JP2000323677A - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびその製造方法

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JP2000323677A
JP2000323677A JP11131749A JP13174999A JP2000323677A JP 2000323677 A JP2000323677 A JP 2000323677A JP 11131749 A JP11131749 A JP 11131749A JP 13174999 A JP13174999 A JP 13174999A JP 2000323677 A JP2000323677 A JP 2000323677A
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memory device
insulating layer
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memory cell
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Jiro Matsufusa
次郎 松房
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない工程数でメモリセルアレイ領域と周辺
回路領域との段差を小さくできる半導体記憶装置および
その製造方法を提供する。 【解決手段】 メモリセルは、多孔質の筒部分を有する
筒状電極1を有し、周辺回路領域内には、この筒状電極
1の高さを緩和するための絶縁層6、20が設けられて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置お
よびその製造方法に関し、特にメモリセルアレイ領域と
周辺回路領域とを有する半導体記憶装置およびその製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータなどの情報機器の目
ざましい普及によって、半導体記憶装置の需要が急速に
拡大している。また機能的には、大規模な記憶領域を有
し、かつ高速動作が可能なものが要求されている。これ
に伴って、半導体記憶装置の高集積化および高速応答性
あるいは高信頼性に関する技術開発が進められている。
【0003】半導体記憶装置の中で記憶情報のランダム
な入出力が可能なものとしてDRAM(Dynamic Random
Access Memory)が一般的に知られている。このDRA
Mは、図45に示すように多数の記憶情報を蓄積する記
憶領域であるメモリセルアレイ51と、外部との入出力
のためにメモリセルアレイ51内のメモリセルを制御す
る周辺回路とから構成されている。
【0004】ここで周辺回路とは、ロウアンドカラムア
ドレスバッファ52と、ロウデコーダ53と、カラムデ
コーダ54と、センスリフレッシュアンプ55と、デー
タインバッファ56と、データアウトバッファ57と、
クロックジェネレータ58とを主に備えている。
【0005】このように構成されるDRAMの半導体チ
ップ上において、メモリセルアレイ51は大きな面積を
占めている。また、このメモリセルアレイ51には、単
位記憶情報を蓄積するためのメモリセルがマトリックス
状に複数個配列されて形成されている。このメモリセル
は、通常、1個のMOS(Metal Oxide Semiconductor
)トランジスタと、これに接続された1個のキャパシ
タとから構成されており、1トランジスタ1キャパシタ
型のメモリセルとして広く知られている。このような構
成を有するメモリセルは、その構造が簡単なためメモリ
セルアレイの集積度を向上させることは容易であり、大
容量のDRAMに広く用いられている。
【0006】このようなDRAMにおいて、メモリセル
アレイ領域と周辺回路領域との境界部における従来の構
成は、たとえば図46に示すようなものであった。
【0007】図46を参照して、メモリセルを構成する
キャパシタ105は、円筒形状をなす下部電極(ストレ
ージノード)101と、この下部電極101にキャパシ
タ誘電体膜103を介在して対向する上部電極(セルプ
レート)104とを有している。
【0008】なお、下部電極101は、絶縁層116上
に形成されており、かつコンタクトホール118内の導
電層102を通じてMOSトランジスタのソース/ドレ
イン領域(図示せず)に電気的に接続されている。また
キャパシタ105を覆うようにメモリセルアレイ領域お
よび周辺回路領域の双方に延在するように絶縁層106
が形成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図46に示す従来の半
導体記憶装置の構成では、高集積化を推し進めた場合、
メモリセルアレイ領域と周辺回路領域との段差S2 が大
きくなり、それにより後工程のプロセスマージンが低下
するという問題点があった。以下、そのことについて詳
細に説明する。
【0010】DRAMの高集積化を推し進めた場合、メ
モリセルサイズの縮小が余儀なくされる。このメモリセ
ルサイズの縮小に伴って、基板の平面的な占有面積も同
時に縮小される。そのため、キャパシタに蓄えられる電
荷量(1ビットのメモリセルに蓄えられる電荷量)は低
下することになり、記憶領域としてのDRAMの動作が
不安定なものとなり、信頼性が低下する。
【0011】かかるDRAMの動作の不安定化を防止す
るために、限られた平面占有面積内においてキャパシタ
の容量を増加させる必要がある。キャパシタ容量を増加
させる手段として、キャパシタ誘電体膜の薄膜化、
キャパシタの対向面積の拡大、キャパシタ誘電体膜の
高誘電率化、などが検討されてきた。
【0012】に示したキャパシタ誘電体膜の薄膜化
は、通常、キャパシタ誘電体膜としてシリコン酸化膜を
使用する限り限界に達している。また、に示したキャ
パシタ誘電体膜の高誘電率化は、いわゆる高誘電率材料
をキャパシタ誘電体膜に採用する必要から種々の問題を
