JP2001058938A - 化粧料 - Google Patents
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Abstract
し、肌や髪に艶感やハリ感を付与する特性に優れ、更に
は、伸び広がりや止まりが滑らかである等の使用感が良
好な化粧料を提供する。 【解決手段】ヒドロキシエチルセルロースとポリオキシ
エチレンポリオキシプロピレングリコール及び/又はポ
リオキシプロピレンブチルエーテルを含有する化粧料。
Description
詳しくは、肌や髪に塗布した時にみずみずしい感触を有
し、肌や髪に艶感やハリ感を付与する特性に優れ、更に
は、伸び広がりや止まり(化粧料が肌に馴染む、塗布動
作の終点)が滑らかである等の使用感が良好な化粧料に
関するものである。
は、油剤を配合していた。また、肌をきれいに見せるた
めにハリ感を付与する方法としては、ポリビニルピロリ
ドン等の水溶性の被膜形成性樹脂を配合していた。一方
で、ヒドロキシエチルセルロースは、特開昭55−40
604号公報や特開昭61−68413号公報に開示さ
れているように、ゲル状外用剤中にて、カルボキシビニ
ルポリマーのよれを防止ために、配合されていた。
配合して艶感を得るためには、油剤を多量に配合するこ
とが必要であり、その結果として、みずみずしさを低下
させ、使用中にべたつきを生じていた。更に、多量の油
剤は、ハリ感を妨げるものでもあった。また、ポリビニ
ルピロリドン等の水溶性の被膜形成性樹脂を配合する
と、ハリ感は付与できるが、使用中の伸び広がりが悪
く、更には止まりがきつくなり、きしみ感を生じ、その
結果として、化粧膜によれを生じる場合があった。一方
で、ヒドロキシエチルセルロースは、化粧膜のよれを防
止できるが、それ単独で用いると、止まりがきつく、肌
馴染みが悪い等の好ましくない使用感を有していた。
い感触を有し、肌や髪に艶感やハリ感を付与する特性に
優れ、更には、伸び広がりや止まりが滑らかである等の
使用感が良好な化粧料の開発が望まれていた。
発明者らは上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結
果、ヒドロキシエチルセルロースとポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレングリコール及び/又はポリオキシ
プロピレンブチルエーテルを含有する化粧料が、肌や髪
に塗布した時にみずみずしい感触を有し、肌や髪に艶感
やハリ感を付与する特性に優れ、更には、伸び広がりや
止まりが滑らかである等の使用感が良好であることを見
出し、本発明を完成するに至った。
(b); (a)ヒドロキシエチルセルロース (b)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコ
ール及び/又はポリオキシプロピレンブチルエーテル を含有することを特徴とする化粧料である。
本発明に用いられる成分(a)のヒドロキシエチルセル
ロースは、肌や髪にハリ感を付与するものであり、その
含有量は化粧料中0.01〜1重量%(以下、単に
「%」と記す)が好ましく、0.05〜0.5%がより
好ましい。この範囲で用いると、肌や髪上での伸び広が
りが良好で、ハリ感を付与する効果がより向上する。
ドロキシエチルセルロースは、25℃における1%水溶
液の粘度値が1500cps〜4300cpsのものが
好ましく、2300cps〜3500cpsがより好ま
しい。この範囲の粘度値を有するヒドロキシエチルセル
ロースであると、止まりが滑らかで、ハリ感を付与する
効果がより向上する。
が1500cps〜4300cpsのヒドロキシエチル
セルロースは、単独で前記粘度値を有するヒドロキシエ
チルセルロースを用いてもよいが、より好ましくは、前
記粘度値が100cps〜1500cpsのヒドロキシ
エチルセルロースと、前記粘度値が4300cps〜1
0000cpsのヒドロキシエチルセルロースを二種以
上組み合わせることにより、前記粘度値を1500cp
s〜4300cpsに調製することにより、みずみずし
い感触が向上し、ハリ感の付与が更に優れるものとな
る。
シエチルセルロースは市販品を用いることができ、単独
で25℃における1%水溶液の粘度値が1500cps
〜4300cpsのものとして、CELLOSIZE
HEC QP−30000H、QP−52000H(何
れも、UNION CARBIDE社製)や、NATR
OSOL HR、H4R(何れもAqualon社製)
等が挙げられる。また、25℃における1%水溶液の粘
度値が100cps〜1500cpsのヒドロキシエチ
ルセルロースとしては、CELLOSIZE HEC
QP−4400H、QP−10000H、QP−150
00H(何れも、UNION CARBIDE社製)
や、NATROSOL GR、MR、MHBR(何れ
も、Aqualon社製)等が挙げられる。更に、25
℃における1%水溶液の粘度値が4300cps〜10
000cpsのヒドロキシエチルセルロースとしては、
CELLOSIZE HEC 100MH(UNION
CARBIDE社製)や、NATROSOL HH、
HHR、HHBR(何れも、Aqualon社製)等が
挙げられる。
シエチレンポリオキシプロピレングリコール及び/又は
ポリオキシプロピレンブチルエーテルは、肌や髪に艶感
を付与するものであり、その含有量は化粧料中0.01
〜2%が好ましく、0.05〜1%がより好ましい。こ
の範囲で用いると、止まりの滑らかさが良好で、艶感を
付与する効果がより向上する。
リオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールは、
酸化エチレンと酸化プロピレンのコポリマーであり、そ
れぞれの付加モル数によって多くの種類が知られてい
る。その中でも酸化エチレンと酸化プロピレンの付加モ
ル数の合計が50以上で、且つ、ブロック状に付加重合
したものが、肌や髪に艶感を付与する効果に優れるた
め、特に好ましい。これらの例としては、ポリオキシエ
チレン(25)ポリオキシプロピレン(30)グリコー
ル、ポリオキシエチレン(150)ポリオキシプロピレ
ン(35)グリコール、ポリオキシエチレン(240)
ポリオキシプロピレン(60)グリコール等が挙げら
れ、これらを一種又は二種以上用いることができる。
リオキシプロピレンブチルエーテルは、酸化プロピレン
を付加してなる酸化プロピレン鎖の末端にブチルエーテ
ル基を有するポリマーであり、酸化プロピレンの付加モ
ル数によって多くの種類が知られているが、付加モル数
が20〜60のものが、肌や髪に艶感を付与する効果に
優れるため、特に好ましい。
を用いることができ、ポリオキシエチレンポリオキシプ
ロピレングリコールとして、ユニルーブ75DEシリー
ズ(日本油脂社製)やニューポールPEシリーズ(三洋
化成工業社製)、ポリオキシプロピレンブチルエーテル
として、ユニルーブMBシリーズ(日本油脂社製)やア
デカカーポールMシリーズ(旭電化工業社製)等が挙げ
られる。
エチルセルロース、及び成分(b)のポリオキシエチレ
ンポリオキシプロピレングリコール及び/又はポリオキ
シプロピレンブチルエーテルを溶解する成分として、水
が用いられる。本発明の化粧料における、水の含有量
は、化粧料の剤型、形状、用途によって異なるが、概ね
5〜95%が好ましい。
的に応じて本発明の効果を損なわない量的、質的範囲に
おいて、油剤、粉体、成分(a)以外の水溶性高分子や
界面活性剤、ゲル化剤、保湿剤、紫外線吸収剤、酸化防
止剤、防腐剤、キレート剤、香料、美容成分等の通常化
粧料に汎用される成分の配合が可能である。
針状等の形状、煙霧状、微粒子、顔料級等の粒子径、多
孔質、無孔質等の粒子構造、等により特に限定されず、
無機粉体類、光輝性粉体類、有機粉体類、色素粉体類、
複合粉体類、等が挙げられる。具体的には、着色剤とし
て、酸化チタン、黒酸化チタン、コンジョウ、群青、ベ
ンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化亜鉛、酸化アルミニ
ウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、炭酸マグ
ネシウム、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、酸化クロ
ム、水酸化クロム、カーボンブラック、タール系色素
等、感触調整剤として、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マ
グネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、マイ
カ、合成マイカ、合成セリサイト、セリサイト、タル
ク、炭化珪素、窒化硼素、ナイロンパウダー、ポリメチ
ルメタクリレート、アクリロニトリル−メタクリル酸共
重合体パウダー、塩化ビニリデン−メタクリル酸共重合
体パウダー、ウールパウダー、シルクパウダー、結晶セ
ルロース、N−アシルリジン等、光輝性粉体として、オ
キシ塩化ビスマス、雲母チタン、酸化鉄コーティング雲
母、酸化鉄雲母チタン、有機顔料処理雲母チタン、アル
ミニウムパウダー等、紫外線遮断剤として、微粒子酸化
チタン、微粒子酸化亜鉛、微粒子酸化チタン被覆雲母チ
タン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、硫酸バリウム被
覆雲母チタン等の複合粉体等が挙げられ、これらを一種
又は二種以上用いることができる。尚、これら粉体は、
分散性や付着性を改良するために、シリコーン類、フッ
素化合物類、金属石鹸類、油剤類等の通常公知の方法に
より、表面処理して用いても良い。本発明の化粧料に粉
体を配合する場合は、粉体を配合する目的によって異な
るが、概ね0〜70%の範囲が好ましい。
ト感を与えるためや粉体を配合した時の粉っぽさを低減
する目的等で、油剤を配合することができる。ここで用
いられる油剤としては、通常化粧料に用いられる油剤で
あれば特に限定されず、動物油、植物油、合成油等の起
源及び、固形油、半固形油、液体油、揮発性油等の性状
を問わず、炭化水素類、油脂類、ロウ類、硬化油類、エ
ステル油類、脂肪酸類、高級アルコール類、シリコーン
油類、フッ素系油類、ラノリン誘導体類等の油剤が挙げ
られる。具体的には、流動パラフィン、スクワラン、ワ
セリン、ポリイソブチレン、ポリブテン、パラフィンワ
ックス、セレシンワックス、マイクロクリスタリンワッ
クス、モクロウ、モンタンワックス、フィッシャトロプ
スワックス等の炭化水素類、オリーブ油、ヒマシ油、ホ
ホバ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油等の油脂類、
ミツロウ、ラノリン、カルナウバワックス、キャンデリ
ラワックス、ゲイロウ等のロウ類、セチルイソオクタネ
ート、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプ
ロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、トリオクタン
酸グリセリル、ジイソステアリン酸ジグリセリル、トリ
イソステアリン酸ジグリセリル、トリベヘン酸グリセリ
ル、ロジン酸ペンタエリトリットエステル、ジオクタン
酸ネオペンチルグリコール、コレステロール脂肪酸エス
テル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステ
リル・ベヘニル・オクチルドデシル)等のエステル類、
ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベヘニン
酸、イソステアリン酸、オレイン酸、ロジン酸、12−
ヒドロキシステアリン酸等の脂肪酸類、ステアリルアル
コール、セチルアルコール、ラウリルアルコール、オレ
イルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニル
アルコール等の高級アルコール類、低重合度ジメチルポ
リシロキサン、高重合度ジメチルポリシロキサン、メチ
ルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシ
ロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、フッ
素変性シリコーン等のシリコーン類、パーフルオロポリ
エーテル、パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン
等のフッ素系油剤類、ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリ
ン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリ
ン誘導体類、等が挙げられ、これらを一種又は二種以上
用いることができる。本発明の化粧料に油剤を配合する
場合の油剤の配合量は、化粧料の剤型によって異なる
が、水中油型乳化型の場合は、概ね0.5〜30%、油
中水型乳化型の場合は、概ね30〜90%の範囲が、そ
れぞれ好ましい。
が、水中油系や油中水系、水中油中水系等の乳化剤型、
溶液剤型、多層液状剤型、可溶化剤型等が挙げられる。
更に、本発明の化粧料は、ファンデーション、化粧下
