JP4332062B2 - 油中水型美白化粧料 - Google Patents

油中水型美白化粧料 Download PDF

Info

Publication number
JP4332062B2
JP4332062B2 JP2004127456A JP2004127456A JP4332062B2 JP 4332062 B2 JP4332062 B2 JP 4332062B2 JP 2004127456 A JP2004127456 A JP 2004127456A JP 2004127456 A JP2004127456 A JP 2004127456A JP 4332062 B2 JP4332062 B2 JP 4332062B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
oil
hydroquinone
component
whitening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004127456A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005306797A (ja
Inventor
昌輝 小杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kose Corp
Original Assignee
Kose Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kose Corp filed Critical Kose Corp
Priority to JP2004127456A priority Critical patent/JP4332062B2/ja
Publication of JP2005306797A publication Critical patent/JP2005306797A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4332062B2 publication Critical patent/JP4332062B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

本発明は油中水型美白化粧料に関し、更に詳しくは、ハイドロキノン配糖体を含有し美白効果を有する油中水型化粧料において、安定性が良好で、肌なじみやおさまりが良く、べたつきがない等の使用感に優れ、使用後には、肌にべたつき感のない保湿効果やエモリエント効果、高いはり感等のトリートメント効果に優れる油中水型美白化粧料に関する。
既に美白効果が知られているハイドロキノン配糖体を含有する美白効果のある化粧料として、様々な剤型や化粧料が開発されている(特許文献1、2参照)。化粧料に用いられる様々な剤型の中で、保湿効果やエモリエント効果などのトリートメント効果を目的とする化粧料には、乳化剤型が適しており、好まれて使用されている。中でも、特に高いトリートメント効果を期待する場合には、油中水型乳化剤型が適していると言える。従って、美白効果に加え、高い保護効果やトリートメント効果を付加しようとする美白化粧料にも、その剤型としては油中水型乳化剤型が適していると言える。しかしながら、油中水型乳化剤型は、水中油型乳化剤型が持つ肌へのなじみ感、とまり感に乏しく、肌上でいつまでもずるつき、べたつきを感じる等の使用感に劣っており、また肌効果の点においても、保湿効果やエモリエント効果には優れているが、肌のはり感(肌が潤って張ったような弾性がある感覚)の高いものを得ることは困難であるのが現状である。
また、ハイドロキノン配糖体は既に美白効果を有することは既に知られているが、同時に、ハイドロキノン配糖体を含む水溶性美白剤の多くはべたつき感があることも知られている(特許文献3参照)。水溶性美白剤の中でも、ハイドロキノン配糖体はべたつき感が強く、従い、油中水型乳化組成物への配合に適しているとは言い難いのが現状である。
特開昭61−207317号公報 特開2003−201228号公報 特開2002−104919号公報
従って、美白効果を有しながらも、経時安定性が良好で、肌なじみ、とまり感が良く、べたつきがない等の使用感に優れ、使用後の肌には保湿効果、エモリエント効果があり、特に、肌に高いはり感が感じられるなどのトリートメント効果に優れる油中水型美白化粧料の開発が望まれている。
上記実情に鑑み、本発明者は鋭意研究の結果、ハイドロキノン配糖体を含有する美白化粧料において、ジポリヒドロキシステアリン酸ポリオキシエチレン、ポリアスパラギン酸塩を含有することにより、使用中の肌なじみが良く、べたつきもなく、使用後の肌に非常に高いはり感や保湿効果、エモリエント効果が認められ、なお且つ、経時安定性も良好な油中水型美白化粧料が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、ハイドロキノン配糖体を含有する美白化粧料において、次の(a)、(b);
(a)ジポリヒドロキシステアリン酸ポリオキシエチレン
(b)ポリアスパラギン酸塩
を含有することを特徴とする油中水型美白化粧料に関するものである。
また、成分(a)の含有量が0.3〜6質量%、成分(b)の含有量が0.01〜10質量%(以下、単に「%」と記す)である油中水型美白化粧料に関するものである。
また更には、成分(c)分子内に分岐鎖を有する脂肪酸エステルを含有し、好ましくは、成分(c)が油中水型美白化粧料の油性成分中に10〜95%含有される油中水型美白化粧料に関するものである。
本発明の油中水型美白化粧料は、美白効果を有しながらも、経時安定性が良好で、肌なじみ、とまり感があり、べたつきがない等の使用感に優れ、使用後には、保湿効果、エモリエント効果も高く、特に、肌に高いはり感が感じられるなどのトリートメント効果に優れたものである。
