度T2 で白濁する種類と、温度T1 で白濁し、温度T2
で透明となる種類とがある。これら従来の記録シートで
は、通常、消去温度の範囲は数℃の範囲と狭くなってい
る。このため、加熱ローラの加熱温度を厳しく制御する
必要があった。
【0003】また、一旦加熱した後、急冷却すると透明
となり、徐冷却すると白濁する種類の記録シートも知ら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
消去装置の加熱ローラは、通常、金属ロールの表面をゴ
ム層で被覆した構造となっている。このゴム層の熱伝導
率は金属ロールに比べて小さい。従って、加熱ローラの
ゴム層の表面の温度を消去温度に到達させるためには、
金属ロールの温度を消去最適温度よりも高い温度に設定
する必要があった。その結果、記録シートの加熱時間の
設定が長すぎた場合や、記録シートの送り停止中に記録
シートの一部分が加熱ローラに接している場合には、記
録シートが消去温度以上の温度に曝されるために画像の
消去が不完全となり、消去品質が劣化してしまうという
問題点があった。
【0005】また、従来の記録シートは上述のいずれの
種類においても、画像消去にあたって、消去温度での加
熱処理後の記録シートの冷却速度が消去品質に影響を与
えることが知られている。ところが、従来の消去装置に
おいては、記録シートの加熱後の冷却過程を制御できな
かった。例えば、記録シートの一部分と消去装置と接触
などにより、記録シートの接触部と非接触部とで冷却速
度に差ができると、記録シートの接触部と非接触部との
透過率に差ができる。その結果、記録シートの画像の消
去が不充分となり、消去品質が低下するという問題点が
あった。
【0006】このため、消去品質の良い熱可逆性記録シ
ート用消去装置の実現が望まれていた。
【0007】また、加熱ローラを加熱するための熱源で
あるハロゲンランプを点灯してから、加熱ローラの表面
温度が、記録シートの画像の消去が可能となる所定の温
度に達するまでにかかる立上がり時間が長くかかってい
た。このため、従来の消去装置では、待機中であっても
常時加熱ローラを加熱しておかなければならなかった。
立上がり時間を短くするためには、金属ロールの熱容量
を小さくすることが考えられる。
【0008】しかし、熱容量が小さくなると、金属ロー
ルの幅に比べて狭い幅の記録シートを加熱して搬送した
場合、金属ロールの表面の幅方向のうち記録シートの当
った搬送部分だけ熱が奪われて温度が下がる。その結
果、金属ロールの表面のうち記録シートの接触しなかっ
た非搬送部分(金属ロールの両端部分)の温度が、搬送
部分に対して相対的に上昇する。このため、金属ロール
の表面温度が不均一となるために画像情報の消去が不完
全になり易い。その結果、例えば幅の狭い記録シートを
加熱消去した直後に幅の広い記録シートを加熱すると、
金属ロールの表面温度が不均一となるため幅の広い記録
シートの消去品質が劣化してしまうことが起こり得る。
【0009】このため、金属ロールの表面温度を均一に
することができる消去装置の実現が望まれていた。
【0010】また、従来の消去装置においては、加熱ロ
ーラに圧接された記録シートが、加熱処理後も加熱ロー
ラの表面に付着してしまうことがあった。このため、記
録シートの離型性の良い加熱ローラを具えた熱可逆性記
録シート用消去装置の実現が望まれていた。
【0011】
【課題を解決するための手段】この出願にかかる第1の
発明の熱可逆性記録シート用消去装置によれば、熱的手
段により画像情報の記録・消去を繰り返し行うことので
きる熱可逆性記録シートに記録された画像情報の消去を
する装置であって、熱可逆性記録シートを加熱するため
の加熱ローラと、この加熱ローラに圧接して設けられか
つ摩擦材料で被覆された圧接ローラとを具えてなる熱可
逆性記録シート用消去装置において、加熱ローラは、円
筒状の金属ロールであって、この金属ロールの表面に熱
可逆性記録シートが圧接ローラによって直に圧接される
金属ロールを以って構成されており、この金属ロールの
内側の中空部に、この金属ロールを加熱するための熱源
を具えている。
【0012】また、第1の発明において好ましくは、金
属ロールに圧接される均熱化部材を具えてなると良い。
【0013】また、第1の発明において好ましくは、加
熱ローラと圧接ローラとの間を通過した熱可逆性記録シ
ートを冷却するための冷却ローラを具えてなると良い。
【0014】この出願にかかる第2の発明の熱可逆性記
