JP2001289301A - ボールねじおよびそれを具備する電動パワーステアリング装置 - Google Patents

ボールねじおよびそれを具備する電動パワーステアリング装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数が少なく、コンパクトで、かつ負荷
容量が大きく得られ、かつ駒部材が簡単な構成で回転ナ
ットに取付けられるボールねじを提供する。 【解決手段】 このボールねじ20は、回転ナット22
に取付けられる駒部材24に、複数の連結溝28を設け
たものとする。連結溝28は、回転ナット22の内ねじ
溝26の隣合う1周部分同士を連結する溝である。駒部
材24は、回転ナット円周方向の両側縁に、外径側へ立
ち上がる一対のガイド壁36を設ける。これらガイド壁
36は、回転ナット22に形成された駒部材嵌合用開口
30の対向する一対の内側面に加締固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、駒式のボールね
じ、およびこのボールねじを具備する電動パワーステア
リング装置に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】自動車の
電動パワーステアリング装置は、ハンドルの操舵力を電
動モータで補うものであり、種々の形式のものがある。
その一つとして、車輪の操舵機構に連結された進退自在
な操舵軸に対して、ハンドルからラックピニオン機構等
の変換機構を介して軸方向移動力を与えると共に、電動
モータの出力を、ボールねじを介して軸方向移動力とし
て与えるようにしたものがある。このボールねじには、
電動パワーステアリング装置の全体の小型化、ひいては
自動車全体の軽量化のため、コンパクトで負荷容量の大
きいものが要望されている。ボールねじには、ボールの
循環形式が異なる種々の形式のものがあり、その一種と
して、駒式と呼ばれるものがある。
【0003】図13は、従来の駒式ボールねじ機構の一
例を示す。ボールねじ軸51は、外ねじ溝52を外面に
有し、回転ナット53は、外ねじ溝52に対応する内ね
じ溝54を有していて、両ねじ溝52,54の間に嵌合
した多数のボール55を介してボールねじ軸51に螺合
している。回転ナット53の円筒胴部には、内外の周面
に貫通して内ねじ溝54の一部を切欠く楕円状の嵌合孔
56が穿設され、この嵌合孔56に、楕円状の駒57が
嵌合している。駒57は、内ねじ溝54の隣合う1周部
分同士を連結する連結溝58を形成した部品であり、内
ねじ溝54の略1周の部分と連結溝58とで、ボール5
5の転動路が構成される。転動路内の内外のねじ溝5
2,54間に介在した多数のボール55は、ねじ溝5
2,54に沿って転動して、駒57の連結溝58に案内
され、ボールねじ軸51のねじ山を乗り越えて隣接する
内ねじ溝54に戻り潤滑可能とされている。
【0004】駒式のボールねじは、回転ナット53の外
径を小さくできる利点はあるが、駒57の多数必要なた
め、構成部品の点数が多いという欠点がある。また、負
荷容量を大きくしようとした場合に、次の課題がある。
すなわち、ボールねじにおいて、負荷容量を大きくする
手段としては、次の各手段があるが、いずれも駒式のボ
ールねじでは、次のように採用が難しい。 ピッチを小さくしてボール循環個数を増やす。この手
段を採る場合、ボール径が小さくなると、逆に負荷容量
が小さくなる。そのため、ボール径を変えずにピッチを
小さくすることが必要であるが、駒式では、1ピッチ
(ねじ溝の間隔)に一つの駒57が必要となるため、ボ
ール径を変えずにピッチを小さくすることはできない。 リード間に溝を入れて多条ねじとし、循環数を増やし
た場合と同様の効果を出す。ただし、多条ねじでは、リ
ード(1回転で進む距離)が制限され、リードを小さく
できない。また、多条ねじは、エンドキャップ方式では
可能であるが、駒式では、前記のように1ピッチ毎に一
つの駒57が必要となるため、多条ねじは採用できな
い。このため、駒式のボールねじにおいて、負荷容量を
大きくしたい場合、ナット長さを長くしてボール循環個
数を増やすしかなく、ナットが小径になるという利点が
ある反面、ナットが長くなってコンパクト化が得られな
い。また、ナット長さを長くすると、その分、駒57の
個数が増えて、加工工数と部品点数がさらに増え、コス
トアップになる。
【0005】このような課題を解消するものとして、本
出願人は、図14,図15に示すように、駒部材57A
に複数の連結溝58を有するものを提案した(特願平1
1−313518号)。駒部材57Aは、回転ナット円