本発明は、油中水型美白化粧料に関するものであり、含有される美白剤としては、既に美白効果が高いことが知られている水溶性のハイドロキノン配糖体を含有するものである。具体的には以下の成分を挙げることができる。例えば、ハイドロキノンα−D−グルコース、ハイドロキノンβ−D−グルコース、ハイドロキノンα−L−グルコース、ハイドロキノンβ−L−グルコース、ハイドロキノンα−D−ガラクトース、ハイドロキノンβ−D−ガラクトース、ハイドロキノンα−L−ガラクトース、ハイドロキノンβ−L−ガラクトース等の六単糖配糖体、ハイドロキノンα−D−リボース、ハイドロキノンβ−D−リボース、ハイドロキノンα−L−リボース、ハイドロキノンβ−L−リボース、ハイドロキノンα−D−アラビノース、ハイドロキノンβ−D−アラビノース、ハイドロキノンα−L−アラビノース、ハイドロキノンβ−L−アラビノース等の五単糖配糖体、ハイドロキノンα−D−グルコサミン、ハイドロキノンβ−D−グルコサミン、ハイドロキノンα−L−グルコサミン、ハイドロキノンβ−L−グルコサミン、ハイドロキノンα−D−ガラクトサミン、ハイドロキノンβ−D−ガラクトサミン、ハイドロキノンα−L−ガラクトサミン、ハイドロキノンβ−L−ガラクトサミン等のアミノ糖配糖体、ハイドロキノンα−D−グルクロン酸、ハイドロキノンβ−D−グルクロン酸、ハイドロキノンα−L−グルクロン酸、ハイドロキノンβ−L−グルクロン酸、ハイドロキノンα−D−ガラクツロン酸、ハイドロキノンβ−D−ガラクツロン酸、ハイドロキノンα−L−ガラクツロン酸、ハイドロキノンβ−L−ガラクツロン酸等のウロン酸配糖体等が例示される。本発明の油中水型美白化粧料へは、目的に応じて上記ハイドロキノン配糖体からなる群から少なくとも一種又は二種以上が適宜選択され含有される。これらハイドロキノン配糖体の中では、ハイドロキノンβ−D−グルコース(一般名:アルブチン、以後、アルブチンと称する。)が美白効果、入手の容易性、安定性等の面から化粧品成分として汎用されており、本発明においても特に好適に含有される。
本発明に用いられる成分(a)ジポリヒドロキシステアリン酸ポリオキシエチレンは非イオン型の乳化剤であり、特に、油中水型乳化組成物に適しており、本発明においても乳化剤として用いているものである。成分(a)は、ポリ(12−ヒドロキシステアリン酸)に塩化チオニル等のハロゲン化剤を反応させて調製した酸クロライドとポリエチレングリコールを、アルカリ存在下で、反応させることにより得ることができる。この時、酸クロライドの量を多めにするとジポリエステルが得られるし、この量が少なければモノエステル等のアシル化率の低いものが得られる。本発明の成分(b)に用いる場合、ポリエチレングリコールは、平均分子量で400〜6000が好ましい。一方、他方の構成要素である、ポリ(12−ヒドロキシステアリン酸)は、この必須成分中で疎水基となる部分で、その重合度としては平均分子量1000〜4000であることが好ましい。この様なジポリヒドロキシステアリン酸ポリオキシエチレンの中には既に市販されているものがあり、本発明ではその様な市販品を利用することもできる。この様な市販品の中で、特に好ましいものは、ユニケマ社より市販されている、「アラセルP−135」である。このものは、ポリエチレングリコール(平均分子量1500)のポリ(12−ヒドロキシステアリン酸)のジエステルであり、その平均分子量は約5000である。本発明の油中水型乳化化粧料においては、ジポリヒドロキシステアリン酸ポリオキシエチレンは一種又は二種以上を組み合わせて用いることができる。
本発明に用いられる成分(a)の含有量は、特に限定されるものではないが、0.3〜6%であり、使用感や経時安定性の向上の観点から、1〜3%が好ましい。
本発明に用いられる成分(b)のポリアスパラギン酸塩は、効果の高い保湿剤として既に知られているが、今回は更に、肌なじみ、おさまり感等の使用感の改善、高いはり感等の肌効果も得ることを目的として用いられるものである。ポリアスパラギン酸塩は、L−アスパラギン酸、D−アスパラギン酸、またはそれらの混合物がαまたはβ結合により重合したものである。その平均分子量は特に限定されるものではないが、1,000〜100,000が好ましく、使用感並びに肌効果の観点から5,000〜50,000のものがより好ましい。また、その塩としては、ナトリウム、カリウム、マグネシウム等の金属塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩等のアルカノールアミン塩、塩基性アミノ酸塩等が用いられる。市販品としては、ポリアスパラギン酸ナトリウムの30%水溶液であるアクアデュウSPA−30(味の素社製)等が挙げられる。
本発明に用いられる成分(b)の含有量は、特に限定されないが、0.01〜10%が好ましく、べたつきのなさ、肌のはり感などの観点から0.1〜5%がより好ましい。
本発明において、ハイドロキノン配糖体を含有する油中水型美白化粧料に、成分(a)及び成分(b)を組み合わせて含有することで、経時安定性が高く、従来の油中水型乳化組成物の欠点であった肌なじみ、とまり感が著しく改善され、且つ、使用後には、皮膚上に保護膜が形成され、べたつき感のない保湿効果や肌のはり感が付与できるなど優れた油中水型美白化粧料を得ることができる。
また本発明には、更に成分(c)分子内に分岐鎖を有する脂肪酸エステルを含有することができる。成分(c)は、肌への付着性に優れ、べたつき感の少ないエモリエント効果を有する油剤として、また、連続相の均一性を高め油中水型化粧料の経時安定性を高める油剤としても用いられるものである。成分(c)を具体的に例示するのであれば、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸イソプロピル、ステアリン酸イソブチル、2−エチルヘキサン酸ステアリル、イソステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸ブチル、イソステアリン酸デシル、イソステアリン酸ラウリル、イソデカン酸イソデシル、イソノナン酸イソデシル、イソノナン酸イソトリデシル、イソノナン酸イソノニル、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリル等が挙げられる。これらの中でも、べたつき感の改善効果、経時安定性の観点から、分子内に分岐を2個以上有するイソノナン酸イソトリデシル、イソノナン酸イソノニル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコ−ル、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリル等を挙げる事ができる。これらは、必要に応じて一種又は二種以上を組み合わせて用いることが出来る。
本発明に用いられる成分(c)の含有量は、特に限定されるものではないが、油中水型美白化粧料を構成する油性成分中に10〜95%であればよく、特に安定性向上の面からは、特に20〜95%が好ましい。
本発明のハイドロキノン配糖体を含有する油中水型美白化粧料に、成分(a)と成分(b)に加え、更に成分(c)を組み合わせて含有させることで、肌なじみ、とまり感が一層向上し、且つ、使用後にはべたつき感のないエモリエント効果が得られることから特に好ましい。また更には、ハイドロキノン配糖体を含有する油中水型美白化粧料の経時安定性も、特に成分(a)と成分(c)との組み合わせることにより、更に一段と向上することから特に好ましい。