録シート用消去装置によれば、熱的手段により画像情報
の記録・消去を繰り返し行うことのできる熱可逆性記録
シートに記録された画像情報の消去をする装置であっ
て、熱可逆性記録シートを加熱するための加熱ローラ
と、この加熱ローラに圧接して設けられかつ摩擦材料で
被覆された圧接ローラとを具えてなる熱可逆性記録シー
ト用消去装置において、加熱ローラは、非粘着薄膜で被
覆された円筒状の金属ロールを以って構成されており、
この金属ロールの内側の中空部に、この金属ロールを加
熱するための熱源を具えている。
【0015】また、第2の発明において、好ましくは、
金属ロールに圧接される均熱化部材を具えてなると良
い。
【0016】また、第2の発明において、好ましくは、
加熱ローラと圧接ローラとの間を通過した熱可逆性記録
シートを冷却するための冷却ローラを具えてなると良
い。
【0017】また、この出願にかかる第3の発明の熱可
逆性記録シート用消去装置によれば、熱的手段により画
像情報の記録・消去を繰り返し行うことのできる熱可逆
性記録シートに記録された画像情報の消去をする装置で
あって、加熱部材を具えた熱可逆性記録シート用消去装
置において、加熱部材によって加熱された熱可逆性記録
シートを冷却するための冷却ローラを具えている。
【0018】また、この出願にかかる第4の発明の熱可
逆性記録シート用記録・消去装置によれば、熱可逆性記
録シートに画像情報を記録する記録手段と、熱可逆性記
録シートに記録された画像を消去する消去手段とを具え
る記録・消去装置において、消去装置を、第1の発明の
熱可逆性記録シート用消去装置を以って構成する。
【0019】また、この出願にかかる第5の発明の熱可
逆性記録シート用記録・消去装置によれば、熱可逆性記
録シートに画像情報を記録する記録手段と、熱可逆性記
録シートに記録された画像を消去する消去手段とを具え
る記録・消去装置において、消去装置を、第2の発明の
熱可逆性記録シート用消去装置を以って構成する。
【0020】また、この出願にかかる第6の発明の熱可
逆性記録シート用記録・消去装置によれば、熱可逆性記
録シートに画像情報を記録する記録手段と、熱可逆性記
録シートに記録された画像を消去する消去手段とを具え
る記録・消去装置において、消去装置を、第3の発明の
熱可逆性記録シート用消去装置を以って構成する。
【0021】尚、ここで、圧接ローラにより加熱ローラ
または加熱部材に記録シートを圧接する場合には、圧接
ローラにかかる圧接ベルトを介して記録シートを圧接す
る場合も含まれる。
【0022】
【作用】この出願に係る第1の発明の熱可逆性記録シー
ト用消去装置および第4の発明の熱可逆性記録シート用
記録・消去装置によれば、加熱ローラを構成する金属ロ
ールの表面に感熱性記録シートが直に圧接される。この
ため、金属ローラの加熱温度を、消去温度にすれば良
く、その結果、記録シートが消去温度以上の高温に曝さ
れることを抑制することができる。尚、金属ローラに圧
接する圧接ローラが摩擦材料で被覆されてるので、加熱
ローラと圧接ローラとによって記録シートをスリップす
ることなく搬送することができる。
【0023】また、この出願にかかる第2の発明の熱可
逆性記録シート用消去装置および第5の発明の熱可逆性
記録シート用記録・消去装置によれば、加熱ローラを構
成する金属ロールの表面を非粘着薄膜で覆っている。こ
のため、加熱処理された記録シートの加熱ローラからの
離型性を向上させることができる。
【0024】また、金属ロールを、例えば肉厚1mm以
下の肉薄の金属ロールを以って構成すれば、金属ロール
内の熱源によってこの金属ロールの加熱を始めてから、
金属ロールの温度が消去温度に達するまでにかかる時間
(立上がり時間)を従来の加熱ローラに比べて大幅に短
くすることができる。しかしながら、肉薄の金属ロール
は、立上がり時間が短い分その熱容量が小さくなってい
る。このため、肉薄の金属ロールの幅に比べて遥かに狭
い幅の記録シートを加熱して搬送した場合、肉薄の金属
ロールの表面の幅方向のうち記録シートの当った搬送部
分だけ熱が奪われると、肉薄の金属ロールの表面のうち
記録シートの接触しなかった非搬送部分(肉薄の金属ロ
ールの両端部分)の温度が、搬送部分に対して上昇す
る。このため、肉薄の金属ロールの表面温度が不均一と
なるため、画像情報の消去が不完全になり易い。その結
果、例えば幅の狭い記録シートを加熱消去した直後に幅
の広い記録シートを加熱すると、金属ロールの表面温度
