JPH0328074Y2 - - Google Patents

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JPH0328074Y2
JPH0328074Y2 JP1985058225U JP5822585U JPH0328074Y2 JP H0328074 Y2 JPH0328074 Y2 JP H0328074Y2 JP 1985058225 U JP1985058225 U JP 1985058225U JP 5822585 U JP5822585 U JP 5822585U JP H0328074 Y2 JPH0328074 Y2 JP H0328074Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、移動用車輪を有する台枠に支柱を立
設し、前記支柱の一側で前記台枠の長さ方向に沿
つた方向に突出する荷載置具を、前記支柱に沿つ
て駆動昇降自在に設け、さらに、前記支柱を台枠
側に折畳み可能に構成してある可搬型リフターに
関する。
〔従来の技術〕
従来、前記支柱を前記台枠側に折畳み可能に構
成するに当つては、実公昭50−15317号公報に示
される如く、前記支柱を荷載置具としてのフオー
クの突出方向、つまり、前側に倒して折畳み、そ
して、荷載置状態における前記支柱の前倒れをフ
ツク式のロツク機構によつて阻止すべく構成して
あつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
このような構造のものでは、荷載置具に荷物を
衝撃的に載せた場合や、荷載置状態における荷載
置具の下降停止に伴う衝撃力が前記ロツク機構に
もろに作用する為、前記ロツク機構が破損、変形
を受け易く、為に、前記ロツク機構を丈夫に構成
しておかなければならないが、前述のような条件
のもとで繰り返し長時間使用されるとロツク機構
にガタが生じ、ロツク機構が不測に外れたりする
危険がある。
本考案は、前記支柱の折畳み構造を工夫するこ
とによつて、折畳み自在な可搬型リフターを、耐
久性良く構成し、かつ、安全に用い易くすること
をを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案の特徴構成
は、前記台枠と前記支柱のうち一方に連結部材を
固定し、前記連結部材に、前記台枠に対する立設
状態の前記支柱の前記荷載置具側への揺動を阻止
するために、前記台枠又は支柱に接当する当たり
部と、前記支柱を前記荷載置具とは反対側へ揺動
自在に取付けた枢支部とを形成するとともに、前
記枢支部は、前記支柱の直下方、または、前記支
柱を挟んで荷載置具の位置する側とは反対側に設
けてあつて、前記支柱と台枠とを、前記支柱が前
記台枠の裏面側にほぼ沿う姿勢となるように、相
対揺動自在に枢支連結した点にあり、斯かる構成
から次の作用ならびに効果を奏する。
〔作用〕
支柱を折畳む場合、荷載置具とは反対側、つま
り、後側へ揺動させれば、支柱を台枠にほぼ沿つ
た姿勢にでき、また、支柱を立設させる場合は、
支柱を台枠に対して立設する位置に揺動させれ
ば、連結部材の当たり部に台枠又は支柱が接当し
て、荷載置具側への支柱の揺動が阻止されるため
に、荷載置具に荷を載せても支柱は確実に立姿勢
に維持される。
そして、荷載置時や荷載置具下降停止時の、支
柱に対する倒伏方向への主たる荷重は、当たり部
によつて受け止められる為、支柱を立姿勢に保持
する為の、連結部材と支柱、又は連結部材と台枠
との間に設けられるロツクピン等のロツク機構に
は、その荷重が強く作用することがない。
〔考案の効果〕
上記構成の結果、支柱を立姿勢に保持するロツ
ク機構の破損、変形、並びに、長期使用に伴うロ
ツク機構のガタを抑制して、耐久性強く、かつ、
安全に使用することができる。
〔実施例〕
次に本考案の実施例を、図面に基づいて説明す
る。
第2図及び第3図に示すように、移動用車輪
1・・が付設された台枠2上に第1支柱5を立設
させると共に、その第1支柱5に沿つて上下に摺
動移動自在に第2支柱6を設け、更に、その第2
支柱6に沿つて昇降するフオーク支持金具3を設
けてあり、フオーク支持金具3に連結したワイヤ
7を、第2支柱6の上下両端部に軸支された輪体
8a,8b、及び、第1支柱5の上端部に軸支さ
れた輪体8cに順次巻掛け経由した状態で、第1
支柱5の上下中間部に固設した巻取りモータM
に、巻取り可能に張設して、フオーク支持金具3
を昇降駆動させる可搬型リフターを構成してあ
る。
前記フオーク支持金具3には、枢支軸9周りで
上下に揺動自在にフオーク4を取付けると共に、
フオーク4を第1、第2支柱5,6に対して直角
に突出する姿勢に受止めるフオーク受け10を付
設してある。
前記台枠2には、側面視ほぼL字形で断面コの
字形の連結部材11が溶接によつて固定してあ