残している。それゆえ、最も簡便な手段としてに示し
たキャパシタ対向面積を拡大する手法が多くとられる。
【0013】このの手法では、図46に示すように下
部電極101に円筒部分を設け、その筒状部分を高くす
ることでキャパシタ容量の増加を達成することができ
る。
【0014】しかしながら、下部電極101の筒状部分
の高さを高くすればするほど、メモリセルアレイ領域と
周辺回路領域との段差S2 が大きくなってしまう。段差
2が大きくなると、絶縁層106上で導電層をパター
ニングしようとした場合、この段差S2 部分にパターニ
ングの際の残渣が生じてしまい、この残渣により導電層
がショートするなどの不都合が生じる。このように、段
差S2 が大きくなることにより、後工程のプロセスマー
ジンの低下が生じてしまう。
【0015】それゆえ、本発明の目的は、少ない工程数
でメモリセルアレイ領域と周辺回路領域との段差を小さ
くできる半導体記憶装置およびその製造方法を提供する
ことである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
は、複数のメモリセルを含むメモリセルアレイ領域と、
メモリセルを制御する素子を含む周辺回路領域とを有す
る半導体記憶装置であって、筒状電極と、絶縁層とを備
えている。筒状電極は、メモリセルに含まれ、かつ多孔
質の筒部分を有している。絶縁層は、筒状電極による段
差を緩和するために周辺回路領域内にのみ形成されてい
る。
【0017】本発明の半導体記憶装置では、絶縁層を周
辺回路領域にのみ設けたため、絶縁層の厚み分だけ、メ
モリセルアレイ領域と周辺回路領域との段差を緩和する
ことができる。このため、後工程のプロセスマージンの
低下を防止することができる。
【0018】上記の半導体記憶装置において好ましく
は、絶縁層は、メモリセルアレイ領域と周辺回路領域と
の境界部に位置する端面を有し、かつ端面が筒状電極の
外周面と対面するように配置されている。
【0019】このように絶縁層を配置することにより、
筒状電極による段差を緩和することが可能となる。
【0020】上記の半導体記憶装置において好ましく
は、筒状電極の下面に接するようにメモリセルアレイ領
域に形成された第1のシリコン窒化膜がさらに備えられ
ている。
【0021】これにより、第1のシリコン窒化膜がエッ
チングストッパとして働くため、エッチングの制御が容
易となる。
【0022】上記の半導体記憶装置において好ましく
は、主表面に導電領域を有する半導体基板と、主表面上
に形成されかつ導電領域に達するコンタクトホールを有
する第2の絶縁層と、コンタクトホールの壁面に接して
形成された第2のシリコン窒化膜とがさらに備えられて
いる。この筒状電極がコンタクトホールを通じて導電領
域と電気的に接続されている。
【0023】これにより、筒状電極を導電領域に良好に
電気的に接続させることができる。上記の半導体記憶装
置において好ましくは、誘電体膜を介在して筒状電極に
対向することで筒状電極とともにキャパシタを構成する
他方電極がさらに備えられている。
【0024】これにより、メモリセルを構成するキャパ
シタを得ることができる。上記の半導体記憶装置におい
て好ましくは、導電領域は絶縁ゲート型電界効果トラン
ジスタのソース/ドレイン領域である。
【0025】これにより、メモリセルを構成するメモリ
トランジスタとしての絶縁ゲート型電界効果トランジス
タを得ることができる。
【0026】本発明の半導体記憶装置の製造方法は、複
数のメモリセルを含むメモリセルアレイ領域と、メモリ
セルを制御する素子を含む周辺回路領域とを有する半導
体記憶装置の製造方法であって、以下の工程を備えてい
る。
【0027】まずメモリセルアレイ領域と周辺回路領域
との双方に形成され、かつメモリセルアレイ領域に開口
を有する絶縁層が形成される。そして開口の内壁面に沿
った多孔質の筒部分を有する導電層が形成される。そし
て筒部分の内周領域から外周領域へ導電層の孔を通じて
エッチング液を通すことにより、筒部分の外周側に位置
する絶縁層がエッチング除去される。
【0028】本発明の半導体記憶装置の製造方法では、
筒部分の内周領域から外周領域へエッチング液を通すこ
とにより筒部分の外周側の絶縁層が除去される。つま
り、筒部分の外周側の絶縁層は内周側から外周側への横
方向のエッチングにより除去される。このため、筒部分
の外周側の絶縁層の除去したい幅分だけエッチングをす
ればよく、筒部分の縦方向の高さ分のエッチングを施す
必要はない、よって、エッチングによる縦方向の膜減り
を少なくすることができるため、このエッチング時に周
辺回路領域上にマスクを設ける必要はなく、自己整合的
なエッチングが可能となる。
【0029】上記の製造方法において好ましくは、エッ
チング除去は等方性エッチングにより行なわれる。
【0030】これにより、エッチング液を筒部分の内周
領域から外周領域へ通すことができる。
【0031】上記の製造方法において好ましくは、誘電
体膜を介して筒部分の内周面および外周面の双方に対向
するように他方電極を形成する工程がさらに備えられて
いる。
【0032】これにより、メモリセルを構成するキャパ
シタを製造することができる。上記の製造方法において
好ましくは、多孔質の筒部分を有する導電層を形成する
工程は、開口の内壁面上および絶縁層の上面上に多孔質
の導電層を形成する工程と、開口の底部にのみレジスト
を形成する工程と、レジストを残した状態で導電層を異
方的にエッチングすることにより、絶縁層の上面上の導
電層を除去するとともに開口内の導電層を残す工程とを
有している。
【0033】これにより、多孔質の筒部分を有する導電
層を形成することができる。上記の製造方法において好
ましくは、開口の底部にのみレジストを形成する工程
は、全面にポジ型のレジストを塗布する工程と、レジス
トの上面から比較的浅い部分を現像により除去可能な程
度に感光させるとともに、比較的深い部分を現像により
除去不可能な程度に感光させる工程と、感光されたレジ
ストを現像する工程とを有している。
【0034】これにより、ポジ型のレジストを用いて開
口の底部にのみレジストを残すことができる。
