JP2005014760A - キャリーカート - Google Patents

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Abstract

【課題】台板を起伏動作させて、容易にネスティングを行なうことができ、台板の起立時と倒伏時の保持を容易に行なうことができるキャリーカートを提供する。
【解決手段】台車フレーム10の上に2分割された台板60が両端の枢支部80を介して回動可能に配設され、その中央底部に固定キャスター20が取り付けられ、その両端に自在キャスター30が押し下げ可能に設けられる。固定キャスター20は、2つの台板60が倒伏した状態で床面に接地し、台板60が起立したとき、各々の自在キャスター30が床面に接地すると共に固定キャスター20が床面から離れる。各々の台板60には、起立状態を保持するためのフック64が凹部63内に揺動突出可能に設けられる。台板60が倒伏状態から起立状態に回動したとき、フック64が慣性力により前方に傾動して棚枠40に係止される。
【選択図】図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、大型店舗などにおいて商品を運搬、陳列、保管する際に使用され、不使用時にはネスティングが可能なキャリーカートに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、特開平11−334602号公報に記載のキャリーカートが知られている。このキャリーカートは、H字型の台車フレームの上に一枚の台板を載置し、ネスティングの際、台板を長手方向(前後方向)の一端を支点として垂直状態に起立させる操作と連動させて、梃子の作用で支点側の自在キャスターを押し下げ、この自在キャスターの下降によって固定キャスターを床面から浮かせた状態にし、前後の自在キャスターを利用してキャリーカートを横方向(左右方向)へも移動可能とし、ネスティングを可能にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のキャリーカートによると、前後一方の自在キャスターのみを下降させる構成であることから、前後の自在キャスターを床面に接地させたときの台車フレームは、それまで床面に対し平行状態であったにもかかわらず傾斜状態となる。このため、すべてのキャリーカートの台車フレームの傾斜状態を一致させないとネスティングが不可能となり、キャリーカートの前後方向の向きを考慮した煩雑な作業が要求されるという問題があった。
【0004】
また、前後一方の自在キャスターのみを下降させる構成であることから、この自在キャスターの下降ストローク量を大きな値に設定する必要があり、さらに、この自在キャスターを下降させる機構が比較的複雑であるという問題があった。さらに、一枚の台板を起立状態にしていることから、ネスティングした複数台のキャリーカートを保管場所などに移動させる際に、起立状態の台板が視界の妨げとなって前方が見づらいという問題もあった。
【0005】
さらに、この種のキャリーカートの台板は、ネスティング時に起立させた状態となるが、台板を起立状態に保持する機構がないため、台板を紐や鎖で固定するという煩雑な作業を必要とする課題があった。また、キャリーカートの使用時には、台板を台車フレーム上に倒伏した状態とするが、その際の台板は単に台車フレーム上に載置されるだけであるため、カートの使用時に振動などが発生すると、台板がフレーム上でがたつき異音を生じる課題があった。
【0006】
本発明は、上記のような点に鑑みなされたもので、台板を起伏動作させて、容易にネスティングを行なうことができ、台板の起立時と倒伏時の保持を容易に行なうことができるキャリーカートを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1のキャリーカートは、ネスティング可能な形状を有する台車フレームと、台車フレームの前後方向のほぼ中央部底面に装着された固定キャスターと、台車フレームの前端部底面及び後端部底面に、それぞれ自在キャスター昇降機構を介して取り付けられた自在キャスターと、台車フレーム上に枢支部を介して起伏可能に載置され、前後方向に2分割された観音開き式の台板と、各々の台板の枢支部に設けられ、台板の起立時、台板の回動に連動して自在キャスターを押し下げる自在キャスター昇降機構と、を備え、固定キャスターは、2つの台板が倒伏した状態で床面に接地し、台板が起立したとき、各々の自在キャスターが床面に接地すると共に固定キャスターが床面から離れるよう構成されたキャリーカートであって、各々の台板には、起立状態を保持するためのフックが凹部内に揺動突出可能に設けられ、台板が倒伏状態から起立状態に回動したとき、フックが慣性力により前方に傾動して棚枠に係止されることを特徴とする。
