JPH0123871Y2 - - Google Patents

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JPH0123871Y2
JPH0123871Y2 JP1983169889U JP16988983U JPH0123871Y2 JP H0123871 Y2 JPH0123871 Y2 JP H0123871Y2 JP 1983169889 U JP1983169889 U JP 1983169889U JP 16988983 U JP16988983 U JP 16988983U JP H0123871 Y2 JPH0123871 Y2 JP H0123871Y2
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JP
Japan
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movement prevention
prevention rod
pivot
rod
pivot shaft
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JP1983169889U
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JPS6076548U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、座席後方に荷物室を有する自動車
において、積荷が座席側へ移動することを阻止す
るための積荷移動阻止装置に関する。
自動車には、車室内の前側に前部座席と後部座
席とが設けられ、同車室内における後部座席後方
が積荷を収容する荷物室とされるものがある。
上記構成において、荷物室を拡張するために
は、後部座席のシートバツクを荷物室床面に重合
させることが考えられる。ところで、このように
構成した場合には、自動車の走行中などにおい
て、積荷が前部座席側へ移動することを阻止する
ために積荷用ストツパーを設置することが要求さ
れる。
この場合、前部座席の後方近傍に仕切り部材を
設ける構成は知られている(例えば実公昭52−
35627号公報)。しかしながら、この構成では、仕
切部材が車室壁に固定されているため、この仕切
部材を使用しない場合には、この仕切部材が、後
部座席における着座部分の空間を徒に狭めること
となり、この後部座席に対する乗降の障害となる
おそれがある。
この考案は、上記のような事情に注目してなさ
れたもので、荷物室側の積荷が前部座席側に移動
しようとすることを阻止するための移動阻止杆を
設けた場合に、この移動阻止杆を使用しないとき
には、この移動阻止杆が後部座席の着座部分の空
間を狭めないように、一方、この移動阻止杆を使
用する場合には、この移動阻止杆が前部座席側に
向つて移動しようとする積荷を確実に阻止できる
ようにすることを目的とする。
上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、後部座席のシートバツク前部に対応
する位置に正面視門形の移動阻止杆を設けると共
に、この移動阻止杆の側部下端に対応して車体静
止側に軸心横向きの枢支軸を取り付け、この枢支
軸にそれぞれ嵌合可能とされる上、下一対の枢支
孔を上記移動阻止杆の側部下端に形成し、これら
上下枢支孔を互いに連通させるように上下方向に
延び、かつ、下枢支孔の直径よりも巾寸法の小さ
い連通孔を形成し、この連通孔の内壁が上下摺動
自在に嵌合するすり割を上記枢支軸の外周面に形
成し、上記移動阻止杆を引き上げたとき、下枢支
孔が枢支軸に嵌合して移動阻止杆がこの枢支軸回
りに上下回動できるようにする一方、連通孔の内
壁をすり割に対し下方に摺動させながら上記移動
阻止杆を下げたとき、上枢支孔が同上枢支軸に嵌
合し、かつ、このとき、車体静止側に形成した嵌
合部に移動阻止杆の側部下端が嵌脱自在に嵌合し
て移動阻止杆の前後回動が規制されるようにした
点にある。
以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第1図と第2図において、1は商用自動車で、
その車室2内の前側には操縦席たる前部座席3
と、後部座席4が設けられる。また、車室2内に
おける後部座席4の後方が積荷を収容する荷物室
6とされる。上記後部座席4は車体床面7上に支
持されたシートクツシヨン4aと、このシートク
ツシヨン4aに前後回動自在に枢支されるシート
バツク4bとを有している。そして、シートバツ
ク4bの起立姿勢から(図中二点鎖線図示)、こ
のシートバツク4bを後方回動させれば、シート
バツク4bは荷物室床面7aに重合される(図中
実線図示)。
また、上記のようにシートバツク4bを荷物室
床面7aに重合させた際、上記シートクツシヨン
4aよりも上方に突出して積荷が前方移動するこ
とを阻止するストツパー8が設けられる。
上記ストツパー8は、車室2の左右内壁9に架
設される門形の移動阻止杆10と、この移動阻止
杆10を上記内壁9に上下回動自在に枢支させる
支持具12とを有している。上記支持具12は移
動阻止杆10の回動端をシートクツシヨン4a前
部の上方位置に固定可能とする(図中実線図示)。
一方、移動阻止杆10の下方回動でこの移動阻止
杆10はシートクツシヨン4a前部の下方に収納
される(図中二点鎖線図示)。
第3図から第7図において、上記ストツパー8
につきより詳しく説明する。
第3図から第5図において、上記支持具12
は、車体静止側たる車室2の内壁9に固定される
基板13と、この基板13に突設される枢支軸1
4と、この枢支軸14の下方で基板13からの突
片を折曲して形成された嵌合部たる嵌合孔15と
を有している。また、上記枢支軸14には前後一
対のすり割17,17が形成される。一方、移動
阻止杆10の各端部にはその長手方向に離れて第
1枢支孔18と第2枢支孔19とが形成され、こ
の両孔18,19はこれら両孔18,19の直径
より小さい巾寸法の連通孔20で連通されてい
る。
そして、移動阻止杆10がシートクツシヨン4
a前部の上方に位置する場合には、第2枢支孔1
9よりも上方に位置する第1枢支孔18が枢支軸
14と嵌合し、同時に移動阻止杆10端が嵌合孔
15に嵌合してこの移動阻止杆10は支持具12
により前後回動が規制される(図中実線図示)。
この状態から移動阻止杆10を引き上げると、連
通孔20の内壁がすり割17を上方に摺動し第2
枢支孔19と枢支軸14とが嵌合する。このとき
移動阻止杆10端と嵌合孔15の嵌合は解除され
る(図中二点鎖線図示)。そして、移動阻止杆1
0は枢支軸14を中心として前方に回動可能とさ
れる(図中一点鎖線図示)。21は回動阻止片で、
枢支軸14と第2枢支孔19の嵌合状態で移動阻
止杆10を上方回動した場合、この移動阻止杆1
0端と嵌合孔15とが対応する位置で移動阻止杆
10の後方回動を阻止する。
