JP2001172341A - 改質された熱可塑性ポリ塩化ビニル成形コンパウンドの製法、熱可塑性ポリ塩化ビニル成形コンパウンド及びその使用 - Google Patents

改質された熱可塑性ポリ塩化ビニル成形コンパウンドの製法、熱可塑性ポリ塩化ビニル成形コンパウンド及びその使用

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JP2001172341A JP2000368434A JP2000368434A JP2001172341A JP 2001172341 A JP2001172341 A JP 2001172341A JP 2000368434 A JP2000368434 A JP 2000368434A JP 2000368434 A JP2000368434 A JP 2000368434A JP 2001172341 A JP2001172341 A JP 2001172341A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 改質された熱可塑性ポリ塩化ビニル−成形コ
ンパウンドの製法 【解決手段】 PVC−ホモポリマー又はコポリマーを
用いるゴム層の部分置換によりコア−シェル−構造で製
造された耐衝撃性改質剤を使用することによって、改良
された耐衝撃性及びかど強度及び改良された光学的特性
を有する熱可塑性ポリ塩化ビニル−成形コンパウンドを
製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優れたノッチ衝撃
強度を有する塩化ビニルポリマーをベースとする熱可塑
性コンパウンドの製造及び処理に関する。ノッチ衝撃強
度改質のために、塩化ビニル重合の前又はその間にポリ
マーラテックスの形で添加されるシェルタイプの、特に
ゴム分の少ないグラフト−コポリマーが使用される。こ
の場合に、生じるポリ塩化ビニル(PVC)が、改質剤
ラテックス粒子上にグラフト結合する。耐衝撃性改良の
ための成分は、硬いコア及び柔かいゴム状シェルから成
る。
【0002】
【従来の技術】ポリ塩化ビニル(PVC)は、その良好
な価格−性能割合及びその多様な使用性の故に、広く使
用されているポリマーの一つである。しかしながら、P
VC単独は、例えば窓枠のような多くの用途にとって
は、脆すぎる。PVCの耐衝撃性を改良するために、過
去において、塩化ビニルポリマーは種々の改質剤を含有
した。例として、ブタジエンタイプのポリマー耐衝撃性
改質剤、例えばアクリロニトリル−ブタジエン−スチレ
ン(ABS)及びメタクリル酸メチルエステル−ブタジ
エン−スチレン(MBS);エチレンと酢酸ビニルとの
コポリマー(EVA);塩素化されたポリオレフィン、
例えば塩素化ポリエチレン(CPE);エチレン−プロ
ピレン−ゴム及びアクリレートタイプのポリマー、例え
ばアクリル酸アルキルエステルのホモ−及びコポリマー
が挙げられる。例えばドイツ出願DE1082734号
明細書には、耐衝撃性ポリ塩化ビニルの製法が記載され
ている。請求されているポリマーは、水性懸濁液中で懸
濁安定化剤及び有機又は無機の活性化剤の使用下に塩化
ビニルを重合することにより製造され、この方法は、塩
化ビニルの重合を、室温で粘弾性のポリマーの水性エマ
ルジヨンの存在下に実施し、この際、このポリマーを固
体に対して2〜25質量%の量で存在させることを特徴
としている。この場合に、このポリマーはアクリル酸エ
ステル又はビニルエステルのホモポリマーもしくは他の
化合物とのコポリマーであってよい。
【0003】この方法の欠点は、形材製造のために、例
えばPVC−形材の充分高いノッチ衝撃強度を得るため
には、非常に多量の高価なアクリルエステルを必要とす
ることである。
【0004】層状構造を有するグラフトされた又はコア
/シェル−耐衝撃性改質剤も、原則的には公知である。
DE4302552号明細書は、グラフト骨格とその上
にグラフトされたポリマー相との間の改良された相結合
を有するグラフト−及びコア−シェル−コポリマーを記
載している。このグラフト−及びコア−シェル−コポリ
マーは、ペルオキシ基含有ポリマー相(a)(これは、
