JP2000351883A - 樹脂組成物 - Google Patents
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Abstract
組成物を提供すること。 【解決手段】 EVOHはその透明性、ガスバリア性、
保香性、耐溶剤性、耐油性などに優れており、かかる特
性を生かして、食品包装材料、医薬品包装材料、工業薬
品包装材料、農薬包装材料等のフィムルやシート、或い
はボトル等の容器等の成形に利用するために、pHが7
〜9に調整されたEVOH溶液と酸化物の分散液とを混
合後に液状分を除去する。かかるEVOHとしては、エ
チレン含有量が20〜60モル%(更には25〜55モ
ル%)、ケン化度が90モル%以上(更には95モル%
以上)のものを用いる。
Description
ニル共重合体ケン化物(以下、EVOHと略記する)の
樹脂組成物に関し、更に詳しくは滑り性、ガスバリア
性、透明性に優れたEVOHの樹脂組成物に関する。
リア性、保香性、耐溶剤性、耐油性などに優れており、
かかる特性を生かして、食品包装材料、医薬品包装材
料、工業薬品包装材料、農薬包装材料等のフィルムやシ
ート、或いはボトル等の容器等に成形されて利用されて
いる。かかる成形にあたっては、通常溶融成形によりフ
ィルム状やシート状等に成形されるのであるが、このと
きには該EVOHに対して、滑り性が求められる。すな
わち、成形用機械(溶融押出機)内での装置壁面と溶融
状態のEVOHとの滑り性やかかる成形時のロールや案
内板等の装置とEVOH成形物との滑り性、更には、得
られたフィルム状やシート状等の成形物をロール巻にし
て保存した場合にも成形物同士の滑り性が求められ、こ
れらの対策の一つとして、EVOHに無機物微粒子等の
アンチブロッキング剤を溶融混合した後に溶融成形する
ことが一般的に行われている。一方、ガスバリア性の良
好な皮膜を得る目的で、特開平8−67786号公報に
は、EVOHのアルコール−水系の溶液と無機酸化物の
水性分散液を混合後、アルコールを除去してEVOHの
水性分散液を得て、該水性分散液を塗工して皮膜を得る
方法が記載されている。
EVOHに無機物微粒子等のアンチブロッキング剤を溶
融混合した樹脂組成物では、該微粒子の分散性を向上さ
せるためには溶融混合時間を長くしたり、練り効果を上
げる必要があり、その結果EVOHが劣化する恐れがあ
って、EVOHの劣化防止とアンチブロッキング剤の分
散性(均一性)を両立させることが困難であり、また、
後者の溶液同士の混合方法では、酸化物の分散が不均一
となり、得られる樹脂組成物を2軸延伸した時に延伸ム
ラが生じる恐れがあり、また、一般的にEVOHに各種
添加剤を用いた場合には透明性が低下する恐れもあり、
滑り性、ガスバリア性、透明性に優れたEVOHの樹脂
組成物が望まれるところである。
かる現況に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、pH7〜9の
EVOH溶液を酸化物の分散液と混合後、液状分を除去
して得られた樹脂組成物が、上記の目的に合致すること
を見いだして本発明を完成するに至った。
本発明においては、pHが7〜9に調整されたEVOH
溶液と酸化物の分散液とを混合後に液状分を除去するこ
とを特徴とするもので、かかるEVOHとしては、特に
限定されないが、エチレン含有量が20〜60モル%
(更には25〜55モル%)、ケン化度が90モル%以
上(更には95モル%以上)のものが用いられ、該エチ
レン含有量が20モル%未満では高湿時のガスバリア
性、溶融成形性が低下し、逆に60モル%を越えると充
分なガスバリア性が得られず、更にケン化度が90モル
%未満ではガスバリア性、熱安定性、耐湿性等が低下し
て好ましくない。また、該EVOHのメルトインデック
ス(MI)(210℃、荷重2160g)は、0.1〜
100g/10分(更には0.5〜50g/10分)が
好ましく、該メルトインデックスが該範囲よりも小さい
場合には、成形時に押出機内が高トルク状態となって押
出加工が困難となり、また該範囲よりも大きい場合に
は、成形物の機械強度が不足して好ましくない。
合体のケン化によって得られ、該エチレン−酢酸ビニル
共重合体は、公知の任意の重合法、例えば、溶液重合、
懸濁重合、エマルジョン重合などにより製造され、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体のケン化も公知の方法で行い
得る。
ない範囲で共重合可能なエチレン性不飽和単量体を共重
合していてもよく、かかる単量体としては、プロピレ
ン、1−ブテン、イソブテン等のオレフィン類、アクリ
ル酸、メタクリル酸、クロトン酸、(無水)フタル酸、
(無水)マレイン酸、(無水)イタコン酸等の不飽和酸
類あるいはその塩あるいは炭素数1〜18のモノまたは
ジアルキルエステル類、アクリルアミド、炭素数1〜1
8のN−アルキルアクリルアミド、N,N−ジメチルア
クリルアミド、2−アクリルアミドプロパンスルホン酸
あるいはその塩、アクリルアミドプロピルジメチルアミ
ンあるいはその酸塩あるいはその4級塩等のアクリルア
ミド類、メタクリルアミド、炭素数1〜18のN−アル
キルメタクリルアミド、N,N−ジメチルメタクリルア
ミド、2−メタクリルアミドプロパンスルホン酸あるい
はその塩、メタクリルアミドプロピルジメチルアミンあ
るいはその酸塩あるいはその4級塩等のメタクリルアミ
ド類、N−ビニルピロリドン、N−ビニルホルムアミ
ド、N−ビニルアセトアミド等のN−ビニルアミド類、
アクリルニトリル、メタクリルニトリル等のシアン化ビ
ニル類、炭素数1〜18のアルキルビニルエーテル、ヒ
ドロキシアルキルビニルエーテル、アルコキシアルキル
ビニルエーテル等のビニルエーテル類、塩化ビニル、塩
化ビニリデン、フッ化ビニル、フッ化ビニリデン、臭化
ビニル等のハロゲン化ビニル類、トリメトキシビニルシ
ラン等のビニルシラン類、酢酸アリル、塩化アリル、ア
リルアルコール、ジメチルアリルアルコール、トリメチ
ル−(3−アクリルアミド−3−ジメチルプロピル)−
アンモニウムクロリド、アクリルアミド−2−メチルプ
ロパンスルホン酸等が挙げられる。
EVOH(ブレンド物)を用いることも可能で、このと
きは、エチレン含有量が5モル%以上異なり、及び/又
はケン化度が1モル%以上異なるEVOHのブレンド物
を用いることも可能である。
は、EVOHを溶解可能な溶媒に溶解すればよく、その
溶媒や方法等については限定されないが、工業的にはE
VOHの製造工程におけるEVOHのアルコール(メタ
ノール、エタノール、プロパノール等のアルコールが用
いられるが、好ましくはメタノールが用いられる)溶液
に水を加えてEVOH溶液(EVOHの水−アルコール
混合溶液)とすることが好ましく、本発明においては、
更にこの時に下記(1)式の条件を満足するように水を
含有させてEVOHの水−アルコール混合溶液を得るこ
とが好ましい。
により、下記(1)式を満足するように水を加えれば良
いのである。 0.0933×(50−X)2+26≧Y≧0.0933×(50−X)2+6 ・・・ (1) ここで、Xはエチレン含有量(モル%)、YはEVOHの
水−アルコール混合溶液の溶媒中の水の含有量(重量%)
をそれぞれ表す。
辺の算出値よりも小さくなるように水を加えたときはE
VOH溶液の粘度の安定性がなくなり工業的生産が出来
なくなり、逆に左辺の算出値よりも大きくなるように水
を加えたときは酸化物が安定して分散しにくくなって好
ましくない。また、EVOH溶液中に含有されるEVO
Hの量としては、2〜60重量%(更には5〜60重量
%、特に10〜55重量%)が好ましく、EVOHの量
が2重量%未満では、得られる樹脂組成物が微粒になる
ため製品得率が悪くなり、逆に60重量%を越えるとE
VOH溶液粘度が高くなって該溶液の放置安定性が悪く
なり好ましくない。
OH溶液のpHを7〜9(更には7.5〜9.0)に調
整することが重要である。すなわち、一般的に上記の方
法でEVOH溶液を作製した時の該EVOH溶液のpH
は4〜6程度で、このまま用いたのでは、本発明の作用
効果を得ることは困難となる。かかるpHの調整に当た
っては、水酸化ナトリウム、酢酸ナトリウムなどアルカ
リ金属化合物、水酸化カルシウム酢酸カルシウム、酢酸
マグネシウムなどアルカリ土類金属化合物等のを適量加
えて、pH値が上記の範囲に入るように調整すればよ
い。