【0035】上記の製造方法において好ましくは、開口
の底部にのみレジストを形成する工程は、全面にレジス
トを塗布する工程と、レジストの上面から比較的浅い部
分のみを除去し、かつ比較的深い部分を残すようにレジ
ストを現像する工程とを有している。
【0036】これにより、ネガ型、ポジ型のいずれかの
レジストを用いて、開口の底部にのみレジストを残すこ
とができる。
【0037】上記の製造方法において好ましくは、多孔
質の導電層を形成する工程は、導電層を形成した後に、
600℃以上620℃以下の温度で1分以上5分以下の
条件で多孔質化・粗面化のための熱処理を施す工程を有
している。
【0038】これにより、多孔質の筒部分を有する電極
を形成することができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図に基づいて説明する。
【0040】まずメモリセルアレイ領域内の構成につい
て説明する。図1は、本発明の一実施の形態における半
導体記憶装置のメモリセルアレイ領域内のメモリセルの
配置の様子を示す平面図である。また、図2と図3と
は、図1のA−A線、B−B線に沿う概略断面図であ
る。
【0041】まず図1を参照して、メモリセルアレイ領
域内では、複数のワード線9aと、このワード線9aと
直交するように複数のビット線15aとが配置されてお
り、これらのワード線9aとビット線15aとの交差部
付近にメモリセルが設けられている。
【0042】次に図2と図3とを参照して、メモリセル
は、MOSトランジスタ10aとキャパシタ5とからな
る1トランジスタ1キャパシタ型を有している。
【0043】MOSトランジスタ10aは、シリコン基
板11のトレンチ分離12によって分離された表面に形
成されている。このMOSトランジスタ10aは、1対
のソース/ドレイン領域7aと、ゲート絶縁層8aと、
ゲート電極層(ワード線)9aとを有している。1対の
ソース/ドレイン領域7aは、シリコン基板11の表面
に形成されており、ゲート電極層9aは、1対のソース
/ドレイン領域7aに挟まれる領域上にゲート絶縁層8
aを介在して形成されている。
【0044】このMOSトランジスタ10aを覆うよう
にシリコン窒化膜13と、たとえばシリコン酸化膜より
なる層間絶縁層14とが形成されている。層間絶縁層1
4上には、ビット線15aが形成されており、このビッ
ト線15aは、MOSトランジスタ10aのソース/ド
レイン領域7aに電気的に接続されている。このビット
線15aを覆うようにたとえばシリコン酸化膜よりなる
層間絶縁層16と、シリコン窒化膜17とが形成されて
いる。
【0045】この層間絶縁層14、16とシリコン窒化
膜13、17にはコンタクトホール19が形成されてお
り、コンタクトホール19の内壁面にはシリコン窒化膜
よりなる側壁絶縁層18が形成されている。またコンタ
クトホール19内はプラグ層2によって埋込まれてい
る。なお、このシリコン窒化膜18とプラグ層2とは、
シリコン窒化膜17の上面よりも上方へ突出している。
【0046】シリコン窒化膜17上にはキャパシタ5が
形成されている。キャパシタ5は、下部電極1と、キャ
パシタ誘電体膜3と、上部電極4とを有している。下部
電極1は、図4に示すように複数の孔1aを有するとと
もに、粗面化された表面を有している。また下部電極1
はプラグ層2を介在してMOSトランジスタ10aのソ
ース/ドレイン領域7aに電気的に接続されており、か
つシリコン窒化膜17の上面に接している。上部電極4
は、キャパシタ誘電体膜3を介在して下部電極1と対向
している。
【0047】キャパシタ5を覆うように、たとえばシリ
コン酸化膜よりなる層間絶縁層21が形成されている。
この層間絶縁層21上には、配線層22が形成されてお
り、かつこの配線層22を覆うように、たとえばシリコ
ン酸化膜よりなる層間絶縁層23が形成されている。
【0048】なお、図1〜図3において1つの下部電極
1の寸法L1 、L2 はたとえば0.86μm、0.36
μmであり、高さHは1.2μmである。また隣り合う
下部電極1の間の寸法L3 、L4 の双方はたとえば0.
1μmである。
【0049】次に周辺回路領域の構成について説明す
る。図5は、本発明の一実施の形態における半導体記憶
装置の周辺回路領域の構成を概略的に示す断面図であ
る。図5を参照して、周辺回路領域内には、メモリセル
を制御する素子などが形成されており、その素子には、
たとえばMOSトランジスタ10bが含まれている。
【0050】MOSトランジスタ10bは、シリコン基
板11のトレンチ分離12によって分離された表面に形
成されている。このMOSトランジスタ10bは、1対
のソース/ドレイン領域7bと、その1対のソース/ド
レイン領域7bの間に挟まれる領域上にゲート絶縁層8
bを介在して形成されたゲート電極層9bとを有してい
る。このMOSトランジスタ10bを覆うように層間絶
縁層14が形成されており、この層間絶縁層14上には
配線層15bが形成されており、この配線層15bを覆
うように層間絶縁層16が形成されている。
【0051】層間絶縁層16上には、周辺回路領域にの
み形成され、かつ上述の下部電極1による段差を緩和す
るための、たとえばシリコン酸化膜よりなる絶縁層2
0、6が積層して形成されている。この絶縁層6上に
は、層間絶縁層21が形成されている。この層間絶縁層
21上には、配線層22が形成され、この配線層22を
覆うように層間絶縁層23が形成されている。
【0052】次に、メモリセルアレイ領域と周辺回路領
域との境界部の構成について説明する。
【0053】図6は、本発明の一実施の形態における半
導体記憶装置のメモリセルアレイ領域と周辺回路領域と
の境界部の構成を概略的に示す断面図である。図6を参
照して、上述したようにメモリセルアレイ領域にはメモ
リセルを構成するMOSトランジスタ10aとキャパシ
タ5とが形成されており、周辺回路領域にはこのメモリ
セルを制御するためのたとえばMOSトランジスタ10
bが形成されている。
【0054】これらのMOSトランジスタ10a、10
bを覆う層間絶縁層14、16はメモリセルアレイ領域