が不均一なため幅の広い記録シートの消去品質が劣化し
てしまうことが起こり得る。そこで、肉薄の金属ロール
に圧接される均熱化部材を設ければ、金属ロール厚さを
薄くしても、記録シートの大きさにかかわらず金属ロー
ルの表面温度を均一にすることができる。
【0025】また、この出願にかかる第3の発明の熱可
逆性記録シートおよび第6の発明の熱可逆性記録シート
用記録・消去装置、加熱ローラと圧接ローラとの間を通
過した熱可逆性記録シートを冷却するための冷却ローラ
を具えている。このため、加熱により画像情報を消去さ
れた記録シートをほぼ一定速度で冷却することができ
る。その結果、記録シート全体が均質な光学状態とな
り、優れた消去品質を得ることができる。さらに、第1
および第2の発明においても冷却ローラを設ければ、第
3の発明の熱可逆性記録シート用消去装置と同様に記録
シートをほぼ一定速度で冷却することができる。その結
果、記録シート全体が均質な光学状態となり、優れた消
去品質を得ることができる。
【0026】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の消去装置
の実施例について説明する。尚、以下に参照する図面
は、この発明が理解できる程度に各構成成分の大きさ、
形状および配置関係を概略的に示してあるにすぎない。
従って、この発明は、図示例にのみ限定されるものでは
ないことは明らかである。尚、以下に参照する図は、断
面を表すハッチングを一部省略して示してある。
【0027】<第1実施例>以下、第1の発明の熱可逆
性記録シート用消去装置(以下、単に消去装置とも称す
る)の一例について説明する。図1は、第1実施例の消
去装置の説明に供する断面図であり、加熱ローラの軸に
垂直な平面での切り口を示している。
【0028】第1実施例の消去装置は、熱的手段により
画像情報の記録・消去を繰り返し行うことのできる熱可
逆性記録シート(図示せず)に記録された画像情報の消
去をする装置であって、熱可逆性記録シートを加熱する
ための加熱ローラ10と、圧接ローラ12とを具えてい
る。この圧接ローラ12は、加熱ローラ10にバネ等
(図示せず)の適度な力で圧接して設けてあり、かつ芯
金14を摩擦材料としてのゴム層16で被覆している。
【0029】そしてこの加熱ローラ10は厚さ数mmの
アルミニウムの円筒状の金属ロール18を以って構成さ
れいる。そして、この金属ロール18の表面18aに熱
可逆性記録シートが圧接ローラに12よって直に圧接さ
れる。また、この金属ロール18の内側の中空部20に
は、この金属ロール18を加熱するための熱源22とし
てのハロゲンランプ22を具えている。また、この金属
ロールの内側面18bは、熱源22から放射される赤外
線を吸収するように黒化処理あるいは黒色塗装が施され
ている。また、この実施例では、加熱ローラ10の表面
温度を検出するため、温度検出素子としてのサーミスタ
24を加熱ローラ10に接して設けてある。
【0030】記録シートの消去処理に際しては、熱源2
2に電圧を印加すると、熱源22の放射する赤外線を吸
収して金属ロール18の温度が上昇する。金属ロールの
表面18aの温度は、サーミスタ24よって検出され
る。サーミスタ24の検出信号を熱源22にフィードバ
ックすることにより、金属ロールの表面18aの温度は
所定の消去温度になるように制御される。
【0031】金属ロールの表面18aの温度が所定の消
去温度に達した後、金属ロール18および圧接ローラ1
2はそれぞれ図1中にIおよびIIで示された矢印の方向
に回転し、記録シートはIII で示された矢印の方向に搬
送される。記録シートが金属ロール18と圧接ローラ1
2との間を通過することにより、記録シートが消去温度
に加熱されて画像が消去される。この実施例では、記録
シートが金属ロール18の表面18aに直に圧接される
ため、金属ロールの表面の温度を所定の記録温度に制御
すれば良い。その結果、加熱時間の設定が長くなった場
合や、記録シートの搬送停止中でも記録シートが消去温
度以上の温度に加熱されることを防ぐことができる。こ
のため、記録シートの消去品質の劣化を防ぐことができ
る。
【0032】<第2実施例>以下、第1の発明の熱可逆
性記録シート用消去装置の一例として、金属ローラが、
肉厚1mm以下の肉薄の金属ロール26からなる消去装
置について説明する。図2は、第2実施例の消去装置の
説明に供する断面図であり、加熱ローラ10の軸に垂直
な平面での切り口を示している。
