JP2008001215A - ネスティング台車 - Google Patents

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Abstract

【課題】台車フレームに対する台板の取付け(より好ましくは取付け及び取外し)が楽で、台板の交換が容易なネスティング台車を提供する。
【解決手段】ネスティング台車は、キャスター付きの台車フレーム10と、その台車フレーム10の後端部付近に設けられた幅方向に延びる取付軸17と、幅方向に延びる取付軸収容溝25及びその取付軸収容溝に連通する連結具受容ポケット30が形成された台板20と、その台板の連結具受容ポケット30に対し挿入される連結具40とを備えている。好ましくは、連結具40は連結具受容ポケット30に対して挿入離脱可能である。台板の取付軸収容溝25と、台板の連結具受容ポケット30に挿入された連結具40とによって保持孔Hが区画される。この保持孔Hに取付軸17を保持することで、台板20が台車フレーム10に対し取付軸17を中心として回動可能に取り付けられる。
【選択図】図9

Description

本発明は、荷物運搬用台車の一種であるネスティング台車に関する。特に、ネスティング台車の台車フレームに台板を回動可能に取り付けるための取付け構造に関する。
従来、金属パイプ等によって台車フレームの主骨格を構成し、その台車フレームの下側にキャスターを取り付け、台車フレームの上側に台板(デッキ板ともいう)を上下回動可能に取り付けたネスティング台車が知られている(特許文献1,2参照)。かかるネスティング台車にあっては、1号台車の後方より2号台車を前方に押し込むことで、1号台車の台板の上に2号台車の台板を乗り上げつつ両台車のフレームを前後に重ね合わせ、これにより二台以上の台車を入れ子(ネスティング)状態にして台車の保管スペースを節約している。
特許文献1はネスティング可能な台車を開示する。特許文献1の第0012〜0014段落の記載によれば、この台車では、下部フレーム1の後端部に立設された左右の把手フレーム2間を水平に橋渡すように押し上げバー部材10が設けられている。そして、この押し上げバー部材10には、取付け金具14を介して天板11(台板)が上下に回動可能に取り付けられている。この取付け金具14は、押し上げバー部材10に溶接固定された一対の支持板15,15と、この一対の支持板間に固定された軸16と、この軸に回転可能に取り付けられた(スリーブ状の)回動軸17と、この回動軸の両端部寄りの位置に溶接固定された一対のアーム18,18と、この一対のアームの先端部に溶接固定された支持バー19と、この支持バーに溶接固定されると共に複数のビス挿入孔が形成された取付け板22とから構成されている。そして、この取付け金具14の取付け板22は複数個のビス21で天板11の下面側に固定されている。
実用新案登録第2540530号公報(実施例、図5〜図7) 特許第2639623号公報(第0011段落、図7)
しかしながら、特許文献1の台板の取付け構造にはいくつかの欠点がある。
第1に、複雑な形態の取付け金具や複数のビスを使用しているので、部品点数が多く、組付け手順が複雑で組付けに長時間を要する。特に、台板(一般にプラスチック製)に破損や変形が生じて交換の必要が生じたときに、ビスの取外し及び再度の取付けといった作業が必要となり、台板の交換がたいへん面倒であった。
第2に、ビス等(ボルト及びナットの類を含む)による螺着構造にあっては、台車使用時の振動によりビスに緩みが生じやすい。このため、時間の経過と共にビスが抜け落ちて台板から取付け金具が脱落し、台車フレームから台板が外れてしまうことがあった。
第3に、取付け金具やビスが金属製であるため、長期使用によって錆を生ずる心配がある。仮に錆を生じた場合、台板の回動に不具合を生じ、台車ネスティング時の操作性や操作感が悪くなるおそれがあった。
