JP2007038330A - 切削カートリッジおよび切削工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ワーク加工面の面粗度および加工精度に優れ、切削刃およびカートリッジ寿命が長く、かつ、切削加工の作業能率が良好な切削カートリッジおよびそれが取付けられた切削工具を提供する。
【解決手段】 切削工具に複数取付けて、ワーク表面の切削加工に使用される切削カートリッジ1において、切削工具のワークと対面する側に第1取付ねじ7を介して取付けられるカートリッジ本体部2と、カートリッジ本体部2に第2取付ねじ8を介して取付けられる切削刃3と、カートリッジ本体部2に設けられ、カートリッジ本体部2からワーク側への切削刃3の突出量を調整する調整機構4とを備え、調整機構4は、切削刃3をワーク側に押圧する調整ねじ5と、第2取付ねじ8のねじ穴6bに、第2取付ねじ8の外径よりも大きな穴径を有する拡径部6aがねじ穴6bの入口側から所定長さだけ形成される調整穴6とで構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、切削工具に複数取付けてワーク表面の切削加工に使用される切削カートリッジおよびその切削カートリッジが取付けられた切削工具に関する。
従来、ワーク表面の切削加工に使用される切削工具として、以下に示すようなものが提案されている。
特許文献1では、次のような切削工具が記載されている。図8に示すように、切削工具(特許文献1ではスローアウエイ式フライス)100は、軸線周りに回転する略円盤状のフライス本体101と、このフライス本体101の外周辺部の所定位置に設けられた凹部103と、この凹部103内に嵌挿されたチップ102、チップ受け具104a、104b、および、図示しないウエッジ、ブレーカーピースとから構成されている。ここで、チップ受け具104a、104bは、凹部103中にフライス本体101の軸方向、半径方向の2方向に、ねじ105a、105bで着脱自在に取付けられている。
切削工具100において、チップ102の凹部103中への取付は、チップ102の側面を、所定のチップ受け具104a、104bの上面に密接させ、かつ、チップ102のすくい面102aにブレーカーピースを密接させるようにしてから、ウエッジを嵌挿させることによって行なわれている。そして、チップ102の取付位置(突出量)は、所定のチップ受け具104a、104bの大きさによって決定される。
また、特許文献2では、次のような切削工具が記載されている。図9に示すように、切削工具(特許文献2では正面フライス)110は、環状をなすフライス本体111と、このフライス本体111の外周縁(外周辺部)の所定位置に設けられた取付け溝113と、この取付け溝113内に取付けられたブレード112とから構成されている。このブレード112は楔114の圧接により取付けられ、このブレード112の上側には、ブレード112の取付位置(突出量)の調整を行なう調整駒116が隣接されている。この調整駒116は、長穴117に貫通するボルト118で取付け溝113内に取付けられ、調整駒116に穿設されたねじ穴119には、ボルト120が螺合されている。
切削工具110において、ブレード112のアキシャル方向の取付位置(突出量)の調整は、ボルト120の先端をブレード112の端面121に当接することによって行なわれる。そして、楔114が弛んでいる状態のときに、調整駒116を長穴117の範囲内で移動することにより、ブレード112の取付位置を粗調整し、次に、ボルト120を回動することにより、ブレード112の取付位置を微調整し、次いで、楔114を左右ねじ115で沈めてブレード112を圧接することにより、ブレード112の取付位置を確定する。