式:H2C=CH−O−CO−R1−CO−O−O−CO−R1−CO−OーCH=
CH2の2つの不飽和基を有するオレフィン系ペルオキシ
化合物0.01〜20質量%及びC−原子1〜10を有
するアルコールの(メタ)アクリル酸エステル、C−原
子2〜10を有する飽和脂肪族カルボン酸のビニルエス
テル、オレフィン、ビニル芳香族化合物、ビニルハロゲ
ン化物及び/又はビニルエーテルの群からのコモノマー
1種以上80〜99.99質量%を含有する)及びその
上にグラフトされたポリマー相(b)(これは、C−原
子1〜10を有するアルコールの(メタ)アクリル酸エ
ステル、C−原子2〜10を有する飽和脂肪族カルボン
酸のビニルエステル、オレフィン、ビニル芳香族化合
物、ビニルハロゲン化物及びスチレン並びにスチレン誘
導体の群からのコモノマー1種以上のペルオキシ基含有
ポリマー相(a)上へのグラフト結合により得られる)
から製造される。コア−シェル−ポリマーの製造のため
のこの方法の欠点は、ポリマー相(a)と(b)との間
の相結合を確保するために、付加的に敏感なペルオキシ
基含有コモノマーを使用すべきであり、この際、ペルオ
キシド官能性が破壊されないように綿密に注意しなけれ
ばならないことである。そこには、固体形中であるがプ
ラスチック中での耐衝撃性改質剤としての使用も記載さ
れている。しかしながら、同様にこの状況は、付加的な
仕上げ法、即ち乾燥を必要とするので、不利である。更
に、シェルは非架橋形で使用され、これは処理工程の間
にシェルポリマーの部分的剪断をもたらし、極めて不利
である。
【0005】EP0600478号明細書も2工程乳化
重合法でコアとシェルとの間の改良された相結合を有す
るコア−シェル−分散粒子からのグラフトコポリマーラ
テックスの製造を記載している。しかしながら、その第
1工程では、架橋されたゴム弾性ポリマーのみが可能で
ある。更に、このシェルコポリマーは、20℃以上のガ
ラス転移温度(Tg)を有すべきであり、このことが熱
可塑性プラスチック中での耐衝撃性改質剤としての使用
の際にむしろマイナスの作用をする。
【0006】硬いコアとゴム状の物質からの柔かいシェ
ルにより提供されるPVCのノッチ衝撃強度を改良する
ためのコア−シェル−改質剤も公知である。例えば、U
S3763279及びDE3539414号明細書は、
ポリスチレンからの硬い架橋されたコア及び柔らかい架
橋されたポリアクリレート−シェルを有するポリマー系
の製造を記載している。欠点は、一方で、ポリスチレン
コアとPVC−マトリックスとのかなり劣悪な相容性で
あり、これは特に寸法に応じて切断されたPVC−形材
の溶接の際にマイナスに作用する。他方、この方法は透
明性を得るために最適化されたので、ポリスチレンをコ
ア物質として使用しなければならなかった。しかしなが
ら、このことは、これから製造された半製品中で透明性
が必要でない場合には経済的に無意味である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、記載の欠点を
避ける方法を開発する課題が存在した。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題は特許請求の範
囲に記載のようにして解決された。
【0009】ところで、意外にも、コア−シェル−構造
によって、ゴム相を価格的に適切なPVCからのコアで
部分的に置換することにより製造される耐衝撃性改質剤
中のエラストマー分の減少により、耐衝撃性に改質され
たPVC中に改良された特性を得ることができることを
発見した。
【0010】本発明により、慣用の1相の耐衝撃性改質
剤に比べて減少されたエラストマー成分割合と同時に、
改良された耐衝撃性及びかど強度及び改良された光学的
特性、例えば表面光沢を有するエラストマー含有コア−
シェル−改質剤で改質された熱可塑性ポリ塩化ビニル−
成形コンパウンドの新規製法が開発された。
【0011】この耐衝撃性改質剤のコアは、ポリ塩化ビ
ニル又は塩化ビニルコポリマーより成り、耐衝撃性改質
剤のシェルは、架橋されたアルキルアクリレート又はア
ルキルメタクリレート−ホモ−又はコポリマーより成っ
