JP6331683B2 - 刃先調整機構 - Google Patents

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本発明は、刃先交換式切削工具のための刃先調整機構に関する。特に、本発明は、刃先交換式切削工具の工具ボデーに着脱自在に取り付けられる切削インサートにおける切れ刃の位置を調整するために用いられる刃先調整機構に関する。
刃先交換式切削工具には、切削インサートの切れ刃の位置を調整するための刃先調整機構が設けられる場合がある。特に、複数の切削インサートを備える回転切削工具においては、各々の切削インサートの切れ刃の位置、すなわち各切れ刃の突き出し量を揃えるために刃先調整機構が必要とされることが多い。なぜなら、複数の切削インサートが切削に関与することから、各切れ刃の突き出し量にばらつきがあると切れ刃寿命に悪影響を及ぼすからである。こういった各切れ刃の突き出し量のばらつきは、一つには切削インサートや工具ボデーの製造上の寸法誤差に起因するものである。
特許文献1には刃先調整機構の一例が開示されている。特許文献1では、軸線周りに回転させられる工具ボデーの先端外周部に切削インサートが取り付けられる切削工具において、切削インサートの主切れ刃の工具半径方向の位置を調整するための刃先調整機構が記載されている(図9を参照)。切削インサートは、工具ボデーのインサート座の底壁面に取付ねじによって固定される。そして、切削インサートに隣接するようにして、刃先調整部材である調整楔が配置されている。また、調整楔には、工具ボデーの先端側から調整楔を貫通するようにしてねじ穴が配置され、そのねじ穴に調整ねじが螺入されている。この調整ねじを回転させて調整楔を進めることで、調整楔が工具ボデーの基端側へと移動する。その結果、調整楔のテーパ状の側面によって切削インサートが工具ボデーの外周側へと押圧され、切削インサートの主切れ刃の位置が微調整される。これによって、製造上の誤差に起因する各切削インサートの切れ刃位置のずれを解消することができる。
特開2006−150491号公報
特許文献1の刃先調整機構は、主切れ刃の工具半径方向における切れ刃の位置を調整することができるという利点があるのだが、切削インサートと工具ボデーの間に調整楔を設ける必要がある。この調整楔には調整ねじを挿入するための貫通穴を形成しなければならないため、剛性を確保するために調整楔は一定度の大きさを有していることが求められる。そのため、調整楔を設けるために必要とされるスペースは、必然的に大きいものとなる。一方、工具ボデーは、一般的に、芯厚(すなわち、工具ボデーの先端面視における、複数のインサート座などの切欠き部分より内側部分の厚さ)が厚いことが好ましい。なぜなら、芯厚が薄いと工具ボデーの剛性が著しく低下するおそれがあるからである。特に、エンドミルは正面フライスと比較して非常に径が小さいために芯厚も薄く、特許文献1に記載の刃先調整機構を適用した場合には工具ボデーの剛性が著しく低下し、びびりや破損といった問題が生じやすくなる。また、切削工具を工作機械本体に装着するときに使用されるボルトを通す貫通孔を形成することが求められる場合もあるので、それを踏まえて芯厚はボルトの頭部よりも大きくなるように十分に確保される必要がある。しかしながら、特許文献1のような調整楔を設けると、そのために必要とされる大きなスペースの分だけ芯厚が薄くなってしまうので、工具ボデーの剛性が大きく低下するおそれが生じる。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、切れ刃の位置の調整方向において省スペースを実現する刃先調整機構を提供することを目的とする。
本発明は、切削工具の工具ボデー2に着脱自在に取り付けられる切削インサート3を動かすことによって、その切れ刃の位置を調整することが可能な刃先調整機構1であって、切削インサート3と当接する調整部材4と、調整部材4に螺入される調整ねじ6と、を有し、調整部材4には、切削インサート3を動かす方向の成分を方向に伸長している、調整ねじ6を螺入することが可能なねじ穴20が形成されており、ねじ穴20に螺入された調整ねじ6が工具ボデー2に突き当たることによって、調整部材4は動かされる、ことを特徴とする。
本発明によると、切れ刃の位置の調整方向において大幅な省スペース化を実現することが可能となるので、回転切削工具の芯厚を確保しながらも工具半径方向における切れ刃位置を調整することができる。これによって、工具ボデーの剛性の低下を極力抑制することが可能である。