周方向の両側縁に、外径側へ立ち上がる一対のガイド壁
68を設け、これらガイド壁68は、回転ナット53に
形成された駒部材嵌合用開口56Aの対向する内側面の
段差部69に、先端の抜け止め用突部68aで弾性的に
係合させる。この係合により、駒部材57Aの脱落防止
を果している。駒部材57Aは、射出成形技術を用いた
焼結合金製とし、上記ガイド壁68を含めて一体に形成
する。しかし、上記のような先端に抜け止め用突部68
aを有するガイド壁68を駒部材57Aに一体に成形す
る場合、ガイド壁68が偏肉でかつ薄肉であるため、変
形が大きくて、製作が難しい等といった課題がある。
【0006】この発明の目的は、部品点数が少なく、コ
ンパクトで、かつ負荷容量が大きく得られ、かつ駒部材
が簡単な構成で回転ナットに取付けられるボールねじを
提供することである。この発明の他の目的は、駒部材の
構成を簡素化して駒部材の成形を容易にすることであ
る。この発明の他の目的は、電動モータの出力を伝える
ボールねじがコンパクトでかつ負荷容量が大きくでき
て、製造も簡単であり、装置全体のコンパクト化が図れ
る電動パワーステアリング装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明の
ボールねじは、ボールねじ軸と、このボールねじ軸に対
向して内周に内ねじ溝を有する回転ナットと、上記ボー
ルねじ軸と内ねじ溝との間に形成された転動路に連なっ
て配置され、上記回転ナットとボールねじ軸の間で力を
伝達するための複数のボールと、上記回転ナットに取付
けられて内ねじ溝同士を連結する連結溝を有する駒部材
とを備え、この駒部材を塑性変形により上記回転ナット
と一体に固定したものである。この構成によると、駒部
材は、塑性変形により回転ナットと一体に固定するた
め、駒部材を簡単な構成で回転ナットに一体化すること
ができる。すなわち、塑性変形させるため、駒部材に係
合用の複雑な形状部分を設けることで不要で、駒部材の
形状が簡素化される。そのため、駒部材を焼結金属の射
出成形等により成形する場合にも、成形が容易に行え
る。また、複数の連結溝を一つの駒部材に設けると、内
ねじ溝のピッチを小さくすることができ、そのため回転
ナットの長さを長くすることなく、ボール循環個数を増
やし、負荷容量を増大させることができる。このため、
従来の駒式のボールねじと同様にナットが小径にできる
ことと相まって、コンパクトで負荷容量の大きいものと
できる。しかも、複数の連結溝が一つの駒部材に設けら
れるため、駒部品の個数が少なくて済み、部品点数が少
なく、加工が簡単で、コスト低下が図れる。さらに、複
数の連結溝が一つの駒部材に設けられることから、精度
向上も図り易い。
【0008】この発明において、上記駒部材に、回転ナ
ットの内ねじ溝に係合してこの駒部材を回転ナットに対
して軸方向に位置決めするアームを設けても良い。この
ように、回転ナットのボール転走面として形成される内
ねじ溝に駒部材のアームを係合させることで、駒部材の
高精度の位置決めが行える。
【0009】この発明において、上記駒部材における回
転ナット円周方向の両側縁に、外径側へ立ち上がる一対
のガイド壁を設け、これらガイド壁は、回転ナットに形
成された駒部材嵌合用開口の対向する一対の内側面に加
締固定しても良い。このように、駒部材にガイド壁を設
け、このガイド壁を加締固定する構成とすることによ
り、駒部材の固定が簡単に、かつ確実に行える。特に、
ガイド壁を加締固定する構成とすることにより、ガイド
壁の先端に抜け止め用突部を形成することが不要とな
り、駒部材の形状が簡素化される。そのため、駒部材を
焼結金属の射出成形等で成形する場合に、成形が容易に
なる。
【0010】この発明の第2の発明のボールねじは、ボ
ールねじ軸と、このボールねじ軸に対向して内周に内ね
じ溝を有する回転ナットと、上記ボールねじ軸と内ねじ
溝との間に形成された転動路に連なって配置され、上記
回転ナットとボールねじ軸の間で力を伝達するための複
数のボールと、上記回転ナットに取付けられて内ねじ溝
同士を連結する連結溝を有する駒部材とを備え、この駒
部材に別体の固定部材を設けたものである。この固定部
材は、駒部材における回転ナット円周方向の両側縁で外
径側へ立ち上がる一対のガイド壁を有するものであっ
て、回転ナットに形成された駒部材嵌合用開口の対向す
る一対の内側面に弾性的に接するものとする。この構成
の場合、駒部材に設けられた別体の固定部材の一対のガ
イド壁が、回転ナットの駒部材嵌合用開口の対向する一
対の内側面に弾性的に接することで駒部材の固定が行わ
