JP2000251271A - ディスクドライブ装置 - Google Patents

ディスクドライブ装置

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JP2000251271A
JP2000251271A JP11048104A JP4810499A JP2000251271A JP 2000251271 A JP2000251271 A JP 2000251271A JP 11048104 A JP11048104 A JP 11048104A JP 4810499 A JP4810499 A JP 4810499A JP 2000251271 A JP2000251271 A JP 2000251271A
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disk
recording surface
signal recording
objective lens
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Michihiko Iida
道彦 飯田
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    • G11B2220/25Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is based on a specific recording technology
    • G11B2220/2537Optical discs

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスクの面振れの要因によるフォーカスジ
ャンプのエラーが発生する可能性を出来るだけ抑えたシ
ーク動作が実行されるようにして、より迅速にアクセス
動作が完了できるようにする。 【解決手段】 層構造となる複数の信号記録面が形成さ
れるディスクに対応して異なる信号記録面間でアクセス
を行う場合において、現在アドレス位置とターゲットア
ドレス位置とで、面振れの影響の少ない内周側に近い方
のアドレス位置に対応するディスク半径位置にてフォー
カスジャンプを実行するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク状記録媒
体に対応して記録又は再生を行うディスクドライブ装置
に関するもので、特に、層構造となる複数の信号記録面
を有するディスク状記録媒体に対応して目標位置にシー
クを行うための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】光学ディスク記録媒体としていわゆるC
D−ROMのようなCD方式のディスクや、マルチメデ
ィア用途に好適なDVD(Digital Versatile Disc/Di
gitalVideo Disc)と呼ばれるディスクなどが開発され
ている。これらの光ディスクに対応するディスクドライ
ブ装置では、スピンドルモータにより回転されているデ
ィスクに対して、光ピックアップからそのディスク上の
トラックに対してレーザ光を照射し、その反射光を検出
することでデータの読出を行なったり、記録データによ
り変調されたレーザ光を照射することでデータの記録を
行ったりする。
【0003】レーザ光により記録又は再生動作を行うた
めには、レーザ光のスポットがディスクの記録面上にお
いて合焦状態で保たれなければならず、このためディス
クドライブ装置には、レーザ光の出力端である対物レン
ズをディスクに接離する方向に移動させて合焦状態を制
御するフォーカスサーボ機構が搭載されている。このフ
ォーカスサーボ機構としては、通常、対物レンズをディ
スクに接離する方向に移動させるフォーカスコイル及び
ディスク半径方向に移動させることのできるトラッキン
グコイルを有する2軸機構と、ディスクからの反射光情
報からフォーカスエラー信号(即ち合焦状態からのずれ
量の信号)を生成し、そのフォーカスエラー信号に基づ
いてフォーカスドライブ信号を生成し、上記2軸機構の
フォーカスコイルに印加するフォーカスサーボ回路系か
ら構成されている。即ちフィードバック制御系としてフ
ォーカスサーボ機構が構成される。
【0004】また、既によく知られているようにフォー
カスエラー信号に基づいて合焦状態に引き込むことので
きる範囲は、フォーカスエラー信号としてS字カーブが
観測される範囲内という非常に狭い範囲であるため、フ
ォーカスサーボを良好に実行するには、フォーカスサー
ボループをオンとする際の動作として一般にフォーカス
サーチと呼ばれる動作が必要となる。このフォーカスサ
ーチ動作とは、対物レンズをそのフォーカスストローク
範囲内で強制的に移動させるようにフォーカスコイルに
フォーカスドライブ信号を印加する。このときフォーカ
スエラー信号を観測していると、対物レンズの位置があ
る範囲内にある際に、S字カーブが観測される。そのS
字カーブのリニアな領域となるタイミング(もしくはゼ
ロクロスタイミング)でフォーカスサーボをオンとする
ものである。
【0005】ところで、ディスクの種類によっては、層
構成となる複数の記録面を有するものがある。例えば上
記DVDの場合、一般にレイヤ0、レイヤ1と呼ばれる
2つの信号記録面が形成されるものがある。2つの信号
記録面を有するDVDの構造を図7に示す。DVDは、
直径12cmのディスクとされており、ディスクの厚み
は図7に示すように1.2 mmとされている。
【0006】このDVDの層構造としては、まずディス
