JP2010137727A - 運搬用台車 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を削減し、上記運搬用台車の製造原価をも低減する。また部品点数を増すことなく枠部の剛性を上げる。
【解決手段】一端はパレット90に固定され他端は後枠部の接続部に回動可能に接続された回動板と、回動板に固定された枢軸を連結体の一端部に位置する筒形状部の内側に挿入することにより回動可能に取り付けられ、かつ、当該連結体の他端における筒形状部の内側に、筒状部に固定された軸が回動可能に挿入されたものからなる構成を有し、ネスティング時にはパレット90を上方に回動する動きに応じて、構成により筒状部を引き上げることとし、使用時にはパレット90を下方に回動する動きに応じて、当該構成により筒状部を引き下げることにより、パレット90を上方または下方に回動する動きに応じて、中間車輪56を上下動可能としたことを特徴とする運搬用台車である。
【選択図】図1

Description

本発明は、車台における前端部及び後端部の底面にそれぞれ二対4個の車輪を有し、それらの中間に1個または2個の中間車輪を有する運搬用台車に関するものである。
流通業において商品の運搬あるいは保管用に使用される運搬用台車は、使用時には直進性が求められる一方で、ネスティング状態と呼ばれる運搬用台車を保管場所に移動する場合または保管場所から使用場所に移動する場合は回頭性が求められる。これを解決する手段として車体の前端部及び後端部の底面にそれぞれ二対4個の車輪を有し、それらの中間に1個または2個の車輪を有する運搬用台車が周知である。
ここで、空荷の運搬用台車を保管場所に重ね合わせて隙間なくまとめておくという、いわゆるネスティング時において、前記運搬用台車の前端部及び後端部の底面に配置した二対4個の車輪よりも、前記中間車輪は上方に引き上げられ、また運搬用台車の使用時においては、前記運搬用台車の底面の前端部及び後端部に配置した二対4個の車輪よりも前記中間車輪を下方に押し下げ、下方に突出するような出没可能とする構成としている。この場合、前記中間車輪のみを前記全方向自在車輪より径を大とし、前記同様の構成により運搬用台車の底面の前端部及び後端部に配置した全方向自在車輪よりも、前記中間車輪を下方に突出するように出没可能としても同様の効果を有する。
このような構成をとることで前記ネスティング時には、前記運搬用台車の前端部及び後端部の底面に配置した二対4個の360度方向旋回可能な全方向自在車輪のみが床と接することで回頭自在となる。すなわち、前記運搬用台車を回頭自在とするためには、前記中間車輪を上方へ引き上げ、前記2対4個の車輪が床面と接し、その接した2対4個の車輪を旋回させることで方向転換が容易となる。一方で運搬用台車に商品を載せる使用時においては、前記一対2個の中間車輪と、前記運搬用台車の底面の前端部及び後端部の底面に配置した二対4個の車輪とが床面と接し、前記中間車輪を旋回させず方向を1方向に固定することにより直進性が担保される。なお、前記一対2個中間車輪のみを前記二対4個の全方向自在車輪より径を大とした場合は、当該一対2個の中間車輪を支点とすることにより二対4個の車輪のうちいずれか一対2個の車輪を接地させ転回させることにより方向転換ができることになる。
上記運搬用台車においては、例えば特許第4131525号公報に記載された発明によれば、所定間隔離して平行に配置した前端部の部材と、中央部上面にキャスター台の支柱部が遊嵌する貫通孔を有する底面のない蓋状である後端部の部材と、該両端部材を一体的に連結する連結部材からなるネスティング構造を有する台車フレームと、該後端部の部材に取り付けられる棚枠と、該貫通孔に通されて上方に延出する該支柱部を中央に有すると共に、該後端部の部材の裏側に該後端部の部材と上下移動自在に嵌るキャスター台と、該支柱部の先端の軸支部に回動自在に軸支又は固定される左右一対の支持棒と、該キャスター台の両隅寄りの底面に取付られた一対の自在キャスターと、該前端部の部材の両隅寄りの底面に取付られた一対の自在キャスターと、該連結部材のほぼ中間部底面に取り付けられた固定キャスターと、前記固定キャスターの車輪の回転をロックするブレーキ手段と、前記ブレーキ手段を前記固定キャスターの車輪ロック方向及びアンロック方向に操作するブレーキ操作手段と、該支持棒、及び該棚枠に取り付けられた軸状突起又は軸状突起枢支部にそれぞれ回動可能に枢支される2個の回動連結板と、矩形状の台板本体とを有する台板と、を備えるストックカートにおいて、該回動連結板は先端に位置する支持棒枢支部と、軸状突起枢支部又は軸状突起と、台板係止部とからなり、該軸状突起枢支部又は軸状突起は、該台板を倒した状態において該支持棒枢支部より斜め下方に位置し、前記台板を上方に回動することにより、該軸状突起又は軸状突起枢支部を支点として、該支持棒枢支部を下方に押しやることで該支持棒と一体的に連結するキャスター台を該台車フレームに対して下方に押し下げて、固定キャスターの下端で形成される面を自在キャスターの下端で形成される面より上方に持ち上げ、四輪の自在キャスターの作動によりネスティングを行うことを特徴とするストックカートである。このようなストックカートと呼ばれる運搬用台車は、前記中間車輪を上方に引き上げ、車台における前端部及び後端部の底面にそれぞれ二対4個の車輪の360度転回動作に干渉することがなくネスティング動作を行うことができる。しかしながら上記運搬用台車は構造が複雑で部品点数も多く故障が多発する可能性があり、しかも部品点数が多いことから製造コストも嵩むという問題があった。また、このような運搬用台車は衝突等の衝撃を受けることが多く部品点数を増やすことなく枠部の耐久性を有することが求められている。
特許第4131525号公報
本発明は前記の点に着目してなされたもので、その課題は、運搬用台車のネスティング構造を可及的に簡略化し故障の要因となる部品点数を削減することである。また他の課題は、上記のとおり部品点数を低減することで上記運搬用台車の製造原価をも低減することである。また部品点数を増すことなく枠部の剛性を上げることである。
前記の課題を解決するため、本発明は、車台の前端部及び後端部にそれぞれ二対4輪の全方向自在車輪を配置しその中間部には一対2輪の中間車輪を配置し、ネスティング時にはパレットを上方に回動させる動きに応じて前記一対2輪の中間車輪を、前記前端部及び後端部に配置した二対4輪の全方向自在車輪よりも上方へ引き上げ、使用時にはパレットを下方に回動させる動きに応じて、前記中間車輪を、下方へ押し下げる構成を有する運搬用台車において、一端はパレットに固定され他端は後枠部の接続部に回動可能に接続された回動板と、前記回動板に固定された枢軸を連結体の一端部に位置する筒形状部の内側に挿入することにより回動可能に取り付けられ、かつ、当該連結体の他端における筒形状部の内側に、筒状部に固定された軸が回動可能に挿入されたものからなる構成を有し、前記ネスティング時にはパレットを上方に回動する動きに応じて、前記構成により前記筒状部を引き上げることとし、使用時にはパレットを下方に回動する動きに応じて、当該構成により前記筒状部を引き下げることにより、パレットを上方または下方に回動する動きに応じて前記中間車輪を上下動可能としたことを特徴とする運搬用台車である。
前記の課題を解決するため、本発明は、一端はパレットに固定され他端は後枠部の接続部に回動可能に接続された回動板と、前記回動板に固定された枢軸を連結体の一端部に位置する筒形状部の内側に挿入することにより回動可能に取り付けられ、かつ、当該連結体の他端における筒形状部の内側に、筒状部に固定された軸が回動可能に挿入されたものからなる構成を、前記支柱の両側に配置したことを特徴とする上記記載の運搬用台車である。
前記の課題を解決するため、本発明は、前枠部及び後枠部にネスティング方向を規制する下部を設け、かつ、前記下部を前端部及び後端部に立設し、前記前枠部及び後枠部と一体としたことを特徴とする上記記載の運搬用台車である。
上記のような構成としたことにより、本発明における運搬用台車のネスティング構造を可及的に簡略化し故障の要因となる部品点数を削減することができた。上記のとおり部品点数を低減することで上記運搬用台車の製造原価をも低減することができた。また枠部の剛性を上げることができかつ部品点数も増すことはないのでコストを増加させることなく衝撃による耐久性を高めることができたものである。
