JPS6315172B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6315172B2 JPS6315172B2 JP57066106A JP6610682A JPS6315172B2 JP S6315172 B2 JPS6315172 B2 JP S6315172B2 JP 57066106 A JP57066106 A JP 57066106A JP 6610682 A JP6610682 A JP 6610682A JP S6315172 B2 JPS6315172 B2 JP S6315172B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- driver
- seat cushion
- occupant
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 4
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/04—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable
- B60N2/14—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable rotatable, e.g. to permit easy access
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/22—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable
- B60N2/2222—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable the back-rest having two or more parts
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2205/00—General mechanical or structural details
- B60N2205/30—Seat or seat parts characterised by comprising plural parts or pieces
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
- Chairs Characterized By Structure (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動車の回転シートに関する。
近年、いわゆる宅配便、宅急便といつて、自動
車により一般家庭等の目的地に荷物を直接的に輸
送配達することが行われている。
車により一般家庭等の目的地に荷物を直接的に輸
送配達することが行われている。
それに用いられる宅配用自動車としては、例え
ば第1図乃至第3図に示される構造のものがあ
る。すなわち、自動車1の内部が、運転者用座席
シート2後側の仕切壁3と、車幅方向にスライド
可能な仕切ドア4とによつて、運転室5と荷室6
とに区画されている。また、運転者座席シート2
側の右側ドア7は昇降式ガラスで、車体8の外側
面に沿つてスライドする一方、それと反対側の左
側ドア9は固定ガラスで、車体8の外側面に形成
した凹所10内へスライドするようになつてい
る。さらに、荷室6の後部には、観音開式の開閉
ドア11が設けられている。
ば第1図乃至第3図に示される構造のものがあ
る。すなわち、自動車1の内部が、運転者用座席
シート2後側の仕切壁3と、車幅方向にスライド
可能な仕切ドア4とによつて、運転室5と荷室6
とに区画されている。また、運転者座席シート2
側の右側ドア7は昇降式ガラスで、車体8の外側
面に沿つてスライドする一方、それと反対側の左
側ドア9は固定ガラスで、車体8の外側面に形成
した凹所10内へスライドするようになつてい
る。さらに、荷室6の後部には、観音開式の開閉
ドア11が設けられている。
このような自動車1では、荷室6内への荷物の
積込みは、車体後部の開閉ドア11を開放して行
われるが、目的地で荷物を降す場合には、運転者
が一旦右側ドアを開いて降り、開閉ドア11を開
閉して行うのは面倒なので、運転者は、通常、車
体中央側へ座席シート2より離座し、仕切ドア4
を開放して荷室6内へ入り、所望の荷物を取り出
して、左側ドア9を開放して降車することにより
行われている。
積込みは、車体後部の開閉ドア11を開放して行
われるが、目的地で荷物を降す場合には、運転者
が一旦右側ドアを開いて降り、開閉ドア11を開
閉して行うのは面倒なので、運転者は、通常、車
体中央側へ座席シート2より離座し、仕切ドア4
を開放して荷室6内へ入り、所望の荷物を取り出
して、左側ドア9を開放して降車することにより
行われている。
しかしながら、最近の座席シート2のシートバ
ツクには、その下側部分の両側に旋回時に運転者
の姿勢が崩れないように運転者の腰を保持する突
出部分が車体前方へ突出して設けられるのが通例
である。このため、前述した如く、運転者が座席
シートより車体中央側に離座しようとすると、前
記突出部分が邪魔となつて離座動作を行いにくい
という不具合がある。しかも、上述した宅配用自
動車では、乗員は運転者だけであり、しかして多
数の目的地を順次巡回し、各目的地ごとに運転者
が離座動作を行い、荷物を降す必要があるので、
極めて作業性が低かつた。
ツクには、その下側部分の両側に旋回時に運転者
の姿勢が崩れないように運転者の腰を保持する突
出部分が車体前方へ突出して設けられるのが通例
である。このため、前述した如く、運転者が座席
シートより車体中央側に離座しようとすると、前
記突出部分が邪魔となつて離座動作を行いにくい
という不具合がある。しかも、上述した宅配用自
動車では、乗員は運転者だけであり、しかして多
数の目的地を順次巡回し、各目的地ごとに運転者
が離座動作を行い、荷物を降す必要があるので、
極めて作業性が低かつた。
そこで、本発明者は、運転者用座席シートを車
体中央側に回動できれば、運転者が横向きとなつ
て離座動作が行い易く、しかも直ちに仕切ドア4
を開放して荷物の降し作業を行え、極めて作業性
のよいことに着想した。
体中央側に回動できれば、運転者が横向きとなつ
て離座動作が行い易く、しかも直ちに仕切ドア4
を開放して荷物の降し作業を行え、極めて作業性
のよいことに着想した。
運転者用座席シートを回動する手法としては、
例えば特公昭40−29052号公報に記載のようにシ
ートクツシヨンのみを回転可能としたり、あるい
は例えば実開昭52−123935号のように座席シート
全体を回動すればよいことが直ちに考えられる
が、前者については、前述した如く運転者の腰を
保持する突出部分のある座席シートでは回動時に
乗員が体をねじられることとなり、後者について
は、シートバツクは、着座安定性の点から、傾斜
しているのに対し、運転者用座席シートと右側ド
アとの間におけるスペースが狭いため、座席シー
トを車体中央側に回動すると、シートバツクが右
側ドアに衝突することになるという問題点があつ
た。
例えば特公昭40−29052号公報に記載のようにシ
ートクツシヨンのみを回転可能としたり、あるい
は例えば実開昭52−123935号のように座席シート
全体を回動すればよいことが直ちに考えられる
が、前者については、前述した如く運転者の腰を
保持する突出部分のある座席シートでは回動時に
乗員が体をねじられることとなり、後者について
は、シートバツクは、着座安定性の点から、傾斜
しているのに対し、運転者用座席シートと右側ド
アとの間におけるスペースが狭いため、座席シー
トを車体中央側に回動すると、シートバツクが右
側ドアに衝突することになるという問題点があつ
た。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、乗
員(着席者)の体に無理な力が作用することな
く、所望の方向に回転することができる自動車の
回転シートを提供することを目的とする。
員(着席者)の体に無理な力が作用することな
く、所望の方向に回転することができる自動車の
回転シートを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、シート
バツクとシートクツシヨンとからなるシートであ
つて、シートバツクが、乗員の背が当たる上側部
分と乗員の腰を保持するよう両側部に車体前方側
へ突出した突出部を備えた下側部分とに分割して
形成され、シートクツシヨンが車体フロアに対し
て回転可能に支承され、シートクツシヨンにシー
トバツクの下側部分が一体的に取付けられ、それ
によつてシートバツクの下側部分のみがシートク
ツシヨンと一体的に回転可能であることを特徴と
するものである。
バツクとシートクツシヨンとからなるシートであ
つて、シートバツクが、乗員の背が当たる上側部
分と乗員の腰を保持するよう両側部に車体前方側
へ突出した突出部を備えた下側部分とに分割して
形成され、シートクツシヨンが車体フロアに対し
て回転可能に支承され、シートクツシヨンにシー
トバツクの下側部分が一体的に取付けられ、それ
によつてシートバツクの下側部分のみがシートク
ツシヨンと一体的に回転可能であることを特徴と
するものである。
第4図および第5図において、座席シート21
はシートバツク22とシートクツシヨン23とか
らなる。シートバツク22は、乗員(例えば、運
転者)の背が当たる上側部分22aと、乗員の腰
を保持するよう両側部分に車体前方側へ突出する
突出部Aを備えた下側部分22bとに分割して形
成されている。シートクツシヨン23は、車体フ
ロアに固設した基台24に対して回転可能に支承
される(第6図参照)とともに、シートバツク2
2の下側部分22bが一体的に取付けられてい
る。したがつて、シートバツク22の下側部分2
2bは、第5図に示す如く、シートクツシヨン2
3と一体的に回転可能である。
はシートバツク22とシートクツシヨン23とか
らなる。シートバツク22は、乗員(例えば、運
転者)の背が当たる上側部分22aと、乗員の腰
を保持するよう両側部分に車体前方側へ突出する
突出部Aを備えた下側部分22bとに分割して形
成されている。シートクツシヨン23は、車体フ
ロアに固設した基台24に対して回転可能に支承
される(第6図参照)とともに、シートバツク2
2の下側部分22bが一体的に取付けられてい
る。したがつて、シートバツク22の下側部分2
2bは、第5図に示す如く、シートクツシヨン2
3と一体的に回転可能である。
続いて、座席シート21の回転機構について、
第6図乃至第9図に沿つて詳細に説明する。
第6図乃至第9図に沿つて詳細に説明する。
自動車の車体フロア(図示せず)に取付けた基
台24におけるほぼ水平の上側板24aに、一対
のロアレール25,25が前後方向に平行に固設
されている。
台24におけるほぼ水平の上側板24aに、一対
のロアレール25,25が前後方向に平行に固設
されている。
26,26はほぼL字形の支持フレームで、ロ
アレール25,25にスライド可能に係合するア
ツパレール27,27が固設された水平部26
a,26aと、一端が水平部26a,26a後端
に連接され他端がシートバツク22の上側部分2
2aに固設された傾斜部26b,26bとからな
る。
アレール25,25にスライド可能に係合するア
ツパレール27,27が固設された水平部26
a,26aと、一端が水平部26a,26a後端
に連接され他端がシートバツク22の上側部分2
2aに固設された傾斜部26b,26bとからな
る。
この支持フレーム26,26の水平部26a,
26aには、断面〓形状の連結プレート28が架
設され、しかして連結プレート28には、後述の
係合部材34が挿入される切欠孔28aが穿設さ
れている。
26aには、断面〓形状の連結プレート28が架
設され、しかして連結プレート28には、後述の
係合部材34が挿入される切欠孔28aが穿設さ
れている。
29は回転軸で、基台24の上側板24aにお
いてほぼ鉛直方向に立設されている。回転軸29
には、回転フレーム30のボス部30aが回転自
在に挿通されている。
いてほぼ鉛直方向に立設されている。回転軸29
には、回転フレーム30のボス部30aが回転自
在に挿通されている。
また、回転フレーム30には、それの左右側縁
付近に1対のロアレール31,31が取付固定さ
れ、しかして該ロアレール31,31には、シー
トクツシヨン23の下面に固設したアツパレール
32,32が前後方向にスライド可能に係合され
ている。回動フレーム30の後部板30bには、
前後方向に長い矩形状の長孔30cが、連結プレ
ート28の切欠孔28aに対応して穿設されてい
る。
付近に1対のロアレール31,31が取付固定さ
れ、しかして該ロアレール31,31には、シー
トクツシヨン23の下面に固設したアツパレール
32,32が前後方向にスライド可能に係合され
ている。回動フレーム30の後部板30bには、
前後方向に長い矩形状の長孔30cが、連結プレ
ート28の切欠孔28aに対応して穿設されてい
る。
シートクツシヨン23の下面には、アツパレー
ル32,32が前後方向に並設され、該アツパレ
ール32,32の後部付近で左右方向の支持部材
33が固設されている。この支持部材33に、U
字形状の係合部材34が下方に突設されている。
ル32,32が前後方向に並設され、該アツパレ
ール32,32の後部付近で左右方向の支持部材
33が固設されている。この支持部材33に、U
字形状の係合部材34が下方に突設されている。
係合部材34は、回動フレーム30(後部板3
0b)の長孔30cを通じて、連結プレート28
の切欠孔28a内に挿入され、それで、連結プレ
ート28下側に取付られた係止機構(図示省略)
によつて係脱可能に係止されるようになつてい
る。この係止機構は、基台24の下方に配設され
