JPH0522437Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0522437Y2 JPH0522437Y2 JP12286088U JP12286088U JPH0522437Y2 JP H0522437 Y2 JPH0522437 Y2 JP H0522437Y2 JP 12286088 U JP12286088 U JP 12286088U JP 12286088 U JP12286088 U JP 12286088U JP H0522437 Y2 JPH0522437 Y2 JP H0522437Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- slider
- folded
- lock
- seat cushion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 7
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 7
- 210000001364 upper extremity Anatomy 0.000 description 3
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は、自動車のシート構造の改良に関す
る。
る。
[従来の技術]
従来より、自動車のシート装置として、シート
バツクをシートクツシヨン上に前倒させ、そのま
まの状態で、シート前脚部を中心にしてシートク
ツシヨンを前方に回動させて折畳むことができる
ようにした、所謂、ホールデイングシートは一般
に良く知られている(例えば、実開昭63−30228
号公報参照)。このホールデイングシートは、特
に、トラツクやワゴン車など、主として荷物等を
積載する自動車に用いられた場合、空席のシート
を折畳むことにより容易に荷物スペースを拡張す
ることができるので便利である。
バツクをシートクツシヨン上に前倒させ、そのま
まの状態で、シート前脚部を中心にしてシートク
ツシヨンを前方に回動させて折畳むことができる
ようにした、所謂、ホールデイングシートは一般
に良く知られている(例えば、実開昭63−30228
号公報参照)。このホールデイングシートは、特
に、トラツクやワゴン車など、主として荷物等を
積載する自動車に用いられた場合、空席のシート
を折畳むことにより容易に荷物スペースを拡張す
ることができるので便利である。
ところで、周知のように、例えば自動車の助手
席シートの場合、一般に、運転席シートと同様に
シートスライダを介して車室フロア上に設置され
ており、シートを車両前後方向にスライドさせる
ことによつて、乗員の体格等に応じてシートの前
後方向位置の調節を行えるようになつている。
席シートの場合、一般に、運転席シートと同様に
シートスライダを介して車室フロア上に設置され
ており、シートを車両前後方向にスライドさせる
ことによつて、乗員の体格等に応じてシートの前
後方向位置の調節を行えるようになつている。
[考案が解決しようとする課題]
このようなシートスライダ付のシートを折畳み
可能とした場合、シートを前方にスライドさせた
状態で折畳むと、シートが車室前部のインストル
メントパネル等に当接するために完全に折畳むこ
とができず、折畳状態が不安定なものとなる。そ
のため、車両走行中の振動等によつて折畳まれた
シートが後方に倒れ、荷物を破損したりドライバ
の運転操作に悪影響を及ぼす場合がある。
可能とした場合、シートを前方にスライドさせた
状態で折畳むと、シートが車室前部のインストル
メントパネル等に当接するために完全に折畳むこ
とができず、折畳状態が不安定なものとなる。そ
のため、車両走行中の振動等によつて折畳まれた
シートが後方に倒れ、荷物を破損したりドライバ
の運転操作に悪影響を及ぼす場合がある。
この考案は、上記問題点に鑑みてなされたもの
で、シートスライダ付のホールデイングシートに
おいて、不完全な状態でのシートの折畳みを防止
することができる自動車のシート構造を提供する
ことを目的とする。
で、シートスライダ付のホールデイングシートに
おいて、不完全な状態でのシートの折畳みを防止
することができる自動車のシート構造を提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段]
このため、この考案は、シートクツシヨンがシ
ートスライダを介して車室フロアに対して前後摺
動可能に取り付けられ、上記シートスライダはそ
の前端部において車体に対して前後方向に回動可
能に設けられており、上記シートクツシヨンの後
部には、シートバツクが車体前方に折畳み可能に
取り付けられるとともに、上記シートクツシヨン