ている。塩化ビニルモノマーのグラフト重合は、前記の
コア−シェル−改質剤の存在下に化学及び工業で公知の
懸濁重合法によって行なわれる。この懸濁重合は、モノ
マー可溶性ラジカル開始剤、例えばペルオキシド又はア
ゾ化合物により開始される。ペルオキシド開始剤の例に
は、ジアシル−、ジアルキルペルオキシド、ペルオキシ
ジカーボネート、アルキルペルエステル、例えばビス
(2−メチルベンゾイル)ペルオキシド、ジ−t−ブチ
ルペルオキシド、ジラウロイルペルオキシド、アセチル
ベンゾイルペルオキシド、ジクミルペルオキシド、ジセ
チル−ペルオキシジカーボネート及びt−ブチルペルピ
バレートが挙げられ、アゾ開始剤にはアゾビスー(イソ
ブチロニトリル)が挙げられる。この開始剤の種類及び
量の選択は、通常現在の技術水準によって行われ、この
際、開始剤混合物も使用できる。懸濁剤として、一次保
護コロイドを有機相の全量に対して0.05質量%〜1
質量%の量で添加することができる。粘度25〜300
0mPas(2%水溶液の)を有する充分に水溶性のセ
ルロース誘導体の例としては、アルキル−、ヒドロキシ
アルキル−、アルキルヒドロキシアルキル−及びカルボ
キシアルキルセルロースエーテル、ポリビニルアルコー
ル、部分鹸化されたポリ酢酸ビニル、ビニルピロリドン
とエチレン系不飽和エステルとからのコポリマー及びポ
リオキサゾリンが挙げられる。付加的に、公知の非イオ
ン性界面活性剤、例えば脂肪酸エトキシレート、ポリオ
ールの脂肪酸エステル及びアルコールエトキシレート又
はアニオン性界面活性剤、例えばアルキルスルフェー
ト、アルキルー又はアルキルアリールスルホネート、ソ
ルビタンモノラウレート、スルホコハク酸のエステル又
は半エステルを、有機相の全量に対して0.01〜1.2
質量%の量で添加することができる。付加的に、懸濁重
合の実施のための全ての従来公知の助剤も考えられる
(例えば、Encyclopedia of Polymer Science and Tech
nology)。
【0012】コア−シェル−改質剤は、乳化−又はマイ
クロ懸濁重合法を介して、文献公知の技術(例えば Kun
ststoffhandbuch Polyvinylchlorid, Bd, 1 u. 2, 2 Au
flage, Carl-Hanser Verlag, 1986) に従い、技術水準
で慣用の分散剤及び開始剤の存在下に、水中で2工程で
製造され、この際、第1工程でPVC−ホモ−又はコポ
リマーコアが合成され、かつ、第2工程でエラストマー
シェルがこのコアの存在下に合成される。乳化重合は、
有利に適当な水溶性ラジカル形成剤により開始される。
技術水準によれば、慣用量はモノマーの全質量に対して
0.01〜4質量%になる。開始剤として、例えば過酸
化水素又はペルオキシド誘導体、例えばアンモニウム
−、ナトリウム−又はカリウム過硫酸塩又は−ペルオク
ソ二硫酸塩があり、熱的に又は適当な還元剤(例えばHo
uben-Weyl Bd. 14/l 263〜297頁に記載)により
分解される。還元剤として、例えば次の化合物が挙げら
れる:亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、亜ジ
チオン酸ナトリム及びアスコルビン酸。乳化重合用の分
散剤として、技術水準に公知の全ての乳化剤及び保護コ
ロイドが使用できる。その量は、通常はモノマーの全質
量に対して0.5〜5質量%である。例えばアニオン性
界面活性剤、例えばC−原子8〜20の鎖長を有するア
ルキルスルフェート、比較可能な鎖長を有するアルキル
−又はアルキルアリールスルフェート、スルホコハク酸
のエステル又は半エステルが好適である。非イオン性界
面活性剤として、例えば1〜30のエチレンオキサイド
単位を有するアルキルポリグリコールエーテル又はアル
キルアリールポリグリコールエーテルが使用できる。場
合によっては、保護コロイド、例えばビニルアルコール
単位70〜100モル%を含有するビニルアルコール/
酢酸ビニル−コポリマー、10000〜350000g
/モルの分子量を有するポリビニルピロリドン及び1〜
4の置換度を有するヒドロキシアルキルセルロースも使