り、この連結部材11の下部に形成した枢支部1
1Bに、枢支部11Bを介して移動用車輪1を回
動自在に取付けると共に、第1図イに示すように
枢支軸12を中心として第1支柱5を、台枠2に
対して立設する位置と、第1図ロに示すように、
フオーク4突設側とは反対側への揺動に伴つて台
枠2にほぼ沿つた姿勢の折畳み位置とに上下揺動
自在に枢支してあり、前記連結部材11の上部に
は、台枠2に対して立設姿勢にある第1支柱5の
フオーク4側への揺動を、第1支柱5に接当する
ことによつて阻止する当たり部11Aを形成して
ある。
そして、当たり部11Aによつて立設姿勢に保
持された第1支柱5を、フオーク4側への揺動を
阻止して安定させるために、当たり部11A側面
と第1支柱5側面とに形成した孔13,14に、
同時に挿抜自在な固定ピン15を挿入して当たり
部11Aと第1支柱5とを一体的に連結してあ
る。
尚、第1支柱5を台枠2にほぼ沿う姿勢に折畳
んで収納する場合は、フオーク4も枢支軸9周り
で揺動させて、台枠2ほぼ沿う姿勢にして、嵩低
くする。
〔別実施例〕
前記第1支柱5及び第2支柱6は、共に支柱と
称し、その数は2種類に限られるものではない。
前記フオーク4は、単に一枚の板部材から成る
ものでも良く、それらを荷載置具と総称する。
前記ワイヤ7に対する巻取りモータMに代え、
手巻きウインチや油圧シリンダを利用するもので
も良い。
前記連結部材11は、台枠2に溶接付けする以
外に、第4図に示すように、第1支柱5に溶接付
けしても良く、この場合は、台枠2の方を第1支
柱5に対して揺動自在に枢支して折畳める様に取
付ければ良い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る可搬型リフターの実施例を
示し、第1図イ,ロは、支柱の立設状態及び折畳
み状態を示す状態説明図、第2図は可搬型リフタ
ーの全体側面図、第3図は第2図における−
線矢視図、第4図は別実施例を示す全体側面図で
ある。 1……移動様車輪、2……台枠、4……荷載置
具、5,6……支柱、11……連結部材、11A
……当たり部、11B……枢支部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 移動用車輪1を有する台枠2に支柱5,6を立
    設し、前記支柱5,6の一側で前記台枠2の長さ
    方向に沿つた方向に突出する荷載置具4を、前記
    支柱5,6に沿つて駆動昇降自在に設け、さら
    に、前記支柱5,6を台枠2側に折畳み可能に構
    成してある可搬型リフターであつて、前記台枠2
    と前記支柱5のうち一方に連結部材11を固定
    し、前記連結部材11に、前記台枠2に対する立
    設状態の前記支柱5の前記荷載置具4側への揺動
    を阻止するために、前記台枠2又は支柱5に接当
    する当たり部11Aと、前記支柱5を前記荷載置
    具4とは反対側へ揺動自在に取付けた枢支部11
    Bとを形成するとともに、前記枢支部11Bは、
    前記支柱5,6の直下方、または、前記支柱5,
    6を挟んで荷載置具4の位置する側とは反対側に
    設けてあつて、前記支柱5,6と台枠2とを、前
    記支柱5,6が前記台枠2の裏面側にほぼ沿う姿
    勢となるように、相対揺動自在に枢支連結してあ
    る可搬型リフター。
JP1985058225U 1985-04-17 1985-04-17 Expired JPH0328074Y2 (ja)

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JP1985058225U JPH0328074Y2 (ja) 1985-04-17 1985-04-17

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JPS61173498U JPS61173498U (ja) 1986-10-28
JPH0328074Y2 true JPH0328074Y2 (ja) 1991-06-17

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JPS5015317U (ja) * 1973-06-07 1975-02-18

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JPS5015317U (ja) * 1973-06-07 1975-02-18

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JPS61173498U (ja) 1986-10-28

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