JP2001213325A - 旋回キャスターのロック装置 - Google Patents

旋回キャスターのロック装置

Info

Publication number
JP2001213325A
JP2001213325A JP2000026124A JP2000026124A JP2001213325A JP 2001213325 A JP2001213325 A JP 2001213325A JP 2000026124 A JP2000026124 A JP 2000026124A JP 2000026124 A JP2000026124 A JP 2000026124A JP 2001213325 A JP2001213325 A JP 2001213325A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
lock pin
base frame
swivel caster
horizontal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000026124A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Suzuki
利幸 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UESUGI YUSOKI SEISAKUSHO KK
WAKO PALLET KK
Original Assignee
UESUGI YUSOKI SEISAKUSHO KK
WAKO PALLET KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UESUGI YUSOKI SEISAKUSHO KK, WAKO PALLET KK filed Critical UESUGI YUSOKI SEISAKUSHO KK
Priority to JP2000026124A priority Critical patent/JP2001213325A/ja
Publication of JP2001213325A publication Critical patent/JP2001213325A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造により旋回キャスターを必要時に
旋回しないようにする。 【解決手段】 荷台板6に荷物を載せた後、手押し台車
1を前方に向かって走行させると、旋回キャスター10
の車輪19及び旋回キャスター9の車輪が自然に向きを
変え、図3の状態となる。そうすると、ロックピン26
が貫通孔25に対向し、当接部材31の力により、ロッ
クピン26は貫通孔25に嵌まることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、手押し台車等の旋
回キャスターのロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の旋回キャスターとして以下の如き
ものは知られている。基枠に固定された取付板と、この
取付板に水平旋回自在に設けられたブラケットと、この
ブラケットに水平な車軸を介して回転自在に設けられた
車輪とを有する旋回キャスターは知られている。
【0003】
【発明の目的】本発明は、前記旋回キャスターを必要時
に簡単に固定(旋回しない)キャスターにすることが出
来るロック装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0004】
【前記目的を達成するための手段】本発明は前記目的を
達成するために以下の如き手段を採用した。 請求項1の発明は、基枠に固定された取付板と、この
取付板に水平旋回自在に設けられたブラケットと、この
ブラケットに水平な車軸を介して回転自在に設けられた
車輪とを有する旋回キャスターのロック装置であって、
前記ブラケット又はそれに固定された部材にその旋回中
心を中心とする仮想円上に位置するようにして且つ相互
に180度ずれて位置するようにして上方に開口した嵌
合孔が形成され、これら嵌合孔に嵌まるロックピンが基
枠に上下動自在に設けられ、このロックピンが弾性体に
よって上向き付勢されて常態においては嵌合孔より突出
した状態にあり、前記ロックピンを押し下げる操作部材
が基枠に上下に移動自在に設けられているものである。 請求項2の発明は、前記ブラケットに水平板が固定さ
れ、この水平板に嵌合孔が形成され、他方、前記操作部
材が基枠に上下に揺動自在に設けられ、操作部材の、ロ
ックピンに当たる当接部材が弾性体によって構成されて
いる請求項1記載のものである。
【0005】