が上記シートスライダに対して所定位置よりも後
方に位置するときにのみ上記シートバツクの前方
への折畳みを可能とするロツク機構が設けられて
いるようにしたものである。
ートスライダを介して車室フロアに対して前後摺
動可能に取り付けられ、上記シートスライダはそ
の前端部において車体に対して前後方向に回動可
能に設けられており、上記シートクツシヨンの後
部には、シートバツクが車体前方に折畳み可能に
取り付けられるとともに、上記シートクツシヨン
が上記シートスライダに対して所定位置よりも後
方に位置するときにのみ上記シートバツクの前方
への折畳みを可能とするロツク機構が設けられて
いるようにしたものである。
[考案の効果]
この考案によれば、シートスライダ付のホール
デイングシートにおいて、シートクツシヨンがシ
ートスライダに対して所定位置よりも後方に位置
するときにのみシートバツクの前方への折畳みを
可能とするロツク機構を設けたので、シートバツ
クの前方への折畳が可能となる上記所定位置を、
シートが完全に折畳まれて安定して格納され得る
位置に設定することにより、シートクツシヨンが
シートスライダに対して上記所定位置よりも前方
に位置するときに折畳まれ、このため、車室前部
のインストルメントパネルなどに当接して不完全
な状態で折畳まれることを防止することができ
る。この結果、折畳まれたシートが車両走行中に
後方に倒れてくるという不具合の発生を確実に防
止し、安全性を向上させることができる。
デイングシートにおいて、シートクツシヨンがシ
ートスライダに対して所定位置よりも後方に位置
するときにのみシートバツクの前方への折畳みを
可能とするロツク機構を設けたので、シートバツ
クの前方への折畳が可能となる上記所定位置を、
シートが完全に折畳まれて安定して格納され得る
位置に設定することにより、シートクツシヨンが
シートスライダに対して上記所定位置よりも前方
に位置するときに折畳まれ、このため、車室前部
のインストルメントパネルなどに当接して不完全
な状態で折畳まれることを防止することができ
る。この結果、折畳まれたシートが車両走行中に
後方に倒れてくるという不具合の発生を確実に防
止し、安全性を向上させることができる。
[実施例]
以下、この考案の実施例を、添付図面に基づい
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
第7図に示すように、本実施例に係る自動車1
(トラツク)の助手席シート10は、車体2に対
して前後方向に自在にスライドさせることができ
るようにシートスライダ16を介して車室フロア
パネル3上に取り付けられるとともに、第7図に
おいて二点鎖線で示すように、シートバツク12
とシートクツシヨン11とを折畳んで車室前部の
インストルメントパネル4の直後方に格納するこ
とができるようになつている。
(トラツク)の助手席シート10は、車体2に対
して前後方向に自在にスライドさせることができ
るようにシートスライダ16を介して車室フロア
パネル3上に取り付けられるとともに、第7図に
おいて二点鎖線で示すように、シートバツク12
とシートクツシヨン11とを折畳んで車室前部の
インストルメントパネル4の直後方に格納するこ
とができるようになつている。
上記シート10は、第6図に示すように、シー
トクツシヨン11とシートバツク12とヘツドレ
スト13とを備え、シートクツシヨン11とシー
トバツク12との組付部の一方の側面にはリクラ
イニング装置14が設けられている。また、上記
シートクツシヨン11の下面には、該シートクツ
シヨン11をフロアパネル3に対して前後方向に
自在にスライドさせることができるように、左右
一対のシートスライダ16,16が互いに平行に
配置されている。該シートスライダ16は、第3
図にも詳しく示されるように、シートクツシヨン
11に対して固定されたアツパレール17と、後
で詳しく説明するように、前端部においてフロア
パネル3に対して前後方向に回動可能に設けられ
たロアレール18と、これら両レール間に配置さ
れた複数の転動ボール19とで構成されている。
トクツシヨン11とシートバツク12とヘツドレ
スト13とを備え、シートクツシヨン11とシー
トバツク12との組付部の一方の側面にはリクラ
イニング装置14が設けられている。また、上記
シートクツシヨン11の下面には、該シートクツ
シヨン11をフロアパネル3に対して前後方向に
自在にスライドさせることができるように、左右
一対のシートスライダ16,16が互いに平行に
配置されている。該シートスライダ16は、第3
図にも詳しく示されるように、シートクツシヨン
11に対して固定されたアツパレール17と、後
で詳しく説明するように、前端部においてフロア
パネル3に対して前後方向に回動可能に設けられ
たロアレール18と、これら両レール間に配置さ
れた複数の転動ボール19とで構成されている。
上記ロアレール18の前端部には略L字状断面
を有するブラケツト21の一端が固着されてお
り、該ブラケツト21の他端は、取付軸23を介
して、フロアパネル3に締結固定された前脚22
の上部に回動可能に取り付けられている。すなわ
ち、上記シートスライダ16は、その前端部にお
いて、車体前後方向について取付軸23の廻りに
回動することができるようになつている。
を有するブラケツト21の一端が固着されてお
り、該ブラケツト21の他端は、取付軸23を介
して、フロアパネル3に締結固定された前脚22
の上部に回動可能に取り付けられている。すなわ
ち、上記シートスライダ16は、その前端部にお
いて、車体前後方向について取付軸23の廻りに
回動することができるようになつている。
一方、上記ロアレール18の後端部には、第1
図に詳しく示すように、下端部に凹部24aが形
成された後脚24が固定されており、シート10
が着座位置にある通常時には、上記凹部24a
が、フロアパネル3に対して固定された係合ピン
25に嵌合し、後脚24に取り付けられたフツク
20を上記係合ピン25に係合させることによつ
て、上記後脚24をフロアパネル3に固定するこ
とができるようになつている。
図に詳しく示すように、下端部に凹部24aが形
成された後脚24が固定されており、シート10
が着座位置にある通常時には、上記凹部24a
が、フロアパネル3に対して固定された係合ピン
25に嵌合し、後脚24に取り付けられたフツク
20を上記係合ピン25に係合させることによつ
て、上記後脚24をフロアパネル3に固定するこ
とができるようになつている。
また、上記シートクツシヨン11とシートバツ
ク12とは、左右一対の組立ブラケツト26(第
1図に左側のみ図示)を介して互いに組み付けら
れており、該組立ブラケツト26の上部には、シ
ートバツク12を前方へ回動させて折り畳む際に
回動中心となるヒンジ軸27が配置される一方、
その下部には、リクライニング装置14(第6図
参照)によりシートバツク12をリクライニング
させる際に支点となるリクライニング軸30が配
置されている。
ク12とは、左右一対の組立ブラケツト26(第
1図に左側のみ図示)を介して互いに組み付けら
れており、該組立ブラケツト26の上部には、シ
ートバツク12を前方へ回動させて折り畳む際に
回動中心となるヒンジ軸27が配置される一方、
その下部には、リクライニング装置14(第6図
参照)によりシートバツク12をリクライニング
させる際に支点となるリクライニング軸30が配
置されている。
上記構成において、シート10は以下のように
して折り畳むことができる。すなわち、第5図に
詳しく示すように、まず、ヘツドレスト13を、
その取付部13aを中心にして前方へ回動させ、
略水平向きになるように前倒させる(第5図の破
線矢印参照)。次に、ヒンジ軸27を中心にして
シートバツク12を前方へ回動させ、該シートバ
ツク12をシートクツシヨン11上に折り重ねる
(第5図の一点鎖線参照)。そして、この状態のま
まで、フツク20を回動させて該フツク20と係
合ピン25との係合を解除することにより、後脚
24のフロアパネル3に対する固定状態を解除
し、次に、第5図において二点鎖線で示すよう
に、前脚22の取付軸23を中心にして、シート
スライダ16と共にシートクツシヨン11を前方
に回動させる。そして、シート10全体を、折り
畳んだ状態でインストルメントパネル4の直後方
に格納することができるようになつている。
して折り畳むことができる。すなわち、第5図に
詳しく示すように、まず、ヘツドレスト13を、
その取付部13aを中心にして前方へ回動させ、
略水平向きになるように前倒させる(第5図の破
線矢印参照)。次に、ヒンジ軸27を中心にして
シートバツク12を前方へ回動させ、該シートバ
ツク12をシートクツシヨン11上に折り重ねる
(第5図の一点鎖線参照)。そして、この状態のま
まで、フツク20を回動させて該フツク20と係
合ピン25との係合を解除することにより、後脚
24のフロアパネル3に対する固定状態を解除
し、次に、第5図において二点鎖線で示すよう
に、前脚22の取付軸23を中心にして、シート
スライダ16と共にシートクツシヨン11を前方
に回動させる。そして、シート10全体を、折り
畳んだ状態でインストルメントパネル4の直後方
に格納することができるようになつている。
ところで、本実施例では、シート10が前方に
スライドさせられた状態で折り畳まれることによ
り、この折り畳まれた状態のシート10が上記イ
ンストルメントパネル4などに当接して格納状態
が不安定なものとなることを防止するために、シ
ートクツシヨン11がシートスライダ16に対し