と周辺回路領域との双方に延在しているが、シリコン窒
化膜13、17は実質的にメモリセルアレイ領域にのみ
形成されている。
【0055】また絶縁層20、6は周辺回路領域にのみ
形成され、かつメモリセルアレイ領域と周辺回路領域と
の境界部に位置する端面を有し、その端面は下部電極1
の外周面と対面するように配置されている。なお、絶縁
層20、6の端面は境界部に沿って延びている。
【0056】またキャパシタ誘電体膜3と上部電極層4
とは、絶縁層6の上面に一部乗り上げている。なお、メ
モリセルアレイ領域内であって、メモリセルアレイ領域
と周辺回路領域の境界部近傍には下部電極のダミーパタ
ーン1dが配置されている。
【0057】また層間絶縁層21、23はメモリセルア
レイ領域と周辺回路領域との双方に延在している。
【0058】次に、本発明の一実施の形態における半導
体記憶装置の製造方法について説明する。
【0059】図7〜図16、図17〜図26および図2
7〜図36は、本発明の一実施の形態における半導体記
憶装置の製造方法を工程順に示す図2、図3および図5
の各々に対応する断面図である。
【0060】まず図7、図17および図27を参照し
て、シリコン基板11にトレンチ分離12が形成された
後、メモリセルアレイ領域ではMOSトランジスタ10
aが、周辺回路領域ではMOSトランジスタ10bが各
々形成される。MOSトランジスタ10aを覆うように
シリコン窒化膜13が形成された後、メモリセルアレイ
領域と周辺回路領域との双方に層間絶縁層14が形成さ
れ、その上にビット線15aおよび配線層15bが形成
される。さらに層間絶縁層16が形成された後、メモリ
セルアレイ領域にシリコン窒化膜17が形成され、さら
に絶縁層20が形成される。
【0061】その後、絶縁層20の上面からソース/ド
レイン領域7aに達するコンタクトホール19が開口さ
れた後、コンタクトホール19の内壁面に沿うシリコン
窒化膜よりなる側壁絶縁層18が形成される。そして、
コンタクトホール19内を埋込むように、絶縁層20上
にたとえば不純物が導入された非晶質シリコン(以下、
ドープトアモルファスシリコンと称する)よりなる導電
層2が形成される。この導電層2にCl2 、SF6 を含
むガスでエッチバックが施される。
【0062】図8、図18および図28を参照して、こ
のエッチバックにより、導電層2はコンタクトホール1
9内を埋込むよう残存され、プラグ層となる。
【0063】図9、図19および図29を参照して、表
面全面を覆うようにたとえばシリコン酸化膜よりなる絶
縁層6が形成される。この絶縁層6の膜厚は、キャパシ
タ容量により決定される。
【0064】図10、図20および図30を参照して、
絶縁層6、20は、通常の写真製版技術およびエッチン
グ技術によりパターニングされる。このエッチングは、
たとえばC4 8 やCH2 2 を含むガスにより行なわ
れ、かつシリコン窒化膜17、18をエッチングストッ
パとして機能させるように行なわれる。これにより、絶
縁層6、20には下部電極用開口6aが形成され、下層
のシリコン窒化膜17の一部表面およびプラグ層2の上
面が露出する。このエッチングでは、シリコン窒化膜1
7、18がエッチングストッパとして働くため、下部電
極用開口6aがビット線15aに到達することはない。
【0065】図11、図21および図31を参照して、
絶縁層6の上面および下部電極用開口6aの内壁面に接
するように、たとえばドープトアモルファスシリコンよ
りなる導電層1が100〜1000Åの膜厚で形成され
る。この導電層1は、ドープトアモルファスシリコンを
直接成膜することで形成されてもよく、また不純物が含
まれていない非晶質シリコン(ノンドープトアモルファ
スシリコン)を形成した後に不純物を注入してドープト
アモルファスシリコンとすることで形成されてもよい。
【0066】図12、図22および図32を参照して、
たとえば圧力を1×10-4Torr、処理温度を600
℃以上620℃以下、処理時間を1分以上5分以下とし
て多孔質化・粗面化のための熱処理が施される。これに
より、導電層1は多孔質化・粗面化されて、多数の孔1
aが形成されるとともに表面に凹凸が形成される。
【0067】図13、図23および図33を参照して、
表面全面にフォトレジスト30が塗布される。この後、
このフォトレジスト30がポジ型の場合には露光した後
に現像が行なわれ、ネガ型の場合には露光せずに現像が
行なわれる。
【0068】図14、図24および図34を参照して、
この現像により、下部電極用開口6aの底部にのみフォ
トレジスト30が残存され、導電層1の上面が露出す
る。このようにフォトレジスト30を残す方法は、具体
的には以下のように行なうことができる。
【0069】フォトレジスト30がポジ型の場合、ある
程度感光された部分のみが現像により溶解除去される。
露光の際に、光学系の絞りを大きい状態で使用すると、
図37に示すようにフォトレジストの表面に対して垂直
に入射する光1Aと斜めに入射する光2A、3A、4A
とによりフォトレジスト30が感光されることになる。
このように斜めに入射する光2A、3A、4Aの割合が
大きいと、フォトレジスト30の表面から比較的浅い領
域は現像により溶解除去可能な程度に感光させることが
できるが、比較的深い領域はその程度にまで感光されな
い。このような状態で、フォトレジスト30を現像する
と、下部電極用開口6aの底部にのみフォトレジスト3
0が残存されることになる。
【0070】なお、光学系の絞りを小さくすると、図3
8に示すように、フォトレジスト30の表面に対して垂
直に入射する光1Aの割合が大きくなる。このため、フ
ォトレジスト30の表面近傍のみならず、深い部分まで
も、現像により溶解除去可能な程度にまでフォトレジス
ト30を感光させることができる。したがって、この場
合には、現像によりすべてのフォトレジスト30を溶解
除去することができる。
【0071】また、露光せずとも現像によりフォトレジ
スト30を溶解除去することができる。このため、その
現像時の溶解量を制御することにより、下部電極用開口