【発明の効果】本発明は前記した如き構成によって以下
の如き効果を奏する。 請求項1の発明によれば、簡単な構造により旋回キャ
スターを必要時に旋回しないようにすることが出来る。 請求項2の発明によれば、当接部材によってロックピ
ンを押し下げるようにしても、ブラケットが水平旋回し
て嵌合孔がロックピンに対向する位置に至るまでの間、
ロックピンが水平板に当たって下降出来ない状態となる
が、その状態においてはロックピンに当たった弾性体か
らなる当接部材が撓んで、操作部材がロックピンを押し
下げるための設定された定位置に位置することを阻止し
ないので、操作部材の位置が、ロックピンが嵌合孔に嵌
まる前と後とで変化しないようにすることが出来る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。なお、この説明において、前とは図1左側を、後
とは同図右側をいい、左とは図1紙面表側を、右とは同
裏側をいう。
【0007】手押し台車1は、水平な基枠3と、この基
枠3の前後部に立設された前後一対の側枠4と、前側の
側枠4の下部に蝶番装置5を介して上下方向に揺動自在
に設けられた荷台板6と、基枠3の下面の前後・左右に
設けられた公知の旋回キャスター9と、基枠3の下面の
前後方向中央部の左右部に設けられた後で詳述する左右
一対の旋回キャスター10とを有している。前記旋回キ
ャスター10の車輪19の接地点は、旋回キャスター9
の車輪の接地点を含む仮想水平面より下側に突出するよ
うになされている。このような構成により、旋回キャス
ター10の車輪19だけを接地させて、それら接地点を
結ぶ線の中間を中心として手押し台車1を容易に水平旋
回させることが出来る。
【0008】図3及び図4に示すごとく、前記旋回キャ
スター10は、基枠3に設けられた固定板13にボルト
14等によって固定された取付板16と、この取付板1
6に軸心Cを上下方向に向けた垂直軸(図示略)を介し
て水平旋回自在に設けられたブラケット17と、このブ
ラケット17に水平な車軸18を介して回転自在に設け
られた車輪19とを有している。
【0009】前記ブラケット17の上部に円板状の水平
板20が固定され、この水平板20に旋回キャスター1
0の旋回中心Cを中心とする仮想円上に位置するように
して且つ相互に180度ずれて位置するようにして上方
に開口した嵌合孔22が形成されている。前記2つの嵌
合孔22は、旋回キャスター10が図示の状態(即ち、
手押し台車1が前方に向かって少し走行して旋回キャス
ター10の車軸18及び旋回キャスター9の車軸が一番
後側に位置して前に走行するのに最適な状態)となった
際、前後方向に並ぶようになされている。旋回キャスタ
ー10の取付板16の後部近傍に位置するようにして、
基枠3に水平な支持板24が設けられ、この支持板24
に、図示の状態の後側の嵌合孔22と同心となるように
して貫通孔25が形成され、この貫通孔25にロックピ
ン26が上下動自在に嵌められており、このロックピン
26は、ばね等の弾性体27によって上向き付勢され
て、荷台板6が上側に揺動した状態においては嵌合孔2
2より突出した状態にある。なお、ロックピン26には
弾性体27の力に抗してロックピン26が、嵌合孔22
より抜け出した状態における設定位置を越えて上方に移
動しないように、前記ロックピン26が前記設定位置に
位置した際、支持板24にその下面から当たるストッパ
ー28が設けられている。
【0010】前記荷台板6の、旋回キャスター10に対
向する部分には、ロックピン26及びロックピン26の
上端に当接する弾性体からなる当接部材31が嵌まる、
下向きに開口した凹所33が形成されている。前記当接
部材31は一端部が凹所33の上面に固定された片持ち
状の板ばねによって構成されている。
【0011】
【発明の実施の形態の作用】次に発明の実施の形態の作
用を説明する。手押し台車1が空の場合は荷台板6を垂
直状態に立てる。なお、その状態で荷台板6を固定する
固定具(図示略)が前側の側枠4に設けられている。そ
のようにすることにより、当接部材31がロックピン2
6を押さなくなるので、弾性体27の作用によりロック
ピン26は上側に移動して、貫通孔25より抜け出す。
そして、ストッパー28が支持板24の下面に当たった
状態となる。このようにして、旋回キャスター10が旋
回自在となるので、手押し台車1を簡単に任意の方向に
移動させることが出来る。
【0012】他方、手押し台車1に荷物を載せて、手押
し台車1を走行させる場合は、垂直状態の荷台板6を水
平とする。そうすると、当接部材31がロックピン26
を弾性体27の力に抗して押し下げる。そして、通常、
旋回キャスター10の車輪19の向きが任意の向きを向
いているため、ロックピン26は一旦水平板20に当た