用できる。骨材(Zuschlagstoff)として、酸、塩基又は
慣用の緩衝塩、例えばリン酸アルカリ又は炭酸アルカリ
はpH値を調節することができる。同様に、公知の分子
量調節剤、例えばメルカプタン、アルデヒド又はクロル
炭化水素が使用可能である。
【0013】マイクロ懸濁法の場合には、重合の前に、
塩化ビニルを水相中で乳化剤系の存在下に機械的に微細
に粉砕する。ホモジナイザーとして、高圧ノズル、コロ
イドミル、高速撹拌機又は超音波分散装置が好適であ
る。一次乳化剤としては、有利に脂肪酸のアンモニウム
−又はアルカリ金属塩、アルキルスルフェート、アルキ
ル−アリールスルホネート及びスルホコハク酸エステル
のアンモニウム塩又はアルカリ金属塩が使用される。二
次乳化剤、例えば炭化水素、C14〜C24−脂肪アルコー
ル又は脂肪酸、エトキシル化された長鎖アルコール、カ
ルボン酸、ハロゲン化炭化水素、置換フェノール、エチ
レンオキサイド−プロピレンオキサイド−付加生成物又
は多価アルコールの部分脂肪酸エステルは、モノマー/
水−界面を安定化し、分散液のオストワルド−熟成(Os
twlad-Reifung)を抑制する。開始剤として、懸濁重合時
に慣用の油溶性ラジカル形成剤も使用される(前記参
照)。
【0014】耐衝撃性改質剤中でのPVCからのコア分
は、5〜80質量%、有利に20〜60質量%であり、
シェル中のエラストマー分は20〜95質量%、有利に
40〜80質量%である。
【0015】コア−シェル−改質剤粒子の全径(Gesamt
durchmesser)は50〜800nm、有利に60〜400
nmである。
【0016】この改質剤のコアは、PVCから又は少な
くとも50部(モノマー全量に対して)の塩化ビニルを
有するVC−コポリマーから成る。
【0017】この耐衝撃性改質剤のシェルは、ガラス転
移温度<10℃、有利に<−10℃を有し、非共役二重
結合を有する多官能性コモノマーで架橋されたアルキル
アクリレート又はアルキルメタクリレートホモ−又はコ
ポリマーから成る。この耐衝撃性改質剤のシェルのモノ
マーとしては、C2〜C14、有利にC4〜C8の鎖長のエ
ステル基、例えばn−ブチル−、i−ブチル−、n−ヘ
キシル−、n−オクチル−又は2−エチルヘキシル基を
有するアクリル−又はメタクリル酸エステルがこれに該
当する。架橋剤として、エラストマー成分の合成時に、
それぞれ使用されるシェルモノマーと共重合可能であ
り、少なくとも2つの非共役二重結合を有する様な化合
物、例えばジビニルベンゼン、(メタ)アクリル酸ビニ
ルエステル、(メタ)アクリル酸アリルエステル、フタ
ル酸、マレイン酸などのジアリルエステル、多価アルコ
ール、例えばトリメチロールプロパン、ブタンジオー
ル、グリセリンなどのトリアリルシアヌレート、ジ(メ
タ)アクリレートが使用できる。
【0018】コア−シェル−耐衝撃性改質剤のシェル上
には、付加的に、ガラス転移温度>25℃、有利に>7
0℃を有するポリ(メタ)アクリレートから成る相容化
層が、全シェルに対して最大50質量%の割合で重合さ
れる。
【0019】全モノマーに対するコア−シェル−改質剤
の割合は、2〜80質量%、有利に3〜50質量%であ
る。
【0020】本発明により製造されたポリマーは、特
に、熱可塑性成形、即ち熱及び圧力の使用下での成形、
例えばカレンダリング、押出成形、深絞り成形、射出成
形又は圧縮成形により、可塑剤の使用又は不使用下に、
例えば窓枠用の形材製造のため、又はシート等にするた
めに好適である。
【0021】次の実施例につき、本発明の実施形を説明
する。
【0022】例1 この例中では、PVC30質量%及びポリブチルアクリ
レート70質量%を有するコア/シェル−改質剤をベー
スとする耐衝撃性にされたPVCの製造を記載する。
【0023】1. 耐衝撃性改質剤の合成 1.1.乳化重合によるPVC−コアの合成 235リットル反応器中に、脱イオン水79.57k
g、7.5%ミリスチン酸カリウム溶液978.8g、硝
酸銅1.036g、亜硫酸ナトリウム3.329g、二燐
酸四ナトリウム10.82g及び1%KOH−溶液1.7
79kgを入れる。
【0024】この反応器を撹拌下に、そのジャケットを
