JP3546549B2 - 光学式ディスク駆動装置および方法 - Google Patents
光学式ディスク駆動装置および方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3546549B2 JP3546549B2 JP19935695A JP19935695A JP3546549B2 JP 3546549 B2 JP3546549 B2 JP 3546549B2 JP 19935695 A JP19935695 A JP 19935695A JP 19935695 A JP19935695 A JP 19935695A JP 3546549 B2 JP3546549 B2 JP 3546549B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- focus
- level
- recording layer
- recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/20—Driving; Starting; Stopping; Control thereof
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/085—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
- G11B7/08505—Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
- G11B7/08511—Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head with focus pull-in only
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/0945—Methods for initialising servos, start-up sequences
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B2007/0003—Recording, reproducing or erasing systems characterised by the structure or type of the carrier
- G11B2007/0009—Recording, reproducing or erasing systems characterised by the structure or type of the carrier for carriers having data stored in three dimensions, e.g. volume storage
- G11B2007/0013—Recording, reproducing or erasing systems characterised by the structure or type of the carrier for carriers having data stored in three dimensions, e.g. volume storage for carriers having multiple discrete layers
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/09—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B7/0908—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for focusing only
Landscapes
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Holo Graphy (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光学式ディスク駆動装置および方法に関し、特に、光学式ディスクの1枚当たりの記録容量を増やすために、複数の記録層を備えた光学式ディスクを駆動し、情報を記録または再生する光学式ディスク駆動装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、1枚の光ディスクに複数の記録層を備えることによって、情報の記録容量を増大させた光ディスクが提案されている。図12はこのような光ディスクの一例を示す断面図である。
【0003】
同図において、光ディスク41のディスク基盤42はポリカーボネイト等の透明な層で構成され、その底面側にはA記録層46とB記録層47が設けられている。A記録層46は半透明膜からなり、光を一部透過し一部反射する。B記録層47はアルミニウムなどの全反射膜からなり、光を全反射する。保護膜45は、記録層を腐蝕や外的な傷から保護するために、B記録層47の上に設けられている。
【0004】
A記録層46に記録されている凹凸状の情報ピット43をレーザー光等の光ビームで読取る場合、光ビームL1のように、光ビームの焦点をA記録層46にあわせて集光し、A記録層46で反射した光をモニタする。同様に、B記録層47に記録されている凹凸状の情報ピット44を光ビームで読取る場合、光ビームL2のように、光ビームの焦点をB記録層47にあわせて集光し、B記録層47で反射した光をモニタする。各層の情報再生時には、光ピックアップからフォーカスエラー信号を得て、フォーカスエラー信号がゼロになるようにフォーカスサーボをかける。
【0005】
A記録層46(B記録層47)に記録されている情報に続いて、B記録層47(A記録層46)に記録されている情報を連続して再生するには、光ビームL1(光ビームL2)から光ビームL2(光ビームL1)へ焦点位置を迅速に遷移する必要がある。以下、これをフォーカスジャンプと称する。フォーカスジャンプにおいては、光ビームを集光する対物レンズを駆動する。
【0006】
図13はフォーカスジャンプ時のフォーカスエラー信号(図13(A))とフォーカスエラー信号と対物レンズを駆動する信号(図13(B))との関係を示す波形図である。a点はA記録層46の焦点位置を示し、ゼロレベルである。b点はB記録層47の焦点位置を示し、ゼロレベルである。これらa点、b点の近傍では誤差の大きさと方向をもつ周知のフォーカスエラー信号が得られる。
【0007】