さらに、特許文献3では、次のような切削工具が記載されている。図10に示すように、切削工具(特許文献3では回転切削工具)130は、円柱状の工具本体131と、この工具本体131の外周(外周辺部)に設けられた取付け凹部138と、この取付け凹部138内に取付けられたカートリッジ134とから構成されている。このカートリッジ134は、略直方体形状をなし、保持ねじ136で凹部138内に保持されている。また、カートリッジ134の一つの側面のワークと対面する前端側には、チップ取付けねじ135で取付けられたチップ133を備えている。また、カートリッジ134の後端側の端面には、カートリッジ134の取付位置を調整する、すなわち、チップ133の取付位置(突出量)を調整する調整ねじ140が螺合されている。さらに、カートリッジ134の中央部付近には、保持ねじ136が貫通する取付け穴143が形成され、この取付け穴143は、カートリッジ134の取付位置を調整可能にするために、調整方向にクリアランス144を有している。
また、カートリッジ134の取付け凹部138への取付を確実なものとし、切削加工時の工具本体131の回転による遠心力でカートリッジ134がワーク側に飛び出したりしないように、保持ねじ136によるカートリッジ134の保持に加えて、チップ133のすくい面133a側に形成されたクランプ溝142を止めねじ137で所定の傾斜角度で押圧している。そして、止めねじ137は、工具本体131の本体くぼみ132に形成された傾斜ねじ孔139に、本体くぼみ132の表面から突出しないように、挿通されている。
切削工具130において、チップ133の取付位置(突出量)の調整は、以下のようにして行なわれる。まず、カートリッジ134を、工具本体131の取付け凹部138内に挿入し、保持ねじ136で軽く保持する。取付け凹部138内には、予め位置合わせされた位置決め駒141が取付けられ、調整ねじ140のヘッド部が位置決め駒141に当接することで、カートリッジ134の取付位置が設定される。次に、取付位置の調整のため、調整ねじ140が回動することにより、取付け穴143のクリアランス144の範囲内でカートリッジ134が移動し、チップ133の取付位置(突出量)が調整される。取付位置(突出量)の調整が終了した後、保持ねじ136が強くねじ込まれ、カートリッジ134の取付が完全になり、チップ133の取付位置(突出量)が確定される。
実開平2−143112号公報(第6頁第16行〜第8頁第18行、第1図〜第3図) 実開平7−27717号公報(段落番号0005〜0019、図1〜図4) 特開2002−113609号公報(段落番号0017〜0032、図1、図2、図6)
しかしながら、特許文献1の切削工具100においては、チップ102を切削工具100に取付後、ウエッジの嵌挿により、チップ102の突出量が確定される。そのため、ウエッジの嵌挿の際に、チップ102が動いてしまうことがあった。また、チップ102の突出量を変更するためには、別のチップ受け具への交換が必要となり、頻繁にチップ受け具104a、104bを交換することができなかった。その結果、切削工具100に複数取付けられたチップ102の取付位置(突出量)のバラツキを抑えることができなかった。また、チップ102の突出量を、チップ102突出量確定後に再調整することもできなかった。さらに、チップ102の交換取付に長時間を要していた。
特許文献2の切削工具110においては、ブレード112を切削工具110に取付後、楔114の圧設により、ブレード112の突出量が確定される。そのため、楔114の圧接の際に、調整終了後のブレード112が動いてしまうことがあった。
特許文献3の切削工具130においては、チップ133を取付けたカートリッジ134を切削工具130に取付後、保持ねじ136の強いねじ込みにより、チップ133の突出量が確定される。そのため、ねじ込みの際に、取付け穴143のクリアランス144の範囲内でカートリッジ134が動いてしまうことがあった。
その結果、切削工具110または切削工具130においては、複数取付けられたブレード112またはチップ133の突出量のバラツキを抑えることができなかった。また、ブレード112またはチップ133の突出量を、ブレード112またはチップ133突出量確定後に再調整することもできなかった。さらに、ブレード112またはカートリッジ134の取付位置の再設定が必要となり、ブレード112またはカートリッジ134の切削工具110、130への取付に長時間を要していた。