介して一晩加熱する。重合温度53℃に達した後に、ペ
ルオクソ二硫酸カリウム21.55gを加える。その後
この反応器を窒素でフラッシングし、真空にする。引き
続き、塩化ビニル86.36kgを配量添加する。
【0025】この反応混合物をホモジナイズし、0.2
5%H22−溶液の配量添加を開始する。引き続き、連
続的に、かつ開始剤配量に対して並行的に、全重合過程
の間に、7.5%ミリスチン酸カリウム溶液18.56k
g及び脱イオン水2.712kgを配量添加する。
【0026】圧力低下及び1時間後撹拌時間の後に重合
は終了している。PVC−ラテックスから脱気し、冷却
させる。固体含分は44.8%である。電子顕微鏡で、
110nmの平均ラテックス粒径(体積基準)が測定さ
れる。
【0027】1.2. 乳化重合によるコア/シェル−改
質剤の合成 235リットル反応器中に、脱イオン水56.5kg及
び1.1.で合成されたPVC−ラテックス33.48k
gを連続的撹拌下に加える。引き続き、この反応器を窒
素でフラッシングし、80℃の重合温度まで加熱する。
その後、同時にn−ブチルアクリレート34.12k
g、アリルメタクリレート892.9g、1%ミリスチ
ン酸カリウム溶液15.0kg及び0.5%ペルオクソ二
硫酸アンモニウム溶液10kgの配量を開始する。30
0分後に重合は終了している。
【0028】生じるコア/シェル−改質剤ラテックス
は、30/70のコア/シェル−質量割合及び約175
nmの平均粒度(体積基準)を有する。
【0029】2. 懸濁重合による耐衝撃性に改質され
たPVCの合成 150リットル反応器中に、水53.46kg、1.2.
で製造されたコア/シェル−改質剤ラテックス12.5
9kg、メチルヒドロキシプロピルセルロース119.
6g、ラウロイルペルオキシド16.91g及びジセチ
ルペルオクソジカーボネート14.1gを充填する。こ
の反応器を窒素でフラッシングし、真空にし、その後、
撹拌機のスイッチを入れ、60℃まで加熱する。この加
熱相の間に、塩化ビニル43.76kgを一気に添加す
る。
【0030】圧力低下及び1時間後撹拌時間の後に重合
は終了している。この反応器から脱気し、生じるPVC
−分散液を濾過し、渦動乾燥器中で乾燥させる。
【0031】引き続き、粉末をホモジナイズし、懸濁P
VCと混合して6.5%のコア/シェル−改質剤含量に
し、窓形材処方で、クラウス−マフェイ(Krauss-Maffe
i)KMD90エクストルーダー上で15UpMのスクリュ
ウ回転数で更に加工する。この形材で測定された特性を
第1表中にまとめる。
【0032】例2 この例中では、PVC40質量%及びポリブチルアクリ
レート60質量%を有するコア/シェル−改質剤をベー
スとする耐衝撃性にされたPVCの製造を記載する。
【0033】1. 耐衝撃性改質剤の合成 1.1.乳化重合によるPVC−コアの合成 235リットル反応器中に、脱イオン水82.45k
g、7.5%ミリスチン酸カリウム溶液806.1g、硝
酸銅1.036g、亜硫酸ナトリウム3.329g、二燐
酸四ナトリウム10.82g及び1%KOH−溶液1.7
79kgを入れる。
【0034】この反応器を、撹拌下にそのジャケットを
介して一晩加熱する。重合温度53℃に達した後に、ペ
ルオクソ二硫酸カリウム21.55gを加える。その
後、この反応器を窒素でフラッシングし、真空にする。
引き続き塩化ビニル86.36kgを配量添加する。
【0035】反応混合物をホモジナイズし、0.25%
22−溶液の配量を開始する。引き続き、連続的にか
つ開始剤配量と並行して、全重合過程の間に7.5%ミ
リスチン酸カリウム−溶液18.56kgを配量添加す
る。
【0036】圧力低下及び1時間の後撹拌の後に重合は
終了している。PVC−ラテックスを脱気し、冷却させ
る。固体含分は44.7%である。電子顕微鏡により1
36nmの平均ラテックス粒径(体積基準)が測定され
る。
【0037】1.2. 乳化重合によるコア/シェル−改
質剤の合成 235リットル反応器中に、脱イオン水50.24kg
及び1.1.で合成されたPVC−ラテックス44.74
kgを連続的撹拌下に加える。引き続き、この反応器を
