JPH0211219Y2 - - Google Patents

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JPH0211219Y2
JPH0211219Y2 JP19477084U JP19477084U JPH0211219Y2 JP H0211219 Y2 JPH0211219 Y2 JP H0211219Y2 JP 19477084 U JP19477084 U JP 19477084U JP 19477084 U JP19477084 U JP 19477084U JP H0211219 Y2 JPH0211219 Y2 JP H0211219Y2
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JP
Japan
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wall
lumbar
rest
waist
rest base
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JP19477084U
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JPS61108638U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、観光バスなどにおいて後向きに立つ
たバスガイドの腰を支えるバスのガイド腰当て装
置に関する。
【従来の技術】
観光バスなどでは、運転席廻りの各種レバー類
を乗客席と仕切るため、通常、運転席の後方およ
び乗降ステツプ側に面する側方の二面を仕切るL
字型の運転席囲いが設けられている(実開昭56−
95957号公報参照)。そこで従来、後向きに立つた
バスガイドの腰を支える腰当て装置が、上記運転
席囲いの乗降ステツプ側の壁部に装備される。こ
れを例示すれば第7図に示す如くであり、運転席
囲い1における乗降ステツプ側の壁部11に設け
た窓12に、腰当て2の支持フレーム3が嵌込ま
れ、腰当て2は、支持フレーム3に枢着され、か
つ回動位置規制されて上記窓12の開口を塞ぐ格
納位置と、壁部11から張出した使用位置との二
位置をとり得るようになつている。
【考案が解決しようとする問題点】
ところで上記腰当て2は壁部11の高さより高
くできないため、運転手の側方視界を確保すべく
壁部11をある程度低く設定すると、腰当て2の
位置が低くなりすぎて充分機能し得なくなり、反
対に腰当て2の高さを充分確保しようとすれば運
転手の側方視界をある程度犠牲にしなければなら
ないという問題があつた。 そこで本考案は、運転手の側方視界を犠牲にす
ることなく腰当ての機能を十分発揮できるように
したバスのガイド腰当て装置を提供することを目
的とする。
【問題点を解決するための手段】
この目的のため本考案は、バスのL字型運転席
囲いにおける乗降ステツプ側の壁部に装備される
バスのガイド腰当て装置において、上記壁部に嵌
込んだ格納位置と、壁部から張出した使用位置と
をとり得るよう上記壁部に枢着される腰当てベー
スと、この腰当てベース内に上方への突出可能に
収納されて使用時に腰当てベース上に突出支持さ
れる腰当てとを備えることを要旨とする。
【作用】
このような手段により、腰当ては壁部から張出
した腰当てベース上に突出支持されて使用に供さ
れ、不使用時は腰当てベース内に収納されて腰当
てベースと共に壁部に嵌込んで格納される。
【実施例】 以下、本考案の一実施例を、図面に基づいて具
体的に説明する。 第1図において符号4は観光バスなどの車両の
運転席の後方および乗降ステツプ側に面する側方
の二面を仕切るL字型の運転席囲いであり、その
床上高さは運転手の側方視界を妨げない適宜の高
さに設定されている。そして運転席囲い4におけ
る乗降ステツプ側の壁部41には上部に位置して
窓42が開口され、この窓42に嵌込まれた支持
フレーム5に上面が開口したポケツト型の腰当て
ベース6がヒンジ結合され、この腰当てベース6
内に腰当て7が上方への引出し可能に収納されて
いる。 支持フレーム5は、車両の前方寄りの端部で腰
当てベース6を縦軸廻りに回動自在に結合するも
ので、第2図に示すようにピン孔51およびスト
ツパ用円弧52を備える。一方腰当てベース6に
は、上記ピン孔51に通した枢支ピン61および
ストツパ用円弧52内に通したストツパピン62
が貫通される。これにより腰当てベース6は、支
持フレーム5を介して壁部41内に嵌込まれた格
納位置から乗降ステツプ側に回動し、ストツパピ
ン62がストツパ用円弧52の端部に当接するこ
とで車両の左右方向に沿つて壁部41から張出す
使用位置に回動規制される。 ここで、腰当て7は、第3図、第4図にも示す
とおり中空板状の本体内部にガスダンパ71を組
付けてそのロツド72を下方に突出したもので、
腰当てベース6の使用位置で車両後方に向く本体