a点からb点へフォーカスジャンプする場合、まずフォーカスサーボを開状態(図13(C))またはホールド状態として、対物レンズをb点の方向に加速する駆動電圧(加速ジャンプパルス)(図13(B))を加える。そして、a点とb点の中間地点に達したとき、対物レンズを減速する駆動電圧(減速ジャンプパルス)(図13(B))を加えて、b点付近まで移動したことを検出した後、フォーカスサーボを閉状態に復帰させる(図13(C))。a点とb点の中間地点検出は、図13に示すように、フォーカスエラー信号がゼロクロスした点を用いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
図14は、a点とb点の層間距離(層間領域の距離)が広く、フォーカスエラー信号にノイズが加わった場合のフォーカスエラー信号とフォーカス位置との関係を示す波形図である。従来の光学式ディスク駆動装置としての光ディスク記録再生装置では、フォーカスジャンプ動作時における加速と減速の切り換えを、フォーカスエラー信号がゼロクロスするジャンプ距離の中間地点で行っていた。しかしながら、図14に示すように、層間距離のばらつきや、フォーカスエラー信号に加わるノイズにより、フォーカスエラー信号から中間地点を検出することは困難である。
【0009】
また、対物レンズを駆動するアクチュエータの感度ばらつきによって対物レンズ移動速度にばらつきが生じ、フォーカスエラー信号がゼロレベル近傍の層間距離を通過する時間にもばらつきが発生する。このようなことから、従来の装置は、フォーカスジャンプを安定に行うことが困難となる課題があった。
【0010】
本発明は、以上の点を考慮してなされたもので、層間距離のばらつき、フォーカスエラー信号に加わるノイズ、対物レンズを駆動するアクチュエータの感度ばらつきなどに拘らず、安定したジャンプを実行できるようにするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の光学式ディスク駆動装置は、光ビームを記録層に合焦させる合焦手段と、第1の記録層から第2の記録層に合焦点を移動するために、合焦手段を加速する加速信号と減速する減速信号とを、合焦手段に供給する駆動手段と、合焦手段が出力するフォーカスエラー信号のレベルを検出する検出手段と、検出手段によりフォーカスエラー信号のレベルが所定の基準値の範囲内にあると検出されたとき、駆動手段の加速信号と減速信号の合焦手段への供給を停止させる駆動制御手段と、光学式ディスクより再生される信号のレベルに基づいて基準値を制御する基準値制御手段とを備えることを特徴とする。
【0012】
本発明の第1の光学式ディスク駆動方法は、第1の記録層から第2の記録層に合焦点を移動するとき、加速信号または減速信号を発生して合焦点を加速移動または減速移動し、出力されるフォーカスエラー信号のレベルを検出し、フォーカスエラー信号のレベルが所定の基準値の範囲内にあると検出されたとき、合焦点が、第1の記録層から第2の記録層に移動する所定の期間、加速信号と減速信号の供給を停止させ、基準値は光学式ディスクより再生される信号のレベルに基づいて制御されることを特徴とする。
【0013】
本発明の第2の光学式ディスク駆動装置は、ディスクに対して情報を記録または再生する光ビームの焦点位置を、ディスク上の所定の位置に位置させる位置制御手段と、光ビームの焦点位置が、所定の基準値で規定される所定の範囲に位置するか否かを判定する判定手段と、ディスクから再生される信号のレベルを検出する検出手段と、検出手段の検出結果に対応して基準値を制御する基準値制御手段とを備えることを特徴とする。
【0014】
本発明の第2の光学式ディスク駆動方法は、ディスクに対して情報を記録または再生する光ビームの焦点位置を、ディスク上の所定の位置に位置させるように制御し、光ビームの焦点位置が、所定の基準値で規定される所定の範囲に位置するか否かを判定し、ディスクから再生される信号のレベルを検出し、検出結果に対応して基準値を制御することを特徴とする。
【0015】
本発明の第1の光学式ディスク駆動装置および方法においては、光ビームが記録層に合焦させられ、第1の記録層から第2の記録層に合焦点を移動するために、合焦手段を加速する加速信号と減速する減速信号とが合焦手段に供給され、合焦手段が出力するフォーカスエラー信号のレベルが検出され、フォーカスエラー信号のレベルが所定の基準値の範囲内にあると検出されたとき、加速信号と減速信号の合焦手段への供給が停止させられ、光学式ディスクより再生される信号のレベルに基づいて基準値が制御される。
【0017】
本発明の第2の光学式ディスク駆動装置および方法においては、ディスクに対して情報を記録または再生する光ビームの焦点位置がディスク上の所定の位置に位置させられ、光ビームの焦点位置が所定の基準値で規定される所定の範囲に位置するか否かが判定され、ディスクから再生される信号のレベルが検出され、その検出結果に対応して基準値が制御される。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の光学式ディスク駆動装置を応用した光ディスク再生装置の第1の実施例を図1に基づいて説明する。同図において、光ディスク1は図12の光ディスク41と同じものであって、複数の記録層(A記録層46及びB記録層47)を有している。スピンドルモータ2は光ディスク1を所定の回転速度で回転させる。光ピックアップ3(合焦手段)は、対物レンズ11を駆動するフォーカスアクチュエータを備え、焦点のずれに対応するフォーカスエラー信号を出力する。
【0020】
焦点を合わせるフォーカスサーボループは、光ピックアップ3から出力されたフォーカスエラー信号が供給される、補償用フィルタ4、スイッチ5、パワードライブ回路7、光ピックアップ3内の対物レンズ11を駆動するループにより構成される。補償用フィルタ4はフォーカスサーボの安定性と追従性能を改善するために必要なゲインや位相の補償を行う。スイッチ5はフォーカスサーボループを開閉するか、またはフォーカスサーボをホールドする。パワードライブ回路7は光ピックアップ3のフォーカスアクチュエータを直接駆動する信号を出力して対物レンズ11の焦点位置を変化させる。
【0021】
ゼロクロス領域検出回路8は光ピックアップ3から出力されるフォーカスエラー信号のゼロクロス領域、即ち±Vのレベル範囲またはゼロレベルを検出する。サーボコントロール回路9はゼロクロス領域検出回路8の検出出力を受けて、スイッチ5の開閉及びジャンプパルス発生回路10による加速、減速信号の出力を制御する。加算器6はジャンプパルス発生回路10から出力される信号とスイッチ5を介して入力されるフォーカスエラー信号を加算する。
【0022】
以下、上述の構成に基づいて、図2の動作フローチャート、及び図3に示す図1の各回路ブロックの出力波形のタイミングチャートを参照しながら、A記録層46に光ビームの焦点を合わせてフォーカスサーボが行われている状態から、B記録層47に光ビームの焦点を合わせてフォーカスサーボを行うためのフォーカスジャンプを実行する第1の実施例について説明する。
【0023】