窒素でフラッシングし、80℃の重合温度まで加熱す
る。その後、同時にn−ブチルアクリレート29.25
kg、アリルメタクリレート765.3g、1%ミリス
チン酸カリウム15.0kg及び0.5%ペルオクソ二硫
酸アンモニウム溶液10kgの配量を実施する。300
分後に重合は終了している。
【0038】生じるコア/シェル−改質剤ラテックス
は、40/60のコア/シェル−質量割合及び約170
nmの平均粒度(体積基準)を有する。
【0039】2. 懸濁重合による耐衝撃性に改質され
たPVCの合成 650リットル反応器に、水240.5kg、1.2.で
製造されたコア/シェル−改質剤ラテッククス53.7
4kg、メチルヒドロキシプロピルセルロース532.
6g、ラウロイルペルオキシド53.8g及びジセチル
ペルオクソジカーボネート44.85gを充填する。こ
の反応器を窒素でフラッシングし、真空にし、その後撹
拌機のスイッチを入れ、60℃まで加熱する。この加熱
相の間に、塩化ビニル194.9kgを一気に添加す
る。
【0040】圧力低下及び1時間後撹拌の後に重合は終
了している。反応器を脱気し、生じたPVC−分散液を
濾過し、渦動乾燥器中で乾燥させる。
【0041】引き続き、粉末をホモジナイズし、懸濁P
VCと混合して6.5%のコア/シェル−改質剤含分に
し、窓形材処方でクラウス−マフェイKMD90エクス
トルーダー上で15UpMのスクリュウ回転数で更に加
工する。この形材で測定された特性を第1表にまとめ
る。
【0042】例3 この例では、PVC50質量%及びポリブチルアクリレ
ート50質量%を有するコア/シェル−改質剤をベース
とする耐衝撃性にされたPVCの製造を記載する。
【0043】1. 耐衝撃性改質剤の合成 1.1. 乳化重合によるPVC−コアの合成 PVC−コアを例1におけると同様に合成し、PVC−
分散液の固体含分を42.5質量%に調節する。
【0044】1.2. 乳化重合によるコア/シェル−改
質剤の合成 235リットル反応器中に、脱イオン水41.16kg
及び1.1.で合成されたPVC−ラテックス58.82
kgを連続的撹拌下に加える。引き続き、この反応器を
窒素でフラッシングし、80℃の重合温度まで加熱す
る。その後、同時にn−ブチルアクリレート24.37
kg、アリルメタクリレート637.7g、0.5%ペル
オクソ二硫酸アンモニウム溶液10kgの配量を開始す
る。300分後に重合は終了している。
【0045】生じるコア/シェル−改質剤ラテックス
は、50/50のコア/シェル−質量割合及び約125
nmの平均粒度(体積基準)を有する。
【0046】2. 懸濁重合による耐衝撃性に改質され
たPVCの合成 650リットル反応器に、水239.1kg、1.2.で
製造されたコア/シェル−改質剤ラテックス55.21
kg、ビニルアルコール/酢酸ビニル−コポリマー85
2g、ラウロイルペルオキシド53.8g及びジセチル
ペルオクソジカーボネート44.85gを充填する。こ
の反応器を窒素でフラッシングし、真空にする。引き続
き、撹拌機のスイッチを入れ、60℃まで加熱する。こ
の加熱相の間に、塩化ビニル239.1kgを一気に添
加する。
【0047】圧力低下及び1時間後撹拌の後に重合は終
了している。反応器を脱気し、生じたPVC−分散液を
濾過し、渦動乾燥器中で乾燥させる。
【0048】引き続き、粉末をホモジナイズし、懸濁P
VCと混合して6.5%のコア/シェル−改質剤含分に
し、窓形材処方でクラウス−マフェイKMD90エクス
トルーダー上で15UpMのスクリュウ回転数で更に加
工する。この形材で測定した特性を第1表にまとめる。
【0049】例4 この例では、PVC30質量%及びポリブチルアクリレ
ート70質量%を有するコア/シェル−改質剤及びポリ
メチルメタクリレートからの相容化性の付加的な層をベ
ースとする耐衝撃性にされたPVCの製造を記載する。
【0050】1.1. 乳化重合によるPVC−コアの合
PVC−コアを例1におけると同様に合成し、PVC−
分散液の固体含分を41.5質量%に調節する。
【0051】1.2. 乳化重合によるコア/シェル−改
質剤の合成 40リットル反応器中に、脱イオン水10.2kg及び