6aの底部にのみフォトレジスト30を残存させること
ができる。この場合、フォトレジスト30は、ポジ型、
ネガ型のいずれでもよい。
【0072】このような方法をとることで、マスクを用
いることなく、下部電極用開口6aの底部にのみフォト
レジスト30を残存させることができる。
【0073】上記のようにフォトレジスト30を残存さ
せた状態で、導電層1が、Cl2 、SF6 を含むガスに
より異方性エッチングされる。これにより、絶縁層6の
上面に位置する導電層1のみが除去されるとともに下部
電極用開口6a内の導電層1は残存されて、筒部分を有
する下部電極1が形成される。また、メモリセルアレイ
領域および周辺回路領域の双方において絶縁層6の上面
が露出する。この後、下部電極用開口6aの底部に残存
されたフォトレジスト30がアッシングにより除去され
る。
【0074】この後、絶縁層20、6を除去するため
に、表面全面に等方性エッチング(たとえばウェットエ
ッチング)が施される。このエッチングに際しては、下
部電極用開口6a内に入ったエッチング液が下部電極1
の孔1aを通じて下部電極1の外周側ヘ到達すること
で、絶縁層20、6が図中横方向からエッチング除去さ
れることになる。このため、絶縁層20、6の幅(隣り
合う下部電極1間の寸法L 3 、L4 )の0.5倍以上2
倍以下程度のエッチング量により、下部電極1間の絶縁
層20、6を完全に除去することができる。つまり、図
中縦方向に絶縁層20、6を除去する場合よりもエッチ
ング量を格段に小さくすることができる。
【0075】このエッチングの際には、シリコン窒化膜
17、18がエッチングのバリアとなるため、このエッ
チングにより層間絶縁層16が除去されることは防止さ
れる。
【0076】図15、図25および図35を参照して、
このエッチングにより、メモリセルアレイ領域内では隣
り合う下部電極1間の絶縁層20、6が完全に除去さ
れ、周辺回路領域内では絶縁層6の上面が若干除去され
る。つまり、このエッチングでは縦方向の膜減りを小さ
くできるため、周辺回路領域内において絶縁層6を保護
するマスクは不要となる。
【0077】図16、図26および図36を参照して、
キャパシタ誘電体膜3が形成された後、たとえば不純物
が導入されたシリコンよりなる上部電極4が形成され、
キャパシタ5が完成する。なお、周辺回路領域に形成さ
れたキャパシタ誘電体膜3と上部電極4との大部分は、
エッチングにより除去される。
【0078】この後、層間絶縁層21、配線層22、層
間絶縁層23などが形成されて図1〜図6に示す半導体
記憶装置が完成する。
【0079】次に、下部電極1の孔1aの分布状態につ
いて説明する。図39に示すように隣り合う下部電極1
間の寸法がたとえば0.1μmの場合には、下部電極1
に設けられた孔1aからエッチング液が等方的に0.1
μm染み込む程度のエッチングが行なわれる。この場
合、下部電極1の外周側の絶縁層をすべて除去するに
は、図40に示すように、0.1×√2μm=0.14
1μmごとに1つの孔1aがあればよいことになる。
【0080】また図41に示すように下部電極1の縦・
横の寸法が0.86μm、0.36μmの場合、下部電
極1の外周長は(0.86+0.36)×2=2.44
μmである。0.141μmごとに1つの孔1aが必要
であるため、下部電極1の外周に沿って17(=2.4
4÷0.141)個の孔1aがあれば、隣り合う下部電
極1間の絶縁層をすべて除去することができる。
【0081】また図42に示すように下部電極1の高さ
が1.2μmの場合、0.141μmごとに1つの孔1
aが必要であるため、高さ方向に8.5(=1.2÷
0.141)個の孔1aがあれば、隣り合う下部電極1
間の絶縁層をすべて除去することができる。
【0082】以上より、次のことが導き出せる。隣り合
う下部電極1の間の寸法をLA 、下部電極1の外周長を
B 、下部電極層1の高さをHとすると、LB /(√2
×LA )個以上の孔1aが下部電極1の外周に沿ってあ
り、かつH/(√2×LA )個以上の孔1aが下部電極
1の高さ方向に沿ってあれば、隣り合う下部電極1間の
絶縁層をすべて除去することが可能となる。つまり、下
部電極1の全体に、(LB ×H)/(√2×LA 2
以上の孔1aがあればよい。
【0083】次に、多孔質の下部電極層1を作るための
熱処理条件について考察する。図43は、多孔質化・粗
面化のための熱処理をドープトアモルファスシリコンに
施した場合の粗面化の進行の様子を示す図である。図4
3を参照して、熱処理を施すとドープトアモルファスシ
リコンよりなる導電層1の表面に核1eが形成され(図
43a)、この核1eが成長するとともに導電層1の粗
面化が進む(図43b)。さらに核1eの成長が進むと
導電層1に孔1aが生じるが(図43c)、核1eが成
長しすぎると核1e同士がくっついてしまい、孔がなく
なってしまう(図43d)。
【0084】このような粗面化の進行と熱処理条件との
関係を調べたところ、図44に示す結果となった。つま
り、熱処理温度が600℃以上620℃以下で、かつ熱
処理時間が1分以上5分以下の場合には、図43cに示
すように良好に孔1aが形成されるとともに、粗面化率
が2.0以上となった。これに対して、熱処理温度が6
00℃より小さいまたは熱処理時間が1分より短い場合
には、図43bに示すように、粗面化の進行が十分でな
く、まだ孔が形成されない状態であった。また熱処理温
度が620℃より高いまたは熱処理時間が5分より長い
場合には、図43dに示すように核が成長しすぎること
により孔がなくなってしまった。
【0085】したがって、多孔質化・粗面化のための好
ましい熱処理条件は、熱処理温度が600℃以上620
℃以下で、かつ熱処理時間が1分以上5分以下であるこ
とがわかった。
【0086】本実施の形態では、図6に示すように、周
辺回路領域に段差を緩和するための絶縁層6、20を設
けたことにより、メモリセルアレイ領域と周辺回路領域
との段差S1 が緩和される。具体的には、この段差S1
は上部電極4とキャパシタ誘電体膜3との厚みの和程度
となる。このように、従来例に比較してメモリセルアレ