【0033】第2実施例の消去装置は、金属ロールが肉
薄の金属ロール26である点以外は、第1実施例の消去
装置と同一の構造を有している。第2実施例の肉薄の金
属ロール26は、厚さ0.05〜0.3mm程度のNi
電鋳ロール、または、厚さ0.3〜0.5mm程度のア
ルミニウムあるいは鉄の引き抜きパイプを素材として用
いるのが好適である。
【0034】次に、立上がり時間の比較結果について説
明する。
【0035】比較例とした消去装置の加熱ローラは、厚
さ2mmのアルミローラ(外径20mm、長さ250m
m)を以って構成され、熱源として600Wのハロゲン
ランプを具えている。一方、第2実施例の消去装置の加
熱ローラは、厚さ0.2mmのNi電鋳ロールを以って
構成され、熱源として600Wのハロゲンランプを具え
ている。ハロゲンランプを点灯し、加熱装置の表面温度
が20℃から160℃に上昇するのにかかる時間(立上
がり時間)を比較したところ、比較例では30〜50秒
必要であったのに対して、第2実施例では約8秒で表面
温度が160℃に達した。
【0036】従って、肉薄の金属ロールを用いることに
より、立上がり時間を、肉厚の金属ロールを用いた場合
に比べて大幅に短くすることができることが判る。
【0037】<第3実施例>以下、第1の発明の熱可逆
性記録シート用消去装置の一例として、金属ロールが、
肉厚1mm以下の肉薄の金属ロール26からなり、か
つ、均熱化部材28を具えた消去装置について説明す
る。第3実施例の消去装置は、均熱化部材28を設けて
ある点以外は第2実施例の消去装置と同一の構造であ
る。図3は、第3実施例の消去装置の説明に供する断面
図であり、加熱ローラ10の軸に垂直な平面での切り口
を示している。
【0038】第3実施例では、均熱化部材28として、
アルミ等の熱伝導性の良好な金属ローラからなる均熱化
ローラ28を用いている。この均熱化ローラ28は、加
熱ローラ10の表面にバネ等の適度の力で圧接できるよ
うに設けてあり、記録シートの最大許容幅と同等か若干
広い幅を有する。均熱化ローラ28を設けることによ
り、加熱ローラ10の表面温度の均一化を図ることがで
きる。
【0039】記録シートの消去に際しては、第1実施例
の場合と同様に、加熱ローラ10は図3中にIで示す矢
印の方向、圧接ローラ12はIIで示す矢印の方向に回転
し、記録シートはIII で示す矢印の方向に搬送される。
このとき、均熱化ローラ28も加熱ローラの回転に伴っ
てIVで示す矢印の方向に回転する。
【0040】尚、均熱化ローラ28は、加熱ローラ10
に常時接していても、その接触幅が小さいため、加熱ロ
ーラ10の加熱時の立上がり時間への影響は少ない。ま
た、加熱ローラ10の立上がり時に、一旦均熱化ローラ
28を加熱ローラ10から離しておき、加熱ローラ10
が所定温度に達した後に、均熱化ローラ28を加熱ロー
ラ10に接触させれば、均熱化ローラ28を常時接触さ
せた場合よりも立上がり時間を短縮することができる。
また、加熱ローラ10の幅に対して幅の狭い記録シート
の消去時にのみ、均熱化ローラ28を加熱ローラ10に
接触させても良い。
【0041】<第4実施例>以下、第1の発明の熱可逆
性記録シート用消去装置の一例として、冷却ローラを設
けた消去装置について説明する。第4実施例の消去装置
は、冷却ローラ30(30aおよび30b)を設けてあ
る点以外は第2実施例の消去装置と同一の構造である。
図4は、第4実施例の消去装置の説明に供する断面図で
あり、加熱ローラの軸に垂直な平面での切り口を示して
いる。
【0042】第4実施例の消去装置は、加熱ローラ10
と圧接ローラ12との間を通過した熱可逆性記録シート
を冷却するための2本の冷却ローラ30aおよび30b
を具えている。この冷却ローラ30aおよび30bは、
金属、プラスチック、ゴムなどを材料とし、記録シート
の最大許容幅と同等か若干広い幅を有している。
【0043】加熱ローラ10により消去温度に加熱され
た記録シートは、冷却ローラ30aおよび30bによ
り、ほぼ一定の速度で冷却される。このため、記録シー
ト全体を均一な光学状態とすることができるので、優れ
た消去特性が得られる。記録シートの冷却の際には、冷
却ローラ30aおよび30bは、記録シートの搬送に対
応してそれぞれ図4中にVおよびVIの矢印で示される方
向に回転する。尚、冷却ローラの素材や搬送速度は、記
録シートの冷却速度を記録シートの特性に適合したもの
とすることが望ましい。また、冷却ローラは1本でも良
い。
【0044】<第5実施例>以下、第2の発明の熱可逆
性記録シート用消去装置の一例について説明する。図5
は、第5実施例の消去装置の説明に供する断面図であ
り、加熱ローラの軸に垂直な平面での切り口を示してい
る。
【0045】第5実施例の消去装置は、熱的手段により
画像情報の記録・消去を繰り返し行うことのできる熱可
逆性記録シートに記録された画像情報の消去をする装置
であって、熱可逆性記録シートを加熱するための加熱ロ
ーラと10、圧接ローラ12とを具えている。この圧接
ローラ12は、加熱ローラ10にバネ等の適度な力で圧
接して設けられ、かつ芯金14を摩擦材料としてのゴム
層16で被覆している。
【0046】この加熱ローラ10は、非粘着薄膜32で
被覆された、厚さ数mmのアルミニウムの円筒状の金属
ロール18を以って構成されいる。この非粘着薄膜32
の厚さは10〜30μm程度である。この程度の厚さな
らば、金属ロール18の熱が記録シートに伝導されるこ
とを妨げる心配はない。また、この非粘着薄膜の材料と
して、例えば、ポリテトラフルオロエチレン、テトラフ
ルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、
またはテトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキル
ビニルエーテル共重合体を用いることができる。また、
この実施例では、加熱ローラ10の表面温度を検出する
ため、温度検出素子としてのサーミスタ24を加熱ロー
ラ10を被覆する非粘着薄膜32に接してい設けてあ
る。
【0047】消去に際しては、加熱ローラ10および圧
接ローラ12はそれぞれ図5中にIおよびIIで示された
矢印の方向に回転し、記録シートはIII で示された矢印
の方向に搬送される。記録シートが加熱ローラ10と圧
接ローラ12との間を通過することにより、記録シート
が消去温度に加熱されて画像が消去される。
【0048】記録シートは、圧接ローラ12により加熱
ローラ10表面の非粘着薄膜32に圧接されて加熱され
る。非粘着薄膜32は、記録シートに対して良好な離型
性を有するため、記録シートの搬送を、非粘着薄膜32
を設けない場合よりも円滑に行うことができる。
【0049】<第6実施例>以下、第2の発明の熱可逆
性記録シート用消去装置の一例として、金属ロールが、
肉厚1mm以下の肉薄の金属ロールからなる消去装置に
ついて説明する。図6は、第6実施例の消去装置の説明
に供する断面図であり、加熱ローラの軸に垂直な平面で
の切り口を示している。
【0050】第6実施例の消去装置は、金属ロールが肉
薄の金属ロール26である点以外は、第5実施例の消去
装置と同一の構造を有している。第6実施例の肉薄の金
属ロール26は、厚さ0.05〜0.3mm程度のNi
電鋳ロール、または、厚さ0.3〜0.5mm程度のア
ルミニウムあるいは鉄の引き抜きパイプを素材として用
いるのが好適である。
【0051】第6実施例の消去装置においても、第2実
施例の消去装置と同様に、立上がり時間を肉厚の金属ロ
ールを用いた場合に比べて大幅に短くすることができ
る。
【0052】<第7実施例>以下、第2の発明の熱可逆
性記録シート用消去装置の一例として、金属ロールが、
肉厚1mm以下の肉薄の金属ロールからなり、かつ、均
熱化部材を具えた消去装置について説明する。第7実施
例の消去装置は、均熱化部材28を設けてある点以外は
第5実施例の消去装置と同一の構造である。図7は、第
7実施例の消去装置の説明に供する断面図であり、加熱
ローラの軸に垂直な平面での切り口を示している。
【0053】第7実施例では、均熱化部材28として、
アルミ等の熱伝導性の良好な金属ローラからなる均熱化
ローラ28を用いている。この灼熱化ローラ28は、加
熱ローラ10の表面にバネ等の適度の力で圧接できるよ
うに設けてあり、記録シートの最大許容幅と同等か若干
広い幅を有する。均熱化ローラ28を設けることによ
り、加熱ローラ10の表面温度の均一化を図ることがで
きる。
【0054】記録シートの消去に際しては、第5実施例
の場合と同様に、加熱ローラ10は図7中にIで示す矢
印の方向、圧接ローラ12はIIで示す矢印の方向に回転
し、記録シートはIII で示す矢印の方向に搬送される。
このとき、均熱化ローラ28も加熱ローラ10の回転に
伴ってIVで示す矢印の方向に回転する。
【0055】<第8実施例>以下、第2の発明の熱可逆
性記録シート用消去装置の一例として、冷却ローラ30
(30aおよび30b)を設けた消去装置について説明
する。第8実施例の消去装置は、冷却ローラを設けてあ
る点以外は第5実施例の消去装置と同一の構造である。
図8は、第8実施例の消去装置の説明に供する断面図で
あり、加熱ローラの軸に垂直な平面での切り口を示して
いる。
【0056】第8実施例の消去装置は、加熱ローラ10
と圧接ローラ12との間を通過した熱可逆性記録シート
を冷却するための2本の冷却ローラ30aおよび30b
を具えている。この冷却ローラ30aおよび30bは、
金属、プラスチック、ゴムなどを材料とし、記録シート
の最大許容幅と同等か若干広い幅を有している。
【0057】加熱ローラ10により消去温度に加熱され
た記録シートは、冷却ローラ30aおよび30bによ
り、ほぼ一定の速度で冷却される。このため、記録シー
ト全体を均一な光学状態とすることができるので、優れ
た消去特性が得られる。記録シートの冷却の際には、冷
却ローラ30aおよび30bは、記録シートの搬送に対
応してそれぞれ図8中にVおよびVIの矢印で示される方
向に回転する。尚、冷却ローラの素材や搬送速度は、記
録シートの冷却速度を記録シートの特性に適合したもの
とすることが望ましい。
【0058】<第9実施例>以下、第3の発明の熱可逆
性記録シート用消去装置の一例について説明する。図9
は、第9実施例の消去装置の説明に供する断面図であ
り、圧接ローラの軸に垂直な平面での切り口を示してい
る。
【0059】第9実施例の消去装置は、熱的手段により
画像情報の記録・消去を繰り返し行うことのできる熱可
逆性記録シートに記録された画像情報の消去をする装置
であって、加熱部材として加熱ヒータ34を具えてい
る。加熱ヒータ34は、金属やセラミックからなり、棒
状または板状の形状をしている。そして、ここでは、加
熱ヒータ34によって加熱された熱可逆性記録シートを
冷却するための2本の冷却ローラ30aおよび30bを
具えている。この冷却ローラは、金属、プラスチック、
ゴムなどを材料とし、記録シートの最大許容幅と同等か
若干広い幅を有している。
【0060】消去に際しては、圧接ローラ12が図9中
にIIで示した矢印の方向に回転して記録シートがIII で
示された矢印の方向に搬送される。記録シートが加熱ロ
ーラ10と圧接ローラ12との間を通過することによ
り、記録シートが消去温度に加熱されて画像が消去され
る。そして、冷却ローラ30aおよび30bは、記録シ
ートの搬送に対応してそれぞれ図9中にVおよびVIの矢
印で示される方向に回転する。加熱ローラ10により消
去温度に加熱された記録シートは、冷却ローラ30aお
よび30bによりほぼ一定の速度で冷却される。このた
め、記録シート全体を均一な光学状態とすることができ
るので、優れた消去特性が得られる。
【0061】尚、冷却ローラの素材や搬送速度は、記録
シートの冷却速度を記録シートの特性に適合したものと
することが望ましい。また、第3の発明では、加熱部材
として従来のゴム層で被覆された加熱ローラを用いても
良い。
【0062】<記録・消去装置>上述した各実施例で
は、消去装置の例について説明したが、これら消去装置
と、記録装置とを組み合わせることにより、熱可逆性記
録シート用記録・消去装置を得ることができる。
【0063】例えば、記録装置としてサーマルヘッドを
用い、消去装置として、上述した第1〜第9実施例に記
載の消去装置を用いることができる。
【0064】また、記録装置としてのサーマルヘッドを
消去装置の加熱装置として共用することもできる。
【0065】上述した各実施例では、この発明を特定の
材料を使用し、また、特定の条件で構成した例について
説明したが、この発明は、多くの変更および変形を行う
ことができる。例えば、上述した各実施例では、熱源と
してハロゲンランプを設けたが、この発明では、赤外線
放射型の熱源を用いることができる。
【0066】また、上述した各実施例では、均熱化部材
として、金属製の均熱化ロールを用いたが、この発明で
は、均熱化部材としてヒートパイプまたはフェルトを用
いても良い。
【0067】また、非粘着薄膜の材料としては、上述し
た実施例で記載した材料の他に、フッ素系樹脂を用いて
も良い。
【0068】また、例えば、上述した第3実施例または
第7実施例の消去装置に、冷却ローラを組み合わせて設
けても良い。その場合、記録シートが消去温度以上に加
熱されることを防ぎかつ記録シートを均一に消去するこ