本発明の刃先調整機構を備えたエンドミルの斜視図を示す。 図1のエンドミルの先端面図を示す。 図1の工具ボデー斜視図を示す。 図1のエンドミルにおける調整部材の斜視図を示す。 図4の調整部材の下面図を示す。 図1のエンドミルにおける切削インサートの斜視図を示す。 調整部材の切欠き部と切削インサートとの係合状態を下面方向から模式的に説明する図を示す。 調整部材の切欠き部と切削インサートとの係合状態の他の実施形態を下面方向から模式的に説明する図を示す。
以下、本発明の一実施形態に係る刃先調整機構1について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、「上」、「下」、「前」、「後」のような用語を用いるが、これらは理解を容易にするように用いられるに過ぎず、本発明を限定することを意図しない。
本実施形態の刃先調整機構1は、図1及び図2に示されているように、回転軸線A周りに回転されて用いられる回転切削工具であるエンドミルTに適用されている。工具ボデー2の先端側外周部には、複数の切削インサート3が着脱自在に取り付けられる。刃先調整機構1は、切削インサート3の切れ刃における工具半径方向(図2における調整方向X)の切れ刃の位置を調整する。刃先調整機構1は、工具ボデー2に着脱自在に設けられ且つ切削インサート3を押圧する調整部材4と、調整部材4を動かす調整ねじ6と、から構成されている。調整部材4は、調整部材用固定ねじ5によって工具ボデー2上に固定される。切削インサート3は、切削インサート用固定ねじ7によって工具ボデー2上に固定される。また、調整方向Xとは、概ね、工具ボデー2の回転軸線A側から外周面2a側に向かう方向及びこれと逆の方向のことを言う。
工具ボデー2は、図3に示されているように、略円筒状をなしており、その先端側外周部には、それぞれ工具ボデー2の外周面2a及び先端面2bに開口するように複数の切りくずポケット8とインサート座9とが設けられている。切りくずポケット8とインサート座9とは対に構成されていて、切りくずポケット8の工具回転方向後方側にインサート座9が位置付けられている。これらのインサート座9の各々は、工具ボデー2の回転方向Rの前方側を実質的に向く底壁面10と、径方向外周側を実質的に向く側壁面11と、を有している。底壁面10には、切削インサート3を工具ボデー2に固定するために切削インサート用固定ねじ7が螺入されることができる切削インサート用ねじ穴12と、調整部材4を工具ボデー2に固定するために調整部材用固定ねじ5が螺入されることができる調整部材用ねじ穴13と、が形成されている。本実施形態においては、このように切削インサート用ねじ穴12と調整部材用ねじ穴13とが同一平面上に配置されているが、これに限定されることはなく、それぞれが同一平面上にない面に形成されていてもよい。
調整部材4は、図4及び図5に示されているように、略直方体の一部が切り欠かれたような全体形状を有しており、上面14と、上面14に対向する下面15と、上面14と下面15とを接続する周側面16と、から基本的に構成されている。上面14と下面15とは、略平行の位置関係にある。上面14は、下面15から相対的に離れた位置にある上面部分14aと、下面15に相対的に近い位置にある上面部分14bと、からなる。すなわち、上面部分14bの領域は、調整部材4の上下方向の厚さが薄い第1の薄肉部18となっている。また、調整部材4の一端には、上面14と下面15とを貫通するように固定穴17が設けられている。前述した第1の薄肉部18は、固定穴17に隣接するように形成されている。また、本実施形態の調整部材4においては、固定穴17から、固定穴17が設けられている端部とは反対側の端部にわたって、周側面16間の厚さが薄い第2の薄肉部19が設けられている。第2の薄肉部19の周側面16のうち、第1の薄肉部18側にある部分を周側面部分16aとする。周側面部分16aには、第2の薄肉部19を略垂直に貫通するようにねじ穴20が形成されている。また、第2の薄肉部19の下面15側には切欠き部21が設けられている。切欠き部21は2つの側面22,23を有しており、一方の側面23は第1の薄肉部18の側面でもある。これらの側面22,23は、下面視にて、それぞれの延長線が鋭角で交差するように形成されている。この交差角度は、切削インサート3の切れ刃のコーナ角と略同一である。
切削インサート3は、図6に示されているように、略ひし形の上面24と、上面24に対向する下面25と、上面24と下面25とを接続する側面26と、からなる平板形状を有している。また、上面24と周側面26との交差稜線には複数の切れ刃27が設けられている。また、上面23及び下面25の略中央には、上下面を貫通するように固定穴28が形成されている。なお、切削インサート3の形状は、図6に示すものに限定されることはなく、適宜変更することが可能である。また、切削インサート3の切れ刃27の部分は、超硬合金、サーメット、セラミック、又はダイヤモンドあるいは立方晶窒化硼素を含有する超高圧焼結体といった硬質材料、又はコーティングされたそれらの硬質材料から少なくともなるとよい。本実施携帯の切削インサート3は、使用する切れ刃27を交換することによって、複数回使用することが可能である。
