JP2540530Y2 - 台 車 - Google Patents

台 車

Info

Publication number
JP2540530Y2
JP2540530Y2 JP1992040931U JP4093192U JP2540530Y2 JP 2540530 Y2 JP2540530 Y2 JP 2540530Y2 JP 1992040931 U JP1992040931 U JP 1992040931U JP 4093192 U JP4093192 U JP 4093192U JP 2540530 Y2 JP2540530 Y2 JP 2540530Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
top plate
lower frame
frame
pair
handle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1992040931U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH063772U (ja
Inventor
佐々木洋
河崎淳三郎
Original Assignee
河崎 淳三郎
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 河崎 淳三郎 filed Critical 河崎 淳三郎
Priority to JP1992040931U priority Critical patent/JP2540530Y2/ja
Publication of JPH063772U publication Critical patent/JPH063772U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2540530Y2 publication Critical patent/JP2540530Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handcart (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は荷物を運搬する場合に使
用される台車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の台車は荷物を積む台板の四隅にキ
ャスターが取付けられるとともに、台板の一端部にコ字
状の把手フレームが固定されている。
【0003】
【本考案が解決しようとする課題】従来の台車は、台車
の収納スペースが台板とほぼ同じ大きさのスペースが必
要で、多数個の台車を使用する場所、あるいは製造工場
では大きな保管スペースが必要となる欠点があった。
【0004】本考案は以上のような従来の欠点に鑑み、
小さな収納スペースに多くの台車を収納することができ
るとともに、前方の台車の後部に後方の台車の先端部を
押込むだけで、楽にネスティングすることができる台車
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は先端部よりも後端部の開放側の幅寸法が大
きく形成されたほぼU字状の下部フレームと、この下部
フレームの後端部に下端部が固定され上端部が後方に曲
げられた把手となるほぼコ字状の把手フレームと、前記
下部フレームの先端部の両側部寄りの部位に取付けられ
た一対の前部キャスターと、前記下部フレームの後端両
側部に取付けられた一対の後部キャスターと、前記下部
フレームの上部に位置され先端部が該下部フレームの先
端部より突出しかつ先端部下面に傾斜面が形成された前
記把手フレーム間よりも小幅寸法の天板と、この天板の
後端部を前記把手フレームに回動可能に取付ける取付け
金具と、前記把手フレームの下部寄りの部位に前記下部
フレームの上面との間にわずかな隙間を有するように取
付けられた後方がら他の台車の天板が当接すると該天板
の傾斜面と接触して天板を上方へ押し上げる押し上げバ
ー部材とで台車を構成している。
【0006】
【作用】上記のように構成された台車は前方の台車の後
部に後方の台車の前部を押込むと、後方の台車の天板の
先端部が前方の台車のバー部材によって上方へ押し上げ
られ、前方の台車と後方の台車の下部フレームが当接す
る状態まで入り込む。
【0007】
【本考案の実施例】以下、図面に示す実施例により、本
考案を詳細に説明する。
【0008】図1ないし図7の本考案の第1の実施例に
おいて、1は先端部よりも後端部の開放側の幅寸法が大
きく形成されたほぼU字状の下部フレームで、この下部
フレーム1は角パイプ等を折曲げて形成されたものが使
用されている。
【0009】2は前記下部フレーム1の両後端部に下端
部が下方に突出するように溶接等で固定された把手フレ
ームで、この把手フレーム2は上端部が後方に曲げられ
た把手となる丸パイプ材をほぼコ字状に形成された把手
フレーム本体3と、この把手フレーム本体3のほぼ中央
部に両端部が溶接等で固定されて橋渡された補強バー4
とから構成されている。
【0010】5は前記下部フレーム1の先端部寄りの下
部に溶接等で固定されたキャスター取付け板で、このキ
ャスター取付け板5の両側寄りの部位には自在キャスタ
ー6、6が取付けられている。
【0011】7、7は前記把手フレーム2の両下端部と
前記下部フレーム1の後端部寄りの部位に溶接等で固定
された支持具8、8に固定されたキャスター取付け金具
9、9に回転可能に取付けられたキャスターである。
【0012】10は前記下部フレーム1の上面との間に
わずかな隙間を有するように前記把手フレーム2に橋渡
された天板を上方に押し上げる押し上げバー部材で、こ
の押し上げバー部材10はパイプ材で形成され、両端部
が溶接等によって固定されている。
【0013】11は前記下部フレーム1に支持される合
成樹脂材で成型された天板で、この天板11は先端部が
下部フレーム1の先端部よりも前方に突出するととも
に、前記把手フレーム2の幅寸法よりも小幅寸法に形成
されている。また、天板11の先端下面には傾斜面12
が形成され、後方寄りの部位の両側部には外方へ突出す
るストッパー片13、13が形成されている。
【0014】14は前記天板11を回動可能に前記押し
上げバー部材10に取付けられた取付け金具で、この取
付け金具14は前記押し上げバー部材10に溶接固定さ
れたー対の支持板15、15と、この一対の支持板1
5、15に固定された軸16と、この軸16に回転可能
に取付けられた回動軸17と、この回動軸17の両端部
寄りの部位に溶接固定された一対のアーム18、18
と、この一対のアーム18、18の先端部に溶接固定さ
れた支持バー19と、この支持バー19に溶接固定され
た複数個のビス挿入孔20が形成された複数個のビス2
1で前記天板11に取付けられる取付け板22とで構成
されている。
【0015】上記構成の台車23は図7に示すように、
前方の台車23の後部に後方の台車23の先端部を押込
むと、前方の台車23の押し上げバー部材10に後方の
台車23の天板11の傾斜面12と当接し、後方の天板
11を上方に回動し、前方の台車23の下部フレーム1
と後方の台車23の下部フレーム1とが当接するまで押
込むことができる。
【0016】
【本考案の異なる実施例】次に図8ないし図10に示す
本考案の異なる実施例につき説明する。なお、この本考
