JP2000501999A

JP2000501999A - 可変フォーマット用の紙カッタ

Info

Publication number: JP2000501999A
Application number: JP9522606A
Authority: JP
Inventors: ワシューパトリック
Original assignee: ワシューパトリック
Priority date: 1995-12-18
Filing date: 1996-04-30
Publication date: 2000-02-22
Also published as: WO1997022447A1; EP0868269A1; US5765460A; AU5843596A

Abstract

(57)【要約】上流位置から下流位置にまで１対のピンチローラ（１６，１８）を介してロータリカッタ（５８）の所定の経路に沿って走行する連続的なウェブ（１２）を有する給紙部から、可変長さの枚葉紙（１４）を選択的に裁断するための方法および装置が提供されている。制御装置（８０）はロータリカッタ（５８）の回転を制御する。第１のセンサ（１０１）と第２のセンサ（８７）とは、ロータリカッタとピンチローラとの角位置をそれぞれ検出し、この角位置を示す入力信号を制御装置（８０）に提供する。操作者により制御されるフォーマット選択装置（８１）は、ウェブから個々の枚葉紙（１４）を裁断するための速度およびフォーマットを示す第３の入力信号を制御装置（８０）に提供する。制御装置は、第１，第２および第３の信号に応答して、これにより、ロータリカッタが枚葉紙を所望の長さに裁断しかつピンチローラがウェブを所望の速度で供給する。光センサは、ウェブの端部の位置とウェブ上に設けられた表示（１２２，１２４）の位置とを検出し、制御装置（８０）に別の信号を提供し、これにより、各裁断紙のために、表示の位置に対して正確な裁断を行うことができる。ピンチローラの直径の違いを補償するために、また、ウェブ上の光学的認識マーク（ＯＲＭ）からの信号に応答して新たなフォーマットを開始するために運転中に変更を行うために、ロータリカッタ（５８）の速度のほぼ即座の修正が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】可変フォーマット用の紙カッタ発明の分野本発明は、ロータリカッタ、特に高速で慣性が小さいロータリカッタであって、このロータリカッタの速度が、枚葉紙を連続的なウェブから可変フォーマットに裁断するようにかつ／またはウェブ上に予め印刷されている表示に対して所望の位置でウェブを横断して裁断部を位置決めするために、迅速に変化することができるようなロータリカッタに関する。背景技術多くの製造作業において、給紙ロールから供給される紙ウェブから枚葉紙を裁断することが望ましい。各枚葉紙は、等しい長さで裁断されることが望ましく、また、広告文（billing statements）等において、枚葉紙に表示が既に印刷されている場合にはこの表示に対して同じ位置で裁断が行われ、これにより、各文（ statement）が各枚葉紙上の同位置に印刷されることが望ましい。また、目的によってはフォーマット、すなわち裁断紙の長さを変更できることが望ましい場合もある。通常は、１つのサイズの枚葉紙について運転が行われ、次いで機械を停止させ、異なる長さの枚葉紙を作成するためにフォーマットを変更してから再始動させられる。しかしながら、１つの枚葉紙を第１の長さに裁断し、第２の枚葉紙を第２の長さに裁断することができるように、機械を停止させずに運転中に枚葉紙長さを変更することが望ましい場合もある。このような状況は、一連の関連文書が、単一の紙ウェブに予め印刷されているがこの文書の目的のためには種々異なる長さでなければならないような場合に生じる。本発明より前には、裁断紙の長さを運転中に変化させることができる装置は計画されていない。特に、従来技術の主な欠点の１つは、通常はフォーマットの変更が裁断装置の歯車機構および伝動装置を変化させることにより行われるということである。しかしながら、歯車機構および伝動機構の所要の公差により、枚葉紙の長さの極めて大きな誤差が生じ、この誤差は望ましくない。さらに、所要の交換時間により製造の非効率が生じる。通常、ウェブは給紙部からピンチローラによって供給され、製造公差の違いによるこれらのピンチローラの直径の違いが存在すると、供給される紙の量における集合的な誤差が、連続的に供給される各枚葉紙と共に蓄積するので、時間の経過に伴い裁断はもはや所望の位置で行われなくなる。ピンチローラとロータリカッタとの位置を検出するために種々異なるエンコーダ機構を提供することによってフォーマットを変更するような装置もある。これらの装置は機能的には目的に叶っているが、停止時間と従事する労働力とによりコストが増大し、多くの場合には不適切である。さらに、既述のように、「運転中に」フォーマットを変更することが不可能である。ミヤモトに発行された米国特許第４４４９４３３号明細書には、タグ印刷機のための裁断装置が開示されており、この場合、ロータリブレードが、第１のモータによって差動歯車機構を介して連続的に回転させられる。ロータリブレードの裁断タイミングは、差動歯車機構に結合された第２のモータによって修正される。裁断の前には、値札のウェブとロータリブレードとが個々の基準位置に位置決めさせられる。裁断中は、ウェブ上のタグとロータリブレードとの位置に関する情報が制御装置へ提供され、この制御装置が、ウェブに沿った適切な位置において裁断を行うようにブレードの回転を調整する。シュナイダ他に発行された米国特許第３９８２４５４号明細書には、搬送経路に沿って裁断機構とウェブ材料とを移動させるための共通駆動装置と、適切な位置での裁断を得るためにウェブの位置に応答して変化する補助駆動装置とが開示されている。ベッソニに発行された米国特許第３１０５４０５号明細書には、ウェブから枚葉紙を所定の長さに裁断するための制御スイッチが開示されており、この場合、光電走査装置がカッタ速度の所要の修正を行うために働き、これにより、所望の長さからの変化が生じた場合には次の枚葉紙の長さを所望の長さに戻す。修正は、歯車系を介して行われる。エドワーズに発行された米国特許第３９５６９５４号明細書には、ロータリペーパカッタ装置が開示されており、この場合、ロータリブレードが直接駆動モータに結合されており、この直接駆動モータは、光センサを通過するタイミングディスクに設けられたホールに応答してロータリブレードを加速させる。ウェブが裁断された後、光センサは、電流を駆動モータへ逆転させるための信号を伝送し、これにより、モータを０速度にまで制動する。ロータリブレードは、始動位置から制動位置の開始時まで連続的に加速させられる。裁断はこれらの２つの位置の中間において行われる。実際の裁断が行われた時には、急激な減速が生じる。ヒッツに発行された米国特許第５３５９９１５号明細書には、準備位置から加速し、６０゜よりも小さい裁断角度を回転するカッタブレードが開示されている。文書が極めて短い場合には、回転はほぼ連続的である。より長いフォーマットの場合には、裁断ブレードは、準備位置で休止し、次いで適当な時に裁断を行うように適当な裁断速度にまで加速させられる。ルジナートに発行された米国特許第４２０１１０２号明細書および米国特許第４２５５９９８号明細書にはそれぞれ、ロータリカッタを用いて、走行するウェブを裁断するための装置が開示されている。このロータリカッタは、係合する歯車によって連結された２つのロータリブレードを有している。モータは、流体によって作動させられる。フォーマットは、ディスクに沿って配置された表示の数に依存する。フォーマットを変更するためには、ディスクを取り外して、異なる数の表示を有する別のディスクと交換する必要がある。キャリントン他に発行された米国特許第４４９７２２９号明細書には、制御装置によって作動させられる１対の回転刃を有するカッタが開示されており、前記制御装置は、カッタの位置および速度を決定および制御するための手段を有している。回転刃は、歯車列によって噛み合わされている。適切に動作するためには、ウェブ速度が回転刃速度と等しくなければならない。速度誤差が検出された場合には、刃の速度を加速または減速させるように、速度誤差信号が、回転刃出力信号に加えられるかまたは回転刃出力信号から減じられる。スミス他に発行された米国特許第５２４１８８４号明細書には、連続的なウェブから白紙を裁断するための装置が開示されており、この場合、白紙の長さを変化させることができる。