前記のように、従来の切削工具100、110、130においては、チップ102、133またはブレード112(以下、切削刃と称す)の突出量のバラツキを抑えることができないため、切削加工の際に切削量のバランスが崩れ、切屑の厚みが不均一となり、突出量の大きい切削刃に余分な負荷が加わって欠損、飛散を招き、切削刃、および、それを取付けたカートリッジの寿命が短くなるという問題があった。また、切削刃の欠損、飛散により、ワーク加工面にビビリ等が発生し、面粗度および加工精度が悪化するという問題もあった。さらに、切削刃の取付に長時間を要するため、切削加工の作業能率が悪くなるという問題もあった。
本発明は前記問題に鑑みてなされたもので、ワーク加工面の面粗度および加工精度に優れ、切削刃およびカートリッジ寿命が長く、かつ、切削加工の作業能率が良好な切削カートリッジおよびそれが取付けられた切削工具を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の切削カートリッジは、切削工具に複数取付けて、ワーク表面の切削加工に使用される切削カートリッジにおいて、前記切削工具の前記ワークと対面する側に第1取付ねじを介して取付けられるカートリッジ本体部と、前記カートリッジ本体部に第2取付ねじを介して取付けられる切削刃と、前記カートリッジ本体部に設けられ、当該カートリッジ本体部から前記ワーク側への前記切削刃の突出量を調整する調整機構とを備え、前記調整機構は、前記切削刃を前記ワーク側に押圧する調整ねじと、前記第2取付ねじのねじ穴に、当該第2取付ねじの外径よりも大きな穴径を有する拡径部が当該ねじ穴の入口側から所定長さだけ形成される調整穴とで構成されることを特徴とする。
前記構成によれば、調整機構を構成する調整ねじにより切削刃が押圧されると、切削刃をカートリッジ本体部に取付けている第2取付ねじが、調整機構を構成する調整穴の拡径部内でたわむ。そのたわみに連動して、切削刃が、カートリッジ本体部の切削刃取付表面(後記する突部の側壁)に沿って滑り、カートリッジ本体部端面から所定の量だけ突出する。そして、切削刃が突出した状態の切削カートリッジが、切削工具に第1取付ねじを介して取付けられる。したがって、切削刃の取付位置が切削工具取付前に確定するため、従来の切削工具のように、切削工具取付後に切削刃が動くことがないので、複数の切削刃の突出量のバラツキが抑えられる。
前記課題を解決するために、請求項2に記載の切削カートリッジは、前記カートリッジ本体部が、前記ワークと対面する側に突部を有する直方体形状であって、前記突部の側壁に前記切削刃が前記第2取付ねじを介して取付けられていることを特徴とする。
前記構成によれば、調整ねじで切削刃が押圧されると、切削刃が突部の側壁に沿って滑るため、切削刃のカートリッジ本体部からの突出量が安定する。したがって、複数の切削刃の突出量のバラツキがさらに一層抑えられる。
前記課題を解決するために、請求項3に記載の切削工具は、請求項1または請求項2に記載の切削カートリッジと、その切削カートリッジが複数取付けられた、軸線周りに回転する円盤形状の工具本体部とを備えることを特徴とする。
前記構成によれば、切削工具には、請求項1または請求項2に記載の切削カートリッジが複数取り付けられているため、複数の切削刃の突出量のバラツキが抑えられる。
本発明に係る切削カートリッジは、切削工具に複数取付けてワーク切削加工に使用した際、切削刃の欠損、飛散を招くことがない。また、ワーク加工面にビビリ等が発生しない。さらに、切削刃の取付位置を再設定する必要もないので、取付時間が短くなる。したがって、ワーク加工面の面粗度および加工精度に優れ、カートリッジ寿命が長く、かつ、切削加工の作業能率が良好なものとなる。
本発明に係る切削工具は、ワーク切削加工に使用した際、切削刃の欠損、飛散を招くことがない。また、ワーク加工面にビビリ等が発生しない。さらに、切削刃の取付位置を再設定する必要もないので、取付時間が短くなる。したがって、ワーク加工面の面粗度および加工精度に優れ、切削工具の寿命が長く、かつ、切削加工の作業能率が良好なものとなる。
本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1(a)は切削刃の調整前、(b)は切削刃の調整後の切削カートリッジの構成を示す斜視図、図2は切削刃の調整作業を示し、(a)は図1(a)の断面図、(b)は図1(b)の断面図、図3(a)は図1(b)の切削カートリッジの平面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は底面図、図4は切削カートリッジを取付けた切削工具であって、(a)は上方側から見た斜視図、(b)は下方側から見た斜視図、図5(a)〜(c)は切削カートリッジの取付形態を示す切削工具の部分平面図、図6は切削カートリッジの取付形態を示し、(a)は正面図、(b)は底面図、図7は切削工具を装着する工作機械の概略を示す斜視図である。
<切削カートリッジ>
まず、本発明に係る切削カートリッジについて説明する。
切削カートリッジは、切削工具に複数取付けて、ワーク表面の切削加工に使用されるものである。図1(a)、(b)に示すように、切削カートリッジ1の構成は、カートリッジ本体部2と、切削刃3と、調整機構4とを備えるものである。以下、各構成について説明する。
(カートリッジ本体部)
カートリッジ本体部2は、切削工具10(工具本体部11)のワークと対面する側に第1取付ねじ7を介して取付けられるもので(図1(b)、図4(a)、(b)参照)、切削加工の際に発生する衝撃を考慮して、鋼材からなるものが好ましい。また、工具本体部11への取付を考慮して、工具本体部11と同材質の、例えば、アルミニウムまたはアルミニウム合金製のものを使用してもよい。
図3(a)〜(d)(ただし、第1取付ねじ7の記載は省略)に示すように、カートリッジ本体部2は、ワークと対面する側の下面2iに突部2cを有する直方体形状をなすことが好ましい。しかしながら、カートリッジ本体部2は、工具本体部11の切欠部11c(図4(b)参照)に対応する形状であれば、突部2cを有する直方体以外の形状であってもよい。
突部2cは、下面2iの一端部に形成されているものが好ましいが、中央部または両端部に形成されているものでもよい。また、突部2cは切削刃3を取付ける側壁2dを有し、その側壁2dは切削刃3の底面と当接する側面2eと、切削刃3の側面と当接する側面2fとから構成されることが好ましい。そして、側面2e、2fは、切削刃3が調整ねじ5(調整機構4)で押圧された際に、切削刃3を滑らせる面となる。また、側面2eは、側面2eに取付けられる切削刃3が所定角度で傾斜する傾斜面であってもよい(図6(a)、(b)参照)。さらに、側面2fは、台形断面形状を有する切削刃3の側面テーパに対応した傾斜面であってもよい。
突部2cは、工具本体部11が羽根部17を備え、突部2cが羽根部17の先端部分を構成する場合には(図4(b)参照)、羽根部17に連続する傾斜した側面2gを、側壁2dの側面2fに連続して設けることが好ましい。側面2gが設けられることにより、切削刃3への空気および/または切削液の供給が的確になり、切屑を確実に切削工具10の外に吹き飛ばし、かつ、切削加工の際に発生する熱を抑制する。
カートリッジ本体部2は、カートリッジ本体部2を工具本体部11に取付けた際に、工具本体部11の外周より外側に突出しない側面2kが形成されることが好ましい。例えばカートリッジ本体部2は、図3(a)、(d)に示すような、切削刃3を頂点とした山形形状に加工された傾斜面とすることが好ましい。カートリッジ本体部2の側面2kを傾斜面とすることにより、空気の導入流路15を備えた切削工具10(工具本体部11、図4(a)参照)に取付けて使用した際に、工具本体部11の周りに乱流が発生し難くなり、工具本体部11の回転による導入流路15への空気の導入が促進されやすくなる。
カートリッジ本体部2は、第1取付ねじ7が螺合するねじ穴2bと、調整機構4を構成する調整ねじ5が螺合するねじ穴2aと、切削刃3の取付に使用される第2取付ねじ8が螺合すると共に、調整機構4を構成する調整穴6とを所定位置に備えたものである。
ねじ穴2bは、カートリッジ本体部2のワークと対面する側の反対側に、工具本体部11(切欠部11c、図4(b)参照)と当接する側面2jとその面に対面する側面2kとを貫通するように、2つ設けることが好ましい。ねじ穴2aは、2つのねじ穴2bの間で、ねじ穴2bと直交する方向に、カートリッジ本体部2の上面2hと下面2iとを貫通するように設けることが好ましい。調整穴6は側壁2d(側面2e)に開口するように突部2cに設けられることが好ましい。
(切削刃)
図1(a)に示すように、切削刃3は、カートリッジ本体部2に第2取付ねじ8を介して取付けられるもので、例えば、WC−Coを主成分とする超硬合金等の基台に、PCD(焼結ダイヤモンド)またはCBN(立方晶窒化硼素焼結体)が切刃としてロウ付けされた、台形断面形状を有するものである。この切削刃3には、中央部に第2取付ねじ8が挿通する挿通孔3aが設けられている。
(調整機構)
図1(a)、(b)に示すように、調整機構4は、カートリッジ本体部2の所定位置に備えられ、切削刃3のカートリッジ本体部2からワーク側への突出量h2(図2(b)参照)を調整するものである。そして、調整機構4は、切削刃3をワーク側に押圧する調整ねじ5と、第2取付ねじ8のねじ穴6bに、第2取付ねじ8の外径よりも大きな穴径を有する拡径部6aがねじ穴6bの入口側から所定長さだけ形成される調整穴6とで構成される。ここで、調整ねじ5および拡径部6aは切削刃3をワーク側へ突出させる作用を有し、ねじ穴6bは切削刃3を突部2cの側壁2d(カートリッジ本体部2)に保持する作用を有する。
拡径部6aの長さは、第2取付ねじ8のねじ外径を定数「D」mmとしたとき、0.7D以上Dmm以下が好ましい。拡径部6aの長さが0.7Dmm未満であると、第2取付ねじ8の変形(たわみ)が抑制されやすい。拡径部6aの長さがDmmを超えると、第2取付ねじ8が螺合するねじ穴6bの長さが短くなり、第2取付ねじ8による切削刃3の保持が不十分になりやすい。また、拡径部6aの穴径は、第2取付ねじ8のねじ外径より大きい(Dmmより大きい)、また、(D+0.2)mmより大きい穴径であることが好ましい。穴径がねじ外径Dmmと同じであると、第2取付ねじ8の変形(たわみ)が抑制されやすい。さらに、拡径部6aをねじ山無しの穴としてもよい。または、調整穴6を全ねじとし、第2取付ねじ8側のねじ山を削除したものとしてもよい。
以下に、切削刃3の突出量の調整方法について説明する。
図2(a)に示すように、切削カートリッジ1においては、切削刃3の挿通孔3aに挿通された第2取付ねじ8が、カートリッジ本体部2の突部2cに設けられた調整穴6のねじ穴6bに螺合して、切削刃3が側壁2d(側面2e)に取付けられている。そして、カートリッジ本体部2に設けられたねじ穴2aに挿通された調整ねじ5の端部が切削刃3の側面に当接している。ここで、切削刃3の突出量h1が1〜2mmとなるように、切削カートリッジ1を作製することが好ましい。
次に、図2(b)に示すように、切削刃3の突出量h2の調整は、調整ねじ5の回動によって行なう。調整ねじ5の回動により、切削刃3の側面が調整ねじ5の端部で押圧される。この押圧により、切削刃3を側壁2d(側面2e)に取付けている第2取付ねじ8が、調整穴6の拡径部6a内で切削刃3の押圧方向(ワーク側)にたわむ。このたわみにより切削刃3が側壁2d(側面2e、2f、図3(a)、(d)参照)に沿って滑り、切削刃3がカートリッジ本体部2からワーク側に突出する。ここで、切削工具10(図4(a)参照)に複数取付ける切削カートリッジ1の切削刃3、3・・・の突出量h2のバラツキが±5μmとなるように、各切削カートリッジ1の切削刃3の突出量h2を調整することが好ましい。そして、このような突出量h2の調整が可能なように、調整ねじ5のねじピッチを設定することが好ましい。