【0008】
また、上記請求項1のキャリーカートにおいて、請求項2のように、上記のキャリーカートの自在キャスター昇降機構は、台車フレーム側に設けられた鉛直筒状部と、自在キャスターを保持する自在キャスター保持部材に設けられ、前記鉛直筒状部の内壁面により案内されながら上下方向のみ移動可能に該鉛直筒状部に収容される昇降部と、前記昇降部の側壁部から突出した水平昇降軸部と、前記鉛直筒状部の側壁部に形成され、前記水平昇降軸部が挿通される上下方向の長孔と、前記鉛直筒状部の側壁部に設けられ、前記長孔の近傍上方に位置する水平固定軸部と、前記水平昇降軸部に回転自在に外嵌された回転軸部、及び、前記回転軸部と前記台板との間に設けられた湾曲プレート部を有する回動アームと、を備え、前記各々の台板内に、該台板の倒伏時、台車フレームの一部を挟持する挟持部を設けて構成とすることができる。
【0009】
【作用】
上記構成のキャリーカートは、商品搬送などの使用時には、前後両側の台板をその枢支部を介して下に回動させ、台車フレーム上に倒伏させて使用する。このとき、台車フレームの前後に設けた自在キャスターが台車フレームに対し上昇するため、固定キャスターが床面に接地し、前後何れかの自在キャスターが接地して、4輪で走行可能となる。また、請求項2のように、各々の台板の内側または底部に、台板の倒伏時、台車フレームの一部を挟持する挟持部を設けた場合には、台板の底部の挟持部が台車フレームを挟持して保持されるため、カートの使用時に振動などが発生しても、台板のがたつきによる異音の発生は防止される。
【0010】
一方、カートの使用後にネスティングを行う場合、前後両側の台板を両端の枢支部を介して各々上方に回動させ、起立させる。このとき、台板の回動端である垂直位置で台板が棚枠に当った際、台板の凹部内に収納されていたフックがその慣性力により前方に傾動して、棚枠にフックが自動的に係止され、台板は起立状態を保持する。
【0011】
また、この台板の起立動作に伴い、両端の自在キャスターが下側に押し下げられて床に当接し、相対的に中央の固定キャスターが上昇し床から離れる。この状態で、カートは両側の自在キャスターによって支持され自在に走行可能な状態となり、カートを前後左右方向に移動させて、複数のキャリーカートをその横方向に寄せて合わせるようにしてネスティングを行なうことができる。
【0012】
さらに、上記のように、台板の凹部内に揺動突出可能に収納されたフックは、その自重または慣性力により揺動可能であり、台板の回動端で自動的に突き出して棚枠に係止されるため、コイルばねなどの付勢手段を設けずに、少ない部品点数で、簡単に台板の起立状態を保持することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るキャリーカートの台板倒伏時の斜視図、図2は、同キャリーカートの台板起立時の斜視図を示している。
【0014】
図1、2に示すように、キャリーカートは、平面視を略H字型とした台車フレーム10を備え、台車フレーム10の前後方向のほぼ中央部底面に固定キャスター20が装着され、また、台車フレーム10の前端部底面及び後端部底面に、それぞれ自在キャスター30が装着されている。
【0015】
台車フレーム10は、前後及び中央に3つの横フレーム11を有し、前後の横フレーム11は、図3〜図5に示すように、下方へ開口した長方形箱型に形成されている。横フレーム11の上面中央には矩形筒形の棚枠保持部12が垂直に固着されており、この棚枠保持部12の内部に上方から棚枠40の基部71が挿入され、ねじ50によって固定されている。
【0016】