ウォーカ他に発行された米国特許第５２５７５６７号明細書には、枚葉紙裁断装置が開示されており、この場合、ロータリカッタバーが裁断サイクルの間周期的に作動させられ、これにより、一定の回転速度で回転して、定置の裁断バーに沿って直線的な縁部裁断を形成する。ノル他に発行された米国特許第４１９４４２１号明細書には、カッタの回転を給紙ローラと同期化させることを目的として可変比伝動装置を調整するために、非対称制御装置を使用する裁断装置が開示されている° アルトマン他に発行された米国特許第３０００２５０号明細書およびセラに発行された米国特許第３８６９９５０号明細書には、非円形の裁断ブレードが開示されている。トーティ他に発行された米国特許第４６１８３９１号明細書には、ウェブの裁断作業を制御するための１対の検出器の使用が開示されている。一方の検出器は、工具ホルダシリンダの上流に配置されていて、枚葉紙上の選択された参照マークの通過を検出する。第２の検出器は、一般的な機構に連結されていて、枚葉紙の供給サイクルに連係した電気的なパルスを提供する。トビーに発行された米国特許第２８７７８４６号明細書には、ウェブ上の印像の位置を検出することによって、表示を有するウェブの裁断を制御するために、光電装置の使用が開示されている。カッタは、このカッタによって裁断したいラベルに設けられた目印を検出する光電池からの信号によって制御される。ホフマン他に発行された米国特許第３１６９４３２号明細には、マージン線を検出することによってカッタを制御するために光電手段の使用が開示されている。この装置は、三角形のロータリ裁断ブレードを使用しており、このロータリ裁断ブレードは、三角形の各角隅にブレードを有している。ボーメ他に発行された米国特許第３９４５２７９号明細書には、スキャナを使用することによってパターンを切り抜く装置が開示されている。ザーン他に発行された米国特許第３８１１７６８号明細書には、裁断のために写真印刷物の縁部を検出する装置が開示されている。ヒルセンベックに発行された米国特許第３５４３６２０号明細書およびリチャーズに発行された米国特許第３５４３６２４号明細書には、枚葉紙の縁部を検出して適切な位置で裁断を行うために光電池を有する装置が開示されている。従来技術の各参照例は、所望の機能を果たしている。本発明は、迅速に加速および減速を行うために慣性が小さなロータリカッタであって、このロータリカッタは、枚葉紙を高速で可変フォーマットに裁断するように制御され、また、予め印刷されたウェブにおいて、枚葉紙上の表示の可変配置に対するあらゆる所望の位置で裁断が行われるようなロータリカッタを提供する。さらに、本発明は、ウェブ上の表示を認識することにより発信される信号に応答して、ピンチローラの直径の製造誤差に対して、カッタの位置を訂正することができる。また、ウェブに対して直角にまたは必要であれば所定の角度で裁断を行うように、フォーマットを変更することができる。発明の開示本発明は、上流位置から下流位置へ、ロータリブレードを有するカッタ機構にまで所定の経路に沿って移動する、ロールまたは畳まれた供給部等の給紙部から繰り出されるウェブから可変長さの枚葉紙を裁断するための方法および装置を想定している。ウェブの前縁を供給するために、カッタ機構の上流には対向した２つのピンチローラが配置されている。ロータリブレードとピンチローラとは、別個の直接駆動サーボモータによって作動させられる。ロータリブレードの回転を制御するために制御装置が設けられている。第１のセンサは、ロータリブレードの角位置を検出し、この角位置を示す入力信号を制御装置に提供する。同様に、第２のセンサは、ピンチローラのうちの一方の角度位置を検出し、ピンチローラの角位置を示す信号を制御装置に提供する。フォーマット選択装置は、制御装置と協働し、個々の枚葉紙がウェブから裁断される速度およびフォーマットを示す、操作者によって入力される情報に応答して、第３の入力信号を制御装置に提供する。制御装置は、第１、第２および第３の入力信号に応答してロータリカッタサーボモータおよびピンチローラサーボモータのための別個のモータ駆動装置に出力信号を提供し、これにより、カッタ機構が枚葉紙を所望の長さに裁断し、ピンチローラが、ウェブを所望の速度で供給する。光センサ等の適切なセンサを提供することができ、このセンサは、制御装置に別の入力を提供するために、ウェブの端部の位置とウェブ上の表示の位置とを検出し、これにより、制御装置は、ロータリカッタに、各裁断によって、ウェブ上の表示に対して同じ位置でウェブを横切って裁断させる。ピンチローラの直径の違いを補償し、ウェブ上の表示によって生ぜしめられる信号を検出することに基づき新たなフォーマットを開始することを目的として運転中に変更を行うために、ピンチローラとカッタとの速度のほぼ即座の修正を行うことができる。ここで用いられている「表示」という言葉は、あらゆる印刷表示、光学的認識マーク（ＯＲＭ）、バーコード、磁気コード、紙送り用ホールまたは、制御装置を介してロータリカッタの操作を指示する場合に使用するための、ウェブに設けられた別のあらゆる情報を含んでいることが望ましい。枚葉紙が直角に裁断されるようにウェブに対して一定の裁断速度でロータリカッタを回転させるために、制御装置はロータリ駆動手段に信号を提供することができる。特別な適用例の場合、ウェブを別の角度で裁断するために、相対速度が異なっていてもよい。ロータリカッタ駆動手段への信号は、裁断の開始直前に、初期角位置から裁断速度にまでカッタを加速させ、裁断が終了するまで裁断速度を維持する。次いで、ロータリカッタ駆動装置は、次の裁断に合わせてロータリカッタを初期角位置にまで移動させる速度でロータリカッタを回転させる。ウェブの前縁を検出するために、カッタ機構とピンチローラとの間の経路に沿って第１の光電池が位置決めされている。ウェブ上の表示を検出するために、ピンチローラの上流には第２の光電池が位置決めされている。制御装置は、第１および第２の光電池それぞれから制御装置への入力信号に基づき所定の位置でウェブ裁断をするために、ロータリカッタ駆動手段に出力信号を提供する。ロータリカッタは、主に、間隔を置いて配置された３つの角隅を有していて駆動軸に軸線方向に取り付けられた、等辺三角形の支持体から成っている。支持体の等辺三角形の輪郭は、慣性は小さいが強度は大きなロータリカッタを形成する。等辺三角形の支持体は、裁断ブレードに対して垂直方向および横方向での曲げモーメントに抵抗する。裁断ブレードは、角隅の内の一カ所において等辺三角形の支持体に取り付けられている。ピンチローラ駆動手段は、ピンチローラサーボモータを有しており、このピンチローラサーボモータは、ピンチローラ駆動軸に作用結合されていて、ピンチローラの角位置を決定するためのエンコーダを有している。同様に、ロータリカッタ駆動手段は、ロータリカッタ駆動軸に作用結合されていてかつエンコーダを有するロータリカッタサーボモータを有しており、前記エンコーダにセンサが応答して、ロータリカッタの角位置を決定する。ロータリカッタモータ駆動装置は、ロータリカッタサーボモータに接続されており、これにより、制御装置が、ピンチローラの位置に応答してロータリカッタモータ駆動装置に出力信号を提供し、ピンチローラサーボモータが、ロータリカッタをピンチローラに対して適切な回転位置へ移動させる。前記の装置を用いることにより、複数の裁断操作を選択的に提供することができる。平坦な紙ウェブは、広範囲のフォーマットに、また、広範囲の速度すなわち毎分の枚葉紙数に亘って裁断することができる。このことに関連した表示を有するウェブの場合には、装置は、ピンチローラの直径のいかなる違いにも拘わらず、表示からの正確な位置においてウェブを各枚葉紙に裁断することができる。表示は、運転中に１つの裁断紙から次の裁断紙へフォーマットを変更するように、制御装置に情報を提供することができる。本発明の付加的な利点は、添付の図面に関連して説明した以下の既述より明らかである。図面の簡単な説明第１図は、本発明の紙裁断装置を示す斜視図であり；第２図は、第１図の紙カッタアセンブリを示す、部分的に省略された拡大上面図であり；第３図は、ピンチローラと、ロータリカッタと、光電池との間の関係を示す、第２図の３−３線に沿って見た拡大縦断面図であり；第４図は、紙裁断装置のための制御を示す線図であり；第５図は、ブレードの、回転位置に対する相対的な角速度を示すグラフであり；第６図は、表示を有する枚葉紙を示す平面図であり、この平面図は、枚葉紙上端から表示までの距離と、紙裁断装置の光電池によって検出するための表示窓のサイズとを示しており；第７図は、紙裁断装置の光電池によって検出するための紙送り用ホールとして形成された表示を備えた、両側の縁部に沿って多数の孔が設けられた縁部領域を有する、択一的な紙送り用ホール付き枚葉紙を示す拡大された部分的な平面図であり；第８図は、第５図に類似のグラフであり、フォーマットを変更した場合の、ブレードの相対的な回転速度を示している。本発明を実施するための最良の態様本発明によれば、ロールまたはファンフォールド供給部（図示せず）等の給紙部からの紙の連続的なウェブ１２を枚葉紙１４に裁断するための紙裁断装置１０が設けられている。これらの枚葉紙１４は、コンベヤ１５上に載置される。コンベヤは、裁断枚葉紙を積層装置または別の作業部（図示せず）へ搬送する。ウェブは、上部のピンチローラ１６および下部のピンチローラ１８それぞれによって供給される。第２図および第３図に示したように、上部のピンチローラ１６は軸２０に取り付けられており、この軸２０は、取付けブロック２１内の各端部において支持されており、また、間隔を置いて鉛直な支持板２４に装着されたガイド２２の間で鉛直方向に調整可能である。鉛直方向の支持板は、ベース２７から上方へ延びた鉛直なフレーム部材２６に、スペーサとして働くコネクティングロッド２８によって取り付けられている。下部のピンチローラ１８は、軸３０を中心にして回転するように取り付けられている。個々のピンチローラによってウェブ上に加えられる圧力を制御することを目的としてピンチローラに選択的な圧力を加えるために、押圧アセンブリ３２がピンチローラ１６を横切って位置決めされている。押圧アセンブリは、取付けブロック２１の間に延びていて案内バー３６の下方に位置決めされた押圧ロッド３４を有している。押圧ロッド３４に下向きの力を加えるために、押圧ロッド３４と案内バー３６との間にはコイルばね３８等のばねが位置決めされている。この力は、取付けブロック２１を介して上部のピンチローラ１６に伝達され、これにより、ローラ間にウェブを供給するために所望の圧力を下部のピンチローラ１８に加える。ばね３８の圧縮は、調整ねじ３９によって制御される。第１図〜第３図に最も詳しく示したように、必要である場合にウェブを長手方向に裁断するためにピンチローラの上流にスリッタアセンブリ４０が設けられている。スリッタアセンブリ４０は、支持体４４に取り付けられたスリッタ刃４２を有している。支持体４４は、横方向ロッド４６を中心にして回転運動を行うように取り付けられており、ちょうねじ４８によって所定の位置に保持されている。ピンチローラの下流には定置のブレード５０が設けられており、このブレード５０は、支持体５２に取り付けられていて、横方向に間隔を置かれた複数のねじ５４によって支持体５２に装着されている。第２図に破線5５６で示したように、定置のブレード５０はウェブ１２の指向性経路に対して所定の角度を形成して取り付けられている。定置のブレード5５０の上方にはロータリカッタ５８が位置決めされており、このロータリカッタ５８は、駆動軸６２に取り付けられた等辺三角形のブレード支持体６０を有しており、前記駆動軸６２は、第２図に最も詳しく示したように、鉛直方向の支持板２４に取り付けられた軸受６４において両端部で支持されている。等辺三角形のブレード支持体６０は、第３図に最も詳しく示したように、等間隔を置かれた３つの角隅、すなわち、ブレード角隅６６と、鉛直方向の角隅６８と、横方向の角隅７０とを有している。この対称の結果、ロータリカッタ５８は、円筒状カッタよりも著しく軽量になるが大きな強度を有する。このことに関しては、ブレード角隅６６には、横方向に間隔を置いて配置されたねじ７６によってロータリブレード７４を支持するための平坦な切欠き７２が設けられている。ブレード角隅６６と角隅６８との間の等辺三角形の支持体の構造的な質量は、ロータリブレード７４が定置のブレード５０に沿って裁断する場合に鉛直方向の曲げモーメントに抵抗する。同様に、角隅６６と角隅７０との間の等辺三角形の支持体６０の構造的な質量は、ロータリブレード７４が定置のブレード５０に沿って裁断する場合に横方向の曲げモーメントに抵抗する。第２図に破線７８で示したように、ブレード７４は、定置のブレード５０の角度とは逆にウェブの指向性経路に対して所定の角度を成しており、これにより、ロータリカッタ５８の一回転ごとにウェブ１２を横切って移動点接触が生ぜしめられる。第１図に示したように、紙裁断アセンブリの側部に取り付けられたハウジング７９は、制御装置８０のために設けられている。ハウジング７９にはフォーマット選択装置８１が取り付けられており、このフォーマット選択装置８１は、以下でより完全に説明するように、複数のフォーマット制御装置と、選択されたフォーマットを示すための表示スクリーン８２とを有している。ハウジング７９にはモータ駆動装置８４が取り付けられており、このモータ駆動装置８４は、下部ピンチローラ１８の駆動軸３０の端部に取り付けられた下部ピンチローラサーボモータに結合されている。このことは、第４図に線図により最も詳しく示されている。駆動軸３０にはエンコーダ８８が装着されており、このエンコーダ８８は、放射エネルギ信号源９２から受信装置９４にまで信号を伝送させるために開口９０を有している。受信装置９４は、下部ピンチローラ１８の角度位置を示す、放射エネルギ信号源９２より受信した信号に応答して、ワイヤ９６を介して制御装置８０に電気的な入力信号を提供する。ディスク状のエンコーダ８８の円周に沿って間隔を置いて配置された磁気マーカまたはバーを用いるような別のタイプのエンコーダを、制御装置８０への電気的な入力信号を形成するために使用することもできる。ハウジング７９にはモータ駆動装置９８も取り付けられており、このモータ駆動装置９８は、ロータリブレードサーボモータ１００に結合されており、このロータリブレードサーボモータ１００は、ロータリカッタ５８を回転させるように軸６２に結合されている。また、軸６２には、開口１０４を備えたディスク状のエンコーダ１０２も取り付けられている。開口を介して受信装置１０８に信号を送信するために放射信号源１０６が設けられている。受信装置１０８は、ロータリカッタの角位置を示す入力信号をワイヤ１１０によって制御装置に伝達する。ピンチローラに関して既述したように、当業者が用意に想到し得るような択一的なエンコーダを使用することもできる。前記構造は、様々な裁断機能を達成することができるような装置を提供する。回転時のロータリカッタの速度および位置のタイミングは、制御装置に接続されたフォーマット選択装置における制御装置を介して操作者の入力によって変更することができるので、枚葉紙のフォーマットと枚葉紙が裁断される速度とは、機械の運転を停止させることなしに広範囲の所望のフォーマットおよび速度に亘って変更することができる。すなわち、所望の値にダイアルを合わせるだけで、ロータリカッタの回転は、次の枚葉紙を新たな速度で新たな所望のフォーマットに速やかに裁断するように変更される。このことを達成するための機構を以下に詳しく説明する。可変フォーマットの平坦紙裁断運転本発明の重要点は、オフセットカッタのジオメトリ特性を可変フォーマット運転に適用するために、紙速度と裁断速度との関係を全てのフォーマットに対して一定に保つ必要があるということである。この一定性に影響を与える唯一の要因は、紙自体の線速度である。このことは、制御装置８０からの命令に応答する直接駆動サーボモータ８６，１００を使用することにより達せられ、これにより、裁断の間のロータリカッタ５８の角回転は、全回転サイクルのうちの一部でしかなく、残りのサイクルはフォーマットの形成に用いることができる。特に、裁断が行われるロータリカッタ５８の回転角度部分は、各３６０゜の回転につき僅か９０゜であることが望ましい。このことは、カッタの全２回転を速度／時間曲線で示した第５図を見ることにより明らかである。点Ａと点Ｂとの間では、ロータリカッタ５８は、サイクル内の非裁断部分において低速で運動している。点Ｂでは、制御装置が、ロータリカッタ５８の速度を裁断速度へ高めねばならない位置に紙ウェブが達したという信号を、エンコーダ８７から受信する。制御装置８０は、モータ駆動装置９８に、点Ｃにおける裁断速度にまで速度を高めるようにサーボモータ１００を介して、ロータリカッタ５８の回転速度を高めさせる。この速度は裁断前に得られる。この速度は、点Ｃから点Ｄまでの間維持される。点Ｄは裁断よりも後の時点である。したがって、ウェブ１２を横断して直角の裁断を行って枚葉紙１４に裁断するために、裁断中は一定の正確な速度が維持される。制御装置８０が、点Ｄに達したという信号をエンコーダ１０１から受信すると、制御装置８０は、点Ｄから点Ｅまでの間にカッタ速度を減速するために、モータ駆動装置９８とサーボモータ１００との速度を減速する。