ク表面108側に、光透過率が高くかつ耐機械的特性或
いは耐化学特性を有する透明ポリカーボネイト樹脂、ポ
リ塩化ビニル樹脂、或いはアクリル樹脂等の透明な合成
樹脂材料によるディスク基板(透明層)101が形成さ
れる。ディスク基板101には、一方の主面に成形金型
に組み込まれたスタンパによってピットが転写され、第
1信号記録面102が形成される。この第1信号記録面
102におけるピットは、所定の情報信号に対応してそ
れぞれ円周方向の長さを異にする符号化された小孔とし
てディスク基板101に形成され、記録トラックを構成
することになる。さらに第1信号記録面102に対応す
る第1反射層103を介して、第2信号記録面104及
び第2信号記録面104に対応する第2反射層105が
形成される。第2信号記録面104も、第1信号記録面
102と同様に情報信号に対応したピットが形成される
ことになる。第2反射層105の上は接着面106とさ
れ、これを介してダミー板107が接着される。
【0007】このDVDに対してはディスクドライブ装
置からのレーザ光がディスク表面108側から入射さ
れ、第1信号記録面102又は第2信号記録面104に
記録された情報が、その反射光から検出されることにな
る。
【0008】即ち第1反射層103は半透明膜とされ、
レーザ光の一定割合を反射させるように形成されてい
る。これによってレーザ光が第1信号記録面102に焦
点を当てれば第1反射層103による反射光から第1信
号記録面102に記録された信号を読み取ることがで
き、またレーザ光を第2信号記録面104に焦点をあて
させる際は、そのレーザ光は第1反射層103を通過し
て第2信号記録面104に焦光され、第2反射層105
による反射光から第2信号記録面104に記録された信
号を読み取ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような2層構造の
DVDのように複数の信号記録面を有するディスクに対
しては、上記フォーカスサーボ機構は、それぞれの信号
記録面に対してレーザ光を合焦させることが必要にな
り、換言すれば、一方の信号記録面に対しての合焦状態
にある時に、他方の信号記録面への合焦状態へ移行させ
るための動作、即ちフォーカスジャンプ動作を実行でき
るようにすることが必要である。このフォーカスジャン
プ動作は、一方の信号記録面で合焦状態にあるときに、
フォーカスサーボをオフとして対物レンズを強制的に移
動させ、他方の信号記録面に対するフォーカス引込範囲
内に到達した時点(S字カーブが観測される時点)でフ
ォーカスサーボをオンとすることで実行される。即ち上
記フォーカスサーチに準じた動作となる。
【0010】ここで、フォーカスサーチを行う機会とし
ては、現在対物レンズが合焦して記録又は再生を行って
いるとされる信号記録面から、他の信号記録面の所要の
アドレスにアクセスするときが挙げられる。このときの
シーク動作の手順としては、例えば、先ず、現在のアド
レス位置にて他の信号記録面に対してフォーカスジャン
プを実行し、このフォーカスジャンプ先の信号記録面に
おいてアクセス先であるターゲット位置に対してシーク
を行うようにすることが、一般的には考えられる。
【0011】一般に、フォーカスジャンプ動作を行う場
合には、ディスクの面振れを考慮して、例えばその振れ
加速度よりも大きな加速度で対物レンズを移動させるよ
うにして外乱の影響を低減するようにしている。しかし
ながら、面振れの大きいディスクは、ディスクの回転周
期内において対物レンズの焦点位置が大きく変位するこ
とになる。また、ディスクはその中心位置にて支持され
て回転するため、面振れは、ディスクの外周にいくのに
つれて大きくなる。このため、在る程度面振れを考慮し
た対物レンズの移動制御で以てフォーカスジャンプを行
ったとしても、面振れの程度とフォーカスジャンプ位置
との兼ね合いによっては、フォーカスジャンプが失敗す
る可能性が出てくる。この場合には、例えばフォーカス
ジャンプがコンプリートするまでリトライ動作を実行す
ることになるが、それだけ、アクセス先での再生開始が
遅れることになる。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、ディス
クの面振れの要因によるフォーカスジャンプのエラーが
発生する可能性を出来るだけ抑えたシーク動作が実行さ
れるようにして、より迅速にアクセス動作が完了できる
ようにすることを目的とするものである。
【0013】このため、層構造となる複数の信号記録面
を有するディスク状記録媒体に対して、その信号記録面
にレーザ光を照射してデータの記録又は再生を行うディ
スクドライブ装置として次のように構成するものであ
る。少なくとも、レーザ光源、上記レーザ光の出力端と
なる対物レンズ、記録媒体からの反射光を検出する検出
部を有するピックアップ手段と、対物レンズを記録媒体
に接離する方向に移動させることで記録媒体の信号記録
面に対する対物レンズのフォーカス状態を設定する対物
レンズ移動手段と、対物レンズが現在合焦しているとさ
れる或る信号記録面から他の信号記録面に移るようにし
て合焦するためのフォーカスジャンプが行われるように
対物レンズ移動手段を制御するフォーカスジャンプ制御
手段と、対物レンズとディスク状記録媒体の半径方向と
の相対的位置関係を変位させるためのディスク半径方向
移送手段とを備える。そしてまた、対物レンズが現在合
焦しているとされる現在アドレス位置と、アクセス先で
あるターゲットアドレス位置とが同一信号記録面ではな
い場合に行うシーク動作として次のシーク制御を実行す
るシーク動作制御手段を設ける。つまり、ターゲットア