第6図と第7図において、枢支軸14と第2枢
支孔19が嵌合した状態で移動阻止杆10を下方
回動させれば移動阻止杆10は上記したようにシ
ートクツシヨン4a前部下方に収納される。
また、この状態から再び移動阻止杆10を上方
回動させ、この移動阻止杆10が回動阻止片21
に接するまでこの回動を行うと、第4図中二点鎖
線で示した状態となる。そして、ここから、連通
孔20の内壁をすり割17に対し下方に摺動させ
ながら移動阻止杆10を下げたとき、第2図から
第5図中実線で示すように第1枢支孔18が枢支
軸14に嵌合し、かつ、このとき、移動阻止杆1
0の側部下端が嵌合孔15に嵌合してこの移動阻
止杆10の前後回動が規制され、即ち、これは前
記した元の状態に戻る。
この考案によれば、移動阻止杆を引き上げたと
き、下枢支孔が枢支軸に嵌合して移動阻止杆がこ
の枢支軸回りに上下回動できるようになつてい
る。このため、この移動阻止杆を使用しないとき
には、これを上記状態から下方回動させれば、こ
の移動阻止杆が後部座席の着座部分の空間を狭め
ないようにすることができる。
またこの考案では、連通孔の内壁をすり割に対
し下方に摺動させながら上記移動阻止杆を下げた
とき、上枢支孔が上記枢支軸に嵌合し、かつ、こ
のとき、車体静止側に形成した嵌合部に移動阻止
杆の側部下端が嵌脱自在に嵌合して移動阻止杆の
前後回動が規制される。このため、荷物室側の積
荷が前部座席側に移動するのを阻止するために移
動阻止杆を用いようとする場合には、この移動阻
止杆を上方に回動させた状態から、連通孔の内壁
をすり割に対し下方に移動させながらこの移動阻
止杆を下げればよい。このようにすると、この移
動阻止杆は枢支軸と嵌合部へ自動的に嵌合して、
所定位置に正確に位置決めされた状態で、車体静
止側に固定されることとなる。よつて、この移動
阻止杆は前部座席側に向つて移動しようとする積
荷を確実に阻止することになる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図は自動車
の簡略側面図、第2図は車室内の部分斜視図、第
3図はストツパーの展開斜視図、第4図は第1図
の部分拡大図、第5図は第4図の正面図、第6図
は移動阻止杆を下方回動した場合の第4図の相当
図、第7図は第6図の正面図である。 1……自動車、2……車室、3……前部座席、
4……後部座席、4a……シートクツシヨン、4
b……シートバツク、6……荷物室、7……車体
床面、7a……荷物室床面、8……ストツパー、
10……移動阻止杆、14……枢支軸、15……
嵌合孔(嵌合部)、17……すり割、18……第
1枢支孔(上枢支孔)、19……第2枢支孔(下
枢支孔)、20……連通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車室内に前部座席と後部座席が設けられ、後部
    座席の後方が積荷を収容する荷物室とされた自動
    車において、上記後部座席のシートバツク前部に
    対応する位置に正面視門形の移動阻止杆を設ける
    と共に、この移動阻止杆の側部下端に対応して車
    体静止側に軸心横向きの枢支軸を取り付け、この
    枢支軸にそれぞれ嵌合可能とされる上下一対の枢
    支孔を上記移動阻止杆の側部下端に形成し、これ
    ら上、下枢支孔を互いに連通させるように上下方
    向に延び、かつ、下枢支孔の直径よりも巾寸法の
    小さい連通孔を形成し、この連通孔の内壁が上下
    摺動自在に嵌合するすり割を上記枢支軸の外周面
    に形成し、上記移動阻止杆を引き上げたとき、下
    枢支孔が枢支軸に嵌合して移動阻止杆がこの枢支
    軸回りに上下回動できるようにする一方、連通孔
    の内壁をすり割に対し下方に摺動させながら上記
    移動阻止杆を下げたとき、上枢支孔が同上枢支軸
    に嵌合し、かつ、このとき、車体静止側に形成し
    た嵌合部に移動阻止杆の側部下端が嵌脱自在に嵌
    合して移動阻止杆の前後回動が規制されるように
    したことを特徴とする自動車の積荷移動阻止装
    置。
JP16988983U 1983-10-31 1983-10-31 自動車の積荷移動阻止装置 Granted JPS6076548U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16988983U JPS6076548U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 自動車の積荷移動阻止装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP16988983U JPS6076548U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 自動車の積荷移動阻止装置

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Publication Number Publication Date
JPS6076548U JPS6076548U (ja) 1985-05-29
JPH0123871Y2 true JPH0123871Y2 (ja) 1989-07-20

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ID=30371030

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16988983U Granted JPS6076548U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 自動車の積荷移動阻止装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0410125Y2 (ja) * 1985-05-30 1992-03-12

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5136825B2 (ja) * 1972-11-02 1976-10-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5136825U (ja) * 1974-09-10 1976-03-18

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5136825B2 (ja) * 1972-11-02 1976-10-12

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JPS6076548U (ja) 1985-05-29

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