JPH10163441A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH10163441A
JPH10163441A JP8316302A JP31630296A JPH10163441A JP H10163441 A JPH10163441 A JP H10163441A JP 8316302 A JP8316302 A JP 8316302A JP 31630296 A JP31630296 A JP 31630296A JP H10163441 A JPH10163441 A JP H10163441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polycrystalline silicon
oxide film
depositing
etching
resist pattern
Prior art date
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Pending
Application number
JP8316302A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihito Uno
彰人 宇野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DRAMのセル形成プロセスにおいて、工程
数の増加なしに容量を増大させる。 【解決手段】 容量蓄積部に第1の多結晶シリコン7を
堆積し、酸化膜8をパターニングした後、第2の多結晶
シリコン11を堆積する。この第2の多結晶シリコン11を
エッチバックする際に、側壁保護性の強い条件でエッチ
ングすることにより、一重円筒セルと同じ工程数で二重
円筒セル14を形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製造方
法に関し、特に、DRAMにおいて工程数の増加なく容
量を増大させることを目的とする半導体装置の製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のスタック型DRAMの二重
円筒セルの製造方法を示す模式断面図である。図4(a)
に示すように、p型シリコン基板1上にワード線2を形
成し、層間絶縁膜3を堆積した後、ビット線4を形成す
る。次に、層間絶縁膜5および窒化硅素膜6を堆積した
後、蓄積容量コンタクト10を形成する。次に、第1の多
結晶シリコン7を堆積した後、酸化膜8を堆積し、レジ
ストパターン9を形成する。次に、図4(b)に示すよう
に、レジストパターン9をマスクとして酸化膜8をエッ
チングし、第2の多結晶シリコン11を堆積する。次に、
図4(c)に示すように、第2の多結晶シリコン11をエッ
チバックし、酸化膜12を堆積する。次に、図4(d)に示
すように、酸化膜12をエッチバックし、さらに第1の多
結晶シリコン7をエッチングした後、第3の多結晶シリ
コン13を堆積する。次に、図4(e)に示すように、第3
の多結晶シリコン13をエッチバックし、ウエットエッチ
により、酸化膜8および酸化膜12を除去することによっ
て第2および第3の多結晶シリコン11および13よりなる
二重円筒セル14を形成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
製造方法では、二重の円筒セルを個別に形成するため、
工程数が増大するという課題を有していた。本発明は、
一重円筒セルと同じ工程数で二重円筒セルを形成するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の半導体装置の製造方法は、第2の多結晶シリ
コンのエッチバックを側壁保護性の強いエッチング条件
で行う。これにより、一重円筒セルと同じ工程数で二重
円筒セルを形成することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
蓄積容量部の酸化膜をパターニングし、第2の多結晶シ
リコンを堆積した後、側壁保護性の強い条件でエッチバ
ックするとしたものである。これにより、酸化膜および
第2の多結晶シリコンの側壁に側壁保護膜(SiBrx
y)が形成される。この側壁保護膜は酸化膜であるため、
多結晶シリコンのエッチング条件ではエッチングされな
い。したがって、この側壁保護膜をマスクとしてその真
下にある第1および第2の多結晶シリコンはエッチング
されず、さらに、側壁保護膜性の強いエッチング条件の
ため順テーパー状にエッチングされる。これは、酸化膜
側壁の側壁保護膜の下と第2の多結晶シリコン側壁の側
壁保護膜の下とに形成されるため二重の円筒セルに形成
されるという作用を有する。
【0006】本発明の請求項2記載の発明は、蓄積容量
部の酸化膜をパターニングし、第1の多結晶シリコンを