て所定位置よりも後方にあるときのみシートバツ
ク12の前倒を可能とするロツク機構が設けられ
ている。
スライドさせられた状態で折り畳まれることによ
り、この折り畳まれた状態のシート10が上記イ
ンストルメントパネル4などに当接して格納状態
が不安定なものとなることを防止するために、シ
ートクツシヨン11がシートスライダ16に対し
て所定位置よりも後方にあるときのみシートバツ
ク12の前倒を可能とするロツク機構が設けられ
ている。
以下、このロツク機構について説明する。
第1図に示すように、シートクツシヨン11の
後部(シートバツク12の下部)に配置された組
立ブラケツト26には、ヒンジ軸27の後方の部
位に、上方に開口する略U字状の溝部26aが形
成されており、該溝部26aには、シートバツク
12が起立した状態において、該シートバツク1
2に固着されたロツクピン28が嵌合されてい
る。また、上記組立ブラケツト26には、フツク
状に形成されてロツクピン28に係合可能なロツ
クレバー29(第1ロツクレバー)が回動可能に
取り付けられており、該第1ロツクレバー29に
は、ロツクレバー29を回動操作するためのワイ
ヤケーブル31(第1ワイヤケーブル)の一端が
固着され、該第1ワイヤケーブル31はガイドパ
イプ32を挿通してシートスライダ16側に延長
されている。
後部(シートバツク12の下部)に配置された組
立ブラケツト26には、ヒンジ軸27の後方の部
位に、上方に開口する略U字状の溝部26aが形
成されており、該溝部26aには、シートバツク
12が起立した状態において、該シートバツク1
2に固着されたロツクピン28が嵌合されてい
る。また、上記組立ブラケツト26には、フツク
状に形成されてロツクピン28に係合可能なロツ
クレバー29(第1ロツクレバー)が回動可能に
取り付けられており、該第1ロツクレバー29に
は、ロツクレバー29を回動操作するためのワイ
ヤケーブル31(第1ワイヤケーブル)の一端が
固着され、該第1ワイヤケーブル31はガイドパ
イプ32を挿通してシートスライダ16側に延長
されている。
一方、第4図に詳しく示すように、シートスラ
イダ16のアツパレール17の側面には、上記ガ
イドパイプ32の一端を固定するパイプ取付板3
3が固着されるとともに、該パイプ取付板33の
固着位置よりも前方に所定長さのサイドレール3
4が取り付けられている。そして、第3図に詳し
く示すように、該サイドレール34の側方には、
上記第1ワイヤケーブル31の他端を固定するワ
イヤ固定板35が配置されており、該ワイヤ固定
板35は、所定の自然長を有するスプリング36
により上記パイプ取付板33に連結されるととも
に、側方に延設されたガイド部35aを介して上
記サイドレール34でガイドされ、前後方向にス
ライドすることができるようになつている。
イダ16のアツパレール17の側面には、上記ガ
イドパイプ32の一端を固定するパイプ取付板3
3が固着されるとともに、該パイプ取付板33の
固着位置よりも前方に所定長さのサイドレール3
4が取り付けられている。そして、第3図に詳し
く示すように、該サイドレール34の側方には、
上記第1ワイヤケーブル31の他端を固定するワ
イヤ固定板35が配置されており、該ワイヤ固定
板35は、所定の自然長を有するスプリング36
により上記パイプ取付板33に連結されるととも
に、側方に延設されたガイド部35aを介して上
記サイドレール34でガイドされ、前後方向にス
ライドすることができるようになつている。
また、シートスライダ16のロアレール18に
は、前後方向における所定の位置に、上記ワイヤ
固定板35を係止してその後方へのスライドを規
制し得るストツパピン37が固着されている(第
1図及び第3図参照)。
は、前後方向における所定の位置に、上記ワイヤ
固定板35を係止してその後方へのスライドを規
制し得るストツパピン37が固着されている(第
1図及び第3図参照)。
更に、上記組立ブラケツト26には、第1ロツ
クレバー29と逆の方向に回動し得る第2ロツク
レバー38が設けられており、該第2ロツクレバ
ー38には、第2ロツクレバー38を回動操作す
るための第2ワイヤケーブル39の一端が固着さ
れている。この第2ワイヤケーブル39は、所定
の曲率半径を有するベント管41を挿通し、組立
ブラケツト26に固設されたガイドシリンダ42
の外周部に沿つて掛け回された後、手動で操作す
るロツク解除レバー43に結合されており、第1
図において一点鎖線の矢印で示すように、このロ
ツク解除レバー43を反時計回り方向に回動操作
することにより、第2図に詳しく示すように、第
2ワイヤケーブル39を介して上記第2ロツクレ
バー38を時計回り方向に回動させ(第2図にお
ける一点鎖線参照)、該第2ロツクレバー38に
