JPH11152038A - リフトトラック - Google Patents

リフトトラック

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JPH11152038A
JPH11152038A JP9335076A JP33507697A JPH11152038A JP H11152038 A JPH11152038 A JP H11152038A JP 9335076 A JP9335076 A JP 9335076A JP 33507697 A JP33507697 A JP 33507697A JP H11152038 A JPH11152038 A JP H11152038A
Authority
JP
Japan
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hydraulic
mast
lift truck
gear pump
fixed
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Pending
Application number
JP9335076A
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English (en)
Inventor
Genzaburo Okuda
田 源 三 郎 奥
Yoshitoyo Ikegawa
側 吉 豊 池
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Okudaya Giken KK
Original Assignee
Okudaya Giken KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手軽に持ち歩ける程度の重量まで自重
を減少させると共に、狭少場所での使用制限を低減させ
て取扱い操作性の向上などを図る。 【解決手段】 マスト(2)に昇降自在に装設させる
荷台(1)と、前記マスト(2)を支持させる前後輪
(4)(5)を備えるリフトトラックにおいて、前後輪
(4)(5)を取付ける台フレーム(3)上面に嵌合部
材(17)を締結固定させ、台フレーム(3)に嵌合部
材(17)を介して前記マスト(2)を立設固定させる
と共に、前記荷台1)を上昇作動させる油圧ギヤポンプ
(31)を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は荷台に荷物を積んで
昇降させたり運搬するリフトトラックに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、マストに昇降自
在に装設させる荷台と、前記マストを支持させる前後輪
を備え、油圧リフトシリンダによって荷台を上昇させて
荷物の積降し作業を行っているが、前後輪を取付ける台
フレーム上面にマストを溶接固定させていたから、マス
ト及び台フレームを鉄材料で形成する必要があり、前記
マスト及び台フレームの軽量化を容易に行い得ないと共
に、荷台を上昇させる油圧リフトシリンダをプランジャ
ポンプによって作動させていたから、プランジャポンプ
を操作する長尺のポンピングハンドルと大強度のてこ部
材を取付ける必要があり、油圧リフトシリンダを作動さ
せる油圧駆動機構の小型化及び軽量化を容易に行い得
ず、手軽に持ち歩ける程度の重量(20キログラム以
下)まで自重を容易に減少し得ず、またポンピングハン
ドルを揺動操作する作業スペースを確保する必要があ
り、トラックの箱形荷台内部などの狭少場所での使用が
制限され易く、狭少場所での取扱い操作性の向上などを
容易に図り得ない等の問題がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、マス
トに昇降自在に装設させる荷台と、前記マストを支持さ
せる前後輪を備えるリフトトラックにおいて、前後輪を
取付ける台フレーム上面に嵌合部材を締結固定させ、台
フレームに嵌合部材を介して前記マストを立設固定させ
ると共に、前記荷台を上昇作動させる油圧ギヤポンプを
設けたもので、台フレーム上面に嵌合部材を介してマス
トを連結させるから、溶接による固定を不要にしてアル
ミニュウム合金などの軽量材料によってマスト及び台フ
レームを形成し得、マスト及び台フレームの軽量化を容
易に行い得ると共に、油圧ギヤポンプによって荷台を上
