JPH056974A - 半導体記憶装置のメモリセル構造およびその製造方法 - Google Patents
半導体記憶装置のメモリセル構造およびその製造方法Info
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- JPH056974A JPH056974A JP3156863A JP15686391A JPH056974A JP H056974 A JPH056974 A JP H056974A JP 3156863 A JP3156863 A JP 3156863A JP 15686391 A JP15686391 A JP 15686391A JP H056974 A JPH056974 A JP H056974A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高集積化に適したダイナミック型半導体記憶
装置のメモリセル構造およびその製造方法を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 この発明にかかる半導体記憶装置のメモリセ
ル構造は、主面を有する半導体基板と、半導体基板の主
面上に形成され、キャパシタの下部電極の一部を構成す
る第1の導電体と、筒状の形状を有し、その端部が第1
の導電体の周辺上で第1の導電体と接続してキャパシタ
の下部電極の他の一部を構成する第2の導電体と、第1
の導電体の表面であって半導体基板側と反対側の面と、
第2の導電体の表面との上を覆うように形成される絶縁
膜と、絶縁膜上に形成され、キャパシタの上部電極を構
成する第3の導電体とを備えたものである。
装置のメモリセル構造およびその製造方法を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 この発明にかかる半導体記憶装置のメモリセ
ル構造は、主面を有する半導体基板と、半導体基板の主
面上に形成され、キャパシタの下部電極の一部を構成す
る第1の導電体と、筒状の形状を有し、その端部が第1
の導電体の周辺上で第1の導電体と接続してキャパシタ
の下部電極の他の一部を構成する第2の導電体と、第1
の導電体の表面であって半導体基板側と反対側の面と、
第2の導電体の表面との上を覆うように形成される絶縁
膜と、絶縁膜上に形成され、キャパシタの上部電極を構
成する第3の導電体とを備えたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体装置に関し、特
にダイナミック型半導体記憶装置のメモリセル構造およ
びその製造方法に関するものである。
にダイナミック型半導体記憶装置のメモリセル構造およ
びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年半導体記憶装置の進歩は目覚まし
く、ダイナミック型ランダムアクセスメモリ(DRA
M)においても、その記憶特性を低下させずに高集積化
を図る試みが種々なされてきている。
く、ダイナミック型ランダムアクセスメモリ(DRA
M)においても、その記憶特性を低下させずに高集積化
を図る試みが種々なされてきている。
【0003】図15は一般のDRAMの構成の一例を示
すブロック図である。図を参照して、メモリセルアレイ
101には複数のワード線および複数のビット線が互い
に交差するように配置されており、それらのワード線と
ビット線との各交点にメモリセルが設けられている。メ
モリセルの選択はXアドレスバッファデコーダ102に
よって選択された1つのワード線と、Yアドレスバッフ
ァデコーダ103によって選択された1つのビット線と
の交点毎に行なわれる。選択されたメモリセルにデータ
が書込まれたり、あるいはそのメモリセルに蓄えられて
いるデータが読出されたりするが、このデータの書込/
読出の指示はR/W制御回路104に与えられる読出/
書込制御信号(R/W)によって行なわれる。データの
書込時には、入力データ(Din)がR/W制御回路1
04を介して選択されたメモリセルに入力される。一
方、データの読出には、選択されたメモリセルに蓄えら
れているデータがセンスアンプ105によって検出され
た後増幅され、データ出力バッファ106を介して出力
データ(Dout)として外部へ出力される。
すブロック図である。図を参照して、メモリセルアレイ
101には複数のワード線および複数のビット線が互い
に交差するように配置されており、それらのワード線と
ビット線との各交点にメモリセルが設けられている。メ
モリセルの選択はXアドレスバッファデコーダ102に
よって選択された1つのワード線と、Yアドレスバッフ
ァデコーダ103によって選択された1つのビット線と
の交点毎に行なわれる。選択されたメモリセルにデータ
が書込まれたり、あるいはそのメモリセルに蓄えられて
いるデータが読出されたりするが、このデータの書込/
読出の指示はR/W制御回路104に与えられる読出/
書込制御信号(R/W)によって行なわれる。データの
書込時には、入力データ(Din)がR/W制御回路1
04を介して選択されたメモリセルに入力される。一
方、データの読出には、選択されたメモリセルに蓄えら
れているデータがセンスアンプ105によって検出され
た後増幅され、データ出力バッファ106を介して出力
データ(Dout)として外部へ出力される。
【0004】図16はこのメモリセルの書込/読出動作
を説明するための示されたダイナミック型半導体記憶装
置のメモリセルの等価回路図である。
を説明するための示されたダイナミック型半導体記憶装
置のメモリセルの等価回路図である。
【0005】図を参照して、ダイナミック型メモリセル
は1個の電界効果型トランジスタ108とキャパシタ1
09とからなり、電界効果型トランジスタ108のゲー
ト電極はワード線110に、キャパシタ109に接続す