た係止解除ペダル35とワイヤケーブル36を介
して連係され、それによつて前記ペダル35の操
作で、前記係止機構と係合部材34との係合が解
除されるように構成されている。
0b)の長孔30cを通じて、連結プレート28
の切欠孔28a内に挿入され、それで、連結プレ
ート28下側に取付られた係止機構(図示省略)
によつて係脱可能に係止されるようになつてい
る。この係止機構は、基台24の下方に配設され
た係止解除ペダル35とワイヤケーブル36を介
して連係され、それによつて前記ペダル35の操
作で、前記係止機構と係合部材34との係合が解
除されるように構成されている。
なお、37は取付プレートで、図示しないチエ
ンジレバー機構が支持され、それによつてチエン
ジレバーが回転フレーム30とともに回転するよ
うになつている。
ンジレバー機構が支持され、それによつてチエン
ジレバーが回転フレーム30とともに回転するよ
うになつている。
上記のように構成すれば、係合解除ペダル35
を操作しないときには、連結プレート28の下側
で、それの切欠孔28aを通じて挿入された係合
部材34が係止機構(図示省略)にて係止されて
いるので、係合部材34が固設されているシート
バツク22の下側部分22bとシートクツシヨン
23との結合体が、係合部材34、係止機構、連
結プレート28および支持フレーム26,26を
介して、シートバツク22の上側部分22aに連
結固定されることになる。その結果、シートバツ
ク22の上側部分22aは前後方向にスライドで
きるだけであるから、シートクツシヨン23の下
側に、ロアレール31,31およびアツパレール
32,32を介して連結された回転フレーム30
の、回転軸29についての回転が規制される。す
なわち、この状態においては、通常の座席シート
と同様である。
を操作しないときには、連結プレート28の下側
で、それの切欠孔28aを通じて挿入された係合
部材34が係止機構(図示省略)にて係止されて
いるので、係合部材34が固設されているシート
バツク22の下側部分22bとシートクツシヨン
23との結合体が、係合部材34、係止機構、連
結プレート28および支持フレーム26,26を
介して、シートバツク22の上側部分22aに連
結固定されることになる。その結果、シートバツ
ク22の上側部分22aは前後方向にスライドで
きるだけであるから、シートクツシヨン23の下
側に、ロアレール31,31およびアツパレール
32,32を介して連結された回転フレーム30
の、回転軸29についての回転が規制される。す
なわち、この状態においては、通常の座席シート
と同様である。
したがつて、この状態であれば、周知の手段に
よつて、座席シート21全体を、基台24(回転
フレーム30)に対して、前後方向にスライドさ
せ、それによつて座席シート21を乗員(運転
者)の体格に応じた位置に調節することができ
る。
よつて、座席シート21全体を、基台24(回転
フレーム30)に対して、前後方向にスライドさ
せ、それによつて座席シート21を乗員(運転
者)の体格に応じた位置に調節することができ
る。
その場合は、ロアレール25,31とアツパレ
ール27,32とのスライドにより、シートバツ
ク22の上側部分22a、およびシートバツク2
2の下側部分22bとシートクツシヨン23との
結合体が、それぞれ、基台24、および回転フレ
ーム30に対し、前後方向に一体的にスライドす
る。
ール27,32とのスライドにより、シートバツ
ク22の上側部分22a、およびシートバツク2
2の下側部分22bとシートクツシヨン23との
結合体が、それぞれ、基台24、および回転フレ
ーム30に対し、前後方向に一体的にスライドす
る。
一方、係合解除ペダル35を操作すると、係合
部材34に対する前記係止機構の係合が解除され
るので、シートバツク22の下側部分22bとシ
ートクツシヨン23との結合体が、シートバツク
22の上側部分22aに対しフリーとなる。その
結果、乗員は、着座したまま、シートクツシヨン
23およびシートバツク22の下側部分22bと
ともに所望の方向に回動して、容易に離座するこ
とができる。
部材34に対する前記係止機構の係合が解除され
るので、シートバツク22の下側部分22bとシ
ートクツシヨン23との結合体が、シートバツク
22の上側部分22aに対しフリーとなる。その
結果、乗員は、着座したまま、シートクツシヨン
23およびシートバツク22の下側部分22bと
ともに所望の方向に回動して、容易に離座するこ
とができる。
その場合には、シートクツシヨン23ととも
に、シートバツク22の下側部分22bすなわち
乗員の腰を保持する突出部Aも回動するので、そ
