JPS6052919B2 - ロ−タリ−カツタ−の制御装置 - Google Patents

ロ−タリ−カツタ−の制御装置

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JPS6052919B2
JPS6052919B2 JP4848076A JP4848076A JPS6052919B2 JP S6052919 B2 JPS6052919 B2 JP S6052919B2 JP 4848076 A JP4848076 A JP 4848076A JP 4848076 A JP4848076 A JP 4848076A JP S6052919 B2 JPS6052919 B2 JP S6052919B2
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speed
pulse
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実 斉藤
豊 松本
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Tokyo Electronic Industry Co Ltd
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Tokyo Electronic Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、走行してくる紙、板、管などの材料を走行状
態で切断する、ロータリーカッターの制御装置に関する
ものである。
現在、最も多く用いられているこの種のカッターは、機
械的制御を行なうものと、電子制御を行なうものとがあ
り、機械制御のものは、材料送り機構の動力と変速器及
びクランク機構を通じて結ばれ、同一に駆動されている
即ち切断長の変更は、変速機の変速比を変更することに
よつて行なわれる。又、切断時は刃物速度と材料速度が
等しくなければならないので、クランク機構の不等速度
運動により材料走行速度と刃物速度を等しくしている。
このような機械式のローターカッターでは変速動作は徐
々にしか行なわれないので切断寸法変更時に、寸法が移
り変わる間ロスが発生し、材料走行速度の加減速度時、
送り機構とロータリーカツーターとの機械的たわみの違
いによつて切断寸法が変化し、又送り機構と材料のスリ
ップにより切断誤差が発生するといつた欠点があつた。
一方、電子制御のものは、機械式のものの欠点は大幅に
改善されているが次のような点で難があ.る。第7図は
従来の電子制御の装置の一例を示すブロック図であり、
図において、1は切断される材料、2はロータリーカッ
ター、3はロータリーカッター駆動用直流電動機、5は
材料走行パルス発一信器、6はロータリーカッターの回
転量を検知するパルス発信器、7はロータリーカッター
の回転速度を検知するタコジェネレータ、71は基準パ
ルス設定器、72はレジスタ、73はディジタル/アナ
ログ変換器、74は周波数/電圧変換器、75,76,
77は加算器、78は速度制御器である。
上記従来の装置においては、まず基準パルス設定器71
に材料の切断長LOに相当するパルスがプリセットされ
る。
一方基準パルス設定器71にはロータリカッター2の周
長LRに相当するパルスが入力されており、材料の切断
長L。とロータリーカッターの周長LRの差L=LO上
Rが加算)器76に入力される。この加算器76には材
料の走行距離1。とカッターの回転距離1Rに相当する
パルスが入力され、L−10+1R=Rなるパルスがレ
ジスタ72に与えられる。このレジスタ72内のパルス
数Rがディジタル/アナログ変換器73に入力し、直流
電圧VOに変換され加算器75に入力する。加算器75
では材料走行速度に比例する直流電圧VAから直流電圧
VOが引き算され、直流電圧VO=VA−■cが出力さ
れる。但し、加算器75で出力される直流電圧VOは正
の場合の・み出力され負の場合は出力は零となる。この