本発明の目的は、台車フレームに対する台板の取付け(より好ましくは取付け及び取外し)が楽で台板の交換が容易なネスティング台車を提供することにある。また、長期使用によっても台車フレームから台板が外れ難いネスティング台車を提供することにある。更には、金属部品を使用しないことで、錆に起因する様々な不具合の心配がないネスティング台車を提供することにある。
請求項1の発明は、キャスター付きの台車フレームと、前記台車フレームの後端部付近に設けられた幅方向に延びる取付軸と、幅方向に延びる取付軸収容溝及びその取付軸収容溝に連通する連結具受容ポケットが形成された台板と、前記台板の連結具受容ポケットに対して挿入可能な連結具とを備え、前記台板の取付軸収容溝と、前記台板の連結具受容ポケットに挿入された連結具とによって区画される保持孔に前記取付軸を保持することにより、前記台板が前記台車フレームに対し前記取付軸を中心として回動可能に取り付けられていることを特徴とするネスティング台車である。
この構成によれば、台車フレームの取付軸を台板の取付軸収容溝に収容配置した状況の下、台板の連結具受容ポケットに対し連結具を挿入するという極めて簡単な取付け操作により、台板の取付軸収容溝と、台板の連結具受容ポケットに挿入された連結具とによって保持孔が区画され、それと同時に、取付軸収容溝に予め配置されていた取付軸が当該保持孔に保持される。その結果、台板が台車フレームに対し取付軸を中心として回動可能に取り付けられる。このように本発明によれば、台車フレームに対する台板の取付けが楽で、台板の交換が容易になる。
なお、請求項1において、前記連結具を「台板の連結具受容ポケットに対して挿入離脱可能な連結具」とすることは好ましい。その場合には、台板の連結具受容ポケットに挿入されていた連結具を当該ポケットから離脱させるだけで、台車フレームの取付軸から台板を容易に取り外し可能となる。つまり、台車フレームに対する台板の取付け及び取外しが楽で、台板の交換が容易になる。
請求項2の発明は、請求項1に記載のネスティング台車において、前記連結具は、当該連結具の前記連結具受容ポケットへの挿入方向と略直交する方向に弾性変形可能な弾性舌片を備え、その弾性舌片の一側面には係合部が設けられており、前記連結具受容ポケットを区画形成するポケット構成壁の一部には、前記連結具の弾性舌片の係合部と係合可能な係止部が設けられており、前記連結具の連結具受容ポケットへの挿入時、前記弾性舌片の係合部が前記ポケット構成壁の係止部に係合することで、連結具受容ポケットからの連結具の離脱が防止され、前記弾性舌片をその弾性に抗して変形させて前記弾性舌片の係合部と前記ポケット構成壁の係止部との係合を解除することで、連結具受容ポケットからの連結具の離脱が許容されることを特徴とする。
この構成によれば、連結具の連結具受容ポケットへの挿入時、弾性舌片の係合部がポケット構成壁の係止部に係合することで、連結具受容ポケットからの連結具の離脱が防止される。他方で、弾性舌片をその弾性に抗して変形させて弾性舌片の係合部とポケット構成壁の係止部との係合を解除することで、連結具受容ポケットからの連結具の離脱が許容される。このように本発明では、連結具受容ポケットが形成された台板と、連結具との間の連結は、連結具の弾性舌片の係合部とポケット構成壁の係止部との係合関係に基づくものであるため、必要なときに連結具が連結具受容ポケットから離脱できる余地を残しつつ、連結具の離脱防止を図ることができる。また、連結具の弾性舌片の係合部とポケット構成壁の係止部との係合関係に基づく連結構造(又は離脱防止構造)は、従来例のようなビス等による螺着構造とは異なり、長期使用による緩み等の問題を生じない。従って、本発明によれば、長期使用によって台車フレームから台板が外れる心配がほとんどない。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のネスティング台車において、前記台板及び前記連結具が共にプラスチック製であることを特徴とする。