また、棚枠保持部12には、横フレーム11の上面から離れて台車フレーム10の縦フレーム13の端部が水平方向から付き合わされ固着されている。縦フレーム13の中央部は、中央の横フレーム11の上面側に固着されている。このように台車フレーム10は、横フレーム11の上方に縦フレーム13が位置する構成であることから、台車フレーム10の横方向(左右方向)から他のキャリーカートの台車フレーム10を隣接して合わせるように、ネスティングを行なうことができる。
【0017】
台車フレーム10上には、前後方向に2分割された観音開き式の台板60が、その両側端部を枢支部80により枢支されて、中央部を上方に開くように回動可能に保持され、起伏可能に載置されている。各台板60の底面には凹部61が形成されており、倒伏時、この凹部61に縦フレーム13が入り、各台板60の左右端部が横フレーム11の上面に載置される。また、台板60の底部の凹部61内には、縦フレーム13を挟持するための挟持部62が設けられ、台板60を倒伏状態としたとき、挟持部62が縦フレーム13を挟持して、カートの使用時における台板60のがたつきを防止している。
【0018】
また、台板60には開口部状の凹部63が設けられ、その凹部63内に、台板60の起立時にその状態を保持するためのフック64が配設されている。フック64は、図8に示すように、略くの字形状の本体の先端に鈎部を設けて形成され、その末端部には凹部63内の軸受部65に支持される軸部64aが設けられている。
【0019】
そして、このフック64は、図9、図10に示すように、台板60の凹部63内に挿入され、その末端の軸部64aが軸受部65に回動自在に支持され、フック64は、その自重または慣性力により揺動可能に支持されている。つまり台板60を起立動作させたとき、その慣性力によりフック64が前方に回動(傾動)し、その先端の鈎部が棚枠40に係止されるように構成される。
【0020】
さらに、各台板60を枢支する枢支部80には、台板60の起伏動作(回動動作)に応じて自在キャスター30を昇降させる自在キャスター昇降機構70が設けられている。自在キャスター昇降機構70は、台車フレーム10と棚枠40の下部に固定された鉛直筒状部71を有し、本実施例の鉛直筒状部71は、棚枠40の基部として構成される。鉛直筒状部71の内部には、鉛直筒状部71の内壁面に案内されながら上下方向のみ移動する昇降部72が上下摺動可能に収容されている。図3に示すように、この昇降部72は、断面略コ字状に筒形に形成され、昇降可能である。昇降部72の下端は、上方へ開口した長方形箱型の自在キャスター保持部材73の上面に、溶接等により固着されている。
【0021】
自在キャスター保持部材73は、図3に示すように、下方へ開口した長方形箱型の横フレーム11の内部に、下方から部分的に挿入されており、自在キャスター保持部材73は、横フレーム11に対して上下動可能である。さらに、図3のように、昇降部72の上側壁部には水平昇降軸部74が貫通して装着されている。つまり、水平昇降軸部74は、昇降部72の左右側壁部に形成された貫通穴72aに挿通され、止め金で固定されて装着される。
【0022】
図3のように、鉛直筒状部71の左右側壁部には、上下方向の長孔75が形成されており、この長孔75に水平昇降軸部74が挿通されている。さらに、鉛直筒状部71の左右側壁部には、長孔75の近傍上方位置に水平固定軸部76が取り付けられている。この水平固定軸部76は、鉛直筒状部71の左右側壁部に形成された貫通穴71aに挿通され、止め金76aにより固定されている。水平昇降軸部74と台板60の枢支部80との間に、回動アーム77が設けられている。
【0023】
回動アーム77は、図3〜図5に示すように、その基部に、水平昇降軸部74に回転自在に外嵌された回転軸部78を有し、水平昇降軸部74を軸に回動可能である。回転軸部78は、円筒部材により形成され、回転軸部78の上端には、クランク形に湾曲した湾曲プレート部79の一端が溶接等により固着されている。
【0024】
つまり、湾曲プレート部79は、回転軸部78から水平に伸びた水平部と、この水平部から下方へ略直角に曲折した湾曲部79aとを有してクランク形に形成され、この回動アーム77が上方に回動されたとき、その湾曲部79aが上昇して水平固定軸76に当接する。そして、さらに回動アーム77の上方への回動により、水平昇降軸74が相対的に下方への押下力を受け、下方に移動する構造である。
【0025】