とができるという優れた消去品質を有し、さらに、立上
がり時間の短い消去装置を得ることができる。
【0069】
【発明の効果】この出願に係る第1の発明の熱可逆性記
録シート用消去装置および第4の発明の熱可逆性記録シ
ート用記録・消去装置によれば、加熱ローラを構成する
金属ロールの表面に感熱性記録シートが直に圧接され
る。このため、金属ローラの加熱温度を、消去温度にす
れば良く、その結果、記録シートが消去温度以上の高温
に曝されることを抑制することができる。
【0070】また、この出願にかかる第2の発明の熱可
逆性記録シート用消去装置および第5の発明の熱可逆性
記録シート用記録・消去装置によれば、加熱ローラを構
成する金属ロールの表面を非粘着薄膜で覆っている。こ
のため、加熱処理された記録シートの加熱ローラからの
離型性を向上させることができる。
【0071】また、金属ロールを、肉厚1mm以下の肉
薄の金属ロールを以って構成すれば、金属ロール内の熱
源によってこの金属ロールの加熱を始めてから、金属ロ
ールの温度が消去温度に達するまでにかかる時間(立上
がり時間)を従来の加熱ローラに比べて大幅に短くする
ことができる。
【0072】また、肉薄の金属ロールに圧接される均熱
化部材を設ければ、記録シートの大きさにかかわらず、
肉薄の金属ロールの表面温度を均一にすることができ
る。
【0073】また、この出願にかかる第3の発明の熱可
逆性記録シートおよび第6の発明の熱可逆性記録シート
用記録・消去装置によれば、加熱ローラと圧接ローラと
の間を通過した熱可逆性記録シートを冷却するための冷
却ローラを具えている。このため、加熱により画像情報
を消去された記録シートをほぼ一定速度で冷却すること
ができる。その結果、記録シート全体が均質な光学状態
となり、優れた消去品質を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の説明に供する断面図である。
【図2】第2実施例の説明に供する断面図である。
【図3】第3実施例の説明に供する断面図である。
【図4】第4実施例の説明に供する断面図である。
【図5】第5実施例の説明に供する断面図である。
【図6】第6実施例の説明に供する断面図である。
【図7】第7実施例の説明に供する断面図である。
【図8】第8実施例の説明に供する断面図である。
【図9】第9実施例の説明に供する断面図である。
【符号の説明】
10:加熱ローラ 12:圧接ローラ 14:芯金 16:ゴム層 18:金属ロール 18a:金属ロールの表面 18b:金属ロールの内側面 20:中空部 22:熱源(ハロゲンランプ) 24:サーミスタ 26:肉薄の金属ロール 28:均熱化部材(均熱化ローラ) 30、30a、30b:冷却ローラ 32:非粘着薄膜 34:加熱ヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関谷 健之 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 中川 二三男 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱的手段により画像情報の記録・消去を
    繰り返し行うことのできる熱可逆性記録シートに記録さ
    れた画像情報の消去をする装置であって、前記熱可逆性
    記録シートを加熱するための加熱ローラと、該加熱ロー
    ラに圧接して設けられかつ摩擦材料で被覆された圧接ロ
    ーラとを具えてなる熱可逆性記録シート用消去装置にお
    いて、 前記加熱ローラは、円筒状の金属ロールであって、当該
    金属ロールの表面に前記熱可逆性記録シートが前記圧接
    ローラによって直に圧接される金属ロールを以って構成
    されており、 該金属ロールの内側の中空部に、当該金属ロールを加熱
    するための熱源を具えてなることを特徴とする熱可逆性
    記録シート用消去装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の熱可逆性記録シート用
    消去装置において、 前記金属ロールに圧接される均熱化部材を具えてなるこ
    とを特徴とする熱可逆性記録シート用消去装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の熱可逆性記録シート用
    消去装置において、 前記加熱ローラと前記圧接ローラとの間を通過した前記