以下図示の実施形態を参照して本発明をより詳細に説明する。図1は、運搬用台車の全体正面図である。図2は、運搬用台車の側面図であり、Aは前枠部の側面図であり、Bは後枠部の側面図である。図3は、パレットを引き上げる機構の拡大図である。図4は、パレットをフレーム上に載置した側面図である。図5は、パレット上方に回動する途中の側面図である。図6は、パレットを上方に回動した側面図である。図7は、ネスティング時の状態図で、Aは下部を設けている台車群の状態図であり、Bも下部を設けている台車群の状態図である。図8は、ネスティング時の状態図で、Aは下部を設けていない台車群であって、下部を設けている台車群とは異なるネスティング時の状態図であり、Bは下部を設けている台車群におけるネスティング時の状態図である。
運搬用台車10は、ほぼ、前枠部20、後枠部30、ブレーキロック装置40、前端部50、中間部55、後端部60、連結部76、車台80、パレット90、で構成され、前端部50の底面には360度全方向自在に回転することができる回転部53、53を介して車輪54、54が取り付けられている。また前端部50の前面に衝撃を吸収するためクッション51、51が取り付けられている。また後端部60の後面についても同様に衝撃を吸収するためクッション61、61が取り付けられている。また後端部60の底面においても360度全方向自在に回転する回転部63、63を介して車輪64、64が取り付けられている。すなわち、前記運搬用台車10の前端部50及び後端部60の底面に配置した二対4個の車輪54、54、64、64および前記中間車輪56、56は、すべてキャスターとすることもできる。ここで、キャスターとは、車輪軸に対して、定められた角度の軸周りを自由に旋回する車輪のことを意味するものである。しかしながら、その中間部55の底面には、運搬用台車における長手方向の1方向のみに旋回方向を固定することが可能な一対2輪の中間車輪56、56を取り付けることができる。またブレーキ装置40は、前記中間車輪の回転をロックすることが可能で、ブレーキ操作手段41及びブレーキ手段42から構成される。尚、図1における図示番号60から図示番号50の方向が前方向であり、前記方向が長手方向である(図1参照)。
前枠部20は、主軸21と第1外枠22と第2外枠23と複数の横箋部25とからからなる略はしご状の形状を有するものである。第1外枠22は、その上部をほぼ垂直上方に延び、また下部はほぼ水平方向に折り曲げられる。また、第1外枠22における水平方向に折り曲げられた部分は、主軸21に固定され、かつ、その先端部が第2外枠23に固定されている。また、第1外枠22の垂直部分には横箋部25が複数固定されている。また第2外枠23は、ほぼ垂直上方に延び、その上部は複数の横箋部25と固定され、第2外枠23の下部24は前端部50の端部分に立設される。ここで、下部24は、ネスティング方向を制限するものである。主軸21は、前記第1外枠22の水平部分および横箋部25と固定されている。また主軸21は、前端部50の中央部からほぼ垂直上方に立設してなる支柱部52の内側に嵌合されボルト28で、固定されている。このような構成を有するので、下部24は第2外枠23と一体であり、上記下部24は上記主軸21と共に前枠部20を支持するものであるので、主軸が1つである場合に比して運搬用台車10の強度及び耐久性が高まるものである。またプレート26は、1つの横箋部25と横箋部27とで固定することができ、当該台車納入日等を記載するいわゆる銘板として使用することも好ましい。
後枠部30は、主軸31と第1外枠32と第2外枠33と複数の横箋部35とからからなる略はしご状の形状を有するものである。第1外枠32は、その上部を、ほぼ垂直上方に延び、また下部は、ほぼ水平方向に折り曲げられる。また、第1外枠32における水平方向に折り曲げられた部分は、主軸31に固定され、かつその先端部が第2外枠33に固定されている。第1外枠32の垂直部分には横箋部35が複数固定されている。また第2外枠33は垂直上方に延びその上部は複数の横箋部35と固定され、第2外枠33の下部34は後端部60の端部分に立設される。また下部34は、ネスティング方向を制限するものである。主軸31は、前記第1外枠32の水平部分および横箋部25と固定されている。また主軸31は、後端部60の中央部からほぼ垂直上方に立設してなる支柱部62の内側に嵌合されボルト38で、固定されている。このような構成を有するので、下部34は第2外枠33と一体であり、上記下部34は上記主軸31と共に後枠部30を支持するものであるので、主軸が1つである場合に比して運運搬用台車10の強度及び耐久性が高まるものである。また、第2外枠33の下部34は後端部60の端に立設するという構成としたので、ネスティング方向を一方向のみに重ね合わせることができることとなる。すなわち、台車10において、前枠部20における第2外枠23の下部24と、後枠部30における第2外枠33の下部34は中間部55を軸と、上面視状態において、ほぼ点対象となる位置に配置される。