り、ロックピン26の下降が阻止される。そのように状
態となると、弾性体からなる当接部材31が自ら撓むこ
とにより、荷台板6が水平となるのを許容する。なお、
荷台板6の自重は当接部材31の弾発力より大きいの
で、荷台板6は自らの重みで水平となって基枠3に載っ
た状態となる。その後、荷台板6に荷物を載せた後、手
押し台車1を前方に向かって走行させると、旋回キャス
ター10の車輪19及び旋回キャスター9の車輪が自然
に向きを変え、図示の状態となる。そうすると、ロック
ピン26が貫通孔25に対向し、当接部材31の力(当
接部材31の弾性力は弾性体27の弾性力より大きくな
されている)により、ロックピン26は貫通孔25に嵌
まることになる。このようにして旋回キャスター10は
旋回しないようにロックされる。その状態となると、荷
台板6を水平として左右の旋回キャスター10の車輪1
9だけを接地させて、それら接地点を結ぶ線の中間を中
心として手押し台車1を簡単に水平旋回させることが出
来る。また、手押し台車1に荷物が乗っている場合にお
ける走行も、旋回キャスター10が旋回しない分、方向
安定性がよい。
【0013】上記の説明から明らかなごとく、この実施
の形態では、荷台板6が、請求の範囲で云う操作部材を
構成している。
【0014】
【変形例等】以下に変形例等について説明を加える。 (1)本発明の旋回キャスターのロック装置を、実施の
形態の手押し台車1以外に適用・利用し得ることは云う
までもない。 (2)荷台板6と別個の操作部材を、荷台板6とは別に
設けるようにしてもよい。 (3)当接部材31は弾性体でない場合もある。 (4)ブラケット7に旋回中心Cを挾んで対向する耳片
を設け、それらに嵌合孔22を形成するようにしてもよ
い。この場合、耳片の、ロックピン26が乗り上げる縁
部に下り傾斜のガイド片を連設し、ロックピン26がガ
イド片を経てスムーズに耳片の上面に乗り上げるように
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す一部破砕の側面図で
ある。
【図2】図1のII−II線矢視図である。
【図3】図1のA部分の一部破砕の拡大図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【符号の説明】
3 基枠 6 荷台板(操作部材) 10 旋回キャスター 16 取付板 17 ブラケット 18 車軸 19 車輪 20 水平板 22 嵌合孔 26 ロックピン 27 弾性体 31 当接部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基枠に固定された取付板と、この取付板
    に水平旋回自在に設けられたブラケットと、このブラケ
    ットに水平な車軸を介して回転自在に設けられた車輪と
    を有する旋回キャスターのロック装置であって、前記ブ
    ラケット又はそれに固定された部材にその旋回中心を中
    心とする仮想円上に位置するようにして且つ相互に18
    0度ずれて位置するようにして上方に開口した嵌合孔が
    形成され、これら嵌合孔に嵌まるロックピンが基枠に上
    下動自在に設けられ、このロックピンが弾性体によって
    上向き付勢されて常態においては嵌合孔より突出した状
    態にあり、前記ロックピンを押し下げる操作部材が基枠
    に上下に移動自在に設けられている旋回キャスターのロ
    ック装置。
  2. 【請求項2】 前記ブラケットに水平板が固定され、こ
    の水平板に嵌合孔が形成され、他方、前記操作部材が基
    枠に上下に揺動自在に設けられ、操作部材の、ロックピ
    ンに当たる当接部材が弾性体によって構成されている請
    求項1記載の旋回キャスターのロック装置。
JP2000026124A 2000-02-03 2000-02-03 旋回キャスターのロック装置 Pending JP2001213325A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000026124A JP2001213325A (ja) 2000-02-03 2000-02-03 旋回キャスターのロック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000026124A JP2001213325A (ja) 2000-02-03 2000-02-03 旋回キャスターのロック装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001213325A true JP2001213325A (ja) 2001-08-07