よるロツクピン28に対するロツク状態(第1図
及び第2図における実線参照)を解除することが
できるようになつている。
クレバー29と逆の方向に回動し得る第2ロツク
レバー38が設けられており、該第2ロツクレバ
ー38には、第2ロツクレバー38を回動操作す
るための第2ワイヤケーブル39の一端が固着さ
れている。この第2ワイヤケーブル39は、所定
の曲率半径を有するベント管41を挿通し、組立
ブラケツト26に固設されたガイドシリンダ42
の外周部に沿つて掛け回された後、手動で操作す
るロツク解除レバー43に結合されており、第1
図において一点鎖線の矢印で示すように、このロ
ツク解除レバー43を反時計回り方向に回動操作
することにより、第2図に詳しく示すように、第
2ワイヤケーブル39を介して上記第2ロツクレ
バー38を時計回り方向に回動させ(第2図にお
ける一点鎖線参照)、該第2ロツクレバー38に
よるロツクピン28に対するロツク状態(第1図
及び第2図における実線参照)を解除することが
できるようになつている。
以上の構成において、シートクツシヨン11が
前方にスライドさせられてワイヤ固定板35がス
トツパピン37よりも前方に位置している場合
(第1図における二点鎖線参照)には、スプリン
グ36は自然長状態に維持されており、第1ワイ
ヤケーブル31には何等の力も作用せず、従つ
て、第1ロツクレバー29によるロツクピン28
に対するロツク状態(第2図における二点鎖線参
照)が維持される。
前方にスライドさせられてワイヤ固定板35がス
トツパピン37よりも前方に位置している場合
(第1図における二点鎖線参照)には、スプリン
グ36は自然長状態に維持されており、第1ワイ
ヤケーブル31には何等の力も作用せず、従つ
て、第1ロツクレバー29によるロツクピン28
に対するロツク状態(第2図における二点鎖線参
照)が維持される。
一方、シートクツシヨン11を、上記ワイヤ固
定板35がストツパピン37に当接する位置より
も後方へスライドさせた場合には、上記スプリン
グ36の長さは、スライド量が上記当接位置を越
える分だけ自然長よりも長くなり、この長さに応
じて発生するスプリング力により第1ワイヤケー
ブル31が前方に向かつて引つ張られるので、上
記第1ロツクレバー29は反時計回り方向へ回動
させられる。この結果、第1図及び第2図におい
て実線で示されるように、第1ロツクレバー29
によるロツクピン28に対するロツク状態が解除
されるようになつている。
定板35がストツパピン37に当接する位置より
も後方へスライドさせた場合には、上記スプリン
グ36の長さは、スライド量が上記当接位置を越
える分だけ自然長よりも長くなり、この長さに応
じて発生するスプリング力により第1ワイヤケー
ブル31が前方に向かつて引つ張られるので、上
記第1ロツクレバー29は反時計回り方向へ回動
させられる。この結果、第1図及び第2図におい
て実線で示されるように、第1ロツクレバー29
によるロツクピン28に対するロツク状態が解除
されるようになつている。
そして、上記のように第1ロツクレバー29の
ロツクが解除された状態(第1図及び第2図にお
ける実線参照)において、手動で上記ロツク解除
レバー43を操作して第2ロツクレバー38のロ
ツク状態も解除する(第1図及び第2図における
一点鎖線参照)ことにより、初めて、上記ロツク
ピン28に対する第1及び第2の両ロツクレバー
29,38によるロツク状態が同時に解除され、
第2図において破線の矢印で示されるように、上
記ロツクピン28が組立ブラケツト26の溝部2
6aから抜け出すことが可能になる。すなわち、
シートバツク12をシートクツシヨン11上に折
り重ねることが可能になるのである。
ロツクが解除された状態(第1図及び第2図にお
ける実線参照)において、手動で上記ロツク解除
レバー43を操作して第2ロツクレバー38のロ
ツク状態も解除する(第1図及び第2図における
一点鎖線参照)ことにより、初めて、上記ロツク
ピン28に対する第1及び第2の両ロツクレバー
29,38によるロツク状態が同時に解除され、
第2図において破線の矢印で示されるように、上
記ロツクピン28が組立ブラケツト26の溝部2
6aから抜け出すことが可能になる。すなわち、
シートバツク12をシートクツシヨン11上に折
り重ねることが可能になるのである。
尚、シートクツシヨン11を、ワイヤ固定板3
5がストツパピン37に当接する位置よりも後方
へスライドさせた場合において、シート10を折
り畳まない場合には、手動操作の上記ロツク解除
レバー43を回動操作せずにロツク位置のままに
保持することにより、ロツクピン28に対する第
2ロツクレバー38のロツク状態が維持される
(第1図における実線参照)ので、シートバツク
12は起立位置に安定して保持されるようになつ
ている。
