JP2014091348A - 運搬用台車 - Google Patents

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Abstract

【課題】
ネスティング状態から、使用時に移行する場合において、パレットの上に商品を載置するために、ネスティング状態においてほぼ垂直に立て掛けられていたパレットを、ほぼ水平位置に回動させる場合に、該パレットが、台枠部に衝突する時における衝撃音を可及的に軽減することにある。
【解決する手段】
本発明は、車台の前端部及び後端部にそれぞれ二対4輪の全方向自在車輪を配置しその中間部には一対2輪の中間車輪を配置した運搬用台車であって、ネスティング時に上方へ引き上げられていたパレットを使用時に下方へ回動させるときにパレットと台枠部との衝撃を吸収するために、当該パレットと台枠部との間に衝撃吸収部を介在させるという手段を講じたものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、運搬用台車における前端部及び後端部の底面にそれぞれ二対4個の車輪を有し、それらの中間に1個または2個の中間車輪を有する運搬用台車に関するものである。
流通業において商品の運搬あるいは保管用に使用される運搬用台車は、使用時には直進性が求められる一方で、ネスティング状態と呼ばれる当該運搬用台車を保管場所に移動する場合、または保管場所から使用場所に移動する場合に回頭性が求められる。これを解決する手段として車体の前端部及び後端部の底面にそれぞれ二対4個の車輪を有し、それらの中間に1個または2個の中間車輪を有する運搬用台車が周知である。
ここで、空荷の運搬用台車を保管場所に重ね合わせて隙間なくまとめておくという、いわゆるネスティング時において、前記運搬用台車の前端部及び後端部の底面に配置した二対4個の車輪よりも、前記中間車輪は上方に引き上げられ、また運搬用台車の使用時においては、前記運搬用台車の前端部及び後端部の底面に配置した二対4個の車輪よりも前記中間車輪を下方に押し下げ、下方に突出するような出没可能とする構成としている。この場合、前記中間車輪のみを前記前端部及び後端部の底面にそれぞれ二対4個の車輪より径を大とし、前記同様の構成により運搬用台車の前端部及び後端部の底面に配置した車輪よりも、前記中間車輪を下方に突出するように出没可能としても同様の効果を有する。
このような構成をとることで前記ネスティング時には、前記運搬用台車の前端部及び後端部の底面に配置した二対4個の車輪のみが床と接することができ、当該二対4個の車輪を360度方向旋回可能な全方向自在の車輪とすることで回頭自在となる。すなわち、前記運搬用台車を回頭自在とするためには、後述する前記中間車輪を上方へ引き上げ、前記2対4個の車輪が床面と接し、その接した2対4個の車輪を旋回させることで方向転換が容易となる。一方で運搬用台車に商品を載せる使用時においては、前記一対2個の中間車輪と、前記運搬用台車の底面の前端部および後端部の底面に配置した二対4個の車輪とが床面と接し、前記中間車輪を旋回させず方向を1方向に固定されているので直進性が担保される。なお、前記一対2個の中間車輪のみを前記二対4個の全方向自在車輪より径を大とした場合は、当該一対2個の中間車輪を支点とすることにより二対4個の車輪のうちいずれか一対2個の車輪を接地させ転回させることにより方向転換ができることになる。
しかしながら上記運搬用台車は構造が複雑で部品点数も多く故障が多発する可能性があり、しかも部品点数が多いことから製造コストも嵩むという問題がある。また、上記運搬用台車は衝突等の衝撃を受けることが多く部品点数を増やすことなく枠部の耐久性を有することが求められていた。
このような問題を解決するものとして、特開2010-137727号公報において、運搬用台車の前端部及び後端部にそれぞれ二対4輪の全方向自在車輪を配置しその中間部には一対2輪の中間車輪を配置し、ネスティング時にはパレットを上方に回動させる動きに応じて前記一対2輪の中間車輪を、前記前端部及び後端部に配置した二対4輪の全方向自在車輪よりも上方へ引き上げ、使用時にはパレットを下方に回動させる動きに応じて、前記中間車輪を、下方へ押し下げる構成を有する運搬用台車において、一端はパレットに固定され他端は前枠部の接続部に回動可能に接続された回動板と、前記回動板に固定された枢軸を連結体の一端部に位置する筒形状部の内側に挿入することにより回動可能に取り付けられ、かつ、当該連結体の他端における筒形状部の内側に、筒状部に固定された軸が回動可能に挿入されたものからなる構成を有し、前記ネスティング時にはパレットを上方に回動する動きに応じて、前記構成により前記筒状部を引き上げることとし、使用時にはパレットを下方に回動する動きに応じて、当該構成により前記筒状部を引き下げることにより、パレットを上方または下方に回動する動きに応じて前記中間車輪を上下動可能としたことを特徴とする運搬用台車が提案されている。