加算器75の出力VOが速度制御器78に出力され直流
電動機3の速度を可変する。上記のように構成した従来
の装置において材料の切断長LO力幼ツター周長LRよ
り長い場合の動作を一例として説明する。
基準パルス設定器71に材料の切断長L。
が設定されるとレジスタ72の内容R=L−10+1R
はLだけが短時間の間に急増する。従つて直流電圧■c
が大きくなりVA−■。が負となり、加算器75からの
速度指令■oは零となり直流電動機3は急減速し停止す
る。一方材料1は走行しているので材料の走行距離10
は大となりレジスタ72のRは小さくなつていく。この
Rの減少にともない直流電圧■。も減少するからVA−
VOが負から正に変る。これにより加算器75の出力V
。が増加し始め、直流電動機3が急加速する。しかし直
流電動機3の加速によりカッターの走行距離1F.も大
となるためレジスタ72の内容Rの減少度合は緩慢にな
り、Rがほぼ零になつた状態で直流電動機3の速度は材
料走行速度■9に近づき、材料1の切断を開始する。こ
の動作を繰返すことにより材料1を所定の切断長LOで
切断している。この場合のカッター回転速度のタイムチ
ャートを第8図に示す。上記従来の装置においては、前
の切断が終了と共に、カッター1回転分のパルスが切断
長のパルスに近い値のとき以外は材料走行速度にかかわ
らず、ロータリーカッター2は急速な加減状態となり、
機械部には、いつも最大トルクが働くことになる。
このことは機械部の耐久力を著しく損うことになる。又
、このような方式では、カッターの摩擦トルクを考慮し
なくてもよい場合で、レジスタ内容を変換して得られる
直流電圧は、カッター周長よりも、切断長の方が長い場
合を例にとると、レジスタ内容が、カッター周長に相当
する時、これを変換して得られる直流電圧が、ロータリ
ーカッターの、最高加減速度から許される材料の最高走
行速度電圧と等しくなるよう設定される。
このことは、誤差のフィードバック量を最適に設定する
ことが出来ないことを意味し、精度がおちることになる
又、この方式では、レジスタ内容が半分になるとサーボ
の追従速度は半分、4分の1になると追従速度も4分の
1というように、関数的に追従速度がおちるので、偏差
が充分小さくなるまで、直線的に追従させるものに比較
すると、はるかに追従時間が長く要求される。又、充分
追従が行なわれなくても前回切断の偏差がレジスタに残
るので、次回切断時には所定寸法の切断を行なうことは
できるが、このように定常的にエラーが残つているよう
な状態では、速度の変化及び切断寸法の変更によつて、
エラーが変化するので誤差が生ずることになる。しかる
に本発明は、従来のロータリーカッターの制御における
、さまざまの欠点を克服すべくなされたものであり、カ
ッターに加える加速度一定のもとで材料の切断長とカッ
ターの周長の関係から、カッター駆動用直流電動機の速
度運行軌跡を作り出し、材料の走行に応じて速度指令信
号、追従誤差信号及び加速度信号の3つの制御信号を演
算して所定の速度運行軌跡に基づくロータリーカッター
の回転を制御し、精度の高い材料の連続走行切断を行な
うロータリーカッターを提供することを目的とする。
以下図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
本発明のロータリーカッターの速度運行軌跡(以下速度
パターン)は、材料の切断長LOとロータリーカッター
刃先1回転の周長LRの関係から第1〜3図の如く表わ
される。
第1図は、切断長LOが周長よりLRより短い、いわゆ
る短尺物を切断する場合の速度パターンを示すものであ
る。
すなわち、切断が終了すると同時にロータカッターは、
周長LRと切断長L。の差ΔLの長さ分を消化するため
、時RII7lまで加速して早く回転し速度A。VOに
至り、その後減速して時間T2で材料の走行速度に等し
い速度VOに達し、材料の切断を開始し、時間T3で切
断を終了する。ここで時間ちは時間T2の112の時間
であり、また時間!から時間T3間にカッターが回転す
る周長L,は切断長LOに関係なく一定でありこれをカ