るソース/ドレイン電極はビット線107に各々接続す
る。データの書込時にはワード線110に所定の電荷が
印加されることによって電界効果型トランジスタ108
が導通するので、ビット線107に印加された電荷がキ
ャパシタ109に蓄えられる。一方、データの読出時に
はキャパシタ109に蓄えられていた電荷が、ワード線
110に所定の電荷が印加されることによって電界効果
型トランジスタ110が導通するので、ビット線107
を介してその電位が取出される。したがって、メモリセ
ルの記憶容量はキャパシタ109の容量に基づくことか
ら、読出書込動作の信頼性を向上させるためには、その
容量は大きい方が好ましい。
は1個の電界効果型トランジスタ108とキャパシタ1
09とからなり、電界効果型トランジスタ108のゲー
ト電極はワード線110に、キャパシタ109に接続す
るソース/ドレイン電極はビット線107に各々接続す
る。データの書込時にはワード線110に所定の電荷が
印加されることによって電界効果型トランジスタ108
が導通するので、ビット線107に印加された電荷がキ
ャパシタ109に蓄えられる。一方、データの読出時に
はキャパシタ109に蓄えられていた電荷が、ワード線
110に所定の電荷が印加されることによって電界効果
型トランジスタ110が導通するので、ビット線107
を介してその電位が取出される。したがって、メモリセ
ルの記憶容量はキャパシタ109の容量に基づくことか
ら、読出書込動作の信頼性を向上させるためには、その
容量は大きい方が好ましい。
【0006】図17から図20には、従来のDRAMの
スタック型メモリセルの製造方法を示す工程断面図であ
る。
スタック型メモリセルの製造方法を示す工程断面図であ
る。
【0007】以下これらの図を参照してその製造方法に
ついて説明する。 第1工程(図17参照):まずP型シリコン基板よりな
る半導体基板1の主面上に素子分離酸化膜2がLOCO
S(Local Oxidization ofSil
icon)法によって形成されて、素子分離領域が確保
される。半導体基板1の主面上全面にメモリトランジス
タのゲート絶縁膜となる絶縁膜3が形成され、さらにそ
の上にリン等の不純物が添加された多結晶シリコン4が
例えばCVD法等によって形成される。さらに、多結晶
シリコン4上にCVD法等によって酸化膜5が前面に形
成される。次に、フォトレジスト等を用いて、多結晶シ
リコン4と酸化膜5とをメモリトランジスタのゲート電
極に対応した形状となるようにパターニングを行なう。
そして、パターニングされた多結晶シリコン4および酸
化膜5とをマスクとして、半導体基板1の主面にリン等
の不純物がイオン注入され、半導体基板1の導電型と逆
導電型の不純物拡散領域6aおよび6bが形成される。
ついて説明する。 第1工程(図17参照):まずP型シリコン基板よりな
る半導体基板1の主面上に素子分離酸化膜2がLOCO
S(Local Oxidization ofSil
icon)法によって形成されて、素子分離領域が確保
される。半導体基板1の主面上全面にメモリトランジス
タのゲート絶縁膜となる絶縁膜3が形成され、さらにそ
の上にリン等の不純物が添加された多結晶シリコン4が
例えばCVD法等によって形成される。さらに、多結晶
シリコン4上にCVD法等によって酸化膜5が前面に形
成される。次に、フォトレジスト等を用いて、多結晶シ
リコン4と酸化膜5とをメモリトランジスタのゲート電
極に対応した形状となるようにパターニングを行なう。
そして、パターニングされた多結晶シリコン4および酸
化膜5とをマスクとして、半導体基板1の主面にリン等
の不純物がイオン注入され、半導体基板1の導電型と逆
導電型の不純物拡散領域6aおよび6bが形成される。
【0008】第2工程(図18参照):図17の状態か
ら、酸化膜5を覆うように、半導体基板1の主面上に全
面に酸化膜をCVD法等によって形成し、この酸化膜を
異方性エッチングによって除去すると、多結晶シリコン
4と酸化膜5の側壁に残存した酸化膜によって、側壁酸
化膜7が形成される。次に酸化膜8をCVD法等によっ
て全面に形成した後、所定形状にこの酸化膜8をパター
ニングする。
ら、酸化膜5を覆うように、半導体基板1の主面上に全
面に酸化膜をCVD法等によって形成し、この酸化膜を
異方性エッチングによって除去すると、多結晶シリコン
4と酸化膜5の側壁に残存した酸化膜によって、側壁酸
化膜7が形成される。次に酸化膜8をCVD法等によっ
て全面に形成した後、所定形状にこの酸化膜8をパター
ニングする。
【0009】第3工程(図19参照):次にリン等の不
純物を含んだ多結晶シリコン9をCVD法等によって全
面に形成し、メモリセルの下部電極を構成するストレー
ジノードに対応した形状にこれをパターニングする。
純物を含んだ多結晶シリコン9をCVD法等によって全
面に形成し、メモリセルの下部電極を構成するストレー
ジノードに対応した形状にこれをパターニングする。
【0010】第4工程(図20参照):パターニングさ
れた多結晶シリコン9を覆うように半導体基板1上全面
にキャパシタ絶縁膜10が形成される。次に、リン等の
不純物を含んだ多結晶シリコン11がキャパシタ絶縁膜
10上全面にCVD法等によって形成される。多結晶シ
リコン11はキャパシタの上部電極となる形状にパター
ニングされ、併せてこのパターニングによって露出した
キャパシタ絶縁膜10も除去される。
れた多結晶シリコン9を覆うように半導体基板1上全面
にキャパシタ絶縁膜10が形成される。次に、リン等の
不純物を含んだ多結晶シリコン11がキャパシタ絶縁膜
10上全面にCVD法等によって形成される。多結晶シ
リコン11はキャパシタの上部電極となる形状にパター
ニングされ、併せてこのパターニングによって露出した
キャパシタ絶縁膜10も除去される。
【0011】第5工程(図21参照):多結晶シリコン