なお、この実施例では、スイッチ5の動作をフォーカスサーボループの開閉動作として説明するが、開動作をホールドする動作、閉動作をホールドしない動作としてもよい。
【0024】
まず、サーボコントール回路9(駆動制御手段)からスイッチ5に対しスイッチ5を開とするための制御信号(図3(E))を送出する。これによって、フォーカスサーボループは開となる。その直後(または同時)にサーボコントロール回路9はジャンプパルス発生回路10(駆動手段)に対物レンズをフォーカス方向(b点方向)に加速するよう指示する制御信号を送る(図2のステップS1)。
【0025】
この制御信号を受けたジャンプパルス発生回路10は、図3(B)に示すようなゼロレベルに対して+Pのレベルを有する加速パルスを発生し、加算器6とパワードライブ回路7を介して、光ピックアップ3内の図示しないフォーカスアクチュエータに印加する。これで、対物レンズ11はb点方向に向かって加速を始める(図3(F))。
【0026】
ゼロクロス領域検出回路8は光ピックアップ3から出力されるフォーカスエラー信号(図3(A))をモニタし、フォーカスエラー信号がゼロレベルを中心とする±V(ゼロクロス領域設定値)のレベル範囲内(ゼロクロス領域内)にあるか否かを検出しており、この検出出力(図3(C))はサーボコントロール回路9に送られる。加速後においては、ゼロクロス領域検出回路8はフォーカスエラー信号が一度ゼロクロス領域外に出たことを検出するが、S字状のフォーカスエラー信号の特性上、再びゼロクロス領域内に入ったことを検出することになる。
【0027】
サーボコントロール回路9はゼロクロス領域内の検出信号(図3(C)の高レベルの検出信号)を受けて(図2のステップS2)、ジャンプパルス発生回路10に対して加速パルスの出力を停止する制御信号を送出する(図2のステップS3)。よって、ジャンプパルス発生回路10からの出力はゼロレベルとなり(図3(B))、対物レンズ11は等速で駆動されることになる(図3(F))。
【0028】
対物レンズ11が等速で駆動されていくとB記録層47の合焦点に近付くため、再びフォーカスエラー信号はゼロクロス領域外に出る。ゼロクロス領域検出回路8はこのゼロクロス領域外の検出信号(図3(C)の低レベルの検出信号)をサーボコントロール回路9に送出する。このゼロクロス領域外の検出は対物レンズ11が合焦点(焦点位置)に近付いたことを示すものであるから、サーボコントロール回路9はそれを受けて(図2のステップS4)、ジャンプパルス発生回路10に対して減速するよう指示する制御信号を送出する(図2のステップS5)。
【0029】
この制御信号を受けたジャンプパルス発生回路10は、図3(B)に示すように、ゼロレベルに対して−Pのレベルを有する減速パルスを発生し、加算器6とパワードライブ回路7を介して光ピックアップ3内のフォーカスアクチュエータに印加する。これで、対物レンズ11は減速を始める(図3(F))。減速後、ゼロクロス領域検出回路8はゼロクロス領域内を検出し、その検出信号(図3(C)の高レベルの検出信号)をサーボコントロール回路9に送出する。
【0030】
サーボコントロール回路9はこの検出信号を受けて、ゼロクロス領域検出回路8に対してフォーカスエラー信号がゼロレベルを横切ったことを検出するよう指示する制御信号を送出する(図1の破線矢印)。よって、その後、ゼロクロス領域検出回路8で検出され出力されるゼロクロス検出信号(図3(D))がサーボコントロール回路9に送られる。
【0031】
サーボコントロール回路9はゼロクロス検出信号(図3(D)の高レベルの検出信号)を受けて(図2のステップS6)、ジャンプパルス発生回路10に対して減速パルスの出力を停止する制御信号と、スイッチ5に対してスイッチを閉じる制御信号を送出する(図2のステップS7)。これで、フォーカスジャンプが終了する。
【0032】
即ち、このフォーカスジャンプにおいては図3(F)に示すように、対物レンズ11は、加速パルスによる加速後(加速期間)、ゼロクロス領域内を検出するまで加速を続け、ゼロクロス検出期間中は加速を停止して等速運動する(等速期間)。そして、再びゼロクロス領域外を検出すると減速をはじめ(減速期間)、フォーカスエラー信号がゼロレベルを横切った時点でフォーカスサーボループを閉じることによって、フォーカスジャンプを達成している。
【0033】
なお、この実施例ではフォーカスエラー信号がゼロレベルを横切った時点でフォーカスサーボループを閉じているが、ゼロクロス領域内を検出した時点でフォーカスサーボループを閉じるようにしてもよい。
【0034】
図4はB記録層47に光ビームの焦点を合わせてフォーカスサーボが行われている状態から、A記録層46に光ビームの焦点を合わせてフォーカスサーボを行うためのフォーカスジャンプを実行したときの図1の各回路ブロックの出力波形のタイミングチャートである。
【0035】
図4においては、フォーカスジャンプの方向が図3の場合と異なるため(逆になるため)、フォーカスエラー信号の極性が図4(A)に示すように反転している点と、図4(B)に示すように加速パルスは−Pで与えられ、減速パルスは+Pで与えられている点が図3に示す場合と異なっている。それ以外の波形出力のタイミングや動作フローは図3に基づいて説明した第1の実施例と同様である。
【0036】
次に、本発明の第2の実施例を図5の動作フローチャート及び図6の出力波形のタイミングチャートに基づいて説明する。なお、第2の実施例の具体的回路ブロック図は図1と同じである。
【0037】
第2の実施例が第1の実施例と異なる点は、減速パルスのレベルとフォーカスサーボをクローズするタイミングである。その他の構成及び動作は第1の実施例と同じである。
【0038】
まず、サーボコントール回路9からスイッチ5に対しスイッチ5を開とするための制御信号(図6(D))を送出する。これによって、フォーカスサーボループは開となる。その直後(または同時)にサーボコントロール回路9はジャンプパルス発生回路10に対物レンズ11をフォーカス方向(b点方向)に加速するよう指示する制御信号を送る(図5のステップS11)。
【0039】
この制御信号を受けたジャンプパルス発生回路10は、図6(B)に示すようなゼロレベルに対して+Pのレベルを有する加速パルスをパワードライブ回路7を介してフォーカスアクチュエータに印加する。これで、対物レンズ11はb点方向に向かって加速を始める(図6(E))。
【0040】
加速後においては、ゼロクロス領域検出回路8はフォーカスエラー信号が一度ゼロクロス領域外に出たことを検出するが、対物レンズ11の移動にともない再びゼロクロス領域内に入ったことを検出することになる。
【0041】
サーボコントロール回路9はゼロクロス領域内の検出信号(図6(C)の高レベルの検出信号)を受けて(図5のステップS12)、ジャンプパルス発生回路10に対して加速パルスの出力を停止する制御信号を送出する(図5のステップS13)。よって、ジャンプパルス発生回路10からの出力はゼロレベルとなり対物レンズ11は等速で駆動されることになる(図6(E))。
【0042】
対物レンズ11が等速で駆動されていくとB記録層47の合焦点に近付くため、再びフォーカスエラー信号はゼロクロス領域外に出る。ゼロクロス領域検出回路8はこのゼロクロス領域外の検出信号(図6(C)の低レベルの検出信号)をサーボコントロール回路9に送出する。このゼロクロス領域外の検出は対物レンズ11が合焦点に近付いたことを示すものであるから、サーボコントロール回路9はそれを受けて(図5のステップS14)、ジャンプパルス発生回路10に対して減速するよう指示する制御信号を送出する(図5のステップS15)。
【0043】
この制御信号を受けたジャンプパルス発生回路10は、図6(B)に示すように、ゼロレベルに対して−(P+α)のレベルを有する減速パルスをパワードライブ回路7を介して光ピックアップ3内のフォーカスアクチュエータに印加する。この減速パルスの大きさは第1の実施例の減速パルス(−P)よりその絶対値が大きく設定されている。これで、対物レンズ11は減速を始める(図6(E))。減速後、ゼロクロス領域検出回路8はゼロクロス領域内を検出し、その検出信号をサーボコントロール回路9に送出する。
【0044】
サーボコントロール回路9はゼロクロス領域内の検出信号(図6(C)の高レベルの検出信号)を受けて(図5のステップS16)、ジャンプパルス発生回路10に対して減速パルスの出力を停止する制御信号と、スイッチ5に対してスイッチを閉じる制御信号を送出する(図5のステップS17)。これで、フォーカスジャンプが終了する。
【0045】
即ち、このフォーカスジャンプにおいては図6(E)に示すように、加速パルスによる対物レンズ11の加速後、ゼロクロス領域内を検出するまで加速を続け(加速期間)、ゼロクロス検出期間中は加速を停止して対物レンズ11を等速運動させる(等速期間)。そして、再びゼロクロス領域外を検出すると減速をはじめ(減速期間)、フォーカスエラー信号がゼロクロス領域内に入った時点でフォーカスサーボループを閉じることによって、フォーカスジャンプを達成している。
【0046】
第2の実施例によれば、減速パルスの幅は加速パルスの幅より小さいが、減速パルスのゲインを加速パルスのゲインより絶対値において+αだけ大きくしているので、対物レンズ11のフォーカス方向移動速度は結果としてほぼゼロとなり、安定したフォーカスサーボの再引込みができる。
【0047】
第2の実施例においては、減速信号のゲインを加速信号のゲインより大きくしているので、第1の実施例に較べて、フォーカスジャンプを早く安定に行うことができる。
【0048】
図7は、第2の実施例において、B記録層47に光ビームの焦点を合わせてフォーカスサーボが行われている状態から、A記録層46に光ビームの焦点を合わせてフォーカスサーボを行うためのフォーカスジャンプを実行したときの図1の各回路ブロックの出力波形のタイミングチャートである。
【0049】
図7においては、フォーカスジャンプの方向が図6の場合と異なるため、フォーカスエラー信号の極性が図7(A)のように反転している点と、図7(B)のように加速パルスは−Pで与えられ、減速パルスは+(P+α)で与えられている点が図6に示す場合と異なっている。それ以外の波形出力のタイミングや動作フローは図6に基づいて説明した第2の実施例と同じである。
【0050】
次に、本発明の第3の実施例を、図8の装置の構成例および図9の出力波形のタイミングチャートに基づいて説明する。なお、第3の実施例の動作フローチャートは第1の実施例のフローチャート(図2)と同じである。
【0051】
第3の実施例が第1の実施例と異なる点は、光ディスク1のA記録層46とB記録層47の反射率が異なる場合でも、安定した動作ができるようにするために、図8に示すように、ゼロクロス領域設定回路21を設けている点である。その他の構成は、第1の実施例(図1)と同じである。
【0052】
図8の実施例において、ゼロクロス領域設定回路21は、光ピックアップ3から光ディスク1の反射光をモニタした信号の入力を受け、この入力信号のレベルに応じてゼロクロス領域設定値(基準値)を制御する制御信号をゼロクロス領域検出回路8に出力する。
【0053】
光ピックアップ3からゼロクロス領域設定回路21に入力される信号は、光ディスク1の各記録層における反射率に比例したレベルが検出できる信号である。その信号を例えばRF信号とした場合、ゼロクロス領域設定回路21ではRF信号のエンベロープレベルを検出し、そのエンベロープレベルに比例したゼロクロス領域設定値を設定するための制御信号をゼロクロス領域検出回路8に出力する。また、例えば入力信号がフォーカスエラー信号の場合には、そのピークレベルをホールドして、そのホールドレベルに比例した値をゼロクロス領域設定値として設定させる制御信号をゼロクロス領域検出回路8に出力する。
【0054】
光ディスク1のA記録層46とB記録層47の反射率が異なる場合、先に示した図3における場合と同様に、a点(A記録層46)からb点(B記録層47)へのフォーカスジャンプ動作を行うと、RF信号のエンベロープは、図9(A)に示すように、A記録層46とB記録層47の反射率に対応して変化する。この実施例においては、B記録層47における反射率は、A記録層46の反射率の約半分となっている。このため、図9(A)に示すように、RF信号のエンベロープも、光ディスク1の記録層の反射率の変化に比例して変化する。すなわち、a点における場合に較べて、b点における場合、RF信号のエンベロープが約半分となっている。
【0055】
ゼロクロス領域設定回路21は、RF信号のエンベロープのレベルに対応して、ゼロクロス領域検出回路8におけるゼロクロス領域設定値を制御する。すなわち、図9(B)に示すように、a点(A記録層46)における場合に較べて、b点(B記録層47)における場合のゼロクロス領域設定値が、約半分の値に設定される。光ディスク1の各層の反射率が変化すると、各層におけるフォーカスエラー信号のレベルも変化する。すなわち、図9(B)に示すように、a点における場合より、b点における場合の方が、フォーカスエラー信号のレベルが小さくなる。
【0056】
その結果、B記録層47におけるゼロクロス領域設定値を、A記録層46におけるゼロクロス領域設定値と同一の値に設定しておくと、図9(B)に示すように、B記録層47における場合の方が、A記録層46における場合に較べて、合焦位置(焦点位置)からより遠い位置で、ゼロクロスが検出されることになる。また、逆に、点aと点bの間の点cにおいては、点bにより近い位置で、ゼロクロスが検出されることになる(図9(D))。従って、減速パルス(図9(C))の発生タイミングが遅くなり、焦点位置を点bに集束させるのに、時間がかかるおそれがある。
【0057】
しかしながら、この実施例のように、ゼロクロス領域設定値を、RF信号のエンベロープのレベルに対応して設定するようにすれば、点aにおける場合と同様の位置関係でゼロクロスを検出することができ(図9(D))、安定したフォーカスジャンプを実現することができる。なお、スイッチ5の開閉動作(図9(E))は、第1の実施例における場合と同様である。
【0058】
次に、本発明による第4の実施例を図10のフローチャートと、図11の出力波形のタイミングに基づいて説明する。第4の実施例が第1の実施例と異なる点は、減速信号の最大発生時間を設定している点であり、第4の実施例の回路構成は第1の実施例(図1)と同じである。また、図10の加速信号の発生、停止、および減速信号の発生までの処理(ステップS31乃至ステップS35の処理)については、第1の実施例(図2)の処理(ステップS1乃至ステップS5の処理)と同じである。
【0059】
すなわち、ステップS31において、ジャンプパルス発生回路10が加速ジャンプパルス(図11(B))を発生し、スイッチ5はオフされる(図11(D))。これにより、光ピックアップ3が、点aから点bに向けて移動される。この移動に伴って、ゼロクロス領域検出回路8が、フォーカスエラー信号(図11(A))をモニタし、そのレベルがゼロクロス領域に入ったか否かを、ステップS32において判定する。ゼロクロス領域検出回路8は、この判定結果に対応して、ゼロクロス検出信号(図11(C))を発生する。ゼロクロス領域に入ったことが検出されると、ステップS33において、サーボコントロール回路9は、ジャンプパルス発生回路10を制御し、加速パルスをオフさせる。これにより、光ピックアップ3は、以後、惰性により、点bに向けて移動する。
【0060】
ステップS34においては、フォーカスエラー信号のレベルがゼロクロス領域を出るまで待機し、ゼロクロス領域を出たと判定されたとき、ステップS35に進み、サーボコントロール回路9は、ジャンプパルス発生回路10を制御し、減速パルスを発生させる(図11(B))。
【0061】
ここまでの処理は、図1におけるステップS1乃至S5の処理と同様である。しかしながら、本実施例においては、ステップS35において、サーボコントロール回路9は、内蔵するタイマの動作を開始させ、所定のクロックをカウントする動作を開始させる(図11(E))。
【0062】
そして、ステップS36において、減速時間すなわち減速パルスを発生している時間が、予め設定されている基準値としての最大設定値に達したか否かを判定する。すなわち、カウンタのカウント値が基準値より小さいか否かを判定する。カウント値が基準値より小さいとき、ステップS37に進み、ゼロクロス領域に入ったか否かが判定される。すなわち、ゼロクロス領域検出回路8の出力が高レベルになったか否かが判定される。ゼロクロス領域に入っていないとき、ステップS36に戻り、再びカウンタのカウント値が基準値より小さいか否かが判定され、以後、同様の処理が繰り返し実行される。
【0063】
正常な動作が行われているとき、カウンタのカウント値が基準値と等しいか、それより大きくなる前に、フォーカスエラー信号のレベルがゼロクロス領域に入る。このとき、ステップS38に進み、サーボコントロール回路9は、ジャンプパルス発生回路10を制御し、減速パルスをオフさせる。そして、スイッチ5をオンし、フォーカスサーボループをオンさせる。また、さらに、サーボコントロール回路9は、カウンタをリセットさせる。
【0064】
これに対して、減速パルスが発生された後、装置に何らかの振動、あるいはショックが加えられると、ゼロクロス領域に入る前に、フォーカスジャンプを始めた層(点a)に向かって逆方向に、対物レンズ11が動き出すことがある。これは、フォーカスジャンプの終了付近でフォーカス方向移動速度がゼロに近くなり、外乱の影響を受けやすくなるためである。また、対物レンズ11が重力の影響を受けた場合にも、減速が加速より、重力分だけ大きく働き、減速時の逆方向動作を引き起こす。
【0065】
しかしながら、図10の動作フローチャートに示すように、ステップS36で、ゼロクロス領域検出信号が発生する前に、減速パルスの発生時間が最大設定値を超えたと判定された場合には(図11(E))、ステップS38に進み、サーボコントロール回路9は、ジャンプパルス発生回路10を制御し、減速パルスを停止させ、また、フォーカスサーボ開閉スイッチ5をオンさせる(図11(D))。
【0066】
このように、サーボコントロール回路9は、図11(E)に示すように、減速時間のカウントを行い、時間の経過に比例してカウント値を増加させる。図11(A)では、減速時間のカウント値が最大設定値になったことにより、対物レンズ11が逆方向に戻る前にフォーカスサーボが働き、B記録層(点b)に焦点位置が移動される様子を示している。このようにして、第4の実施例においては、装置に加わる外乱の影響を受けても、第1の実施例と同様に、安定したフォーカスジャンプを実行することができる。
【0067】
以上、本発明を、光ディスク再生装置に応用した場合を例として説明したが、本発明は光ディスクに情報を記録する場合にも応用が可能である。また、情報記録層が3層以上の複数層の場合には、上述したフォーカスジャンプを繰り返し行うことにより、焦点位置を任意の層に移動することが可能である。さらに、駆動対象とされるディスクは、ピットにより情報が蓄積される光ディスクの他、波長選択性などにより情報が蓄積されるディスクであってもよい。要は、光学的に情報を記録または再生する光学式ディスクであればよい。
【0068】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、情報を記録した複数の記録層を備える光学式ディスクのある記録層から他の記録層に合焦点を移行する際、所定の期間、加速信号と減速信号を停止するようにしているので、層間距離やアクチュエータ感度のばらつきがあっても、安定したフォーカスジャンプを行うことができる。
【0069】
また、本発明によれば、フォーカスエラー信号のレベルを検出し、そのレベルが、所定の基準値の範囲内にある期間、加速信号と減速信号の供給を停止させるようにしたので、確実なフォーカスジャンプが可能となる。
【0070】
本発明によれば、光学式ディスクより再生される信号のレベルに対応して基準値を制御するようにしたので、各記録層の反射率にばらつきがあっても、安定したフォーカスジャンプが可能となる。
【0071】
本発明によれば、減速信号のゲインを加速信号のゲインより大きく設定したので、フォーカスジャンプをより早く安定して行うことが可能となる。
【0072】
本発明によれば、減速信号の発生時間が、予め設定してある基準値を超えたとき、減速信号の発生を停止するようにしたので、振動、ショック、重力などの外乱による影響を軽減することができる。