ドレス位置が上記現在アドレス位置よりも内周にあるこ
とを判別した場合には、現在アドレス位置を含む信号記
録面にてターゲットアドレス位置に対応するディスク状
記録媒体の半径位置まで対物レンズが位置するようにデ
ィスク半径方向移送手段に対する制御を実行し、この
後、このディスク半径方向における移送完了位置からタ
ーゲットアドレス位置を含む信号記録面に対してフォー
カスジャンプが行われるようにフォーカスジャンプ制御
手段による制御を実行させる第1のシーク制御と、ター
ゲットアドレス位置が上記現在アドレス位置よりも外周
にあることを判別した場合には、この現在アドレス位置
からターゲットアドレス位置を含む信号記録面に対して
フォーカスジャンプが行われるようにフォーカスジャン
プ制御手段による制御を実行させ、この後、このフォー
カスジャンプ完了位置からターゲットアドレス位置に対
応するディスク状記録媒体の半径位置まで対物レンズが
位置するようにディスク半径方向移送手段に対する制御
を実行させる第2のシーク制御とを実行するものであ
る。
【0014】上記構成によれば、層構造となる複数の信
号記録面が形成されるディスクに対応して異なる信号記
録面間でアクセスを行う場合において、現在アドレス位
置とターゲットアドレス位置とで、内周側に近い方のア
ドレス位置に対応するディスク半径位置においてフォー
カスジャンプが実行されることになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態として
のディスクドライブ装置について説明する。本実施の形
態のディスクドライブ装置に装填される光ディスクは、
例えばDVDとされ、特に図7で説明したように信号記
録面が2層構造となっているディスクに対応した記録又
は再生動作が可能な構成を採るものとされる。もちろん
他の種類の光ディスクの場合であっても本発明は適用で
きるものであるが、本発明としての特徴的な動作(シー
ク時におけるフォーカスジャンプ)は、複数の信号記録
面を有する層構造のディスクに対応するものである。
【0016】図1は本例のディスクドライブ装置70の
要部を示すブロック図である。ディスク90は、ターン
テーブル7に積載され、再生動作時においてスピンドル
モータ6によって一定線速度(CLV)もしくは一定角
速度(CAV)で回転駆動される。そしてピックアップ
1によってディスク90にエンボスピット形態や相変化
ピット形態などで記録されているデータの読み出しが行
なわれることになる。スピンドルモータ6のサーボ制御
を実行するために、スピンドルモータ6にはそれぞれス
ピンドルFG(周波数発生器)6aが設けられており、
スピンドルモータ6の回転に同期した周波数パルスSF
G(以降、FGパルスSFGともいう)を発生させるこ
とができる。システムコントローラ10ではスピンドル
FG6aからの周波数パルスSFGに基づいて、スピン
ドルモータ6の回転情報を検出できるようになる。
【0017】ピックアップ1内には、レーザ光源となる
レーザダイオード4や、反射光を検出するためのフォト
ディテクタ5、レーザ光の出力端となる対物レンズ2、
レーザ光を対物レンズ2を介して信号記録面に照射し、
またその反射光をフォトディテクタ5に導く光学系が形
成されている。対物レンズ2は二軸機構3によってトラ
ッキング方向及びフォーカス方向に移動可能に保持され
ている。またピックアップ1全体はスレッド機構8によ
りディスク半径方向に移動可能とされている。
【0018】ディスク90からの反射光情報はフォトデ
ィテクタ5によって検出され、受光光量に応じた電気
(電流)信号とされてRFアンプ9に供給される。RF
アンプ9には、フォトディテクタ5としての複数の受光
素子からの出力電流に対応して電流電圧変換回路、マト
リクス演算/増幅回路等を備え、マトリクス演算処理に
より必要な信号を生成する。例えば再生データであるR
F信号、サーボ制御のためのフォーカスエラー信号F
E、トラッキングエラー信号TEなどを生成する。RF
アンプ9から出力される再生RF信号は2値化回路11
へ、フォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信
号TEはサーボプロセッサ14へ供給される。
【0019】RFアンプ9で得られた再生RF信号は2
値化回路11で2値化されることでいわゆるEFM+信
号(8−16変調信号)とされ、デコーダ12に供給さ
れる。デコーダ12ではEFM+復調,エラー訂正処理
等を行ない、また必要に応じてMPEGデコードなどを
行なってディスク90から読み取られた情報の再生を行
なう。
【0020】なおデコーダ12は、デコードしたデータ
をデータバッファとしてのキャッシュメモリ20に蓄積
していく。ディスクドライブ装置70からの再生出力と
しては、キャッシュメモリ20でバファリングされてい
るデータが読み出されて転送出力されることになる。
【0021】インターフェース部13は、外部のホスト
コンピュータ80と接続され、ホストコンピュータ80
との間で再生データやリードコマンド等の通信を行う。
即ちキャッシュメモリ20に格納された再生データは、
インターフェース部13を介してホストコンピュータ8
0に転送出力される。またホストコンピュータ80から
のリードコマンドその他の信号はインターフェース部1
3を介してシステムコントローラ10に供給される。
【0022】サーボプロセッサ14は、RFアンプ9か
らのフォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信
号TEや、デコーダ12もしくはシステムコントローラ
10からのスピンドルエラー信号SPE等から、フォー
カス、トラッキング、スレッド、スピンドルの各種サー
ボドライブ信号を生成しサーボ動作を実行させる。即ち
フォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信号T
Eに応じてフォーカスドライブ信号、トラッキングドラ
イブ信号を生成し、二軸ドライバ16に供給する。二軸
ドライバ16はピックアップ1における二軸機構3のフ
ォーカスコイル、トラッキングコイルを駆動することに
なる。これによってピックアップ1、RFアンプ9、サ
ーボプロセッサ14、二軸ドライバ16、二軸機構3に
よるトラッキングサーボループ及びフォーカスサーボル
ープが形成される。
【0023】なおフォーカスサーボをオンとする際に
は、まずフォーカスサーチ動作を実行しなければならな
い。フォーカスサーチ動作とは、フォーカスサーボオフ
の状態で対物レンズ2を強制的に移動させながらフォー
カスエラー信号FEのS字カーブが得られる位置を検出
するものである。公知の通り、フォーカスエラー信号の
S字カーブのうちのリニア領域は、フォーカスサーボル
ープを閉じることで対物レンズ2の位置を合焦位置に引
き込むことのできる範囲である。したがってフォーカス
サーチ動作として対物レンズ2を強制的に移動させなが
ら、上記の引込可能な範囲を検出し、そのタイミングで
フォーカスサーボをオンとすることで、以降、レーザー
スポットが合焦状態に保持されるフォーカスサーボ動作
が実現されるものである。
【0024】また本例の場合、ディスク90の信号記録
面は、図2(a)(b)に第1信号記録面90a、第2
信号記録面90bとして示すように2層構造となってい
る。即ち、図7で説明した構造となっており、図2に示
す第1信号記録面90a、第2信号記録面90bがそれ
ぞれ、図7に示す第1信号記録面102、第2信号記録
面104に相当する。当然ながら、第1信号記録面90
aに対して記録再生を行う場合はレーザ光は第1信号記
録面90aに対して合焦状態となっていなければならな
い。また第2信号記録面90bに対して記録再生を行う
場合はレーザ光は第2信号記録面90bに対して合焦状
態となっていなければならない。第1信号記録面90a
に対する合焦状態を図2(a)に示すが、このときの対
物レンズ2の位置を位置P1であるとする。また第2信
号記録面90bに対する合焦状態を図2(b)に示す
が、このときの対物レンズ2の位置を位置P2であると
する。なお、位置P0〜P3を対物レンズ2がディスク
90に接離する方向に移動可能なフォーカスストローク
範囲であるとする。
【0025】例えば第1信号記録面90aでの再生動作
の後に、第2信号記録面90bでの再生動作に移行する
場合には、対物レンズ90の位置を位置P1から位置P
2に移動させなければならない。もちろん逆の場合もあ
り得る。このような第1信号記録面90aと第2信号記
録面90bでのフォーカス位置の移動はフォーカスジャ
ンプ動作により行われる。このフォーカスジャンプ動作
は、前述したように、一方の信号記録面で合焦状態にあ
るときに、フォーカスサーボをオフとして対物レンズ2
を強制的に移動させ、他方の信号記録面に対するフォー
カス引込範囲内に到達した時点(S字カーブが観測され
る時点)でフォーカスサーボをオンとすることで実行さ
れる。
【0026】なお図3に、対物レンズ2が位置P0から
P3までのフォーカスストローク範囲で移動された場合
に観測されるフォーカスエラー信号FEの例を示す。図
示するように第1信号記録面90a及び第2信号記録面
90bに対して合焦状態となる位置P1、P2を中心と
して、それぞれS字カーブが観測される。各S字カーブ
のリニア領域の位置範囲が、各信号記録面に対するフォ
ーカス引込可能範囲FW1,FW2となる。
【0027】図1において、サーボプロセッサ14はさ
らに、スピンドルモータドライバ17に対してスピンド
ルエラー信号SPEに応じて生成したスピンドルドライ
ブ信号を供給する。スピンドルモータドライバ17はス
ピンドルドライブ信号に応じて例えば3相駆動信号をス
ピンドルモータ6に印加し、スピンドルモータ6のCL
V回転を実行させる。またサーボプロセッサ14はシス
テムコントローラ10からのスピンドルキック/ブレー
キ制御信号に応じてスピンドルドライブ信号を発生さ
せ、スピンドルモータドライバ17によるスピンドルモ
ータ6の起動、停止、加速、減速などの動作も実行させ
る。
【0028】なお、スピンドルモータ6のCLV回転と
しての線速度については、システムコントローラ10が
各種速度に設定できる。例えばデコーダ12は、デコー
ド処理に用いるためにEFM信号に同期した再生クロッ
クを生成するが、この再生クロックから現在の回転速度
情報を得ることができる。システムコントローラ10も
しくはデコーダ12は、このような現在の回転速度情報
と、基準速度情報を比較することで、CLVサーボのた
めのスピンドルエラー信号SPEを生成する。したがっ
て、システムコントローラ11は、基準速度情報として
の値を切り換えれば、CLV回転としての線速度を変化
させることができる。例えばある通常の線速度を基準と
して4倍速、8倍速などの線速度を実現できる。これに
よりデータ転送レートの高速化が可能となる。なお、も
ちろんCAV方式であっても回転速度の切換は可能であ
る。
【0029】サーボプロセッサ14は、例えばトラッキ
ングエラー信号TEの低域成分として得られるスレッド
エラー信号や、システムコントローラ10からのアクセ
ス実行制御などに基づいてスレッドドライブ信号を生成
し、スレッドドライバ15に供給する。スレッドドライ
バ15はスレッドドライブ信号に応じてスレッド機構8
を駆動する。スレッド機構8には図示しないが、ピック
アップ1を保持するメインシャフト、スレッドモータ、
伝達ギア等による機構を有し、スレッドドライバ15が
スレッドドライブ信号に応じてスレッドモータ8を駆動
することで、ピックアップ1をディスク半径方向に移動
させる動作が得られる。これにより、対物レンズとディ
スク半径方向との相対位置関係が変位する。
【0030】ピックアップ1におけるレーザダイオード
4はレーザドライバ18によってレーザ発光駆動され
る。システムコントローラ10はディスク90に対する
再生動作を実行させる際に、レーザパワーの制御値をオ
ートパワーコントロール回路19にセットし、オートパ
ワーコントロール回路19はセットされたレーザパワー
の値に応じてレーザ出力が行われるようにレーザドライ
バ18を制御する。
【0031】なお、記録動作が可能な装置とする場合
は、記録データに応じて変調された信号がレーザドライ
バ18に印加される。例えば記録可能タイプのディスク
90に対して記録を行う際には、ホストコンピュータか
らインターフェース部13に供給された記録データは図
示しないエンコーダによってエラー訂正コードの付加、
EFM+変調などの処理が行われた後、レーザドライバ
18に供給される。そしてレーザドライバ18が記録デ
ータに応じてレーザ発光動作をレーザダイオード4に実
行させることで、ディスク90に対するデータ記録が実
行される。
【0032】以上のようなサーボ及びデコード、エンコ
ードなどの各種動作はマイクロコンピュータによって形
成されたシステムコントローラ10により制御される。
そしてシステムコントローラ10は、ホストコンピュー
タ80からのコマンドに応じて各種処理を実行する。例
えばホストコンピュータ80から、ディスク90に記録
されている或るデータの転送を求めるリードコマンドが
供給された場合は、まず指示されたアドレスを目的とし
てシーク動作制御を行う。即ちサーボプロセッサ14に
指令を出し、シークコマンドにより指定されたアドレス
をターゲットとするピックアップ1のアクセス動作を実
行させる。その後、その指示されたデータ区間のデータ
をホストコンピュータ80に転送するために必要な動作
制御を行う。即ちディスク90からのデータ読出/デコ
ード/バファリング等を行って、要求されたデータを転
送する。なお、ホストコンピュータからのデータ要求が
シーケンシャルに行われており、要求されたデータが例
えば先読み動作などで予めキャッシュメモリ20に格納
されていた場合は、キャッシュヒット転送として、ディ
スク90からのデータ読出/デコード/バファリング等
を行わずに、要求されたデータを転送できる。
【0033】本例において、レーザスポットの合焦位置
がが第1信号記録面と第2信号記録面間を移動するフォ
ーカスジャンプ動作は、システムコントローラ10の制
御に基づいて行われる。またシステムコントローラ10
がフォーカスジャンプシーケンスの制御を行うために
は、実際にはフォーカスエラー信号FEを監視している
必要があり、このためRFアンプ9からのフォーカスエ
ラー信号FEはシステムコントローラ10にも供給され
ている。但し、サーボプロセッサ14に入力されている
フォーカスエラー信号FEをシステムコントローラ10
が監視するように構成してもよい。
【0034】続いて、本例のディスクドライブ装置にお
いて、現在記録又は再生を行っている信号記録面とは異
なる信号記録面の目標位置に対してアクセスを行う場合
のアクセス動作について、図4及び図5を参照して説明
する。図4及び図5にはディスク90の断面と、対物レ
ンズとの位置関係が模式的に示されているが、説明の便
宜上、ディスク90の構造としては、第1信号記録面9
0a及び第2信号記録面90bのみを抜き出して示して
いる。また、以降の説明においてはシークとアクセスと
いう言葉が用いられることがあるが、本明細書において
「シーク」とは、ターゲット(目標)となるアドレスに
移動するために、単に光学ヘッド(対物レンズ)を移動
させるための精度としては粗な動作をいうものとして、
ターゲット(目標)となるアドレスに正確に到達するた
めの動作(例えばトラックジャンプ)は特に含めない場
合もあるものとする。これに対して、アクセスとは、上
記シーク動作も含めて、正確にターゲットのアドレスに
到達することをいうものとする。
【0035】ここで、図4(a)に示すように、現在記
録再生を行っているアドレス位置(現在アドレス位置)
Pcrは、図に示すディスク半径位置において、第1信
号記録面90aにあるものとする。つまり、対物レンズ
2から照射されているレーザ光は第1信号記録面90a
にて合焦している。そして、この状態のもとで、例えば
ホストコンピュータ80からアクセスのためのリードコ
マンドの要求があったとする。ここで、アクセス先とし
ては、図4(a)のターゲットアドレス位置Ptgとす
る。つまり、第2信号記録面90bにおいて図示するデ
ィスク半径位置であるものとする。
【0036】ここで、図4(a)に示す現在アドレス位
置Pcrの半径距離はr1で示される。また、ターゲッ
トアドレス位置Ptgの半径距離はr2で示される。こ
こで、上記半径距離r1,r2とを比較すると、r1>
r2となる。これは、ターゲットアドレス位置Ptg
が、現在アドレス位置Pcrよりも内周側にあることを
示している。
【0037】このようなアドレス位置関係の場合、現在
アドレス位置Pcrからターゲットアドレス位置Ptg
にアクセスするためのシーク動作の手順としては、先
ず、図4(b)に示すように、現在アドレス位置Pcr
を含む第1信号記録面90aにて、ターゲットアドレス
位置Ptgに対応するディスク半径位置にまでシークを
行う。このときのシークのための移動量(移動距離)L
は、例えばL=r1−r2により求められる。この演算
式では、移動量Lが負の値をとれば内周側に移動するこ
とを意味し、正の値をとれば外周側に移動することを意
味する。
【0038】そして、図4(b)に示す現在アドレス位
置Pcrと同一信号記録面でのシークが完了したら、こ
のターゲットアドレス位置Ptgに対応するディスク半
径位置においてフォーカスジャンプを実行する。これに
より、図4(c)に示すようにして、レーザ光の合焦位
置は、第2信号記録面90bに移行する。また、このと
きには、ほぼターゲットアドレス位置Ptgに近い位置
に合焦位置があることになる。この後は、例えば、微調
整的なシーク動作(例えばトラックジャンプ等)を行っ
て、ターゲットアドレス位置Ptgへのアクセスを完了
させることになる。
【0039】続いて、図5について説明する。この場合
にも、図5(a)では、現在記録再生を行っているアド
レス位置(現在アドレス位置)Pcrは、図に示すディ
スク半径位置において、第1信号記録面90aにあるも
のとして示されている。但し、この場合には、アクセス
先としてのターゲットアドレス位置Ptgが、現在アド
レス位置Pcrよりも外周側の第2信号記録面90bと
なっている。この場合には、現在アドレス位置Pcrの
半径距離r1とターゲットアドレス位置Ptgの半径距
離r2の関係は r1<r2 で示される。
【0040】このようなアドレス位置関係の場合の、現
在アドレス位置Pcrからターゲットアドレス位置Pt
gにアクセスするためのシーク動作の手順としては、先
ず、図5(b)に示すように、現在アドレス位置Pcr
(第1信号記録面)にて、第1信号記録面90aから第
2信号記録面90bに対してフォーカスジャンプを行
う。そして、上記フォーカスジャンプが完了したら、図
5(c)に示すようにして、第2信号記録面90bに
て、ターゲットアドレス位置Ptgに対してシークを行
う。このときのシークのための移動量Lも、先の場合と
同様にL=r1−r2で求められるものであり、ここで
は移動量Lが正の値となる演算結果が得られる。
【0041】そして、この場合においても、上記シーク
動作が完了した後においては、例えば微調整的なシーク
動作(例えばトラックジャンプ等)を行って、ターゲッ
トアドレス位置Ptgへのアクセスを完了させる。
【0042】上記図4及び図5に示したシーク動作は、
次のような規則に従って行われるものである。即ち、現
在アドレス位置Pcrとターゲットアドレス位置Ptg
が互いに異なる信号記録面である場合として、 (1) ターゲットアドレス位置Ptgが現在アドレス
位置Pcrよりディスク内周にある場合には、先ず、現
在アドレス位置Pcrと同一の信号記録面にて、ターゲ
ットアドレス位置Ptgとほぼ同位置のディスク半径位
置に間でシークを行い、この後、ターゲットアドレス位
置Ptgの在る信号記録面に移行するためのフォーカス
ジャンプを実行する。 (2) ターゲットアドレス位置Ptgが現在アドレス
位置Pcrよりもディスク外周にある場合には、先ず、
現在アドレス位置Pcrにてターゲットアドレス位置P
tgの在る信号記録面に移行するためのフォーカスジャ
ンプを実行し、この後、ターゲットアドレス位置Ptg
に対してシークを行う。なお、上記図4及び図5に示し
た例は、現在アドレス位置Pcrが第1信号記録層90
aで、ターゲットアドレス位置Ptgが第2信号記録層
90bとされているが、当然のこととして、現在アドレ
ス位置Pcrが第2信号記録層90aで、ターゲットア
ドレス位置Ptgが第1信号記録層90bとされている
場合も、上記(1)(2)に記述した規則に従ってシー
ク動作が実行されるものである。
【0043】上記したようにシークを行う結果、フォー
カスジャンプは、現在アドレス位置Pcrとターゲット
アドレス位置Ptgとで、内周側にあるアドレス位置に
対応するディスク半径位置において行われることにな
る。前述したように、ディスクの面振れは外周にいくに
つれて大きくなるので、上記のようにしてフォーカスジ
ャンプ位置を決めるようにすれば、外周側でフォーカス
ジャンプが行われる確立が低くなり、それだけ、面振れ
の影響によってフォーカスジャンプがエラーとなる可能
性が低くなるものである。
【0044】図6は、本例のディスクドライブ装置が実
行するアクセス動作を実現するための処理動作を示すフ
ローチャートである。この処理には、上記図4及び図5
により説明した信号記録面間の移動を伴うアクセス動作
が含まれる。またここでは、リードコマンドを受信して
の応答処理を実行する場合を例に挙げる。
【0045】この図に示す処理にあっては、システムコ
ントローラ10は、先ずステップS101においてホス
トコンピュータ80からのリードコマンドの受信を待機
している。そして、ここでリードコマンドを受信したこ
とが判別されると、ステップS102に進む。
【0046】ステップS102に進んだ段階では、シス
テムコントローラ10は、上記ステップS101にて受
信したリードコマンドとして、アクセス先であるターゲ
ットアドレス位置Ptgの情報を取得している。このタ
ーゲットアドレス位置Ptgは、先にも述べたように、
信号記録面の区別と共にそのアドレスを指定する。
【0047】そこで、ステップS102においては、リ
ードコマンド受信時にアクセスしていた現在アドレス位
置Pcrと、上記ターゲットアドレス位置Ptgとに基
づいて、現在アドレス位置Pcrとターゲットアドレス
位置Ptg間の物理的移動距離である移動量Lを求め
る。このためには、例えば先ず、現在アドレス位置Pc
rに基づいてディスク上における現在アドレス位置Pc
rの半径距離r1を求め、同様に、ターゲットアドレス
位置Ptgに基づいてその半径距離r2を求める。そし
て、これら半径距離r1,r2を利用して、先にも述べ
たように、移動量Lについて、L=r2−r1の演算に
より求める。
【0048】続くステップS103においては、ターゲ
ットアドレス位置Ptgは、現在アドレス位置Pcrと
同一の信号記録面に在るか否かについて判別を行う。こ
のステップS103において、肯定結果が得られた場合
にはステップS108に進む。
【0049】一方、ステップS103において否定結果
が得られた場合には、ステップS104に進む。ステッ
プS104においては、ターゲットアドレス位置Ptg
は現在アドレス位置Pcrよりも内周にあるか否かが判
別される。この判別結果は、例えば、先に取得した半径
位置r1と半径位置r2との大小について比較を行うこ
とで得ることができる。そしてステップS104におい
て、ターゲットアドレス位置Ptgは現在アドレス位置
Pcrよりも内周にあることが判別された場合にはステ
ップS105に進む。これに対してターゲットアドレス
位置Ptgは現在アドレス位置Pcrよりも外周にある
ことが判別された場合にはステップS107に進む。ス
テップS105以降の処理は、図4により説明したアク
セス動作に対応し、ステップS107以降の処理は、図
5により示したアクセス動作に対応する。
【0050】ステップS105においては、先ずこれま
で再生を行っていた、信号記録面(現在アドレス位置P
crを含んでいる)において、移動量Lに従ってシーク
が行われるように制御を実行する。これによって、ピッ
クアップ1(対物レンズ2)は、ほぼターゲットアドレ
ス位置Ptgに近いディスク半径位置にまで到達するこ
とができる。
【0051】ここで、移動量Lに従ってシークを行うた
めの実際の制御として、スレッド機構8によるピックア
ップ1の移送を伴う場合には、例えば、スレッド機構8
に備えられているロータリーエンコーダ(図1において
は図示せず)から出力される回転量の情報をスレッド移
動量に置換し、このスレッド移動量が上記移動量Lとな
るまでスレッド機構8による移送動作を実行させればよ
いものである。また、スレッド機構8の移動を伴わな
い、対物レンズ2の移動で済む程度の移動量Lである場
合には、例えばトラバースしたトラック本数を対物レン
ズ2の移動量として扱い、この対物レンズ2の移動量が
上記移動量Lとなるまで対物レンズ2をディスク半径方
向に移動させるように制御を行えばよい。なお、上記制
御処理は、後述するステップS108によるアクセス動
作においてシーク動作を伴う場合にも同様にして実行さ
れるものである。
【0052】そして、次のステップS106において、
シーク完了位置から、ターゲットアドレス位置Ptgの
在るとされる信号記録面に対してフォーカスジャンプを
実行させる。このためには、例えば先に図2により説明
したフォーカスジャンプ動作が得られるように、システ
ムコントローラ10の指令によって、サーボプロセッサ
14がフォーカスサーボ回路系に対しての制御を実行す
ることになる。これについては後述するステップS10
7の処理時においても同様とされる。
【0053】ここで、上記ステップS105→S106
の処理は、図4(b)→(c)として示した動作に対応
する。従って、ステップS106が完了した段階では、
レーザスポットの焦点位置は、ターゲットアドレス位置
Ptgの在るとされる信号記録面において、ターゲット
アドレス位置Ptgにほぼ近い位置に在る状態となって
いる。そして、ステップS106としての処理が完了す
るとステップS108に進む。
【0054】一方、ステップS107においては、現在
アドレス位置Pcrの位置において、ターゲットアドレ
ス位置Ptgの在る信号記録面に対してフォーカスジャ
ンプを行うための制御処理を実行する。このステップS
107の処理は、図5(a)→(b)に示す動作に対応
する。そして、この処理が終了すると、ステップS10
8に進む。
【0055】ステップS108に進んだ段階では、上記
ステップS103,S106,S107の何れの処理を
経てきたにせよ、レーザスポットの焦点位置は、ターゲ
ットアドレス位置Ptgの在るとされる信号記録面にあ
る。そこでステップS108においては、ターゲットア
ドレス位置Ptgの在るとされる信号記録面において、
ターゲットアドレス位置Ptgにアクセスするための制
御処理を実行する。ここで、ステップS106を経てス
テップS108に至った場合には、比較的小さな移動量
を伴うアクセス動作となり、スレッド機構8によるピッ
クアップ1の移送を伴わない、対物レンズ2の移動だけ
によるアクセスが行われる可能性が高くなる。これに対
して、ステップS107を経てステップS108に至っ
た場合には、むしろ、比較的大きな移動量Lで以て、ス
レッド機構8によるピックアップ1の移送を伴うシーク
を実行する可能性が高くなる。。ステップS107を経
てステップS108に至った場合には、図5(b)→
(c)に示す動作がこのステップS108にて実行され
ることになる。ステップS103からステップS108
に至った場合にも、同様にして、スレッド機構8による
ピックアップ1の移送を伴うシークが行われる可能性が
ある。
【0056】なお、上記実施の形態としては、ディスク
に2層の信号記録面が形成されている場合を例に挙げて
いるが、例えば3層以上の信号記録面が形成されている
ディスクの場合であっても、本発明は適用が可能であ
る。また、本実施の形態が対応するディスクとしてはD
VDを例に挙げているが、これ以外の種別のディスクに
ついても適用が可能とされる。また、ディスクドライブ
装置としての構成も、図1に示したものに限定されるも
のではなく、実際の使用条件等に応じて変更が可能であ
る。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、層構造と
なる複数の信号記録面が形成されるディスクに対応して
異なる信号記録面間でアクセスを行う場合において、現
在アドレス位置とターゲットアドレス位置とで、内周側
に近い方のアドレス位置に対応するディスク半径位置に
てフォーカスジャンプを実行するように構成される。こ
こで、ディスクの面振れは外周側にいくのに従って大き
くなる。逆にいえば、円周側にいくほど面振れの影響は
少なくて済む。そこで、上記のようにして出来るだけ内
周側でフォーカスジャンプを行うようにすれば、ディス
クの面振れに起因するフォーカスジャンプのエラーが発
生する確率(頻度)を低くすることができる。つまり、
アクセス動作が迅速に完了する機会が増え、それだけ次
の再生又は記録動作に移行する時間も短縮されて、機器
としての信頼性の向上が図られることになる。そして、
本発明の構成は、例えばフォーカスジャンプのために特
に対物レンズに対して複雑な制御処理を実行する必要は
なく、簡単な制御処理によって実現できるため、例えば
制御処理系統の処理負担も軽くて済むことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のディスクドライブ装置の
構成例を示すブロック図である。
【図2】フォーカスジャンプ動作を示す説明図である。
【図3】本実施の形態のディスクに対応して得られるフ
ォーカスエラー信号波形を概念的に示す説明図である。
【図4】本実施の形態の信号記録面間の移動を含むシー
ク動作を示す説明図である。
【図5】本実施の形態の信号記録面間の移動を含むシー
ク動作を示す説明図である。
【図6】本実施の形態のアクセス動作を実現するための
処理動作を示すフローチャートである。
【図7】本実施の形態が対応するディスクの構造例を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 ピックアップ、2 対物レンズ、3 二軸機構、4
レーザダイオード、5 フォトディテクタ、6 スピ
ンドルモータ、8 スレッド機構、9 RFアンプ、1
0 システムコントローラ、13 インターフェース
部、14 サーボプロセッサ、20 キャッシュメモ
リ、70 ディスクドライブ装置、80 ホストコンピ
ュータ、90 ディスク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 層構造となる複数の信号記録面を有する
    ディスク状記録媒体に対して、その信号記録面にレーザ
    光を照射してデータの記録又は再生を行うディスクドラ
    イブ装置において、 少なくとも、レーザ光源、上記レーザ光の出力端となる
    対物レンズ、記録媒体からの反射光を検出する検出部を
    有するピックアップ手段と、 上記対物レンズを記録媒体に接離する方向に移動させる
    ことで、記録媒体の信号記録面に対する対物レンズのフ
    ォーカス状態を設定する対物レンズ移動手段と、 上記対物レンズが現在合焦しているとされる或る信号記
    録面から他の信号記録面に移るようにして合焦するため
    のフォーカスジャンプが行われるように上記対物レンズ
    移動手段を制御するフォーカスジャンプ制御手段と、 上記対物レンズと上記ディスク状記録媒体の半径方向と
    の相対的位置関係を変位させるためのディスク半径方向
    移送手段と、 上記対物レンズが現在合焦しているとされる現在アドレ
    ス位置と、アクセス先であるターゲットアドレス位置と
    が同一信号記録面ではない場合に行うシーク動作とし
    て、 上記ターゲットアドレス位置が上記現在アドレス位置よ
    りも内周にあることを判別した場合には、上記現在アド
    レス位置を含む信号記録面にて上記ターゲットアドレス
    位置に対応するディスク状記録媒体の半径位置まで対物
    レンズが位置するように上記ディスク半径方向移送手段
    に対する制御を実行し、この後、このディスク半径方向
    における移送完了位置から上記ターゲットアドレス位置
    を含む信号記録面に対してフォーカスジャンプが行われ
    るように上記フォーカスジャンプ制御手段による制御を
    実行させる第1のシーク制御と、 上記ターゲットアドレス位置が上記現在アドレス位置よ
    りも外周にあることを判別した場合には、上記現在アド
    レス位置から上記ターゲットアドレス位置を含む信号記
    録面に対してフォーカスジャンプが行われるように上記
    フォーカスジャンプ制御手段による制御を実行させ、こ
    の後、このフォーカスジャンプ完了位置から上記ターゲ
    ットアドレス位置に対応するディスク状記録媒体の半径
    位置まで対物レンズが位置するように上記ディスク半径
    方向移送手段に対する制御を実行させる第2のシーク制
    御とを実行可能なシーク動作制御手段と、 を備えていることを特徴とするディスクドライブ装置。
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