11および酸化膜8を覆うように全面に酸化膜12がC
VD法等によって形成され、次工程で形成されるビット
線によって不純物拡散領域6bとのコンタクトをとるた
めのコンタクトホール13が酸化膜12をパターニング
することによって形成される。これによって不純物拡散
領域6bの一部が露出する。
11および酸化膜8を覆うように全面に酸化膜12がC
VD法等によって形成され、次工程で形成されるビット
線によって不純物拡散領域6bとのコンタクトをとるた
めのコンタクトホール13が酸化膜12をパターニング
することによって形成される。これによって不純物拡散
領域6bの一部が露出する。
【0012】第6工程(図22参照):露出した不純物
拡散領域6bの上を含み、酸化膜12上にリン等の不純
物を含んだ多結晶シリコン14がCVD法等で形成され
る。続いてスパッタ法等を用いて高融点金属シリサイド
15が多結晶シリコン14上に形成される。次に多結晶
シリコン14およびシリサイド15を所定のビット線の
形状に合致するようにパターニングを行ない、所望のビ
ット線が形成される。このようにして、多結晶シリコン
単層のビット線に比べ、低抵抗なビット線16が形成さ
れる。
拡散領域6bの上を含み、酸化膜12上にリン等の不純
物を含んだ多結晶シリコン14がCVD法等で形成され
る。続いてスパッタ法等を用いて高融点金属シリサイド
15が多結晶シリコン14上に形成される。次に多結晶
シリコン14およびシリサイド15を所定のビット線の
形状に合致するようにパターニングを行ない、所望のビ
ット線が形成される。このようにして、多結晶シリコン
単層のビット線に比べ、低抵抗なビット線16が形成さ
れる。
【0013】次に図22を参照して、DRAMにおける
メモリ動作について簡単に説明する。
メモリ動作について簡単に説明する。
【0014】電荷が供給されるビット線16は、トラン
ジスタ17のオンによって、不純物領域6aおよび6b
を通してストレージノード9に接続される。これによっ
て、ビット線16から供給された電荷が、ストレージノ
ード9に蓄積され、書込動作が行なわれる。読出動作は
この書込動作の逆の動作として行なわれ、すなわち特定
セルのストレージノードに蓄積された電荷がトランジス
タのオンによってビット線16に読出されることによっ
て行なわれる。
ジスタ17のオンによって、不純物領域6aおよび6b
を通してストレージノード9に接続される。これによっ
て、ビット線16から供給された電荷が、ストレージノ
ード9に蓄積され、書込動作が行なわれる。読出動作は
この書込動作の逆の動作として行なわれ、すなわち特定
セルのストレージノードに蓄積された電荷がトランジス
タのオンによってビット線16に読出されることによっ
て行なわれる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の半
導体装置では、電荷を蓄積するメモリセルのストレージ
ノードが1層の多結晶シリコン9のみで形成されている
ため、キャパシタの容量としては十分ではなかった。す
なわち、半導体装置の高集積化を図るためには、小さな
メモリセルの占有面積で、キャパシタ容量をできるだけ
大きくとる必要があった。
導体装置では、電荷を蓄積するメモリセルのストレージ
ノードが1層の多結晶シリコン9のみで形成されている
ため、キャパシタの容量としては十分ではなかった。す
なわち、半導体装置の高集積化を図るためには、小さな
メモリセルの占有面積で、キャパシタ容量をできるだけ
大きくとる必要があった。
【0016】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、メモリセルの平面的占有面積を変
えることなく、大容量の電荷蓄積容量を備えた半導体装
置のメモリセル構造およびその製造方法を提供すること
を目的とする。
めになされたもので、メモリセルの平面的占有面積を変
えることなく、大容量の電荷蓄積容量を備えた半導体装
置のメモリセル構造およびその製造方法を提供すること
を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
半導体記憶装置のメモリセル構造は、主面を有する半導
体基板と、半導体基板の主面上に形成され、キャパシタ
の下部電極の一部を構成する第1の導電体と、筒状の形
状を有し、その端部が第1の導電体の周辺上で第1の導
電体と接続してキャパシタの下部電極の他の一部を構成
する第2の導電体と、第1の導電体の表面であって、半
導体基板側と反対側の面と第2の導電体の表面との上を
覆うように形成される絶縁膜と、絶縁膜上に形成され、
キャパシタの上部電極を構成する第3の導電体とを備え
たものである。
半導体記憶装置のメモリセル構造は、主面を有する半導
体基板と、半導体基板の主面上に形成され、キャパシタ
の下部電極の一部を構成する第1の導電体と、筒状の形
状を有し、その端部が第1の導電体の周辺上で第1の導
電体と接続してキャパシタの下部電極の他の一部を構成
する第2の導電体と、第1の導電体の表面であって、半
導体基板側と反対側の面と第2の導電体の表面との上を
覆うように形成される絶縁膜と、絶縁膜上に形成され、
キャパシタの上部電極を構成する第3の導電体とを備え
たものである。
【0018】請求項2の発明にかかる半導体記憶装置の
製造方法は、半導体基板上に第1の導電体を形成する工
程と、第1の導電体上の所定の位置であって、キャパシ
タに対応した大きさの絶縁体アイランドを形成する工程
と、絶縁体アイランドを覆い、第1の導電体上に第2の
導電体を形成する工程と、第2の導電体上に第1の絶縁
膜を形成する工程と、第1の絶縁膜を異方的にエッチン
グして、絶縁体アイランドの側部に形成された第2の導
電体上の第1の絶縁膜のみを側壁絶縁膜として残す工程
と、異方的エッチング工程によって露出した第2の導電
体およびその下部の第1の導電体を除去し、絶縁体アイ