【0073】
本発明によれば、ディスクから再生される信号のレベルを検出し、検出結果に対応して基準値を制御するようにしたので、各記録層の反射率にばらつきがあっても、安定したフォーカスジャンプが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した光学式ディスク再生装置の一実施例の具体的構成を示す回路ブロック図である。
【図2】本発明の光学式ディスク再生装置の第1の実施例の具体的動作を示す動作フローチャートである。
【図3】第1の実施例における図1の各回路ブロックの出力波形のタイミングチャートである。
【図4】第1の実施例における図1の各回路ブロックの出力波形のタイミングチャートである。
【図5】本発明を適用した光学式ディスク再生装置の第2の実施例の具体的動作を示す動作フローチャートである。
【図6】第2の実施例における図1の各回路ブロックの出力波形のタイミングチャートである。
【図7】第2の実施例における図1の各回路ブロックの出力波形のタイミングチャートである。
【図8】第3の実施例における具体的構成を示す回路ブロック図である。
【図9】第3の実施例における図8の各回路ブロックの出力波形のタイミングチャートである。
【図10】第4の実施例における具体的動作を示す動作フローチャートである。
【図11】第4の実施例における出力波形のタイミングチャートである。
【図12】複数の情報記録層を備える光ディスクの構造を示す断面図である。
【図13】従来の光ディスク記録再生装置におけるフォーカスジャンプ時のフォーカスエラー信号と対物レンズを駆動する信号との関係を示す波形図である。
【図14】複数の情報記録層を備える光ディスクにおいて、層間距離が広くフォーカスエラー信号にノイズが加わった場合のフォーカスエラー信号とフォーカス位置との関係を示す波形図である。
【符号の説明】
1 光ディスク
2 スピンドルモータ
3 光ピックアップ
4 補償用フィルタ
5 スイッチ
6 加算器
7 パワードライブ回路
8 ゼロクロス領域検出回路
9 サーボコントロール回路
10 ジャンプパルス発生回路
11 対物レンズ
21 ゼロクロス領域設定回路
Claims (6)
- 情報を記録または再生する複数の記録層を備える光学式ディスクの各記録層に光ビームを合焦させて、前記記録層に対して情報を記録または再生する光学式ディスク駆動装置において、
光ビームを前記記録層に合焦させる合焦手段と、
第1の前記記録層から第2の前記記録層に合焦点を移動するために、前記合焦手段を加速する加速信号と減速する減速信号とを、前記合焦手段に供給する駆動手段と、
前記合焦手段が出力するフォーカスエラー信号のレベルを検出する検出手段と、
前記検出手段により前記フォーカスエラー信号のレベルが所定の基準値の範囲内にあると検出されたとき、前記駆動手段の前記加速信号と減速信号の前記合焦手段への供給を停止させる駆動制御手段と、
前記光学式ディスクより再生される信号のレベルに基づいて前記基準値を制御する基準値制御手段と
を備えることを特徴とする光学式ディスク駆動装置。 - 前記減速信号のゲインは前記加速信号のゲインより大きい
ことを特徴とする請求項1に記載の光学式ディスク駆動装置。 - 前記駆動制御手段は、前記減速信号の発生時間が、予め設定してある基準値を超えたとき、前記減速信号の発生を停止する
ことを特徴とする請求項1に記載の光学式ディスク駆動装置。 - 情報を記録または再生する複数の記録層を備える光学式ディスクの各記録層に光ビームを合焦させて、前記記録層に対して情報を記録または再生する光学式ディスク駆動方法において、
第1の前記記録層から第2の前記記録層に合焦点を移動するとき、加速信号または減速信号を発生して前記合焦点を加速移動または減速移動し、
出力されるフォーカスエラー信号のレベルを検出し、
前記フォーカスエラー信号のレベルが所定の基準値の範囲内にあると検出されたとき、前記加速信号と減速信号の供給を停止させ、
前記基準値は前記光学式ディスクより再生される信号のレベルに基づいて制御される
ことを特徴とする光学式ディスク駆動方法。 - ディスクに対して光学的に情報を記録または再生する光学式ディスク駆動装置において、
前記ディスクに対して情報を記録または再生する光ビームの焦点位置を、前記ディスク上の所定の位置に位置させる位置制御手段と、
前記光ビームの焦点位置が、所定の基準値で規定される所定の範囲に位置するか否かを判定する判定手段と、
前記ディスクから再生される信号のレベルを検出する検出手段と、
前記検出手段の検出結果に対応して前記基準値を制御する基準値制御手段と
を備えることを特徴とする光学式ディスク駆動装置。 - ディスクに対して光学的に情報を記録または再生する光学式ディスク駆動方法において、
前記ディスクに対して情報を記録または再生する光ビームの焦点位置を、前記ディスク上の所定の位置に位置させるように制御し、
前記光ビームの焦点位置が、所定の基準値で規定される所定の範囲に位置するか否かを判定し、
前記ディスクから再生される信号のレベルを検出し、
前記検出結果に対応して前記基準値を制御する
ことを特徴とする光学式ディスク駆動方法。
Priority Applications (14)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19935695A JP3546549B2 (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 光学式ディスク駆動装置および方法 |
CA002182262A CA2182262C (en) | 1995-08-04 | 1996-07-29 | Disk driving device and method for optical recording and reproduction with acceleration/deceleration of focusing means being based on a focus error signal level |
TW085109299A TW452763B (en) | 1995-08-04 | 1996-07-30 | Disk driving device and method optical |
ES96305694T ES2205002T3 (es) | 1995-08-04 | 1996-08-01 | Grabacion y reproduccion opticas. |
US08/691,136 US5740136A (en) | 1995-08-04 | 1996-08-01 | Disk driving device and method for optical recording and reproducion with acceleration/deceleration of focusing means being based on a focus error signal level |