制御装置は、点Ｅから点Ｆまでの非裁断サイクルの間は比較的遅い回転速度を維持する。ウェブが再び裁断位置に接近しているという次の信号がエンコーダ８７から受信されると、制御装置は、モータ駆動装置９８とサーボモータ１００とを介して、点Ｆから点Ｇまでの間にロータリカッタ５８の速度を加速し、次の裁断のために、点Ｇから点Ｈを通過するまでこの速度を維持する。エンコーダ１０１からの信号によって指示されたように裁断が行われた後、制御装置は、点Ｈから点Ｉまでの間にロータリカッタ５８の速度を再び減速する。前記のことを実施するために、初期化が行われなければならない。第１図〜第５図に示したように、操作者は、フォーマット選択装置８１に設けられたフォーマットノブ１１２を回転させる。選択されたフォーマット長さは、表示窓８２に表示される。これにより、所要の紙量のためのピンチローラの回転と、ロータリカッタとの回転との適正な関係のためのパラメータが制御装置８０内に設定される。次いで、操作者は、ホームボタン１１４を押し、これにより、ピンチローラを制御するサーボモータ８６のモータ駆動装置８４への微動作命令を介して、ピンチローラ１６，１８がウェブ１２を前方へ移動させる。前縁はホーム光電池１１６によって検出され、ホーム光電池１１６は、制御装置８０に入力信号を提供する。この入力信号により、制御装置は、プログラムされた、ピンチローラの微動作前後運動を開始する。このことは、ウェブが確実に正しく位置決めされるために行われる。これと同時に、制御装置は、プログラムされた動作命令をサーボモータ１００のモータ駆動装置９８に発信し、これにより、ロータリブレードを備えたロータリカッタ５８を１２時の位置に位置決めさせる。このことが行われる場合、ピンチローラのエンコーダ８７とロータリカッタのエンコーダ１０１とがピンチローラとロータリカッタとの一回転間のパルスを数え、これにより、ピンチローラとロータリカッタとをそれぞれ正しく位置決めする。この初期化が完了した後、操作者は始動ボタン１１８を押し、これにより、制御装置８０は、初期化過程の間に行われたフォーマット入力に基づきサーボモータ８６，１００の運転を制御する。これにより、裁断装置は、所望の長さの枚葉紙にウェブを裁断するように働く。枚葉紙が裁断される速度は、フォーマット選択装置８１に設けられたポテンショメータを操作者が調整することにより変化させることができる。ポテンショメータ１２０の設定はアナログ出力信号として制御装置８０へ送信され、このアナログ出力信号は、ピンチローラ１６，１８を所望の速度で駆動するためにサーボモータヘ送信される。速度の変化は、裁断装置に他の影響を全く与えないが、所望のシーケンスに対応する信号をより早く処理させなければならない。表示作動式紙裁断運転前記説明から明らかなように、カッタがウェブを枚葉紙に裁断する箇所を決定するために制御装置に提供される信号は、エンコーダ８７および１０１によって検出されるパルスの数に基づいている。しかしながら、製造公差によりピンチローラの直径は僅かに異なっている。このことは、ピンチローラが回転するごとに送り出される紙の長さに僅かな誤差を生ぜしめるおそれがある。白紙が枚葉紙に裁断される場合には、この違いは無視できるほど小さい。しかしながら、ウェブが広告文等の被印刷部分を有する場合には、この誤差が蓄積すると、裁断位置が次第にずれ、被印刷部分等の許容できない位置において裁断が行われてしまう。第６図から判るように、枚葉紙１４には、枚葉紙の上端から間隔Ｄを置いて位置した印刷表示１２２または光学的認識マーク（ＯＲＭ）が設けられていることができる。印刷表示１２２とＯＲＭ１２４とは便宜上同じ枚葉紙上に示されている。しかしながら、ほとんどの場合には、印刷表示１２２とＯＲＭ１２４との両方ではなくいずれか一方が１つの枚葉紙に設けられる。印刷表示を有する枚葉紙においては、印刷表示１２２は、以下に説明するような目的のために所定の長さＷの窓を有している。この運転のための初期化は、前記のように開始し、この場合、紙の前縁がホーム光電池１１６によって検出されるかまたは読み取られ、かつロータリカッタ５８がロータリブレード７４の１２時の位置で位置決めされるまで、紙の前縁がピンチローラ１６，１８を通じて供給される。次いで、紙は、第３図に示した裁断位置１２６を通過するまで、第１の枚葉紙の長さと等しい距離だけ前進させられる。この進行の間に、パルスがエンコーダ８７から制御装置８０によって読み取られ、この数値は、各裁断のための適切な位置を決定するために制御装置に保存される。次いで、ローラは、第２のページに設けられた印刷表示１２２またはＯＲＭ１２４がＯＲＭ光電池１２８によって読み取られるまで紙をさらに前進させる。この時点では、フォーマットに応じて、ローラは、製造サイクルで処理する前に紙を前進または後退させることができる。これにより、印刷表示１２２またはＯＲＭ１２４が枚葉紙の前縁に対して正確に位置できることが判る。裁断箇所１２６とＯＲＭ光電池１２８との間の距離は既知であるので、この距離は、この距離だけウェブ移動させる場合に生じる既知数のエンコーダパルスに変換することができる。重要な第２の距離は、枚葉紙の前縁と、印刷表示１２２またはＯＲＭ１２４等の表示との間の距離Ｄである。この距離は、前述のように、対応する数のパルスとしても表される。さて、ＯＲＭ光電池１２８が、裁断箇所１２６から、裁断したいフォーマットの内の最短のフォーマットの少なくとも１つ分の距離に配置されている場合、ＯＲＭ光電池１２８が光学的マークを検出すると、このＯＲＭ光電池１２８は、この光学的マークに関連した裁断が行われる前にブレードを再位置決めさせる。すなわち、通常の枚葉紙長さが１０００パルス分であるならば、光学的マークの読取りは別個の信号を惹起し、この信号により制御装置８０はこの制御装置の固有の通常カウントシーケンスを超越し、また、この信号は、与えられた枚葉紙のためのカウント数が、予めプログラムされた１０００パルスでなくとも、ブレードを再位置決めするためにモータ駆動装置９８に出力信号を提供する。これらのパラメータは、フォーマット選択装置８１のデータ獲得ＯＲＭボタン１３０を押すことにより制御装置８０に保存される。前記説明に基づき、この系は以下のように働くことが判る。裁断箇所１２６とＯＲＭ光電池１２８との間の距離、および枚葉紙の前縁から印刷表示１２２またはＯＲＭ１２４までの距離が判っているので、ＯＲＭ光電池１２８が印刷表示１２２またはＯＲＭ１２４を検出した瞬間に制御装置８０に信号が提供されてブレードを再位置決めさせ、これにより、ロータリカッタ６８表示よりも距離Ｄだけ前方で紙を裁断する。系の著しいフレキシビリティにより、ブレードは、前述した一定速度サイクルの間を除く回転サイクルのあらゆる箇所で再位置決めすることができる。このことは、基本となるフォーマット入力が通常運転として信頼され、ブレードが、ピンチローラのサイクル回転に応答して再位置決めされることを意味する。すなわち、裁断箇所１２６とＯＲＭ光電池１２８との間の距離と、紙の前縁から表示までの距離Ｄと、窓の距離Ｗとが全てピンチローラ読取りの精度に関係しており、ロータリカッタ５８は、誤差が検出されなければ、通常運転サイクルに関するこのデータに従う。系の必要な特徴は、ＯＲＭ光電池１２８が紙上の他の表示に応答しないように、光学的リーダまたは表示の読取り後にはＯＲＭ光電池１２８を非作動条件に置くことができることである。このことは、窓の距離Ｗと等しいパルス数を数え、これらの特定のパルスの間だけ光電池を作動させることによって実施される。本発明を紙送り用ホール付紙と共に使用することが考えられる。第７図に示したように、枚葉紙１４には両側の縁部に沿って紙送り用ホールが設けられた縁部領域１４′が設けられている。これらの縁部領域１４ ′は、紙送り用ホール１３１等の複数の紙送り用ホールを有している。ＯＲＭ光電池１２８は、紙送り用ホールまたは紙送り用ホールを貫通して延びた紙送り歯列を読み取るように位置決めすることができる。したがって、枚葉紙１４の前縁からの既知の距離Ｄ´を用い、かつ窓の距離Ｗ´を提供することによって、ＯＲＭ光電池１２８からの制御装置８０への入力信号を、サイクルの間にロータリカッタの位置を調整するために使用することができ、これにより、枚葉紙が正確な位置で裁断される。このことは、第６図に示した印刷表示１１２および／またはＯＲＭ１２４の使用に関連して前述したのと同じ形式で遂行することができる。本発明の付加的な利点は、装置が、１つの紙タイプから別の紙タイプへ変更する場合に必要な時間およびコストを招くことなしに、紙送り用ホールなしの紙または紙送り用ホール付紙を給紙することができることである。