の一面にクツシヨン材73を配して外張りすると
共に、本体の他面には腰当てベース6内に設置さ
れて上下方向に滑動する左右一対のスライドレー
ル8,8の可動レール81を取付けてなる。そし
て上記ロツド72の下端をナツト止めなどで腰当
てベース6の底に結合することで、腰当て7は腰
当てベース6内から突出可能にされ、上記スライ
ドレール8,8端部のストツパ作用で抜止めされ
ることにより腰当てベース6上に突出支持されて
所定の底上高さを保ち、またガスダンパ71に抗
して押込むことで腰当てベース6内に収納される
ようになつている。そしてこの収納状態を保持す
べく、腰当てベース6と腰当て7との間に適宜の
ロツク機構が設けられ、その解除操作部材9が使
用位置における腰当てベース6の外端面下部に配
置されている。 以上の構成では、第1図に示すように腰当てベ
ース6を使用位置にして解除操作部材9を操作す
ることにより腰当て7にガスダンパ71の付勢力
が働き、腰当て7はスライドレール8を介して円
滑に腰当てベース6内からその上方に突出し、所
定の床上高さに支持されてバスのガイドの腰を支
えるための使用に供される(第5図参照)。 また腰当て7を腰当てベース6内に押込むこと
で腰当て7は収納状態に保持されるから、腰当て
ベース6を壁部41側に回動することで腰当て7
は腰当てベース6と共に壁部41に嵌込まれてコ
ンパクトに格納される(第6図参照)。そしてこ
の状態ではバスガイドが壁部41の際に立つてい
ないことから、運転者は側方視界を充分確保する
ことができる。
【考案の効果】
以上説明したとおり本考案によれば、壁部から
張出した腰当てベース上に突出支持されて使用に
供される腰当てが、不使用時には腰当てベース内
に収納された低い位置で腰当てベースと共に壁部
に嵌込んで格納されるから、壁部の高さは腰当て
ベースの高さに合せて低く設定することができ、
運転手の側方視界を犠牲にすることなく腰当ての
高さのみ十分確保して所期の機能を十分発揮させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す全体概略斜視
図、第2図は支持フレームと腰当てベースの結合
関係を示す平面図、第3図は腰当てと腰当てベー
ス部分の分解斜視図、第4図は、腰当てを収納し
た腰当てベースの断面図、第5図は使用状態説明
図、第6図は格納状態説明図、第7図は従来例の
斜視図である。 1……運転席囲い、11……壁部、12……
窓、2……腰当て、3……支持フレーム、4……
運転席囲い、41……壁部、42……窓、5……
支持フレーム、51……ピン孔、52……ストツ
パ用円弧孔、6……腰当てベース、61……枢支
ピン、62……ストツパピン、7……腰当て、7
1……ガスダンパ、72……ロツド、73……ク
ツシヨン材、8……スライドレール、81……可
動レール、9……ロツク解除操作部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バスのL字型運転席囲いにおける乗降ステツプ
    側の壁部に装備されるバスのガイド腰当て装置に
    おいて、上記壁部に嵌込んだ格納位置と壁部から
    張出した使用位置とをとり得るよう上記壁部に枢
    着される腰当てベースと、この腰当てベース内に
    上方への突出可能に収納されて使用時に腰当てベ
    ース上に突出支持される腰当てとを備えることを
    特徴とするバスのガイド腰当て装置。
JP19477084U 1984-12-21 1984-12-21 Expired JPH0211219Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19477084U JPH0211219Y2 (ja) 1984-12-21 1984-12-21

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JP19477084U JPH0211219Y2 (ja) 1984-12-21 1984-12-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61108638U JPS61108638U (ja) 1986-07-10
JPH0211219Y2 true JPH0211219Y2 (ja) 1990-03-20

Family

ID=30752232

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JP19477084U Expired JPH0211219Y2 (ja) 1984-12-21 1984-12-21

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JPS61108638U (ja) 1986-07-10

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