れる。このように固定部材を別部品化することで、駒部
材の形状が簡素化される。そのため、駒部材を焼結金属
の射出成形等により成形する場合にも、成形が容易に行
える。
【0011】このように、別体の固定部材を設ける場合
に、この固定部材を鋼板プレス加工により形成し、上記
駒部材を加締ることにより固定部材と一体にする構成と
しても良い。固定部材を鋼板のプレス加工品とすること
により、固定部材を安価に量産することができる。ま
た、駒部材を加締ることで固定部材を一体化することに
より、固定部材の駒部材への一体化が簡単に行える。
【0012】また、上記のように別体の固定部材を設け
る場合に、固定部材を鋼板プレス加工により形成し、こ
の固定部材の弾性により上記駒部材と一体にしても良
い。このように、固定部材を鋼板プレス加工品とした場
合、固定部材の弾性を利用することにより、固定部材の
駒部材への一体化が容易に行える。弾性の利用による固
定部材の一体化は、例えば、固定部材を略コ字形として
駒部材を挟み込むように取付けることで行える。
【0013】この発明の第3の発明のボールねじは、ボ
ールねじ軸と、このボールねじ軸に対向して内周に内ね
じ溝を有する回転ナットと、上記ボールねじ軸と内ねじ
溝との間に形成された転動路に連なって配置され、上記
回転ナットとボールねじ軸の間で力を伝達するための複
数のボールと、上記回転ナットに取付けられて内ねじ溝
同士を連結する連結溝を有する駒部材とを備え、回転ナ
ットに形成された駒部材嵌合用開口の対向する一対の内
側面に係合段部を設けると共に、この係合段部に対向す
る溝を駒部材に設け、これら係合段部と溝とに係合して
駒部材を回転ナットに固定する線材からなる固定部材を
設けたものである。この構成の場合、線材からなる固定
部材が駒部材の溝と回転ナットの係合段部とに係合する
ことにより、駒部材の固定が行われる。この構成の場合
も、固定部材が別部品化されることで、駒部材の形状が
簡素化される。そのため、駒部材を焼結金属の射出成形
等により成形する場合にも、成形が容易に行える。
【0014】この発明の上記第1ないし第3の発明にお
いて、上記駒部材を焼結合金によって形成しても良い。
このように焼結合金製とすることで、射出成形等の成形
と焼結によって製造でき、旋削や研削等の機械加工が不
要で、量産性が良い。これにより、安価な製作が可能で
ある。また第2および第3の発明においても、第1の発
明につき前述したと同様に、複数の連結溝を一つの駒部
材に設けても良い。
【0015】この発明の電動パワーステアリング装置
は、ハウジングと、車輪を操舵する操舵機構に連結され
た操舵軸と、ハンドルからの回転力を、上記操舵軸を長
手方向に移動させるための力に変換する変換機構と、上
記操舵軸の一部がボールねじ軸となるボールねじと、こ
のボールねじの回転ナットに嵌合された電動モータとを
備えたものであって、上記ボールねじを、この発明の上
記いずれかの構成のボールねじとしたものである。この
構成により、電動モータの出力を伝えるボールねじが、
コンパクトでかつ負荷容量の大きいものとできて、電動
パワーステアリング装置の全体のコンパクト化が図れ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を図1ない
し図5と共に説明する。図1に示すように、このボール
ねじ20は、ボールねじ軸21と、回転ナット22と、
複数のボール23とを備え、回転ナット22は、ナット
本体22aに駒部材24を取付けて構成されている。ボ
ールねじ軸21は外ねじ溝25を有する。回転ナット2
2は、円筒状に形成されたナット本体22aの内周に、
外ねじ溝25に対向する内ねじ溝26を有する。ボール
23は、ボールねじ軸21の外ねじ溝25と回転ナット
22の内ねじ溝26との間に形成された転動路27に連
なって配置される。回転ナット22は、外周面における
周方向の一部に、ローレット加工等による粗面部29が
形成してあり、モータロータへの結合等に利用される。
【0017】駒部材24は、内ねじ溝26の隣合う1周
部分同士を連結する連結溝28を設けた部材であり、一
つの駒部材24に、連結溝28が複数設けられている。
各連結溝28は、各々内ねじ溝26の互いに異なる1周
部分同士の連結を行うものとされ、この実施形態では、
内ねじ溝26の順次隣合う1周部分同士を連結溝28で
連結している。回転ナット22の内ねじ溝26は、連結
溝28で連結されることで、1周の連続した周回経路と
なる。したがって、回転ナット22の内ねじ溝26は、
駒部材24が設けられた軸方向長さの範囲で、複数条並