ッターの切断区間長という。第2図は、切断長LO力幼
ツターの周長LRより長く、かつ周長LRの2倍から切
断区間長L3を引いた値と等しいか、この値よりも短か
い最尺物、すなわち切断長LOがの場合の速度パターン
をを示すものである。
ここで切断長LOの最長の限界を2LR上,としたのは
、この切断長LOの場合が、時間t1で回転速度が零と
なる場合であり、この切断長L。=ムーLsがカッター
の回転速度の減速、加速により制御できる限界であるか
らてある。第2図に示した場合はΔL=L8上oの分だ
けロータリーカッターの速度を減速して材料を通過させ
、再び走行速度に戻して切断に入り、時帥3で切断を終
了する。第3図は、切断長LOがカッターの周長Lsの
2倍からカッターの切断区間長L,を引いた値よりも長
い長尺物、すなわちの場合の速度パターンである。
カッターは切断終,了後、減速して、第2図に示したL
O=2L,R上sに相当する時陣,経過後停止し、切断
長L。に対応した時間だけ停止後に起動され、時間らで
材料の走行速度■oに達して切断に入るものである。第
4図は、本発明の実施例を示すブロック図で)ある。第
4図において、1は切断される材料、2はロータリーカ
ッター、3はロータリーカッター駆動用直流電動機、4
はロータリーカッター2の切断終了を検知するリミット
スイッチ、5は材料走行パルス発信器(PGl)、6は
ロータリーカツター2の回転量を検知するパルス発信器
(PG2)、7は同じくロータリーカッター2の回転速
度を検知するタコジェネレーター(TG)である。また
第1〜3図に示された速度パターンを与える演算部とし
て、8は加減速係数発生回路、14は関数発生器、15
は周波数/電圧変換器、16,20及び22はデジタル
/アナログ変換器(D/A)、17,23及び24は乗
算器、19は誤差演算器、18,21は加算点である。
更に直流電動機3を制御するサイリスタレオナード装置
25において、26は速度制御器、27は加算点、28
は電流制御器、29はゲート移相器、30はサイリスタ
である。
まず加減速係数発生回路8について説明する。
加減速係数発生回路8は、カッター2の回転速度の変化
率である加減速係数A3を与えるデジタル演算を実行す
るものてある。そこで、加減速係数A3を得るための計
算内容について説明する。
以下の計算内容において、各記号は次の内容を表す。V
O:材料走行速度 V:カツター回転速度 LR:カツター周長 L,:カツターの切断区間長 L,:カツターが加減速制御されている補正動作問に材
料が走行する距離(補正走行距離)=LO上, tl:第1〜3図における速度パターンの折れ曲り点時
間T2:カツター回転速度が材料走行速度と等速に入る
時間T,:切断一周期の時間 K:速度パターンの直線勾配 AO,al,a2:定数 A3:加減速係数 IR:カツターの回転距離 1R:材料の走行距離 第1図を参照して、0〜ち時間にカッター回転速度Vは
V。
からA。VOに達するものとすれば、その直線勾配Kは
K= (AO−1)VO/T,=A,VO/T,田但し
A,=AO−1となり、このときのカッター回転速度V
−T,はVG−tl=VO+Kt=VO+(A,VO/
T.)t (2)となる。一方、補正走行距離LfはL
f=VOt2=VO・器であるからVO,,,=VO+
(2a,V02/Lf)t (3)ここで、A,/Lf
=A2とすればVO−tl=VO+2a2V02t(4
)を得る。
同様にして、tl〜ち時間におけるカッター回転速度V
tl〜,2は、Vtl〜T2:VO+2a2V02t1 一2a2Vg(t −T,) (5) 更に、ち〜T3時間でのカッター回転速度V.2〜、。
はV.2〜,3=VO(6)として、速度パターンを表
す計算式が得られる。
従つて、カッターの回転距離LRは、カッター回転速度
、VO−Tl,Vtl〜T2,Vt2〜T3の時間積分
の和として与えられることから、LR=JgVO〜。
,・Dt+f捏Vu〜,2・Dt+f目V.2〜,。・
Dt=VOt3+4a2V02t1t2−A2VO2t
22−2a2V0’t〒 (9)また、器=T2である