Family

ID=18551890

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000026124A Pending JP2001213325A (ja) 2000-02-03 2000-02-03 旋回キャスターのロック装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001213325A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006006241A (ja) * 2004-06-28 2006-01-12 Ishii Seisakusho:Kk 溝切機
JP2008001174A (ja) * 2006-06-21 2008-01-10 Yuuba Sangyo Kk 手押し車
JP2010018079A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Suehiro Kogyo Kk 片手手押し車
JP2010137727A (ja) * 2008-12-11 2010-06-24 Honko Mfg Co Ltd 運搬用台車
WO2014204044A1 (ko) * 2013-06-21 2014-12-24 Han Chae Jin 운반대차용 고정 및 회전 겸용 캐스터
CN105774403A (zh) * 2016-05-26 2016-07-20 南京工业职业技术学院 一种带自锁功能的脚轮
CN105946458A (zh) * 2016-06-14 2016-09-21 广西大学 一种用卡位柱精确实现纵横向行走的万向底盘
JP2019177855A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 大日本印刷株式会社 運搬用台車
JP2020069827A (ja) * 2018-10-29 2020-05-07 大日本印刷株式会社 台車
JP2020142600A (ja) * 2019-03-05 2020-09-10 大日本印刷株式会社 台車

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006006241A (ja) * 2004-06-28 2006-01-12 Ishii Seisakusho:Kk 溝切機
JP2008001174A (ja) * 2006-06-21 2008-01-10 Yuuba Sangyo Kk 手押し車
JP2010018079A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Suehiro Kogyo Kk 片手手押し車
JP2010137727A (ja) * 2008-12-11 2010-06-24 Honko Mfg Co Ltd 運搬用台車
US9770945B2 (en) 2013-06-21 2017-09-26 Chae Jin HAN Cart caster capable of converting into fixed or swivel type according to travel direction
CN105307870A (zh) * 2013-06-21 2016-02-03 韩采秦 用于物流台车的固定及旋转用脚轮
WO2014204044A1 (ko) * 2013-06-21 2014-12-24 Han Chae Jin 운반대차용 고정 및 회전 겸용 캐스터
CN105307870B (zh) * 2013-06-21 2017-12-29 韩采秦 用于物流台车的固定及旋转用脚轮
CN105774403A (zh) * 2016-05-26 2016-07-20 南京工业职业技术学院 一种带自锁功能的脚轮
CN105946458A (zh) * 2016-06-14 2016-09-21 广西大学 一种用卡位柱精确实现纵横向行走的万向底盘
JP2019177855A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 大日本印刷株式会社 運搬用台車
JP7069980B2 (ja) 2018-03-30 2022-05-18 大日本印刷株式会社 運搬用台車
JP2020069827A (ja) * 2018-10-29 2020-05-07 大日本印刷株式会社 台車
JP7133147B2 (ja) 2018-10-29 2022-09-08 大日本印刷株式会社 台車
JP2020142600A (ja) * 2019-03-05 2020-09-10 大日本印刷株式会社 台車
JP7253406B2 (ja) 2019-03-05 2023-04-06 大日本印刷株式会社 台車

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001213325A (ja) 旋回キャスターのロック装置
EP1689630B1 (en) Standing board
US20040163208A1 (en) Mechanism for limiting casters to move forwardly while towing luggage obliquely
EP1905615B1 (en) Swivell locking device for stroller wheel
JP2002058564A (ja) テーブル付き椅子
TW201200071A (en) Flip-up table, top board for flip-up table, leg for flip-up table, and method for stowing top board
JPH09294633A (ja) 折り畳み式テーブルにおける天板のロック装置
US5494285A (en) Pinball playfield roller assembly
JP2002234308A (ja) 搬送車のキャスター制御装置
JP2579512Y2 (ja) 台 車
JPH09240208A (ja) キャスタ
JPH0965947A (ja) 転倒防止家具
JPH1191303A (ja) 旋回式キャスタ
JP2855592B2 (ja) 幅可変の排土ブレード構造
JP4136571B2 (ja) 折り畳み家具のロック装置
JP2994384B1 (ja) 自動機のユニット引き出し安全構造
WO2024082673A1 (zh) 一种提篮模式防误用结构及儿童安全座椅
JPH0640481Y2 (ja) 振子式台車構造
JP4567868B2 (ja) 折り畳みテーブル
JP3243732B2 (ja) 旋回ロック式キャスタおよびこれを用いた運搬体
JPH0630178Y2 (ja) 車椅子のフットレスト
JP3082099U (ja) かばん用キャスター構造
JP3074245B2 (ja) 旋回ロック式キャスタ
JPH07132703A (ja) キャスター
JPH0742803Y2 (ja) キャスタ

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060524