しかしながら、上記運搬用台車において、ネスティング状態から、使用時に移行する場合にパレット上に商品を載置するために、前記ネスティング状態においてほぼ垂直すなわち直立に立てかけられているパレットを、水平の状態になる位置まで回動させる場合に、パレットと台枠部が衝突すると衝撃音が発生してしまうと云う問題がある。この場合に、衝撃音を発生させないようにするためには、パレットが台枠部に接するまで、作業者は該パレットに手を添えて静かに回動する必要があるので、作業者は、パレットを水平状態まで回動させるためには腰をかがまなくてはならず、無理な姿勢を強いられることになる。
また、作業者が上記のような無理な姿勢を取ることができない場合にパレットを水平状態まで回動させるときに、作業者がパレットを直立に保持している状態から、そのパレットを保持している手を添えて回動させることなく、その手を離すことによって水平状態に回動させる場合がある。そのパレットの回動板から遠い、該パレットの端部は、ほぼ自由落下速度に等しい速度で、台枠部に衝突することになり大きな衝撃音が発生する。このような、運搬用台車は特に、コンビニエンスストアあるいは商店において使用され、それらに深夜、早朝に商品を納入する場合に、騒音が発生することになり、作業者の職場環境の悪化や近所から苦情が来る場合も予想される。また、このような問題を解決する先行技術は、見いだせなかったのである。
特開2010-137727号公報
本発明は前記の点に着目してなされたもので、その課題は、ネスティング状態から、使用時に移行する場合において、パレットの上に商品を載置するために、ネスティング状態においてほぼ直立に立て掛けられていたパレットを、ほぼ水平状態に回動させる場合に、該パレットが、台枠部に衝突する時における衝撃及び衝撃音を可及的に軽減することにある。また他の課題は、衝撃及び衝撃音を可及的に軽減するための部品点数をそれほど増加させないことにある。また、上記運搬用台車の製造原価を可及的に増加させないことである。
前記の課題を解決するため、本発明は、車台の前端部及び後端部にそれぞれ二対4輪の全方向自在車輪を配置しその中間部には一対2輪の中間車輪を配置した運搬用台車であって、ネスティング時に上方へ引き上げられていたパレットを使用時に下方へ回動させるときにパレットと台枠部との衝撃を吸収するために当該パレットと台枠部との間に衝撃吸収部を介在させるという手段を講じたものである。
上述のとおり、運搬用台車を使用する際に作業者は、パレットを下方に回動させるが、このパレットと台枠部の衝撃音を発生させないようにするためには、パレットが台枠部に接するまで、該パレットに手を添えて回動させていた。上記構成の運搬用台車では、直立状態にあるパレットから手を離すだけで、衝撃吸収部がパレットの落下による衝撃を吸収するので、衝撃音を発生させることなく、パレットを水平に回動することができる。従ってこの場合に腰をかがむ必要が無く、腰を痛めることが無い。また、ネスティングするためにパレットを水平状態から直立状態に持ち上げて、該パレットを上方に回動させる場合に、パレットが衝撃吸収部によって上方に付勢されているためにあまり力を加えなくてもパレットを持ち上げることができる。
前記の課題を解決するため、本発明は、車台の前端部及び後端部にそれぞれ二対4輪の全方向自在車輪を配置しその中間部には一対2輪の中間車輪を配置し、ネスティング時にはパレットを上方に回動させる動きに応じて前記一対2輪の中間車輪を、前記前端部及び後端部に配置した二対4輪の全方向自在車輪よりも上方へ引き上げ、使用時にはパレットを下方に回動させる動きに応じて、前記中間車輪を、下方へ押し下げる構成を有する運搬用台車において、使用時にはパレットを下方に回動させる場合に、パレットと台枠部との衝撃を吸収するために、当該パレットと台枠部との間に衝撃吸収部を介在させるとともに、少なくとも前記衝撃吸収部の一部を介して、外筒部を押し下げて当該外筒部に固定された車台に配置された前記中間車輪を下方へ押し下げ、ネスティング時には、パレットを上方に回動させることにより少なくとも前記衝撃吸収部の一部を介して、外筒部を押し上げて、当該外筒部に固定された車台に配置された前記中間車輪を上方へ押し上げることにより、前記中間車輪をパレットの動きに応じて上下動可能にするという手段を講じたものである。
上記構成を有する運搬用台車は、その前端部及び後端部にそれぞれ二対4輪の全方向自在車輪を配置しその中間部には一対2輪の中間車輪を配置した運搬用台車における前記中間車輪を上下動する機能を、少なくとも前記衝撃吸収部の一部を介して行わせることにより、使用者がパレットを自由落下に近い速度で回動しても、その落下の衝撃を前記衝撃吸収部が吸収して、衝撃音が軽減されるのみならず、中間車輪を上下動する機構を、あまり部品点数を増加させることなく実現することができる。
前記の課題を解決するため、本発明は、衝撃吸収部を、少なくとも連結部接続軸と、連結部と横軸とリンク部材とバネで構成し、パレットにより前記連結部接続軸および連結部を介して、横軸によってリンク部材を押圧し、バネが収縮することで衝撃を吸収するという手段を講じたものである。
上記のように構成された衝撃吸収部は比較的簡単なものなので、耐久性に富みいたずらにコストをアップさせることなく衝撃を吸収することができる運搬用台車を提供することができる。