次に、刃先調整機構1の組み立ての一例について説明する。
調整部材4は、図1から明らかなように、工具ボデー2に対して、インサート座9の底壁面10及び側壁面11と、調整部材4の下面15及び周側面16とが、それぞれ互いに当接するように取り付けられる。このとき、周側面部分16aが工具外周側に向けられるように、調整部材4は配置されている。そして、調整部材4の固定穴17には調整部材用固定ねじ5が挿入される。この調整部材用固定ねじ5がインサート座9の切削インサート用ねじ穴12と螺合することによって、調整部材4は工具ボデー2に固定される。さらに、調整部材4の第2の薄肉部19に設けられたねじ穴20には、調整ねじ6が螺入されている。インサート座9の側壁面11における、この調整ねじ6に対応する場所にはねじ穴が形成されていない。したがって、調整ねじ6を調整部材のねじ穴20に深くまで螺入したとしても、調整ねじ6は工具ボデー2の側壁面11に螺合することはなく、ただ側壁面11に突き当たるのみである。
次に、切削インサート3の周側面26が調整部座4の切欠き部21の側面22,23と当接するように、切削インサート3はインサート座9の底壁面10上に配置される。このように配置された後に、切削インサート9の固定穴28には切削インサート用固定ねじ7が挿入される。この切削インサート用固定ねじ7がインサート座9の調整部材用ねじ穴13と螺合することによって、切削インサート3は工具ボデー2に固定される。
調整部材4と切削インサート3の位置関係について、図7を参照しながら詳細に説明する。切削インサート3は、調整部材4の切欠き部21に係合する状態で保持されており、切削インサート3の切削に関与していない側の切れ刃29は、調整部材4の周側面16とほぼ同一の位置にある。すなわち、切れ刃の位置の調整方向Xにおいて、切削に関与していない切れ刃29よりも工具内周側に調整部材4のためのスペースを設ける必要がほぼない。そのため、インサート座9内に調整部材4を設置しても、図1から明らかなように、エンドミルTの芯厚の減少が非常に少ない。
次に、本実施形態の刃先調整機構1の作用及び効果について説明する。
最も工具径が小さくなる方向に刃先調整された状態では、調整部材4の周側面16とインサート座9の側壁面11とが全面的に接触している。この状態において、調整ねじ6を調整部材4のねじ穴20に深くまで螺入させていくと、いずれ調整ねじ6の先端がインサート座の側壁面11に突き当たる。インサート座の側壁面11に突き当たった状態でさらに調整ねじ6を回転させていくと、調整ねじ6はその場で回転するのであるが、調整部材4は調整ねじ6のねじ溝にそって調整方向Xの工具外周側へせり出すように移動し始める。これに伴って、調整部材4の切欠き部21の側面22,23が切削インサート3の周側面26を押圧し、切削インサート3は調整方向X側に動かされ、切れ刃位置が調整される。
以上のように本実施形態の刃先調整機構1においては、工具半径方向の切れ刃の位置を調整することができるのであるが、最も工具径が小さくなる方向に刃先調整された状態において、切削インサート3はインサート座9の側壁面11にほぼ当接するような位置にある。すなわち、図1及び7に示されているように、切削インサート3が調整部材4の切欠き部21に収納されるようにして配置されているため、調整部材4を設けても工具ボデー2の芯厚の減少量が非常に小さい。そのため、本実施形態の刃先調整機構は、エンドミルのような小径の工具においても工具ボデー2の剛性を低下させることなく、工具半径方向における切れ刃位置を調整することが可能である。
本発明は、上記実施形態のものに限定されることはない。例えば、切削インサート3の切削に関与していない側の切れ刃29が調整部材4の周側面16とほぼ同一の位置にある形態(図7参照)ではなく、図8に示されているように、その切れ刃29と周側面部分16に厚みを設ける形態であっても、従来の調整楔と比較して工具半径方向の大きさが十分に小さい。そのため、従来の調整楔による方法と比較して芯厚の減少量が少ないので、工具の剛性の低下を小幅にとどめることができる。すなわち、本発明においては、調整ねじ6を螺入するねじ穴20を工具半径方向に沿った方向に設けているため、従来技術ように調整ねじ6及びねじ穴20を形成するだけの大きさを確保することを考慮して調整部材4を工具半径方向に大きくする必要がない。したがって、最も工具径が小さくなる方向に刃先調整された状態において、切削インサート3とインサート座9の側壁面11との間に一定の距離を設ける形態であっても、その距離を十分に小さく抑制することができるため、芯厚の減少量を小さくすることが可能なのである。
また、本実施形態の刃先調整機構1においては、調整部材4は切削インサート3の周側面26とのみ当接するのであるが、切削インサート3との当接箇所はこれに限定されることはない。例えば、調整部材4上に切削インサート3を載せるカートリッジタイプにすることも可能である。しかしながら、カートリッジタイプにおいては、切削インサート3を載せる分だけ調整部材4の厚さが厚くなってしまうので、調整部材4は切削インサート3の周側面26とのみ当接する形態の方が好ましい。
また、調整部材4に形成されるねじ穴20は、工具ボデー2に装着された状態において、調整方向Xと完全に一致する方向に伸長している必要はなく、調整方向Xの成分を含む方向に伸長していればよい。このような構成においても、十分に調整方向X側に切削インサート3を動かすことができる。
本発明は、工具半径方向の切れ刃の位置調整だけではなく、切れ刃の位置の調整方向における省スペース化が求められる他の調整方向に適用することが可能である。例えば、工具の中心軸線方向における刃先調整に適用してもよい。また、本発明は、正面フライスやエンドミルといった回転切削工具だけではなく、切れ刃の位置の調整方向における省スペース化が求められる他の工具にも適用することが可能である。例えば、穴あけ用のドリルや旋盤用のバイトなどに適用してもよい。
以上、本発明の代表的な実施形態について説明したが、本発明は種々の変更が可能であり、本願の請求の範囲によって定義される本発明の精神及び範囲から逸脱しない限り、置換、変更が可能である。
1 刃先調整機構
2 工具ボデー
2a 外周面
2b 先端面
3 切削インサート
4 調整部材
5 調整部材用固定ねじ
6 調整ねじ
7 切削インサート用固定ねじ
8 切りくずポケット
9 インサート座
10 底壁面
11 側壁面
12 切削インサート用ねじ穴
13 調整部材用ねじ穴
14 上面
14a 上面部分
14b 上面部分
15 下面
16 周側面
16a 周側面部分
17 固定穴
18 第1の薄肉部
19 第2の薄肉部
20 ねじ穴
21 切欠き部
22 側面
23 側面
24 上面
25 下面
26 周側面
27 切れ刃
28 固定穴
29 切削に関与していない側の切れ刃

Claims (2)

  1. 切削工具の工具ボデー(2)に形成されるインサート座(9)に着脱自在に取り付けられる切削インサート(3)を、調整部材(4)を動かすことによって、その切れ刃の位置を調整することが可能な刃先調整機構(1)であって、
    前記インサート座(9)の側壁面(11)と前記切削インサート(3)との間に位置し、前記切削インサート(3)に当接する切削インサート押圧部と、前記切削インサート(3)よりも前記工具ボデー(2)の基端側の位置に形成され、前記インサート座(9)の底壁面(10)に向って伸長する固定穴(17)と、を有する調整部材(4)と、
    前記調整部材(4)の前記切削インサート押圧部に形成され、前記インサート座(9)の側壁面(11)に向って伸長するねじ穴(20)に螺入される調整ねじ(6)と、を有し、
    前記調整部材(4)は前記固定穴(17)に挿通される固定ねじ(5)によって前記インサート座(9)に固定され、
    前記調整ねじ(6)がインサート座(9)の側壁面(11)に突き当たることによって、前記調整部材(4)が前記固定ねじ(5)を中心にして回転移動する
    ことを特徴とする刃先調整機構(1)。
  2. 切削工具の工具ボデー(2)に着脱自在に取り付けられる調整部材(4)を、調整ねじ(6)で動かすことによって、前記調整部材(4)に取り付けられた切削インサート(3)の切れ刃の位置を調整することが可能な刃先調整機構(1)であって、
    前記調整部材(4)は、前記工具ボデー(2)に形成され、底面と前記底面から立ち上がる側壁とで構成された取り付け部に取り付けられ、
    前記調整部材(4)は前記切削インサート(3)が載置されるインサート座(9)と、前記工具ボデー(2)の基端側の位置に形成され、前記取り付け部の底面に向って伸長する固定穴(17)と、を有し、
    前記調整ねじ(6)は、前記調整部材(4)に設けられ、前記取り付け部の側壁に向って伸長するねじ穴(20)に螺入され、
    前記調整部材(4)は前記固定穴(17)に挿通される固定ねじ(5)によって前記取り付け部に固定され、
    前記調整ねじ(6)が前記取り付け部の側壁に突き当たることによって、前記調整部材(4)が前記固定ねじ(5)を中心にして回転移動する
    ことを特徴とする刃先調整機構(1)。
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