この構成によれば、台板及び連結具が共にプラスチック製であり、金属部品ではないので、長期使用によって錆を生ずる心配がない。
請求項4の発明は、請求項1,2又は3に記載のネスティング台車において、前記取付軸収容溝は、前記台板の下面側に開口すると共に、その取付軸収容溝に連通する前記連結具受容ポケットは、前記台板の後方側面に開口しており、前記台板の後方側面に開口した連結具受容ポケットに対し前記連結具を後から前に向けて挿入することで、前記台板の取付軸収容溝と、その取付軸収容溝を横断するように挿入配置された前記連結具とによって、前記取付軸を保持すべく幅方向に貫通する保持孔が区画されることを特徴とする。
この構成によれば、台板の後方側面に開口した連結具受容ポケットに対し連結具を後から前に向けてほぼ水平に挿入することで、台板に設けられた取付軸収容溝を横断するように連結具が連結具受容ポケット内に挿入配置される。その結果、台板の取付軸収容溝と、その取付軸収容溝を横断するように挿入配置された連結具とによって、幅方向に貫通する保持孔が区画され、それと同時に、取付軸収容溝に予め配置されていた取付軸が当該幅方向に貫通する保持孔に保持され、台板が台車フレームに対し取付軸を中心として回動可能に取り付けられる。
請求項5の発明は、請求項4に記載のネスティング台車において、前記連結具は板状本体を備え、その板状本体の後端部には、連結具受容ポケットの開口域を閉塞可能なブロック部が設けられており、前記板状本体の上面には、前記台板又は取付軸収容溝の一部との間に前記取付軸を挟み込むための部位が設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、台板の連結具受容ポケットに連結具を挿入した際、連結具の板状本体の後端部に設けられたブロック部によって連結具受容ポケットの開口域が閉塞される。これにより、連結具受容ポケット内での連結具の上下方向変位及び/又は幅方向変位(左右方向変位)が規制され、連結具受容ポケット内での連結具の姿勢が安定する。更に、連結具受容ポケット内での姿勢安定が図られた連結具の板状本体上面に設けられた部位(例えば突部や突条)と、台板の一部(例えばポケット構成壁)又は取付軸収容溝の一部との間に取付軸が挟み込まれることで、取付軸に対する台板の装着安定性が高まり、取付軸を中心とした台板の回動が円滑で安定したものになる。
請求項1〜5のネスティング台車によれば、台車フレームに対する台板の取付けが楽で台板の交換を容易に行うことができる。
請求項2〜5のネスティング台車によれば、連結具の弾性舌片の係合部とポケット構成壁の係止部との係合関係に基づく連結構造(又は離脱防止構造)を採用しているので、従来例のようなビス等による螺着構造とは異なり長期使用による緩み等の問題を生じず、従って、長期使用によって台車フレームから台板が外れる心配がほとんどない。
請求項3〜5のネスティング台車によれば、台板及び連結具が共にプラスチック製であり金属部品ではないので、長期使用によって錆を生ずる心配がなく、錆に起因する様々な不具合の心配がない。
本発明の一実施形態を図面を参照しながら説明する。図1〜図4に示すように、本実施形態のネスティング台車は、台車フレーム10と、台板としてのデッキ板20と、そのデッキ板20に装着される連結具としての二つの連結キャップ40とを備えている。なお、台車フレームは概して金属製であるのに対し、デッキ板20及び連結キャップ40は合成樹脂製(具体的には合成樹脂の射出成形品)である。