前記の課題を解決するため、本発明は、衝撃吸収部を、少なくとも当接部と内部および内部片、外部、ばねで構成し、かつパレットにより当接部および内部片を介して内部を押圧することによって、バネが収縮することで衝撃を吸収するという手段を講じたものである。
上記のように構成された衝撃吸収部は耐久性に富みいたずらにコストをアップさせることなく衝撃を吸収することができる運搬用台車を提供することができる。
本発明ではネスティング状態から、使用時に移行する場合において、パレットの上に商品を載置するために、ネスティング状態においてほぼ直立に立てかけられていたパレットを、ほぼ水平状態すなわち下方へ回動させる場合に、該パレットが、台枠部に衝突する時における衝撃及び衝撃音を可及的に軽減することができる。また他の課題は、部品点数を低減することで上記運搬用台車の製造原価をも低減することである。また、運搬用台車の前端部及び後端部にそれぞれ二対4輪の全方向自在車輪を配置しその中間部には一対2輪の中間車輪を配置した前記運搬用台車における前記中間車輪を上下動する機能を、衝撃吸収部を通じて行わせることができるので、中間車輪を上下動する機構を、部品点数を増加させることなく実現することができる。また、衝撃吸収部を付加したとしても、それほど部品点数が増えることがないので構造が複雑とならず故障の原因が少なく耐久性に富むものである。
以下図示の実施形態を参照して本発明をより詳細に説明する。図1はネスティング時の運搬用台車であり、Aは、運搬用台車の左側面図である。Bは、運搬用台車の正面図である。Cは、運搬用台車の右側面図である。図2は、使用時の運搬用台車であり、Aは、運搬用台車の左側面図である。Bは、運搬用台車の正面図である。Cは、運搬用台車の右側面図である。図3におけるAは、ネスティング時における運搬用台車の衝撃吸収部の拡大正面図である。Bは、ネスティング時における運搬用台車の衝撃吸収部の拡大側面図である。図4におけるAは、使用時における運搬用台車の衝撃吸収部の拡大正面図である。Bは、使用時における運搬用台車の衝撃吸収部の拡大側面図である。図5におけるAは、ネスティング時における運搬用台車の支柱と外筒部の拡大正面図である。Bは、使用時における運搬用台車の支柱と外筒部の拡大側面図である。図6におけるAは、止め部材の平面図であり、Bは、止め部材の正面図である。図7は、第2実施例におけるネスティング時の運搬用台車であり、Aは、運搬用台車の左側面図である。Bは、運搬用台車の正面図である。Cは、運搬用台車の右側面図である。図8は、第2実施例における使用時の運搬用台車であり、Aは、運搬用台車の左側面図である。Bは、運搬用台車の正面図である。Cは、運搬用台車の右側面図である。図9におけるAは、第2実施例におけるネスティング時の運搬用台車の衝撃吸収部の拡大正面図である。Bは、第2実施例におけるネスティング時の運搬用台車の衝撃吸収部の拡大側面図である。図10におけるAは、第2実施例の使用時における運搬用台車の衝撃吸収部の拡大正面図である。Bは、第2実施例の使用時における運搬用台車の衝撃吸収部の拡大側面図である。図11におけるAは、第2実施例の外筒部と内部の平面図である。Bは、第2実施例の外筒部と内部の正面図である。Cは、第2実施例の外筒部と内部の底面図である。Dは、第2実施例の外筒部と内部の右側面図である。図12におけるAは、第2実施例の支柱と外部の平面図である。Bは、第2実施例の支柱と外部の側面図である。
運搬用台車10は、すくなくとも前枠部20と後枠部50と前端部55と後端部65および車台80を有する台枠部85と、ブレーキロック装置60、中間部70およびパレット90を具備し、前記台枠部85における前端部55の底面には360度全方向自在に回転することができる回転部56、56を介して車輪57、57が取り付けられている。また前端部55の前面に、台車の追突による衝撃を吸収するためクッション58、58が取り付けられている。また、前記台枠部85における後端部65の底面においても360度全方向自在に回転する回転部66、66を介して車輪67、67が取り付けられている。さらに、後端部65の後面についても同様に衝撃を吸収するためクッション68、68が取り付けられている。尚、パレット90には、回動板27、27が、接続され一体となっているが、パレット90においては回動板27、27を有する場合あるいは有しない場合いずれもパレットに含まれる。
中間部70は、取り付け部71及び中間車輪72からなり、中間車輪72、72が取り付け部71、71を介して車台80に取り付けられている。すなわち、前記運搬用台車10の前端部55及び後端部65の底面に配置した二対4個の車輪57、57、67、67および前記中間車輪72、72を有するいわゆる6輪台車であり、これらをすべてキャスターとすることもできる。ここで、キャスターとは、車輪軸に対して、定められた角度の軸周りを自由に旋回する車輪のことを意味するものである。ただし、その中間部70における中間車輪72、72は、運搬用台車における長手方向の1方向のみに旋回方向を固定することが可能な車輪を取り付けることができる。また、ブレーキ装置60は、前記中間車輪72、72の回転をロックすることが可能で、ブレーキ操作手段61及びブレーキ手段62から構成される。尚、上記ブレーキ装置60はすでに公知である。
前枠部20は、主軸21と外枠22と複数の横箋部23とからなる略はしご状を呈する。外枠22は、その上部はほぼ垂直上方に延び、また下部はほぼ水平方向に折り曲げられる。前記外枠22の下部において、当該外枠22における水平方向に折り曲げられた部分は、主軸21に固定されている。また、外枠22の垂直部分には横箋部23が複数固定されている。主軸21は、前記外枠22の水平部分および一部の横箋部23と固定されている。また主軸21は、前端部55の中央部からほぼ垂直上方に立設してなる支柱部29の内側に嵌合されボルト29aで、固定されている。尚、図3A、B、図4A、Bにおいて車輪と回転部とクッションは省略している。
また、後枠部50についてもほぼ同様の構成であり、主軸51と外枠52と複数の横箋部53とからなる略はしご状の形状を呈する。外枠52は、その上部をほぼ垂直上方に延び、また下部はほぼ水平方向に折り曲げられる。前記外枠52の下部において水平方向に折り曲げられた部分は、主軸51に固定されている。また、外枠52の垂直部分には横箋部53が複数固定されている。主軸51は、前記外枠52の水平部分および一部の横箋部53と固定されている。また主軸51は、後端部65の中央部からほぼ垂直上方に立設してなる支柱部59の内側に嵌合されボルト59aで、固定されている。
車台80は、断面形状が口の字状の中空構造を有する部材で構成されている。本実施例では断面形状が口の字状の中空構造を有する部材は1つであるが強度を確保するために上記部材を複数並列に配置しても好ましい。この車台80に、後枠部50と、後端部65及び中間部70が配置されている。また、運搬用台車10は前端部55の中央部からほぼ垂直上方に立設してなる支柱部29を有していることはすでに述べているが、この支柱部29の外側に外筒部42が配置されている。すなわち、外筒部42は、上方及び下方に貫通する開口部43、44を有しているが、その開口部43、44の内側に前記支柱部29が配置されている。また、車台80に対しては、外筒部42における開口部43、44が略垂直上下方向を向くように当該車台80に、前記外筒部42が固定されている。
外筒部42は、支柱部29に対して、上下動可能に配置されている。また、支柱部29は前端部55の中央部において垂直上方に立設されている。従って、前端部55に固定されている支柱部29に対して、外筒部42が上下動可能に移動し、外筒部42に固定されている車台80も、外筒部42の上下する動きに応じて後端部65に配置されている車輪67、67を支点として中間車輪72、72を上下動できるように構成されている。すなわち、外筒部42が上下動することによって、車台80に配置された前記中間車輪72、72を上方へ押し上げたり下方へ押し下げたりすることができる(図1、図2の中間車輪72参照)。また、外筒部42は、支柱部29の間にスペーサー45を配置することができる。尚、後述する第2実施例の外筒部42′も同様に車台80に対して開口部43、44が略垂直上下方向を向くように当該車台80に固定され、外筒部42′が上下動することによって、車台80に配置された前記中間車輪72、72を上方へ押し上げたり下方へ押し下げたりすることができることは、前記外筒部42と同様である(図7、図8の中間車輪72参照)。また、スペーサー45についても同様である。
第1実施例と第2実施例の相違は、衝撃吸収部30と30′の構成の相違であり、その他の点は、ほぼ同様である。第1実施例における衝撃吸収部30は、パレット90と台枠部85との間に介在されている。すなわち、パレット90には回動板27、27を有する場合あるいは有しない場合いずれもパレットに含まれるので、前記衝撃吸収部30は、前記前端部55を有する台枠部85と、パレット90の間に配置されている。また、衝撃吸収部30はおおむね、連結部接続軸31、31と、連結部32、32と横軸33とリンク部材34とバネ36とを備えている。すなわち連結部接続軸31、31と、連結部32、32と横軸33とリンク部材34とバネ36を具備し、パレット90に接続された回動板27、27により連結部接続軸31、31および連結部32、32を介して、横軸33がリンク部材34を押圧し、バネ36が収縮することで衝撃を吸収し衝撃音の発生を軽減することができる。バネ36は前記リンク部材34と止め部材37の間に配置されている。
接続部25、25は、前枠部20の下部に配置される。回動板27、27の一端27a、27aはパレット90と接続され、上述のとおりパレット90と回動板27、27が一体となっている。また、回動板27、27における他端27b、27bに軸受け27c、27cが配置されている。前記軸受け27c、27cに配置されている回動板連結軸26、26によって、接続部25、25と回動板27、27が回動可能に接続されている。また、回動板27、27に、連結部接続軸31、31の一端が、固定されている。連結部接続軸31、31の一端は前記のとおり、回動板27、27に固定されているが、他端は、連結部32、32の一端の孔32a、32aに回動可能に配置され、連結部32、32の他端の孔32b、32bは、横軸33に回動可能に配置されている。従って、横軸33の両端部はそれぞれ連結部32、32の他端の孔32b、32bに回動可能に挿入され、該横軸33の中央付近で、後述するリンク部材34における中空な横軸受34aに回動可能に挿入されている。
リンク部材34は、横軸受34aに、縦軸34bを固定したほぼT字状を呈するものである。縦軸34bは、中空のカラー35およびバネ36に挿入されている。カラー35は、バネ36の長さによって省略可能である。すなわち、縦軸34bの長さに対応したバネを選択すれば、必ずしもカラー35は必要ではない。縦軸34bは、該縦軸34bの径よりわずかに大きい止め部材37の孔部37aに、上下動可能に挿入されている。従って、孔部37aより、外径が大きなバネ36を配置することにより、バネ36の上端部は前記カラー35によりその移動が制限され、バネ36の下端部は止め部材37によって、移動が制限される。従って、リンク部材34が上下することによって、バネ36が収縮する。従ってそれにより衝撃を吸収し衝撃音の発生を軽減することができる。なお、バネ36はコイルバネが好ましい。
リンク部材34は、カラー35およびバネ36とともに、主軸21の内側に配置されているが、その主軸21は支柱部29の内側に収納されている。さらに支柱部29は、外筒部42の内側に配置されている。従って、外筒部42の内側に、支柱部29が配置され、支柱部29の内側に主軸21が配置され、その主軸21の内側にリンク部材34および、カラー35、バネ36が配置されている。図5においては、主軸21と、外筒部42と、それに接続された車台80を示し、リンク部材34等の内部構造及びパレット90を省略している。主軸21の両側面には縦に長い長孔21a、21aが開けられている。支柱部29の両側面にも縦に長い長孔29a、29aが開けられ、前記長孔21a、21aと当該長孔29a、29aは、その位置および大きさが、ちょうど重なるように配置されている。また外筒部42の両側面には、横軸33の径よりわずかに大きい径を有する円形の孔42a、42aが開けられている。
横軸33は、主軸21の両側面に配置されている長孔21a、21a、支柱部29の両側面に配置されている長孔29a、29aおよび、外筒部42の両側面に配置されている円形の孔42a、42aに挿入されている。また、横軸33は、前記連結部32、32の他端の孔32b、32bに接続されていることはすでに述べたとおりである。
この状態で、パレット90上に商品等を載置するために当該パレット90を直立状態から使用時における水平状態に回動する(図1、図2)。当該パレット90の水平状態への回動によって、連結部接続軸31、31が徐々に、高い位置から低い位置に移行する。それに伴い連結部32、32が下降して横軸33を押し下げる。
すなわち、横軸33は、主軸21の長孔21a、21a、支柱部29の長孔29a、29aにおいて、その長孔29aの最上部29Hから最下部29Lに移動する。なお、主軸21の長孔21aと支柱部29の長孔29aは一致するため、長孔21aの最上部および最下部は図示しない(図5A、B参照)。
この場合主軸21および支柱部29の内部では、横軸33の下降に伴ってリンク部材34の横軸受34aも下降し、止め部材37の孔37aに挿入されている縦軸34bがさらに下降するが、バネ36の上端部はカラー35に接触し、前記バネ36の下端部は、止め部材37に接しているために、横軸33を押し下げる動きによってばね36が圧縮されることで、パレット90を使用時である水平状態に回動するときの衝撃を吸収することができる。従って、上記のとおり台枠部85は、少なくとも前枠部20、後枠部50、前端部55、後端部65、車台80を有するものであるので、第1実施例の衝撃吸収部30は、前端部55に配置されており、パレット90と回動板27は一体であるので、パレット90と台枠部85との衝撃を吸収するためにパレット90と台枠部85の間に衝撃吸収部30が介在しているのである。
パレット90を直立状態から使用時における水平状態すなわち下方へ回動するとき、外筒部42の両側面には、上述のとおり円形の孔42a、42aが開けられており、当該孔42a、42aの径よりわずかに小さい径の横軸33が挿入されているために、横軸33と孔42a、42aの相対位置はほとんど変化しない。しかしながら、外筒部42の内部において、支柱部29の長孔29a、29aに挿入されている横軸33は押し下げられるので、当該横軸33が長孔29aの最上部29Hから最下部29Lに移動する。従って、外筒部42全体が、高い位置42Hから低い位置42Lへ移動することになる。(図5A、B参照)尚、図5A、Bにおいては、おおむね外筒部42と車台80と主軸21との構成を示しその他の構成は省略している。
外筒部42は、車台80に固定されているために、当該車台80全体の位置が、パレット90を直立状態から使用時における水平状態に回動する動きに同調する。すなわち、パレット90が直立状態の場合において、車輪67、67を支点として中間車輪72、72は、他の二対4個の車輪57、57、67、67が奏する面の位置よりも比較的高い位置に引き上げられており、前記中間車輪72、72は地面とは接しないが(図1B参照) 、パレット90を水平状態にした場合には、外筒部42全体が、高い位置42Hから低い位置42Lへ移動する。外筒部42は、車台80に固定されているために、他の二対4個の車輪57、57、67、67が奏する面と同じ位置に中間車輪72、72下がり、この中間車輪72、72により直進性が担保される(図2B参照)。また、その位置よりも中間車輪72、72を、やや下方に突出することができる。その場合は、中間車輪72、72と車輪57、57、あるいは前記中間車輪72、72と車輪67、67が地面に接する。従って、パレット90が使用時における水平状態にある場合に、直進する方向に固定されている中間車輪72、72が地面に接しているので、この中間車輪72、72により直進性が担保される。
パレット90を使用時における水平状態からふたたび直立状態に回動するとき、前記外筒部42は車台80に固定されているので、パレット90の直立状態すなわち上方への回動により、車台80の外筒部42が引き上げられる。しかしながら上方へ引き上げられるのは、前記外筒部42であり、前記支柱部29は上方へ引き上げられることはない。従って、外筒部42の孔部42a、42aに配置された横軸33も押し上げられて、当該横軸33が長孔29aの最下部29Lから最上部29Hに移動する(図1B、図5A参照)。
前端部55に配置されている車輪57、57は上方へ引き上げられることはないので、床面に対して当該車輪57、57が接触した状態が維持される。また、後端部65に配置された車輪67、67については、車台80の外筒部42が引き上げつつ、当該車輪67、67を支点としている。従って、床面に対して当該車輪67、67は接触した状態が維持され、パレット90を上方に回動させる動きに応じて、車台80に固定された外筒部42が引き上げられることによって、車台80における中間部70に配置された、一対2輪の中間車輪72、72を、前記前端部55及び後端部65に配置した二対4輪の全方向自在車輪57、57、67、67よりも上方へ引き上げることができ、前記中間車輪72、72は床面から離れ上方へ引き上げられる(図1B参照)。従って、少なくとも前記衝撃吸収部30の一部を介して、外筒部42を押し下げて当該外筒部42に固定された車台80に配置された前記中間車輪を72、72下方へ押し下げ、ネスティング時には、パレット90を上方に回動させることにより少なくとも前記衝撃吸収部30の一部を介して、外筒部42を押し上げて、当該外筒部42に固定された車台80に配置された前記中間車輪を72、72上方へ押し上げることにより、前記中間車輪72、72をパレット90の動きに応じて上下動可能にすることができる。
このときに、作業者がパレット90を上方に回動する場合に、衝撃吸収部30におけるバネ36はパレットを上方に回動させるほどの付勢力はないが、常にパレット90を上方に持ち上げようとする力が付勢されているので、パレット90を上方に回動し、ネスティング状態にするためには衝撃吸収部30が無い場合に比べるとあまり力を入れなくても済み、容易にネスティング作業をすることができる。
第2実施例について、運搬用台車10′は前枠部20の下部に、接続部25、25が配置される。また、回動板27、27の一端27a、27aはパレット90と接続され、パレット90と回動板27、27が一体となっている。また、他端27b、27bに軸受け27c、27cが配置され、回動板連結軸26、26により回動板27、27と接続部25、25が回動可能に配置されている。また、運搬台車10′において運搬台車10との相違点は、衝撃吸収部30と30′との相違点を除き、ネスティング規制部材24a、54aを設け、それらが、ネスティング規制受部材24b、54bに接続されている点である。なお、ネスティング規制部材24a、54aおよびネスティング規制受部材24b、54bについてはすでに公知であり、ネスティングの方向を規制するものである。なおネスティング規制部材24a、54aおよびネスティング規制受部材24b、54bについては、上述の第1実施例に追加することもできる。また、第2実施例から、ネスティング規制部材24a、54aおよびネスティング規制受部材24b、54bを取り外すこともできる。また、同じ部材については同じ符号を用いることとしその説明を省略する。従って第1実施例と同様に第2実施例についても、台枠部85は、すくなくとも前枠部20、後枠部50、前端部55、後端部65、車台80を有するものである。
第2実施例における衝撃吸収部30′は、パレット90と台枠部85との間に介在されている。すなわち、パレット90には回動板27、27を有する場合あるいは有しない場合いずれもパレットに含まれるので、前記衝撃吸収部30′は、前端部55を有する台枠部85と、パレット90の間に配置されているのである。また、衝撃吸収部30′はおおむね当接部31′、内部32′および内部片32a′、外部34′、ばね36′を有している。
当接部31′は、内部片32a′の上部に配置され、ボルト33′で固定されている。当接部31′は、衝撃音を和らげるため合成樹脂で製作することが好ましい。また、外部34′は、箱状を呈し、その上部34a′は開口している。また、内部32′も箱状を呈しその下部32C′は開口している。外部34′の開口している上部34a′と内部32′の開口している下部32C′を向かい合わせにして、外部34′の上方から内部32′の下部32C′が挿入され、外部34′の内側で内部32′が上下動可能に嵌合している。軸部35′は、内部32′の孔部32b′の径よりわずかに小であり、該孔部32b′に出没可能に挿入されている。ばね36′はコイルばねが好ましくその径は孔部32b′の径より大である。また、軸部35′は、外部34′の底に固定されている。また、当接部31′と内部片32a′を有する内部32′は、外筒部42′に固定されている。また、外部34′は、前端部25の中央部からほぼ垂直上方に立設してなる支柱部29の脇に配置されている(図12A、B参照)。
このような構成である第2実施例の衝撃吸収部30′において、パレット90上に商品等を載置するために当該パレット90を直立状態から使用時における水平状態に回動する。当該パレット90の水平状態への回動によって、一方の回動板27′の押圧部27a′が、回動し下方に移動するために、該回動板27′の押圧部27a′が、当接部31′を押圧する(図10B参照)。
当接部31′は、上述のとおり内部32′の内部片32a′に配置されているので、
内部片32a′が押圧され、内部32′が下降する。その時、軸部35′は、内部32′の孔部32a′から、さらに露出するが、バネ36′の径は孔部32b′の径より大であるため、内部32′と外部33′の間で当該バネ36′が圧縮され、パレット90を直立状態から、使用時である水平状態に回動するときの衝撃を吸収することができる。従って、上記のとおり台枠部85は、すくなくとも前枠部20、後枠部50、前端部55、後端部65、車台80を有するものであるので、第2実施例の衝撃吸収部30′は、前端部55に配置されており、さらに、パレット90と回動板27は一体であり、パレット90には回動板27、27が含まれる場合があるので、パレット90と台枠部85との衝撃を吸収するためにパレット90と台枠部85の間に衝撃吸収部30′が介在しているのである。
外筒部42′は、車台80に固定されているために、当該車台80全体の位置が、パレット90を直立状態から使用時における水平状態に回動する動きに同調する。すなわち、パレット90が直立状態の場合において、車輪67、67を支点とするので、中間車輪72、72は、他の二対4個の車輪57、57、67、67が奏する面の位置よりも比較的高い位置に引き上げられており、前記中間車輪72、72は地面とは接しないが(図7参照)、パレット90を水平状態にした場合には、外筒部42′全体が、高い位置42H′から低い位置42L′へ移動する。外筒部42′は、車台80に固定されているために、他の二対4個の車輪57、57、67、67が奏する面と同じ位置(図8参照)かあるいはその位置よりも中間車輪72、72が、やや下方に突出するために、中間車輪72、72と車輪57、57、あるいは前記中間車輪72、72と車輪67、67が地面に接する。従って、パレット90が使用時における水平状態にある場合に、直進する方向に固定されている中間車輪72、72が地面に接しているので、この中間車輪72、72により直進性が担保される。
パレット90を、使用時における水平状態からふたたび直立状態に回動するとき、前記外筒部42′は車台80に固定されているので、パレット90の直立方向への回動により、前記外筒部42′が引き上げられるとともに車台80が引き上げられる。しかしながら、前記外筒部42′は前記支柱部29に対して上下動可能に配置されているために、前記外筒部42′が引き上げられるが、前記支柱部29は上方へ引き上げられることはない。従って、前端部55に配置されている車輪57、57は上方へ引き上げられることはないので、床面に対して当該車輪57、57が接触した状態が維持される。また、後端部65に固定された車輪67、67についても、車台80に固定された外筒部42′が引き上げられるものの、当該車輪67、67を支点としているので、床面に対して当該車輪67、67が接触した状態が維持される。従って、パレット90を上方に回動させる動きに応じて、車台80に固定された外筒部42′が引き上げられることによって、外筒部42′全体が、低い位置42Lから高い位置42H′へ移動する。外筒部42′は、車台80に固定されているために、他の二対4個の車輪57、57、67、67が奏する面の位置よりも、中間部70に配置された、一対2輪の中間車輪72、72を、前記前端部55及び後端部65に配置した二対4輪の全方向自在車輪57、57、67、67よりも上方へ引き上げることができ、前記中間車輪72、72は床面から離れ上方へ引き上げられる(図7参照)。従って、少なくとも衝撃吸収部30′の一部を介して、外筒部42′を押し下げて当該外筒部42′に固定された車台80に配置された前記中間車輪を72、72下方へ押し下げ、ネスティング時には、パレット90を上方に回動させることにより、少なくとも前記衝撃吸収部30′の一部を介して、外筒部42′を押し上げて、当該外筒部42′に固定された車台80に配置された前記中間車輪を72、72上方へ押し上げることにより、前記中間車輪72、72をパレット90の動きに応じて上下動可能にすることができる。
このときに、作業者がパレット90を上方に回動する場合に、衝撃吸収部30′におけるバネ36′はパレット90を上方に回動させるほどの付勢力はないが、常にパレット90を上方に持ち上げようとする力が付勢されているので、パレット90を上方に回動し、ネスティング状態にするためには衝撃吸収部30′が無い場合に比べるとあまり力を入れなくても済み、容易にネスティング作業をすることができる。
Aは、ネスティング時の運搬用台車の左側面図。Bは、ネスティング時の運搬用台車の正面図。Cは、ネスティング時の運搬用台車の右側面図。 Aは、使用時の運搬用台車の左側面図。Bは、使用時の運搬用台車の正面図。Cは、使用時の運搬用台車の右側面図。 Aは、ネスティング時における運搬用台車の衝撃吸収部の拡大正面図。Bは、ネスティング時における運搬用台車の衝撃吸収部の拡大側面図。 Aは、使用時における運搬用台車の衝撃吸収部の拡大正面図。Bは、使用時における運搬用台車の衝撃吸収部の拡大側面図。 Aは、ネスティング時における運搬用台車の衝撃吸収部の拡大正面図。Bは、使用時における運搬用台車の衝撃吸収部の拡大正面図。 Aは、止め部材の平面図。Bは止め部材の正面図。 Aは、第2実施例のネスティング時における運搬用台車の左側面図。Bは、第2実施例のネスティング時における運搬用台車の正面図。Cは、第2実施例のネスティング時における運搬用台車の右側面図。 Aは、第2実施例の使用時における運搬用台車の左側面図、Bは、第2実施例の使用時における運搬用台車の正面図。Cは、第2実施例の使用時における運搬用台車の右側面図 Aは、第2実施例におけるネスティング時の運搬用台車の衝撃吸収部の拡大正面図。Bは、第2実施例におけるネスティング時の運搬用台車の衝撃吸収部の拡大側面図 Aは、第2実施例の使用時における運搬用台車の衝撃吸収部の拡大正面図。Bは、第2実施例の使用時における運搬用台車の衝撃吸収部の拡大側面図。 Aは、第2実施例の外筒部と内部の平面図。Bは、第2実施例の外筒部と内部の正面図。Cは、第2実施例の外筒部と内部の底面図。Dは、第2実施例の外筒部と内部の右側面図。 Aは、第2実施例の支柱と外部の平面図。Bは、第2実施例の支柱と外部の側面図。
10 10′ 運搬用台車
20 前枠部
27 回動板
30 第1実施例の衝撃吸収部
30′第2実施例の衝撃吸収部
31 連結部接続軸
31′当接部
32 連結部
32′内部
32a′内部片
33 横軸
34 リンク部材
34′外部
35 カラー
35′軸部
36 36′バネ
42、42′外筒部
50 後枠部
55 前端部
65 後端部
60 ブレーキロック装置
70 中間部
80 車台
85 台枠部
90 パレット

Claims (4)

  1. 車台の前端部及び後端部にそれぞれ二対4輪の全方向自在車輪を配置しその中間部には一対2輪の中間車輪を配置した運搬用台車であって、ネスティング時に上方へ引き上げられていたパレットを使用時は下方へ回動させるときにパレットと台枠部との衝撃を吸収するために当該パレットと台枠部との間に衝撃吸収部を介在させることを特徴とする運搬用台車。
  2. 車台の前端部及び後端部にそれぞれ二対4輪の全方向自在車輪を配置しその中間部には一対2輪の中間車輪を配置し、ネスティング時にはパレットを上方に回動させる動きに応じて前記一対2輪の中間車輪を、前記前端部及び後端部に配置した二対4輪の全方向自在車輪よりも上方へ引き上げ、使用時にはパレットを下方に回動させる動きに応じて、前記中間車輪を、下方へ押し下げる構成を有する運搬用台車において、使用時にはパレットを下方に回動させる場合に、パレットと台枠部との衝撃を吸収するために、当該パレットと台枠部との間に衝撃吸収部を介在させるとともに、少なくとも前記衝撃吸収部の一部を介して、外筒部を押し下げて当該外筒部に固定された車台に配置された前記中間車輪を下方へ押し下げ、ネスティング時には、パレットを上方に回動させることにより少なくとも前記衝撃吸収部の一部を介して、外筒部を押し上げて、当該外筒部に固定された車台に配置された前記中間車輪を上方へ押し上げることにより、前記中間車輪をパレットの動きに応じて上下動可能にすることを特徴とする運搬用台車。
  3. 衝撃吸収部を、少なくとも連結部接続軸と、連結部と横軸とリンク部材とバネで構成し、パレットにより前記連結部接続軸および連結部を介して、横軸によってリンク部材を押圧し、バネが収縮することで衝撃を吸収する請求項1または2記載の運搬用台車。
  4. 衝撃吸収部を、少なくとも当接部と内部および内部片、外部、ばねで構成し、かつパレットにより当接部および内部片を介して内部を押圧することによって、バネが収縮することで衝撃を吸収する請求項1または2記載の運搬用台車。
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