エッチングする。次に、第2の多結晶シリコンを堆積し
た後、側壁保護性の強い条件でエッチバックするもので
ある。これにより、二重の円筒セルが形成されるのは請
求項1記載の発明と同様であるが、外側へは第2の多結
晶シリコンのみが順テーパーにエッチングされるため、
微細な蓄積容量部を形成できるという作用を有する。
【0007】本発明の請求項3記載の発明は、蓄積容量
部の酸化膜をパターニングし、レジストパターンを除
去,洗浄した後、酸化膜をマスクとして第1の多結晶シ
リコンをエッチングする。次に、第2の多結晶シリコン
を堆積した後、側壁保護性の強い条件でエッチバックす
るものである。これにより、酸化膜をマスクとして第1
の多結晶シリコンをエッチングする際、酸化膜側壁のデ
ポ物が洗浄により除去されているため、微細な加工が可
能となる。さらに、二重の円筒セルが形成されるのは請
求項1記載の発明と同様であるが、外側へは第2の多結
晶シリコンのみが順テーパー状にエッチングされている
ので、より微細な蓄積容量部を形成できるという作用を
有する。
【0008】以下本発明の各実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。
【0009】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1における半導体装置の製造方法を示す模式断面図
である。図1(a)に示すように、p型シリコン基板1上
にワード線2を形成し、層間絶縁膜3を堆積した後、ビ
ット線4を形成する。次に、層間絶縁膜5および窒化硅
素膜6を堆積した後、蓄積容量コンタクト10を形成す
る。次に、第1の多結晶シリコン7を堆積した後、酸化
膜8を堆積し、レジストパターン9を形成する。
【0010】次に、図1(b)に示すように、レジストパ
ターン9をマスクとして酸化膜8をエッチングし、第2
の多結晶シリコン11を堆積する。次に、図1(c)に示す
ように、前記酸化膜8上に第2の多結晶シリコン11をエ
ッチバックする際に、HCl/HBr/O2=20/60
/1sccm,180mTorr,300Wという側壁保護性の強い条
件でエッチバックする。次に、図1(d)に示すように、
2O:HF=5:1のウエットエッチより、酸化膜8
を除去することによって二重円筒セル14を形成する。
【0011】以上のように本実施の形態によれば、第2
の多結晶シリコン11のエッチバックを側壁保護性の強い
条件で行うことにより、一重円筒セルと同じ工程数で二
重円筒セルを形成することができる。
【0012】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態2における半導体装置の製造方法を示す模式断面図
である。図2(a)に示すように、p型シリコン基板1上
にワード線2を形成し、層間絶縁膜3を堆積した後、ビ
ット線4を形成する。次に、層間絶縁膜5および窒化硅
素膜6を堆積した後、蓄積容量コンタクト10を形成す
る。次に、第1の多結晶シリコン7を堆積した後、酸化
膜8を堆積し、レジストパターン9を形成する。
【0013】次に、図2(b)に示すように、レジストパ
ターン9をマスクとして酸化膜8および第1の多結晶シ
リコン7をエッチングし、図2(c)に示すように前記酸
化膜8上に第2の多結晶シリコン11を堆積する。次に、
図2(c)に示すように、第2の多結晶シリコン11をエッ
チバックする際に、HCl/HBr/O2=20/60/
1sccm,180mTorr,300Wという側壁保護性の強い条件
でエッチバックする。次に、図2(e)に示すように、H2
O:HF=5:1のウエットエッチにより、酸化膜8を
除去することによって二重円筒セル14を形成する。
【0014】以上のように本実施の形態によれば、蓄積
容量部の酸化膜をエッチング後、その下の多結晶シリコ
ンもエッチングするため、第2の多結晶シリコンのエッ
チバック時に、外側に順テーパーになる量が少なくなる
ため、微細な蓄積容量の形成ができる。
【0015】(実施の形態3)図3は、本発明の実施の
形態3における半導体装置の製造方法を示す模式断面図
である。図3(a)に示すように、p型シリコン基板1上
にワード線2を形成し、層間絶縁膜3を堆積した後、ビ
ット線4を形成する。次に、層間絶縁膜5および窒化硅
素膜6を堆積した後、蓄積容量コンタクト10を形成す
る。次に、第1の多結晶シリコン7を堆積した後、酸化
膜8を堆積し、レジストパターン9を形成する。
【0016】次に、図3(b)に示すように、レジストパ
ターン9をマスクとして酸化膜8をエッチングし、レジ
ストパターン9を除去し、洗浄した後、第1の多結晶シ
リコン7をエッチングする。次に、図3(c)に示すよう
に、酸化膜8上に第2の多結晶シリコン11を堆積する。
次に、図3(d)に示すように、第2の多結晶シリコン11
をエッチバックする際、HCl/HBr/O2=20/6
0/1sccm,180mTorr,300Wという側壁保護性の強い