案の異なる実施例の説明に当って、前記本考案の第1の
実施例と同一構成部分には同一符号を付して重複する説
明を省略する。
【0017】図8ないし図10の本考案の第2の実施例
において、前記本考案の第1の実施例と主に異なる点
は、下部フレーム1の両後端部にキャスター取付け金具
9、9を固定してキャスター7、7を取付けた点で、こ
のようにしてキャスター7、7を取付けた台車23Aに
しても、前記本考案の第1の実施例と同様な作用効果が
得られる。
【0018】
【本考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考
案にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0019】(1)先端部よりも後端部の開放側の幅寸
法が大きく形成されたほぼU字状の下部フレームと、こ
の下部フレームの後端部に下端部が固定され上端部が後
方に曲げられた把手となるほぼコ字状の把手フレーム
と、前記下部フレームの先端部の両側部寄りの部位に取
付けられた一対の前部キャスターと、前記下部フレーム
の後端両側部に取付けられた一対の後部キャスターと、
前記下部フレームの上部に位置され先端部が該下部フレ
ームの先端部より突出しかつ先端部下面に傾斜面が形成
された前記把手フレーム間よりも小幅寸法の天板と、こ
の天板の後端部を前記把手フレームに回動可能に取付け
る取付け金具と、前記把手フレームの下部寄りの部位に
前記下部フレームの上面との間にわずかな隙間を有する
ように取付けられた後方から他の台車の天板が当接する
と該天板の傾斜面と接触して天板を上方へ押し上げる押
し上げバー部材とで構成されているので、従来の台車と
同様に使用することができる。
【0020】(2)前記(1)によって、天板が回動す
るので、前方の台車の後部より後方の台車の先端部を押
込むことにより、天板が押し上げバー部材によってスム
ーズに押し上げられ、入り込んで下部フレームが当接す
るような状態にネスティングすることができる。したが
って、製造工場での保管場所あるいは多数個使用する流
通センター等での保管場所のスペースが少なくても、多
くの台車を保管収納することができる。また、天板が押
し上げバー部材によってスムーズに押し上げられるた
め、天板の枢支部に大きな力が加わらないので、耐久性
の向上を図ることができる。
【0021】(3)前記(1)によって、部品点数が少
なく、構造が簡単であるので、安価に製造することがで
きる。
【0022】(4)請求項2も前記(1)〜(3)と同
様な効果が得られるともに、取付け金具によって天板を
ネスティング時に上方に持ち上げた状態になるので、ス
ムーズにネスティングさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す側面図。
【図2】本考案の第1の実施例を示す平面図。
【図3】本考案の第1の実施例を示す正面図。
【図4】本考案の第1の実施例を示す背面図。
【図5】本考案の第1の実施例を示す底面図。
【図6】取付け金具の説明図。
【図7】本考案の第1の実施例のネスティング状態を示
す示す側面図。
【図8ないし図10】本考案の第2の実施例を示す説明
図。
【符号の説明】
1:下部フレーム、2:把手フレーム、3:把手フレー
ム本体、4:補強バー、5:キャスター取付け板、6:
自在キャスター、7:キャスター、8:支持具、9:キ
ャスター取付け金具、10:押し上げバー部材、11:
天板、12:傾斜面、13:ストッパー片、14:取付
け金具、15:支持板、16:軸、17:回動軸、1
8:アーム、19:支持バー、20:ビス挿入孔、2
1:ビス、22:取付け板、23、23A:台車。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部よりも後端部の開放側の幅寸法が
    大きく形成されたほぼU字状の下部フレームと、この下
    部フレームの後端部に下端部が固定され上端部が後方に
    曲げられた把手となるほぼコ字状の把手フレームと、前
    記下部フレームの先端部の両側部寄りの部位に取付けら
    れた一対の前部キャスターと、前記下部フレームの後端
    両側部に取付けられた一対の後部キャスターと、前記下
    部フレームの上部に位置され先端部が該下部フレームの
    先端部より突出しかつ先端部下面に傾斜面が形成された
    前記把手フレーム間よりも小幅寸法の天板と、この天板
    の後端部を前記把手フレームに回動可能に取付ける取付
    け金具と、前記把手フレームの下部寄りの部位に前記下
    部フレームの上面との間にわずかな隙間を有するように
    取付けられた後方から他の台車の天板が当接すると該天
    板の傾斜面と接触して天板を上方へ押し上げる押し上げ
    バー部材とからなることを特徴とする台車。
  2. 【請求項2】 先端部よりも後端部の開放側の幅寸法が
    大きく形成されたほぼU字状の下部フレームと、この下
    部フレームの後端部に下端部が固定され上端部が後方に
    曲げられた把手となるほぼコ字状の把手フレームと、前
    記下部フレームの先端部の両側部寄りの部位に取付けら
    れた一対の前部キャスターと、前記下部フレームの後端
    両側部および前記把手フレームの下部両側部に取付けら
    れた一対の後部キャスターと、前記下部フレームの上部
    に位置され先端部が該下部フレームの先端部より突出し
    かつ先端部下面に傾斜面が形成された前記把手フレーム
    間よりも小幅寸法の天板と、前記把手フレームの下部寄
    りの部位に前記下部フレームの上面との間にわずかな隙
    間を有するように取付けられた後方から他の台車の天板
    が当接すると該天板の傾斜面と接触して天板を上方へ押
    し上げる押し上げバー部材と、このバー部材に溶接固定
    された一対の支持板、この一対の支持板に固定された
    軸、この軸に回転可能に取付けられた回動軸、この回動
    軸の両端部寄りの部位に溶接固定された一対のアーム、
    この一対のアームの先端部に溶接固定された支持バー、
    この支持バーに溶接固定された複数個のビス挿入孔が形
    成された複数個のビスで前記天板に取付けられる取付け
    板とからなる天板の後端部を前記把手フレームに回動可
    能に取付ける取付け金具とからなることを特徴とする台
    車。
JP1992040931U 1992-05-22 1992-05-22 台 車 Expired - Lifetime JP2540530Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992040931U JP2540530Y2 (ja) 1992-05-22 1992-05-22 台 車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992040931U JP2540530Y2 (ja) 1992-05-22 1992-05-22 台 車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH063772U JPH063772U (ja) 1994-01-18
JP2540530Y2 true JP2540530Y2 (ja) 1997-07-09