前記のとおりネスティング時における台車10において、前枠部20における第2外枠23の下部24と、後枠部30における第2外枠33の下部34は中間部55を軸としたほぼ点対象に位置するという構成としたので、ネスティング時に当該台車を重ね合わせる状態において一方向のみに重ね合わせることができることとなる。すなわち、運搬用台車10は、前枠部20、後枠部30、ブレーキロック装置40、前端部50、中間部55、後端部60、連結部76、車台80、パレット90、により構成され上面視ほぼ「王」の字状を呈するが、これをネスティング状態とするためには、のちに述べるようにパレット90を上方に回動した状態において、前端部50aの後ろ側に次の台車の前端部50bの前側を接し、それと同時に中間部55aの後ろ側に当該次の台車の中間部55bの前側を接する。またこれと同時に後端部60aの後ろ側に次の台車の後端部60bの前側を接するように重ね合わせる。このように、運搬用台車10の重合状態を繰り返すことで隙間なく重ね合わせることができ、その台車10の集合体を隙間なく重ね合わせることができる(図7参照)。しかしながら、仮に上記第2外枠部23が存在しないとすれば、2外枠部23が存在しない台車10′を重ね合わせる場合は、前記と反対に重ね合わせることもできる。すなわち、台車10′の前端部50a′の前側に次の台車の前端部50b′の後ろ側を接し、それと同時に中間部55a′の前側に当該次の台車の中間部55b′の後ろ側を接する。またこれと同時に後端部60a′の前側に次の台車の後端部60b′の後ろ側を接するように重ね合わせる(図8A参照)。この場合にネスティング作業をする作業者によっては上記前端部50aの後ろ側で重ね合わさせる場合(図7A参照)と前端部50a′の前側で重ね合わせる場合(図8A参照)が混在することになり、前記のとおりそれぞれ2通りに重ね合わされた運搬用台車同士を隙間なく重ね合わせることができないので、無駄なスペースが生じる(図8参照)。すなわち、図7ではAとBを隙間なく重ね合わせることができるが、図8ではAとBを重ね合わせることができない。これを避けるために第2外枠部23の下部24を設けているのである。従って、下部24は枠部23の一部であり前枠部20を支える支柱としての機能を果たすものであるのみならず、運搬用台車のネスティング方向を規制する機能を果たし、なおかつ第2外枠部分を下部に伸ばしたものであるので部品点数も増えることがなく、コストの削減に寄与することができる。尚、図7及び図8においてパレット90の図示は省略している。
後枠部30の下部に接続部37、37が配置されている。また、回動板72、72は、後枠接合部73、73と台板接続部74、74で構成され、ボルト70、70及びナット71、71で、接続部37、37と後枠接合部73、73が回動可能に接続されている。また、回動板72、72における台板接続部74、74はパレット90とボルト79、79で固定されている。このような構成を採ることにより、ネスティング時には、パレット90を、前記ボルト70、70を支点として上方に引き上げるように回動し、ほぼ垂直状態となった当該パレット90を後枠部30に立てかけることができる。また運搬用台車10の使用時においては、当該パレット90を下方に引き下げることにより当該パレット90を、前記ボルト70、70を中心として下方に回動させ、車台80上に載置する。この場合、車台80上に載置し水平状態となったパレット90の上に商品を載せて運搬することができる。なお、当該パレット90をほぼ垂直状態に後枠部30に立てかけた場合に、その垂直状態を維持するため後枠部30に台板固定装置36を設けることができる。