5がストツパピン37に当接する位置よりも後方
へスライドさせた場合において、シート10を折
り畳まない場合には、手動操作の上記ロツク解除
レバー43を回動操作せずにロツク位置のままに
保持することにより、ロツクピン28に対する第
2ロツクレバー38のロツク状態が維持される
(第1図における実線参照)ので、シートバツク
12は起立位置に安定して保持されるようになつ
ている。
以上、説明したように、本実施例によれば、シ
ートスライダ付のホールデイングシート10にお
いて、シードバツク12にロツクピン28を設け
るとともに、シートクツシヨン11の前後方向へ
のスライド動作に連動し、第1ワイヤケーブル3
1により回動させられる第1ロツクレバー29を
設け、シートクツシヨン11がシートスライダ1
6に対して所定位置(ワイヤ固定板35がストツ
パピン37に当接する位置)よりも後方に位置す
るときにのみ、上記第1ロツクレバー29による
ロツクピン28に対するロツク状態が解除され、
シートバツク12の前方への折畳みが可能となる
ようにしたので、シートバツク12の前方への折
畳みが可能となる上記所定位置を、シート10が
完全に折畳まれて安定して格納され得る位置に設
定することにより、シートクツシヨン11がシー
トスライダ16に対して上記所定位置よりも前方
に位置するときに折畳まれ、このため、車室前部
のインストルメントパネル4などに当接して不完
全な状態で折畳まれることを防止することができ
る。この結果、折畳まれたシート10が車両走行
中に後方に倒れてくるという不具合の発生を確実
に防止して安全性を向上させることができるので
ある。
ートスライダ付のホールデイングシート10にお
いて、シードバツク12にロツクピン28を設け
るとともに、シートクツシヨン11の前後方向へ
のスライド動作に連動し、第1ワイヤケーブル3
1により回動させられる第1ロツクレバー29を
設け、シートクツシヨン11がシートスライダ1
6に対して所定位置(ワイヤ固定板35がストツ
パピン37に当接する位置)よりも後方に位置す
るときにのみ、上記第1ロツクレバー29による
ロツクピン28に対するロツク状態が解除され、
シートバツク12の前方への折畳みが可能となる
ようにしたので、シートバツク12の前方への折
畳みが可能となる上記所定位置を、シート10が
完全に折畳まれて安定して格納され得る位置に設
定することにより、シートクツシヨン11がシー
トスライダ16に対して上記所定位置よりも前方
に位置するときに折畳まれ、このため、車室前部
のインストルメントパネル4などに当接して不完
全な状態で折畳まれることを防止することができ
る。この結果、折畳まれたシート10が車両走行
中に後方に倒れてくるという不具合の発生を確実
に防止して安全性を向上させることができるので
ある。
また、本実施例では、上記第1ロツクレバー2
9に加えて、手動で操作されるロツク解除レバー
43を設け、該ロツク解除レバー43の操作に応
じて第2ワイヤケーブル39により回動させられ
る第2ロツクレバー38を設けたので、シートク
ツシヨン11をシートスライダ16に対して上記
所定位置よりも後方へスライドさせた場合におい
て、シート10を折畳まない場合には、上記ロツ
ク解除レバー43を解除操作せずにロツク位置の
ままに保持することにより、ロツクピン28に対
する第2ロツクレバー38のロツク状態を維持す
ることができ、シートバツク12を起立位置に安
定して保持することができる。
9に加えて、手動で操作されるロツク解除レバー
43を設け、該ロツク解除レバー43の操作に応
じて第2ワイヤケーブル39により回動させられ
る第2ロツクレバー38を設けたので、シートク
ツシヨン11をシートスライダ16に対して上記
所定位置よりも後方へスライドさせた場合におい
て、シート10を折畳まない場合には、上記ロツ
ク解除レバー43を解除操作せずにロツク位置の
ままに保持することにより、ロツクピン28に対
する第2ロツクレバー38のロツク状態を維持す
ることができ、シートバツク12を起立位置に安
定して保持することができる。
尚、上記実施例(以下、第1実施例という)
は、第1ワイヤケーブル31のシートスライダ1
6側の端部をワイヤ固定板35に固定し、シート
クツシヨン11を、ワイヤ固定板35がストツパ
ピン37に当接する位置よりも後方にスライドさ
せられた場合には、上記ワイヤ固定板35とパイ
プ取付板33とを連結するスプリング36に生じ
たばね力により上記第1ワイヤケーブル31を前
方へ引つ張り、第1ロツクレバー29を回動させ
るようにしたものであつたが、より簡単な構造で
上記第1ロツクレバー29の回動動作を行わせる
ことができる。
は、第1ワイヤケーブル31のシートスライダ1
6側の端部をワイヤ固定板35に固定し、シート