必要なことは、紙送り用ホール付紙のために必要な紙送り装置（図示せず）は、紙送り用ホールなしの紙には使用されないということだけである。表示作動式紙裁断運転を利用する本発明の別の能力は、運転中にフォーマットを変更することができる、すなわち第８図に示したように１つの裁断から次の裁断までに１つのフォーマットから次のフォーマットに変更することができるということである。ブレードの再位置決めのための前述した操作は、この場合にも使用される。唯一の所要条件は、フォーマットに拘わらず、ＯＲＭは、いかなる与えられたフォーマットの場合にも紙の前縁から同距離に配置されるということである。ＯＲＭは、枚葉紙上のＯＲＭ自体の位置に関する情報と枚葉紙のフォーマットに関する情報とを提供するバーコード信号であることができる。裁断箇所１２６とＯＲＭ光電池１２８との間に、処理したい最短フォーマットの少なくとも１つ分の距離が存在しているならば、光学的マークの前縁は、前のサイクルが作動させられた後に、新たなサイクルを開始させる。つまり、第７図に示したように、最後の枚葉紙８″の裁断終了前に光学的マークが点Ｊ等においてＯＲＭ光電池１２８によって検出される。点Ｊは、枚葉紙８″の裁断完了前のあらゆる時点であることができる。これにより、ロータリカッタ５８を適切な速度で回転させて、フォーマット４″等の別のフォーマット長さで次の裁断を行うために、制御装置８０が出力信号を提供する。フォーマット４″のための裁断終了前に、点Ｋに達し、この時点で、ＯＲＭ光電池１２８が、次の枚葉紙のための光学的読取りマークを再び検出し、この光学的読取装置が、最後の枚葉紙と同じフォーマットであるかまたは全く新たなフォーマットに相当する次の裁断したい枚葉紙のフォーマットを示す信号を制御装置に送信する。フォーマット選択装置８１の停止ボタン１３２は、停止命令が開始されるとできるだけ短時間で付加的な枚葉紙の裁断を停止させるための操作に必要である。しかしながら、裁断サイクルの途中で中断するのは実際的ではない。したがって、停止命令は、進行中のサイクルが完了した後に初めて実施されなければならない。停止ボタン１３２が押されると、入力信号が制御装置８０へ送信されてエンコーダ８７および１０１からの信号と対照され、裁断サイクルにおけるピンチローラ１６，１８およびロータリカッタ５８の位置が決定される。このように、装置の運転は、１つの裁断サイクルが終了して次の裁断サイクルが開始する前に停止する。また、ロータリカッタは初期位置へ戻されることができ、この場合、ロータリブレード７４が１２時位置へ戻される。前記説明より本発明の利点は容易に明らかである。本願では、連続的な紙ウェブから、長さが可変の枚葉紙を裁断するための方法および装置が提供されている。ロータリカッタを有するカッタ機構の上流には対向した１対のピンチローラが配置されている。ロータリカッタとピンチローラとは、別個の直接駆動サーボモータによって操作される。第１のセンサはロータリカッタの角位置を検出する。第２のセンサはピンチローラの角位置を検出する。両センサは、ロータリカッタとピンチローラとの相対的な位置を示す入力信号を制御装置へ提供する。第３の信号はフォーマット選択装置を介して操作者によって制御装置に提供され、前記フォーマット選択装置は、ウェブから裁断したい個々の枚葉紙の速度とフォーマットとを決定する。これらの信号に応答して制御装置はロータリカッタとピンチローラとを所定の速度とタイミングとで案内し、ウェブを所望のフォーマット長さに裁断する。光学的センサは、ウェブの端部と、このウェブに予め印刷された表示との位置を検出する。この情報は制御装置に入力され、これにより、各枚葉紙のために表示位置に対して正確な裁断を行うことができる。運転中にロータリカッタ５８の速度をほぼ即座に修正することができ、これにより、ウェブ上の光学的マークからの信号を検出することに基づき新たなフォーマットを開始するためにピンチローラの直径の違いを補償することができる。以上では本発明を特定の実施例を参考に詳しく説明したが、本発明の思想および範囲において様々な変更を行うこともできる。

【手続補正書】特許法第１８４条の８第１項【提出日】１９９７年１２月１８日（１９９７．１２．１８）【補正内容】請求の範囲１．上流位置から下流位置へ所定の経路に沿ってカッタ機構へ供給される連続的なウェブから、可変長さのシートを可変速度で連続的に裁断する方法であって、この場合、前記カッタ機構が、前記経路に対して第１の角度を形成して配置された定置のブレードと、前記経路に対して第２の逆の角度を形成して配置されたロータリブレードとを有しており、これにより、ロータリブレードが裁断円弧を通過する角回転の間に、ウェブをシートに裁断することを目的としてウェブを横方向に裁断するために、ロータリブレードが定置のブレードと移動裁断点接触を行うようになっており、前記方法において、単位時間ごとに裁断したいシート数に対応した速度で、裁断機構を通過するように、ピンチローラによりウェブを供給し、単位時間ごとに裁断されるシート数を変更するためにピンチローラ速度を変化させ、ロータリブレードとピンチローラとの相対的回転位置を検出し、定置のブレードに沿って行われる裁断箇所の移動に対するウェブ速度の関係の結果として所定角度の裁断がウェブを横断して形成されるように、ロータリブレードを第１の一定の回転速度で裁断円弧を通じて回転させ、ロータリブレードとピンチローラとの検出された相対的回転位置に応答して、裁断円弧を通過する角回転の終了よりロータリブレードを第２の可変回転速度で回転させ、これにより、裁断円弧を通過する次の角回転が開始する前にロータリブレードを所定の位置に位置決めし、シートを所望の長さに裁断するために次の裁断をウェブに沿った所望の位置で行わせるようになっていることを特徴とする、紙の連続的なウェブから可変長さの紙のシートを選択的に裁断する方法。２．ウェブ速度と、定置のブレードに沿った裁断箇所の移動との関係が一定であり、その結果、あらゆる所望のウェブ速度およびシート長さに対して、ウェブを横断して所定角度の裁断が行われるようになっており、ウェブがシートに裁断される速度と各シートのフォーマットとを同時に変更するために、ピンチローラの回転とロータリブレードの回転とを同時に制御する、請求項１記載の方法。３．前記所定角度の裁断が、あらゆる所望のウェブ速度およびシート長さに対して、ウェブを横断して直角に行われる、請求項２記載の方法。４．ウェブが、裁断したい個々のシートに対応する間隔を置いてウェブに繰り返し位置決めされた表示を有しており、裁断機構から所定の距離だけ上流に第１のセンサを設け、ウェブに位置決めされた表示に対応する、ウェブから裁断したい各シートのフォーマットを決定し、ウェブが経路に沿って移動しながらウェブの前縁の位置を第１のセンサによって検出し、該前縁に隣接した表示の位置を第２のセンサによって検出し、裁断機構からの第１のセンサの距離に対する、前縁と、隣接する表示との検出された位置に対応する所望の位置においてウェブを裁断する、請求項１記載の方法。５．前記表示が、印刷表示である、請求項４記載の方法。６．前記表示が、光学的認識マークである、請求項４記載の方法。７．前記表示が、紙送り用ホールに関連している、請求項４記載の方法。８．上流位置から下流位置へ所定の経路に沿ってカッタ機構へ供給される、個々のシートに対応した間隔を置いて個々に位置決めされた表示を有する連続的なウェブから、可変長さのシートを可変速度で連続的に裁断する方法であって、この場合、前記カッタ機構が、前記経路に対して第１の角度を形成して配置された定置のブレードと、前記経路に対して第２の逆の角度を形成して配置されたロータリブレードとを有しており、これにより、ロータリブレードが裁断円弧を通過する角回転の間に、ウェブをシートに裁断することを目的としてウェブを横方向に裁断するために、ロータリブレードが定置のブレードと移動裁断点接触を行うようになっており、前記方法において、単位時間ごとに裁断したいシート数に対応した速度で、裁断機構を通過するように、ピンチローラによりウェブを供給し、単位時間ごとに裁断されるシート数を変更するためにピンチローラ速度を変化させ、ロータリブレードとピンチローラとの相対的回転位置を検出し、定置のブレードに沿って行われる裁断箇所の移動に対するウェブ速度の関係の結果として所定角度の裁断がウェブを横断して形成されるように、ロータリブレードを第１の一定の回転速度で裁断円弧を通じて回転させ、ロータリブレードとピンチローラとの検出された相対的回転位置に応答して、裁断円弧を通過する角回転の終了よりロータリブレードを第２の可変回転速度で回転させ、これにより、裁断円弧を通過する次の角回転が開始する前にロータリブレードを所定の位置に位置決めし、シートを所望の長さに裁断するために次の裁断をウェブに沿った所望の位置で行わせるようになっており、ウェブに位置決めされた表示に対応する、ウェブから裁断したい各シートのフォーマットを決定し、ウェブが経路に沿って移動しながらウェブの前縁の位置を検出し、所望の位置で次の裁断を行うために運転中にロータリブレードの回転速度を修正し、これにより、各シートの表示が、各シートの前縁から同じ距離に位置決めされるようになっていることを特徴とする、連続的なウェブから可変速度で可変長さのシートを連続的に裁断する方法。