JPH0630178Y2 - 車椅子のフットレスト - Google Patents

車椅子のフットレスト

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JPH0630178Y2
JPH0630178Y2 JP16878788U JP16878788U JPH0630178Y2 JP H0630178 Y2 JPH0630178 Y2 JP H0630178Y2 JP 16878788 U JP16878788 U JP 16878788U JP 16878788 U JP16878788 U JP 16878788U JP H0630178 Y2 JPH0630178 Y2 JP H0630178Y2
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JP
Japan
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footrest
holder
wheelchair
arm
piston rod
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JP16878788U
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JPH0288628U (ja
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満 金子
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Suzuki Motor Co Ltd
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Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車椅子のフットレストに関するもので、乗降時
にフットレストを容易に左右に開けるようにしたもので
ある。
(従来の技術) 車椅子のフットレストは、乗降時には車体の前部から側
部に回動して乗降の障害にならないように位置させると
ともに、走行時には車体の前部に位置させ、足の受け台
となるようにしてある。
第7図ないし第9図に示すものは、この部分の従来の構
造である。これを説明すると1は車体2の一部を構成す
るシャーシフレーム、3はその前方部位に設けた前輪、
4は前輪3の上部位置近傍のシャーシフレーム1に上方
に向けて取付けたシャフトパイプ、5はフットレスト、
6はフットレスト5を下端に取付けたフットレストホル
ダ、をそれぞれ示す。
フットレストホルダ6の上端には、断面がほぼコ字形を
成し、該フットレストホルダ6が該コ字形内に回動可能
に挿入される連結具7を設けてある。連結具7にはシャ
フトパイプ4に回動自在で、かつ上下方向に摺動自在な
ホルダパイプ8を取付けてある。
第8図に示すようにホルダパイプ8の下部には切り溝9
を形成してあるとともに、シャフトパイプ4の下部には
切り溝9に挿入されるピン10を貫通して設けてある。
さらに、フットレストホルダ6には水平方向にのびてア
ーム11が設けてあるとともに、シャフトパイプ4には
アーム11を載置し、かつ側壁面12を有した断面コ字
形の受け台13が前方に突出して設けてある。そして、
ホルダパイプ8がシャフトパイプ4に挿入され、かつア
ーム11が受け台13に載せられた状態で、ホルダパイ
プ8、アーム11はピン10や側壁面12に当接し、フ
ットレスト5が水平方向に対してロックされるようにな
っている。
このような構造の従来の装置は、第7図に示す保管ある
いは走行時の状態から第9図に一点鎖線および二点鎖線
で示すように、ホルダパイプ8ひいてはフットレスト5
を一旦上昇させてロックを解除し、その後、上昇させた
状態で該フットレスト5を側部方向に回転(いわゆるス
イングアウト)して乗降時の姿勢を得るようにしてい
た。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述したような従来の車椅子のフットレ
ストでは、フットレストを乗降時の位置に設定する場
合、まずフットレストを持上げ、この後フットレストを
持上げた状態で側部方向に回転する必要があった。この
ため、操作しづらく、また場合によっては持上げること
ができず、この結果フットレストを乗降時の位置に設定
できなくなることも起こり得た。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので大きな力を
要することなく容易にフットレストを乗降時の位置に設
定できる車椅子のフットレストを提供することを目的と
する。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するために、車体2のシャー
シフレーム1に設けたシャフトパイプ4に、フットレス
トホルダ6に設けたホルダパイプ8を挿入してフットレ
ストホルダ8を回動可能に支持する車椅子において、フ
ットレストホルダ6側に、水平方向にのびたアーム11
を設け、シャーシフレーム1側に該アーム11を前記車
体2の少なくとも前部ないし側部方向の範囲にわたって
移動可能に載置する受け台14を設け、前記ホルダパイ
プ8内にピストン棒23を上下動可能に設け、シャーシ
フレーム1側に、前記前部側に回動部を位置させて軸支
し、垂直面にそって回動する回動板(ストッパー)17
を設け、前記回動部に、前記ピストン棒23に当接可能
な受圧部(ピン)19を備えたことを特徴とする。
(作用) 本考案は、上記構成によってピストン棒を押下すると、
これに連動して回動板が回動し、アーム係止部がアーム
から外れてロック解除され、この状態でフットレストホ
ルダに側部方向に回転力を加えると、受け台に対してア
ームが摺動しながらフットレストホルダひいてはフット
レストが回転するので、フットレストの持上げを省略で
き、この分操作が容易になるとともに大きな力を要する
ことなくフットレストを乗降時の位置に設定できる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図ないし第6図につい
て、第7図ないし第9図のものと同一部材には同一符号
を付して説明する。
シャフトパイプ4の下部にはアーム11を載置する平板
状の受け台14を取付けてあり、アーム11を受け台1
4に載置した状態でフットレスト5は前部および側部方
向にわたって回動できるようになっている。受け台14
の後部側および車体2の中央側には側壁15を形成して
あり、該側壁15によってフットレスト5の回動を停止
できるようにしている。後述のピストン棒23の下部に
該当する受け台14には孔(図示略)が形成されており
ピストン棒23を若干下降し得るようになっている。ま
た、受け台14の前端部および後端部には切り欠き16
を形成してある。
シャーシフレーム1には先端側を回動部とした回動板の
一例であるスイングアウトストッパー(以下、ストッパ
ーという)17が軸支されている。ストッパー17の幅
は切り欠き16から車体2側の側壁15までの距離より
若干長くなっている。ストッパー17の両端部には上方
向に突起したアーム係止部18を形成してある。アーム
係止部18の片方は切り欠き16に挿入され、かつ他方
は車体2の中央側の側壁15の外側に位置するようにな
っている。ホルダパイプ8の切り溝9に対応した位置の
両アーム係止部18には受圧部としてのピン19を架設
してある。
ストッパー17の先端部近傍には長孔20を形成してあ
る。該長孔20に貫通してピン21を受け台14に取付
けてある。ピン21のヘッドとストッパー17の間には
ストッパー17を押圧するスプリング22を介在させて
ある。
連結具7に取付けたホルダパイプ8は上方向に開孔した
状態にしてあり、該ホルダパイプ8には所定長さのピス
トン棒23を挿入してある。ピストン棒23の上部はホ
ルダパイプ8から突出しており当該部を操作して上下動
できるようになっている。
このように構成された車椅子は、搭乗時において、ピス
トン棒23が押下されると、ピン19がピストン棒23
に当接し、さらにピストン棒23が押下されることによ
ってストッパー17はスプリング22に抗して垂直面に
そって回動する。この回動によってピン19が切り溝9
から外れ、かつアーム係止部18が受け台14より下側
に位置するようになり、このように単にピストン棒23
を押すだけでアーム11ひいてはフットレスト5のロッ
クが解除される。そして、この状態で、フットレスト5
を持上げることなくフットレストホルダ6に側部方向の
回転力を加えることで、フットレスト5は容易に回転し
て側部に位置設定される。このような操作を両フットレ
スト5に対して行なって車体2の前部を開けることがで
きる。そして、使用する者は容易に搭乗できるようにな
る。
また、搭乗の後、フットレストホルダ6に前部方向の回
転力を加えると、フットレストホルダ6はアーム11を
受け台14上で摺動しながら回動し、ついには初期設定
位置に達する。すると、ストッパー17はスプリング2
2に押されて元の位置に復帰する。この結果、フットレ
スト5は走行時の位置でロックされ、搭乗者の足の受け
台となる。このように本実施例ではスプリング22はよ
って容易にフットレスト5を走行時の位置に設定できる
ようにしている。
走行を終了したのち、降車する場合、ピストン棒23を
押しながらフットレスト5に回転力を加えると、上述と
同様にしてフットレスト5は側部側に容易に位置設定さ
れることになる。
(考案の効果) 本考案は、以上説明したようにピストン棒を押下するだ
けでロック解除でき、フットレストを持上げることなく
フットレストに回転力を加えるだけでフットレストは回
動するので、大きな力を要することなく、かつ簡易な操
作でフットレストを乗降時の位置に設定できるという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の車椅子のフットレストの要
部を示す断面図、 第2図は同車椅子のフットレストを用いた車椅子を示す
斜視図、 第3図は同車椅子のフットレストを示す斜視図、 第4図は、同車椅子のフットレストの要部を示す分解斜
視図、 第5図は、同車椅子のフットレストの保管あるいは走行
時における状態を示す斜視図、 第6図は、同車椅子のフットレストの乗降時における状
態を示す斜視図、 第7図は、従来の車椅子のフットレストの一例を示す斜
視図、 第8図は、同車椅子のフットレストの要部を示す分解斜
視図、 第9図は、同車椅子のフットレストの動作例を模式的に
示す斜視図、である。 1…シャーシフレーム、2…車体 4…シャフトパイプ、5…フットレスト 6…フットレストホルダ、8…ホルダパイプ 11…アーム、14…受け台 17…ストッパー、19…ピン 23…ピストン棒