んだ周回経路に分離される。各連結溝28の深さは、ボ
ール23が、連結溝28内でボールねじ軸21の外ねじ
溝25のねじ山を越えることができる深さとされてい
る。
【0018】駒部材24は、軸方向に離れた2か所でナ
ット本体22aに取付けられ、これら2個の駒部材24
は、互いに周方向位置が180°離れた位置とされてい
る。2個の駒部材24の連結溝28の本数は、互いに異
なっていても良い。図1では一つの駒部材24について
は連結溝28を3本とし、他の一つの駒部材24につい
ては連結溝28を2本としている。なお、一つの回転ナ
ット22に設けられる駒部材24の個数は、1個であっ
ても、3個以上であっても良い。
【0019】図2は回転ナット22の具体例を示し、図
3は駒部材24の具体例を示す。図4は回転ナット22
の概念構成を示す説明図である。なお、図2において、
回転ナット22の外径形状は簡略化して図示してある。
回転ナット22のナット本体22aは、駒部材嵌合用開
口30が内外周面に貫通して設けられて、この駒部材嵌
合用開口30に、駒部材24が内径側から嵌め込まれ
る。
【0020】駒部材24は、回転ナット22の内ねじ溝
26に係合してこの駒部材24を回転ナット22のナッ
ト本体22aに対して軸方向に位置決めする一対のアー
ム31,31を有している。これらアーム31,31
は、駒部材24の軸方向の両端に、互いに円周方向の逆
方向に突出して設けられている。回転ナット22の内ね
じ溝26におけるアーム31が係合した部分は、非ボー
ル循環部となる。
【0021】各アーム31は、内ねじ溝26に嵌合する
半円状の断面形状に形成され、先端から基端側へ延びる
スリット32が設けられている。なお、内外のねじ溝2
5,26の断面形状は、詳しくはゴシックアーチ状であ
る。各アーム31は裏面に断面半円状の裏側溝33が形
成され、スリット32はアーム31の表面から裏側溝3
3に貫通している。また、各アーム31の表面には、裏
側溝33に達しない深さの縦溝34が複数設けられてい
る。
【0022】駒部材24における回転ナット周方向の両
側縁は、他の部分よりも外径面側が凹む凹み部35(図
3(E))とされ、これら凹み部35から外径側へ立ち
上がる一対のガイド壁36が、駒部材24の周方向を向
く側面に沿って設けられている。図4(B)に示すよう
に、ナット本体22aの駒部材嵌合用開口30は、対向
する一対の内側面における開口縁に係合段部39が設け
られ、この係合段部39よりも開口側部分の幅が若干幅
広に形成されている。
【0023】駒部材24は、ナット本体22aの駒部材
嵌合用開口30に内径面側から嵌め込まれ、一対のアー
ム31が内ねじ溝26に嵌合すると共に、ガイド壁36
を塑性変形させることにより、ナット本体22aに固定
される。この塑性変形による固定は、ガイド壁36を駒
部材嵌合用開口30の対向する一対の内側面に加締固定
することにより行われている。具体的には、ガイド壁3
6を係合段部39に加締で係合させることにより、駒部
材24の固定の確実を図っている。
【0024】図5は、ガイド壁36の加締手順を示す。
同図(A)に示すように、ナット本体22aの駒部材嵌
合用開口30に駒部材24を内径面側から嵌め込む。こ
の状態で、同図(B)のようにナット本体22a内にコ
ア48を入れ、外径側からパンチ49を押し込む。パン
チ49は、テーパ状の加圧面を有しており、駒部材24
の一対のガイド壁36は、その先端が外側へ斜めに折れ
曲がるように加締られ、駒部材嵌合用開口30の係合段
部39に係合状態になる。
【0025】駒部材24の材質は、焼結合金としても良
い。駒部材24を焼結合金製とする場合、金属粉末を可
塑状に調整し、射出成形機で成形することにより行われ
る。この射出成形に際しては、まず、金属粉と、プラス
チックおよびワックスからなるバインダとを混練機で混
練し、その混練物をペレット状に造粒する。造粒したペ
レットは、射出成形機のホッパに供給し、金型内に加熱
溶融状態で押し込むことにより成形する。前記金属粉と
しては、後に浸炭焼入が可能な材質が好ましく、例え
ば、炭素(C)が0.3%、ニッケル(Ni)が1〜2
%、残りが鉄(Fe)からなるものとする。回転ナット
22のナット本体22aも、駒部材24と同様に焼結合
金製としても良い。
【0026】この構成のボールねじ20によると、駒部
材24にガイド壁36を設け、このガイド壁36を加締
固定する構成としたため、駒部材36の固定が簡単に、
かつ確実に行える。このように加締固定する構成とした
ため、ガイド壁36の先端に抜け止め用突部を形成する
ことが不要となり、駒部材24の形状が簡素化される。
そのため、駒部材24を焼結金属の射出成形等で成形す
る場合に、成形が容易に行える。駒部材24を焼結合金
製とした場合は、射出成形等の成形と焼結によって製造
でき、旋削や研削等の機械加工が不要で、量産性が良
い。これにより、安価な製作が可能である。駒部材24
は、ナット本体22aの駒部材嵌合用開口30に内径側
から嵌め込み、アーム31を内ねじ溝26に係合させる
と共に、ガイド壁36を駒部材嵌合用開口30の開口縁
に加締によって係合させるため、駒部材24は、内外の
両方に対して抜け止め状態に固定される。また、駒部材
24は、アーム31を設け、回転ナット22のボール転
走面として形成される内ねじ溝26に係合させるため、
高精度の位置決めが行える。アーム31にはスリット3
2が設けられているため、アーム31に弾性を持たせる
ことができ、アーム31を内ねじ溝26の内面に隙間な
く沿わせることができる。
【0027】図6,図7は、この発明の他の実施形態に
かかるボールねじを示す。この実施形態のボールねじ2
0は、第1の実施形態(図1〜図5の実施形態)におい
て、駒部材24にガイド壁36を一体に設けた構成に代
えて、別体の固定部材41を駒部材24に設けたもので
ある。固定部材41は、駒部材24における回転ナット
円周方向の両側縁で外径側へ立ち上がる一対のガイド壁
41bを有するものであって、ナット本体22aに形成
された駒部材嵌合用開口30の対向する一対の内側面に
弾性的に接する。これにより、駒部材24がナット本体
22aに固定される。
【0028】固定部材41は鋼板をプレス加工したもの
であり、底片部41aa(図7(B))の両端に立ち下
り片41abを有する溝形の固定部材本体41aと、立
ち下がり片41abの先端からU字状に折り返し状態に
形成された上記ガイド壁41bとでなる。駒部材24の
外径面部の側面形状は矩形状とされていて、この矩形状
部分24aに固定部材41の溝形の固定部材本体41a
が嵌合している。駒部材24の平坦となった外径面部に
は、固定部材41が嵌まる幅の嵌合溝43が形成され、
この嵌合溝43に固定部材41の溝形の固定部材本体4
1aの底片部41aaが嵌まり込んでいる。固定部材4
1は、駒部材24に設けた複数の加締部42で駒部材2
4に固定されている。この加締部42は、駒部材24に
設けられた嵌合溝43の両側の側壁部を押え込むように
塑性変形させた部分からなる(図7(A))。この実施
形態におけるその他の構成は第1の実施形態と同じであ
る。
【0029】この構成の場合、駒部材24に設けられた
別体の固定部材41の一対のガイド壁41bが、回転ナ
ット22の駒部材嵌合用開口30の対向する一対の内側
面に弾性的に接することで駒部材24の固定が行われ
る。このように固定部材41を別部品化することで、駒
部材24の形状がより一層簡素化される。そのため、駒
部材24を焼結金属の射出成形等により成形する場合に
も、成形が容易に行える。固定部材41は、駒部材24
と別体であるが、予め駒部材24に固定して一体の部品
として取り扱うことができるため、ボールねじ20の組
み立て時における組み立て工数の増加の問題がなく、組
み立て性が良い。
【0030】なお、固定部材41は、上記のように加締
部42を設けて駒部材24に一体固定する代わりに、固
定部材41の持つ弾性で駒部材24に一体固定しても良
い。その各例を図8(A),(B)にそれぞれ示す。図
8(A)の例は、固定部材41の溝形の固定部材本体4
1aを、駒部材24の矩形状部分24aに嵌合させ、溝
形の固定部材本体41aの持つ弾性で駒部材24に挟み
込み状態に固定したものである。駒部材24に、図7の
例の嵌合溝43は設けていない。同図(A)の例におい
て、同図(C)に示すように、固定部材41にピン状等
の突出部41eを設け、一方、駒部材24にはその突出
部41eが嵌合する孔24eを設けて両者を嵌合させて
も良い。駒部材24を焼結金属の射出成形品とし、上記
の嵌合状態で駒部材24を焼結する場合、焼結時に駒部
材24が収縮することにより、突出部41eが強固に締
め付けられて駒部材24に固定される。
【0031】図8(B)の例は、同図(A)の例におい
て、固定部材41の固定部材本体41aの両側縁に折曲
片からなる挟持片41dを設け、これら挟持片41d間
で駒部材24の一部を挟み込むようにしたものである。
この構成の場合、固定部材41は、固定部材本体41a
の一対の立ち下がり片41abと、一対の挟持片41d
とで直交する2方向に挟み込むことができ、より堅固に
固定部材41を固定することができる。また、一対の挟