クツシヨン11を、ワイヤ固定板35がストツパ
ピン37に当接する位置よりも後方にスライドさ
せられた場合には、上記ワイヤ固定板35とパイ
プ取付板33とを連結するスプリング36に生じ
たばね力により上記第1ワイヤケーブル31を前
方へ引つ張り、第1ロツクレバー29を回動させ
るようにしたものであつたが、より簡単な構造で
上記第1ロツクレバー29の回動動作を行わせる
ことができる。
以下、この考案の第2実施例について説明す
る。尚、以下の説明において、第1実施例におけ
る場合と同じものには同一の符号を付してそれ以
上の説明は省略する。
る。尚、以下の説明において、第1実施例におけ
る場合と同じものには同一の符号を付してそれ以
上の説明は省略する。
第8図に示すように、本実施例では、シートス
ライダ16のアツパレール17には、その中間の
側面に、第1ワイヤケーブル31を挿通させるガ
イド穴53aを有するワイヤガイド板53が設け
られ、一方、ロアレール18には、鋼球51を収
納するための空間部52cを形成するボツクス5
2が取り付けられており、該ボツクス52の後端
壁52bには上記第1ワイヤケーブル31を挿通
させる穴部52aが設けられている。一端が第1
ロツクレバー29に固着された第1ワイヤケーブ
ル31は、上記ワイヤガイド板53のガイド穴5
3aを挿通した後、上記穴部52aを挿通してボ
ツクス52内に導かれており、その他端は鋼球5
1に固着されている。
ライダ16のアツパレール17には、その中間の
側面に、第1ワイヤケーブル31を挿通させるガ
イド穴53aを有するワイヤガイド板53が設け
られ、一方、ロアレール18には、鋼球51を収
納するための空間部52cを形成するボツクス5
2が取り付けられており、該ボツクス52の後端
壁52bには上記第1ワイヤケーブル31を挿通
させる穴部52aが設けられている。一端が第1
ロツクレバー29に固着された第1ワイヤケーブ
ル31は、上記ワイヤガイド板53のガイド穴5
3aを挿通した後、上記穴部52aを挿通してボ
ツクス52内に導かれており、その他端は鋼球5
1に固着されている。
上記第1ワイヤケーブル31は、第8図におい
て二点鎖線で示すように、アツパレール17がロ
アレール18に対して所定位置よりも前方にスラ
イドさせられている場合、すなわちシートクツシ
ヨン11が所定位置よりも前方にスライドさせら
れている場合には弛緩した状態にあり、また、上
記鋼球51も空間部52c内で比較的前方に位置
しており、第1ワイヤケーブル31に張力が生じ
ることはなく、従つて第1ロツクレバー29はロ
ツク位置に維持されている。
て二点鎖線で示すように、アツパレール17がロ
アレール18に対して所定位置よりも前方にスラ
イドさせられている場合、すなわちシートクツシ
ヨン11が所定位置よりも前方にスライドさせら
れている場合には弛緩した状態にあり、また、上
記鋼球51も空間部52c内で比較的前方に位置
しており、第1ワイヤケーブル31に張力が生じ
ることはなく、従つて第1ロツクレバー29はロ
ツク位置に維持されている。
そして、第8図において実線で示すように、シ
ートクツシヨン11が(アツパレール17が)所
定位置よりも後方へスライドさせられた場合に
は、第1ワイヤケーブル31が後方へ引つ張られ
て上記鋼球51はボツクス52の後端壁52bに
当接し、上記第1ワイヤケーブル31の緩みがな
くなるように、第1ワイヤケーブル31の長さ及
びボツクス52の取付位置などが設定されてい
る。
ートクツシヨン11が(アツパレール17が)所
定位置よりも後方へスライドさせられた場合に
は、第1ワイヤケーブル31が後方へ引つ張られ
て上記鋼球51はボツクス52の後端壁52bに
当接し、上記第1ワイヤケーブル31の緩みがな
くなるように、第1ワイヤケーブル31の長さ及
びボツクス52の取付位置などが設定されてい
る。
従つて、シートクツシヨン11が上記所定位置
より更に後方へスライドさせられると、伸びきつ
た第1ワイヤケーブル31により第1ロツクレバ
ー29が前方へ回動させられて、該第1ロツクレ
バー29によるロツクピン28に対するロツク状
態が解除され、第1ロツクレバー29に第1実施
例の場合と同様の作動を行わせることができるよ
うになつている。
より更に後方へスライドさせられると、伸びきつ
た第1ワイヤケーブル31により第1ロツクレバ
ー29が前方へ回動させられて、該第1ロツクレ
バー29によるロツクピン28に対するロツク状
態が解除され、第1ロツクレバー29に第1実施
例の場合と同様の作動を行わせることができるよ
うになつている。
図面はいずれも本考案の実施例を説明するため
のもので、第1図は第1実施例に係るロツク機構
を示す助手席シートの拡大側面図、第2図は第1
実施例に係る第1ロツクレバー及び第2ロツクレ