切削カートリッジ1が前記のような調整機構4を備えることにより、切削刃3の突出量h2は、図4(a)に示す切削工具10(工具本体部11)に取付ける前に、調整、確定される。そして、切削カートリッジ1に螺合された第1取付ねじ7を切欠部11cに強く螺合することで、切削カートリッジ1を工具本体部11に取付けても、切削刃3の突出量は変動しない。その結果、工具本体部11に複数取付けられた切削カートリッジ1の切削刃3の突出量のバラツキが抑えられ、ワーク加工面の面粗度および加工精度を向上させることが可能となる。また、切削刃3および切削カートリッジ1の寿命を長くでき、切削加工の作業能率を向上させることが可能となる。そして、切削カートリッジ1を切削工具10に取付後に、各切削カートリッジ1、1・・・に切削工具10への取付誤差が発生した場合においても、切削工具10の先端面11b(図4(b)参照)からの各切削刃3、3・・・の突出量h2を、調整ねじ5の回動により再調整することが可能である。この再調整により、切削刃3の突出量h2のバラツキがより一層抑えられ、ワーク加工面の面粗度および加工精度をより一層向上させることが可能となる。
<切削工具>
次に、本発明に係る切削工具について説明する。
切削工具は、前記記載の切削カートリッジと、その切削カートリッジが複数取付けられた円盤形状の工具本体部とを備えるもので、例えば、以下のようなものである。
図4(a)、(b)に示すように、切削工具10は、軸線Y周りに回転する円盤形状をなし、ワークと対面する側に形成される先端面11bと、先端面11bのワークと反対側に形成される基端面11aと、外周面13とを有する工具本体部11と、先端面11b側の外周面13に所定間隔に配置される複数の切削カートリッジ1とを備えるものである。
切削工具10は、工具本体部11が、基端面11aの中央に突出して形成され、工作機械の回転軸に装着される装着部12と、装着部12の周りで、基端面11aを凹設して周方向に形成される溝部14と、溝部14の底面14aに所定間隔で形成される空気の取入口16aを有すると共に、先端面11bの周方向に所定間隔で形成される空気の吹出口16bを有し、取入口16aと吹出口16bとを連通して形成される空気の供給流路16とを備えるものであってもよい。
切削工具10は、工具本体部11が、基端面11a側の外周面13に所定間隔で形成される空気の吸入口15aを有すると共に、溝部14の外周側の側面14bに所定間隔で形成される空気の排出口15bを有し、吸入口15aと排出口15bとを連通して形成される空気の導入流路15とを備えるものである。
切削工具10は、工具本体部11が、吹出口16bの間で、先端面11bの中央から外周に向かって放射状に、かつ先端面11bから突出して形成されると共に、外周に切削カートリッジ1が配置される複数の羽根部17とを備えるものであってもよい。
切削工具10は、導入流路15において、吸入口15aが、軸線中心と排出口15bの中心を通る直線より工具回転方向に対して前方側に形成され、かつ、供給流路16において、吹出口16bが、軸線中心と取入口16aの中心を通る直線より工具回転方向に対して後方側に形成されているものであってもよい。なお、導入流路15および供給流路16に、空気だけでなく、切削液を同時に導入、供給してもよい。
切削工具10は、前記のような切削カートリッジ1を複数取付けたものであるため、切削刃3の突出量のバラツキを抑えることができる。その結果、ワーク加工面の面粗度および加工精度を向上させることが可能となる。また、切削工具10の寿命が長くでき、切削加工の作業能率を向上させることが可能となる。また、切削工具10は、前記のような導入流路15、供給流路16および羽根部17を備えると、切削加工の際に、切削カートリッジ1(切削刃3、図1(b)参照)に空気および/または切削液が的確に供給され、切屑を確実に切削工具10の外に吹き飛ばし、かつ、切削加工の際に発生する熱を抑制することが可能となる。
<切削カートリッジの取付形態>
次に、切削カートリッジの切削工具への取付形態について説明する。