なお、図1及び図2における符号90は、固定キャスター20に対するブレーキ部材、91は、ブレーキをかける際に踏まれるブレーキペダル、92は、ブレーキを解除する際に踏まれる解除ペダルである。
【0026】
次に、上記のように構成されたキャリーカートの動作を説明する。このキャリーカートは、商品などを載置して搬送などに使用する場合、図1のように、両側の台板60を台車フレーム10上に倒伏状態とする。
【0027】
このとき、カートの略全体の荷重はほぼ固定キャスター20にかかるが、自在キャスター30の位置は自在キャスター保持部材73、昇降部72、水平昇降軸74と共に長孔75の範囲内で、台車フレーム10に対し上下動可能な状態にあるから、台車フレーム10、棚枠40などの荷重がカートの両端の横フレーム11にかけられた場合、何れか一方の端部の自在キャスター30が床面に当接し、自在キャスター30などは床からの力を受けて台車フレームに対しその位置が上がる。
【0028】
つまり、自在キャスター30は、床からの力を受けて、自在キャスター保持部材73、昇降部72、水平昇降軸74などの部材と共に台車フレーム10に対し上昇し、水平昇降軸74は図6のように、長孔75の上端に位置する。このとき、キャリーカートは、その固定キャスター20が床面に接地しており、前後いずれかの自在キャスター30を接地させることにより、固定キャスター20とともに4輪車となって移動可能となる。台板60は台車フレーム10上に倒伏した状態で、その内側に挟持部62が縦フレーム13を挟持するため、台板60にガタツキは生じず、カートの走行時に振動が生じても、がたつきによる異音が生じることはない。
【0029】
一方、キャリーカートの使用後にネスティングする場合には、図2に示すように、両側の台板60を台車フレーム10上で起立させる。即ち、台板60を持ち上げ棚枠40に向けて略90度回転させる操作を開始すると、その枢支部80の回動アーム77の回転軸部78が、水平昇降軸部74周りで回動し、先ず、湾曲プレート部79の湾曲部79aが水平固定軸部76に当接する状態となる。
【0030】
そして、回動アーム77の回動と共に、湾曲部79aが水平固定軸部76を押圧し、この押圧力の反力として、水平昇降軸74が水平固定軸部76から押下力を受け、自在キャスター30が自在キャスター保持部材73、昇降部72、水平昇降軸74と共に、下方に押し下げられる。図5、図7のように、自在キャスター30が下降端まで押し下げられると、回動アーム77の湾曲プレート部79の水平部が水平固定軸部76に当接した状態となり、台板60は起立位置に到達して、安定状態となり、自在キャスター30は下降端位置に達する。この自在キャスター30の押し下げ動作つまり下降動作によって相対的に台車フレーム10が持ち上げられ、固定キャスター20は床面から浮いた状態となる。
【0031】
一方、起立状態となった台板60は、その回動端で、凹部63内のフック64がその慣性力により、自動的に前方に傾動して、図10に示すように、棚枠40の水平部に係止され、台板60の起立状態は安定して保持される。また、キャリーカートは、両端の自在キャスター30のみによる4輪車となり、前後左右いずれの方向へも移動可能となる。
【0032】
したがって、カートの使用後にネスティングを行う場合には、カートを左右横方向につまり真横に簡単に移動させて、複数のカートをその縦フレームを隣接させて寄せるようにして、容易にネスティングを行なうことができる。また、台車フレーム10上の2枚の台板60は、2分割されて枢支されるため、起立状態としたとき、その高さを低くすることができ、一枚の台板を設けたカートに比べ、カートを押して移動させる際の前方視界を良くすることができる。また、2枚の台板60の回動によって押し下げられる自在キャスター30のストロークは、一枚の台板の場合より少なくてよく、容易にネスティングの可能な状態とすることができる。
【0033】