前記のとおり後枠部30の下部に接続部37、37が固定され、さらに回動板72、72がボルト70、70を介して回動可能に取り付けられている。また、支柱31の左右両方に位置する回動板72、72のうち少なくとも右方または左方の一方に、回動板72の後端接合部73と、枢軸75の一端部分が、ほぼ水平に固定されている。固定方法は溶接接着等公知の方法で取り付けられる。尚、枢軸75は断面が円形であっても好ましい。また連結部76の両端部分はともに筒形状部77、78を有しており、そのうちの一端部に位置する筒形状部77の内側に上記枢軸75の他端部が回動自在に挿入されている。また、前記連結部76の他端部に位置する筒形状部78の内側に、のちに述べる筒状部81に固定された軸82が挿入され、前記軸82に対して回動可能となる。従って上記のような構成をとることでパレット90を上方に回動することが可能であるが、支柱31のいずれか一方のみならず当該支柱31の左右両方に位置する回動板72、72の双方についても同様に上記構成をとることが好ましい。すなわち、回動板72、72の後端接合部73、73と、枢軸75、75の一端部分がほぼ水平に固定され、また連結部76、76の両端部分はともに筒形状部77、77および筒形状部78、78を有しており、そのうちの一端部に位置する筒形状部77、77の中に上記枢軸75、75の他端部が回動自在に挿入されている。また、前記連結部76、76の他端部に位置する筒形状部78、78の中に、のちに述べる筒状部81に固定された軸82が挿入され前記軸82に対して回動可能となる。従って、支柱31の両側において、パレット90を上方へ引き上げることができる構成を有することもできるので、パレットを上方へ回動する動作を安定させることができる。尚、筒形状部78、78は、筒形状部であっても好ましい。又、軸82も断面が筒形状部であっても好ましい。
車台80は、断面形状が口の字状の中空構造を有する棒状部材84で構成されている。強度を確保するために上記棒状部材84を複数並列に配置しても好ましい。この車台80に、台車10の前端部分及び中間部分が固定されているが後端部分に位置する部分には筒状部81を有している。この筒状部81は上方及び下方に貫通する開口部85、86を有し、車台80に対して開口部85、86が略垂直上下方向を向くように車台80に固定されている。
支柱受け部62は後端部60のほぼ中央部分において、ほぼ垂直上方に向かって立設されている。前記支柱受け部62の外側に前記筒状部81を嵌合させる。この場合嵌合といっても遊びがあり支柱受け部62と前記筒状部81との間には若干の隙間Sが空いているので、前記前記筒状部81は前記支柱受け部62に対して前記筒状部81が多少傾いても摺動可能である。また後枠部30の支柱31は、前記支柱受け部62の内側に挿入されておりボルト38で固定されている。また、軸82については、前記筒状部81の後端部側に固定されている。ここで、軸82は、枢軸75とほぼ平行である。この状態において、軸82は、連結部76の他端に位置する筒形状部78に回動可能に挿入されていることはすでに述べたとおりである。なお、くぼみ88は、前記筒状部81が上方へ引き上げられた場合に、ボルト38との干渉を回避している。
上述のような本発明の運搬用台車10において、走行可能状態からネスティング状態にするための動作を説明する。この場合、支柱31の両側において、パレット90を上方へ引き上げることができる構成を有している場合であっても、その動作は支柱31の片側において、パレットを上方に引き上げる構成を有する場合と、同様であるので、片側の場合について説明する。作業者が、パレット90を上方に回動させるとパレット90に固定されている回動板72の後端接合部73が上方へ移動する。更に、前記後端接合部73に固定されている枢軸75も上方へ引き上げられる(図5参照)。枢軸75は、連結部76における一端部に位置する筒形状部77の内側に挿入されているので、前記枢軸75を上方へ引き上げることにより、前記筒形状部77を介して、連結部76が上方へ引き上げられる。更に、連結部76の他端部に位置する筒形状部78の内側においても、軸82が挿入されているので、連結部76における筒形状部78を介して、軸82も上方へ引き上げられる。すでに述べたように軸82は、筒状部81の後端側に固定されているので、支柱受け部62の外側で当該前記筒状部81は摺動し上方へ引き上げられる。さらに、前記筒状部81は車台80に固定されているので車台80の後端部分が引き上げられる。