本発明の油中水型美白化粧料は、上記成分に加え、さらに通常の化粧料に用いられる成分、成分(a)以外の界面活性剤、電解質、高分子物質、保湿成分、薬効成分、殺菌剤、防腐剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、色素、無機粉体、有機紛体、香料、美容成分等などを本願の効果を損なわない範囲で配合することができる。
また、本発明の油中水型美白化粧料は、通常の製造方法にて可能であり、例えば、油相中に水相を添加しながら乳化する分散乳化法等で得ることができる。
本発明の油中水型美白化粧料の形態としては、液状、乳液状、クリーム状であり、その用途は、乳液、クリーム、マッサージ料、ハンドクリーム、ボディクリ−ム、日焼け止め料等のスキンケア化粧料、ファンデーション、メークアップ下地、コントロ−ル料等のメークアップ化粧料等を例示することができ、その使用法は、通常の使用方法の他、不織布等に含浸させて使用する方法等も挙げられる。
次に、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらによりなんら制約されるものではない。
実施例1〜7及び比較例1〜4 油中水型美白化粧料
下記表1に示す組成の油中水型美白化粧料を下記製造方法により調製し、経時安定性並びに官能について評価した。
(製造方法)
A:成分1〜6を70℃にて均一に溶解する。
B:成分7〜14を70℃にて均一に混合する。
C:AにBを添加し、乳化する。
(評価方法)
1.経時安定性
表1の各化粧料を5℃、50℃に、1ヶ月間恒温静置し、外観変化を目視にて観察し、以下の基準に従って判定を行った。
(判定基準) (判定)
外観の変化は全く認められない。 :◎
外観の変化は多少認められるが、分離傾向は認められない。 :○
50℃、5℃のいずれかが僅かに分離している。 :△
50℃、5℃のいずれか、または両方が明らかに分離している。 :×
2.官能評価
実施例1〜7及び比較例1〜4の各化粧料について、女性専門パネル10名により、下記の項目につき評価し、以下の基準に従って判定を行った。
(評価項目)
使用時に肌なじみが良いと感じるか(+)、否か(−)
使用中から使用後にかけてべたつきがないと感じるか(+)、否か(−)
使用後に保湿効果が高いと感じるか(+)、否か(−)
使用後にエモリエント効果が高いと感じるか(+)、否か(−)
使用後に肌のハリ感が高くなったと感じるか(+)、否か(−)
(判定基準) (判定)
8名以上が+とした :◎
6〜7名が+とした :○
3〜5名が+とした :△
2名以下が+とした :×
上記評価方法により得られた結果を、表1に併せて示す。
評価結果から明らかなように、本発明に係る実施例1〜7は、経時安定性が良好で、官能評価も良好なものであった。それに対し、比較例においては、すべてを満足するものは得られなかった。
実施例8 固形状油中水型美白ファンデ−ション
(成分) (%)
1.アルブチン(注1) 3.0
2.アクアデュウSPA−30(注2) 1.0
3.エタノール 5.0
4.1,3−ブチレングリコール 5.0
5.クエン酸ナトリウム 0.5
6.香料 適量
7.精製水 残量
8.防腐剤 適量
9.硫酸バリウム被覆雲母チタン 1.5
10.シリコーン被覆酸化チタン 7.5
11.シリコーン被覆黄酸化鉄 0.4
12.シリコーン被覆ベンガラ 0.07
13.シリコーン被覆黒酸化鉄 0.01
14.アラセルP−135(注3) 2.0
15.スクワラン 1.0
16.オクタメチルシクロテトラシロキサン 7.0
17.イソノナン酸イソノニル 10.0
18.蔗糖脂肪酸エステル 1.0
19.キャンデリラワックス 4.0
20.マイクロクリスタリンワックス 2.0
21.酢酸トコフェロ−ル 0.05
(注1)岩瀬コスファ社製
(注2)味の素社製
(注3)ユニケマ社製
(製造方法)
A:成分1〜8を70℃にて均一に溶解する。
B:成分9〜21を70℃にて均一に混合する。
C:AにBを添加し、乳化する。
D:70℃にて容器に流し込み充填後放冷する。
以上のようにして得られた本発明の実施例8の固形状油中水型美白ファンデ−ションは、使用中の伸び、肌なじみがよく、使用後には、肌のべたつきもなく、保湿効果、肌のはり感が高く、良好なメーキャップ効果も持ち、また、経時安定性も良好なものであった。
実施例9 美白マッサ−ジ料
(成分) (%)
1.アルブチン(注1) 5.0
2.アクアデュウSPA−30(注2) 1.5
3.メチルセルロース 0.02
4.プロピレングリコール 5.0
5.ジプロピレングリコール 10.0
6.グリセリン 10.0
7.ポリエチレングリコール400 2.0
8.乳酸ナトリウム 0.5
9.dl−ピロリドンカルボン酸ナトリウム 1.3
10.防腐剤 適量
11.精製水 残量
12.ABIL EM90(注3) 2.0
13.アラセルP−135(注4) 0.7
14.デカメチルシクロペンタシロキサン 8.0
15.マカデミアンナッツ油 2.0
16.イソノナン酸イソトリデシル 5.0
17.イソオクタン酸グリセリル 3.0
18.有機変性ベントナイト 1.0
19.香料 適量
(注1)岩瀬コスファ社製
(注2)味の素社製
(注3)ゴールドシュミット社製
(注4)ユニケマ社製
(製造方法)
A:成分1〜11を室温にて均一に溶解する。
B:成分12〜19を室温にて均一に混合する。
C:BにAを添加し、乳化する。
以上のようにして得られた本発明の実施例9の美白マッサ−ジ料は、肌なじみが良くマツサージ中にコクがあり、ふき取った後の肌は、べたつきもなく、保湿効果、はり感が高く、経時安定性が良好なものであった。
実施例10 目元用美白美容液
(成分) (%)
1.アルブチン(注1) 7.0
2.アラセルP−135(注2) 2.0
3.デカメチルシクロペンタシロキサン 10.0
4.ジメチルポリシロキサン(50mm/s)
6.0
5.シリコーン処理雲母チタン 2.0
6.トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリル 2.1
7.アクアデュウSPA−30(注3) 10.0
8.プロピレングリコール 5.0
9.ジプロピレングリコール 10.0
10.グリセリン 3.0
11.ポリオキシエチレン(10E.O.)メチルグルコシド
3.0
12.アスコルビン酸リン酸マグネシウム 2.0
13.防腐剤 適量
14.香料 適量
15.精製水 残量
(注1)岩瀬コスファ社製
(注2)ユニケマ社製
(注3)味の素社製
(製造方法)
A:成分7〜15を室温にて均一に溶解する。
B:成分1〜6を室温にて均一に混合する。
C:BにAを加え、乳化する。
以上のようにして得られた本発明の実施例10の目元用美白美容液は、使用中の肌なじみがよく、使用後には、目元のべたつきもなく、保湿効果が高く、高いはり感が得られものであり、また、経時安定性が良好なものであった。