MXPA/A/1996/003144A MXPA96003144A (en) | 1995-08-04 | 1996-08-01 | Disk driving device and method for optical recording and reproduction |
EP96305694A EP0757345B1 (en) | 1995-08-04 | 1996-08-01 | Optical recording and reproduction |
DE69630342T DE69630342T2 (de) | 1995-08-04 | 1996-08-01 | Vorrichtung und Verfahren zum Antrieb eines Abtasters für einen optischen Aufzeichnungsträger |
AT96305694T ATE252267T1 (de) | 1995-08-04 | 1996-08-01 | Optische aufzeichnung und wiedergabe |
AU60883/96A AU710647B2 (en) | 1995-08-04 | 1996-08-02 | Disk driving device and method for optical recording and reproduction |
KR1019960032437A KR100432816B1 (ko) | 1995-08-04 | 1996-08-03 | 광학적기록및재생을위한디스크구동장치및방법 |
MYPI96003190A MY113257A (en) | 1995-08-04 | 1996-08-03 | Disk driving device and method for optical recording and reproduction with acceleration/deceleration of focusing means being based on a focus error signal level |
CN96112146A CN1114906C (zh) | 1995-08-04 | 1996-08-04 | 用于光记录及再现的盘驱动装置及其方法 |
BR9603279A BR9603279A (pt) | 1995-08-04 | 1996-08-05 | Aparelho e processo para acionar um captor para um meio ópticode gravação e para gravar ou reproduzir dados em um meio óptico de gravação tendo uma pluralidade de camadas de gravação |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19935695A JP3546549B2 (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 光学式ディスク駆動装置および方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0950630A JPH0950630A (ja) | 1997-02-18 |
JP3546549B2 true JP3546549B2 (ja) | 2004-07-28 |
Family
ID=16406406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19935695A Expired - Fee Related JP3546549B2 (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 光学式ディスク駆動装置および方法 |
Country Status (13)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5740136A (ja) |
EP (1) | EP0757345B1 (ja) |
JP (1) | JP3546549B2 (ja) |
KR (1) | KR100432816B1 (ja) |
CN (1) | CN1114906C (ja) |
AT (1) | ATE252267T1 (ja) |
AU (1) | AU710647B2 (ja) |
BR (1) | BR9603279A (ja) |
CA (1) | CA2182262C (ja) |
DE (1) | DE69630342T2 (ja) |
ES (1) | ES2205002T3 (ja) |
MY (1) | MY113257A (ja) |
TW (1) | TW452763B (ja) |
Families Citing this family (35)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09282675A (ja) * | 1996-04-15 | 1997-10-31 | Nec Corp | 多層光ディスク装置 |
JP3488584B2 (ja) * | 1996-11-06 | 2004-01-19 | パイオニア株式会社 | 多層光ディスク記録情報の再生装置 |
KR100449458B1 (ko) * | 1996-07-31 | 2004-09-21 | 도또리 상요 덴기 가부시끼가이샤 | 광 디스크 장치 |
JPH1097720A (ja) * | 1996-09-20 | 1998-04-14 | Nikon Corp | 情報記録再生装置 |
JP3557846B2 (ja) * | 1997-04-22 | 2004-08-25 | ソニー株式会社 | フォーカスサーボ装置及びフォーカスサーボ制御方法 |
JP3950529B2 (ja) * | 1997-06-27 | 2007-08-01 | パイオニア株式会社 | 多層記録ディスクのフォーカスジャンプ制御装置及びその制御方法 |
JPH1125468A (ja) * | 1997-06-27 | 1999-01-29 | Pioneer Electron Corp | フォーカス制御装置 |
JPH1139664A (ja) * | 1997-07-15 | 1999-02-12 | Pioneer Electron Corp | 多層光記録媒体用フォーカス制御装置 |