分散液に用いられる酸化物としては、特に限定されない
が、例えば酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化ジルコ
ニウム、酸化マグネシウム、酸化セリウム、酸化タング
ステン、酸化モリブデンおよびこれらの複合体等を挙げ
ることができ、これらの中から少なくとも1種以上を選
ぶことができる。また、これら酸化物の粒子径は0.1
〜10μmが好ましく、更には0.5〜5μmが好まし
く、かかる粒子径が0.1μm未満では滑り性の改善効
果に乏しく、逆に10μmを越えると成形物中にゲルや
フィッシュアイ等が発生して外観不良となって好ましく
ない。また、上記の酸化物の中では、酸化ケイ素(ケイ
酸)や酸化ケイ素−酸化マグネシウム(ケイ酸マグネシ
ウム)を用いることがEVOHとの相溶性の点で好まし
い。
限定されることなく、液中に上記の酸化物が分散してい
れば良く、一般公知の攪拌装置で酸化物を液中に分散せ
しめればよい。この時の分散液中の酸化物の含有量とし
ては0.1〜20重量%(更には1〜10重量%)が好
ましく、かかる含有量が0.1重量%未満ではEVOH
溶液と混合したときの混合液の放置安定性が悪くなり、
逆に20重量%を越えると酸化物の分散が不均一となっ
て好ましくない。かくして得られたEVOH溶液と酸化
物の分散液を混合して混合液を得るに当たっては、特に
限定されないが、最終的に得られる樹脂組成物中の酸化
物の含有量が50〜2000ppm(更には50〜10
00ppm)になるように混合することが好ましく、か
かる含有量が50ppm未満では滑り性の改善効果が見
られず、逆に2000ppmを越えるとフィルムの透明
性が悪くなって好ましくない。
ることにより、目的とする樹脂組成物が得られるのであ
るが、かかる除去に当たっては特に限定されず、混合液
を皮膜状に塗布して乾燥させる、噴霧乾燥させる等の方
法を採用することができるが、好適には、かかる混合液
をEVOHの凝固液中で析出させた後に乾燥させる方法
が採用される。その一例を挙げれば、水又は水/アルコ
ール(メタノール、エタノール、プロパノール等)混合
溶媒、ベンゼン等の芳香族炭化水素類、アセトン、メチ
ルエチルケトン等のケトン類、ジプロピルエーテル等の
エーテル類、酢酸メチル、酢酸エチル、プロピオン酸メ
チル等の有機酸エステル等の凝固液中に上記の混合液を
ストランド状に押し出して析出させた後、乾燥させるの
である。
度は、−10〜40℃が好ましく、更には0〜20℃で
ある。上記の有機溶媒はEVOHの非溶剤出あるので、
EVOHが凝固液に溶解して樹脂損失を招く心配は殆ど
ないが、なるべく低温での操作が安全である。
きのノズルの形状としては、特に限定されないが、円筒
形状が好ましく、その長さは1〜100cmが好まし
く、更には3〜30cmで、内径は0.1〜10cmが
好ましく、更には0.2〜5.0cmである。かくして
ノズルより混合液がストランド状に押し出されるのであ
るが、ストランドは必ずしも一本である必要はなく、数
本〜数百本の間の任意の数で押し出し可能である。
液(樹脂組成物)は凝固が充分進んでから切断され、ペ
レット化されその後水洗される。かかるペレットの形状
は、成形時の作業性や取扱い面から円柱状の場合は径が
2〜8mm、長さ2〜8mmのもの(更にはそれぞれ2
〜5mmのもの)が、又球状の場合は径が1〜8mmの
もの(更には2〜5mmのもの)が実用的である。
10〜60℃の水槽中で水洗する。かかる水洗により、
樹脂組成物中のオリゴマーや不純物が除去される。次い
で、上記のペレット化の後に乾燥工程を経て、本発明の
樹脂組成物が得られるのである。
採用することが可能であるが、本発明では、流動乾燥を
行うことが好ましく、更には該流動乾燥の前または後に
静置乾燥を行う乾燥方法、即ち、流動乾燥処理後に静置
乾燥処理を行う方法又は静置乾燥処理後に流動乾燥処理
を行う方法が特に好ましく、かかる乾燥方法について説
明する。
成物(ペレット)が機械的にもしくは熱風により撹拌分
散されながら行われる乾燥を意味し、該乾燥を行うため
の乾燥器としては、円筒・溝型撹拌乾燥器、円筒乾燥
器、回転乾燥器、流動層乾燥器、振動流動層乾燥器、円
錐回転型乾燥器等が挙げられ、また、静置乾燥とは、実
質的に樹脂組成物(ペレット)が撹拌、分散などの動的
な作用を与えられずに行われる乾燥を意味し、該乾燥を
行うための乾燥器として、材料静置型としては回分式箱
型乾燥器が、材料移送型としてはバンド乾燥器、トンネ
ル乾燥器、竪型サイロ乾燥器等を挙げることができる
が、これらに限定されるものではない。
しては空気または不活性ガス(窒素ガス、ヘリウムガ
ス、アルゴンガス等)が用いられ、該加熱ガスの温度と
しては、95℃以下が好ましく、更には40〜90℃が
好ましく、該温度が95℃を越えるとEVOHペレット
が融着を起こして好ましくない。また、流動乾燥の時間
としては、樹脂組成物(ペレット)の処理量にもよる
が、通常は5分〜36時間が好ましく、更には10分〜
24時間が好ましい。
(ペレット)は、次いで静置乾燥処理に供されるのであ
るが、かかる静置乾燥処理に用いられる加熱ガスも同様
に不活性ガス(窒素ガス、ヘリウムガス、アルゴンガス
等)が用いられるが、該加熱ガスの温度は75℃以上が
好ましく、更には85〜150℃で、該温度が75℃未
満では、乾燥時間を極端に長くする必要があり、経済的
に不利となって好ましくない。また、静置乾燥処理の時
間も樹脂組成物(ペレット)の処理量により一概に言え
ないが、通常は10分〜72時間が好ましく、更には
1.0〜48時間が好ましい。
置乾燥処理されて最終的に乾燥された樹脂組成物(ペレ
ット)が得られるのであるが、該処理後(最終)の樹脂
組成物(ペレット)の含水率は0.001〜2.0重量
%(更には0.01〜1.0重量%)になるようするの
が好ましく、該含水率が0.001重量%未満では、樹
脂組成物(ペレット)のロングラン成形性が低下する傾
向にあり、逆に2.0重量%を越えると成形品に発泡が
発生しやすくなり好ましくない。
(例えばステアリン酸アミド等)、不飽和脂肪酸アミド
(例えばオレイン酸アミド等)、ビス脂肪酸アミド(例え
ばエチレンビスステアリン酸アミド等)、脂肪酸金属塩
(例えばステアリン酸カルシウム等)、低分子量ポリオレ
フィン(例えば分子量500〜10,000程度の低分子
量ポリエチレン、又は低分子量ポリプロピレン等)など
の滑剤、無機塩(例えばハイドロタルサイト等)、可塑
剤(例えばエチレングリコール、グリセリン、ヘキサン
ジオール等の脂肪族多価アルコールなど)、熱安定剤
(ヒンダードフェノール系、ヒンダードアミン系等)、
紫外線吸収剤、着色剤、抗菌剤等を配合しても良い。
り、フィルム、シート、容器、繊維、棒、管、各種成形
品等に成形され、又、これらの粉砕品(回収品を再使用
する時など)を用いて再び溶融成形に供することもで
き、かかる溶融成形方法としては、押出成形法、射出成
形法が主として採用される。溶融成形温度は、150〜
300℃の範囲から選ぶことが多い。また、本発明の樹
脂組成物は、単層として用いることもできるし、該樹脂
組成物からなる層の少なくとも片面に熱可塑性樹脂層等
を積層して多層積層体として用いることも有用である。
組成物からなる層の片面又は両面に他の基材を積層する
のであるが、積層方法としては、例えば該樹脂組成物か
らなるフィルムやシートに熱可塑性樹脂を溶融押出する
方法、逆に熱可塑性樹脂等の基材に該樹脂組成物を溶融
押出する方法、該樹脂組成物と他の熱可塑性樹脂とを共
押出する方法、更には該樹脂組成物からなるフィルムや
シートと他の基材のフィルム、シートとを有機チタン化
合物、イソシアネート化合物、ポリエステル系化合物、
ポリウレタン化合物等の公知の接着剤を用いてドライラ
ミネートする方法等が挙げられる。
低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、中密度ポリ
エチレン、高密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル
共重合体、アイオノマー、エチレン−プロピレン共重合
体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、ポリプロ
ピレン、プロピレン−α−オレフィン(炭素数4〜20
のα−オレフィン)共重合体、ポリブテン、ポリペンテ
ン等のオレフィンの単独又は共重合体、或いはこれらの
オレフィンの単独又は共重合体を不飽和カルボン酸又は
そのエステルでグラフト変性したものなどの広義のポリ
オレフィン系樹脂、ポリエステル、ポリアミド、共重合
ポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ア
クリル系樹脂、ポリスチレン、ビニルエステル系樹脂、
ポリエステルエラストマー、ポリウレタンエラストマ
ー、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン等が挙
げられる。他のEVOHも共押出可能である。上記のな
かでも、共押出製膜の容易さ、フィルム物性(特に強
度)の実用性の点から、ポリプロピレン、ポリアミド、
ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリス
チレン、PETが好ましく用いられる。
ムやシート等の成形物を得、これに他の基材を押出コー
トしたり、他の基材のフィルム、シート等を接着剤を用
いてラミネートする場合、前記の熱可塑性樹脂以外に任
意の基材(紙、金属箔、一軸又は二軸延伸プラスチック
フィルム又はシート、織布、不織布、金属綿状、木質
等)が使用可能である。
らなる層をa(a1、a2、・・・)、他の基材、例えば
熱可塑性樹脂層をb(b1、b2、・・・)とするとき、
フィルム、シート、ボトル状であれば、a/bの二層構
造のみならず、b/a/b、a/b/a、a1/a2/
b、a/b1/b2、b2/b1/a/b1/b2等任意の組
み合わせが可能であり、フィラメント状ではa、bがバ
イメタル型、芯(a)−鞘(b)型、芯(b)−鞘
(a)型、或いは偏心芯鞘型等任意の組み合わせが可能
である。
意のものであってよく、フィルム、シート、テープ、ボ
トル、パイプ、フィラメント、異型断面押出物等が例示
される。又、得られる積層体は必要に応じ、熱処理、冷
却処理、圧延処理、印刷処理、ドライラミネート処理、
溶液又は溶融コート処理、製袋加工、深絞り加工、箱加
工、チューブ加工、スプリット加工等を行うことができ
る。上記の如く得られたフィルム、シート或いは容器等
は食品、医薬品、工業薬品、農薬等各種の包装材料とし
て有用である。
する。尚、実施例中「部」、「%」とあるのは特に断り
のない限り重量基準を示す。
5モル%、MI12g/10分(210℃、荷重216
0g)]の水/メタノール(水/メタノール=40/6
0混合重量比)混合溶液(EVOH濃度45%)に酢酸
ナトリウムを加えてpH7.5に調製したEVOH溶液
1000部と無定形シリカ(富士シリシア化学社製『サ
イリシア310』、二酸化ケイ素主成分、平均粒子径
1.4μm)を10%分散させた水性液2部を70℃で
45分間混合撹拌して、混合液を得た。尚、上記の混合
溶液の溶媒中の水の含有量(Y)は40%で、上記のエ
チレン含有量(X=35モル%)を本文中の(1)式に
代入すると、47≧Y≧27となり、かかる水の含有量
(Y=40)は(1)式を満足するものであった。
液(水/メタノール=95/5(重量比)の混合液)槽
に内径0.4cm、長さ6.0cmの円筒形のノズルよ
りストランド状に押し出して凝固させた後、カッターで
切断して樹脂組成物のペレット(ペレット形状は直径5
mm、長さ5mmで、含水率50%)を得た。得られた
樹脂組成物のペレットを下記の方法により乾燥処理を行
った。
物のペレットを回分式流動層乾燥器(塔型)を用いて、
75℃の窒素ガスを流動させながら、30分乾燥を行っ
て含水率20%の樹脂組成物のペレットを得た。尚、流
動乾燥前の樹脂組成物のペレットの含水率は、50%
で、流動乾燥前後の樹脂組成物のペレットの含水率差は
30%であった。
の樹脂組成物のペレットを回分式箱型乾燥器(通気式)
を用いて、125℃の窒素ガスで、約18時間乾燥を行
って含水率0.3%の本発明の樹脂組成物のペレット
[無定形シリカを480ppm含有]を得た。次いで、
得られた該ペレットを下記の条件で製膜して、得られた
フィルムを縦横それぞれ2.5倍に延伸して、厚さ10
μmのフィルムを得て、かかるフィルムについて、下記
の要領で動摩擦係数(滑り性)、ガスバリア性、透明度
の測定を行った。
下記の通りとした。 スクリュー内径 40mm L/D 28 スクリュー圧縮比 3.2 Tダイ コートハンガータイプ ダイ巾 450mm 押出温度 C1:180℃、 H:210℃ C2:200℃、 D:210℃ C3:220℃、 C4:220℃
験機「TR」を用いて、荷重196g、速度150mm
/minの条件で、23℃、50%RH雰囲気下で動摩
擦係数を測定した。
OCON社製「OXTRAN10/50」)を用いて、
23℃、50%RHの条件で酸素透過度(cc/m2・day・at
m)を測定した。
(株)製「NDH2000」)を用いてJIS K71
05に準じて透明度(%)を測定した。
%、ケン化度99.4モル%、MI2.5g/10分
(210℃、荷重2160g)]の水/メタノール(水
/メタノール=50/50混合重量比)混合溶液(EV
OH濃度45%)を用いた以外は同様に行って樹脂組成
物(ペレット)を得て、同様に評価を行った。尚、上記
の混合溶液の溶媒中の水の含有量(Y)は50%で、上
記のエチレン含有量(X=30モル%)を本文中の
(1)式に代入すると、64≧Y≧44となり、かかる
水の含有量(Y=50)は(1)式を満足するものであ
った。
した以外は同様に行って樹脂組成物(ペレット)を得
て、同様に評価を行った。
同様に行って樹脂組成物(ペレット)[無定形シリカを
890ppm含有]を得て、同様に評価を行った。
製『サイリシア310P』、二酸化ケイ素主成分、平均
粒子径2.5μm)を10%分散させた分散液を用いた
以外は同様に行って樹脂組成物(ペレット)を得て、同
様に評価を行った。
4%とした以外は同様に行って樹脂組成物(ペレット)
[無定形シリカを200ppm含有]を得て、同様に評
価を行った。
5モル%、MI12g/10分(210℃、荷重216
0g)]に1000部と無定形シリカ(富士シリシア化
学社製『サイリシア310』、二酸化ケイ素主成分、平
均粒子径1.4μm)2部を二軸押出機に供給して、2
20℃で溶融混練して無定形シリカを450ppm含有
する樹脂組成物を得て、実施例1と同様に評価を行っ
た。
った(pH5.8)以外は同様に行って樹脂組成物を得
て、実施例1と同様に製膜を行ったが、偏肉が大きく厚
みの不均一なフィルムしか得られなかったため、評価は
行わなかった。
9.5とした以外は同様に行って樹脂組成物を得て、実
施例1と同様に評価を行った。実施例及び比較例の評価
結果を表1にまとめて示す。
OHに酸化物を配合しているため、滑り性、ガスバリア
性、透明性に優れ、各種の積層体とすることができ、食
品や医薬品、農薬品、工業薬品包装用のフィルム、シー
ト、チューブ、袋、容器等の用途に非常に有用である。
Claims (5)
- 【請求項1】 pH7〜9のエチレン−酢酸ビニル共重
合体ケン化物溶液を酸化物の分散液と混合後、液状分を
除去して得られたことを特徴とする樹脂組成物。 - 【請求項2】 酸化物が、酸化ケイ素、酸化アルミニウ
ム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、酸化セリウ
ム、酸化タングステン、酸化モリブデンおよびこれら複
合体の群から選ばれる少なくとも1種以上であることを
特徴とする請求項1記載の樹脂組成物。 - 【請求項3】 該ケン化物溶液または該分散液に使用さ
れる溶媒がメタノール、エタノール、プロパノール、フ
ェノール、ジメチルスルフォキサイド(DMSO)、ジ
メチルホルムアミド(DMF)、ヘキサフルオロイソプ
ロパノール(HFIP)のいずれか、若しくはこれらと
水との混合物であることを特徴とする請求項1または2
記載の樹脂組成物。 - 【請求項4】 エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物
溶液中のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物の含有
量が2〜60重量%であることを特徴とする請求項1〜
3いずれか記載の樹脂組成物。 - 【請求項5】 樹脂組成物中の酸化物の含有量が50〜
2000ppmであることを特徴とする請求項1〜4い
ずれか記載の樹脂組成物。
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