1.1.で合成されたPVC−ラテックス6.265kg
を連続的撹拌下に加える。引き続き、この反応器を窒素
でフラッシングし、80℃の重合温度まで加熱する。そ
の後、同時にn−ブチルアクリレート5.054kg、
アリルメタクリレート123.8g、1%ミリスチン酸
カリウム−溶液1.733kg及び0.5%ペルオクソ二
硫酸アンモニウム溶液1.733kgの配量を開始す
る。180分の配量時間の後に反応器を更に60分攪拌
し、次いでメチルメタクリレート891.8gを30分
かかって加える。開始剤添加は全重合時間に渡って行
う。330分後に重合は終了している。
【0052】2. 懸濁重合による耐衝撃性に改質され
たPVCの合成 150リットル反応器に、水53.6kg、1.2.で製
造されたコア/シェル−改質剤ラテックス(固体含分3
2.7%)12.43kg、ビニルアルコール/酢酸ビニ
ル−コポリマー124.3g、ラウロイルペルオキシド
16.91g及びジセチルペルオクソジカーボネート1
4.1gを充填する。この反応器を窒素でフラッシング
し、真空にする。引き続き、撹拌機のスイッチを入れ、
60℃まで加熱する。この加熱相の間に塩化ビニル4
3.76kgを一気に添加する。
【0053】圧力低下及び1時間後撹拌時間の後に重合
は終了している。反応器を脱気し、生じるPVC−分散
液を濾過し、渦動乾燥器中で乾燥させる。
【0054】比較例 この例では、ポリビニルアクリレート−改質剤をベース
とする耐衝撃性にされたPVCの製造を記載する。
【0055】1. 乳化重合によるポリビニルアクリレ
ート−改質剤の合成 235リットル反応器中に脱イオン水64.77kg、
ブチルアクリレート2.09kg、フタル酸ジアリル2
0.9g、7.5%ミリスチン酸カリウム溶液1.393
kg及びペルオクソ二硫酸アンモニウム19.39gを
予め装入する。この反応器を窒素でフラッシングし、反
応器混合物を撹拌下に80℃まで加熱する。1時間の重
合時間の後に、80℃でブチルアクリレート60.61
kg、フタル酸ジアリル612.4g及び1%ミリスチ
ン酸カリウム溶液52.88kgを420分かかって配
量添加する。
【0056】固体含分33.4%及び平均粒度(体積基
準)175nmを有するポリブチルアクリレート−ラテ
ックスが生じる。
【0057】2. 懸濁重合による耐衝撃性に改質され
たPVCの合成 650リットル反応器に、水240kg、1.で製造さ
れた改質剤ラテックス54.22kg、ビニルアルコー
ル/酢酸ビニル−コポリマー852g、ラウロイルペル
オキシド53.8g及びジセチルペルオクソジカーボネ
ート44.85gを充填する。この反応器を窒素でフラ
ッシングし、真空にする。引き続き、撹拌機のスイッチ
を入れ、60℃まで加熱する。この加熱相の間に、塩化
ビニル194.9kgを一気に添加する。
【0058】例1〜4で仕上げられたポリマーの特性
を、第1表中に挙げる。
【0059】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラドゥ ボルダイアヌ ドイツ連邦共和国 マール リッパー ヴ ェーク 195 (72)発明者 トーマス ノイ ドイツ連邦共和国 デュルメン ウォータ ーフォア 16 (72)発明者 ハラルト シュトゥルム ドイツ連邦共和国 ドルステン ヴィルヘ ルム−ブッシュ−ヴェーク 3 (72)発明者 ヴィルヘルム フリードリッヒ シュミッ ト ドイツ連邦共和国 ドルステン イルティ スヴェーク 2 アー

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エラストマー含有コア−シェル−改質剤
    で改質され、改良された耐衝撃性及びかど強度及び改良
    された表面光沢を有する熱可塑性ポリ塩化ビニル−成形
    コンパウンドを製造する方法において、耐衝撃性改質剤
    のコアは、ポリ塩化ビニル又は塩化ビニル−コポリマー
    から成り、耐衝撃性改質剤のシェルは、架橋されたアル
    キルアクリレート−又はアルキルメタクリレート−ホモ
    −又はコポリマーから成り、塩化ビニルモノマーのグラ
    フト重合を、このコア−シェル−改質剤の存在下に懸濁