昇させるから、従来の揺動操作に代えて回転操作によっ
て荷台を上昇し得、アルミニュウム合金などの軽量材料
によって油圧ギヤポンプ及び油圧操作機構を形成し得、
荷台を上昇させる油圧駆動機構の小型化及び軽量化を容
易に行い得、手軽に持ち歩ける程度の重量まで自重を容
易に減少し得、また従来よりも狭いスペースで油圧ギヤ
ポンプを回転操作し得、狭少場所での使用制限を低減さ
せて取扱い操作性の向上などを容易に図り得るものであ
る。
【0004】また、前後輪を軸支させる脚フレームを台
フレームに締結部材を介して固定させるもので、溶接に
よる固定を不要にしてアルミニュウム合金などの軽量材
料によって脚フレームを形成し得、自重低減を容易に行
い得るものである。
【0005】また、油路ベースに油タンクを嵌合固定さ
せ、油タンクに油圧ギヤポンプを内設させるもので、溶
接による固定を不要にしてアルミニュウム合金などの軽
量材料によって油路ベース及び油タンクを形成し得、軽
量化を容易に行い得ると共に、前記ギヤポンプをタンク
に入れて外観形状のコンパクト化を容易に行い得るもの
である。
【0006】また、前輪を軸支させる脚フレームを左右
機外側に移動自在に設けると共に、前記脚フレームを移
動させる油圧リガーシリンダと、荷台を上昇させる油圧
リフトシリンダを、油圧ギヤポンプに択一的に油圧接続
させるもので、荷台側方から前輪を離すことによって左
右幅広の荷物の積降し作業を容易に行い得、油圧ギヤポ
ンプの兼用によって荷役作業性の向上並びに油圧駆動機
構の簡略化及び製造コスト低減を容易に行い得るもので
ある。
【0007】また、後輪を駆動する油圧走行モータを設
けると共に、荷台を上昇させる油圧リフトシリンダと、
前記油圧走行モータを、油圧ギヤポンプに択一的に油圧
接続させるもので、前記ギヤポンプを兼用して後輪を駆
動することにより、走行機動性の向上並びに油圧駆動機
構の簡略化などを容易に行い得るものである。
【0008】また、手動回転操作するハンドルと、電動
入力モータの出力軸を、油圧ギヤポンプの入力軸に択一
的に連結させるもので、荷役作業の多様化並びに荷役作
業の省力化を容易に行い得るものである。
【0009】また、荷台と、マストと、前輪を軸支させ
る脚フレームの少なくともいずれか1つを、展開自在に
折畳んで上下幅または前後幅のいずれか一方または両方
を縮少自在に形成したもので、マストを長尺にして荷台
の揚程量を大きくし、かつ脚フレームを長尺にして転倒
防止を図れる構造であっても、コンパクトに折畳んで携
行し得るものである。
【0010】また、荷台と、マストと、前輪を軸支させ
る脚フレームの少なくともいずれか1つを、組立自在に
分解して上下幅または前後幅のいずれか一方または両方
を縮少自在に形成したもので、荷台の揚程量が大きい長
尺なマスト、並びに転倒を防止する長尺な脚フレームを
分解することによってコンパクトに格納保管及び梱包輸
送し得ると共に、トラック荷台の積載荷物の隙間を利用
して前記マスト及び脚フレームなどを各別に積込んで持
ち運び得るものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基づ
いて詳述する。図1は全体の側面図、図2は同平面図、
図3は同正面図、図4は部分拡大平面図であり、荷物を
載せるフォーク型荷台(1)と、荷台(1)を昇降自在
に装設させる左右一対のマスト(2)と、マスト(2)
を略垂直に立設させる台フレーム(3)と、左右一対の
前後輪(4)(5)を軸支させる左右一対の脚フレーム
(6)を、アルミニュウム合金製の角形の柱材(7)に
よって形成するもので、ボルト(8)とビス(9)によ
って固定させる当板(10)を介して3本の柱材(7)
をコ字形に連結して前記荷台(1)を形成している。ま
た、台フレーム(3)を形成する2本の柱材(7)端部
上面に、脚フレーム(6)を形成する柱材(7)を、ビ
ス(11)止め用の当板(12)並びにボルト(13)
止め用締結板(14)によって挾持固定させ、台フレー
ム(3)と左右一対の脚フレーム(6)をH形に連結さ
せるもので、前輪(4)と方向転換自在型後輪(5)を
脚フレーム(6)の前後にブラケット(15)(16)
を介して軸支させている。
【0012】さらに、1本のマスト(2)を2本の柱材
(7)によって形成するもので、台フレーム(3)上面
に平面視矢印形の起立板(17)をボルト(18)止め
固定させ、台フレーム(3)上面に形成される柱材
(7)の溝(19)に起立板(17)下端を嵌入させる