の回動は、乗員(着座者)の体に無理な力が加わ
ることなく、円滑に行われる。
に、シートバツク22の下側部分22bすなわち
乗員の腰を保持する突出部Aも回動するので、そ
の回動は、乗員(着座者)の体に無理な力が加わ
ることなく、円滑に行われる。
また、シートクツシヨン23とともに回動する
のは、上端が下端に対して後方に位置するように
傾斜したシートバツク22の下側部分22bのみ
であるから、シートクツシヨン23とともにシー
トバツク22全体が回動する場合に比して、回動
に要するスペースは小さくてよい。したがつて、
第1図乃至第3図に示すような自動車1におけ
る、右側ドア7との間隔が比較的小さい運転者用
座席シート2に対し、上記座席シート21をその
まま適用しても、座席シート21を車体中央側に
回動する場合に、シートバツク22の下側部分2
2b上部が右側ドア7と干渉するようなことは起
らない。
のは、上端が下端に対して後方に位置するように
傾斜したシートバツク22の下側部分22bのみ
であるから、シートクツシヨン23とともにシー
トバツク22全体が回動する場合に比して、回動
に要するスペースは小さくてよい。したがつて、
第1図乃至第3図に示すような自動車1におけ
る、右側ドア7との間隔が比較的小さい運転者用
座席シート2に対し、上記座席シート21をその
まま適用しても、座席シート21を車体中央側に
回動する場合に、シートバツク22の下側部分2
2b上部が右側ドア7と干渉するようなことは起
らない。
本発明は、上記のように、シートクツシヨンと
ともにシートバツクの下側部分(乗員の腰を保持
する突出部分)のみ回転するように構成したの
で、乗員(着席者)の体に無理な力が作用するこ
となく、所望の方向に円滑に回転できるととも
に、その回転に要するスペースは比較的少なくて
よいという実用上優れた効果を有する。
ともにシートバツクの下側部分(乗員の腰を保持
する突出部分)のみ回転するように構成したの
で、乗員(着席者)の体に無理な力が作用するこ
となく、所望の方向に円滑に回転できるととも
に、その回転に要するスペースは比較的少なくて
よいという実用上優れた効果を有する。
第1図乃至第3図はそれぞれ宅配用自動車の斜
視図、側面図および概略断面平面図、第4図乃至
第9図は本発明に係る自動車の回転シートの実施
態様を例示し、第4図および第5図はそれぞれ通
常時および回転時における回転シートの斜視図、
第6図は回転シートの分解斜視図、第7図乃至第
9図はそれぞれ回転シートの回転機構を示す平面
図、側面断面図および背面図である。 1……自動車、2……運転者用座席シート、5
……運転室、6……荷室、21……座席シート、
22……シートバツク、22a……上側部分、2
2b……下側部分、23……シートクツシヨン、
29……回転軸、30……回転フレーム。
視図、側面図および概略断面平面図、第4図乃至
第9図は本発明に係る自動車の回転シートの実施
態様を例示し、第4図および第5図はそれぞれ通
常時および回転時における回転シートの斜視図、
第6図は回転シートの分解斜視図、第7図乃至第
9図はそれぞれ回転シートの回転機構を示す平面
図、側面断面図および背面図である。 1……自動車、2……運転者用座席シート、5
……運転室、6……荷室、21……座席シート、
22……シートバツク、22a……上側部分、2
2b……下側部分、23……シートクツシヨン、
29……回転軸、30……回転フレーム。
Claims (1)
- 1 シートバツクとシートクツシヨンとからなる
シートであつて、シートバツクが、乗員の背が当
たる上側部分と乗員の腰を保持するよう両側部に
車体前方側へ突出した突出部を備えた下側部分と
に分割して形成され、シートクツシヨンが車体フ
ロアに対して回転可能に支承され、シートクツシ
ヨンにシートバツクの下側部分が一体的に取付け
られ、それによつてシートバツクの下側部分のみ
がシートクツシヨンと一体的に回転可能であるこ
とを特徴とする自動車の回転シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6610682A JPS58183320A (ja) | 1982-04-19 | 1982-04-19 | 自動車の回転シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6610682A JPS58183320A (ja) | 1982-04-19 | 1982-04-19 | 自動車の回転シ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58183320A JPS58183320A (ja) | 1983-10-26 |