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体のシャーシフレームに設けたシャフト
    パイプに、フットレストホルダに設けたホルダパイプを
    挿入してフットレストホルダを回動可能に支持する車椅
    子において、フットレストホルダ側に、水平方向にのび
    たアームを設け、シャーシフレーム側に該アームを前記
    車体の少なくとも前部ないし側部方向の範囲にわたって
    移動可能に載置する受け台を設け、前記ホルダパイプ内
    にピストン棒を上下動可能に設け、シャーシフレーム側
    に、前記前部側に回動部を位置させて軸支し、垂直面に
    そって回動する回動板を設け、前記回動部に、前記ピス
    トン棒に当接可能な受圧部を備えたことを特徴とする車
    椅子のフットレスト。
JP16878788U 1988-12-27 1988-12-27 車椅子のフットレスト Expired - Lifetime JPH0630178Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16878788U JPH0630178Y2 (ja) 1988-12-27 1988-12-27 車椅子のフットレスト

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JP16878788U JPH0630178Y2 (ja) 1988-12-27 1988-12-27 車椅子のフットレスト

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Publication Number Publication Date
JPH0288628U JPH0288628U (ja) 1990-07-13
JPH0630178Y2 true JPH0630178Y2 (ja) 1994-08-17

Family

ID=31458273

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16878788U Expired - Lifetime JPH0630178Y2 (ja) 1988-12-27 1988-12-27 車椅子のフットレスト

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JPH0288628U (ja) 1990-07-13

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