バーの拡大正面図、第3図は第1図のA−A方向
の断面図、第4図は第1実施例に係るパイプ取付
板及びワイヤ固定板の拡大正面図、第5図は第1
実施例に係る助手席シートの側面図、第6図は第
1実施例に係る助手席シートの正面説明図、第7
図は第1実施例に係るトラツクの側面説明図、第
8図は本考案の第2実施例に係るシートスライダ
の拡大正面図である。 1……トラツク(自動車)、2……車体、3…
…フロアパネル、10……助手席シート、11…
…シートクツシヨン、12……シートバツク、1
6……シートスライダ、28……ロツクピン、2
9……第1ロツクレバー、35……ワイヤ固定
板、36……スプリング、37……ストツパピ
ン、51……鋼球、52b……ボツクスの後端
壁。
のもので、第1図は第1実施例に係るロツク機構
を示す助手席シートの拡大側面図、第2図は第1
実施例に係る第1ロツクレバー及び第2ロツクレ
バーの拡大正面図、第3図は第1図のA−A方向
の断面図、第4図は第1実施例に係るパイプ取付
板及びワイヤ固定板の拡大正面図、第5図は第1
実施例に係る助手席シートの側面図、第6図は第
1実施例に係る助手席シートの正面説明図、第7
図は第1実施例に係るトラツクの側面説明図、第
8図は本考案の第2実施例に係るシートスライダ
の拡大正面図である。 1……トラツク(自動車)、2……車体、3…
…フロアパネル、10……助手席シート、11…
…シートクツシヨン、12……シートバツク、1
6……シートスライダ、28……ロツクピン、2
9……第1ロツクレバー、35……ワイヤ固定
板、36……スプリング、37……ストツパピ
ン、51……鋼球、52b……ボツクスの後端
壁。
Claims (1)
- シートクツシヨンがシートスライダを介して車
室フロアに対して前後摺動可能に取り付けられ、
上記シートスライダはその前端部において車体に
対して前後方向に回動可能に設けられており、上
記シートクツシヨンの後部には、シートバツクが
車体前方に折畳み可能に取り付けられるととも
に、上記シートクツシヨンが上記シートスライダ
に対して所定位置よりも後方に位置するときにの
み上記シートバツクの前方への折畳みを可能とす
るロツク機構が設けられていることを特徴とする
自動車のシート構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12286088U JPH0522437Y2 (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12286088U JPH0522437Y2 (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0242837U JPH0242837U (ja) | 1990-03-23 |
| JPH0522437Y2 true JPH0522437Y2 (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=31371183
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12286088U Expired - Lifetime JPH0522437Y2 (ja) | 1988-09-19 | 1988-09-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0522437Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US12583644B2 (en) | 2020-11-16 | 2026-03-24 | Aetna Group S.P.A. | Wrapping machine |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5200560B2 (ja) * | 2008-01-29 | 2013-06-05 | トヨタ紡織株式会社 | 車両用シート |
-
1988
- 1988-09-19 JP JP12286088U patent/JPH0522437Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US12583644B2 (en) | 2020-11-16 | 2026-03-24 | Aetna Group S.P.A. | Wrapping machine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0242837U (ja) | 1990-03-23 |
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