JP3368221B2 - 手押し運搬車 - Google Patents

手押し運搬車

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JP3368221B2
JP3368221B2 JP35885698A JP35885698A JP3368221B2 JP 3368221 B2 JP3368221 B2 JP 3368221B2 JP 35885698 A JP35885698 A JP 35885698A JP 35885698 A JP35885698 A JP 35885698A JP 3368221 B2 JP3368221 B2 JP 3368221B2
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石川三男
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株式会社石川製作所
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、工場事務室等で用いる
手押し運搬車に関するものである。 【0002】 【従来の技術】例えば、実用新案登録第2576701
号公報所載の通り、ハンドル杆と該ハンドル杆の両端に
相対設した一対の脚杆で成るハンドルを荷台の後端上面
に立設した支持片に起伏自在に組付けた構造のものが一
般である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来例は、前記の通
り、荷台の後端側の上面に設けた支持片を利用してハン
ドルを組付けた構成を採るため、本来、物品を積載する
ための荷台上面の一部がハンドルに占有され、その分、
荷物の積載量が低減している。 【0004】本発明は斯様な従来例の欠点に着目し、ハ
ンドルの存在を無関係にして荷台上面の全域に物品を積
載することのできる手押し運搬車を提供することを目的
として創案したものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】ハンドル杆と該ハンドル
杆の両端に相対設した一対の脚杆で成るハンドルを荷台
の後端に起伏自在に組付けて成り、前記脚杆の下部に、
前記荷台の後端部を係合できる間隙を設けるようにして
該脚杆と前方側において重なる組付け部片を仲介部片を
介して連設し、該組付け部片を前記荷台の後端側下面両
側にそれぞれ相対して吊設した一対の支持片に該支持片
間に支軸によって枢着し、この支軸の下方には、前記支
持片に設けた縦長の案内長孔に移動可能に貫通させて荷
台両側に位置する前記支持片間に架設した施錠杆を配設
し、該施錠杆が前記ハンドル起立時にコイルスプリング
の付勢によって係合する切欠を、前記組付け部片の一端
縁に設けた構成とするのである。 【0006】 【実施例】図面は本発明に係る手押し運搬車の一実施例
を示し、図1は本発明要部の断面図、図2は図1のx−
x線断面図、図3は手押し運搬車の正面図である。 【0007】図中、1は下面の先端側に一対の自在車輪
2,2、後端側に一対の固定車輪2´,2´(これら自
在車輪2および固定車輪2´は図面では一方しか表わし
ていない)を備えた荷台で、荷台1の前記固定車輪2´
側の後端側(固定車輪2´より後方)下面両側に、中央
片3aと該中央片3aの両側に相対して連設した一対の
支持片3b,3bとで成る支持枠3の中央部片3aをボ
ルト5およびナット6で前記荷台1に締付けて前記支持
片3b,3bを吊設し、該支持片3b,3b間には、ハ
ンドル7の脚杆7bの下部に設けた組付け部片8を介在
させて挾持片3b,3bに架設した支軸9によって回動
自在に枢着してある。 【0008】前記ハンドル7は中央のハンドル杆7aの
両側に相対して連設した一対の前記脚杆7b,7bの下
端に接続部片8bと仲介部片8cを介して前記接続部片
8bに連設した前記組付け部片8aとで成る組付け材8
の接続部片8bを固着して構成し、前記脚杆7b(乃至
接続部片8b)と組付け部片8aとの間に前記荷台1の
後端部を係合できる(図1の2点鎖線)間隙10が設け
られるように組付け部片8aを脚杆7bの前方側に重な
るように配置したもので、該ハンドル7は、前記のとお
り、前記組付け部片8aにおいて前記支持片3bに支軸
9によって回動自在に枢着して支持枠3を介して前記荷
台1に組付けてある。 【0009】なお、支持片3bに対する組付け部片8a
の枢着位置は、前記ハンドル7の起立時(運搬車の使用
時)における組付け部片8aの上端8a´が、組付け部
片8aを回動させた(図1においては時計回り方向を意
味する)とき、荷台1(実施例では、支持枠3aの中央
部片3a)に接触してその回動が規制される関係位置に
すべきである。従って、要は、ハンドル7によって運搬
車を操作する際、ハンドル7が荷台1の後端より突出す