一方、ネスティング状態にあるキャリーカートを使用する場合は、台板60のフック64を棚枠40から外し、起立状態にある台板60を下方に回動させて倒伏させる。このとき、フック64は、その自重で棚枠40に係止されているのみであるから、少し上にフックを持ち上げて凹部63内に戻すだけで係止を容易に外すことができる。台板60を台車フレーム10上に倒伏させると、自在キャスター30が上方位置に持ち上がられ、相対的に固定キャスター20が床に当接して、搬送可能な状態となる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のキャリーカートによれば、台車フレーム上の2分割された両側の台板を起立動作させ、両端の自在キャスターを床上に押し下げて、中央の固定キャスターを相対的に持ち上げて床から離し、4輪の自在キャスターのみにより前後左右自在に走行可能として、容易にネスティングを行なうことができる。また、台板の凹部内に揺動突出可能に収納されたフックは、その自重または慣性力により揺動可能であり、台板の回動端で自動的に突き出して棚枠に係止されるため、コイルばねなどの付勢手段を設けずに、少ない部品点数で、簡単に台板の起立状態を保持することができる。また、請求項2のように、各々の台板内に、台板の倒伏時、台車フレームの一部を挟持する挟持部を設けた場合には、台板の底部の挟持部が台車フレームを挟持して保持されるため、カートの使用時に振動などが発生しても、台板のがたつきによる異音の発生は防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るキャリーカートの台板倒伏時の斜視図である。
【図2】同キャリーカートの台板起立時の斜視図である。
【図3】自在キャスター昇降機構の分解斜視図である。
【図4】台板倒伏時の自在キャスター昇降機構の斜視図である。
【図5】台板起立時の自在キャスター昇降機構の斜視図である。
【図6】台板倒伏時の自在キャスター昇降機構の断面図である。
【図7】台板起立時の自在キャスター昇降機構の断面図である。
【図8】フックの斜視図である。
【図9】台板の凹部内のフックの断面図である。
【図10】起立した台板の凹部内から突き出した状態のフックを示す断面図である。
【図11】図2における台板のXI−XI拡大断面図である。
【図12】図2における台板のXII−XII拡大断面図である。
【符号の説明】
10 台車フレーム
20 固定キャスター
30 自在キャスター
40 棚枠
60 台板
62 挟持部
63 凹部
64 フック
65 軸受部
70 自在キャスター昇降機構
71 鉛直筒状部
72 昇降部
73 自在キャスター保持部材
74 水平昇降軸部
75 長孔
76 水平固定軸部
77 回動アーム
78 回転軸部(回転軸)
79 湾曲プレート部
80 枢支部

Claims (2)

  1. ネスティング可能な形状を有する台車フレームと、該台車フレームの前後方向のほぼ中央部底面に装着された固定キャスターと、該台車フレームの前端部底面及び後端部底面に、それぞれ自在キャスター昇降機構を介して取り付けられた自在キャスターと、該台車フレーム上に枢支部を介して起伏可能に載置され、前後方向に2分割された観音開き式の台板と、該各々の台板の枢支部に設けられ、台板の起立時、該台板の回動に連動して自在キャスターを押し下げる自在キャスター昇降機構と、を備え、
    該固定キャスターは該2つの台板が倒伏した状態で床面に接地し、該台板が起立したとき、各々の自在キャスターが床面に接地すると共に該固定キャスターが床面から離れるよう構成されたキャリーカートであって、
    該各々の台板には、起立状態を保持するためのフックが凹部内に揺動突出可能に設けられ、該台板が倒伏状態から起立状態に回動したとき、該フックが慣性力により前方に傾動して該棚枠に係止されることを特徴とするキャリーカート。
  2. 前記自在キャスター昇降機構は、台車フレーム側に設けられた鉛直筒状部と、自在キャスターを保持する自在キャスター保持部材に設けられ、前記鉛直筒状部の内壁面により案内されながら上下方向のみ移動可能に該鉛直筒状部に収容される昇降部と、前記昇降部の側壁部から突出した水平昇降軸部と、前記鉛直筒状部の側壁部に形成され、前記水平昇降軸部が挿通される上下方向の長孔と、前記鉛直筒状部の側壁部に設けられ、前記長孔の近傍上方に位置する水平固定軸部と、前記水平昇降軸部に回転自在に外嵌された回転軸部、及び、前記回転軸部と前記台板との間に設けられた湾曲プレート部を有する回動アームとを備え、前記各々の台板内に、該台板の倒伏時、台車フレームの一部を挟持する挟持部が設けられたことを特徴とする請求項1記載のキャリーカート。
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