ランドを露出させる工程と、残存の側壁絶縁膜と露出し
た絶縁体アイランドを除去する工程と、残存した第1の
導電体の一部とその周辺位置に残存した第2の導電体の
一部との上を覆うように第2の絶縁膜を形成する工程
と、第2の絶縁膜上に第3の導電体を形成する工程とを
備えたものである。
製造方法は、半導体基板上に第1の導電体を形成する工
程と、第1の導電体上の所定の位置であって、キャパシ
タに対応した大きさの絶縁体アイランドを形成する工程
と、絶縁体アイランドを覆い、第1の導電体上に第2の
導電体を形成する工程と、第2の導電体上に第1の絶縁
膜を形成する工程と、第1の絶縁膜を異方的にエッチン
グして、絶縁体アイランドの側部に形成された第2の導
電体上の第1の絶縁膜のみを側壁絶縁膜として残す工程
と、異方的エッチング工程によって露出した第2の導電
体およびその下部の第1の導電体を除去し、絶縁体アイ
ランドを露出させる工程と、残存の側壁絶縁膜と露出し
た絶縁体アイランドを除去する工程と、残存した第1の
導電体の一部とその周辺位置に残存した第2の導電体の
一部との上を覆うように第2の絶縁膜を形成する工程
と、第2の絶縁膜上に第3の導電体を形成する工程とを
備えたものである。
【0019】
【作用】請求項1の発明においては、第1の導電体と第
2の導電体とでキャパシタの下部電極が構成される。
2の導電体とでキャパシタの下部電極が構成される。
【0020】請求項2の発明においては、異方的エッチ
ングによって第1の導電体と第2の導電体から構成され
るキャパシタの下部電極が自己整合的に形成される。
ングによって第1の導電体と第2の導電体から構成され
るキャパシタの下部電極が自己整合的に形成される。
【0021】
【実施例】図1はこの発明の一実施例によるDRAMの
メモリセルの平面構成を示す図であり、図2は図1のI
I−II断面図である。
メモリセルの平面構成を示す図であり、図2は図1のI
I−II断面図である。
【0022】図を参照して、メモリセルの構成について
説明する。メモリセルエリアには、複数のワード線4
と、ビット線16とが交差しており、その交差部分にメ
モリセルが形成されている。半導体基板1の主面に、素
子活性領域が素子分離膜2によって規定されている。素
子活性領域には、メモリトランジスタのソース/ドレイ
ン領域を構成する不純物拡散領域6aおよび6bが各々
形成されている。活性領域6aおよび6bの間の領域上
にはゲート絶縁膜3を介してゲート電極4が形成され
る。このゲート電極4は図1においてワード線4の一部
を構成するものである。
説明する。メモリセルエリアには、複数のワード線4
と、ビット線16とが交差しており、その交差部分にメ
モリセルが形成されている。半導体基板1の主面に、素
子活性領域が素子分離膜2によって規定されている。素
子活性領域には、メモリトランジスタのソース/ドレイ
ン領域を構成する不純物拡散領域6aおよび6bが各々
形成されている。活性領域6aおよび6bの間の領域上
にはゲート絶縁膜3を介してゲート電極4が形成され
る。このゲート電極4は図1においてワード線4の一部
を構成するものである。
【0023】拡散領域6a上には、ストレージノードコ
ンタクト39を介してキャパシタの下部電極となるスト
レージノードを構成する多結晶シリコン膜30が形成さ
れている。多結晶シリコン30の周辺部上には、筒状の
多結晶シリコン膜29が形成されている。この多結晶シ
リコン膜29および30によって、メモリセルの下部電
極が構成される。多結晶シリコン膜29および30の表
面はキャパシタ絶縁膜としての酸化膜31が形成され、
さらにその上にキャパシタ電極の上部電極となる多結晶
シリコン膜32が全面に形成されている。このようにし
て多結晶シリコン膜29および30と、絶縁膜31と、
多結晶シリコン膜32とでキャパシタ電極が構成されて
いる。キャパシタ電極を覆うように酸化膜33が形成さ
れ、また酸化膜33には拡散領域6b上で、ビット線と
のコンタクトをとるためのコンタクトホール35が形成
されている。多結晶シリコン14および高融点金属シリ
サイド15よりなるビット線16はコンタクトホール3
5の形成によって露出した拡散領域6bの上を含み酸化
膜33上に形成される。
ンタクト39を介してキャパシタの下部電極となるスト
レージノードを構成する多結晶シリコン膜30が形成さ
れている。多結晶シリコン30の周辺部上には、筒状の
多結晶シリコン膜29が形成されている。この多結晶シ
リコン膜29および30によって、メモリセルの下部電
極が構成される。多結晶シリコン膜29および30の表
面はキャパシタ絶縁膜としての酸化膜31が形成され、
さらにその上にキャパシタ電極の上部電極となる多結晶
シリコン膜32が全面に形成されている。このようにし
て多結晶シリコン膜29および30と、絶縁膜31と、
多結晶シリコン膜32とでキャパシタ電極が構成されて
いる。キャパシタ電極を覆うように酸化膜33が形成さ
れ、また酸化膜33には拡散領域6b上で、ビット線と
のコンタクトをとるためのコンタクトホール35が形成
されている。多結晶シリコン14および高融点金属シリ
サイド15よりなるビット線16はコンタクトホール3
5の形成によって露出した拡散領域6bの上を含み酸化
膜33上に形成される。
【0024】このようにして形成されたこの発明の一実
施例によるストレージノードの表面積を従来例として示
した図22のストレージノードの表面積とを比較してみ
る。従来例として示したストレージノードの表面積は、
一般には9.0μm2 である。これに対し、この発明の
一実施例におけるストレージノードの表面積は、図2で
示した多結晶シリコン膜29の高さHが0.5μmのと
き、その表面積は約21.0μm2 となり従来例に比べ
て約2.3倍の表面積となる。また多結晶シリコン29
の高さHが1.0μmのとき、その表面積は29.7μ
m2 となり、従来の表面積に比べて約3.3倍の表面積
となる。このように、ストレージノードの平面的な占有
面積は従来例と変わることなく、実際的なキャパシタ表
面積が大幅に増大する。これによって、半導体記憶装置
の高集積化にあたり、その占有面積の縮小にもかかわら
ず、その容量を維持または増大することができるので、
その読出/書込動作における信頼性が大幅に向上する。
施例によるストレージノードの表面積を従来例として示
した図22のストレージノードの表面積とを比較してみ
る。従来例として示したストレージノードの表面積は、
一般には9.0μm2 である。これに対し、この発明の
一実施例におけるストレージノードの表面積は、図2で
示した多結晶シリコン膜29の高さHが0.5μmのと
き、その表面積は約21.0μm2 となり従来例に比べ
て約2.3倍の表面積となる。また多結晶シリコン29
の高さHが1.0μmのとき、その表面積は29.7μ
m2 となり、従来の表面積に比べて約3.3倍の表面積
となる。このように、ストレージノードの平面的な占有
面積は従来例と変わることなく、実際的なキャパシタ表
面積が大幅に増大する。これによって、半導体記憶装置
の高集積化にあたり、その占有面積の縮小にもかかわら
ず、その容量を維持または増大することができるので、
その読出/書込動作における信頼性が大幅に向上する。
【0025】図3から図14は図2で示したメモリセル
構造の製造方法を示す概略工程断面図である。
構造の製造方法を示す概略工程断面図である。
【0026】以下これらの図を参照してその製造方法に
ついて説明する。 第1工程(図3参照):図3において、素子分離酸化膜
2、不純物拡散領域6aおよび6b、ゲート電極4、酸
化膜5および側壁酸化膜7の形成までは、従来例で示し
たものと同一であるので、ここでの説明は繰返さない。
この状態から、全面に酸化膜18、窒化膜19および酸
化膜20を順にCVD法等を用いて順次形成する。次
に、酸化膜20の上全面にフォトレジスト21を塗布
し、これをパターニングすることによってレジスト21
をマスクとして、露出した酸化膜18、窒化膜19およ
び酸化膜20をエッチング除去する。
ついて説明する。 第1工程(図3参照):図3において、素子分離酸化膜
2、不純物拡散領域6aおよび6b、ゲート電極4、酸
化膜5および側壁酸化膜7の形成までは、従来例で示し
たものと同一であるので、ここでの説明は繰返さない。
この状態から、全面に酸化膜18、窒化膜19および酸
化膜20を順にCVD法等を用いて順次形成する。次
に、酸化膜20の上全面にフォトレジスト21を塗布
し、これをパターニングすることによってレジスト21
をマスクとして、露出した酸化膜18、窒化膜19およ
び酸化膜20をエッチング除去する。
【0027】第2工程(図4参照):フォトレジスト2
1を除去した後、露出している不純物拡散領域6a上を
含み、酸化膜20上全面にリン等の不純物を含んだ多結
晶シリコン膜22を形成する。さらに多結晶シリコン膜
22上に厚い酸化膜23がCVD法等によって形成され
る。フォトレジスト24が酸化膜23上に塗布され所定
形状にパターニングされる。
1を除去した後、露出している不純物拡散領域6a上を
含み、酸化膜20上全面にリン等の不純物を含んだ多結
晶シリコン膜22を形成する。さらに多結晶シリコン膜
22上に厚い酸化膜23がCVD法等によって形成され
る。フォトレジスト24が酸化膜23上に塗布され所定
形状にパターニングされる。
【0028】第3工程(図5参照):図4で示したパタ
ーニングされたフォトレジスト24をマスクとして、露
出している酸化膜23をエッチング除去する。これによ
って、キャパシタが形成される位置に対応した位置に酸
化膜アイランド25が形成される。この酸化膜23のエ
ッチング時において、そのエッチングストッパとして、
多結晶シリコン22が用いられる。次に酸化膜アイラン
ド25を覆うように多結晶シリコン22上全面にリン等
の不純物を含んだ多結晶シリコン膜26がCVD法等で
形成される。さらに多結晶シリコン膜26上に酸化膜2
7がCVD法等によって形成される。
ーニングされたフォトレジスト24をマスクとして、露
出している酸化膜23をエッチング除去する。これによ
って、キャパシタが形成される位置に対応した位置に酸
化膜アイランド25が形成される。この酸化膜23のエ
ッチング時において、そのエッチングストッパとして、
多結晶シリコン22が用いられる。次に酸化膜アイラン
ド25を覆うように多結晶シリコン22上全面にリン等
の不純物を含んだ多結晶シリコン膜26がCVD法等で
形成される。さらに多結晶シリコン膜26上に酸化膜2
7がCVD法等によって形成される。
【0029】第4工程(図6参照):酸化膜27を異方
性ドライエッチングを行なうことよって、酸化膜アイラ
ンド25の側壁に対応する位置にのみ、筒状の酸化膜2
8が残存する。
性ドライエッチングを行なうことよって、酸化膜アイラ
ンド25の側壁に対応する位置にのみ、筒状の酸化膜2
8が残存する。
【0030】第5工程(図7参照):次に露出している
多結晶シリコン膜26に対して,異方性ドライエッチン
グを行なう。このエッチングによって、まず露出してい
る多結晶シリコン26が除去され、エッチングが続行さ
れることによって、多結晶シリコン膜26の下部に形成
されていた多結晶シリコン膜22もエッチング除去さ
れ、酸化膜20が露出される。このようなエッチングに
よって、酸化膜25および多結晶シリコン膜29の下部
に形成されていた多結晶シリコン膜30のみが残ること
になる。ここで酸化膜25および20がこのエッチング
のストッパとして用いられることになる。このようにし
て、多結晶シリコン29および30よりなる2層のスト
レージノードが1回のマスク合せによってパターニング
されることになる。
多結晶シリコン膜26に対して,異方性ドライエッチン
グを行なう。このエッチングによって、まず露出してい
る多結晶シリコン26が除去され、エッチングが続行さ
れることによって、多結晶シリコン膜26の下部に形成
されていた多結晶シリコン膜22もエッチング除去さ
れ、酸化膜20が露出される。このようなエッチングに
よって、酸化膜25および多結晶シリコン膜29の下部
に形成されていた多結晶シリコン膜30のみが残ること
になる。ここで酸化膜25および20がこのエッチング
のストッパとして用いられることになる。このようにし
て、多結晶シリコン29および30よりなる2層のスト
レージノードが1回のマスク合せによってパターニング
されることになる。
【0031】第6工程(図8参照):次に弗酸を用いる
ことによって、酸化膜20、25および28が各々除去
される。この除去工程においては、多結晶シリコン膜2
9および30と、窒化膜19とが弗酸に対する除去のス
トッパとなる。次に、キャパシタ絶縁膜となる絶縁膜3
1がストレージノードを構成する多結晶シリコン29お
よび30を覆うように全面に形成される。
ことによって、酸化膜20、25および28が各々除去
される。この除去工程においては、多結晶シリコン膜2
9および30と、窒化膜19とが弗酸に対する除去のス
トッパとなる。次に、キャパシタ絶縁膜となる絶縁膜3
1がストレージノードを構成する多結晶シリコン29お
よび30を覆うように全面に形成される。
【0032】第7工程(図9参照):図8の状態から、
絶縁膜31を覆うように半導体基板1上全面にリン等の
不純物を含んだ多結晶シリコン膜32がCVD法等によ
って形成される。この多結晶シリコン膜32がキャパシ
タの上部電極(以下セルプレートと称す)となるもので
ある。
絶縁膜31を覆うように半導体基板1上全面にリン等の
不純物を含んだ多結晶シリコン膜32がCVD法等によ
って形成される。この多結晶シリコン膜32がキャパシ
タの上部電極(以下セルプレートと称す)となるもので
ある。
【0033】第8工程(図10参照):多結晶シリコン
膜32上にボロン、リン等を含んだ酸化膜33がCVD
法等を用いて全面に形成され、これを熱処理することに
よって、酸化膜33の表面が平坦化される。
膜32上にボロン、リン等を含んだ酸化膜33がCVD
法等を用いて全面に形成され、これを熱処理することに
よって、酸化膜33の表面が平坦化される。
【0034】第9工程(図11参照):平坦化された酸
化膜33上全面にフォトレジスト34を塗布しこれをパ
ターニングする。パターニングされたフォトレジスト3
4をマスクとして、露出した酸化膜33、多結晶シリコ
ン膜32、窒化膜19および酸化膜18の順に順次エッ
チングを行なう。このようにして不純物拡散層6bを露
出すべく、コンタクトホール35が形成される。
化膜33上全面にフォトレジスト34を塗布しこれをパ
ターニングする。パターニングされたフォトレジスト3
4をマスクとして、露出した酸化膜33、多結晶シリコ
ン膜32、窒化膜19および酸化膜18の順に順次エッ
チングを行なう。このようにして不純物拡散層6bを露
出すべく、コンタクトホール35が形成される。
【0035】第10工程(図12参照):フォトレジス
ト34を除去した後、コンタクトホール35の内部を含
み、酸化膜33上全面に酸化膜36が形成される。この
酸化膜はセルプレート32と後の工程でコンタクトホー
ル35内に形成されるビット線との短絡を防止するため
のものである。
ト34を除去した後、コンタクトホール35の内部を含
み、酸化膜33上全面に酸化膜36が形成される。この
酸化膜はセルプレート32と後の工程でコンタクトホー
ル35内に形成されるビット線との短絡を防止するため
のものである。
【0036】第11工程(図13参照):図12の酸化
膜36を異方性ドライエッチングを行なうことによっ
て、コンタクトホール35の内側面にのみ酸化膜37が
残存し、拡散領域6bが露出する。このようにすること
によって第9〜第11工程で示したように、コンタクト
ホール35の形成のマスク合せがすなわち、セルプレー
ト32の形状を決定することになる。結局1回のマスク
合せによって、セルプレート32とコンタクトホール3
5の形成が同時にできることになる。
膜36を異方性ドライエッチングを行なうことによっ
て、コンタクトホール35の内側面にのみ酸化膜37が
残存し、拡散領域6bが露出する。このようにすること
によって第9〜第11工程で示したように、コンタクト
ホール35の形成のマスク合せがすなわち、セルプレー
ト32の形状を決定することになる。結局1回のマスク
合せによって、セルプレート32とコンタクトホール3
5の形成が同時にできることになる。
【0037】第12工程(図14参照):次にコンタク
トホール35の内部を含み、酸化膜33上全面に多結晶
シリコン14をCVD法等によって形成し、さらにその
上に、高融点金属シリサイド15が形成される。この多
結晶シリコン14および高融点金属シリサイド15をパ
ターニングすることによって、ビット線16が形成され
る。図から明白なように、コンタクトホール35の内部
に形成された多結晶シリコン14とコンタクトホール3
5に面したキャパシタのセルプレート32との間には、
酸化膜37が形成されており、それらの短絡を防止して
いる。このようにして、図2に示した構造のメモリセル
が完成する。
トホール35の内部を含み、酸化膜33上全面に多結晶
シリコン14をCVD法等によって形成し、さらにその
上に、高融点金属シリサイド15が形成される。この多
結晶シリコン14および高融点金属シリサイド15をパ
ターニングすることによって、ビット線16が形成され
る。図から明白なように、コンタクトホール35の内部
に形成された多結晶シリコン14とコンタクトホール3
5に面したキャパシタのセルプレート32との間には、
酸化膜37が形成されており、それらの短絡を防止して
いる。このようにして、図2に示した構造のメモリセル
が完成する。
【0038】なお、上記実施例では、DRAMのメモリ
セル構造に適応しているが、その他の半導体記憶装置で
あっても、メモリセルの容量増大がその占有面積に対し
て望まれるものであれば、同様に適用できる。
セル構造に適応しているが、その他の半導体記憶装置で
あっても、メモリセルの容量増大がその占有面積に対し
て望まれるものであれば、同様に適用できる。
【0039】
【発明の効果】請求項1の発明は以上説明したとおり、
第1の導電体と第2の導電体とでキャパシタの下部電極
が構成されるので、その電極の表面積が拡大しキャパシ
タの保有電荷量が増大する。
第1の導電体と第2の導電体とでキャパシタの下部電極
が構成されるので、その電極の表面積が拡大しキャパシ
タの保有電荷量が増大する。
【0040】請求項2の発明は以上説明したとおり、異
方性エッチングによって第1の導電体と第2の導電体と
から構成されるキャパシタの下部電極が自己整合的に形
成されるので、立体的なキャパシタの下部電極が精度よ
くかつ効率的に形成される。
方性エッチングによって第1の導電体と第2の導電体と
から構成されるキャパシタの下部電極が自己整合的に形
成されるので、立体的なキャパシタの下部電極が精度よ
くかつ効率的に形成される。
【図1】この発明の一実施例によるメモリセルエリアの
平面図である。
平面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】この発明の一実施例による半導体記憶装置の製
造方法の第1工程を示す断面図である。
造方法の第1工程を示す断面図である。
【図4】この発明の一実施例による半導体記憶装置の製
造方法の第2工程を示す断面図である。
造方法の第2工程を示す断面図である。
【図5】この発明の一実施例による半導体記憶装置の製
造方法の第3工程を示す断面図である。
造方法の第3工程を示す断面図である。
【図6】この発明の一実施例による半導体記憶装置の製
造方法の第4工程を示す断面図である。
造方法の第4工程を示す断面図である。
【図7】この発明の一実施例による半導体記憶装置の製
造方法の第5工程を示す断面図である。
造方法の第5工程を示す断面図である。
【図8】この発明の一実施例による半導体記憶装置の製
造方法の第6工程を示す断面図である。
造方法の第6工程を示す断面図である。
【図9】この発明の一実施例による半導体記憶装置の製
造方法の第7工程を示す断面図である。
造方法の第7工程を示す断面図である。
【図10】この発明の一実施例による半導体記憶装置の
製造方法の第8工程を示す断面図である。
製造方法の第8工程を示す断面図である。
【図11】この発明の一実施例による半導体記憶装置の
製造方法の第9工程を示す断面図である。
製造方法の第9工程を示す断面図である。
【図12】この発明の一実施例による半導体記憶装置の
製造方法の第10工程を示す断面図である。
製造方法の第10工程を示す断面図である。
【図13】この発明の一実施例による半導体記憶装置の
製造方法の第11工程を示す断面図である。
製造方法の第11工程を示す断面図である。
【図14】この発明の一実施例による半導体記憶装置の
製造方法の第12工程を示す断面図である。
製造方法の第12工程を示す断面図である。
【図15】一般のダイナミック型半導体記憶装置の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図16】図15で示したメモリセルアレイに含まれる
1メモリセルの構成を示す等価回路図である。
1メモリセルの構成を示す等価回路図である。
【図17】従来の半導体記憶装置の製造方法の第1工程
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図18】従来の半導体記憶装置の製造方法の第2工程
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図19】従来の半導体記憶装置の製造方法の第3工程
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図20】従来の半導体記憶装置の製造方法の第4工程
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図21】従来の半導体記憶装置の製造方法の第5工程
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図22】従来の半導体記憶装置の製造方法の第6工程
を示す断面図である。
を示す断面図である。
1 半導体基板
18 酸化膜
19 窒化膜
20 酸化膜
22 多結晶シリコン膜
23 酸化膜
24 フォトレジスト
25 酸化膜アイランド
26 多結晶シリコン膜
27 酸化膜
28 酸化膜
29 多結晶シリコン膜
30 多結晶シリコン膜
31 絶縁膜
32 多結晶シリコン膜
33 酸化膜
34 フォトレジスト
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体記憶装置のメモリセル構造であっ
て、主面を有する半導体基板と、前記半導体基板の主面
上に形成され、キャパシタの下部電極の一部を構成する
第1の導電体と、筒状の形状を有し、その端部が前記第
1の導電体の周辺上で前記第1の導電体と接続して前記
キャパシタの下部電極の他の一部を構成する第2の導電
体と、前記第1の導電体の表面であって前記半導体基板
側と反対側の面と、前記第2の導電体の表面とを覆うよ
うに形成される絶縁膜と、前記絶縁膜上に形成され、前
記キャパシタの上部電極を構成する第3の導電体とを備
えた半導体記憶装置のメモリセル構造。 - 【請求項2】 半導体基板上に第1の導電体を形成する
工程と、前記第1の導電体上の所定の位置であって、キ
ャパシタに対応した大きさの絶縁体アイランドを形成す
る工程と、前記絶縁体アイランドを覆い、前記第1の導
電体上に第2の導電体を形成する工程と、前記第2の導
電体上に第1の絶縁膜を形成する工程と、前記第1の絶
縁膜を異方的にエッチングして、前記絶縁体アイランド
の側部に形成された前記第2の導電体上の前記第1の絶
縁膜のみを側壁絶縁膜として残す工程と、前記異方的エ
ッチング工程によって露出した前記第2の導電体および
その下部の前記第1の導電体を除去し、前記絶縁体アイ
ランドを露出させる工程と、前記残存の側壁絶縁膜と前
記露出した絶縁体アイランドとを除去する工程と、残存
した前記第1の導電体の一部とその周辺位置上に残存し
た前記第2の導電体の一部との上を覆うように第2の絶
縁膜を形成する工程と、前記第2の絶縁膜上に第3の導
電体を形成する工程とを備えた、半導体記憶装置の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3156863A JPH056974A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 半導体記憶装置のメモリセル構造およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3156863A JPH056974A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 半導体記憶装置のメモリセル構造およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH056974A true JPH056974A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=15637039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3156863A Withdrawn JPH056974A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 半導体記憶装置のメモリセル構造およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH056974A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5892702A (en) * | 1993-07-07 | 1999-04-06 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor memory device and method of manufacturing the same |
US6583056B2 (en) | 2001-03-03 | 2003-06-24 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Storage electrode of a semiconductor memory device and method for fabricating the same |
US6700153B2 (en) * | 2001-12-11 | 2004-03-02 | Samsung Electronics Co. Ltd. | One-cylinder stack capacitor and method for fabricating the same |
US6911364B2 (en) | 2001-12-11 | 2005-06-28 | Samsung Electronics Co., Ltd. | One-cylinder stack capacitor and method for fabricating the same |
-
1991
- 1991-06-27 JP JP3156863A patent/JPH056974A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US6583056B2 (en) | 2001-03-03 | 2003-06-24 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Storage electrode of a semiconductor memory device and method for fabricating the same |
US6809363B2 (en) | 2001-03-03 | 2004-10-26 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Storage electrode of a semiconductor memory device |
US6700153B2 (en) * | 2001-12-11 | 2004-03-02 | Samsung Electronics Co. Ltd. | One-cylinder stack capacitor and method for fabricating the same |
US6911364B2 (en) | 2001-12-11 | 2005-06-28 | Samsung Electronics Co., Ltd. | One-cylinder stack capacitor and method for fabricating the same |
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---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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