JPS6315172B2 true JPS6315172B2 (ja) | 1988-04-04 |
Family
ID=13306302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6610682A Granted JPS58183320A (ja) | 1982-04-19 | 1982-04-19 | 自動車の回転シ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58183320A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5474353A (en) * | 1993-12-01 | 1995-12-12 | Hoover Universal, Inc. | Pivoting seat cushion arrangement for vehicle seat assemblies |
FR2739537A1 (fr) * | 1995-10-05 | 1997-04-11 | Saviez Joseph | Dispositif de correction d'assise pour siege |
ES1060263Y (es) * | 2005-05-12 | 2005-11-16 | Jim Rosa Mol S L | Butaca movil para vehiculos automoviles |
US8567842B2 (en) * | 2010-08-05 | 2013-10-29 | Ford Global Technologies, Llc | Transverse sliding/accommodation easy entry seat |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5061523U (ja) * | 1973-10-05 | 1975-06-05 | ||
JPS5489725U (ja) * | 1977-12-09 | 1979-06-25 |
-
1982
- 1982-04-19 JP JP6610682A patent/JPS58183320A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58183320A (ja) | 1983-10-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6089641A (en) | Passenger vehicle floor and seat arrangement | |
US4527828A (en) | Side mounted jump seat for an automotive vehicle | |
US6129404A (en) | Seat arrangement for a vehicle | |
US20040183328A1 (en) | Stowable rear seat for vehicle passenger compartments | |
US4372607A (en) | Forwardly inclining seat | |
US3666314A (en) | Two-way folding seat back | |
JPS6315172B2 (ja) | ||
JPH0628351Y2 (ja) | 自動車用リアシ−ト | |
JPH0228979Y2 (ja) | ||
JP2781359B2 (ja) | テーブル付き車両 | |
JPH04201633A (ja) | 自動車の室内後部構造 | |
JPS6224597Y2 (ja) | ||
JPH0214934A (ja) | 車両用回転式シート | |
JPH068916Y2 (ja) | 車両のシート装置 | |
JPH0522437Y2 (ja) | ||
JPH0233528B2 (ja) | Jidoshanoshiitosochi | |
JP3210891B2 (ja) | 自動車用シートの展開構造 | |
JPS6129594Y2 (ja) | ||
JPH0322025Y2 (ja) | ||
JPH0736822Y2 (ja) | 車両のスイングドア装置 | |
JPH0140757Y2 (ja) | ||
JPH035143Y2 (ja) | ||
JPH07164942A (ja) | 車両のシート構造 | |
JPS6242589Y2 (ja) | ||
JPH0752763Y2 (ja) | グローブボックス |