イ領域と周辺回路領域との段差S1 を低減することがで
きるため、この絶縁層21上で導電層22のパターニン
グを行なっても段差に残渣が生じにくくなるなど、後工
程のプロセスマージンの低下を抑制できる。
【0087】また図14(図24)から図15(図2
5)のプロセスで、下部電極用開口6a内に入ったエッ
チング液が下部電極1の孔1aから外周側へ到達し、そ
れにより下部電極1の外周側の絶縁層20、6をエッチ
ング除去することができる。つまり、下部電極1の外周
側の絶縁層20、6は内周側から外周側への横方向への
エッチングにより除去される。このため、下部電極1の
外周側の絶縁層20、6の除去したい幅分だけエッチン
グをすればよく、下部電極1の縦方向の高さ分のエッチ
ングを施す必要はない。よって、このエッチングでの縦
方向の膜減りを少なくすることができるため、このエッ
チングの際には、図34と図35とに示すように周辺回
路領域の絶縁層6上にはマスクを設ける必要はない。し
たがって、自己整合的なエッチングにより、隣り合う下
部電極1間の絶縁層20、6を除去することが可能とな
る。
【0088】また下部電極1の外周側の絶縁層20、6
を除去することができるため、下部電極1の外周側もキ
ャパシタとして利用することができ、容量の増加を図る
ことができる。
【0089】なお、本実施の形態では、DRAMについ
て説明したが、これに限られず、本発明をたとえばeR
AM(embedded DRAM )のようにDRAMとLogic とが
混載された半導体装置に適用することも可能であり、ま
たこれに限られずDRAMを搭載した半導体装置であれ
ばいかなるものにも適用することができる。
【0090】また、本実施の形態では、スタックト型セ
ルでCOB(Copacitor over Bitline)構造に本発明を
適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定
されるものではない。
【0091】また、絶縁層6と20とは異なる材質から
なっていてもよい。今回開示された実施の形態はすべて
の点で例示であって制限的なものではないと考えられる
べきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特
許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の
意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意
図される。
【0092】
【発明の効果】本発明の半導体記憶装置では、絶縁層を
周辺回路領域にのみ設けたため、この絶縁層の厚み分だ
け、メモリセルアレイ領域と周辺回路領域との段差を緩
和することができる。このため、後工程のプロセスマー
ジンの低下を防止することができる。
【0093】上記の半導体記憶装置において好ましく
は、絶縁層は、メモリセルアレイ領域と周辺回路領域と
の境界部に沿って延びる端面を有し、かつその端面は筒
状電極の外周面と対面するよう配置されている。このよ
うに絶縁層を配置することにより、筒状電極による段差
を緩和することができる。
【0094】上記の半導体記憶装置において好ましく
は、筒状電極の下面に接するようにメモリセルアレイ領
域に形成された第1のシリコン窒化膜がさらに備えられ
ている。これにより、第1のシリコン窒化膜がエッチン
グストッパとして働くため、エッチングの制御が容易と
なる。
【0095】上記の半導体記憶装置において好ましく
は、主表面に導電領域を有する半導体基板と、主表面上
に形成されかつ導電領域に達するコンタクトホールを有
する第2の絶縁層と、コンタクトホールの壁面に接して
形成された第2のシリコン窒化膜とがさらに備えられて
いる。この筒状電極がコンタクトホールを通じて導電領
域と電気的に接続されている。これにより、筒状電極を
導電領域に良好に接続させることができる。
【0096】上記の半導体記憶装置において好ましく
は、誘電体膜を介在して筒状電極に対向することで筒状
電極とともにキャパシタを構成する他方電極がさらに備
えられている。これにより、メモリセルを構成するキャ
パシタを得ることができる。
【0097】上記の半導体記憶装置において好ましく
は、導電領域は絶縁ゲート型電界効果トランジスタのソ
ース/ドレイン領域である。これにより、メモリセルを
構成するメモリトランジスタとしての絶縁ゲート型電界
効果トランジスタを得ることができる。
【0098】本発明の半導体記憶装置の製造方法では、
筒部分の内周領域から外周領域へエッチング液を通すこ
とにより筒部分の外周側の絶縁層が除去される。つま
り、筒部分の外周側の絶縁層は内周側から外周側への横
方向のエッチングにより除去される。このため、筒部分
の外周側の絶縁層の除去したい幅分だけエッチングをす
ればよく、筒部分の縦方向の高さ分のエッチングを施す
必要はない、よって、エッチングによる縦方向の膜減り
を少なくすることができるため、このエッチング時に周
辺回路領域上にマスクを設ける必要はなく、自己整合的
なエッチングが可能となる。
【0099】上記の製造方法において好ましくは、エッ
チング除去は等方性エッチングにより行なわれる。これ
により、エッチング液を筒部分の内周領域から外周領域
へ通すことができる。
【0100】上記の製造方法において好ましくは、誘電
体膜を介して筒部分の内周面および外周面の双方に対向
するように他方電極を形成する工程がさらに備えられて
いる。これにより、メモリセルを構成するキャパシタを
製造することができる。
【0101】上記の製造方法において好ましくは、多孔
質の筒部分を有する導電層を形成する工程は、開口の内
壁面上および絶縁層の上面上に多孔質の導電層を形成す
る工程と、開口の底部にのみレジストを形成する工程
と、レジストを残した状態で導電層を異方的にエッチン
グすることにより、絶縁層の上面上の導電層を除去する
とともに開口内の導電層を残す工程とを有している。こ
れにより、多孔質の筒部分を有する導電層を形成するこ
とができる。
【0102】上記の製造方法において好ましくは、開口
の底部にのみレジストを形成する工程は、全面にポジ型