Claims (4)

  1. ハイドロキノン配糖体を含有する美白化粧料において、次の成分(a)、(b);
    (a)ジポリヒドロキシステアリン酸ポリオキシエチレン
    (b)ポリアスパラギン酸塩
    を含有することを特徴とする油中水型美白化粧料。
  2. 成分(a)ジポリヒドロキシステアリン酸ポリオキシエチレン、及び成分(b)ポリアスパラギン酸塩の含有量が、
    成分(a) 0.3〜6質量%
    成分(b) 0.01〜10質量%
    であることを特徴とする請求項1記載の油中水型美白化粧料。
  3. 更に、成分(c)分子内に分岐鎖を有する脂肪酸エステルを含有することを特徴とする請求項1又は2記載の油中水型美白化粧料。
  4. 成分(c)分子内に分岐鎖を有する脂肪酸エステルが、油中水型美白化粧料の油性成分中に10〜95質量%含有されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の油中水型美白化粧料。
JP2004127456A 2004-04-23 2004-04-23 油中水型美白化粧料 Expired - Fee Related JP4332062B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004127456A JP4332062B2 (ja) 2004-04-23 2004-04-23 油中水型美白化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004127456A JP4332062B2 (ja) 2004-04-23 2004-04-23 油中水型美白化粧料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005306797A JP2005306797A (ja) 2005-11-04
JP4332062B2 true JP4332062B2 (ja) 2009-09-16