Family

ID=12594252

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992040931U Expired - Lifetime JP2540530Y2 (ja) 1992-05-22 1992-05-22 台 車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2540530Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008001215A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Sanko Co Ltd ネスティング台車

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5055859U (ja) * 1973-09-19 1975-05-27

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5514603Y2 (ja) * 1976-09-09 1980-04-03
JPH0629145Y2 (ja) * 1990-06-01 1994-08-10 淳三郎 河崎 台 車

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008001215A (ja) * 2006-06-22 2008-01-10 Sanko Co Ltd ネスティング台車
JP4662281B2 (ja) * 2006-06-22 2011-03-30 三甲株式会社 ネスティング台車

Also Published As

Publication number Publication date
JPH063772U (ja) 1994-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0662087B2 (ja) 台 車
CN86201755U (zh) 购货用手推车
JP2540530Y2 (ja) 台 車
JP2005014760A (ja) キャリーカート
JP2540744Y2 (ja) 台 車
JP2567973Y2 (ja) コンテナキャリヤ
JPH0629145Y2 (ja) 台 車
JP3810500B2 (ja) ストックカート
JP2004243836A (ja) 台車
JP3120109B2 (ja) 台車のキャスター取りつけ構造
JP3368221B2 (ja) 手押し運搬車
JPH03102375U (ja)
JPH0458477U (ja)
JPH0321326Y2 (ja)
JP2767206B2 (ja) ショッピングカート
JPH077244Y2 (ja) 手押し式運搬台車
JPH11217077A (ja) 運搬用台車
JPH0727976U (ja) ベビーカー
JPH0976916A (ja) 運搬車
JPH0327842Y2 (ja)
JPH0589149U (ja) 台 車
JP3048039U (ja) 運搬用台車
JP3223419B2 (ja) ショッピングカート
JPH10109651A (ja) ストックカート
JPH0527332Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term