９．上流位置から下流位置へ所定の経路に沿ってカッタ機構へ供給される、個々のシートに対応した間隔を置いて個々に位置決めされた表示を有する連続的なウェブから、可変長さのシートを可変速度で連続的に裁断する方法であって、この場合、前記カッタ機構が、前記経路に対して第１の角度を形成して配置された定置のブレードと、前記経路に対して第２の逆の角度を形成して配置されたロータリブレードとを有しており、これにより、ロータリブレードが裁断円弧を通過する角回転の間に、ウェブをシートに裁断することを目的としてウェブを横方向に裁断するために、ロータリブレードが定置のブレードと移動裁断点接触を行うようになっており、前記方法において、単位時間ごとに裁断したいシート数に対応した速度で、裁断機構を通過するように、ピンチローラによりウェブを供給し、単位時間ごとに裁断されるシート数を変更するためにピンチローラ速度を変化させ、ロータリブレードとピンチローラとの相対的回転位置を検出し、定置のブレードに沿って行われる裁断箇所の移動に対するウェブ速度の関係の結果として所定角度の裁断がウェブを横断して形成されるように、ロータリブレードを第１の一定の回転速度で裁断円弧を通じて回転させ、ロータリブレードとピンチローラとの検出された相対的回転位置に応答して、裁断円弧を通過する角回転の終了よりロータリブレードを第２の可変回転速度で回転させ、これにより、裁断円弧を通過する次の角回転が開始する前にロータリブレードを所定の位置に位置決めし、シートを所望の長さに裁断するために次の裁断をウェブに沿った所望の位置で行わせるようになっており、ウェブに位置決めされた表示に対応する、ウェブから裁断したい各シートのフォーマットを決定し、ウェブが経路に沿って移動しながらウェブの前縁の位置を検出し、フォーマットの変更に対応する、ウェブ上の光学的認識マークを読み取り、所望の位置で次の裁断を行うために運転中にフォーマットを変更し、これにより、各シートの光学的認識マークが、各シートの前縁から等しい距離に位置決めされるようになっていることを特徴とする、連続的なウェブから可変速度で可変長さのシートを連続的に裁断する方法。１０．ピンチローラ速度の各変化に対してシートを同じ長さで裁断するために、ロータリブレードの回転速度を変化させる、請求項１記載の方法。１１．所定の経路に沿って上流位置から下流位置にまで走行するウェブから可変長さのシートを裁断するための装置であって、該装置に、カッタ機構が設けられており、該カッタ機構が、前記経路に対して第１の角度を形成しながら前記経路を横断して位置決めされた定置のブレードと、前記定置のブレードに隣接して、前記経路に対して第２の逆の角度で前記経路を横断して位置決めされたロータリカッタとを有しており、これにより、ロータリカッタが回転する間に、ウェブを所定の長さのシートに裁断することを目的として所定の角度でウェブを横断して裁断を行うために、ロータリカッタが定置のブレードと移動裁断点接触を形成するようになっており、前記ロータリカッタが、軸線方向駆動軸を有しており、前記ロータリカッタを回転させるための、前記ロータリカッタの軸線方向駆動軸に取り付けられたロータリカッタ駆動手段と、前記ロータリカッタの角位置を検出しかつ該角位置を示す第１の入力信号を提供するための第１のセンサと、前記定置のブレードと前記ロータリカッタとの間にウェブを供給するための、軸線方向駆動軸を有しておりかつ前記裁断機構の上流に配置された１対の対向したピンチローラと、該ピンチローラを駆動するための、前記ピンチローラ軸線方向駆動軸のうちの一方に取り付けられたピンチローラ駆動手段と、前記ピンチローラの前記一方の角位置を検出しかつ該角位置を示す第２の入力信号を提供するための第２のセンサと、前記第１および第２のセンサからの第１および第２の入力信号に応答してロータリカッタの回転を制御するための制御装置と、ウェブから裁断したい個々のシートの速度とフォーマットとを示す第３の入力信号を前記制御装置に提供するための、前記制御装置に接続されたフォーマット選択装置とが設けられており、前記制御装置が、前記第１、第２および第３の信号に応答して、前記ロータリカッタ駆動手段と前記ピンチローラ駆動手段とに第１の出力信号を提供し、これにより、前記カッタ機構がシートを所望の長さに裁断しかつ前記ピンチローラがウェブを所望の速度で供給するようになっていることを特徴とする、ウェブから可変長さのシートを裁断するための装置。１２．前記ロータリカッタをウェブ速度に対して一定の裁断速度で回転させるために、前記制御装置が前記ロータリカッタ駆動手段に第２の出力信号を提供するようになっており、これにより、シートが、ウェブに対して所定の角度でそれぞれ裁断されるようになっている、請求項１１記載の装置。１３．ウェブの前縁を検出しかつ該前縁を示す第４の入力信号を提供するための、前記カッタ機構と前記ピンチローラとの間で前記経路に沿って位置決めされた第１の光電池と、ウェブ上の表示を検出しかつ該表示を示す第５の入力信号を提供するための、前記ピンチローラの上流に位置決めされた第２の光電池とが設けられており、前記第４および第５の入力信号に基づきウェブを所定の位置で裁断するために、前記制御装置が、前記ロータリカッタに第１の出力信号を提供するようになっている、請求項１１記載の装置。１４．前記ロータリカッタ駆動手段には、前記ロータリカッタ駆動軸に作用結合させられたロータリカッタサーボモータが設けられており、該ロータリカッタサーボモータが、第１のエンコーダを有しており、該第１のエンコーダに前記第１のセンサが応答して前記ロータリカッタの角位置を決定するようになっており、さらに、ロータリカッタ駆動モータが結合された前記ロータリカッタサーボモータが設けられており、これにより、前記制御装置が、前記ピンチローラの位置を示す前記第１の出力信号を前記ロータリカッタ駆動モータに提供し、その結果、前記ロータリカッタサーボモータが前記ロータリカッタを前記ピンチローラに対して適当な回転位置に配置させるようになっており、前記ピンチローラ駆動手段は、前記ピンチローラ駆動軸に作用結合させられたピンチローラサーボモータが設けられており、該ピンチローラサーボモータが、第２のエンコーダを有しており、該第２のエンコーダに前記第２のセンサが応答して前記ピンチローラの角位置を決定するようになっており、さらに、ピンチローラ駆動モータが接続された前記ピンチローラサーボモータが設けられており、これにより、前記制御装置が、前記ピンチローラ駆動モータに前記第１の出力信号を提供し、その結果、ピンチローラを所望の速度で駆動するようになっている、請求項１１記載の装置。１５．前記ロータリカッタ駆動手段への前記第２の出力信号が、裁断開始前に前記ロータリカッタの回転を加速させ、次いで、裁断終了まで裁断速度を維持し、次いで、次の裁断に間に合うようにロータリカッタを準備位置へ配置させるような速度で、前記ロータリカッタ駆動手段を駆動するようになっている、請求項１２記載の装置。１６．前記ロータリカッタに、前記ロータリカッタ軸線方向駆動軸に軸線方向に取り付けられており、かつ、間隔を置いて配置された３つの角隅を有する等辺三角形の支持体と、前記角隅の内の一カ所で前記等辺三角形の支持体に取り付けられた裁断ブレードとが設けられている、請求項１１記載の装置。１７．前記等辺三角形の支持体が、平坦なブレード支持面を有しており、該ブレード支持面に前記ロータリブレードが係合しており、さらに、前記ブレード支持面に前記ブレードを取り付ける手段を有している、請求項１６記載の装置。１８．前記ロータリブレードの横方向曲げモーメントに抵抗することを目的として前記等辺三角形の支持体に質量を提供するために、前記角隅の内の第２の角隅が、第１の角隅から横方向に間隔を置いて配置されており、前記ロータリブレードの垂直方向曲げモーメントに抵抗することを目的として前記等辺三角形の支持体に質量を提供するために、前記角隅の内の第３の角隅が、第１の角隅から垂直方向に間隔を置いて配置されている、請求項１６記載の装置。