    法で行うことを特徴とする、熱可塑性ポリ塩化ビニル−
    成形コンパウンドの製法。
  2. 【請求項2】 コア−シェル−改質剤を乳化重合又はマ
    イクロ懸濁重合により、2工程で製造し、この際、第1
    工程でPVC−ホモ−又はコポリマーコアを、かつ第2
    工程で、このコアの存在下にエラストマーシェルを合成
    する、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 耐衝撃性改質剤中には5〜80質量%の
    コア成分及び20〜95質量%のシェル成分が存在す
    る、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 耐衝撃性改質剤中には20〜60質量%
    のコア成分及び40〜80質量%のシェル成分が存在す
    る、請求項1から3までのいずれか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 改質剤粒子の全径は50〜800nmで
    ある、請求項1から4までのいずれか1項に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 改質剤粒子の全径は60〜400nmで
    ある、請求項1から5までのいずれか1項に記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 改質剤のコアは、純粋PVCから、又は
    少なくとも50質量%の塩化ビニルを含有するVC−コ
    ポリマーから成っている、請求項1から6までのいずれ
    か1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 耐衝撃性改質剤のシェルは、非共役二重
    結合を有する多官能性コモノマーで架橋された、<10
    ℃のガラス転移温度を有するアルキルアクリレート又は
    アルキルメタクリレートホモ−又はコポリマーから成っ
    ている、請求項1から7までのいずれか1項に記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 耐衝撃性改質剤のシェルは、非共役二重
    結合を有する多官能性コモノマーで架橋された、<−1
    0℃のガラス転移温度を有するアルキルアクリレート又
    はアルキルメタクリレートホモ−又はコポリマーから成
    っている、請求項1から8までのいずれか1項に記載の
    方法。
  10. 【請求項10】 コア−シェル−耐衝撃性改質剤のシェ
    ル上に、ガラス転移温度>25℃を有するポリ(メタ)
    アクリレートから成る付加的な相容化層を、全シェルに
    対して最大50質量%の割合で重合させる、請求項1か
    ら9までのいずれか1項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 コア−シェル−耐衝撃性改質剤のシェ
    ル上に、ガラス転移温度>70℃を有するポリ(メタ)
    アクリレートから成る付加的な相容化層を、全シェルに
    対して最大50質量%の割合で重合させる、請求項1か
    ら10までのいずれか1項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 全モノマーに対するコア−シェル−改
    質剤の割合は2〜80質量%である、請求項1から11
    までのいずれか1項に記載の方法で製造された熱可塑性
    PVC−成形コンパウンド。
  13. 【請求項13】 全モノマーに対するコア−シェル−改
    質剤の割合は3〜50質量%である、請求項1から12
    までのいずれか1項に記載の方法で製造された熱可塑性
    PVC−成形コンパウンド。
  14. 【請求項14】 窓枠、管などの製造のための、プラス
    チック形材中でのPVC−含有成形コンパウンドの使
    用。
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