地、化粧水、美容液、乳液、クリーム、日焼け止め、ヘ
アシャンプー、ヘアリンス、ヘアクリーム、ヘアリキッ
ド、整髪料、ボディソープ、洗顔料、ハンドクリーム等
に応用可能であるが、この中でも、本発明の効果が発揮
されやすい化粧料は、肌用化粧料であり、特には、洗い
流さない肌用化粧料である。
説明する。尚、これらは本発明を何ら限定するものでは
ない。
乳化型ファンデーション(液状タイプ) 表1及び表2に示す組成及び下記製法にて水中油系乳化
型ファンデーションを調製し、肌に塗布した時のみずみ
ずしい感触、艶感やハリ感を付与する効果、使用中の感
触(伸び広がり、止まりの滑らかさ)について、下記評
価方法により評価した。また、使用したヒドロキシエチ
ルセルロースの、25℃における1%水溶液の粘度を下
記方法にて測定した。これら評価及び測定結果を併せ
て、表1及び表2に示した。
溶解する。 B.成分(10)〜(23)、(26)を75℃に加熱
し、均一に混合溶解する。 C.成分(5)〜(9)を予め良く混合しておき、Bに
添加分散する。 D.AにCを添加し、乳化する。 E.Dを冷却し、成分(24)、(25)を添加し、水
中油系乳化型ファンデーションを得る。
系乳化型ファンデーションを使用試験し、各々に対し
て、「肌に塗布した時のみずみずしい感触」、「艶感を
付与する効果」、「ハリ感を付与する効果」、「使用中
の感触(伸び広がり、止まりの滑らかさ)」の各項目に
ついて、下記の評価基準に基づき7段階評価した。更
に、その評点の全パネルの平均点より、下記判定基準に
より判定した。 判定基準 [評点の平均点] : [判定] 5.5点以上 : ◎ 4.5点以上5.5点未満 : ○ 2.5点以上4.5点未満 : △ 2.5点未満 : ×
における1%水溶液の粘度測定方法 (1).用いるヒドロキシエチルセルロース1gを水9
9gに添加する。(複数のヒドロキシエチルセルロース
を用いる場合は、組成の割合で合計1gになるように添
加する。) (2).(1)を80℃に加熱し、良く混合し、均一に
溶解する。 (3).(2)を冷却し、25℃の恒温槽に入れ、12
時間後にB型回転粘度計を用いて粘度値を測定した。
本発明の実施例1〜8の水中油系乳化型ファンデーショ
ンは比較例1〜4と比較して、肌に塗布した時のみずみ
ずしい感触を有し、艶感とハリ感を付与する効果に優
れ、使用中の感触(伸び広がり、止まりの滑らかさ)が
良好なファンデーションであった。
溶解する。 B.成分(6)〜(10)、(13)を75℃に加熱
し、均一に混合溶解する。 C.AにBを添加し、乳化する。 D.Cを冷却し、成分(11)、(12)を添加し、水
中油系乳化型化粧下地を得た。 実施例9の水中油系乳化型化粧下地は、肌に塗布した時
のみずみずしい感触を有し、艶感とハリ感を付与する効
果に優れ、使用中の感触(伸び広がり、止まりの滑らか
さ)が良好な水中油系乳化型化粧下地であった。
る。 B.成分(4)〜(7)を75℃に加熱し、均一に混合
溶解する。 C.Bを室温まで冷却する。 D.CにAを添加し可溶化し化粧水を得た。 実施例10の化粧水は、肌に塗布した時のみずみずしい
感触を有し、艶感とハリ感を付与する効果に優れ、使用
中の感触(伸び広がり、止まりの滑らかさ)が良好な化
粧水料であった。
る。 B.成分(4)〜(9)を75℃に加熱し、均一に混合
溶解する。 C.Bを室温まで冷却する。 D.CにAを添加し可溶化し美容液を得た。 実施例11の美容液は、肌に塗布した時のみずみずしい
感触を有し、艶感とハリ感を付与する効果に優れ、使用
中の感触(伸び広がり、止まりの滑らかさ)が良好な美
容液であった。
溶解する。 B.成分(7)〜(10)、(13)を75℃に加熱
し、均一に混合溶解する。 C.AにBを添加し、乳化する。 D.Cを冷却し、成分(11)、(12)を添加し、油
中水系乳化型乳液を得た。 実施例12の油中水系乳化型乳液は、肌に塗布した時の
みずみずしい感触を有し、艶感とハリ感を付与する効果
に優れ、使用中の感触(伸び広がり、止まりの滑らか
さ)が良好な油中水系乳化型乳液であった。
溶解する。 B.成分(6)〜(11)、(14)を75℃に加熱
し、均一に混合溶解する。 C.BにAを添加し、乳化する。 D.Cを冷却し、成分(12)、(13)を添加し、水
中油系乳化型クリームを得た。 実施例13の水中油系乳化型クリームは、肌に塗布した
時のみずみずしい感触を有し、艶感とハリ感を付与する