のレジストを塗布する工程と、レジストの上面から比較
的浅い部分を現像により除去可能な程度に感光させると
ともに、比較的深い部分を現像により除去不可能な程度
に感光させる工程と、感光されたレジストを現像する工
程とを有している。これにより、ポジ型のレジストを用
いて開口の底部にのみレジストを残すことができる。
【0103】上記の製造方法において好ましくは、開口
の底部にのみレジストを形成する工程は、全面にレジス
トを塗布する工程と、レジストの上面から比較的浅い部
分のみを除去し、かつ比較的深い部分を残すようにレジ
ストを現像する工程とを有している。これにより、ネガ
型、ポジ型のいずれかのレジストを用いて、開口の底部
にのみレジストを残すことができる。
【0104】上記の製造方法において好ましくは、多孔
質の導電層を形成する工程は、導電層を形成した後に、
600℃以上620℃以下の温度で1分以上5分以下の
条件で多孔質化・粗面化のための熱処理を施す工程を有
している。これにより、多孔質の筒部分を有する電極を
形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態における半導体記憶装
置におけるメモリセルアレイ領域の構成を示す概略平面
図である。
【図2】 図1のA−A線に沿う概略断面図である。
【図3】 図1のB−B線に沿う概略断面図である。
【図4】 本発明の一実施の形態における半導体記憶装
置の下部電極の構成を概略的に示す斜視図である。
【図5】 本発明の一実施の形態における半導体記憶装
置の周辺回路領域における概略断面図である。
【図6】 本発明の一実施の形態における半導体記憶装
置のメモリセルアレイ領域と周辺回路領域との境界部分
を示す概略断面図である。
【図7】 本発明の一実施の形態における半導体記憶装
置の製造方法の第1工程を示す図1のA−A線に沿う概
略断面図である。
【図8】 本発明の一実施の形態における半導体記憶装
置の製造方法の第2工程を示す図1のA−A線に沿う概
略断面図である。
【図9】 本発明の一実施の形態における半導体記憶装
置の製造方法の第3工程を示す図1のA−A線に沿う概
略断面図である。
【図10】 本発明の一実施の形態における半導体記憶
装置の製造方法の第4工程を示す図1のA−A線に沿う
概略断面図である。
【図11】 本発明の一実施の形態における半導体記憶
装置の製造方法の第5工程を示す図1のA−A線に沿う
概略断面図である。
【図12】 本発明の一実施の形態における半導体記憶
装置の製造方法の第6工程を示す図1のA−A線に沿う
概略断面図である。
【図13】 本発明の一実施の形態における半導体記憶
装置の製造方法の第7工程を示す図1のA−A線に沿う
概略断面図である。
【図14】 本発明の一実施の形態における半導体記憶
装置の製造方法の第8工程を示す図1のA−A線に沿う
概略断面図である。
【図15】 本発明の一実施の形態における半導体記憶
装置の製造方法の第9工程を示す図1のA−A線に沿う
概略断面図である。
【図16】 本発明の一実施の形態における半導体記憶
装置の製造方法の第10工程を示す図1のA−A線に沿
う概略断面図である。
【図17】 本発明の一実施の形態における半導体記憶
装置の製造方法の第1工程を示す図1のB−B線に沿う
概略断面図である。
【図18】 本発明の一実施の形態における半導体記憶
装置の製造方法の第2工程を示す図1のB−B線に沿う
概略断面図である。
【図19】 本発明の一実施の形態における半導体記憶
装置の製造方法の第3工程を示す図1のB−B線に沿う
概略断面図である。
【図20】 本発明の一実施の形態における半導体記憶
装置の製造方法の第4工程を示す図1のB−B線に沿う
概略断面図である。
【図21】 本発明の一実施の形態における半導体記憶
装置の製造方法の第5工程を示す図1のB−B線に沿う
概略断面図である。
【図22】 本発明の一実施の形態における半導体記憶
装置の製造方法の第6工程を示す図1のB−B線に沿う
概略断面図である。
【図23】 本発明の一実施の形態における半導体記憶
装置の製造方法の第7工程を示す図1のB−B線に沿う
概略断面図である。
【図24】 本発明の一実施の形態における半導体記憶
装置の製造方法の第8工程を示す図1のB−B線に沿う
概略断面図である。
【図25】 本発明の一実施の形態における半導体記憶
装置の製造方法の第9工程を示す図1のB−B線に沿う
概略断面図である。
【図26】 本発明の一実施の形態における半導体記憶
装置の製造方法の第10工程を示す図1のB−B線に沿
う概略断面図である。
【図27】 本発明の一実施の形態における半導体記憶
装置の製造方法の第1工程を示す周辺回路領域の概略断
面図である。
【図28】 本発明の一実施の形態における半導体記憶
装置の製造方法の第2工程を示す周辺回路領域の概略断
面図である。
【図29】 本発明の一実施の形態における半導体記憶
装置の製造方法の第3工程を示す周辺回路領域の概略断
面図である。
【図30】 本発明の一実施の形態における半導体記憶
装置の製造方法の第4工程を示す周辺回路領域の概略断
面図である。
【図31】 本発明の一実施の形態における半導体記憶
装置の製造方法の第5工程を示す周辺回路領域の概略断
面図である。
【図32】 本発明の一実施の形態における半導体記憶
装置の製造方法の第6工程を示す周辺回路領域の概略断
面図である。
【図33】 本発明の一実施の形態における半導体記憶
装置の製造方法の第7工程を示す周辺回路領域の概略断
面図である。
【図34】 本発明の一実施の形態における半導体記憶
装置の製造方法の第8工程を示す周辺回路領域の概略断
面図である。
【図35】 本発明の一実施の形態における半導体記憶
装置の製造方法の第9工程を示す周辺回路領域の概略断
面図である。
【図36】 本発明の一実施の形態における半導体記憶
装置の製造方法の第10工程を示す周辺回路領域の概略
断面図である。
【図37】 光学系の絞りを大きくした場合の光の様子
を示す図である。
【図38】 光学系の絞りを小さくした場合の光の様子
を示す図である。
【図39】 下部電極に設けた孔からエッチング液がし
み込む様子を示す図である。
【図40】 下部電極の外周側の絶縁層をすべて除去す
るための孔の配置を説明するための図である。
【図41】 複数個の下部電極の平面レイアウトを示す
図である。
【図42】 下部電極の高さを説明するための図であ
る。
【図43】 粗面化の進行の様子を説明するための図で
ある。
【図44】 熱処理条件と粗面化率との関係を示す図で
ある。
【図45】 一般的なDRAMのブロック図である。
【図46】 従来の半導体記憶装置の構成を概略的に示
す断面図である。
【符号の説明】
1 下部電極、2 プラグ層、3 キャパシタ誘電体
膜、4 上部電極、5キャパシタ、6 絶縁層、20
絶縁層。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のメモリセルを含むメモリセルアレ
    イ領域と、前記メモリセルを制御する素子を含む周辺回
    路領域とを有する半導体記憶装置であって、 前記メモリセルに含まれ、かつ多孔質の筒部分を有する
    筒状電極と、 前記筒状電極による段差を緩和するために前記周辺回路
    領域にのみ形成された絶縁層とを備えた、半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 前記絶縁層は、前記メモリセルアレイ領
    域と前記周辺回路領域との境界部に位置する端面を有
    し、かつ前記端面が前記筒状電極の外周面と対面するよ
    うに配置されている、請求項1に記載の半導体記憶装
    置。
  3. 【請求項3】 前記筒状電極の下面に接するように前記
    メモリセルアレイ領域に形成された第1のシリコン窒化
    膜をさらに備えた、請求項1または2に記載の半導体記
    憶装置。
  4. 【請求項4】 主表面に導電領域を有する半導体基板
    と、 前記主表面上に形成され、かつ前記導電領域に達するコ
    ンタクトホールを有する第2の絶縁層と、 前記コンタクトホールの壁面に接して形成された第2の
    シリコン窒化膜とをさらに備え、 前記筒状電極は前記コンタクトホールを通じて前記導電
    領域と電気的に接続されている、請求項1〜3のいずれ
    かに記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 誘電体膜を介在して前記筒状電極に対向
    することで前記筒状電極とともにキャパシタを構成する
    他方電極をさらに備えた、請求項1〜4のいずれかに記
    載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記導電領域は、絶縁ゲート型電界効果
    トランジスタのソース/ドレイン領域である、請求項4
    に記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 複数のメモリセルを含むメモリセルアレ
    イ領域と、前記メモリセルを制御する素子を含む周辺回
    路領域とを有する半導体記憶装置の製造方法であって、 前記メモリセルアレイ領域と前記周辺回路領域との双方
    に形成され、かつ前記メモリセルアレイ領域に開口を有
    する絶縁層を形成する工程と、 前記開口の内壁面に沿った多孔質の筒部分を有する導電
    層を形成する工程と、 前記筒部分の内周領域から外周領域へ前記導電層の孔を
    通じてエッチング液を通すことで、前記筒部分の外周側
    に位置する前記絶縁層をエッチング除去する工程とを備
    えた、半導体記憶装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記エッチング除去は等方性エッチング
    により行なわれる、請求項7に記載の半導体記憶装置の
    製造方法。
  9. 【請求項9】 誘電体膜を介して前記筒部分の内周面お
    よび外周面の双方に対向するように他方電極を形成する
    工程をさらに備えた、請求項7または8に記載の半導体
    記憶装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 多孔質の前記筒部分を有する前記導電
    層を形成する工程は、 前記開口の内壁面上および前記絶縁層の上面上に多孔質
    の導電層を形成する工程と、 前記開口の底部にのみレジストを形成する工程と、 前記レジストを残した状態で前記導電層を異方的にエッ
    チングすることにより、前記絶縁層の上面上の前記導電
    層を除去するとともに前記開口内の前記導電層を残す工
    程とを有する、請求項7〜9のいずれかに記載の半導体
    記憶装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記開口の底部にのみレジストを形成
    する工程は、 全面にポジ型の前記レジストを塗布する工程と、 前記レジストの上面から比較的浅い部分を現像により除
    去可能な程度に感光させるとともに、比較的深い部分を
    現像により除去不可能な程度に感光させる工程と、 感光された前記レジストを現像する工程とを有する、請
    求項10に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記開口の底部にのみレジストを形成
    する工程は、 全面に前記レジストを塗布する工程と、 前記レジストの上面から比較的浅い部分のみを除去し、
    かつ比較的深い部分を残すように前記レジストを現像す
    る工程とを有する、請求項10に記載の半導体記憶装置
    の製造方法。
  13. 【請求項13】 多孔質の前記導電層を形成する工程
    は、 前記導電層を形成した後に、600℃以上620℃以下
    の温度で1分以上5分以下の条件で多孔質化・粗面化の
    ための熱処理を施す工程を有する、請求項7に記載の半
    導体記憶装置の製造方法。
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