特に図3に示すように、台車フレーム10は、断面丸型の金属パイプを略U字状に曲げて形成されたベースフレーム11を有している。ベースフレームの先端部11aはU字の底に相当する閉じた形状をなすのに対し、ベースフレームの後端部11bはU字の頭に相当する開いた形状をなしている。ベースフレームの後端部11bの幅寸法は先端部11aの幅寸法よりも大きく設定され、これによりネスティング時に複数の台車フレーム10を前後に重ね合わせ可能となっている。ベースフレーム11の先端部寄り位置では、ベースフレーム11の左右両側が第1の補強材12によって連結されている。第1の補強材によって連結補強されたベースフレームの下側四隅には、合計4つのキャスターC1〜C4が設けられている。これら4つのキャスターC1〜C4によって、ベースフレーム11は地面(つまり水平な設置面)に対してほぼ平行に支持される。
図1及び図4に示すように、ベースフレーム11の左右の後端部11bには、鉛直方向に延びる左右一対の支持フレーム13が設けられている。左右の支持フレーム13は、両支持フレームの上端部間に水平に架設された握り棒14と、両支持フレームの中程同士の間にそれぞれ水平に架設された第2及び第3の補強材15,16とによって連結されている。これら左右の支持フレーム13、握り棒14、第2補強材15及び第3補強材16により、ベースフレーム11の後端部11bに立設された把手フレームが形成される。
更に、左右の支持フレーム13の下端部付近であって前記ベースフレーム11よりも若干高い位置には、台車フレームの幅方向に延びるように両支持フレーム13間に水平に架け渡された丸棒状の取付軸17が設けられている。この取付軸17は、デッキ板20を上下に回動可能に取り付けるための水平な回動中心軸になるものである。
このように本実施形態における台車フレーム10は、ベースフレーム11、第1補強材12、把手フレーム(支持フレーム13、握り棒14、第2補強材15及び第3補強材16)並びに取付軸17から構成されている。
図1〜図6に示すように、台板としてのデッキ板20は、平面視形状が略矩形状をなすと共に高さ方向に所定の厚みを有する盤状体として形成されている。デッキ板の上面(デッキ面)21は、物品の載置に好都合な概してフラットな面となっている。デッキ板20の下面には、デッキ板の長手方向(前後方向)及び幅方向(左右方向)に延びて格子状をなす複数の補強リブ22が形成されている。これらの補強リブ22により、デッキ板20の剛性及び機械的強度が必要なレベルに確保されている。
図1(A)、図2及び図4に示すように、デッキ板20の後端部には、概して後ろ下がりに傾斜した傾斜面23が形成されている。また、図1(A)及び図3に示すように、デッキ板の前端部24は、概して前上がりに傾斜するように形成されている。デッキ板後端部の傾斜面23とデッキ板前端部24の傾斜形状とは互いに符合しており、それぞれの傾斜に基づく相互ガイド関係によって、第1の台車(前の台車)のデッキ板20の上に、第2の台車(後の台車)のデッキ板20が乗り上げやすくなっている。
図5及び図6に示すように、デッキ板20の後端部付近には、当該デッキ板20の後端縁と平行となるように幅方向に延びる取付軸収容溝25が形成されている。この取付軸収容溝25は、その全体がデッキ板20の下面側に開口すると共に、デッキ板20の左側面から右側面に到る幅方向全体に貫通している。
また、デッキ板20の後端部の左端付近及び右端付近には、左右一対の連結具受容ポケット30が形成されている。各連結具受容ポケット30は、デッキ板20の後方側面26に開口すると共に、デッキ板の後方側面26から長手方向(前後方向)に沿いデッキ板20の奥に向かって水平に広がっている。各連結具受容ポケット30は、デッキ板20の内部で前記取付軸収容溝25を横切っており、当該取付軸収容溝25に連通している。
より具体的には図9(A)に示すように、各連結具受容ポケット30は、その最奥に位置する奥壁部31、デッキ板の上面21につながった天井壁部32、その天井壁部32と略平行な底壁部(33,34)、左右の側壁部35(図9(A)では一つのみ図示)の都合5つのポケット構成壁によって区画形成され、デッキ板の後方側面26に開口した凹部として構成されている。
ここで、左右の側壁部35の各々には、逆U字形状の凹部35aが切り欠き形成され、この逆U字形状の凹部35aには取付軸17が配置される。つまり、逆U字形状の凹部35aは、デッキ板20の幅方向に真っ直ぐに貫通する取付軸収容溝25の一部を構成している。また、底壁部(33,34)は取付軸収容溝25によって前後に分断されている。即ち、当該底壁部は、奥壁部31寄りに位置する奥側底壁部33と、連結具受容ポケット30の開口端(出入口)寄りに位置する出入口側底壁部34とからなっており、奥側底壁部33と出入口側底壁部34との間に取付軸収容溝25が位置している。そして、出入口側底壁部34の取付軸収容溝25に面する端縁34aは、後記連結キャップ40の弾性舌片47の係合突部48と係合可能な係止部として機能するものである。
図7及び図8に示すように、連結具としての連結キャップ40は、平面視形状が概して矩形状をした板状本体41を有している。この板状本体41の長さ(前後長)は前記連結具受容ポケット30の奥行きにほぼ対応し、板状本体41の幅(左右長)は前記連結具受容ポケット30の間口幅にほぼ対応しており、これにより、当該連結キャップ40は連結具受容ポケットの底壁部(33,34)に沿って当該ポケット30内に挿入可能となっている。
連結キャップの板状本体41の後端部上面側には、互いに平行な4つの支持壁42によって支えられたブロック部43が設けられている。このブロック部43は、第一義的には、連結キャップ40を連結具受容ポケット30に挿入したときに当該ポケットの開口域を閉塞可能な部位として機能する。ブロック部43の後面側には、デッキ板後端部の傾斜面23とほぼ同じ傾斜角度を有する傾斜面44が形成されている。また、ブロック部43の前面側においては、前記4つの支持壁42の各々の前端部が、取付軸17の外周面にほぼ対応するように湾曲した湾曲端42aとして形成されている。連結キャップの板状本体41の上面には、合計4条(即ち左端寄りに2条及び右端寄りに2条)のレール状の突条45が形成されている。これら4条の突条45は、前記4つの支持壁の湾曲端42aにそれぞれ連続している。なお、これらのレール状突条45は、デッキ板20又は取付軸収容溝25の一部との間に取付軸17を挟み込むための部位として機能する。
連結キャップの板状本体41の中央には、平面視がコ字状の溝46が形成され、当該コ字状の溝46で囲まれた部分は弾性舌片47となっている。つまり、この弾性舌片47は、その先端部が板状本体41の後端部及び左右端部から切り離されると共に、その基端部が板状本体41の先端部に連結されている。こうして、弾性舌片47の少なくとも先端寄り部分は、板状本体41の上方又は下方に向けて(即ち連結キャップ40の連結具受容ポケット30への挿入方向と略直交する方向に)弾性変形可能となっている。
更に、図8及び図9(A)に示すように、弾性舌片47の下面側には、底面視形状がコ字状の係合突部48が突設されている。このコ字状の係合突部48は、弾性舌片47の先端縁及びその左右側縁に沿った囲い壁状に形成されており、この係合突部48のうち弾性舌片47の先端縁に沿って直立した壁部48aは、連結具受容ポケット30の出入口側奥壁部34の端縁と係合する係止部48aとして機能する。また、係合突部48のうち弾性舌片の左右側縁に沿った部位には、傾斜部48bがそれぞれ形成されている。これらの傾斜部48bは、連結具受容ポケット30内への連結キャップ40の挿入時に、当該ポケットの出入口側底壁部34に摺接して弾性舌片47を次第に押し上げるための押上げガイドとして機能する。
次に、本実施形態の台車の組立て手順及びデッキ板交換手順について説明する。
先ず、台車フレーム10のベースフレーム11の上にデッキ板20を載せる。その際、台車フレーム後端部の取付軸17に対してデッキ板後端部の取付軸収容溝25を係合させる。この係合関係に基づき、台車フレーム10に対してデッキ板20が前後方向に位置決めされる。また、左右の支持フレーム13間に架設されている取付軸17に係合したデッキ板20は、両支持フレーム13によって幅方向(左右方向)への移動を規制される。
続いて図9(A)及び(B)に示すように、デッキ板20の後端部に開口した左右の連結具受容ポケット30の各々に対して、連結キャップ40を後から前に向かって水平に差し込む。即ち、連結具受容ポケットの出入口側底壁部34上を連結キャップの板状本体41を滑らせながら、連結キャップ40を奥壁部31に向けて差し込む。この差し込み操作に伴い、出入口側底壁部34が弾性舌片下側の傾斜部48bに沿って弾性舌片47を次第に押し上げる結果、弾性舌片47が上に反るように変形する。そして、弾性舌片下側のコ字状係合突部48全体が出入口側底壁部34を乗り越えて取付軸収容溝25内に進入すると、上記押上げによって蓄えられた反発力により弾性舌片47が元の状態に戻ると共に、コ字状係合突部の係止部48aが出入口側底壁部の端縁34aに対面接触する形で係合する(図9(B)参照)。
図9(B)の差し込み完了状態では、連結キャップ40の先端部が奥壁部31に近接配置され、且つ連結キャップ40の各支持壁の湾曲端42aが取付軸17に近接配置されることで、押し込み方向(図9では左方向)への連結キャップ40の更なる移動が規制される。そして、取付軸収容溝25内に収容配置された取付軸17の下側に、連結キャップの板状本体41が取付軸収容溝25を横断するように配置される。その結果、取付軸収容溝25と連結キャップ40とによって幅方向に貫通する保持孔Hが区画され、同時に、当該保持孔Hに取付軸17が保持される。
また図9(B)の差し込み完了状態では、連結キャップのブロック部43が連結具受容ポケット30の開口域を完全に閉塞し、ブロック部43の傾斜面44がデッキ板後端部の傾斜面23と整合する。このとき、ブロック部43が連結具受容ポケット30の開口域を閉塞するように嵌め込まれる結果、連結具受容ポケット30内での連結キャップ40の上下方向変位及び幅方向変位が規制され、連結キャップ40の姿勢が安定する。更には、前述のように、コ字状係合突部の係止部48aが出入口側底壁部の端縁34aに係合することで、連結キャップ40の抜き方向(図9では右方向)への移動も規制され、連結キャップ40の離脱防止が図られる。このように、左右の連結具受容ポケット30のそれぞれに対して連結キャップ40を装着することで、ネスティング台車が完成する。
組立て完了後のネスティング台車にあっては、デッキ板20は取付軸17を中心として上下に回動可能であり、図11に示すように、複数台の台車をネスティング状態で保管することができる。なお、ネスティング時、デッキ板20がその上端部を上方に持ち上げるような傾斜姿勢に回動されるときでも、取付軸17が連結具受容ポケット30の左右側壁部の逆U字状凹部35a及び連結キャップ40の各支持壁の湾曲端42aに沿って相対ガイドされること(理由1)、及び、ブロック部43が連結具受容ポケット30の開口域を閉塞することによって当該ポケット30内での姿勢安定が図られた連結キャップ40のレール状突条45と、連結具受容ポケットの天井壁部32あるいは取付軸収容溝25の壁部との間に取付軸17が常に挟み込まれること(理由2)により、取付軸17に対するデッキ板20の装着安定性が確保される。このため、ガタ付きなく、デッキ板20を円滑に回動させることができる。
なお、デッキ板20を交換したい場合には、デッキ板20の後端部下側に手指を入れ、取付軸収容溝25に露出している弾性舌片のコ字状係合突部48を押し上げる(例えば図10参照)。そして、コ字状係合突部の係止部48aと出入口側底壁部の端縁34aとの間の接触係合状態を解除した後(つまり連結キャップ40を離脱許容状態とした後)、連結キャップ40を抜き方向に移動させて連結具受容ポケット30から離脱させる。図9(A)に示す離脱状態では、デッキ板20を取付軸17から簡単に取り外せるので、古いデッキ板20を新しいデッキ板20に交換後、これを上述と同じ手順で取付軸17に取り付けることができる。
[実施形態の効果]
本実施形態によれば、台車フレーム10に対するデッキ板20の取付け及び取外しが楽で、デッキ板20の交換を容易に行うことができる。
連結キャップ40の弾性舌片47の係合突部48と、ポケット構成壁としての出入口側底壁部34の端縁34aとの係合関係に基づく離脱防止構造を採用したので、従来例のようなビス等による螺着構造とは異なり長期使用による緩み等の問題を生じず、長期使用によって台車フレーム10からデッキ板20が外れる心配がほとんどない。
デッキ板20及び連結キャップ40は共にプラスチック製であり、金属部品ではないので、長期使用によって錆を生ずる心配がない。また、連結キャップ40がプラスチック製であることで、金属製の取付金具を用いた従来例の場合よりも、台車全体の軽量化を図ることができる。
デッキ板20の後方側面に開口した連結具受容ポケット30に対し連結キャップ40を水平に差し込んで取り付けるようにしたので、デッキ板の上面(デッキ面)21には連結キャップ40に起因するデコボコが存在せず、デッキ面21をフラットな面とすることができる。デッキ面21がフラットであると洗浄性が良くなり、デッキ面21を衛生的に保つことができる。
連結キャップ40はデッキ板20とは別パーツとして提供されるので、連結キャップ40の全部又は一部(例えば連結キャップ40の背面のみ)をデッキ板20の色とは異なる色に変えることができる。連結キャップ40の全部又は一部の色をデッキ板20の色と異ならせることで、連結キャップ40の当該色を「台車の使用場所や積載物の種類等を示唆するための識別表示(色)」として機能させる(又は意味を持たせる)ことができ、台車の使い勝手が向上したり、複数台車の管理がしやすくなるという利点がある。
[変更例]
上記実施形態では、連結具としての連結キャップ40をデッキ板20の後方から前方に向けて水平に差し込む取付け構造を採用したが、これに代えて、例えば図12(A)及び(B)に示すように、連結具50をデッキ板20の下から垂直に差し込む取付け構造を採用してもよい。
具体的には、デッキ板20の後端部付近において、取付軸収容溝25に連通する連結具受容ポケット30をデッキ板20の下面側に開口した凹部として形成する。このポケット30を区画形成するポケット構成壁としての前側壁部37及び後側壁部38に、係止部37a及び38aをそれぞれ設定する。他方、連結具受容ポケット30に垂直挿入される連結具50を上に開口した断面コ字状に形成すると共に、この連結具50の前側壁及び後側壁をそれぞれ、略水平方向に弾性変形可能な弾性舌片51及び52として構成する。そして、弾性舌片51及び52の各々の先端部外面側に、前記ポケット構成壁の係止部37a及び38aと係合可能な係合部51a及び52aを設けておく。
そして図12(B)に示すように、下に開口した連結具受容ポケット30に対して連結具50を下から上に向けて垂直挿入することにより、連結具50の各弾性舌片の係合部51a及び52aを前記ポケット構成壁の係止部37a及び38aにそれぞれ係合させて、連結具受容ポケット30からの連結具50の離脱を防止する。このとき、デッキ板20の取付軸収容溝25と連結具50とによって幅方向に貫通する保持孔Hが区画され、この保持孔Hに取付軸17が保持される。なお、二つの弾性舌片51及び52をそれぞれの弾性に抗して変形させ、弾性舌片の係合部51a,52aとポケット構成壁の係止部37a,38aとの係合を解除することで、連結具受容ポケット30から連結具50を離脱させることができる。