１９．上流から下流へ所定の経路に沿ってカッタ機構へ供給される連続的なウェブからシートを連続的に裁断する方法であって、この場合、前記カッタ機構が、所定の経路に対して第１の角度を形成して配置された定置のブレードと、所定の経路に対して第２の逆の角度を形成して配置されたロータリブレードとを有しており、これにより、ロータリブレードが裁断円弧を通過する角回転の間に、ウェブをシートに裁断することを目的としてウェブを横方向に裁断するために、ロータリブレードが定置のブレードと移動裁断点接触を行うようになっており、前記方法において、裁断したいシートのための所望のフォーマットパラメータを制御装置に提供し、ウェブをピンチローラに対して正確に位置決めするために情報を制御装置に入力し、ロータリブレードを初期位置に位置決めするために制御装置から動作命令を提供し、ピンチローラに対してロータリブレードを位置決めし、所望のフォーマットパラメータでシートを裁断するためのフォーマットパラメータに応答して制御装置からピンチローラとロータリブレードとを操作するステップから成っている、紙の連続的なウェブからシートを連続的に裁断する方法。２０．前記入力ステップが、ウェブの前縁がピンチローラと裁断機構との間の所定の位置に到達した場合に前記ウェブの前縁を検出し、ウェブの前縁が検出された場合に制御装置に入力信号を提供するステップを含んでいる、請求項1１９記載の方法。２１．入力信号に応答して、ピンチローラのプログラムされた微動作前後移動を開始し、この場合、位置決めステップにおいて、ピンチローラとロータリブレードとをそれぞれ正確に位置決めするために、ピンチローラとロータリブレードとの一回転間のパルスを数える、請求項２０記載の方法。

───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】置に対して正確な裁断を行うことができる。ピンチローラの直径の違いを補償するために、また、ウェブ上の光学的認識マーク（ＯＲＭ）からの信号に応答して新たなフォーマットを開始するために運転中に変更を行うために、ロータリカッタ（５８）の速度のほぼ即座の修正が行われる。

Claims

【特許請求の範囲】１．上流位置から下流位置へ所定の経路に沿ってカッタ機構へ供給される連続的な紙ウェブから、可変長さの枚葉紙を可変速度で連続的に裁断する方法であって、この場合、前記カッタ機構が、前記経路に対して第１の角度を形成して配置された定置のブレードと、前記経路に対して第２の逆の角度を形成して配置されたロータリブレードとを有しており、これにより、ロータリブレードが裁断円弧を通過する角回転の間に、ウェブを枚葉紙に裁断することを目的としてウェブを横方向に裁断するために、ロータリブレードが定置のブレードと移動裁断点接触を行うようになっており、前記方法において、単位時間ごとに裁断したい枚葉紙数に対応した速度で、裁断機構を通過するように、ピンチローラによりウェブを供給し、単位時間ごとに裁断される枚葉紙数を変更するためにピンチローラ速度を変化させ、ロータリブレードとピンチローラとの相対的回転位置を検出し、定置のブレードに沿って行われる裁断箇所の移動に対するウェブ速度の関係の結果として所定角度の裁断がウェブを横断して形成されるように、ロータリブレードを第１の一定の回転速度で裁断円弧を通じて回転させ、ロータリブレードとピンチローラとの検出された相対的回転位置に応答して、裁断円弧を通過する角回転の終了よりロータリブレードを第２の可変回転速度で回転させ、これにより、裁断円弧を通過する次の角回転が開始する前にロータリブレードを所定の位置に位置決めし、枚葉紙を所望の長さに裁断するために次の裁断をウェブに沿った所望の位置で行わせるようになっていることを特徴とする、紙の連続的なウェブから可変長さの紙の枚葉紙を選択的に裁断する方法。２．ウェブ速度と、定置のブレードに沿った裁断箇所の移動との関係が一定であり、その結果、あらゆる所望のウェブ速度および枚葉紙長さに対して、ウェブを横断して所定角度の裁断が行われるようになっている、請求項１記載の方法。３．前記所定角度の裁断が、あらゆる所望のウェブ速度および枚葉紙長さに対して、ウェブを横断して直角に行われる、請求項２記載の方法。４．ウェブが、裁断したい個々の枚葉紙に対応する間隔を置いてウェブに繰り返し位置決めされた表示を有しており、裁断機構から所定の距離だけ上流にセンサを設け、ウェブに位置決めされた表示に対応する、ウェブから裁断したい各枚葉紙のフォーマットを決定し、ウェブが経路に沿って移動しながらウェブの前縁の位置を検出し、該前縁に隣接した表示の位置を検出し、裁断機構からのセンサの距離に対する、前縁と、隣接する表示との検出された位置に対応する所望の位置においてウェブを裁断する、請求項１記載の方法。５．前記表示が、印刷表示である、請求項４記載の方法。６．前記表示が、光学的認識マークである、請求項４記載の方法。７．前記表示が、紙送りホールに関連している、請求項４記載の方法。８．ウェブが、裁断したい個々の枚葉紙に対応する間隔を置いてウェブに繰り返し位置決めされた表示を有している場合に、ウェブに位置決めされた表示に対応する、ウェブから裁断したい各枚葉紙のフォーマットを決定し、ウェブが経路に沿って移動しながらウェブの前縁の位置を検出し、所望の位置で次の裁断を行うために運転中にロータリブレードの回転速度を修正し、これにより、各枚葉紙の表示が、各枚葉紙の前縁から同じ距離に位置決めされるようになっている、請求項１記載の方法。９．ウェブが、裁断したい個々の枚葉紙に対応する間隔を置いてウェブに繰り返し位置決めされた表示を有している場合に、ウェブに位置決めされた表示に対応する、ウェブから裁断したい各枚葉紙のフォーマットを決定し、ウェブが経路に沿って移動しながらウェブの前縁の位置を検出し、フォーマットの変更に対応する、ウェブ上の光学的認識マークを読み取り、所望の位置で次の裁断を行うために運転中にフォーマットを変更し、これにより、各枚葉紙の光学的認識マークが、各枚葉紙の前縁から等しい距離に位置決めされるようになっている、請求項１記載の方法。１０．ピンチローラ速度の各変化に対して枚葉紙を同じ長さで裁断するために、ロータリブレードの回転速度を変化させる、請求項１記載の方法。１１．間隔を置いて配置された表示を有しており、また、ロータリカッタの上流に間隔を置いて配置された１対のピンチローラによって上流位置からロータリカッタにまで所定の経路に沿って走行可能なウェブの１つの裁断から次の裁断までに、ロータリカッタの角回転位置の修正を行う方法において、ロータリカッタからのピンチローラの線形距離を位置決めし、ウェブの前縁から表示を位置決めし、ロータリカッタを通過するように１対のピンチローラを介してウェブを供給し、ウェブが供給されながら、ロータリカッタの角位置に対してピンチローラを角方向で位置決めし、ウェブからの裁断したい枚葉紙１つ分の長さだけウェブを前進させるために必要な、ピンチローラの角回転を決定し、ウェブから裁断したい次の枚葉紙のために、ウェブ上の表示位置に対するロータリカッタの所望の角回転位置のあらゆる偏差を検出し、あらゆる偏差の検出に基づきロータリカッタを再位置決めし、これにより、表示に対して、ウェブを横断する正確な位置で裁断が行われるようになっている、ロータリカッタの角方向の回転位置の修正を行う方法。１２．前記表示が、印刷表示である、請求項１１記載の方法。１３．前記表示が、光学的認識マークである、請求項１１記載の方法。１４．前記表示が、紙送り用ホールである、請求項１１記載の方法。１５．