と共に、マスト(2)を形成する柱材(7)の溝(1
9)に起立板(17)の矢印形膨頭を嵌入させ、2つの
起立板(17)によって1本の柱材(7)を略垂直に立
設固定し、2本の柱材(7)間に対向する溝(19)を
介して壁板(20)を嵌合させ、起立板(17)によっ
て立設させる2本の柱材(7)を壁板(20)によって
連結して1本のマスト(2)を形成している。
【0013】また、前記マスト(2)の後面に取手(2
1)を固定させ、左右一対のマスト(2)上端を天板
(2)によって連結させると共に、前記荷台(1)後面
にガイドアーム(23)前端側を固定させ、合成樹脂製
の上下ガイドローラ(24)をガイドアーム(23)後
端側に回転自在に軸支させ、マスト(2)を形成する2
本の柱材(7)の間にガイドローラ(24)を転動自在
に嵌入させ、左右二組4個のガイドローラ(24)によ
って荷台(1)を左右マスト(2)間に昇降自在に取付
ける。
【0014】さらに、台フレーム(3)の上面略中央で
左右マスト(2)の間に単動型の油圧リフトシリンダ
(25)を立設固定させ、前記シリンダ(25)のピス
トン(26)上端にスプロケット(27)を取付け、荷
台(1)とシリンダ(25)に両端を固定するロードチ
ェン(28)中間をスプロケット(27)に掛回し張設
させ、ピストン(26)の出入によってスプロケット
(27)を上下動させて荷台(1)を昇降させるように
構成している。また、左右マスト(2)間に桟フレーム
(29)両端を固定させ、桟フレーム(29)に前記シ
リンダ(25)上端側をブラケット(30)によって締
結固定している。
【0015】さらに、図5、図6、図7に示す如く、前
記リフトシリンダ(25)を駆動する油圧ギヤポンプ
(31)と、該ポンプ(31)を固定させる角板形油路
ベース(32)と、該ベース(32)に0リングパッキ
ン(33)を介して嵌合固定させる油タンク(34)
を、アルミニュウム合金で形成すると共に、前記桟フレ
ーム(29)後面側に油路ベース(32)を固定させ、
ラチェット(35)の規制によって一方向に手動回転操
作するハンドル(36)を油路ベース(32)後面側に
取付ける。また、ノブ(37)の回転操作によって開閉
する荷台(1)下降用圧抜バルブ(38)と、吸込バル
ブ(39)と、リリーフバルブ(40)を、前記油路ベ
ース(32)に内蔵させるもので、ハンドル(36)の
回転操作によってタンク(34)の油をポンプ(31)
からリフトシリンダ(25)に圧送して荷台(1)を上
昇させる一方、ノブ(37)回転操作によって圧抜バル
ブ(38)を開動させ、リフトシリンダ(25)の油を
タンク(34)に戻して荷台(1)を下降させるように
構成している。
【0016】上記から明らかなように、マスト(2)に
昇降自在に装設させる荷台(1)と、前記マスト(2)
を支持させる前後輪(4)(5)を備えるリフトトラッ
クにおいて、前後輪(4)(5)を取付ける台フレーム
(3)上面に嵌合部材である起立板(17)を締結固定
させ、台フレーム(3)に起立板(17)を介して前記
マスト(2)を立設固定させると共に、前記荷台(1)
を上昇作動させる油圧ギヤポンプ(31)を設けてい
る。そして、台フレーム(3)上面に起立板(17)を
介してマスト(2)を連結させ、溶接による固定を不要
にしてアルミニュウム合金または合成樹脂などの軽量材
料によってマスト(2)及び台フレーム(3)を形成
し、マスト(2)及び台フレーム(3)の軽量化を行え
ると共に、油圧ギヤポンプ(31)によって荷台(1)
を上昇させ、従来の揺動操作に代えて回転操作によって
荷台(1)を上昇させ、アルミニュウム合金または合成
樹脂などの軽量材料によって油圧ギヤポンプ(31)及
び油圧操作機構を形成し、荷台(1)を上昇させる油圧
駆動機構の小型化及び軽量化を行い、手軽に持ち歩ける
程度の重量まで自重を減少させ、また従来よりも狭いス
ペースで油圧ギヤポンプ(31)を回転操作し、狭少場
所での使用制限を低減させて取扱い操作性の向上などを
図れるように構成している。
【0017】また、前後輪(4)(5)を軸支させる脚
フレーム(6)を台フレーム(3)に締結部材である締
結板(14)を介して固定させ、溶接による固定を不要
にしてアルミニュウム合金または合成樹脂などの軽量材
料によって脚フレーム(6)を形成し、自重低減を行え
ると共に、油路ベース(32)に油タンク(34)を嵌
合固定させ、油タンク(34)に油圧ギヤポンプ(3
1)を内設させ、溶接による固定を不要にしてアルミニ
ュウム合金または合成樹脂などの軽量材料によって油路
ベース(32)及び油タンク(34)を形成し、軽量化
を行えると共に、前記ギヤポンプ(31)をタンク(3
4)に入れて外観形状のコンパクト化を行えるように構
成している。
【0018】さらに、図8、図9に示す如く、前記の左
右脚フレーム(6)を結合ロッド(42)によって揺動
リンク(43)に連結させると共に、前記リンク(4
3)に連結させて脚フレーム(6)を揺動させる複動型
の油圧リガーシリンダ(44)と、レバー(45)操作
によってリフトシリンダ(25)またはリガーシリンダ
(44)にギヤポンプ(31)を択一的に接続させるリ
ガーバルブ(46)と、レバー(47)操作によってリ
ガーシリンダ(44)を往動または復動させる輪距バル
ブ(48)を備える。そして、脚フレーム(6)に引出
フレーム(67)の一端側を固定させ、台フレーム
(3)に引出フレーム(67)他端側を摺動自在に嵌入
させ、油圧リガーシリンダ(44)によって脚フレーム
(6)及び引出フレーム(67)を左右方向に摺動移動
させ、前輪(4)を平行移動させて荷台(1)に接離さ
せるもので、前輪(4)を軸支させる脚フレーム(6)
を左右機外側に移動自在に設けると共に、前記脚フレー
ム(6)を移動させる油圧リガーシリンダ(44)と、
荷台(1)を上昇させる油圧リフトシリンダ(25)
を、油圧ギヤポンプ(31)に択一的に油圧接続させ、
荷台(1)側方から前輪(4)を離すことによって左右
幅広の荷物の積降し作業を行わせ、油圧ギヤポンプ(3
1)の兼用によって荷役作業性の向上並びに油圧駆動機
構の簡略化及び製造コスト低減を行えるように構成して
いる。
【0019】また、左側の後輪(5)に油圧走行モータ
(49)を取付けると共に、前記後輪(5)を方向転換
させる操向ハンドル(50)を取付けると共に、レバー
(51)操作によって前記リガーシリンダ(44)また
は走行モータ(49)をギヤポンプ(31)に択一的に
接続させる走行バルブ(52)と、レバー(53)操作
によって走行モータ(49)を正転前進または逆転後進
させる前後進バルブ(54)を備えるもので、後輪
(5)を駆動する油圧走行モータ(49)を設けると共
に、荷台(1)を上昇させる油圧リフトシリンダ(2
5)と、前記油圧走行モータ(49)を、油圧ギヤポン
プ(31)に択一的に油圧接続させ、前記ギヤポンプ
(31)を兼用して後輪(5)を駆動することにより、
走行機動性の向上並びに油圧駆動機構の簡略化などを行
えるように構成している。
【0020】また、前記ギヤポンプ(31)の入力軸
(55)に係脱自在な爪クラッチ(56)を介してハン
ドル(36)を脱着自在に連結させると共に、バッテリ
(57)に電源スイッチ(58)を介して電気接続させ
る電動入力モータ(59)を設け、ハンドル(36)を
取外した入力軸(55)に爪クラッチ(56)を介して
前記モータ(59)の出力軸(60)を脱着自在に連結
させ、ハンドル(36)またはモータ(59)によって
ギヤポンプ(31)を作動させるもので、手動回転操作
するハンドル(36)と、電動入力モータ(59)の出
力軸(60)を、油圧ギヤポンプ(31)の入力軸(5
5)に択一的に連結させ、荷役作業の多様化並びに荷役
作業の省力化を行えるように構成している。
【0021】さらに、図10に示す如く、前記荷台
(1)のフォーク(61)を分解自在な支点軸(62)
回りに上方に折畳み回動自在に取付けると共に、前記マ
スト(2)を上部マスト(63)と下部マスト(64)
に分割形成し、上部及び下部マスト(63)(64)を
分解自在な蝶番(65)によって連結させ、下部マスト
(64)の後側に上部マスト(63)を2つ折りに折畳
み自在に取付ける。また、上部及び下部マスト(63)
(64)を略一直線状に連結させたときに各マスト(6
3)(64)に着脱自在に固定させる持ち運びハンドル
(66)を設け、該ハンドル(66)によって各マスト
(63)(64)を略一直線状に連結固定させると共
に、前記脚フレーム(6)前部を分解自在な支点軸(6
7)回りに上方に折畳み回動自在に取付けるもので、フ
ォーク(61)及び上部マスト(63)及び脚フレーム
(6)前部を、図10の実線位置に折畳んで持ち運んだ
り梱包または格納すると共に、図10の仮想線位置に展
開させて荷役作業を行う一方、前記支点軸(62)(6
7)及び蝶番(65)を分解して取外すことにより、フ
ォーク(1)及び上部マスト(63)及び脚フレーム
(6)前部が分離されるように構成している。
【0022】上記から明らかなように、荷台(1)と、
マスト(2)と、前輪(4)を軸支させる脚フレーム
(6)の少なくともいずれか1つを、展開自在に折畳ん
で上下幅または前後幅のいずれか一方または両方を縮少
自在に形成し、マスト(2)を長尺にして荷台(1)の
揚程量を大きくし、かつ脚フレーム(6)を長尺にして
転倒防止を図れる構造であっても、コンパクトに折畳ん
で携行できると共に、荷台(1)と、マスト(2)と、
前輪(4)を軸支させる脚フレーム(6)の少なくとも
いずれか1つを、組立自在に分解して上下幅または前後
幅のいずれか一方または両方を縮少自在に形成し、荷台
(1)の揚程量が大きい長尺なマスト(2)、並びに転
倒を防止する長尺な脚フレーム(6)を分解することに
よってコンパクトに格納保管及び梱包輸送できると共
に、トラック荷台の積載荷物の隙間を利用して前記マス
ト(2)及び脚フレーム(6)などを各別に積込んで持
ち運び得るように構成している。
【0023】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、マスト(2)に昇降自在に装設させる荷台(1)
と、前記マスト(2)を支持させる前後輪(4)(5)
を備えるリフトトラックにおいて、前後輪(4)(5)
を取付ける台フレーム(3)上面に嵌合部材(17)を
締結固定させ、台フレーム(3)に嵌合部材(17)を
介して前記マスト(2)を立設固定させると共に、前記
荷台1)を上昇作動させる油圧ギヤポンプ(31)を設
けたもので、台フレーム(3)上面に嵌合部材(17)
を介してマスト(2)を連結させるから、溶接による固
定を不要にしてアルミニュウム合金などの軽量材料によ
ってマスト(2)及び台フレーム(3)を形成でき、マ
スト(2)及び台フレーム(3)の軽量化を容易に行う
ことができると共に、油圧ギヤポンプ(31)によって
荷台(1)を上昇させるから、従来の揺動操作に代えて
回転操作によって荷台(1)を上昇でき、アルミニュウ
ム合金などの軽量材料によって油圧ギヤポンプ(31)
及び油圧操作機構を形成でき、荷台(1)を上昇させる
油圧駆動機構の小型化及び軽量化を容易に行うことがで
き、手軽に持ち歩ける程度の重量まで自重を容易に減少
でき、また従来よりも狭いスペースで油圧ギヤポンプ
(31)を回転操作でき、狭少場所での使用制限を低減
させて取扱い操作性の向上などを容易に図ることができ
るものである。
【0024】また、前後輪(4)(5)を軸支させる脚
フレーム(6)を台フレーム(3)に締結部材(14)
を介して固定させるもので、溶接による固定を不要にし
てアルミニュウム合金などの軽量材料によって脚フレー
ム(6)を形成でき、自重低減を容易に行うことができ
るものである。
【0025】また、油路ベース(32)に油タンク(3
4)を嵌合固定させ、油タンク(34)に油圧ギヤポン
プ(31)を内設させるもので、溶接による固定を不要
にしてアルミニュウム合金などの軽量材料によって油路
ベース(32)及び油タンク(34)を形成でき、軽量
化を容易に行うことができると共に、前記ギヤポンプ
(31)をタンク(34)に入れて外観形状のコンパク
ト化を容易に行うことができるものである。
【0026】また、前輪(4)を軸支させる脚フレーム
(6)を左右機外側に移動自在に設けると共に、前記脚
フレーム(6)を移動させる油圧リガーシリンダ(4
4)と、荷台(1)を上昇させる油圧リフトシリンダ
(25)を、油圧ギヤポンプ(31)に択一的に油圧接
続させるもので、荷台(1)側方から前輪(4)を離す
ことによって左右幅広の荷物の積降し作業を容易に行う
ことができ、油圧ギヤポンプ(31)の兼用によって荷
役作業性の向上並びに油圧駆動機構の簡略化及び製造コ
スト低減を容易に行うことができるものである。
【0027】また、後輪(5)を駆動する油圧走行モー
タ(49)を設けると共に、荷台(1)を上昇させる油
圧リフトシリンダ(25)と、前記油圧走行モータ(4
9)を、油圧ギヤポンプ(31)に択一的に油圧接続さ
せるもので、前記ギヤポンプ(31)を兼用して後輪
(5)を駆動することにより、走行機動性の向上並びに
油圧駆動機構の簡略化などを容易に行うことができるも
のである。
【0028】また、手動回転操作するハンドル(36)
と、電動入力モータ(59)の出力軸(60)を、油圧
ギヤポンプ(31)の入力軸(55)に択一的に連結さ
せるもので、荷役作業の多様化並びに荷役作業の省力化
を容易に行うことができるものである。
【0029】また、荷台(1)と、マスト(2)と、前
輪(4)を軸支させる脚フレーム(6)の少なくともい
ずれか1つを、展開自在に折畳んで上下幅または前後幅
のいずれか一方または両方を縮少自在に形成したもの
で、マスト(2)を長尺にして荷台(1)の揚程量を大
きくし、かつ脚フレーム(6)を長尺にして転倒防止を
図れる構造であっても、コンパクトに折畳んで携行でき
るものである。
【0030】また、荷台(1)と、マスト(2)と、前
輪(4)を軸支させる脚フレーム(6)の少なくともい
ずれか1つを、組立自在に分解して上下幅または前後幅
のいずれか一方または両方を縮少自在に形成したもの
で、荷台(1)の揚程量が大きい長尺なマスト(2)、
並びに転倒を防止する長尺な脚フレーム(6)を分解す
ることによってコンパクトに格納保管及び梱包輸送でき
ると共に、トラック荷台の積載荷物の隙間を利用して前
記マスト(2)及び脚フレーム(6)などを各別に積込
んで持ち運ぶことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の側面図。
【図2】同平面図。
【図3】同正面図。
【図4】部分拡大平面図。
【図5】油圧ギヤポンプ部の正面図。
【図6】同側面図。
【図7】同断面図。
【図8】油圧回路図。
【図9】脚フレーム揺動説明図。
【図10】全体の折畳み説明図。
【符号の説明】
(1) 荷台 (2) マスト (3) 台フレーム (4) 前輪 (5) 後輪 (6) 脚フレーム (14) 締結板(締結部材) (17) 起立板(嵌合部材) (25) 油圧リフトシリンダ (31) 油圧ギヤポンプ (32) 油路ベース (34) 油タンク (44) 油圧リガーシリンダ (49) 油圧走行モータ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マストに昇降自在に装設させる荷台と、
    前記マストを支持させる前後輪を備えるリフトトラック
    において、前後輪を取付ける台フレーム上面に嵌合部材
    を締結固定させ、台フレームに嵌合部材を介して前記マ
    ストを立設固定させると共に、前記荷台を上昇作動させ
    る油圧ギヤポンプを設けたことを特徴とするリフトトラ
    ック。
  2. 【請求項2】 前後輪を軸支させる脚フレームを台フレ
    ームに締結部材を介して固定させたことを特徴とする請
    求項1に記載のリフトトラック。
  3. 【請求項3】 油路ベースに油タンクを嵌合固定させ、
    油タンクに油圧ギヤポンプを内設させたことを特徴とす
    る請求項1に記載のリフトトラック。
  4. 【請求項4】 前輪を軸支させる脚フレームを左右機外
    側に移動自在に設けると共に、前記脚フレームを移動さ
    せる油圧リガーシリンダと、荷台を上昇させる油圧リフ
    トシリンダを、油圧ギヤポンプに択一的に油圧接続させ
    るように構成したことを特徴とする請求項1に記載のリ
    フトトラック。
  5. 【請求項5】 後輪を駆動する油圧走行モータを設ける
    と共に、荷台を上昇させる油圧リフトシリンダと、前記
    油圧走行モータを、油圧ギヤポンプに択一的に油圧接続
    させるように構成したことを特徴とする請求項1に記載
    のリフトトラック。
  6. 【請求項6】 手動回転操作するハンドルと、電動入力
    モータの出力軸を、油圧ギヤポンプの入力軸に択一的に
    連結させるように構成したことを特徴とする請求項1に
    記載のリフトトラック。
  7. 【請求項7】 荷台と、マストと、前輪を軸支させる脚
    フレームの少なくともいずれか1つを、展開自在に折畳
    んで上下幅または前後幅のいずれか一方または両方を縮
    少自在に形成したことを特徴とする請求項1に記載のリ
    フトトラック。
  8. 【請求項8】 荷台と、マストと、前輪を軸支させる脚
    フレームの少なくともいずれか1つを、組立自在に分解
    して上下幅または前後幅のいずれか一方または両方を縮
    少自在に形成したことを特徴とする請求項1に記載のリ
    フトトラック。
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