しかしながら上方へ引き上げられるのは、前記筒状部81であり、前記支柱受け部62は、上方へ引き上げられることはない。従って、後端部60に固定されている車輪64、64は上方へ引き上げられることはないので、床面に対して当該車輪64、64が接触した状態が維持される。また、前端部50に固定された車輪54、54については、当該車輪54、54を支点としているので、床面に対して当該車輪が接触した状態が維持される。従って、パレットの前端部分を上方に回動させる動きに応じて、車台70の後端部が引き上げられることによって、中間部55の底面に固定された、一対2輪の中間車輪56、56を、前記前端部50及び後端部60に配置した二対4輪の全方向自在車輪54、54、64、64よりも上方へ引き上げることができ、前記中間車輪56、56は床面から離れ上方へ引き上げられる(図6参照)。
すなわち、すでに述べたとおり、一端はパレットに固定され他端は後枠部30の接続部37、37に回動可能に接続された回動板72、72と、前記回動板72、72の一方の後端接合部73に固定された枢軸75を連結体76の一端部に位置する筒形状部77の内側に挿入することにより回動可能に取り付けられ、かつ、当該連結体76の他端における筒形状部78の内側に、筒状部81に固定された軸82が回動可能に挿入されたものからなる構成により、パレットを上方へ回動させる動作に応じて、車台70の後端部が引き上げられることによって、中間部55の底面に固定された、一対2輪の中間車輪56、56を、前記前端部50及び後端部60に配置した二対4輪の全方向自在車輪よりも上方へ引き上げることができ、前記中間車輪56、56は床面から離れ、上方へ引き上げられる。
従って台車10を、当該台車の短手方向(図1における図表面から裏面方向)に移動するネスティング作業する場合に、台車長手方向の1方向にのみ車輪の回転が固定されている前記中間車輪56、56が、当該台車の短手方向の移動に干渉することがなくなるのでスムーズにネスティング作業することができる。
ネスティング状態において前端部53及び後端部60の底面に配置されているそれぞれ二対4個の車輪54、54、64、64は床面と接触しているが、一対2輪の中間車輪56、56は床面と接触していない状態において上記のとおり車台10の後端部寄りを持ちあげることにより前記中間車輪56、56を引き上げる構成としているので前記車台10は後端部寄りの部分が前端部寄りの部分よりも上方に持ちあがった状態となっている(図6参照)。しかし、すでに述べたように前記支柱受け部52の外側に前記遊貫部71を嵌合させているが、この嵌合部分は遊びがあり支柱受け部52の間には若干の隙間Sが空いているので、前記遊貫部71は前記支柱受け部52に対して前記遊貫部71が多少傾いても摺動可能であるので、この嵌合部分の動きはスムーズである。従って、パレット90を上方へ引き上げた状態においては、当該台車10の車台80より上部は若干前端部側に傾いた状態となる。
また、このパレット90を上方に回動し、棚枠に立てかけた状態を維持するため、パレット90と後端棚枠をロック部材36で固定することができる。なお、ロック部材は口の字形状を呈しこの口の字状になった部分をパレットの突起部91に係合することにより固定するものである。このような構成をとることによって、パレット90が不意に下方に回動することがなくなるのでネスティング作業が円滑に行われるとともに安全性にも寄与できるものである。
次に、ネスティング状態から、走行可能状態にするためには、後枠部30に設けたロック部材36を外して後枠部30に立てかけたパレット90を下方に回動する。パレット90を下方に回動させるとパレットに固定されている回動板72の後端接合部73も下方へ移動する。更に、前記後端接合部73に固定されている枢軸75も下方へ移動する。連結部76は前記枢軸75と当該連結部76の一端部に位置する筒形状部77の内側に挿入されているので、連結部76も、前記枢軸75が下方に移動する動作に伴い下方に移動する。更に連結部76の他端における筒形状部78の内側に軸82が挿入され、かつ当該軸82は、筒状部81に固定されているので、支柱受け部62の外側で当該筒状部81は摺動し下方へ移動する。さらに、前記筒状部81は車台80に固定されているので車台80の後端部側が下方へ移動する。