一実施形態のネスティング台車を示し、(A)は側面図、(B)は背面図。 図1のネスティング台車の平面図。 図1のネスティング台車の底面図。 図1のネスティング台車の全体斜視図。 台板(デッキ板)を斜め後上方から見た全体斜視図。 台板(デッキ板)を斜め後下方から見た部分斜視図。 連結具(連結キャップ)を斜め前上方から見た斜視図。 連結具(連結キャップ)を斜め後下方から見た斜視図。 図1のネスティング台車の連結具受容ポケット付近の要部断面を示し、(A)は連結具挿入前の断面図、(B)は連結具挿入後の断面図。 図1のネスティング台車を斜め後下方から見た部分斜視図。 ネスティング状態にある3台の台車を示す側面図。 変更例における連結具受容ポケット付近の要部断面を示し、(A)は連結具挿入前の断面図、(B)は連結具挿入後の断面図。
符号の説明
10…台車フレーム、17…取付軸、20…台板としてのデッキ板、25…取付軸収容溝、26…デッキ板の後方側面、30…連結具受容ポケット、31〜35…ポケット構成壁、34…出入口側底壁部(ポケット構成壁)、34a…出入口側底壁部の端縁(係合突部48と係合可能な係止部)、37,38…ポケット構成壁、37a,38a…ポケット構成壁の係止部、40…連結具としての連結キャップ、41…連結キャップの板状本体、43…連結キャップのブロック部、45…連結キャップのレール状突条(取付軸17を挟み込むための部位)、47…弾性舌片、48…係合突部(弾性舌片の係合部)、50…連結具、51,52…弾性舌片、51a,52a…弾性舌片の係合部、C1〜C4…キャスター、H…保持孔。

Claims (5)

  1. キャスター付きの台車フレームと、
    前記台車フレームの後端部付近に設けられた幅方向に延びる取付軸と、
    幅方向に延びる取付軸収容溝及びその取付軸収容溝に連通する連結具受容ポケットが形成された台板と、
    前記台板の連結具受容ポケットに対して挿入可能な連結具とを備え、
    前記台板の取付軸収容溝と、前記台板の連結具受容ポケットに挿入された連結具とによって区画される保持孔に前記取付軸を保持することにより、前記台板が前記台車フレームに対し前記取付軸を中心として回動可能に取り付けられていることを特徴とするネスティング台車。
  2. 前記連結具は、当該連結具の前記連結具受容ポケットへの挿入方向と略直交する方向に弾性変形可能な弾性舌片を備え、その弾性舌片の一側面には係合部が設けられており、
    前記連結具受容ポケットを区画形成するポケット構成壁の一部には、前記連結具の弾性舌片の係合部と係合可能な係止部が設けられており、
    前記連結具の連結具受容ポケットへの挿入時、前記弾性舌片の係合部が前記ポケット構成壁の係止部に係合することで、連結具受容ポケットからの連結具の離脱が防止され、
    前記弾性舌片をその弾性に抗して変形させて前記弾性舌片の係合部と前記ポケット構成壁の係止部との係合を解除することで、連結具受容ポケットからの連結具の離脱が許容されることを特徴とする請求項1に記載のネスティング台車。
  3. 前記台板及び前記連結具が共にプラスチック製であることを特徴とする請求項1又は2に記載のネスティング台車。
  4. 前記取付軸収容溝は、前記台板の下面側に開口すると共に、その取付軸収容溝に連通する前記連結具受容ポケットは、前記台板の後方側面に開口しており、
    前記台板の後方側面に開口した連結具受容ポケットに対し前記連結具を後から前に向けて挿入することで、前記台板の取付軸収容溝と、その取付軸収容溝を横断するように挿入配置された前記連結具とによって、前記取付軸を保持すべく幅方向に貫通する保持孔が区画されることを特徴とする請求項1,2又は3に記載のネスティング台車。
  5. 前記連結具は板状本体を備え、その板状本体の後端部には、連結具受容ポケットの開口域を閉塞可能なブロック部が設けられており、前記板状本体の上面には、前記台板又は取付軸収容溝の一部との間に前記取付軸を挟み込むための部位が設けられていることを特徴とする請求項4に記載のネスティング台車。
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