から、LR=VOt3+甘V。
’THaa更に、VOt,=Lf(補正走行距離)、V
Ot,=LO(切断長)であるから、LR=LO+ケL
2f(11) となる。
ここでA2=A3/2とする。これは前記第(4)(5
)式における島=A。と簡略するため与えられる定数で
ある。従つて、第(1ハ式はLR=LO+A3L2f/
4 となり、A。
を求めると、A,=4 (LR上O)/L2f Lf=L。
−Lsであるから、最終的に、A3=4 (LR上O)
/(LO上s)” (12)で加減速係数Aaを得るこ
とが出来る。
すなわち第(12)式から明らかな如く、加減速係数A
3はカッタ周長LR)切断長L。及び切断区間長Lsを
与えることによつて演算される。上記で得られた加減速
係数Aaを用いて第(4)式及ひ第(5)式を表わすと
、ここで1。
は材料の走行距離である。 − ▼υ \11ν
−Pゞ11J−i1り1υここで1t1は時間0〜t1
間に材料が走行した距離、Δ10は時間ち〜t間に材料
が走行する距離である。
上記■。
〜11及びVtl〜ちの式から明らかなように、加減速
係数A3は材料走行距離の変化に対応するカッター回転
速度の変化率を表わすものである。そこで第4図におけ
る材料走行パルス発信器5の材料走行パルスで得られた
材料走行距離に加減速係数A3を乗算し、さらにこの値
に材料走行速度V。を乗算することによりカッター回転
速度変化を求めることができ、第1図に示した速度パタ
ーンを関数出力することができる。また第2図に示す長
尺物の場合には、 となるから、加減速係数A3は前記第(12)式と同じ
式で与えられる。
但し加減速係数A3はLR<LOてあるから第(12)
式で与えられる加減速係数A3は第1図の場合とは逆に
負の値となり、第1図とは逆に関数が発生され、切断終
了後リセット信号でリセットされると、減速関数を算出
し、折れ曲り点から加速関数を算出し、材料走行速度と
等速となる時点で関数発生を終了する。この場合もカッ
ターの周長は で与えられる。
一方、カッターの回転速度が時陣,で零となる場合の加
減速係数A3はで与えられる。
この場合カッターの周長は下記式で与えられる。ここで
カッターの周長LR及び切断区間長L,は一定であるか
ら、加減速係数A3=ー?−で制御できる
Lf切断長LOはLO=?上,となる。
従つて第3図に示すL。
>潟上3のような長尺物を切断する場合はより得た限界
の加減速係数 により減速し、カッターの回転速度が零になつた後、こ
の点よソー定の加減速係数A3によつて吸収しきれない
分となる材料の走行距離LO−(2LR上,)だけカッ
ターを停止し、この走行距離分LO−(2L,R上3)
分が消化された後、一定の加減速係数A3によつてカッ
ターの回転速度を加速するものてある。
上記した加減速係数A3を用いてカッターの回転速度を
制御する方法を説明する。
第(12)式で与えられる加減速係数の演算を実行する
ため、第4図に示す加減速係数発生回路8には、切断長
LO、カッター周長LR及び切断区間長Lsを設定する
設定器9,10,11が備えらlれ、各設定器はLO,
LR,Lsの値を2進デジタルコードとして係数発生器
12に与え、係数発生器12は前記m(12)式の計算
をもつて、加減速係数A3を出力する。
また設定器13は第3図に示す長尺物を切断する際の一
定の加減速係数A3を定門数として持つており、これら
の係数出力はスイッチS1により選択的に出力される。
スイッチS1の切断は、係数発生器12に設けた比較器
により、各設定器9,10,11から与えられるLO,
LR,L,のデジタル信号からLOと)2LR上,を比
較し、LO>Δ1上3のときに自動で行なう。
次に、第4図に示す関数発生器14について説明する。
この関数発生器14は、加減速係数発生回路8から与え
られる加減速係数A3、材料走行パルス発信器5から与
えられる走行パルスP1、切断終了を検知するリミット
スイッチ4からのリセットパルスP2を用いて、(イ)
速度パターンの折れ曲り点の算出 (時間t1)(ロ)走行
パルスP1毎に、ロータリーカッターが進まなければな
らない回転速度の変化率の算出 (イ)〜t
1間及びち〜T2間)(ハ)関数出力の停止(時間T2
)の3つの操作を行う。
この関数発生器14の実施例を第5図および第6図に示
す。第5図において、関数発生器14は、アップダウン
カウンタ31、折れ曲り点発生器32、零点発生器33
、比較器3牡乗算器35、比較器40、関数出力の停止
信号発生器41及ひ加減速係数発生回路8のスイッチS
1と連動するスイッチ42をもつて回路構成される。
この関数発生器14においてアップダウンカウンタ31
と乗算器35で加減速係数A3から得られる運行速度関
数を発生する運行速度関数発生手段を構成し、折れ曲り
点発生器32、零点発生器33および比較器34で速度
パターンの折れ曲り点、関数出力の停止点を定める比較
手段を構成する。
また比較器40、停止信号発生器41およびスイッチ4
2でLO〉2LR上,のとき関数保持信号を出力する保
持手段を構成している。第1図に示す速度パターンに基
づく関数出力を与える動作を説明すると、切断終了によ
リセットパルスP2が与えられ、アップダウンカウンタ
31は初期状態にリセットされ、次の切断周期に入る。
いま走行パルスP1の間隔を1wnあるいは0.1?の
単位幅とすると、時間(までアップダウンカウンタ31
は走行パルスP1を加算し、乗算器35に順次カウンタ
数Nを与えて、加減速係数A3と乗一算し、材料の走行
に対応してロータリーカッターが進むべき速度の変化率
を運行速度関数A3Nとして関数出力する。このカウン
タ数Nは比較器34にも与えられており、折れ曲り点を
与えるカウント数、すなわち(LO上$)/2との比較
判別を−行ない、カウンタ数Nが(LO上s)/2に一
致したとき、判別出力でアップダウンカウンタ31を減
算動作に切換える。更にアップダウンカウンタ31の内
容が零になることを、零点発生器33の比較値をもつて
、比較器34が判別しており、零となつた時点でアップ
ダウンカウンタを停止せしめ、関数発生を終了する。第
6図は関数発生器14の他の実施例を示したものである
第5図の関数発生器では、走行パルスP1のカウンタ数
Nを求めて、加減速係数A3との乗算を行つたが、これ
は加減速係数A3を走行パルス毎に加算又は減算するこ
とに等しい。
そこで第6図に示すノ実施例では、加減算器36、比較
器37、折れ曲り点発生器38、零点発生器39、比較
器43、関数出力の停止信号発生器44及び加減速係数
発生回路8のスイッチS1と連動するスイッチ45より
なる回路構成をもつて、加減速係数A3を走行パルスP
1毎に、加減算器36で加算又は減算を実行する。すな
わち、折れ曲り点までは加算を続け、折れ曲り点からは
減算となり、加減算器36の出力が零になつた時点で演
算を終了する。この場合、折れ曲り点発生器38の判別
基準出力は(LO上,)A3/2となる。再び第4図を
参照して、関数発生器14の関数出力A3Nは、D/A
変換器16に印加されアナログ信号A3lOに変換され
て、乗算器17により周波数/電圧変換器15から与え
られる材料走行速度VOと乗算され速度変位A3lOv
Oを出力する。この乗算出力は加算点18で材料走行速
度V。と加算されて、ロータリーカッター2のカッター
速度■信号E1を得る。このカッター速度Vは、前記(
4)(5)(6)式から加算速係数A3を用いて表すと
、となる。
簡便のため、第1図0〜T,の間にi−11;÷説明す
ると、第(16)式第2項のV。tは材料の走行距離1
。に等しいことから、と表わすことができる。
第(19)式の第2項における〔A3lO〕は、D/A
変換器16の出力に一致する。すなわち、関数出力〔A
3l。〕は走行パルスP1毎に加減速係数A3を加算し
たものであり、走行パルスP1の1つのパルスは、材料
走行パルス発信器5において、1?当り1パルス或は0
.1顛当り1パルスというように対応していることから
、材料走行距離1。は走行パルスP1のカウント数Nと
して書き改めることができ、関数発生器14の関数出力
A3N8D/A変換した値は〔A3lO〕を表する。こ
の〔A3lO〕を乗算器17で、走行パルスP1の周波
数を電圧変換して得られた材料走行速度■。と乗算して
〔A3l。■o〕を得、加算点18で材料走行速度V。
を加算して、前記第(16)式で与えられる0〜ちの間
におけるカッター回転速度■信号E1を得る。このカッ
ター回転速度V信号E1は加算点21を介して、サイリ
スタレオナード装置25の速度制御器26に速度設定値
として印加され、直流電動機3を加速制御する。このよ
うに、材料の走行距離によつて変化されなければならな
いカッター回転速度の演算は、材料の走行を検知する走
行パルスP1によつて行なえばよいことが知られる。
同時に、ち〜T2間においては前記第(17)式に基づ
くカッター回転速度V信号E1が演算され、T2〜ち間
においては、関数発生器14の出力は停止され、乗算器
17の出力は零となり、加算点18からは材料走行速度
V。
のみがカッター回転速度V信号E1として与えられる。
第2図の速度パターンについても、前述の関数発生器1
4の関数出力に応じて、カッター回転速度V信号E1が
演算される。
第3図に示したLO〉2L,R上,の速度パターンの場
合は、まず第4図に示す加減係数発生回路8の各設定器
9,10,11に切断長LO、カッタ周長LR及び切断
区間長Lsを設定することにより係数発生器12により
LOl:.ムーLsを比較しLO>2L.R上,のとき
にスイッチS1を切換える。
このとき第5図の関数発生器14のスイッチ42あるい
は第6図の関数発生器14のスイッチ45も同時に切換
わる。次に第5図に示した関数発生器14の動作を説明
する。
切断周期に入るとアップダウンカウンタ31は走行パル
スP1を加算し、乗算器35に順次カウント数Nを与え
て、加減速係数A3と乗算し、材料の走行に対応したロ
ータリーカッターが進む)VO−ち=Δ1R/Δt=Δ
10/Δt+A3lO●Δ10/となり、Δ1。を表す
材料走行パルスP1を用いて、カッターの走行距離Δ1
Rが得られ、このΔ1Rを積分すればカッターの回転距
離1Rが演算できる。×べき速度の変化率を関数出力す
る。
一方アップダウンカウンタ31のカウント数Nは比較器
40にも与えられており、関数出力の停止信号発生器4
1のカウンタ数すなわちLR上sに相当するカウント数
と比較判別を行ない、カウント数NがLR一L,に相当
するカウント数を越えたときから乗算器35の乗算を停
止し、乗算器35の出力をカウント数NがLR上,に相
当するカウント数に等しいときの出力に保持する。この
とき乗算器17で出力される信号A3lOvOはり、加
算器18で出力する材料速度は零となつている。
他方、比較器34に与えられているカウント数Nが、(
LO上,)/2に相当するカウント数と一致したときに
、この判別出力でアップダウンカウンタ31を減算動作
に切換える。この減算動作のカウント数がLR上sに相
当するカウント数と等しくなつたことを比較器40で判
別し、このときから再び乗算器35の乗算を開始する。
さらにアップダウンカウンタ31のカウント数が零とな
つた時点でアップダウンカウンタを停止せしめ、関数発
生を停止する。第6図の関数発生器14では加減算器3
6の出力A3Nが(LR上,)A3に相当するカウント
数を越えたときは、比較器43の出力を停止し、関数発
生器14の出力は(LR上s)A3に相当するカウント
数を保持する。
次に加算点21に印加される追従誤差信号E2の演算に
ついて説明する。追従誤差演算は、誤差演算器19にお
いて、関数発生器14の関数出力、及びロータリーカッ
ター2の回転位置情報を検知するパネル発信器6のパル
ス出力P3を用いて実行される。
ここで、o〜t1間の速度■。
−t1を表す前記第(16)式をΔtで微分した、材料
走行距離Δ1。(瞬時値)及びカッター走行距離Δ1R
(瞬時値)の関係は、そこで、誤差演算器19は、材料
走行距離に対するカッターの回転距離1Rを求めるため
、関数発生器14から与えられる材料走行パルスP1毎
の関数出か。
Nに、材料走行パルスP1を乗算し、この乗算値に材料
走行パルスP1を加算し、続いて得られた加算値を材料
走行パルスP1毎に加算する積分動作により、カッター
回転距離1Rに相当するパルスを回転位置信号として得
る。また、誤差演算器19には、カッター2の回転量を
実測するパルス発信器6のパルス信号P3が与えられて
いる。
従つて、誤差演算器19は、積分値として得られたカッ
ター回転距離1Rに相当するパルス信号から、実測によ
るカッターの回転距離に相当するパルス信号P3を引き
算することにより、ロータリカッターの被切断物に対す
るカッタ位置誤差を最終的に出力する。この誤差演算器
19で与えられたカッタ位置誤差は、D/A変換器20
で電圧信号E2に換えて、加算点21にフィードバック
し、誤差演算器19の内容を常にゼロとする誤差追従制
御を行なう。
この誤差追従制御により、誤差演算器19における積分
値にカッターが追従され、精度の高い材料切断を実現し
ている。また、加算点21には、加算点18から与えら
れるカッター回転速度■信号E1に対するタコジェネレ
ータ7で検出された回転速度信号E4がフィードバック
されている。
次に、サイリスタレオナード装置25の加算点27に印
加される、加速度信号E3の演算について説明する。
この加速度信号E3の演算は、カッターの回転速度を加
速又は減速させるための駆動トルクを直流電動機3に与
える電流に対応した電圧信号を作り出すものてある。0
〜ちの間における加速度は、前記第(19)式.で与え
られるカッター回転速度V。
−t1を微分して、となる、すなわち、加減速係数A3
に材料速度V。
の2乗を掛けたものになる。この加速度演算は、D/A
変換器22、乗算器23,24をもつて実行される。す
なわち、関数出力をD/A変換した値〔A3〕に、F/
■変換器15から与えられる材料走行速度を乗算器23
で2乗した〔VO2〕を、乗算器24によつて掛け合せ
、〔A3vO2〕なる加速度、信号E3を得る。また、
加速度信号E3は、t1〜!において、〔±A3v♂〕
となり、T2〜T3の間においてはゼロとなる。
以上説明した如く、本発明のロータリーカッターは、材
料の切断長LOと固有のカッター周長LRの関係で定ま
る所定のカッター回転速度パターンを作り出す加減速係
数により、材料走行パルスの検出に応じた関数出力を与
え、該関数出力に基づいてロータリーカッターの回転速
度設定値、追従誤差、さらには加速度という3つの制御
関数を演算し、所定切断長に応じた精度の高い材料の連
続自動切断を行なうことができたものであり、併せて従
来のロータリーカッターにおける種々の問題点を克服し
得たものである。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は、本発明のロータリーカッターで用いられ
るカッター回転速度運行軌跡(速度パターン)を示す速
度線図、第4図は本発明の実施例を示すブロック図、第
5図は本発明の関数発生器の実施例を示すブロック図、
第6図は関数発生器の他の実施例を示すブロック図、第
7図は従来のロータリーカッターの電子制御装置を示す
ブロック図、第8図は従来装置のロータリーカッター速
度の特性図である。 1・・・材料、2・・・ロータリーカッター、3・・・
直流電動機(DC■η、4・・・リミットスイッチ、5
・・・走行材料パルス発信器(PGl)、6・・・パル
ス発信器(PG2)、7・・・タコジェネレータ(TG
)、8・・・加減速係数発生回路、9,10,11・・
・設定器、12・・・係数発生器、13・・・係数設定
器、14・・・関数発生器、15・・・周波数/電圧変
換器(F/■)、16,20,22・・・デジタル/ア
ナログ変換器(D/A)、17,23,24,35・・
・乗算器、18,21,27・・・加算点、19・・・
誤差演算器、25・・・サイリスタレオナード装置、2
6・・・速度制御器、28・・・電流制御器、29・・
・ゲート移相器、30・・・サイリスタ、31・・・ア
ップダウンカウンタ、32,38・・・折れ曲り点発生
器、33,39・・・零点発生器、34,37,40,
43・・・比較器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 カッターに加える加速度一定のもとで材料の切断長
    と固有のカッター周長の関係から与えられるカッター回
    転速度運行軌跡に基づいて材料の連続走行切断を行なう
    ロータリーカッターにおいて、(a)予じめ設定された
    材料の切断長L_O、カッターの周長L_Rおよびカッ
    ターの切断区間長L_Sから材料の切断長L_OがL_
    O<L_RおよびL_R<L_O≦2L_R−L_Sの
    ときの材料走行パルス毎のカッター回転速度の変化率と
    なる加減速係数a_3を演算・出力する係数発生器と、
    材料の切断長L_OがL_O>2L_R−L_Sのとき
    の加減速係数a_3を設定する設定器と、該設定器に設
    定した加減速係数a_3と前記係数発生器で出力する加
    減速係数a_3を切換えるスイッチとを有する加減速係
    数発生回路と、(b)材料走行パルスを加減算してその
    カウント値Nと前記加減速係数回路で出力する加減速係
    数a_3との積である運行速度関数a_3Nを求める運
    行速度関数発生手段と;(L_O−L_S)/2又は(
    L_O−L_S)a_3/2に対応するカウント数の折
    れ曲り点信号およびカウント数零に対応する零信号が与
    えられ、折れ曲り点信号が(L_O−L_S)/2に対
    応するカウント数のときには、前記運行速度関数発生手
    段のカウント値Nと折れ曲り点信号および零信号とをそ
    れぞれ比較し、折れ曲り点信号が(L_O−L_S)a
    _3/2に対応するカウント数のときには運行速度関数
    a_3Nと折れ曲り点信号および零信号とを比較し、カ
    ウント値N又は運行速度関数a_3Nが折れ曲り点信号
    と一致したときに運行速度関数発生手段に材料走行パル
    ス減算のための切換信号を与え、カウント値N又は運行
    速度関数a_3Nが零信号と一致したときに運行速度関
    数発生手段に加減算の停止信号を与える比較手段と;L
    _O>2L_R−L_Sのときに作動指示する保持手段
    であつて、L_R−L_O又は(L_R−L_O)a_
    3に対応するカウント数の保持信号が与えられ、保持信
    号がL_R−L_Oに対応するカウント数のときはカウ
    ント値Nが保持信号を超えたときに、保持信号が(L_
    R−L_O)a_3に対応するカウント数のときには運
    行速度関数a_3Nが保持信号を超えたときに、保持信
    号に対応する運行速度関数a_3Nを保持する保持手段
    と;からなる関数発生器と、(c)該関数発生器から出
    力する運行速度関数a_3Nをディジタル/アナログ変
    換した信号a_3l_0に、材料走行パルスを変換して
    得られた材料走行速度V_0を乗算し、該乗算値a_3
    l_0V_0に材料走行速度V_0を加算して運行速度
    指令信号を与える速度演算回路と、(d)前記関数発生
    器から出力する運行速度関数a_3Nと材料走行パルス
    の乗算値に材料走行パルスを加算し、この加算を材料走
    行パルス毎に加算して積分値として得られたカッタ回転
    距離に相当するパルス信号から、実際のカッター回転距
    離に相当するパルス信号を減算してカッターの追従誤差
    信号を与える誤差演算回路と、(e)前記加減速係数a
    _3に材料走行速度の2乗を乗算してカッターの加減速
    に必要な直流電動機の駆動トルクを作り出す電流に対応
    した加速度信号を与える加速度演算回路と、(f)前記
    運行速度指令信号、追従誤差信号及び加速度信号を用い
    てカッター駆動用直流電動機を制御するサイリスタレオ
    ナード装置と、からなることを特徴とするロータリーカ
    ッターの制御装置。
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