Family

ID=35435957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004127456A Expired - Fee Related JP4332062B2 (ja) 2004-04-23 2004-04-23 油中水型美白化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4332062B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008174514A (ja) * 2007-01-22 2008-07-31 Kao Corp 油中水型乳化化粧料
JP5662750B2 (ja) * 2010-09-27 2015-02-04 株式会社ファンケル 油中水型乳化組成物
JP5662794B2 (ja) * 2010-12-21 2015-02-04 株式会社ファンケル 油中水型乳化組成物
JP5547123B2 (ja) 2011-03-30 2014-07-09 株式会社 資生堂 油中水型乳化化粧料
JP5117591B2 (ja) 2011-03-30 2013-01-16 株式会社 資生堂 油中水型乳化化粧料
JP5824323B2 (ja) * 2011-10-26 2015-11-25 株式会社ファンケル 油中水型乳化組成物
JP6125718B2 (ja) * 2014-03-26 2017-05-10 株式会社マンダム デオドラント組成物及びデオドラント剤
JP6674816B2 (ja) * 2016-03-30 2020-04-01 株式会社ファンケル 油中水型乳化組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005306797A (ja) 2005-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009024012A (ja) ゲル状組成物
JP6267022B2 (ja) メイクアップ化粧料
JP2002285019A (ja) ゲル状組成物
KR20040042876A (ko) 유중수형 에멀젼 화장용 조성물
JP5043467B2 (ja) 皮膚外用剤
JP5053562B2 (ja) 乳化化粧料
JP4332062B2 (ja) 油中水型美白化粧料
KR20190036341A (ko) 유화 제형의 끈적임 저감 및 투명도 향상용 화장료 조성물
JP2013035799A (ja) クリーム状乳化組成物
JP2000351712A (ja) 固形状油中水型乳化化粧料
JP4225717B2 (ja) 化粧料
JP3996488B2 (ja) 乳化化粧料
JP7022422B2 (ja) 油中水型乳化組成物
JPH11263721A (ja) 水中油型ゴマージュ化粧料
JP2013189429A (ja) 水中油中水型乳化化粧料
JP2000344697A (ja) 長鎖分岐アルコール及びこれを用いた化粧料及び外用剤
JP2003306410A (ja) 粉末含有油中水型乳化化粧料
JP2001354510A (ja) 水中油型外用組成物
JPH10167948A (ja) 化粧料
JP2001199865A (ja) 美白化粧料
JP4129204B2 (ja) 油中水型乳化化粧料
JP7359436B2 (ja) 入浴剤組成物
JP3492952B2 (ja) 水層−油層からなる液−液系二層型化粧料
JPH09255531A (ja) 洗顔料
JPH08104610A (ja) 洗顔料

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070420

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070420

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090519

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090526

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090619

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120626

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120626

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150626

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees