JP2015009703A - 枠付運搬台車 - Google Patents
枠付運搬台車 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015009703A JP2015009703A JP2013137355A JP2013137355A JP2015009703A JP 2015009703 A JP2015009703 A JP 2015009703A JP 2013137355 A JP2013137355 A JP 2013137355A JP 2013137355 A JP2013137355 A JP 2013137355A JP 2015009703 A JP2015009703 A JP 2015009703A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- loading platform
- side frames
- carriage
- frames
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Handcart (AREA)
Abstract
【解決手段】枠付き運搬台車は、ハンドルの支柱に枢着された第1、第2側面枠に、荷台上面に接する底辺部を備えた下枠を設けており、荷台に、前記底辺部が接する個所に荷台に内蔵され下向きに付勢されて出没自在な軸部と該軸部の上部で前記底辺部を上から掛け止める掛止片とからなる位置決め部材を設け、荷台の上面に、前記軸部が荷台内に没した際に掛止片を収納する窪み部を形成して、前記位置決め部材の上端が収納時に荷台面上に突出しないようにしたことを特徴とする。
【選択図】図3
Description
底面に複数のキャスタを有し、荷物を載置可能な上面を有する荷台と、使用時には前記荷台の上面に立設されて、収納時には前記荷台の上面に倒して折りたたみ可能なハンドルと、使用時には前記荷台に立設されて、収納時には折りたたみ可能な柵とを具備する構造が開示されている。
しかし、左右の側板となる柵は、基端側がハンドルに枢着されているだけで、前方は自由端になっているので、前記構成では、左右の側面柵に、柵の使用時に荷台に固定するための固定具が取り付けられており、荷台面には、これに対応して固定具を受ける受部を形成する必要があった。
そのため、柵の折畳に際しては前記固定具が重ならないように配置する必要があり、また荷台には、固定具に対応して受部を設ける必要があり、構造が複雑となるという問題点があった。
また柵は折畳んだ後にハンドルを倒すことで収納することを前提としているので柵に設ける下枠を荷台に接する位置に配置することができず、下枠と荷台との間には隙間が生じるため、中の積荷を散逸させるおそれがあるという不具合があった。
また、本出願人は,特開2010−215275のメッシュ型荷役用パレットを提案しているが、これはメッシュパネルを荷台の四隅に設けた支柱に掛止めるため、運搬台車に適用することは困難であった。
運搬台車のハンドルの一対の支柱に、運搬台車の荷台の左右の側面を囲む第1、第2側面枠の基端をそれぞれ折畳み可能に取り付けると共に、該第1、第2側面枠の先端に荷台の前面を囲む前面枠を取り付ける枠付き運搬台車において、
第1、第2側面枠に、荷台上面に接する底辺部を備えた下枠を設けており、
荷台に、前記底辺部が接する個所に荷台に内蔵され下向きに付勢されて出没自在な軸部と該軸部の上部で前記底辺部を上から掛け止める掛止片とからなる位置決め部材を設け、
荷台の上面に、前記軸部が荷台内に没した際に掛止片を収納する窪み部を形成して、前記位置決め部材の上端が収納時に荷台面上に突出しないようにしたことを特徴とする。
請求項2の発明では、
前記ハンドルの支柱と第1、第2側面枠、第1、第2側面枠と前面枠との間に、筒体と該筒体に枢動可能に嵌合する軸部とからなる着脱可能な枢着部が設けられていることを特徴とする。
請求項3の発明では、
前面枠に、第1、第2側面枠を折畳んだ際に前面枠と共に一体に拘束するための枠体掛止具が設けられており、
該枠体掛止具が、基端が上下に分離して前面枠の内枠に掛け止められる鉤状の基端掛止部を有し、各基端掛止部から延びて前面枠の外枠に掛け止められる一対の円弧部を介してコイルスプリングがそれぞれ設けられ、該コイルスプリングから前記基端掛止部側に折り返されて折畳時の第1、第2側面枠の外枠31に掛止め可能な溝部を有して先端でつながる先端掛止部を有してなることを特徴とする。
また、側面枠を折畳んだ際には、位置決め部材が荷台上に突出することがないので、前記側面枠や前面枠を折畳んだ状態で、通常の運搬台と同様に使用することができる。
図示例では、第1、第2側面枠3、4を2連とし、第1、第2側面枠3、4の各単体及び前面枠5をハンドルHの支柱h1、h2間と略同じ幅に設定している。
また、ハンドルHは、荷台2に固定した構造を図示したが、折畳可能な構造としてもよい。
第1、第2側面枠3、4は、荷台2の左右の側面をそれぞれ囲むためのもので、図示例では、略正方形の外枠31内に縦横に交差するメッシュ状の内枠32を備えた図示例からなっているが、内枠32には縦枠又は横枠のみが設けられるものであってもよいし、外枠31は長方形であってもよい。
本実施例では、各ブラケットBと第1、第2側面枠3、4の基端との間に、第1枢着部P1として、軸部12と該軸部を旋回可能に嵌合する筒部11との一方と他方がそれぞれ設けられている。
即ち、図示例の場合、ブラケットBにはその先端に縦向きの筒部11が固着されており、第1、第2側面枠3、4の基端側縦辺部35には、外枠31から僅かに離間した位置で下方に延びて前記筒部11内に嵌挿する軸部12が突設されている。
本実施例では、同一構造の第1、第2側面枠3、4をそれぞれ2つ用いており、荷台2が前方に長い場合に適用することができる。
この第1、第2側面枠3、4は、第2枢着部P2としてハンドルH寄りの側面枠の外枠31の先端側縦辺部36には筒部11’が設けられている(図2、図3参照)。
また、前面側に配置された第1、第2側面枠(説明の便宜上3’、4’とする)の基端側縦辺部35には、前記筒部11’に挿入可能な軸部12’が形成されている。
同様に前面側の第1、第2側面枠3’、4’の先端側縦辺部36には筒部11”が設けられている。
第1、第2側面枠3、3’、4、4’は、複数の側面枠を連続してつなげる場合には、ハンドル寄りの側面枠3,4の先端の筒部11’に前方寄りの側面枠3’4’の基端側の軸部12’を差し込んで両者を枢着して連結している。
そして、展開位置にて第1、第2側面枠3、4(3’,4’)を位置決め部材40によって位置決めする。
本実施例では、前面側の第1、第2側面枠3’、4’の前方側を位置決め部材40で拘束して位置決めしている。
図示例では、前記底辺部33は、外枠31の底辺に沿って一連に形成されているが、位置決め部材40に掛止められる個所だけ荷台2上面に接するように設けられていてもよい。
即ち、図7に明瞭なように、位置決め部材40は、荷台2を貫通し下向きに付勢されて出没自在な軸部41と、該軸部41の上部で外方へ延びて前記底辺部33のパイプを上から掛け止める円弧状の係合部42aを備えた掛止片42とからなっている。
この位置決め部材40は、荷台2の前方に配置することが好ましいが、中途位置でもよく、また左右一対に限らず、側縁に沿って複数設けてもよい。
このように位置決めされた第1、第2側面枠3’、4’の先端には前述のように筒部11”が突設されている。
従って、該軸部53を、先端の筒部11”に掛止めることで、荷台2上に展開姿勢で位置決めされた第1、第2側面枠3’、4’に前面枠5を掛け止めて荷台2を3方で囲むことができる。
また、一方の軸部52を外すことで、他方の第3枢着部P3を支点として前面枠5を開閉扉として使用することもできる。
なお、後方はハンドルH及びハンドルHの支柱h1、h2間に掛け渡された背板7によって囲むことができるが、必要であればハンドルHの前面又は背面に別途背面枠を取り付けてもよい(図示せず)。
即ち、図3の展開状態から、まず前面枠5を外す。即ち、前面枠5の軸部52を前記筒部11”から抜き取ることで前面枠5が分離される。
次いで、第1、第2側面枠3、4が第1。第2枢着点P1、P2の軸部12、12’を支点に枢動して折り重ねるように折畳まれることで図4に示すようにハンドルHに平行に折畳むことができる。
そして前面枠5を外側から重ね、折畳まれた、第1、第2側面枠3、3’,4,4’と前面枠5とを枠体掛止具8によって掛止める。
これにより、前面枠5と折畳まれた第1、第2側面枠3、4とが枠体掛止具8によって一体に係合するので、折畳姿勢を維持することができる。
また、上記実施例では、枠付き運搬台車を赤色一色に塗装して、緊急時の運搬台車として用いる場合を例示したが、この発明では通常の枠付きの運搬台車として用いるものであってもよい。
その他、この発明は、要するにこの発明の要旨を変更しない範囲で種々設計変更することができる。
2 荷台
3、4 第1、第2側面枠
6 車輪
7 背板
8 枠体掛止具
11 筒部
12 軸部
21 窪み部
22 貫通孔
31 外枠
32 内枠
33 底辺部
35 基端側縦辺部
36 先端側縦片部
40 位置決め部材
41 軸部
42 掛止片
42a係合部
43 ワッシャ
44 コイルスプリング
45 ナット
51 外枠
52 内枠
55、56 左右の縦辺部
B ブラケット
P1〜P3 第1〜第3枢着点
Claims (3)
- 運搬台車のハンドルの一対の支柱に、運搬台車の荷台の左右の側面を囲む第1、第2側面枠の基端をそれぞれ折畳み可能に取り付けると共に、該第1、第2側面枠の先端に荷台の前面を囲む前面枠を取り付ける枠付き運搬台車において、
第1、第2側面枠に、荷台上面に接する底辺部を備えた下枠を設けており、
荷台に、前記底辺部が接する個所に荷台に内蔵され下向きに付勢されて出没自在な軸部と該軸部の上部で前記底辺部を上から掛け止める掛止片とからなる位置決め部材を設け、
荷台の上面に、前記軸部が荷台内に没した際に掛止片を収納する窪み部を形成して、前記位置決め部材の上端が収納時に荷台面上に突出しないようにしたことを特徴とする枠付き運搬台車。 - ハンドルの支柱と第1、第2側面枠、第1、第2側面枠と前面枠との間に、筒体と該筒体に枢動可能に嵌合する軸部とからなる着脱可能な枢着部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の枠付き運搬台車。
- 前面枠に、第1、第2側面枠を折畳んだ際に前面枠と共に一体に拘束するための枠体掛止具が設けられており、
該枠体掛止具が、基端が上下に分離して前面枠の内枠に掛け止められる鉤状の基端掛止部を有し、各基端掛止部から延びて前面枠の外枠に掛け止められる一対の円弧部を介してコイルスプリングがそれぞれ設けられ、該コイルスプリングから前記基端掛止部側に折り返されて折畳時の第1、第2側面枠の外枠31に掛止め可能な溝部を有して先端でつながる先端掛止部を有してなることを特徴とする請求項1又は2に記載の枠付き運搬台車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013137355A JP5990137B2 (ja) | 2013-06-28 | 2013-06-28 | 枠付運搬台車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013137355A JP5990137B2 (ja) | 2013-06-28 | 2013-06-28 | 枠付運搬台車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015009703A true JP2015009703A (ja) | 2015-01-19 |
JP5990137B2 JP5990137B2 (ja) | 2016-09-07 |
Family
ID=52303252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013137355A Active JP5990137B2 (ja) | 2013-06-28 | 2013-06-28 | 枠付運搬台車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5990137B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101592285B1 (ko) | 2015-06-01 | 2016-02-05 | 주식회사 에프엠에스코리아 | 롤 컨테이너 |
CN106945923A (zh) * | 2017-04-27 | 2017-07-14 | 贵州大学 | 一种新型菜豆储藏运输装置 |
CN108454662A (zh) * | 2018-03-26 | 2018-08-28 | 嘉兴博途物流设备有限公司 | 一种可折叠且机动性高的物流台车 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS48104053U (ja) * | 1972-03-07 | 1973-12-05 | ||
JPS5536033U (ja) * | 1978-08-31 | 1980-03-07 | ||
JPS5614776U (ja) * | 1979-07-13 | 1981-02-07 | ||
JP2005014760A (ja) * | 2003-06-26 | 2005-01-20 | Chunichi Sangyo Kk | キャリーカート |
JP2009113808A (ja) * | 2009-01-30 | 2009-05-28 | Nk Carry Caster Kk | 金網付手押し運搬車 |
JP2010215275A (ja) * | 2009-03-17 | 2010-09-30 | Nansin Co Ltd | メッシュ型荷役用パレット |
US20120018966A1 (en) * | 2010-01-19 | 2012-01-26 | Moore Todd E A | Adjustable multi-purpose dolly |
JP3174552U (ja) * | 2012-01-13 | 2012-03-29 | ゴールドキャスター株式会社 | 台車用落下防止装置 |
JP2013001259A (ja) * | 2011-06-17 | 2013-01-07 | Karl Kazushige Kawabe | 折りたたみ式柵付き運搬用台車 |
-
2013
- 2013-06-28 JP JP2013137355A patent/JP5990137B2/ja active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS48104053U (ja) * | 1972-03-07 | 1973-12-05 | ||
JPS5536033U (ja) * | 1978-08-31 | 1980-03-07 | ||
JPS5614776U (ja) * | 1979-07-13 | 1981-02-07 | ||
JP2005014760A (ja) * | 2003-06-26 | 2005-01-20 | Chunichi Sangyo Kk | キャリーカート |
JP2009113808A (ja) * | 2009-01-30 | 2009-05-28 | Nk Carry Caster Kk | 金網付手押し運搬車 |
JP2010215275A (ja) * | 2009-03-17 | 2010-09-30 | Nansin Co Ltd | メッシュ型荷役用パレット |
US20120018966A1 (en) * | 2010-01-19 | 2012-01-26 | Moore Todd E A | Adjustable multi-purpose dolly |
JP2013001259A (ja) * | 2011-06-17 | 2013-01-07 | Karl Kazushige Kawabe | 折りたたみ式柵付き運搬用台車 |
JP3174552U (ja) * | 2012-01-13 | 2012-03-29 | ゴールドキャスター株式会社 | 台車用落下防止装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101592285B1 (ko) | 2015-06-01 | 2016-02-05 | 주식회사 에프엠에스코리아 | 롤 컨테이너 |
CN106945923A (zh) * | 2017-04-27 | 2017-07-14 | 贵州大学 | 一种新型菜豆储藏运输装置 |
CN108454662A (zh) * | 2018-03-26 | 2018-08-28 | 嘉兴博途物流设备有限公司 | 一种可折叠且机动性高的物流台车 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5990137B2 (ja) | 2016-09-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20210070340A1 (en) | Pallet lift | |
JP5827289B2 (ja) | 貨物用ラック | |
JP3927220B1 (ja) | 台車 | |
JP5990137B2 (ja) | 枠付運搬台車 | |
JP6364741B2 (ja) | ユニット収納装置 | |
JP2008068690A (ja) | 荷物載せ台 | |
EP3524536B1 (en) | Pallet | |
JP2017100481A (ja) | 台車 | |
JP6301898B2 (ja) | 台車 | |
JP6223390B2 (ja) | 貨物用ラック | |
US20130206620A1 (en) | Collapsible Garment Stillage | |
JP6004918B2 (ja) | 荷受台昇降装置 | |
JP2010264889A (ja) | 台車 | |
JP2017081301A (ja) | ロールボックスパレット | |
KR200443371Y1 (ko) | 운반용 수레 | |
JP3194428U (ja) | 台車 | |
JP2019167778A (ja) | トラック用の荷役作業台車 | |
JP2011184089A (ja) | 遊技機運搬用コンテナ | |
JP6010830B2 (ja) | 積み降ろし自在コンテナ | |
JP4898189B2 (ja) | 荷物載せ台 | |
JP2011173477A (ja) | 台車揚降装置 | |
JP6492122B2 (ja) | コンテナ | |
JP2015123894A (ja) | トラック用作業床 | |
JP2005211152A (ja) | 物流台車類における着脱式中間棚 | |
JP2016022893A (ja) | ロールボックスパレット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150319 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160106 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160224 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160425 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160803 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160812 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5990137 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |