JP2510980B2 - ネジ切削制御方法 - Google Patents
ネジ切削制御方法Info
- Publication number
- JP2510980B2 JP2510980B2 JP60233503A JP23350385A JP2510980B2 JP 2510980 B2 JP2510980 B2 JP 2510980B2 JP 60233503 A JP60233503 A JP 60233503A JP 23350385 A JP23350385 A JP 23350385A JP 2510980 B2 JP2510980 B2 JP 2510980B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- real
- feed
- clock pulse
- spindle
- time clock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B19/00—Programme-control systems
- G05B19/02—Programme-control systems electric
- G05B19/18—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
- G05B19/182—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by the machine tool function, e.g. thread cutting, cam making, tool direction control
- G05B19/186—Generation of screw- or gearlike surfaces
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T408/00—Cutting by use of rotating axially moving tool
- Y10T408/16—Cutting by use of rotating axially moving tool with control means energized in response to activator stimulated by condition sensor
- Y10T408/17—Cutting by use of rotating axially moving tool with control means energized in response to activator stimulated by condition sensor to control infeed
- Y10T408/172—Responsive to Tool
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T82/00—Turning
- Y10T82/20—Lathe for screw cutting
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T82/00—Turning
- Y10T82/25—Lathe
- Y10T82/2502—Lathe with program control
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はネジ切削制御装置、特に数値制御されるネジ
切削制御装置におけるネジ切削制御方法に関する。
切削制御装置におけるネジ切削制御方法に関する。
第9図は旋盤におけるネジ切りの概念図である。
ワーク42の切削のための刃物41は送り軸として制御さ
れる。ここで、送り軸とはNC装置により位置、速度を制
御されるもので、刃物台を動かすモータ、そのモータを
駆動するサーボアンプ、モータの回転位置を検出するパ
ルスジェネレータ、モータの速度を検出するタコジェネ
レータ、サーボアンプへ指令を与えるNC装置等からなる
制御系を言う。ワーク42は主軸モータにより回転させら
れ、このワーク42の表面に刃物41を第9図矢印方向へ送
ることによりネジ切りが行なわれる。主軸PG(以下、SP
Gと称す)43はワーク42の回転を検出するもので、1回
転毎に原点パルスを出力する。このSPG43は一般には、4
096パルス/1回転程度の分解能があり、このSPG43のフィ
ードバック(以下、FBと称す)パルスによりNC装置で刃
物台の送り速度を制御することになる。
れる。ここで、送り軸とはNC装置により位置、速度を制
御されるもので、刃物台を動かすモータ、そのモータを
駆動するサーボアンプ、モータの回転位置を検出するパ
ルスジェネレータ、モータの速度を検出するタコジェネ
レータ、サーボアンプへ指令を与えるNC装置等からなる
制御系を言う。ワーク42は主軸モータにより回転させら
れ、このワーク42の表面に刃物41を第9図矢印方向へ送
ることによりネジ切りが行なわれる。主軸PG(以下、SP
Gと称す)43はワーク42の回転を検出するもので、1回
転毎に原点パルスを出力する。このSPG43は一般には、4
096パルス/1回転程度の分解能があり、このSPG43のフィ
ードバック(以下、FBと称す)パルスによりNC装置で刃
物台の送り速度を制御することになる。
ネジ切りとは、ワーク42の表面にネジ状のリードを削
るものであるが、注意しなければならない問題点が大き
く2つある。ネジ切りは1回の送りで終了するものでは
なく、ネジの溝を深くするためには一般には同じ所を複
数回、削る必要がある。そのために、まず第1に毎回ワ
ークの同じ点から切り込まなければならないということ
である。言い換えると、ネジを切り始める位置はSPG43
の原点位置またはその原点を基準として一定の位置(角
度)でなければならない。第2に、ネジのリードのピッ
チを正確にするため送りの速度をワーク42の回転速度
(実際にはSPG43の回転速度)に比例させることが必要
である。この回転速度は、ネジ切りの1回目と2回目以
降で異ることもあるし、ネジ切りの途中で主軸の回転速
度が変化するということもある。つまり、時々刻々変化
しうる主軸の回転に合わせて送り速度を制御する必要が
ある。
るものであるが、注意しなければならない問題点が大き
く2つある。ネジ切りは1回の送りで終了するものでは
なく、ネジの溝を深くするためには一般には同じ所を複
数回、削る必要がある。そのために、まず第1に毎回ワ
ークの同じ点から切り込まなければならないということ
である。言い換えると、ネジを切り始める位置はSPG43
の原点位置またはその原点を基準として一定の位置(角
度)でなければならない。第2に、ネジのリードのピッ
チを正確にするため送りの速度をワーク42の回転速度
(実際にはSPG43の回転速度)に比例させることが必要
である。この回転速度は、ネジ切りの1回目と2回目以
降で異ることもあるし、ネジ切りの途中で主軸の回転速
度が変化するということもある。つまり、時々刻々変化
しうる主軸の回転に合わせて送り速度を制御する必要が
ある。
第10図は送り軸の制御方式の従来例を示すブロック図
である。
である。
NCでは一般に、mm/minで指定する送りとmm/rev(ネジ
切りなどの主軸回転に対する送り)で指定する送りと、
大きく分けて2種類の送りがある。mm/minを指定したと
きはスイッチSW1がオンして時間基準のクロックが速度
発生器45へ入力され、mm/revを指定したときはスイッチ
SW2がオンしてSPGパルスが速度発生器45へ入力される。
速度発生器45は、これらの入力を基準にして送り軸の実
際の速度の基本となるパルス53を発生する。関数発生器
46はパルス53を基に送り軸の指令パルス54を発生する。
一般には2軸またはそれ以上が同期して動くので、この
関数発生器46で複数軸への指令パルスを同時に発生す
る。偏差カウンタ47は関数発生器46で発生した指令パル
ス54を加算して送り軸のPG52のFBパルス55を減算し、指
令した位置と現在位置の偏差をとる。D/A変換器48は偏
差カウンタ47の偏差をデジタル/アナログ変換し、サー
ボアンプ49にアナログ信号の指令として出力する。サー
ボアンプ49はこの指令に基づいてモータ50を駆動する。
つまり、偏差カウンタ47、D/A変換器48、サーボアンプ4
9、モータ50、PG52の一巡するループで位置制御ループ
が構成されている。ここでは、モータ軸に取り付けられ
た速度検出器(TG)51からのFBにより速度制御も行な
う。ただし、これはあくまでD/A変換器48からの指令ど
おりの速度でモータ50が回転するように制御系を補償す
るためのものである。
切りなどの主軸回転に対する送り)で指定する送りと、
大きく分けて2種類の送りがある。mm/minを指定したと
きはスイッチSW1がオンして時間基準のクロックが速度
発生器45へ入力され、mm/revを指定したときはスイッチ
SW2がオンしてSPGパルスが速度発生器45へ入力される。
速度発生器45は、これらの入力を基準にして送り軸の実
際の速度の基本となるパルス53を発生する。関数発生器
46はパルス53を基に送り軸の指令パルス54を発生する。
一般には2軸またはそれ以上が同期して動くので、この
関数発生器46で複数軸への指令パルスを同時に発生す
る。偏差カウンタ47は関数発生器46で発生した指令パル
ス54を加算して送り軸のPG52のFBパルス55を減算し、指
令した位置と現在位置の偏差をとる。D/A変換器48は偏
差カウンタ47の偏差をデジタル/アナログ変換し、サー
ボアンプ49にアナログ信号の指令として出力する。サー
ボアンプ49はこの指令に基づいてモータ50を駆動する。
つまり、偏差カウンタ47、D/A変換器48、サーボアンプ4
9、モータ50、PG52の一巡するループで位置制御ループ
が構成されている。ここでは、モータ軸に取り付けられ
た速度検出器(TG)51からのFBにより速度制御も行な
う。ただし、これはあくまでD/A変換器48からの指令ど
おりの速度でモータ50が回転するように制御系を補償す
るためのものである。
この方式では、ネジ切りの始めのタイミング合わせの
ため、原点検出器44でSPG52の原点パルスを検出し、検
出した瞬間にスイッチSW2をオンさせ速度発生器45のパ
ルス発生をスタートさせている。つまり、SPG52の原点
に同期して送り軸の指令がスタートすることになる。ま
た、主軸との速度の同期については、速度発生器45の基
本クロックをSPGパルスとすることで対処している。こ
れらにより、前述した2つの問題点を解決している。
ため、原点検出器44でSPG52の原点パルスを検出し、検
出した瞬間にスイッチSW2をオンさせ速度発生器45のパ
ルス発生をスタートさせている。つまり、SPG52の原点
に同期して送り軸の指令がスタートすることになる。ま
た、主軸との速度の同期については、速度発生器45の基
本クロックをSPGパルスとすることで対処している。こ
れらにより、前述した2つの問題点を解決している。
第11図はソフトウエアサーボ方式の従来例を示すブロ
ック図である。ここでは、送り軸への指令の発生および
送り軸の位置制御をマイクロプロセッサによりソフトウ
エアで制御することをソフトウエアサーボと呼ぶ。ソフ
トウエア制御ではサンプリング制御となる。つまり、デ
ータ処理部56で周期Ts毎に指令発生、位置の偏差量の作
成、D/A変換器48へのデータ作成等の演算を行なう。主
軸の速度を知るために、SPGパルスをカウントするSPGカ
ウンタ57が設けられており、SPGデータとしてサンプリ
ングされる。また、送り軸の位置もPGパルスをFBカウン
タ58でカウントしてFBデータとしてサンプリングされ
る。なお、D/A変換器48、サーボアンプ49、モータ50、T
G51、SPG52については第10図の従来方式と同じものであ
る。
ック図である。ここでは、送り軸への指令の発生および
送り軸の位置制御をマイクロプロセッサによりソフトウ
エアで制御することをソフトウエアサーボと呼ぶ。ソフ
トウエア制御ではサンプリング制御となる。つまり、デ
ータ処理部56で周期Ts毎に指令発生、位置の偏差量の作
成、D/A変換器48へのデータ作成等の演算を行なう。主
軸の速度を知るために、SPGパルスをカウントするSPGカ
ウンタ57が設けられており、SPGデータとしてサンプリ
ングされる。また、送り軸の位置もPGパルスをFBカウン
タ58でカウントしてFBデータとしてサンプリングされ
る。なお、D/A変換器48、サーボアンプ49、モータ50、T
G51、SPG52については第10図の従来方式と同じものであ
る。
従来方式とソフトウエアサーボ方式の大きな違いは、
前者がパルス単位を基本としたハードウエアで構成され
ているのに対し、後者は、パルス(SPGも送り軸のFBPG
も)はカウンタ57,58にためて一定周期でデータとして
サンプリングし、その後の処理は全てソフトウエアによ
りデータとして演算されているということである。
前者がパルス単位を基本としたハードウエアで構成され
ているのに対し、後者は、パルス(SPGも送り軸のFBPG
も)はカウンタ57,58にためて一定周期でデータとして
サンプリングし、その後の処理は全てソフトウエアによ
りデータとして演算されているということである。
現在、工作機械は高精度、高速化される傾向にある。
高精度化とは検出単位を1μmから0.1μmにするとい
うような意味である。ここにパルスを基本単位とした従
来方式での限界が発生する。例えば、1パルス=1μm
で送り速度F=24m/minとすると、PPS(パルス/sec)は
400KPPSとなる。この程度のPPSであればNC内部のハード
ウエアは十分に対応できる。しかし、1パルス=0.1μ
mで送り速度F=24m/minとなると4MPPSと10倍高速にな
る。そうなると、1パルス毎に動作するハードウエアで
はこの速度に対応できなくなる箇所が発生してくる。と
ころが、データとして処理するソフトウエアサーボで
は、この場合データ長がのびるというだけで、演算処理
はあくまで定められたクロック(例えば1msecとか2ms)
毎に行なえばよい。つまり、ソフトウエアサーボは高
速、高精度向きといえる。さらに、マイクロプロセッサ
等の進歩、低価格化も考え合わせれば、ソフトウエアサ
ーボ方式により従来方式よりも低価格で高機能のNC装置
が実現できる。
高精度化とは検出単位を1μmから0.1μmにするとい
うような意味である。ここにパルスを基本単位とした従
来方式での限界が発生する。例えば、1パルス=1μm
で送り速度F=24m/minとすると、PPS(パルス/sec)は
400KPPSとなる。この程度のPPSであればNC内部のハード
ウエアは十分に対応できる。しかし、1パルス=0.1μ
mで送り速度F=24m/minとなると4MPPSと10倍高速にな
る。そうなると、1パルス毎に動作するハードウエアで
はこの速度に対応できなくなる箇所が発生してくる。と
ころが、データとして処理するソフトウエアサーボで
は、この場合データ長がのびるというだけで、演算処理
はあくまで定められたクロック(例えば1msecとか2ms)
毎に行なえばよい。つまり、ソフトウエアサーボは高
速、高精度向きといえる。さらに、マイクロプロセッサ
等の進歩、低価格化も考え合わせれば、ソフトウエアサ
ーボ方式により従来方式よりも低価格で高機能のNC装置
が実現できる。
このように、ソフトウエアサーボ方式は利点が多いも
のの、欠点もある。その1つがネジ切りの問題である。
のの、欠点もある。その1つがネジ切りの問題である。
ソフトウエアサーボでは、サンプリング制御であるた
め、サンプリング周期Tsの間で発生した事象に対しては
データ処理部がこれを認知するのに最大1サンプル時
間、さらに演算処理して指令をD/A変換器に出力するの
に1サンプル時間を要する。つまり、2サンプル時間の
遅れが生じることになる。また、その事象がサンプル時
間Tsの中のどの時点で発生したかは特別なハードウエア
を準備しないかぎり認識できない。
め、サンプリング周期Tsの間で発生した事象に対しては
データ処理部がこれを認知するのに最大1サンプル時
間、さらに演算処理して指令をD/A変換器に出力するの
に1サンプル時間を要する。つまり、2サンプル時間の
遅れが生じることになる。また、その事象がサンプル時
間Tsの中のどの時点で発生したかは特別なハードウエア
を準備しないかぎり認識できない。
そのため、ネジ切りのようにSPGの原点パルスと同時
に送り軸を動かすというような動作が一般にはむずかし
くなる。
に送り軸を動かすというような動作が一般にはむずかし
くなる。
本発明の目的は、ソフトウエアサーボ方式のNC装置に
おいて、精度良くネジ切りを行なわせるネジ切削制御方
法を提供することである。
おいて、精度良くネジ切りを行なわせるネジ切削制御方
法を提供することである。
本発明のネジ切削制御方法は、演算部にCPUを有し、
該CPUに一定時間隔生起を知らせるため一定時間間隔の
リアルタイムクロックパルスを割込信号として入力し、
該割込信号により送り軸の移動量と主軸の回転速度を一
定時間毎にサンプリングし、NCプログラムから算出した
サンプリング間隔毎の送り軸の移動量を送り指令として
サンプリングタイミング毎に積算し、該積算値と前記サ
ンプリングした送り軸の移動量のデータとの偏差を該サ
ンプリングタイミング毎にとり、該偏差を送り軸モータ
への該サンプリングタイミング毎の回転速度指令とし
て、前記一定時間毎に送り軸モータの駆動回路に供給す
るサンプリング制御により、ネジ切削機能を有する工作
機械の送り軸を制御するNC装置のネジ切削制御方法にお
いて、 ネジ切削スタート時以前から一定時間間隔に生起させ
られている前記リアルタイムクロックパルスとは非同期
に回転している主軸において、ネジ切削スタート時該主
軸の回転位置のある定められた位置から前記リアルタイ
ムクロックパルスが発生した瞬間までの該主軸の回転量
の測定を行い、該回転量に前記主軸の回転速度に対して
前記送り軸の送り速度がある定められた一定比をなす値
を乗じたものを該リアルタイムクロックパルスに対応し
たまたは該リアルタイムクロックパルスからある一定パ
ルス個数遅れ後のリアルタイムクロックパルスに対応し
た前記送り軸の送り指令となし、該リアルタイムクロッ
クパルスに引き続き該一定時間間隔後にリアルタイムク
ロックパルスが発生した瞬間から更に該一定時間間隔後
に発生した次のリアルタイムクロックパルスが発生した
瞬間までの該主軸の回転量の測定を行い、該回転量に前
記一定比をなす値を乗じたものを該リアルタイムクロッ
クパルスに対応したまたは該リアルタイムクロックパル
スから前記一定パルス個数遅れ後のリアルタイムクロッ
クパルスに対応した前記送り軸の送り指令となし、以後
前記リアルタイムクロックパルスが発生する毎に同様に
該主軸の回転量の測定を行い、該回転量に前記一定比を
なす値を乗じたものを前記リアルタイムクロックパルス
に対応したまたは前記リアルタイムクロックパルスから
前記一定パルス個数遅れ後のリアルタイムクロックパル
スに対応した前記送り軸の送り指令となすことにより、
ネジ切削毎に発生する、前記リアルタイムクロックパル
スとは非同期に回転している前記主軸の回転位置のある
定められた位置から前記リアルタイムクロックパルスが
発生した瞬間までの回転量の差異と前記主軸の回転速度
の変動を前記方法により送り軸の送り速度を変化させる
ことによって吸収し、切削を行う送り軸がある一定距離
移動した後は、その移動後の位置が主軸の回転速度によ
らず回転位置の前記の定められた位置に対してネジ切削
毎に一定で、かつ送り速度が前記主軸の回転速度に対し
てある定められた比となるようにすることを特徴とす
る。
該CPUに一定時間隔生起を知らせるため一定時間間隔の
リアルタイムクロックパルスを割込信号として入力し、
該割込信号により送り軸の移動量と主軸の回転速度を一
定時間毎にサンプリングし、NCプログラムから算出した
サンプリング間隔毎の送り軸の移動量を送り指令として
サンプリングタイミング毎に積算し、該積算値と前記サ
ンプリングした送り軸の移動量のデータとの偏差を該サ
ンプリングタイミング毎にとり、該偏差を送り軸モータ
への該サンプリングタイミング毎の回転速度指令とし
て、前記一定時間毎に送り軸モータの駆動回路に供給す
るサンプリング制御により、ネジ切削機能を有する工作
機械の送り軸を制御するNC装置のネジ切削制御方法にお
いて、 ネジ切削スタート時以前から一定時間間隔に生起させ
られている前記リアルタイムクロックパルスとは非同期
に回転している主軸において、ネジ切削スタート時該主
軸の回転位置のある定められた位置から前記リアルタイ
ムクロックパルスが発生した瞬間までの該主軸の回転量
の測定を行い、該回転量に前記主軸の回転速度に対して
前記送り軸の送り速度がある定められた一定比をなす値
を乗じたものを該リアルタイムクロックパルスに対応し
たまたは該リアルタイムクロックパルスからある一定パ
ルス個数遅れ後のリアルタイムクロックパルスに対応し
た前記送り軸の送り指令となし、該リアルタイムクロッ
クパルスに引き続き該一定時間間隔後にリアルタイムク
ロックパルスが発生した瞬間から更に該一定時間間隔後
に発生した次のリアルタイムクロックパルスが発生した
瞬間までの該主軸の回転量の測定を行い、該回転量に前
記一定比をなす値を乗じたものを該リアルタイムクロッ
クパルスに対応したまたは該リアルタイムクロックパル
スから前記一定パルス個数遅れ後のリアルタイムクロッ
クパルスに対応した前記送り軸の送り指令となし、以後
前記リアルタイムクロックパルスが発生する毎に同様に
該主軸の回転量の測定を行い、該回転量に前記一定比を
なす値を乗じたものを前記リアルタイムクロックパルス
に対応したまたは前記リアルタイムクロックパルスから
前記一定パルス個数遅れ後のリアルタイムクロックパル
スに対応した前記送り軸の送り指令となすことにより、
ネジ切削毎に発生する、前記リアルタイムクロックパル
スとは非同期に回転している前記主軸の回転位置のある
定められた位置から前記リアルタイムクロックパルスが
発生した瞬間までの回転量の差異と前記主軸の回転速度
の変動を前記方法により送り軸の送り速度を変化させる
ことによって吸収し、切削を行う送り軸がある一定距離
移動した後は、その移動後の位置が主軸の回転速度によ
らず回転位置の前記の定められた位置に対してネジ切削
毎に一定で、かつ送り速度が前記主軸の回転速度に対し
てある定められた比となるようにすることを特徴とす
る。
第4図はエアカット部のあるネジ切りの動作を示す図
で、ネジ切りをする場合の刃物61と主軸により回転させ
られるワークの相対的動き65→66→67→68を示してい
る。図中、63はエアカット部と呼び実際には切削を行な
わない。実際に切削しているのは64の部分である。送り
軸のサーボ系は一般的に位置ループゲインKpで決まる遅
れ系になっており、指定の速度まで加速するのにある時
間を要する。そのためネジ切りの場合、精度良くネジを
切るためには必ずある距離以上の加速距離が必要であ
る。今、この距離をLとすると、これはエアカット部63
の距離に等しい。前述したようにネジ切りの時は刃物61
がワーク62に切り込む時、つまり64の部分では主軸の回
転に対して常に一定の関係(当然、速度も一定の関係)
でなければならない。送り軸はRTC(リアルタイムクロ
ック)に必ず同期して移動し始めるので、その時の主軸
の位置(角度)は一定ではない。そこで、加速距離Lを
動く間で主軸の回転に対して、相対位置がうまく一定に
なるように加速の仕方を制御すればよいことになる。
で、ネジ切りをする場合の刃物61と主軸により回転させ
られるワークの相対的動き65→66→67→68を示してい
る。図中、63はエアカット部と呼び実際には切削を行な
わない。実際に切削しているのは64の部分である。送り
軸のサーボ系は一般的に位置ループゲインKpで決まる遅
れ系になっており、指定の速度まで加速するのにある時
間を要する。そのためネジ切りの場合、精度良くネジを
切るためには必ずある距離以上の加速距離が必要であ
る。今、この距離をLとすると、これはエアカット部63
の距離に等しい。前述したようにネジ切りの時は刃物61
がワーク62に切り込む時、つまり64の部分では主軸の回
転に対して常に一定の関係(当然、速度も一定の関係)
でなければならない。送り軸はRTC(リアルタイムクロ
ック)に必ず同期して移動し始めるので、その時の主軸
の位置(角度)は一定ではない。そこで、加速距離Lを
動く間で主軸の回転に対して、相対位置がうまく一定に
なるように加速の仕方を制御すればよいことになる。
第5図はネジ切り等の加速の様子を示すグラフであ
る。時刻t0はネジ切りがスタートしたRTCのタイミン
グであり、初回のネジ切削時の主軸原点パルスとRTCの
時間的ずれをτ1、2回目のネジ切削時の主軸原点パル
スとRTCの時間的ずれをτ2、3回目のネジ切削時の主
軸原点パルスとRTCの時間的ずれをτ3とする。f1,
f2,f3は送り軸の速度カーブであり、それぞれ主軸原点
パルスとRTCの時間的ずれτ1,τ2,τ3に対応して
いる。t1,t2,t3はそれぞれ速度カーブf1,f2,f3の場
合の送り軸の移動距離がエアカット距離Lになるまでの
時間である。初回のネジ切削では送り軸は速度カーブf1
でt1時間後に速度Vに達する。したがって、この時の送
り軸の移動距離は である。2回目は送り軸は速度カーブf2でt2時後に速度
Vに達し、このときの送り軸の移動距離は である。同様に、3回目は送り軸は速度カーブf3でt3時
後に速度Vに達し、送り軸の移動距離は である。これらの移動距離はエアカット距離Lに等し
く、次の式が成立する。
る。時刻t0はネジ切りがスタートしたRTCのタイミン
グであり、初回のネジ切削時の主軸原点パルスとRTCの
時間的ずれをτ1、2回目のネジ切削時の主軸原点パル
スとRTCの時間的ずれをτ2、3回目のネジ切削時の主
軸原点パルスとRTCの時間的ずれをτ3とする。f1,
f2,f3は送り軸の速度カーブであり、それぞれ主軸原点
パルスとRTCの時間的ずれτ1,τ2,τ3に対応して
いる。t1,t2,t3はそれぞれ速度カーブf1,f2,f3の場
合の送り軸の移動距離がエアカット距離Lになるまでの
時間である。初回のネジ切削では送り軸は速度カーブf1
でt1時間後に速度Vに達する。したがって、この時の送
り軸の移動距離は である。2回目は送り軸は速度カーブf2でt2時後に速度
Vに達し、このときの送り軸の移動距離は である。同様に、3回目は送り軸は速度カーブf3でt3時
後に速度Vに達し、送り軸の移動距離は である。これらの移動距離はエアカット距離Lに等し
く、次の式が成立する。
また、このときの送り軸の速度も等しくなければならな
いので、 v=f1(t1)=f2(t2)=f3(t3) …(2) ただし、vはネジ切り中の送り速度 つまり、主軸原点とネジ切りをスタートするときのRTC
との時間的ずれτに対して(1)式と(2)式が成立す
るように速度カーブfを選べば精度良くネジが切れる。
いので、 v=f1(t1)=f2(t2)=f3(t3) …(2) ただし、vはネジ切り中の送り速度 つまり、主軸原点とネジ切りをスタートするときのRTC
との時間的ずれτに対して(1)式と(2)式が成立す
るように速度カーブfを選べば精度良くネジが切れる。
以上は時間を基準に述べたが、主軸位置Sを基準にし
て示すと第6図のようになる。ここで、主軸位置Sはネ
ジ切りをスタートしたときの主軸原点からの主軸FBパル
スの積算値である。S0はネジを切り始める主軸(ワー
ク)位置である。S1,S2,S3は主軸原点発生後のRTCで
送り軸がスタートしたときの主軸位置である。このS1〜
S3の値はいろいろな値にバラつく。この値に対し、以下
の式が成立するように送り指令発生の関数g1,g2,g3を
選べばよい。ここで、g1,g2,g3はそれぞれ第5図の
f1,f2,f3をt→S座標変換したものと等価である。
て示すと第6図のようになる。ここで、主軸位置Sはネ
ジ切りをスタートしたときの主軸原点からの主軸FBパル
スの積算値である。S0はネジを切り始める主軸(ワー
ク)位置である。S1,S2,S3は主軸原点発生後のRTCで
送り軸がスタートしたときの主軸位置である。このS1〜
S3の値はいろいろな値にバラつく。この値に対し、以下
の式が成立するように送り指令発生の関数g1,g2,g3を
選べばよい。ここで、g1,g2,g3はそれぞれ第5図の
f1,f2,f3をt→S座標変換したものと等価である。
これら(3),(4)式が成立するような主軸速度S
に対する送り指令の関数gの最も簡単な例を第7図に示
す。図中111,112,…,115はRTCを表わしている。この
例ではRTCの111と112間で主軸原点パルスが発生してい
る。S1,S2,S3,S4はこれらRTC間の一定時間に主軸が
回転した量(単位は主軸FBパルス)であり、主軸速度を
意味している。ここで、S2以後はRTC1周期間の主軸回転
量であるが、S1のみは主軸原点からRTCまでの間の主軸
回転量である。vは単位主軸速度当りの送り軸速度であ
り、CPUによりv×Sの乗算をして送り指令とする。つ
まり、指定データのv×S1→v×S2→v×S3→…という
RTC毎に階段状に変化する関数が関数gに他ならない。
以下、簡単にその証明を行なう。
に対する送り指令の関数gの最も簡単な例を第7図に示
す。図中111,112,…,115はRTCを表わしている。この
例ではRTCの111と112間で主軸原点パルスが発生してい
る。S1,S2,S3,S4はこれらRTC間の一定時間に主軸が
回転した量(単位は主軸FBパルス)であり、主軸速度を
意味している。ここで、S2以後はRTC1周期間の主軸回転
量であるが、S1のみは主軸原点からRTCまでの間の主軸
回転量である。vは単位主軸速度当りの送り軸速度であ
り、CPUによりv×Sの乗算をして送り指令とする。つ
まり、指定データのv×S1→v×S2→v×S3→…という
RTC毎に階段状に変化する関数が関数gに他ならない。
以下、簡単にその証明を行なう。
指令v×S4の途中で所定の(切り込むべき)主軸位置
S0になったとすると、 S0=S1+S2+S3+δ・S4 ……(5) ただし、δは指令v×S4の間にS0に達したことを意
味しており、δ=0〜1である。
S0になったとすると、 S0=S1+S2+S3+δ・S4 ……(5) ただし、δは指令v×S4の間にS0に達したことを意
味しており、δ=0〜1である。
このときの送り軸の移動量lは l=v×S1+v×S2+v×S3+v×δ×S4 =v×S0 ……(6) つまり、移動量lは主軸位置S0に対し一定である。ま
た、送り指令はv×Siであるので常に主軸速度に対し一
定の比になっている。
た、送り指令はv×Siであるので常に主軸速度に対し一
定の比になっている。
なお、第8図に示すように、主軸原点から意図的にあ
る量(ある角度)だけずらしてネジ切りをスタートさせ
てもよい、この場合、CPUはRTCの処理の中で主軸位置S
RTCを見てSd以上になったらS1=SRTC−Sdとして前述し
たのと同様な制御を行なえばよい。これは、あるネジの
リード(既に切ったネジのリード)に対して任意の角
度、ずらした位置からさらに別のネジのリードを切削す
ることができることを示しており、多条ネジなどの切削
に応用できる。
る量(ある角度)だけずらしてネジ切りをスタートさせ
てもよい、この場合、CPUはRTCの処理の中で主軸位置S
RTCを見てSd以上になったらS1=SRTC−Sdとして前述し
たのと同様な制御を行なえばよい。これは、あるネジの
リード(既に切ったネジのリード)に対して任意の角
度、ずらした位置からさらに別のネジのリードを切削す
ることができることを示しており、多条ネジなどの切削
に応用できる。
本発明の実施例について図面を参照して説明する。
第1図は本発明のネジ切削制御方法の一実施例を示す
ブロック図、第2図はRTC11、CPUの演算、主軸原点パル
スのタイムチャートである。
ブロック図、第2図はRTC11、CPUの演算、主軸原点パル
スのタイムチャートである。
ソフトウエアサーボではRTC発生器2から発生させら
れるRTC(リアルタイムクロック)11により送り軸の位
置と主軸の回転速度を一定時間毎にサンプリングし、こ
のサンプリングしたデータと、NCプログラムとして予め
記憶されたデータとから送り軸モータへの回転位置指令
と回転速度指令を生成して、これらを一定時間毎に送り
軸モータの駆動回路に供給するサンプリング制御を行な
う。演算部1はCPU、ROM、RAM等を含む。CPUはRTC11を
割込み信号としてその割込み処理により制御のための演
算を行なう。第2図はその様子を示しており、RTC111,
112,…に対してそれぞれ時間T1,T2,…に演算が行な
われている。
れるRTC(リアルタイムクロック)11により送り軸の位
置と主軸の回転速度を一定時間毎にサンプリングし、こ
のサンプリングしたデータと、NCプログラムとして予め
記憶されたデータとから送り軸モータへの回転位置指令
と回転速度指令を生成して、これらを一定時間毎に送り
軸モータの駆動回路に供給するサンプリング制御を行な
う。演算部1はCPU、ROM、RAM等を含む。CPUはRTC11を
割込み信号としてその割込み処理により制御のための演
算を行なう。第2図はその様子を示しており、RTC111,
112,…に対してそれぞれ時間T1,T2,…に演算が行な
われている。
送り軸の制御の演算は大きく指令データの作成(速度
発生、関数発生等)の部分と位置ループ制御の部分に分
かれる。
発生、関数発生等)の部分と位置ループ制御の部分に分
かれる。
前述したように、軸の送りにはmm/minの送りとmm/rev
の送りがある。mm/minの送りの場合、時間当りの送り速
度が決まっているので、Ts時間毎の移動量に計算し直せ
ばよい。また、mm/revの送りは主軸回転速度との比なの
で、主軸の速度を知らなければならない。このために、
SPGカウンタ3とSPGラッチ回路4がある。SPGラッチ回
路4はSPGカウンタ3の値をRTC11のタイミングでラッチ
する。そして、このラッチされた値をCPUが読み、前回
のRTC11のタイミングで読んだデータからの増分をとる
ことにより主軸速度が正確に測定できる。こうして得た
主軸速度(時間Ts当りの主軸回転量)に対し、mm/revで
指定された値(実際には単位主軸速度当りの送り量)を
乗算すれば、時間Ts当りの送り量になる。実際には、2
軸同時補間等の軌跡指令の計算もこの演算部1で行なわ
れるが、本発明とは直接、関係ないのでその説明は省略
する。
の送りがある。mm/minの送りの場合、時間当りの送り速
度が決まっているので、Ts時間毎の移動量に計算し直せ
ばよい。また、mm/revの送りは主軸回転速度との比なの
で、主軸の速度を知らなければならない。このために、
SPGカウンタ3とSPGラッチ回路4がある。SPGラッチ回
路4はSPGカウンタ3の値をRTC11のタイミングでラッチ
する。そして、このラッチされた値をCPUが読み、前回
のRTC11のタイミングで読んだデータからの増分をとる
ことにより主軸速度が正確に測定できる。こうして得た
主軸速度(時間Ts当りの主軸回転量)に対し、mm/revで
指定された値(実際には単位主軸速度当りの送り量)を
乗算すれば、時間Ts当りの送り量になる。実際には、2
軸同時補間等の軌跡指令の計算もこの演算部1で行なわ
れるが、本発明とは直接、関係ないのでその説明は省略
する。
前記指令データ(時間Ts当りの送り量)を積算した値
(指令位置データと呼ぶ)と実際にモータが回転した位
置(FB位置)との差を計算し、その値に比例したデータ
をD/A変換器8に与え、サーボアンプへの指令とする。F
B位置は以下のようにして求める。まず、送り軸のFBパ
ルス(PG等による)16を、正転/逆転に合わせてアップ
/ダウンするマップ/ダウンカウンタであるFBカウンタ
9でカウントして、その値をRTC11のタイミングでFBラ
ッチ回路10にラッチする。その後、CPUにて、前回のRTC
11でのFBラッチ回路10のデータからの増分をとれば、前
回のRTC11から今回のRTC11までの間にモータが回転した
量がわかる。さらにそのデータを積算すればFB位置とな
る。このようにしてCPUで位置ループ制御の演算を行な
った結果は一度、バッファ6にセットされ、次のRTC11
のタイミングでラッチ回路7にラッチされてD/A変換器
8へ入力される。なお、フリップフロップ5は主軸原点
検出用で、主軸原点検出パルス14を検出すると、出力が
ハイレベルになる。
(指令位置データと呼ぶ)と実際にモータが回転した位
置(FB位置)との差を計算し、その値に比例したデータ
をD/A変換器8に与え、サーボアンプへの指令とする。F
B位置は以下のようにして求める。まず、送り軸のFBパ
ルス(PG等による)16を、正転/逆転に合わせてアップ
/ダウンするマップ/ダウンカウンタであるFBカウンタ
9でカウントして、その値をRTC11のタイミングでFBラ
ッチ回路10にラッチする。その後、CPUにて、前回のRTC
11でのFBラッチ回路10のデータからの増分をとれば、前
回のRTC11から今回のRTC11までの間にモータが回転した
量がわかる。さらにそのデータを積算すればFB位置とな
る。このようにしてCPUで位置ループ制御の演算を行な
った結果は一度、バッファ6にセットされ、次のRTC11
のタイミングでラッチ回路7にラッチされてD/A変換器
8へ入力される。なお、フリップフロップ5は主軸原点
検出用で、主軸原点検出パルス14を検出すると、出力が
ハイレベルになる。
第3図は本実施例における演算処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
ステップ21→22→23→24は通常の処理で、ネジ切り以
外の時やネジ切りがスタートした後のネジ切り中のRTC1
1による処理である。フリップフロップ5を強制的にク
リアし(ステップ22)、指令値の計算(〔指令データの
作成〕の項で述べた内容)を行ない(ステップ23)、位
置ループの制御(〔位置ループ制御〕の項で述べた内
容)を行なう(ステップ24)。
外の時やネジ切りがスタートした後のネジ切り中のRTC1
1による処理である。フリップフロップ5を強制的にク
リアし(ステップ22)、指令値の計算(〔指令データの
作成〕の項で述べた内容)を行ない(ステップ23)、位
置ループの制御(〔位置ループ制御〕の項で述べた内
容)を行なう(ステップ24)。
ステップ21→25→26→29→30はネジ切りのスタート待
ちの状態の処理である。主軸原点パルスが発生したとき
に、その発生を検出するためにフリップフロップ5のク
リアを解除してイネーブルにしている(ステップ25)。
そしてネジ切りスタート待ちで停止しなければならない
ので、送り指令を0にしている(ステップ29)。いわゆ
るサーボロックの状態である。最後に、ステップ24と同
じく位置ループの制御を行なう(ステップ30)。主軸原
点パルスが発生するまでは以上のステップを繰り返す。
ちの状態の処理である。主軸原点パルスが発生したとき
に、その発生を検出するためにフリップフロップ5のク
リアを解除してイネーブルにしている(ステップ25)。
そしてネジ切りスタート待ちで停止しなければならない
ので、送り指令を0にしている(ステップ29)。いわゆ
るサーボロックの状態である。最後に、ステップ24と同
じく位置ループの制御を行なう(ステップ30)。主軸原
点パルスが発生するまでは以上のステップを繰り返す。
ステップ21→25→26→27→28は主軸原点パルスが発生
した直後、つまりネジ切りスタート時の処理である。た
だし、指令値演算(ステップ27)はステップ23の指令値
演算と少し異なる。それは、ステップ23の演算では主軸
速度は前回のRTC11からの増分値としているが、ステッ
プ27では主軸速度を主軸原点からのそのRTC11までの移
動量(第7図のS1)としている点である。それ以外につ
いては同じである。位置ループ制御(ステップ28)は、
ステップ24,30と同じである。
した直後、つまりネジ切りスタート時の処理である。た
だし、指令値演算(ステップ27)はステップ23の指令値
演算と少し異なる。それは、ステップ23の演算では主軸
速度は前回のRTC11からの増分値としているが、ステッ
プ27では主軸速度を主軸原点からのそのRTC11までの移
動量(第7図のS1)としている点である。それ以外につ
いては同じである。位置ループ制御(ステップ28)は、
ステップ24,30と同じである。
以上により第7図に示したような指令データにより、
送り軸をRTC11のサンプリングにより制御する。
送り軸をRTC11のサンプリングにより制御する。
以上説明したように本発明は、一定時間間隔で発生す
るRTCをサンプリングクロックとするNC装置でネジ切り
をおこなう際、そのRTCとは非同期に回転する主軸(ま
たはワーク)に対し、常に一定の主軸位置(ワーク位
置)から切り込み、かつ主軸の回転速度に対し一定の比
の送り速度で送り軸を制御することにより、精度良くネ
ジのリードを切削するための送り軸の制御が可能となる
効果がある。
るRTCをサンプリングクロックとするNC装置でネジ切り
をおこなう際、そのRTCとは非同期に回転する主軸(ま
たはワーク)に対し、常に一定の主軸位置(ワーク位
置)から切り込み、かつ主軸の回転速度に対し一定の比
の送り速度で送り軸を制御することにより、精度良くネ
ジのリードを切削するための送り軸の制御が可能となる
効果がある。
第1図は本発明のネジ切削制御方法の一実施例を示すブ
ロック図、第2図はRTC11、CPUの演算、主軸原点パルス
のタイムチャート、第3図は第1図の実施例における演
算処理のフローチャート、第4図はエアカット部のある
ネジ切りの動作を示す図、第5図、第6図は本発明にお
けるネジ切り時の加速の様子を示す図、第7図、第8図
は本発明における送り指令発生の例を示すタイムチャー
ト、第9図はネジ切りの概念図、第10図は従来方式の送
り軸制御系のブロック図、第11図はソフトウエアサーボ
方式での送り軸制御系のブロック図である。 1……演算部、2……RTC発生器、3……SPGカウンタ、
4……SPGラッチ回路、5……フリップフロップ、6…
…バッファ、7……ラッチ回路、8……D/A変換器、9
……FBカウンタ、10……FBラッチ回路、11……RTC、12
……フリップフロップ5のクリア信号、13……フリップ
フロップ5の出力信号、14……主軸原点パルス、15……
SPGパルス、16……FBパルス。
ロック図、第2図はRTC11、CPUの演算、主軸原点パルス
のタイムチャート、第3図は第1図の実施例における演
算処理のフローチャート、第4図はエアカット部のある
ネジ切りの動作を示す図、第5図、第6図は本発明にお
けるネジ切り時の加速の様子を示す図、第7図、第8図
は本発明における送り指令発生の例を示すタイムチャー
ト、第9図はネジ切りの概念図、第10図は従来方式の送
り軸制御系のブロック図、第11図はソフトウエアサーボ
方式での送り軸制御系のブロック図である。 1……演算部、2……RTC発生器、3……SPGカウンタ、
4……SPGラッチ回路、5……フリップフロップ、6…
…バッファ、7……ラッチ回路、8……D/A変換器、9
……FBカウンタ、10……FBラッチ回路、11……RTC、12
……フリップフロップ5のクリア信号、13……フリップ
フロップ5の出力信号、14……主軸原点パルス、15……
SPGパルス、16……FBパルス。
Claims (5)
- 【請求項1】演算部にCPUを有し、該CPUに一定時間隔生
起を知らせるため一定時間間隔のリアルタイムクロック
パルスを割込信号として入力し、該割込信号により送り
軸の移動量と主軸の回転速度を一定時間毎にサンプリン
グし、NCプログラムから算出したサンプリング間隔毎の
送り軸の移動量を送り指令としてサンプリングタイミン
グ毎に積算し、該積算値と前記サンプリングした送り軸
の移動量のデータとの偏差を該サンプリングタイミング
毎にとり、該偏差を送り軸モータへの該サンプリングタ
イミング毎の回転速度指令として、前記一定時間毎に送
り軸モータの駆動回路に供給するサンプリング制御によ
り、ネジ切削機能を有する工作機械の送り軸を制御する
NC装置のネジ切削制御方法において、 ネジ切削スタート時以前から一定時間間隔に生起させら
れている前記リアルタイムクロックパルスとは非同期に
回転している主軸において、ネジ切削スタート時該主軸
の回転位置のある定められた位置から前記リアルタイム
クロックパルスが発生した瞬間までの該主軸の回転量の
測定を行い、該回転量に前記主軸の回転速度に対して前
記送り軸の送り速度がある定められた一定比をなす値を
乗じたものを該リアルタイムクロックパルスに対応した
または該リアルタイムクロックパルスからある一定パル
ス個数遅れ後のリアルタイムクロックパルスに対応した
前記送り軸の送り指令となし、該リアルタイムクロック
パルスに引き続き該一定時間間隔後にリアルタイムクロ
ックパルスが発生した瞬間から更に該一定時間間隔後に
発生した次のリアルタイムクロックパルスが発生した瞬
間までの該主軸の回転量の測定を行い、該回転量に前記
一定比をなす値を乗じたものを該リアルタイムクロック
パルスに対応したまたは該リアルタイムクロックパルス
から前記一定パルス個数遅れ後のリアルタイムクロック
パルスに対応した前記送り軸の送り指令となし、以後前
記リアルタイムクロックパルスが発生する毎に同様に該
主軸の回転量の測定を行い、該回転量に前記一定比をな
す値を乗じたものを前記リアルタイムクロックパルスに
対応したまたは前記リアルタイムクロックパルスから前
記一定パルス個数遅れ後のリアルタイムクロックパルス
に対応した前記送り軸の送り指令となすことにより、ネ
ジ切削毎に発生する、前記リアルタイムクロックパルス
とは非同期に回転している前記主軸の回転位置のある定
められた位置から前記リアルタイムクロックパルスが発
生した瞬間までの回転量の差異と前記主軸の回転速度の
変動を前記方法により送り軸の送り速度を変化させるこ
とによって吸収し、切削を行う送り軸がある一定距離移
動した後は、その移動後の位置が主軸の回転速度によら
ず回転位置の前記の定められた位置に対してネジ切削毎
に一定で、かつ送り速度が前記主軸の回転速度に対して
ある定められた比となるようにすることを特徴とするネ
ジ切削制御方法。 - 【請求項2】前記主軸の回転量および回転速度の測定を
前記主軸またはワークの回転軸に取り付けられたパルス
ジェネレータからのフィードバックパルスをカウントす
ることにより行う特許請求の範囲第1項記載のネジ切削
制御方法。 - 【請求項3】前記サンプリング制御をソフトウェアによ
り行う特許請求の範囲第1項記載のネジ切削制御方法。 - 【請求項4】ネジ切削スタート時のサンプリング周期の
み前記回転量にある定数を乗じ、スタート以降のサンプ
リング周期では前記回転速度に前記定数を乗ずることに
より所望の送り速度発生を行う特許請求の範囲第1項記
載のネジ切削制御方法。 - 【請求項5】前記回転量からある値を減算し、その結果
を前記回転量に見立てて送り速度発生を行う特許請求の
範囲第1項記載のネジ切削制御方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60233503A JP2510980B2 (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | ネジ切削制御方法 |
DE19863635621 DE3635621A1 (de) | 1985-10-21 | 1986-10-20 | Gewindeschneidesteuerverfahren |
US06/921,340 US4789943A (en) | 1985-10-21 | 1986-10-20 | Thread cutting control method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60233503A JP2510980B2 (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | ネジ切削制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6294222A JPS6294222A (ja) | 1987-04-30 |
JP2510980B2 true JP2510980B2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=16956045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60233503A Expired - Lifetime JP2510980B2 (ja) | 1985-10-21 | 1985-10-21 | ネジ切削制御方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4789943A (ja) |
JP (1) | JP2510980B2 (ja) |
DE (1) | DE3635621A1 (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2610228B1 (fr) * | 1987-01-30 | 1991-10-25 | Somab Sa | Tour d'outillage pourvu de moyens de commande perfectionnes |
US5158404A (en) * | 1989-04-07 | 1992-10-27 | Erico International Corporation | Taper thread cutting machine and method |
JPH0435842A (ja) * | 1990-05-31 | 1992-02-06 | Brother Ind Ltd | 加工ユニット制御装置 |
JPH0569275A (ja) * | 1991-09-12 | 1993-03-23 | Fanuc Ltd | 数値制御装置 |
JPH0885022A (ja) * | 1994-09-14 | 1996-04-02 | Brother Ind Ltd | ねじ加工装置 |
JP3038160B2 (ja) * | 1996-12-10 | 2000-05-08 | ファナック株式会社 | 旋盤におけるネジ切リ加工方法 |
JPH11245118A (ja) * | 1998-03-03 | 1999-09-14 | Brother Ind Ltd | ネジ加工制御装置 |
JP2001228909A (ja) * | 2000-02-16 | 2001-08-24 | Star Micronics Co Ltd | 工作機械及びその制御方法 |
JP4511949B2 (ja) * | 2003-02-06 | 2010-07-28 | 三菱電機株式会社 | ネジ切り制御方法及びその装置 |
JP5325949B2 (ja) * | 2011-08-08 | 2013-10-23 | ファナック株式会社 | タッピング加工装置 |
JP5969346B2 (ja) * | 2012-10-01 | 2016-08-17 | オークマ株式会社 | ねじ切り加工装置 |
TWI489237B (zh) * | 2012-11-16 | 2015-06-21 | Ind Tech Res Inst | 即時取樣裝置及其方法 |
JP5845321B1 (ja) | 2014-07-08 | 2016-01-20 | ファナック株式会社 | ネジピッチを算出するシステム |
CN108025413B (zh) * | 2015-09-24 | 2020-09-18 | 西铁城时计株式会社 | 机床的控制装置以及具备该控制装置的机床 |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DD104937A1 (ja) * | 1973-07-10 | 1974-04-05 | ||
SE402412B (sv) * | 1974-06-26 | 1978-07-03 | Optimus Hille Ab | Anordning for gengfresning |
US3949285A (en) * | 1974-10-15 | 1976-04-06 | The Superior Electric Company | Tapered thread numerical control system for a lathe |
DE2454231A1 (de) * | 1974-11-15 | 1976-05-20 | Licentia Gmbh | Verfahren und vorrichtung zum steuern von gewindebearbeitungsvorgaengen bei numerisch gesteuerten werkzeugmaschinen |
US4038890A (en) * | 1975-11-24 | 1977-08-02 | U.S. Industries, Inc. | Machine control system |
US4019035A (en) * | 1976-01-23 | 1977-04-19 | Cincinnati Milacron, Inc. | Method and apparatus for controlling the initiation of multiple start threading cuts |
US4086517A (en) * | 1976-04-06 | 1978-04-25 | Okuma Machinery Works Ltd. | System for controlling numerically controlled machine tool used for cutting threads |
US4173786A (en) * | 1977-06-23 | 1979-11-06 | Cincinnati Milacron Inc. | Method and apparatus for cutting a thread on a rotating workpiece |
US4253359A (en) * | 1979-10-24 | 1981-03-03 | Cone-Blanchard Machine Company | Drive system for multiple spindle machine tool |
JPS56102451A (en) * | 1979-12-31 | 1981-08-15 | Fanuc Ltd | Control system for stopping main spindle at definite position |
US4451892A (en) * | 1980-01-31 | 1984-05-29 | Mcmurtry David R | Method of and apparatus for measuring distances in numerically controlled machine tools |
JPS6020134B2 (ja) * | 1980-10-17 | 1985-05-20 | ファナック株式会社 | ねじ切り制御方式 |
US4602540A (en) * | 1981-11-26 | 1986-07-29 | Toshiba Kikai Kabushiki Kaisha | Precision machine system |
JPS58177252A (ja) * | 1982-04-06 | 1983-10-17 | Fanuc Ltd | 旋削制御方式 |
JPS58217219A (ja) * | 1982-06-05 | 1983-12-17 | Fanuc Ltd | 旋削制御装置 |
-
1985
- 1985-10-21 JP JP60233503A patent/JP2510980B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1986
- 1986-10-20 US US06/921,340 patent/US4789943A/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-10-20 DE DE19863635621 patent/DE3635621A1/de not_active Ceased
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3635621A1 (de) | 1987-04-23 |
US4789943A (en) | 1988-12-06 |
JPS6294222A (ja) | 1987-04-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2510980B2 (ja) | ネジ切削制御方法 | |
WO1993004817A1 (en) | Numerical control device | |
JP3129622B2 (ja) | フルクローズド・ループ方式における象限突起補正方法 | |
US4656405A (en) | Tapping machining method | |
US4890046A (en) | Numerical control apparatus | |
US4386407A (en) | Lathe control system | |
JP4193799B2 (ja) | ネジ切り制御方法及びその装置 | |
WO1987000266A1 (en) | Digitizing method | |
US6847857B2 (en) | Thread machining control method and apparatus therefor | |
JPH0616242B2 (ja) | 数値制御方式 | |
US4583433A (en) | Turning control apparatus and method | |
KR920009888B1 (ko) | 서보모타 제어방법 | |
JPH0223285B2 (ja) | ||
JP2624771B2 (ja) | 任意方向タッピング加工方法 | |
EP0372082A1 (en) | Method for returning to origin | |
JPH0295189A (ja) | 電動機の同期運転制御装置 | |
JP2800124B2 (ja) | 数値制御工作機械の制御方法及びそのための制御装置 | |
JPH05189019A (ja) | 工作機械の数値制御装置 | |
JPS5939260B2 (ja) | 工作機械における切削送りの制御方式 | |
JPH0546236A (ja) | 数値制御装置 | |
JPH11156638A (ja) | 数値制御装置 | |
JPH02237743A (ja) | 数値制御装置の主軸制御方式 | |
JP3097181B2 (ja) | ねじ加工装置 | |
JPH0667240B2 (ja) | パルスエンコ−ダを有するデイジタルサ−ボシステムの速度制御装置 | |
JPS6294221A (ja) | ネジ切削制御方式 |