    熱可逆性記録シートを冷却するための冷却ローラを具え
    てなることを特徴とする熱可逆性記録シート用消去装
    置。
  4. 【請求項4】 熱的手段により画像情報の記録・消去を
    繰り返し行うことのできる熱可逆性記録シートに記録さ
    れた画像情報の消去をする装置であって、前記熱可逆性
    記録シートを加熱するための加熱ローラと、該加熱ロー
    ラに圧接して設けられかつ摩擦材料で被覆された圧接ロ
    ーラとを具えてなる熱可逆性記録シート用消去装置にお
    いて、 前記加熱ローラは、非粘着薄膜で被覆された円筒状の金
    属ロールを以って構成されており、 該金属ロールの内側の中空部に、当該金属ロールを加熱
    するための熱源を具えてなることを特徴とする熱可逆性
    記録シート用消去装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の熱可逆性記録シート用
    消去装置において、 前記金属ロールに圧接される均熱化部材を具えてなるこ
    とを特徴とする熱可逆性記録シート用消去装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の熱可逆性記録シート用
    消去装置において、 前記加熱ローラと前記圧接ローラとの間を通過した前記
    熱可逆性記録シートを冷却するための冷却ローラを具え
    てなることを特徴とする熱可逆性記録シート用消去装
    置。
  7. 【請求項7】 熱的手段により画像情報の記録・消去を
    繰り返し行うことのできる熱可逆性記録シートに記録さ
    れた画像情報の消去をする装置であって、 加熱部材を具えた熱可逆性記録シート用消去装置におい
    て、 前記加熱部材によって加熱された熱可逆性記録シートを
    冷却するための冷却ローラを具えてなることを特徴とす
    る熱可逆性記録シート用消去装置。
  8. 【請求項8】 熱可逆性記録シートに画像情報を記録す
    る記録手段と、前記熱可逆性記録シートに記録された画
    像を消去する消去手段とを具える記録・消去装置におい
    て、 前記消去装置を、請求項1に記載の熱可逆性記録シート
    用消去装置を以って構成することを特徴とする熱可逆性
    記録シート記録・消去装置。
  9. 【請求項9】 熱可逆性記録シートに画像情報を記録す
    る記録手段と、前記熱可逆性記録シートに記録された画
    像を消去する消去手段とを具える記録・消去装置におい
    て、 前記消去装置を、請求項4に記載の熱可逆性記録シート
    用消去装置を以って構成することを特徴とする熱可逆性
    記録シート用記録・消去装置。
  10. 【請求項10】 熱可逆性記録シートに画像情報を記録
    する記録手段と、前記熱可逆性記録シートに記録された
    画像を消去する消去手段とを具える記録・消去装置にお
    いて、 前記消去装置を、請求項5に記載の熱可逆性記録シート
    用消去装置を以って構成することを特徴とする熱可逆性
    記録シート用記録・消去装置。
JP6604094A 1994-04-04 1994-04-04 熱可逆性記録シート用消去装置および熱可逆性記録シート用記録・消去装置 Withdrawn JPH07276814A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998024632A3 (de) * 1996-12-02 1998-10-15 Ewald Ulrich Vorrichtung zum thermischen einbringen von informationen und informationsträger
JP2008068507A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Ricoh Co Ltd 可逆性感熱記録媒体および印字/消去装置
US8074543B2 (en) * 2007-03-01 2011-12-13 Mori Seiki Usa, Inc. Machine tool with cooling nozzle and method for applying cooling fluid

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