すなわち、一端はパレットに固定され他端は後枠部30の接続部37、37に回動可能に接続された回動板72、72と、前記回動板72、72に固定された枢軸75を連結体76の一端部に位置する筒形状部77の内側に挿入することにより回動可能に取り付けられ、かつ、当該連結体76の他端における筒形状部78の内側に、筒状部81に固定された軸82が回動可能に挿入されたものからなる構成により、パレット90の前端部分を下方に回動させる動きに応じて、車台70の後端部が下方に移動することによって、前記一対2輪の中間車輪を、前記前端部及び後端部に配置した二対4輪の全方向自在車輪と同じ位置あるいはさらに下方に移動することができる(図4参照)。
従って台車10を、当該台車の長手方向(図1における前方向)に移動する商品運搬時において、前記一対2輪の中間車輪は台車長手方向(図1における前方向)の1方向にのみ車輪の回転が固定されているので当該台車10の長手方向の移動における直進性を担保する。また、前記一対2輪の中間車輪56、56が、前記前端部50及び後端部60に配置した二対4輪の全方向自在車輪54、54及び64、64よりさらに下方に移動することができる場合又は、中間車輪56、56の径を、前記前端部50及び後端部60に配置した二対4輪の全方向自在車輪54、54及び64、64よりも大とした場合に、その下方に移動した中間車輪56、56を支点として台車10の方向を転換することが容易とすることもできる。
運搬用台車の全体正面図である。 運搬用台車の側面図であり、Aは前枠部の側面図であり、Bは後枠部の側面図である。 パレットを引き上げる機構の拡大図である。 パレットをフレーム上に載置した側面図である。 パレット上方に回動する途中の側面図である。 パレットを上方に回動した側面図である。 ネスティング時の状態図で、Aは下部を設けている台車群の状態図であり、Bも下部を設けている台車群の状態図である。 ネスティング時の状態図で、Aは下部を設けていない台車群であって、下部を設けている台車群とは異なるネスティング時の状態図であり、Bは下部を設けている台車群におけるネスティング時の状態図である。
符号の説明
10 運搬用台車
20 前枠部
30 後枠部
40 ブレーキロック装置
50 前端部
55 中間部
60 後端部
72 回動板
75 枢軸
76 連結部
81 筒状部
82 軸
90 パレット

Claims (3)

  1. 車台の前端部及び後端部にそれぞれ二対4輪の全方向自在車輪を配置しその中間部には一対2輪の中間車輪を配置し、ネスティング時にはパレットを上方に回動させる動きに応じて前記一対2輪の中間車輪を、前記前端部及び後端部に配置した二対4輪の全方向自在車輪よりも上方へ引き上げ、使用時にはパレットを下方に回動させる動きに応じて、前記中間車輪を、下方へ押し下げる構成を有する運搬用台車において、一端はパレットに固定され他端は後枠部の接続部に回動可能に接続された回動板と、前記回動板に固定された枢軸を連結体の一端部に位置する筒形状部の内側に挿入することにより回動可能に取り付けられ、かつ、当該連結体の他端における筒形状部の内側に、筒状部に固定された軸が回動可能に挿入されたものからなる構成を有し、前記ネスティング時にはパレットを上方に回動する動きに応じて、前記構成により前記筒状部を引き上げることとし、使用時にはパレットを下方に回動する動きに応じて、当該構成により前記筒状部を引き下げることにより、パレットを上方または下方に回動する動きに応じて前記中間車輪を上下動可能としたことを特徴とする運搬用台車。
  2. 一端はパレットに固定され他端は後枠部の接続部に回動可能に接続された回動板と、前記回動板に固定された枢軸を連結体の一端部に位置する筒形状部の内側に挿入することにより回動可能に取り付けられ、かつ、当該連結体の他端における筒形状部の内側に、筒状部に固定された軸が回動可能に挿入されたものからなる構成を、前記支柱の両側に配置したことを特徴とする請求項1記載の運搬用台車。
  3. 前枠部及び後枠部にネスティング方向を規制する下部を設け、かつ、前記下部を前端部及び後端部に立設し、前記前枠部及び後枠部と一体としたことを特徴とする請求項1または2記載の運搬用台車。
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