JPS6129594Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6129594Y2 JPS6129594Y2 JP1874381U JP1874381U JPS6129594Y2 JP S6129594 Y2 JPS6129594 Y2 JP S6129594Y2 JP 1874381 U JP1874381 U JP 1874381U JP 1874381 U JP1874381 U JP 1874381U JP S6129594 Y2 JPS6129594 Y2 JP S6129594Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rear seat
- spare tire
- folded
- seat
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、例えばバン型自動車等の室内にス
ペアタイヤ格納部を有する自動車の構造に関す
る。
ペアタイヤ格納部を有する自動車の構造に関す
る。
従来、この種の自動車においては、実開昭51―
119248号公開公報に示されているように、車体下
部にスペアタイヤの格納部を形成したり、また室
内フロントシ−トの下部にスペアタイヤの格納部
を形成してなる構成を有するものがある。
119248号公開公報に示されているように、車体下
部にスペアタイヤの格納部を形成したり、また室
内フロントシ−トの下部にスペアタイヤの格納部
を形成してなる構成を有するものがある。
しかしながら、このような従来構造のもので
は、フロントシ−トの下部に形成した格納部から
スペアタイヤを出入れする際、運転席側から行な
つているために、格納部の大きさが規制され、大
型タイヤの格納が不可能であつた。
は、フロントシ−トの下部に形成した格納部から
スペアタイヤを出入れする際、運転席側から行な
つているために、格納部の大きさが規制され、大
型タイヤの格納が不可能であつた。
また、従来のこの種のバン型自動車にあつて
は、荷室格大化のためにリヤシ−トを前方に折畳
み可能にしたものがあり(例えば実開昭51―4015
号公開公報に開示されているように、リアシ−ト
を折畳みフロントシ−トのバツクレスト後部に格
納するようにしたものがある)、該リヤシ−トを
荷室床面よりも一段低いフロンシ−ト側の車体床
面の段差部に折畳み収納し、折畳み後のリヤシ−
トのバツクレスト背面部を荷室床面と平行に配置
してなる構成を有するものがあるが、この場合、
折畳まれたリヤシ−トを支持するブラケツトを別
途車体床面あるいは格納部を形成する荷室側に面
したバツクパネルに設ける必要があり、このた
め、後席乗車時、該ブラケツトが乗員の足の邪魔
になるなど、種々の不具合が生じている。
は、荷室格大化のためにリヤシ−トを前方に折畳
み可能にしたものがあり(例えば実開昭51―4015
号公開公報に開示されているように、リアシ−ト
を折畳みフロントシ−トのバツクレスト後部に格
納するようにしたものがある)、該リヤシ−トを
荷室床面よりも一段低いフロンシ−ト側の車体床
面の段差部に折畳み収納し、折畳み後のリヤシ−
トのバツクレスト背面部を荷室床面と平行に配置
してなる構成を有するものがあるが、この場合、
折畳まれたリヤシ−トを支持するブラケツトを別
途車体床面あるいは格納部を形成する荷室側に面
したバツクパネルに設ける必要があり、このた
め、後席乗車時、該ブラケツトが乗員の足の邪魔
になるなど、種々の不具合が生じている。
この考案は、上記した従来の欠点を解消するこ
とを目的としたもので、その要旨とするところは
フロントシ−トの下部にスペアタイヤ格納部を形
成し、かつ該フロントシ−トとリヤシ−トとの間
の荷室床面よりも一段低い車体床面の段差部にリ
ヤシ−トを荷室床面と略々面一に折畳み収納可能
にした自動車において、前記格納部を形成する荷
室側に面したバツクパネルにスペアタイヤ出入口
を設け、該出入口にカバーを開閉自在に設けると
ともに、該カバーの一部を荷室側に突出させ、前
記リヤシ−トの折畳み時、該カバーの突出部をリ
ヤシ−ト支持部に兼用したことを特徴とするもの
である。
とを目的としたもので、その要旨とするところは
フロントシ−トの下部にスペアタイヤ格納部を形
成し、かつ該フロントシ−トとリヤシ−トとの間
の荷室床面よりも一段低い車体床面の段差部にリ
ヤシ−トを荷室床面と略々面一に折畳み収納可能
にした自動車において、前記格納部を形成する荷
室側に面したバツクパネルにスペアタイヤ出入口
を設け、該出入口にカバーを開閉自在に設けると
ともに、該カバーの一部を荷室側に突出させ、前
記リヤシ−トの折畳み時、該カバーの突出部をリ
ヤシ−ト支持部に兼用したことを特徴とするもの
である。
以下、この考案を図示の実施例に基づいて説明
すると、第1図に示すように、図中1はこの考案
に係るバン型自動車本体で、運転席側の車体床面
2は荷室3の床面4に対して一段低くなつている
とともに、該荷室床面4の前部にはリヤシ−ト5
が載置されている。該リヤシ−ト5は、シート部
5a及びバツクレスト部5bがそれぞれ前方に折
畳み回動自在に構成され、運転席側に載置したフ
ロントシ−ト6との間の段差部7に折畳み収納可
能になつており、また前記フロントシ−ト6に下
部、つまりフロントシ−ト6と車体床面2との間
にはスペアタイヤTを格納する格納部8が形成さ
れている。該格納部8は、荷室側に面したバツク
パネル9にスペアタイヤ出入口10を設け、スペ
アタイヤTを荷室側から出入れ自在になつている
とともに、該バツクパネル9の上縁部には、前記
出入口10を開閉するカバー11が上方に回動自
在に設けられている、該カバー11は、第2図に
示すように、前記格納部8に格納されるスペアタ
イヤTの平面外形状に応じ荷室側に僅かに突出す
るような円弧状曲面11aを有し、第3図におい
て示すようなリヤシ−ト5の折畳み時に、該突出
部11aの上面でリヤシ−ト5を荷室床面4と
略々面一となるように支持する支持部として兼用
してなるものである。尚、図中5cは前記リヤシ
−ト5のバツクレスト部5b下端部に形成した凹
部で、リヤシ−ト5の折畳み時、前記カバー11
の突出部11aと対応させることにより、バツク
レスト部5bとカバー11との当りを防ぐように
なつている。
すると、第1図に示すように、図中1はこの考案
に係るバン型自動車本体で、運転席側の車体床面
2は荷室3の床面4に対して一段低くなつている
とともに、該荷室床面4の前部にはリヤシ−ト5
が載置されている。該リヤシ−ト5は、シート部
5a及びバツクレスト部5bがそれぞれ前方に折
畳み回動自在に構成され、運転席側に載置したフ
ロントシ−ト6との間の段差部7に折畳み収納可
能になつており、また前記フロントシ−ト6に下
部、つまりフロントシ−ト6と車体床面2との間
にはスペアタイヤTを格納する格納部8が形成さ
れている。該格納部8は、荷室側に面したバツク
パネル9にスペアタイヤ出入口10を設け、スペ
アタイヤTを荷室側から出入れ自在になつている
とともに、該バツクパネル9の上縁部には、前記
出入口10を開閉するカバー11が上方に回動自
在に設けられている、該カバー11は、第2図に
示すように、前記格納部8に格納されるスペアタ
イヤTの平面外形状に応じ荷室側に僅かに突出す
るような円弧状曲面11aを有し、第3図におい
て示すようなリヤシ−ト5の折畳み時に、該突出
部11aの上面でリヤシ−ト5を荷室床面4と
略々面一となるように支持する支持部として兼用
してなるものである。尚、図中5cは前記リヤシ
−ト5のバツクレスト部5b下端部に形成した凹
部で、リヤシ−ト5の折畳み時、前記カバー11
の突出部11aと対応させることにより、バツク
レスト部5bとカバー11との当りを防ぐように
なつている。
したがつて、上記したこの考案に係る構成によ
れば、フロントシ−ト下部に形成した格納部にス
ペアタイヤを格納するにおいて、スペアタイヤを
室内の荷室側から出入れ自在にし、かつその出入
口にカバーを設けるとともに、該カバーを荷室側
に突出するようにしたことから、カバーの突出分
だけ格納部の容積を大きくすることができるた
め、大型タイヤの格納が可能になり、しかもカバ
ーの突出部をリヤシ−トの折畳み収納時の支持部
として利用したことから、従来のように、ブラケ
ツトを別途取付ける必要がないなど、実用性にす
ぐれた効果を奏するものである。
れば、フロントシ−ト下部に形成した格納部にス
ペアタイヤを格納するにおいて、スペアタイヤを
室内の荷室側から出入れ自在にし、かつその出入
口にカバーを設けるとともに、該カバーを荷室側
に突出するようにしたことから、カバーの突出分
だけ格納部の容積を大きくすることができるた
め、大型タイヤの格納が可能になり、しかもカバ
ーの突出部をリヤシ−トの折畳み収納時の支持部
として利用したことから、従来のように、ブラケ
ツトを別途取付ける必要がないなど、実用性にす
ぐれた効果を奏するものである。
第1図はこの考案に係る自動車のスペアタイヤ
格納構造を示す略示的説明図、第2図は同じく第
1図―線における略示的平面図、第3図はリ
ヤシ−トの折畳み状態を示す略示的説明図であ
る。 1……自動車本体、2……車体床面、3……荷
室、4……床面、5……リヤシ−ト、6……フロ
ントシ−ト、7……段差部、8……格納部、9…
…バツクパネル、10……出入口、11……カバ
ー、11a……突出部、T……スペアタイヤ。
格納構造を示す略示的説明図、第2図は同じく第
1図―線における略示的平面図、第3図はリ
ヤシ−トの折畳み状態を示す略示的説明図であ
る。 1……自動車本体、2……車体床面、3……荷
室、4……床面、5……リヤシ−ト、6……フロ
ントシ−ト、7……段差部、8……格納部、9…
…バツクパネル、10……出入口、11……カバ
ー、11a……突出部、T……スペアタイヤ。
Claims (1)
- フロントシートの下部にスペアタイヤ格納部を
形成し、かつ該フロントシ−トとリヤシ−トとの
間の荷室床面よりも一段低い車体床面の段差部に
リヤシ−トを荷室床面と略々面一に折畳み収納可
能にした自動車において、前記格納部を形成する
荷室側に面したバツクパネルにスペアタイヤ出入
口を設け、該出入口にカバ−を開閉自在に設ける
とともに、該カバ−の一部を荷室側に突出させ、
前記リヤシ−トの折畳み時、該カバ−の突出部を
リヤシ−ト支持部に兼用したことを特徴とする自
動車のスペアタイヤ格納構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1874381U JPS6129594Y2 (ja) | 1981-02-13 | 1981-02-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1874381U JPS6129594Y2 (ja) | 1981-02-13 | 1981-02-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57131386U JPS57131386U (ja) | 1982-08-16 |
JPS6129594Y2 true JPS6129594Y2 (ja) | 1986-09-01 |
Family
ID=29816703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1874381U Expired JPS6129594Y2 (ja) | 1981-02-13 | 1981-02-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6129594Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0338067Y2 (ja) * | 1985-07-03 | 1991-08-12 |
-
1981
- 1981-02-13 JP JP1874381U patent/JPS6129594Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57131386U (ja) | 1982-08-16 |
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