所定の経路に沿って上流位置から下流位置にまで走行するウェブから可変長さの枚葉紙を裁断するための装置であって、該装置に、カッタ機構が設けられており、該カッタ機構が、前記経路に対して第１の角度を形成しながら前記経路を横断して位置決めされた定置のブレードと、前記定置のブレードに隣接して、前記経路に対して第２の逆の角度で前記経路を横断して位置決めされたロータリカッタとを有しており、これにより、ロータリカッタが回転する間に、ウェブを所定の長さの枚葉紙に裁断することを目的として所定の角度でウェブを横断して裁断を行うために、ロータリカッタが定置のブレードと移動裁断点接触を形成するようになっており、前記ロータリカッタが、軸線方向駆動軸を有しており、前記ロータリカッタを回転させるための、前記ロータリカッタの軸線方向駆動軸に取り付けられたロータリカッタ駆動手段と、前記ロータリカッタの角位置を検出しかつ該角位置を示す第１の入力信号を提供するための第１のセンサと、前記定置のブレードと前記ロータリカッタとの間にウェブを供給するための、軸線方向駆動軸を有しておりかつ前記裁断機構の上流に配置された１対の対向したピンチローラと、該ピンチローラを駆動するための、前記ピンチローラ軸線方向駆動軸のうちの一方に取り付けられたピンチローラ駆動手段と、前記ピンチローラの前記一方の角位置を検出しかつ該角位置を示す第２の入力信号を提供するための第２のセンサと、前記第１および第２のセンサからの第１および第２の入力信号に応答してロータリカッタの回転を制御するための制御装置と、ウェブから裁断したい個々の枚葉紙の速度とフォーマットとを示す第３の入力信号を前記制御装置に提供するための、前記制御装置に接続されたフォーマット選択装置とが設けられており、前記制御装置が、前記第１、第２および第３の信号に応答して、前記ロータリカッタ駆動手段と前記ピンチローラ駆動手段とに第１の出力信号を提供し、これにより、前記カッタ機構が枚葉紙を所望の長さに裁断しかつ前記ピンチローラがウェブを所望の速度で供給するようになっていることを特徴とする、ウェブから可変長さの枚葉紙を裁断するための装置。１６．前記ロータリカッタをウェブ速度に対して一定の裁断速度で回転させるために、前記制御装置が前記ロータリカッタ駆動手段に第２の出力信号を提供するようになっており、これにより、枚葉紙が、ウェブに対して所定の角度でそれぞれ裁断されるようになっている、請求項１５記載の装置。１７．ウェブの前縁を検出しかつ該前縁を示す第４の入力信号を提供するための、前記カッタ機構と前記ピンチローラとの間で前記経路に沿って位置決めされた第１の光電池と、ウェブ上の表示を検出しかつ該表示を示す第５の入力信号を提供するための、前記ピンチローラの上流に位置決めされた第２の光電池とが設けられており、前記第４および第５の入力信号に基づきウェブを所定の位置で裁断するために、前記制御装置が、前記ロータリカッタに第１の出力信号を提供するようになっている、請求項１５記載の装置。１８．前記ロータリカッタ駆動手段には、前記ロータリカッタ駆動軸に作用結合させられたロータリカッタサーボモータが設けられており、該ロータリカッタサーボモータが、第１のエンコーダを有しており、該第１のエンコーダに前記第１のセンサが応答して前記ロータリカッタの角位置を決定するようになっており、さらに、ロータリカッタ駆動モータが結合された前記ロータリカッタサーボモータが設けられており、これにより、前記制御装置が、前記ピンチローラの位置を示す前記第１の出力信号を前記ロータリカッタ駆動モータに提供し、その結果、前記ロータリカッタサーボモータが前記ロータリカッタを前記ピンチローラに対して適当な回転位置に配置させるようになっており、前記ピンチローラ駆動手段は、前記ピンチローラ駆動軸に作用結合させられたピンチローラサーボモータが設けられており、該ピンチローラサーボモータが、第２のエンコーダを有しており、該第２のエンコーダに前記第２のセンサが応答して前記ピンチローラの角位置を決定するようになっており、さらに、ピンチローラ駆動モータが接続された前記ピンチローラサーボモータが設けられており、これにより、前記制御装置が、前記ピンチローラ駆動モータに前記第１の出力信号を提供し、その結果、ピンチローラを所望の速度で駆動するようになっている、請求項１５記載の装置。１９．前記ロータリカッタ駆動手段への前記第２の出力信号が、裁断開始前に前記ロータリカッタの回転を加速させ、次いで、裁断終了まで裁断速度を維持し、次いで、次の裁断に間に合うようにロータリカッタを準備位置へ配置させるような速度で、前記ロータリカッタ駆動手段を駆動するようになっている、請求項１６記載の装置。２０．前記ロータリカッタに、前記ロータリカッタ軸線方向駆動軸に軸線方向に取り付けられており、かつ、間隔を置いて配置された３つの角隅を有する等辺三角形の支持体と、前記角隅の内の一カ所で前記等辺三角形の支持体に取り付けられた裁断ブレードとが設けられている、請求項15記載の装置。２１．前記等辺三角形の支持体が、平坦なブレード支持面を有しており、該ブレード支持面に前記ロータリブレードが係合しており、さらに、前記ブレード支持面に前記ブレードを取り付ける手段を有している、請求項１８記載の装置。２２．前記ロータリブレードの横方向曲げモーメントに抵抗することを目的として前記等辺三角形の支持体に質量を提供するために、前記角隅の内の第２の角隅が、第１の角隅から横方向に間隔を置いて配置されており、前記ロータリブレードの垂直方向曲げモーメントに抵抗することを目的として前記等辺三角形の支持体に質量を提供するために、前記角隅の内の第３の角隅が、第１の角隅から垂直方向に間隔を置いて配置されている、請求項２０記載の装置。２３．所定の経路に沿って上流位置から下流位置へ走行するウェブからあらゆる所望の長さの枚葉紙に裁断するための装置であって、該装置に、前記経路に沿って取り付けられたロータリカッタ手段と、該ロータリカッタ手段を通過するようにウェブを供給するための、前記ロータリカッタ手段の上流にり付けられたピンチローラ手段と、前記ロータリカッタ手段の角位置を検出するための第１の手段と、前記ロータリカッタ手段の角位置に対する前記ピンチローラの角位置を検出するための第２の手段と、前記ロータリカッタ手段と前記ピンチローラ手段との所望の角関係を決定するための手段と、前記所望の角関係からのあらゆる角偏差に応答して、前記ロータリカッタ手段を再位置決めするための手段とが設けられていることを特徴とする、ウェブからあらゆる所望の長さの枚葉紙を裁断するための装置。２４．枚葉紙の長さをフォーマット決めするための手段が設けられている、請求項２３記載の装置。２５．前記決定手段と、前記再位置決め手段とが、制御手段を有しており、前記第１および第２の検出手段と前記フォーマット決め手段とが、それぞれ、前記制御手段に入力信号を提供するようになっている、請求項２４記載の装置。２６．ロータリ裁断機構であって、長手方向の駆動軸と、該駆動軸に軸線方向に取り付けられており、また、間隔を置いて配置された３つの角隅を有するほぼ等辺三角形の支持体と、前記角隅の内の一カ所において前記等辺三角形の支持体に取り付けられた裁断ブレードとが設けられていることを特徴とする、ロータリ裁断機構。２７．前記等辺三角形の支持体に、平坦なブレード支持面が設けられており、該支持面に前記ロータリブレードが係合しており、前記ブレード支持面に前記ブレードを取り付ける手段が設けられている、請求項２６記載の機構。２８．前記裁断ブレードの横方向の曲げモーメントに抵抗することを目的として前記等辺三角形の支持体に質量を提供するために、前記角隅の内の第２の角隅が、第１の角隅から横方向に間隔を置いて配置されており、前記裁断ブレードの鉛直方向の曲げモーメントに抵抗することを目的として前記等辺三角形の支持体に質量を提供するために、前記角隅の内の第３の角隅が、前記第１の角隅から鉛直方向に間隔を置いて配置されている、請求項２９記載の機構。２９．上流から下流へ所定の経路に沿ってカッタ機構へ供給される連続的な紙ウェブから枚葉紙を連続的に裁断する方法であって、この場合、前記カッタ機構が、所定の経路に対して第１の角度を形成して配置された定置のブレードと、所定の経路に対して第２の逆の角度を形成して配置されたロータリブレードとを有しており、これにより、ロータリブレードが裁断円弧を通過する角回転の間に、ウェブを枚葉紙に裁断することを目的としてウェブを横方向に裁断するために、ロータリブレードが定置のブレードと移動裁断点接触を行うようになっており、前記方法において、裁断したい枚葉紙のための所望のフォーマットパラメータを制御装置に提供し、ウェブをインチローラに対して正確に位置決めするために情報を制御装置に入力し、ロータリブレードを初期位置に位置決めするために制御装置から動作命令を提供し、ピンチローラに対してロータリブレードを位置決めし、所望のフォーマットパラメータで枚葉紙を裁断するためのフォーマットパラメータに応答して制御装置からピンチローラとロータリブレードとを操作するステップから成っている、紙の連続的なウェブから枚葉紙を連続的に裁断する方法。３０．前記入力ステップが、ウェブの前縁がピンチローラと裁断機構との間の所定の位置に到達した場合に前記ウェブの前縁を検出し、ウェブの前縁が検出された場合に制御装置に入力信号を提供するステップを含んでいる、請求項２９記載の方法。３１．入力信号に応答して、ピンチローラのプログラムされた微動作前後移動を開始し、この場合、位置決めステップにおいて、ピンチローラとロータリブレードとをそれぞれ正確に位置決めするために、ピンチローラとロータリブレードとの一回転間のパルスを数える、請求項３０記載の方法。