効果に優れ、使用中の感触(伸び広がり、止まりの滑ら
かさ)が良好な水中油系乳化型クリームであった。
溶解する。 B.成分(6)〜(10)、(13)を75℃に加熱
し、均一に混合溶解する。 C.AにBを添加し、乳化する。 D.Cを冷却し、成分(11)、(12)を添加し、日
焼け止め化粧料を得た。実施例14の日焼け止め化粧料
は、肌に塗布した時のみずみずしい感触を有し、艶感と
ハリ感を付与する効果に優れ、使用中の感触(伸び広が
り、止まりの滑らかさ)が良好な日焼け止め化粧料であ
った。
一に混合溶解する。 B.Aを冷却する。 C.Bに(7)、(8)をを添加し、ヘアシャンプーを
得た。 実施例15のヘアシャンプーは、毛髪に塗布した時のみ
ずみずしい感触を有し、艶感とハリ感を付与する効果に
優れ、使用中の感触(伸び広がり、止まりの滑らかさ)
が良好なヘアシャンプーであった。
溶解する。 B.成分(4)〜(7)、(10)を75℃に加熱し、
均一に混合溶解する。 C.BにAを添加し、乳化する。 D.Cを冷却し、成分(8)、(9)を添加し、ヘアリ
ンスを得た。 実施例16のヘアリンスは、毛髪に塗布した時のみずみ
ずしい感触を有し、艶感とハリ感を付与する効果に優
れ、使用中の感触(伸び広がり、止まりの滑らかさ)が
良好なヘアリンスであった。
溶解する。 B.成分(4)〜(9)、(12)を75℃に加熱し、
均一に混合溶解する。 C.AにBを添加し、乳化する。 D.Cを冷却し、成分(10)、(11)を添加し、ヘ
アクリームを得た。 実施例17のヘアクリームは、毛髪に塗布した時のみず
みずしい感触を有し、艶感とハリ感を付与する効果に優
れ、使用中の感触(伸び広がり、止まりの滑らかさ)が
良好なヘアクリームであった。
る。 B.Aを室温まで冷却する。 C.Bに(1)を添加しヘアリキッドを得た。 実施例18のヘアリキッドは、毛髪に塗布した時のみず
みずしい感触を有し、艶感とハリ感を付与する効果に優
れ、使用中の感触(伸び広がり、止まりの滑らかさ)が
良好なヘアリキッドであった。
溶解する。 B.成分(4)〜(7)および(11)を75℃に加熱
し、均一に混合溶解する。 C.BにAを添加して乳化し、冷却後に成分(8)〜
(10)を添加して原液とする。 D.Cと成分(12)をエアゾール缶に充填し、整髪料
を得た。 実施例19の整髪料は、毛髪に塗布した時のみずみずし
い感触を有し、艶感とハリ感を付与する効果に優れ、使
用中の感触(伸び広がり、止まりの滑らかさ)が良好な
整髪料であった。
一に混合溶解する。 B.Aを冷却する。 C.Bに(6)、(7)をを添加し、ボディソープを得
た。 実施例20のボディソープは、肌に塗布した時のみずみ
ずしい感触を有し、艶感とハリ感を付与する効果に優
れ、使用中の感触(伸び広がり、止まりの滑らかさ)が
良好なボディソープであった。
均一に混合溶解する。 B.Aを冷却する。 C.Bに(8)、(9)をを添加し、洗顔料を得た。 実施例21の洗顔料は、肌に塗布した時のみずみずしい
感触を有し、艶感とハリ感を付与する効果に優れ、使用
中の感触(伸び広がり、止まりの滑らかさ)が良好な洗
顔料であった。
溶解する。 B.成分(6)〜(11)、(14)を75℃に加熱
し、均一に混合溶解する。 C.BにAを添加し、乳化する。 D.Cを冷却し、成分(12)、(13)を添加し、ハ
ンドクリームを得た。 実施例20のハンドクリームは、肌に塗布した時のみず
みずしい感触を有し、艶感とハリ感を付与する効果に優
れ、使用中の感触(伸び広がり、止まりの滑らかさ)が
良好なハンドクリームであった。
にみずみずしい感触を有し、肌や髪に艶感やハリ感を付
与する特性に優れ、更には、伸び広がりや止まりが滑ら
かである等の使用感が良好な化粧料として優れた品質を
有するものである。
Claims (3)
- 【請求項1】 次の成分(a)〜(b); (a)ヒドロキシエチルセルロース (b)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコ
ール及び/又はポリオキシプロピレンブチルエーテルを
含有することを特徴とする化粧料。 - 【請求項2】 成分(a)の含有量が0.01〜1重量
%であることを特徴とする請求項1記載の化粧料。 - 【請求項3】 成分(b)の含有量が0.01〜2重量
%であることを特徴とする請求項1又は2記載の化粧
料。
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