る方向への倒伏を規制すれば良いから、荷台1に限ら
ず、他の部材(例えば、実施例の中央部片3a)に前記
上端8a´を接触させるようにして回動を規制するよう
にしても良い。 【0010】また、前記支軸9の下方には、荷台1の両
側にそれぞれ相対設した一対の前記支持片3b,3bに
互いに一致させて設けた縦長の案内長孔11,11に端
部を移動可能に貫通させて荷台1両側に位置する支持枠
3,3(支持片3b,3b、3b,3b)間に架設した
施錠杆12を配設し、施錠杆12は、該施錠杆12と支
軸9間に張設したコイルスプリング13によって支軸9
に近接する方向に常時付勢され、この付勢によって、ハ
ンドル7起立時に、前記組付け部片8aの一端縁に設け
た切欠14に係合(係止)するようになっている。 【0011】実施例は、切欠14に係合させたとき(ハ
ンドル7を起立させたとき)の施錠杆12の軸線位置よ
り切欠14の開口端14´,14´´位置を支軸9より
離開させた位置に配して前記の時計回り方向の回動の規
制を補強する一方、ハンドル7の倒伏方向の回動(図1
においては反時計回り方向)を規制するようになってい
る。そして、この場合は、施錠杆12の切欠14に対す
る係合によりハンドル7の回動を規制するから、前記コ
イルスプリング13の弾性力はそれ程の強さを要しない
が、施錠杆12の軸線位置より切欠14の開口端14´
が支軸9に対して離開位置に存するようにしてある場合
は、コイルスプリング13の弾性を強くしておく必要が
ある。 【0012】なお、図面では、自在車輪2、固定車輪2
´および支持枠3並びに該支持枠3に組付けた支軸9或
いはコイルスプリング13等は一方しか表わしていず、
他方は省略してある。 【0013】しかして、ハンドル7の起立時(運搬車の
使用時)には、施錠杆12がコイルスプリング13の付
勢によってその端部において切欠14に係合してハンド
ル7の該起立状態を維持され、このときハンドル7は、
荷台1の上面の全域と無関係な位置に存するため荷台1
の全域を物品の積載用として利用できる。 【0014】そして、施錠杆12を押下すると、施錠杆
12は案内長孔11に沿ってコイルスプリング13の付
勢に抗して降下し、この結果、施錠杆12は切欠14よ
り外れ、この状態でハンドル7を荷台1方向に支軸9を
回動させると、ハンドル7は組付け部片8aにおいてコ
イルスプリング13の付勢による施錠杆12の案内長孔
11に沿う上昇を規制し(施錠杆12がその周端に圧接
し)つつ倒伏し、荷台1上に重合され、運搬車の保管状
態を得られる。 【0015】 【発明の効果】本発明は、前記の通りの構成であるか
ら、使用状態時において、ハンドルが荷台の上面より離
開した位置に起立され、従って、荷台全域を物品の積載
用として利用でき運搬用として好適な手押し運搬車を提
供できる。 【0016】もとより、未使用(保管)時には、ハンド
ルを倒伏しておくことができるから、保管、運搬上にお
いても不都合はない。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明要部の断面図。 【図2】図1のx−x線断面図。 【図3】手押し運搬車の正面図。 【符号の説明】 1 荷台 3b 支持片 7 ハンドル 7a ハンドル杆 7b 脚杆 8a 組付け部片 8c 仲介部片 9 支軸 11 案内長孔 12 施錠杆 13 コイルスプリング 14 切欠
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−135671(JP,U) 実開 昭48−31744(JP,U) 実開 平3−11979(JP,U) 実開 昭48−67457(JP,U) 実用新案登録2576701(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62B 1/00 - 5/06

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ハンドル杆と該ハンドル杆の両端に相対
    設した一対の脚杆で成るハンドルを荷台の後端に起伏自
    在に組付けて成り、前記脚杆の下部に、前記荷台の後端
    部を係合できる間隙を設けるようにして該脚杆と前方側
    において重なる組付け部片を仲介部片を介して連設し、
    該組付け部片を前記荷台の後端側下面両側にそれぞれ相
    対して吊設した一対の支持片に該支持片間に支軸によっ
    て枢着し、この支軸の下方には、前記支持片に設けた縦
    長の案内長孔に移動可能に貫通させて荷台両側に位置す
    る前記支持片間に架設した施錠杆を配設し、該施錠杆が
    前記ハンドル起立時にコイルスプリングの付勢によって
    係合する切欠を、前記組付け部片の一端縁に設けた、手
    押し運搬車。
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