JP3082099U - かばん用キャスター構造 - Google Patents

かばん用キャスター構造

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JP3082099U JP2001002080U JP2001002080U JP3082099U JP 3082099 U JP3082099 U JP 3082099U JP 2001002080 U JP2001002080 U JP 2001002080U JP 2001002080 U JP2001002080 U JP 2001002080U JP 3082099 U JP3082099 U JP 3082099U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】荒い道路上の衝突による衝撃を吸収し、牽引時
の騒音を防止するようにしたかばん用キャスター構造を
提供する。 【解決手段】かばんの底面四隅に固着されるキャスター
台座40と、該キャスター台座の底面に形成した旋回く
ぼみ41に配設されるベアリング43と、該ベアリング
を収容するベアリング収容部51を備えた車輪ブラケッ
ト・トレイ50と、キャスター台座と車輪ブラケット・
トレイとをベアリングを介して回動自在に連結する連結
軸59と、車輪ブラケット・トレイの後側の両側に垂下
した挿入脚54が装着される挿入脚取付部65を備えた
車輪ブラケット60と、取付部65に装着された挿入脚
54を揺動可能に枢支する第1枢支軸56とからなり、
車輪ブラケットは中央に上下方向に貫通する貫通穴61
を有し、かつ貫通穴の上方近傍の前方側には車輪ブラケ
ット・トレイの底面と接触する衝撃吸収手段である弾性
部材57を配設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、かばん用キャスター構造に関し、更に具体的に説明すると、表面が デコボコしている粗い道路上でかばんを牽引して行く場合でも、弾性部材によっ て道路表面との衝突による衝撃力が吸収されるようにすることで、かばんが過度 に跳ね上がることなく、衝突によるノイズも減少させるようにした改良型のかば ん用キャスター構造に関するものである。。
【0002】
【従来の技術】
図1に示すように、従来のかばん用キャスター構造は、キャスター台座10、 ベアリング13、車輪ブラケット20、連結軸25、車輪30、枢支軸32とか ら構成されている。
【0003】 かばん1の底面の四隅の下方には、前記キャスター台座10が固着される。キ ャスター台座10下方には、車輪ブラケット20よりわずかに大きい旋回くぼみ 11が形成されている。位置決め穴12は旋回くぼみ11内に形成されている。 車輪ブラケット20の上方には、ベアリング収容部21が形成されている。旋回 穴22がベアリング収容部21の中央に形成されている。フォーク状突起部23 には、前記枢支軸32が貫通する挿入穴24が形成されていて、車輪ブラケット 20の底面より下方に突出している。車輪30には軸支穴31が形成されている 。
【0004】 図2において、上記構成の従来形のかばん用キャスター構造の組立て工程を説 明する。 図2に示すように、まず、ベアリング13を車輪ブラケット20のベアリング 収容部21に設置し、ついで、車輪ブラケット20の上部円周面をキャスター台 座10の旋回くぼみ11に差し込む。 連結軸25は、車輪ブラケット20の旋回穴22からキャスター台座10の位 置決め穴12へと上方に向けて嵌め入れられて、リベット締めされ、キャスター 台座10下に車輪ブラケット20を旋回可能に保持する。
【0005】 さらに、車輪30を、車輪ブラケット20のフォーク状突起部23,23間に 位置付けて、フォーク状突起部23の挿入穴24と車輪30の軸支穴31を整合 させ、そこに枢支軸32を通してから、枢支軸32をリベット締めして、車輪3 0を車輪ブラケット20に回転可能に固定する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このような従来のかばん用キャスター構造には、以下に述べるような 問題点がある。 図3に示されているように、表面がでこぼこして荒い道路上を通過する場 合、牽引するかばん1は衝撃によって跳ね上がってしまう。このような場合に、 使用者がかばん1のハンドルを握ったままかばんを前方に引きずるのは、なかな か難しい。 表面にデコボコのある道路上でかばんを引きずって歩いて行くと、かばん 1が跳ねあがって、ガラガラと大きな雑音(騒音)をたててしまう。
【0007】 従って、本考案の第一の目的は、かばんが荒い道路表面上を通過する場合に、 地表面との衝突により、下方への衝撃をキャスター台座と車輪ブラケット・トレ イが旋回的圧力を受けた場合に、弾性部材が圧縮されて衝撃力を吸収するように して、かばんを過度に跳ね上げないようにすることにより、かばんの牽引を容易 にした、改良型のかばん用キャスター構造を提供することである。
【0008】 本考案の更なる目的は、かばんが荒い道路表面上を通過する場合でも、かばん が過度に跳ね上がることがないために、衝撃による雑音の発生が抑えられるよう にした、かばん用キャスター構造を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】 前記目的を達成するために、本考案の請求項1に記載のかばん用キャスター構 造は、かばんの底面四隅にそれぞれ固着されるキャスター台座と、該キャスター 台座の底面に形成した旋回くぼみに配設されるベアリングと、該ベアリングを上 面に収容するベアリング収容部を備えた車輪ブラケット・トレイと、前記キャス ター台座と車輪ブラケット・トレイとを前記ベアリングを介して回動自在に連結 する連結軸と、前記車輪ブラケット・トレイの後側の両側に垂下した挿入脚が装 着される挿入脚取付部を備えた車輪ブラケットと、前記挿入脚取付部に装着され た前記挿入脚を揺動可能に枢支する第1枢支軸とからなり、前記車輪ブラケット は中央に上下方向に貫通する貫通穴を有し、かつ前記貫通穴の上方近傍の前方側 には前記車輪ブラケット・トレイの底面と接触する衝撃吸収手段を配設すると共 に、下方底面から伸長したフォーク状部間に回転可能に車輪が設置されたことを 特徴とする。
【0010】 請求項2の考案は、請求項1に記載したかばん用キャスター構造において、 前記車輪ブラケット・トレイは、上面にベアリング収容部を有し、かつ中央に軸 支穴が形成されると共に、後方外周面には固定用切欠部が形成され、該固定用切 欠部の両側には、それぞれ挿入脚が下方に突出し、該挿入脚を水平方向に貫通す る制限用挿入孔が形成されていることを特徴とする。
【0011】 請求項3の考案は、請求項1に記載したかばん用キャスター構造において、 前 記車輪ブラケット・トレイは、ベアリング収容部中央に軸支穴が形成され、後方 外周面には固定用切欠部が形成され、該固定用切欠部の両側には、それぞれ挿入 脚が下方に突出し、該挿入脚を水平方向に貫通して制限用挿入孔が形成されると 共に、底面前方近傍には衝撃吸収手段である弾性部材の上端部を収容する凹部を 形成したことを特徴とする。
【0012】 請求項4の考案は、請求項1に記載したかばん用キャスター構造において、 前記衝撃吸収手段は弾性部材としてのスプリングと上下方向の摺動可能な保持 用スライド・ブロックとにより構成され、、該スプリングの両端は、前記車輪ブ ラケットの中央貫通穴の後方内壁面に形成した位置決めくぼみと、前方内壁面を 切欠いて前記貫通穴と連通する切欠部を有し、上面が矩形状でかつ下方後側方向 に傾斜させた傾斜摺動面を有する三角形状の窪みからなるスライド・ブロック収 容部に収容される三角柱体の保持用スライド・ブロックの位置決め突起との間に 水平状態に配設したことを特徴とする。
【0013】 請求項5の考案は、請求項1又は3に記載したかばん用キャスター構造におい て、前記衝撃吸収手段は、弾性部材として複数のスプリングにより構成され、該 スプリングの両端は、前記車輪ブラケット・トレイの底面前方近傍に形成した凹 部と、前記車輪ブラケットの上面前方近傍に形成した凹部との間に立設状態に配 設したことを特徴とする。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の一実施形態について、図面を参照して説明する。 本考案のかばん用キャスター構造は、図4に示すように、キャスター台座40 、ベアリング43、車輪ブラケット・トレイ50、第1枢支軸56、スプリング からなる弾性部材57及び保持用スライド・ブロック58からなる衝撃吸収手段 、連結軸59、車輪ブラケット60、車輪70、第2枢支軸72から構成される 。
【0015】 前記キャスター台座40は、かばん1の底面四隅に固定して装着され、その下 面には、車輪ブラケット・トレイ50より若干大きい上方に向けた旋回くぼみ4 1が形成されている。
【0016】 旋回くぼみ41内には位置決め穴42が形成されている。車輪ブラケット・ト レイ50上面にはベアリング収容部51が形成され、ベアリング収容部51中央 には上下方向に貫通した軸支穴52が形成され、そして、車輪ブラケット・トレ イ50後外周面の一部には固定用切欠部53が形成されている。
【0017】 車輪ブラケット・トレイ50の形状に対応して外側が弓形面をしている挿入脚 54が、固定用切欠部53の両側部からそれぞれ下方に突出成形されており、挿 入脚54を水平方向に貫通して制限用挿入孔55が形成されている。
【0018】 保持用スライド・ブロック58は細長い三角柱体であって、その後面中央には 、位置決め突起581が配置されている。
【0019】 車輪ブラケット60には上下方向に中央貫通孔61が形成されていて、その上 面前方側には上面開口は矩形状で、下方に行くに従い後側に傾斜する傾斜摺動面 を有する三角形状の窪みからなるスライド・ブロック収容部62が形され、三角 柱体の保持用スライド・ブロック58が配設されるようになっている。前記収容 部62後面には、中央貫通孔61と連通する切欠部63が形成され、その後面に は一定の深さを有する位置決めくぼみ64が形成されている。
【0020】 位置決めくぼみ64は切欠部63と整列していて、その上方後方部の両側部は 窪んでいて、前記車輪ブラケット・トレイ50の2つの挿入脚54を収容する挿 入脚取付部65を形成している。また、前記弾性部材57は、前記位置決めくぼ み64と保持用スライド・ブロック58の位置決め突起581との間に水平状態 に介在されている。
【0021】 制限用挿入孔66は、両挿入脚収容部65間で、車輪ブラケット60後面を水 平方向に貫通している。また、固定用突起67が、車輪ブラケット60の上面後 端中央より上方に突出している。 また、フォーク状部68が、車輪ブラケット60の底面より下方に突出してい て、前記第2枢支軸72が挿入される挿入孔69が形成されている。 車輪70には軸支穴71が形成されている。
【0022】 以上のように構成された本考案のかばん用キャスター構造の組立て工程を、図 5を参照して説明する。 図5に示されるように、まず、ベアリング43を車輪ブラケット・トレイ50 のベアリング収容部51内に設置する。そして、連結軸59を上方に向けて車輪 ブラケット・トレイ50の軸支穴52へ嵌め入れて、キャスター台座40の位置 決め穴42を貫通させる。次いで、連結軸59を、キャスター台座40を旋回可 能に保持するようにして固定する。
【0023】 その後、スプリングコイルからなる弾性部材57の一端部を保持用スライド・ ブロック58の位置決め突起581に嵌合させ、弾性部材57とスライド・ブロ ック58とを共に、車輪ブラケット60のスライド・ブロック収容部62、切欠 部63、位置決めくぼみ64へ配置する。
【0024】 スライド・ブロック58はスライド・ブロック収容部62内に位置付けられる が、位置決め突起581及び弾性部材57は切欠部63を通り抜けている。弾性 部材57の他端部は位置決めくぼみ64内に受容されるので、保持用スライド・ ブロック58は常時スライド・ブロック収容部62に押し付けられていると共に 、車輪ブラケット・トレイ50底面と直接接触して下方に押し付けられるように 設置されている。 車輪ブラケット・トレイ50の挿入脚54は、車輪ブラケット60の挿入脚T 取付部65に挿入される。また、固定用突起67が固定用切欠部53に係合され る。
【0025】 第1枢支軸56を、挿入脚54の制限用挿入孔55,66と挿入脚取付部65 を通し、車輪ブラケット・トレイ50を揺動可能に車輪ブラケット60へ連結す る。このように組立てると、車輪ブラケット・トレイ50の下面と車輪ブラケッ ト60上面間でその前方側が開口自在とされる。挿入脚54と挿入脚取付部65 との表面と、固定用突起67と固定用切欠部53との表面が、互いに制限し合う ので、開口部はあまり大きくなりすぎないようになっている。従って、弾性部材 57と保持用スライド・ブロック58はスライド・ブロック収容部62から滑り 出ることがない。
【0026】 次いで、車輪70を車輪ブラケット60のフォーク状部68間に配置する。そ して、第2枢支軸72をフォーク状部68の挿入孔69と車輪70の軸支穴71 を通し、端部をリベット締めすることにより、車輪70を車輪ブラケット60に 回転可能に装着する。
【0027】 図7には、上述の実施例から保持用スライド・ブロック58を省略して、車輪 ブラケット60の貫通穴61に連通する切欠部63及び位置決めくぼみ64をな くしているが、代りに、2つの弾性部材57が立設され、車輪ブラケット・トレ イ50の底面と車輪ブラケット60の上面の両側面に、ばね収容部501,63 ´がそれぞれ形成された第1実施例と同じ機能を提供することのできる本考案の 別の実施例を示す。
【0028】 図8で、この第2実施例の組立てを説明する。 まず、ベアリング43を車輪ブラケット・トレイ50のベアリング収容部51 内に配置し、連結軸59を上方へ向けて車輪ブラケット・トレイ50の軸支穴5 2へと嵌合し、キャスター台座40の位置決め穴42へ通し、リベット締めする と、キャスター台座40下に車輪ブラケット・トレイ50が旋回可能に保持され るようになる。
【0029】 次に、車輪ブラケット・トレイ50の挿入脚54を車輪ブラケット60の挿入 脚取付部65へ配設する。また、固定用突起67を固定用切欠部53に嵌め入れ る。そして、第1枢支軸56を挿入脚54の制限用挿入孔55へ、そして挿入脚 取付部65の制限用挿入孔66へ通して、車輪ブラケット・トレイ50を揺動可 能に車輪ブラケット60へ枢着する。
【0030】 このようにすると、車輪ブラケット・トレイ50と車輪ブラケット60の間で その前方側が開口可能に形成されるようになる。挿入脚54と挿入脚取付部65 との表面と、固定用突起67と固定用切欠部53との表面が、互いに制限し合う ことによって、開口が大きくなりすぎないようになっている。
【0031】 そして、衝撃吸収手段である弾性部材57を2個共圧縮して、前記開口を利用 して車輪ブラケット・トレイ50及び車輪ブラケット60のスプリング収容部5 01、63’内へ設置する。弾性部材57は車輪ブラケット・トレイ50を車輪 ブラケット60より押し上げ且つ車輪70を常時地表面側に押圧する機能を果た すものである。
【0032】 上記の実施例は単に本考案を説明するのに例示されたのみであり、考案の範囲 を制限する意図はない。上記の実施例に対しては、本考案の本質を損なわずして 数多くの変更・修正が可能である。
【0033】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のかばん用キャスター構造には、以下のような効 果がある。 1. 図6右側に示されるように、かばんに荷物を詰め込むと、キャスターに 対して圧力が掛かる。しかし、この圧力はキャスターに装着された衝撃吸収手段 としての弾性部材57の弾性力よりはるかに小さいので、弾性部材はわずかに圧 縮されるに過ぎない。デコボコした荒い地表面の道路上を通過するときに、衝突 によってかばん1に対して下方への衝撃力が掛かるような場合でも、キャスター 台座40及び車輪ブラケット・トレイ50が、第1枢支軸56周囲で旋回状態に 揺動して押し下げられて、前方側の開口が減少すると、車輪ブラケット・トレイ 50底面が保持用スライド・ブロック58に接触して圧力をかけ、これにより、 スライド・ブロック58がスライド収容部62内へある程度の距離だけ摺動して 、弾性部材57が圧縮され、衝撃力を相殺するために、かばん1が過度に飛び跳 ねるのを防ぐことができ、使用者はかばん1を牽引するのが容易になる。 2. かばんを引っ張って荒い地表面の道路上を通る場合でも、ばんが大きく 跳ね返ることがないので、衝撃による雑音の発生が最小限に抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来形のかばん用キャスター構造の分解斜視図
【図2】従来形のかばん用キャスター構造の組立て完了
斜視図。
【図3】従来形のかばん用キャスター構造の使用状態を
示した側面断面図。
【図4】本考案の第一実施形態を示すかばん用キャスタ
ーの分解斜視図。
【図5】図4におけるかばん用キャスターの組立て完了
斜視図。
【図6】図4におけるかばん用キャスターの使用状態を
説明する要部側面断面図。
【図7】本考案におけるかばん用キャスターの、第2実
施形態における分解斜視図。
【図8】図7におけるかばん用キャスターの要部側面断
面図。
【符号の説明】
40 キャスター台座 41 旋回くぼみ 42 位置決め穴 43 ベアリング 50 車輪ブラケット・トレイ 51 ベアリング収容部 52 軸支穴 53 固定用切欠部 54 挿入脚 56 第1枢支軸 57 弾性部材(スプリング) 58 保持用スライド・ブロック 581 位置決め突起 59 連結軸 60 車輪ブラケット 61 中央貫通孔 62 スライド・ブロック収容部 63 切欠部 64 位置決めくぼみ 65 挿入脚取付部 67 固定用突起 68 フォーク状部 69 挿入孔 70 車輪 72 第2枢支軸

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かばんの底面四隅にそれぞれ固着される
    キャスター台座と、該キャスター台座の底面に形成した
    旋回くぼみに配設されるベアリングと、該ベアリングを
    上面に収容するベアリング収容部を備えた車輪ブラケッ
    ト・トレイと、前記キャスター台座と車輪ブラケット・
    トレイとを前記ベアリングを介して回動自在に連結する
    連結軸と、前記車輪ブラケット・トレイの後側の両側に
    垂下した挿入脚が装着される挿入脚取付部および固定用
    突起を備えた車輪ブラケットと、前記挿入脚取付部に装
    着された前記挿入脚を揺動可能に枢支する第1枢支軸と
    からなり、前記車輪ブラケットは中央に上下方向に貫通
    する貫通穴を有し、かつ前記貫通穴の上方近傍の前方側
    には前記車輪ブラケット・トレイの底面と接触する衝撃
    吸収手段を配設すると共に、下方底面側に伸長したフォ
    ーク状部間に回転可能に車輪を配設したことを特徴とす
    るかばん用キャスター構造。
  2. 【請求項2】 前記車輪ブラケット・トレイは、上面に
    ベアリング収容部を有し、かつ中央に軸支穴が形成され
    ると共に、後方外周面には固定用切欠部が形成され、該
    固定用切欠部の両側には、それぞれ挿入脚が下方に突出
    し、該挿入脚を水平方向に貫通する制限用挿入孔が形成
    されていることを特徴とする請求項1記載のかばん用キ
    ャスター構造。
  3. 【請求項3】 前記車輪ブラケット・トレイは、ベアリ
    ング収容部中央に軸支穴が形成され、後方外周面には固
    定用切欠部が形成され、該固定用切欠部の両側には、そ
    れぞれ挿入脚が下方に突出し、該挿入脚を水平方向に貫
    通して制限用挿入孔が形成されると共に、底面前方近傍
    には衝撃吸収手段である弾性部材の上端部を収容する凹
    部を形成したことを特徴とする請求項1記載のかばん用
    キャスター構造。
  4. 【請求項4】 前記衝撃吸収手段は弾性部材としての
    スプリングと上下方向の摺動可能な保持用スライド・ブ
    ロックとにより構成され、、該スプリングの両端は、前
    記車輪ブラケットの中央貫通穴の後方内壁面に形成した
    位置決めくぼみと、前方内壁面を切欠いて前記貫通穴と
    連通する切欠部を有し、上面が矩形状でかつ下方後側方
    向に傾斜させた傾斜摺動面を有する三角形状の窪みから
    なるスライド・ブロック収容部に収容される三角柱体の
    保持用スライド・ブロックの位置決め突起との間に水平
    状態に配設したことを特徴とする請求項1記載のかばん
    用キャスター構造。
  5. 【請求項5】 前記衝撃吸収手段は、弾性部材として複
    数のスプリングにより構成され、該スプリングの両端
    は、前記車輪ブラケット・トレイの底面前方近傍に形成
    した凹部と、前記車輪ブラケットの上面前方近傍に形成
    した凹部との間に立設状態に配設したことを特徴とする
    請求項1又は3項に記載のかばん用キャスター構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111634157A (zh) * 2020-05-23 2020-09-08 嘉兴连红塑料有限公司 一种万向轮

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