持片41dにより、固定部材41の駒部材24に対する
軸方向の位置決めが行える。これら図8(A)〜(C)
の例における上記の他の構成は、図6,図7の実施形態
と同じである。
【0032】図9〜図11は、この発明のさらに他の実
施形態を示す。この実施形態のボールねじ20は、第1
の実施形態において、駒部材24にガイド壁36を一体
に設けた構成に代えて、鋼線等の線材からなる固定部材
45を設けたものである。回転ナット22の駒部材嵌合
用開口30の対向する一対の内側面には係合段部46を
設け、この係合段部46に対向する溝47を駒部材24
に設ける。線材からなる固定部材45は、これら係合段
部46と溝47とに係合して駒部材24を回転ナット2
2に固定する。駒部材嵌合用開口30の対向する一対の
内側面は、上記係合段部46よりも外径側部分が内径側
部分よりも幅広となっている。線材からなる固定部材4
5は、図11に示すようにコ字状に屈曲されたものであ
り、自然状態では同図に鎖線で示すように先端間が開き
状態となる。
【0033】組み立て時において、この固定部材45
は、その弾性に抗して図11に実線で示すように狭めた
状態で溝47内に入れる。駒部材24をナット本体22
aの駒部材嵌合用開口30に内径側から所定位置まで挿
入すると、コ字状の固定部材45が弾性で復元しようと
し、駒部材嵌合用開口30の内側面を押し付けた状態で
係合段部46に係合する。この係合により、駒部材24
がナット本体22aに固定される。このように、線材か
らなる固定部材45を設けた場合も、駒部材24の形状
が簡素化され、駒部材24を焼結金属の射出成形等によ
り成形する場合にも、成形が容易に行える。この実施形
態におけるその他の構成は第1の実施形態と同じであ
る。
【0034】つぎに、このボールねじ20を具備した電
動パワーステアリング装置の一例を説明する。図12
は、この電動パワーステアリング装置の破断側面図であ
る。同図において、ハウジング1は、図示しないブラケ
ットを有していて、車体に固定される。ハウジング1内
には操舵軸2が貫通し、操舵軸2はその両端にタイロッ
ド3,4が連結されている。タイロッド3,4は、車輪
を操舵する操舵機構(図示せず)に連結される。ハウジ
ング1の一端の近傍から斜め上方に延びるようにハンド
ル軸5が設けられ、ハンドル軸5は上端にハンドルが連
結される。ハンドル軸5は、回転自在に支持されてい
て、ハンドル軸5の回転は、その下端から変換機構6を
介して操舵軸2に、軸方向の移動力として伝達される。
変換機構6は、操舵軸2の長手方向の一部で形成される
ラック7と、ハンドル軸5の下端に設けられたピニオン
(図示せず)とからなり、上記ピニオンは、ハウジング
1内でラック7に噛み合う。ハンドル軸5に対して、そ
の操舵トルクを検出する操舵トルク検出器(図示せず)
が設けられている。
【0035】ハウジング1は、円筒状に形成されたもの
であり、中央の筒体1aの両端に端部材1b,1cを結
合して構成される。ハウジング1内の軸方向の中央部に
は、電動モータ8のステータ9が設けられている。ステ
ータ9は、コアおよびステータコイルで構成される。ス
テータ9の内周側には、電動モータ8のロータ10がギ
ャップを介して設けられている。ロータ10は、磁性体
により円筒状に形成されていて、スリーブ11の外周
に、このスリーブ11と一体に回転するように取付けら
れる。このスリーブ11内に、操舵軸2が軸方向移動自
在に挿通されている。電動モータ8は、図示しないモー
タ制御回路により、前記操舵トルク検出器の検出値に従
って制御される。
【0036】スリーブ11の一端、この例ではハンドル
軸5側の端部は、軸受12によりハウジング1内に回転
自在に支持されている。軸受12は、単独の軸受であっ
ても、複数個を組み合わせて配置したものであっても良
く、全体としてラジアル荷重およびスラスト荷重の支持
が可能なものとされる。
【0037】電動モータ8の回転は、ボールねじ20を
介して、操舵軸2に軸方向に移動させる力として伝えら
れる。ボールねじ20は、操舵軸2の軸方向の一部がボ
ールねじ軸21となるものである。ボールねじ20の回
転ナット22は、その外径部が軸受16でハウジング1
内に回転自在に支持され、かつ電動モータ8のロータ1
0の一端が外径面に嵌合している。ロータ10の回転ナ
ット22側の端部は、スリーブ11よりも突出してい
て、この突出部分が回転ナット22に嵌合する。また、
回転ナット22は、前記のように外径面に粗面部29
(図1(A))を有していて、この粗面部29にロータ
10の内径面に嵌合する。軸受16は、単独の軸受であ