条件でエッチバックする。次に、図3(e)に示すよう
に、H2O:HF=5:1のウエットエッチにより、酸
化膜8を除去することによって二重円筒セル14を形成す
る。
【0017】以上のように本実施の形態によれば、蓄積
容量部の酸化膜をエッチング後、レジストを除去,洗浄
後その下の第1の多結晶シリコンをエッチングするた
め、酸化膜側壁のデポ物による寸法シフトがないため、
より微細な蓄積容量の形成ができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は第2の多結
晶シリコンのエッチバックを側壁保護性の強いエッチン
グ条件で行うことにより、工程数の増加なしに容量を増
大することができる優れた半導体装置を実現できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における半導体措置の製
造方法を示す模式断面図である。
【図2】本発明の実施の形態2における半導体措置の製
造方法を示す模式断面図である。
【図3】本発明の実施の形態3における半導体措置の製
造方法を示す模式断面図である。
【図4】従来の半導体装置の製造方法を示す模式断面図
である。
【符号の説明】
1…p型シリコン基板、 2…ワード線、 3,5…層
間絶縁膜、 4…ビット線、 6…窒化硅素膜、 7…
第1の多結晶シリコン、 8,12…酸化膜、 9…レジ
ストパターン、 10…蓄積容量コンタクト、 11…第2
の多結晶シリコン、 13…第3の多結晶シリコン、 14
…二重円筒セル。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の多結晶シリコンを堆積する工程
    と、前記第1の多結晶シリコン上に酸化膜を堆積する工
    程と、前記酸化膜上にレジストパターンを形成し、前記
    酸化膜をエッチングする工程と、前記酸化膜上に第2の
    多結晶シリコンを堆積する工程と、前記第2の多結晶シ
    リコンを側壁保護性の強い条件でエッチバックする工程
    とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 第1の多結晶シリコンを堆積する工程
    と、前記第1の多結晶シリコン上に酸化膜を堆積する工
    程と、前記酸化膜上にレジストパターンを形成し、前記
    酸化膜および前記第1の多結晶シリコンをエッチングす
    る工程と、前記酸化膜上に第2の多結晶シリコンを堆積
    する工程と、前記第2の多結晶シリコンを側壁保護性の
    強い条件でエッチバックする工程とを含むことを特徴と
    する半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 第1の多結晶シリコンを堆積する工程
    と、前記第1の多結晶シリコン上に酸化膜を堆積する工
    程と、前記酸化膜上にレジストパターンを形成し、前記
    酸化膜をエッチングする工程と、前記レジストパターン
    を除去し洗浄した後に、前記第1の多結晶シリコンをエ
    ッチングする工程と、前記酸化膜上に第2の多結晶シリ
    コンを堆積する工程と、前記第2の多結晶シリコンを側
    壁保護性の強い条件でエッチバックする工程とを含むこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
JP8316302A 1996-11-27 1996-11-27 半導体装置の製造方法 Pending JPH10163441A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6462369B1 (en) 1999-05-12 2002-10-08 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor memory cell with porous cylindrical electrode

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6462369B1 (en) 1999-05-12 2002-10-08 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor memory cell with porous cylindrical electrode
US6541337B2 (en) 1999-05-12 2003-04-01 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Semiconductor memory device and manufacturing method thereof

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