図5(a)〜(c)に示すように、切削カートリッジ(カートリッジ本体部2)は、第1取付ねじ7を介して、切削工具(工具本体部11)の切欠部11cに取付けられている。しかしながら、取付形態は図5(a)〜(c)の形態に限定されず、例えば、切欠部11cを設けずに工具本体部11(外周面13、図4(a)参照)に第1取付ねじ7で直接取付けてもよい、また、第1取付ねじ7以外の取付手段を工具本体部11、例えば、羽根部17の外周に設けてもよい。
カートリッジ本体部2の取付形態は、図5(a)、(b)に示すような、工具本体部11を上方から見た際に、切削刃3の突出量を調整する調整機構4の調整ねじ5が工具本体部11の外周上または外周の内側に配置される取付形態が好ましい。カートリッジ本体部2がこのような取付形態に配置されると、切削加工の際の工具本体部11の振動の影響を受け難く、切削刃3を押圧している調整ねじ5が弛むことが抑制され、複数の切削刃3の突出量のバラツキを抑制することができる。その結果、優れたワーク加工面の面粗度および加工精度を得ることができる。また、カートリッジ本体部2を工具本体部11に取付けた後に、調整ねじ5の回動を可能にするために、工具本体部11に調整ねじ用穴11dまたは調整ねじ用切欠部11eを設けることが好ましい。この調整ねじ用穴11dまたは調整ねじ用切欠部11eを介して調整ねじ5を回動して切削刃3の突出量を再調整することにより、切削刃3の突出量のバラツキをより一層抑制することができる。その結果、より一層優れたワーク加工面の面粗度および加工精度を得ることができる。
図5(c)に示すように、工具本体部11を上方から見た際に、調整ねじ5が工具本体部11の外周の外側に配置される取付形態は、切削加工の際の工具本体部11の振動の影響を受けやすいが、切削加工の途中で調整ねじを外部から再調整することが可能である。したがって、図5(c)の取付形態であっても、切削加工時に切削刃3の押圧量を再調整することにより、図5(a)、(b)の取付形態と同等のワーク加工面の面粗度および加工精度を得ることができる。また、図5(a)、(b)の取付形態と同様に、図5(c)の取付形態においても、カートリッジ本体部2を工具本体部11に取付けた後に、調整ねじ5の回動により切削刃3の突出量を再調整することが可能である。
カートリッジ本体部2Aの取付形態は、工具本体部11を側方から見た際に、切削刃3の軸線方向に対する傾斜角度、いわゆるアキシャルレーキ角α(図6(a)参照)が−10〜35°の範囲内となるような取付形態が好ましい。また、カートリッジ本体部2Bの取付形態は、工具本体部11をワーク側(下方側)から見た際に、切削刃3の半径方向に対する傾斜角度、いわゆるラジアルレーキ角β(図6(b)参照)が−20〜25°の範囲内となるような取付形態が好ましい。切削刃3が前記のような傾斜角度を有することにより、切削加工の際に優れた切味、刃先強度および切屑排出性を得ることができる。
前記のアキシャルレーキ角αおよびラジアルレーキ角βを得る方法としては、カートリッジ本体部2A、2Bの突部2cの側壁2d(側面2e)を軸線方向または半径方向に傾斜させる方法(図6(a)、(b)参照)、または、工具本体部の切欠部を軸線方向または半径方向に傾斜させる方法(図示せず)が好ましい。
<切削加工方法>
次に、前記切削工具10を用いたワークの切削加工方法について図4(a)、(b)、図7を参照して説明する。
図7に示すように、切削工具10が装着される工作機械として、ワークWを載置するテーブル24と、テーブル24を長手方向に往復移動させるテーブル移動機構部27が設けられる凹陥部26(側溝25)を有するベッド23と、ベッド23の上部側に門形状を形成するように配置される工具移動機構部22と、工具移動機構部22に併設され切削工具10が装着される回転駆動部21とを備え、工具移動機構部22が、工具本体部11を昇降移動させる昇降機構部22aと、工具本体部11をテーブル24の移動方向と直交する方向に往復移動させる往復機構部22bとからなる工作機械20を例に挙げて、切削加工方法を説明する。
(1)治具Jの一端を切削工具10(工具本体部11)の装着部12の上面に設けられたキー溝に嵌合し、治具Jの他端を工作機械20の回転駆動部21に装着することによって、工作機械20の回転軸21aに工具本体部11を装着する。
(2)工作機械20の往復機構部22bを駆動し、回転軸21aに装着された工具本体部11を、工作機械20のテーブル24に載置されたワークWの上に移動させる。そして、工作機械20の昇降機構部22aを駆動して、工具本体部11の切削カートリッジ1(切削刃3、図1(a)参照)がワークWの表面と当接するまで、工具本体部11を降下させる。
(3)工作機械20の回転駆動部21を駆動して回転軸21aを回転させ、工具本体部11を軸線周りに回転させる。この工具本体部11の回転により、工具本体部11の先端面11bに配置される切削刃3によってワークWの表面が切削加工される。ここで、工具本体部11の溝部14に切削液を供給しながら、工具本体部11を軸線周りに回転させてもよい。
(4)ワークWの形状に応じて、往復機構部22bの駆動により工具本体部11を水平方向に所定の距離だけ移動する。または、テーブル移動機構部27の駆動により、テーブル24を所定の距離だけ移動して、ワークWを水平方向に移動する。さらに、工具本体部11の移動、ワークWの移動を連続して行ってもよい。それにより、ワークWの表面全体が切削加工される。
(a)は切削刃の調整前、(b)は切削刃の調整後の本発明に係る切削カートリッジの構成を示す斜視図である。 切削刃の調整作業を示し、(a)は図1(a)の断面図、(b)は図1(b)の断面図である。 (a)は図1(b)の切削カートリッジの平面図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は底面図である。 本発明に係る切削カートリッジを取付けた切削工具であって、(a)は上方側から見た斜視図、(b)は下方側から見た斜視図である。 (a)〜(c)は本発明に係る切削カートリッジの取付形態を示す切削工具の部分平面図である。 本発明に係る切削カートリッジの取付形態を示し、(a)は正面図、(b)は底面図である。 切削工具を装着する工作機械の概略を示す斜視図である。 従来の切削工具の構成を示す要部を断面にした正面図である。 従来の切削工具の構成を示す部分正面図である。 従来の切削工具の構成を示す部分斜視図である。
符号の説明
1 切削カートリッジ
2 カートリッジ本体部
2c 突部
2d 側壁
3 切削刃
4 調整機構
5 調整ねじ
6 調整穴
6a 拡径部
6b ねじ穴
7 第1取付ねじ
8 第2取付ねじ
10 切削工具
11 工具本体部

Claims (3)

  1. 切削工具に複数取付けて、ワーク表面の切削加工に使用される切削カートリッジにおいて、
    前記切削工具の前記ワークと対面する側に第1取付ねじを介して取付けられるカートリッジ本体部と、
    前記カートリッジ本体部に第2取付ねじを介して取付けられる切削刃と、
    前記カートリッジ本体部に設けられ、当該カートリッジ本体部から前記ワーク側への前記切削刃の突出量を調整する調整機構とを備え、
    前記調整機構は、前記切削刃を前記ワーク側に押圧する調整ねじと、前記第2取付ねじのねじ穴に、当該第2取付ねじの外径よりも大きな穴径を有する拡径部が当該ねじ穴の入口側から所定長さだけ形成される調整穴とで構成されることを特徴とする切削カートリッジ。
  2. 前記カートリッジ本体部は、前記ワークと対面する側に突部を有する直方体形状であって、前記突部の側壁に前記切削刃が前記第2取付ねじを介して取付けられていることを特徴とする請求項1に記載の切削カートリッジ。
  3. 請求項1または請求項2に記載の切削カートリッジと、その切削カートリッジが複数取付けられた、軸線周りに回転する円盤形状の工具本体部とを備えることを特徴とする切削工具。
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