っても、複数個を組み合わせて配置したものであっても
良く、全体としてラジアル荷重およびスラスト荷重の支
持が可能なものとされる。軸受16は、例えばアンギュ
ラ玉軸受等の転がり軸受が用いられ、内輪、外輪、およ
び両輪間に介在した転動体を有するものとされる。
【0038】上記構成の動作および作用を説明する。車
両が直進状態にあり、ハンドルの回転を停止していると
きは、ハンドル軸5の操舵トルク検出器(図示せず)か
らトルク信号が出力されず、モータ制御手段(図示せ
ず)により電動モータ8は回転停止状態とされる。した
がって、この電動パワーステアリング装置は補助操舵力
を出力しない状態にある。ハンドルを操舵すると、ハン
ドル軸5の操舵トルク検出器からトルク信号が出力さ
れ、モータ制御回路の制御により、電動モータ8はロー
タ10を回転させる。ロータ10が回転すると、ロータ
10と共にボールねじ20の回転ナット22が回転し、
ボールねじ軸21で一部が構成される操舵軸2が軸方向
に移動させられ、補助操舵力が発生する。このとき、ボ
ールねじ20のボール23は、回転ナット22の回転に
伴い、内外のねじ溝25,26間で形成される転動路内
で転動する。このようにして、ハンドルの操舵力が電動
モータ8で補われる。
【0039】この電動パワーステアリング装置は、この
ように主要な構成部品であるモータ出力の伝達用のボー
ルねじ20を上記の構成のものとしたため、ボールねじ
20がコンパクトでかつ負荷容量が大きいものとできる
ことに伴い、電動パワーステアリング装置の全体のコン
パクト化が図れる。
【0040】
【発明の効果】この発明の第1の発明のボールねじは、
駒部材を塑性変形により上記回転ナットと一体に固定し
たため、駒部材を簡単な構成で回転ナットに一体化する
ことができ、駒部材を焼結金属の射出成形等で成形する
場合にも成形が容易になる。特に、駒部材における回転
ナット円周方向の両側縁に、外径側へ立ち上がる一対の
ガイド壁を設け、これらガイド壁を、回転ナットに形成
された駒部材嵌合用開口の対向する一対の内側面に加締
固定した場合は、駒部材の固定がより一層簡単に、かつ
確実に行える。また、回転ナットに設けられる駒部材
を、内ねじ溝の連結溝を複数有するものとしたため、部
品点数が少なく、コンパクトで、かつ負荷容量の大きい
ものとできる。この発明の第2および第3の発明のボー
ルねじは、いずれも、駒部材と別体の固定部材を設けて
回転ナットに固定するようにしたため、駒部材の形状が
簡素化される。そのため、駒部材を焼結金属の射出成形
等により成形する場合にも、成形が容易に行える。この
発明の電動パワーステアリング装置は、電動モータの出
力を伝えるボールねじに、この発明のボールねじを用い
たため、ボールねじがコンパクトでかつ負荷容量の大き
いものとできて、装置全体のコンパクト化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)〜(C)は、各々この発明の一実施形態
にかかるボールねじの正面図、断面図、およびその駒部
材の概略斜視図である。
【図2】(A)〜(C)は、各々その回転ナットの断面
図、部分破断側面図、および背面図である。
【図3】(A)〜(E)は、各々同ボールねじにおける
駒部材の正面図、平面図、背面図、斜視図、および側面
図である。
【図4】(A),(B)は、各々同ボールねじにおける
回転ナットの概念構成を示す破断正面図および破断側面
図である。
【図5】同ボールねじの駒部材組み込み過程の説明図で
ある。
【図6】この発明の他の実施形態にかかるボールねじの
断面図である。
【図7】(A)はその駒部材の正面図、(B)は同側面
図である。
【図8】(A)〜(C)はそれぞれこの発明のさらに他
の実施形態にかかるボールねじの駒部材の側面図であ
る。
【図9】この発明のさらに他の実施形態にかかるボール
ねじの断面図である。
【図10】その一部の拡大断面図である。
【図11】同ボールねじにおける固定部材の平面図であ
る。
【図12】この発明の一実施形態にかかる電動パワース
テアリング装置の破断正面図である。
【図13】(A)〜(C)は、各々従来のボールねじの
正面図、断面図、およびその駒の斜視図である。
【図14】ボールねじの提案例の破断正面図である。
【図15】同提案例のボールねじにおける駒部材の斜視
図である。
【符号の説明】
1…ハウジング 2…操舵軸 5…ハンドル軸 6…変換機構 7…ラック 8…電動モータ 9…ステータ 10…ロータ 11…スリーブ 20…ボールねじ 21…ボールねじ軸 22…回転ナット 23…ボール 24…駒部材 25…外ねじ溝 26…内ねじ溝 28…連結溝 30…駒部材嵌合用開口 31…アーム 36…ガイド壁 39…係合段部 41…固定部材 41b…ガイド壁 45…固定部材 46…係合段部 47…溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 勇 静岡県磐田市東貝塚1578番地 エヌティエ ヌ株式会社内 (72)発明者 池田 良則 静岡県磐田市東貝塚1578番地 エヌティエ ヌ株式会社内 Fターム(参考) 3D033 CA02 CA04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボールねじ軸と、このボールねじ軸に対
    向して内周に内ねじ溝を有する回転ナットと、上記ボー
    ルねじ軸と内ねじ溝との間に形成された転動路に連なっ
    て配置され、上記回転ナットとボールねじ軸の間で力を
    伝達するための複数のボールと、上記回転ナットに取付
    けられて内ねじ溝同士を連結する連結溝を有する駒部材
    とを備え、この駒部材を塑性変形により上記回転ナット
    と一体に固定したボールねじ。
  2. 【請求項2】 上記駒部材に、回転ナットの内ねじ溝に
    係合してこの駒部材を回転ナットに対して軸方向に位置
    決めするアームを設けた請求項1に記載のボールねじ。
  3. 【請求項3】 上記駒部材における回転ナット円周方向
    の両側縁に、外径側へ立ち上がる一対のガイド壁を設
    け、これらガイド壁は、回転ナットに形成された駒部材
    嵌合用開口の対向する一対の内側面に加締固定した請求
    項1または請求項2に記載のボールねじ。
  4. 【請求項4】 ボールねじ軸と、このボールねじ軸に対
    向して内周に内ねじ溝を有する回転ナットと、上記ボー
    ルねじ軸と内ねじ溝との間に形成された転動路に連なっ
    て配置され、上記回転ナットとボールねじ軸の間で力を
    伝達するための複数のボールと、上記回転ナットに取付
    けられて内ねじ溝同士を連結する連結溝を有する駒部材
    とを備え、この駒部材に別体の固定部材を設け、この固
    定部材は、駒部材における回転ナット円周方向の両側縁
    で外径側へ立ち上がる一対のガイド壁を有するものであ
    って、回転ナットに形成された駒部材嵌合用開口の対向
    する一対の内側面に弾性的に接するものとしたボールね
    じ。
  5. 【請求項5】 上記固定部材を鋼板プレス加工により形
    成し、上記駒部材を加締ることにより固定部材と一体に
    した請求項4に記載のボールねじ。
  6. 【請求項6】 上記固定部材を鋼板プレス加工により形
    成し、この固定部材の弾性により上記駒部材と一体にし
    た請求項4に記載のボールねじ。
  7. 【請求項7】 ボールねじ軸と、このボールねじ軸に対
    向して内周に内ねじ溝を有する回転ナットと、上記ボー
    ルねじ軸と内ねじ溝との間に形成された転動路に連なっ
    て配置され、上記回転ナットとボールねじ軸の間で力を
    伝達するための複数のボールと、上記回転ナットに取付
    けられて内ねじ溝同士を連結する連結溝を有する駒部材
    とを備え、回転ナットに形成された駒部材嵌合用開口の
    対向する一対の内側面に係合段部を設けると共に、この
    係合段部に対向する溝を駒部材に設け、これら係合段部
    と溝とに係合して駒部材を回転ナットに固定する線材か
    らなる固定部材を設けたボールねじ。
  8. 【請求項8】 上記駒部材を焼結合金により形成した請
    求項1ないし請求項7のいずれかに記載のボールねじ。
  9. 【請求項9】 前記駒部材は、内ねじ溝同士を連結する
    連結溝を複数有するものとした請求項1ないし請求項8
    のいずれかに記載のボールねじ。
  10. 【請求項10】 ハウジングと、車輪を操舵する操舵機
    構に連結された操舵軸と、ハンドルからの回転力を、上
    記操舵軸を長手方向に移動させるための力に変換する変
    換機構と、上記操舵軸の一部がボールねじ軸となるボー
    ルねじと、このボールねじの回転ナットに嵌合された電
    動モータとを備えた電動パワーステアリング装置におい
    て、上記ボールねじを、請求項1ないし請求項9のいず
    れかに記載のボールねじとしたことを特徴とする電動パ
    ワーステアリング装置。
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