KR100290958B1 (ko) * | 1997-12-31 | 2001-06-01 | 윤종용 | 듀얼레이어광디스크의 드라이브에서 레이어점프를 위한 방법및 장치 |
JP3991483B2 (ja) * | 1999-01-08 | 2007-10-17 | ソニー株式会社 | ディスクドライブ装置 |
US6256271B1 (en) | 1999-01-12 | 2001-07-03 | Siros Technologies, Inc. | Focus error signal generation using two polarizers in confocal configuration |
US6288986B1 (en) | 1999-01-12 | 2001-09-11 | Siros Technologies, Inc. | Focus error signal generation using a birefringent plate with confocal detection |
US6269057B1 (en) | 1999-01-12 | 2001-07-31 | Siros Technologies, Inc. | Focus error signal generation using a birefringent lens with confocal detection |
US6111828A (en) * | 1999-01-12 | 2000-08-29 | Siros Technologies, Inc. | Focus error signal generation using confocally filtered detection |
US6322933B1 (en) | 1999-01-12 | 2001-11-27 | Siros Technologies, Inc. | Volumetric track definition for data storage media used to record data by selective alteration of a format hologram |
JP2000215467A (ja) | 1999-01-21 | 2000-08-04 | Alpine Electronics Inc | ディジタルディスクのフォ―カスサ―チ方法及び制御装置 |
JP3367444B2 (ja) | 1999-02-18 | 2003-01-14 | 船井電機株式会社 | 光ディスクの記録再生装置に適用される光ピックアップ装置 |
JP2000251271A (ja) * | 1999-02-25 | 2000-09-14 | Sony Corp | ディスクドライブ装置 |
KR100561457B1 (ko) * | 1999-06-18 | 2006-03-16 | 삼성전자주식회사 | 다층 디스크 드라이버의 포커스 점프방법 |
US6512606B1 (en) | 1999-07-29 | 2003-01-28 | Siros Technologies, Inc. | Optical storage media and method for optical data storage via local changes in reflectivity of a format grating |
US6310850B1 (en) | 1999-07-29 | 2001-10-30 | Siros Technologies, Inc. | Method and apparatus for optical data storage and/or retrieval by selective alteration of a holographic storage medium |
US6322931B1 (en) | 1999-07-29 | 2001-11-27 | Siros Technologies, Inc. | Method and apparatus for optical data storage using non-linear heating by excited state absorption for the alteration of pre-formatted holographic gratings |
JP3719075B2 (ja) * | 1999-12-13 | 2005-11-24 | 松下電器産業株式会社 | 光ディスク装置 |
JP3726621B2 (ja) * | 2000-02-25 | 2005-12-14 | 三菱電機株式会社 | フォーカス引き込み方法および光ディスク装置 |
JP4089177B2 (ja) | 2000-10-25 | 2008-05-28 | 株式会社日立製作所 | 光ディスク装置及び層間ジャンプ方法 |
CN100407301C (zh) * | 2001-07-26 | 2008-07-30 | 索尼株式会社 | 光盘记录/再现装置、其聚焦方法、以及光盘记录介质 |
TW509930B (en) * | 2001-10-19 | 2002-11-11 | Acer Labs Inc | Layer-jumping control device and method of optical disk driver |
TW591634B (en) * | 2002-05-01 | 2004-06-11 | Mediatek Inc | Servo control system for optical disk drive, optical path correction servo control system for optical disk drive, and optical disk drive |
JP2004055076A (ja) * | 2002-07-23 | 2004-02-19 | Yamaha Corp | 光ピックアップ及び光ディスク記録装置 |
CN100385523C (zh) * | 2003-03-28 | 2008-04-30 | 上海乐金广电电子有限公司 | 多层光盘记录/播放装置中的层间移动控制方法及其装置 |
JP4633346B2 (ja) * | 2003-05-12 | 2011-02-16 | ソニー株式会社 | 記録媒体、記録装置、記録方法 |
TW200849231A (en) * | 2007-02-09 | 2008-12-16 | Koninkl Philips Electronics Nv | Noise reduction |
JP2008299982A (ja) | 2007-06-01 | 2008-12-11 | Hitachi Ltd | 光ディスク、光ディスク装置および光ディスク装置の制御方法 |
JP2010250901A (ja) * | 2009-04-16 | 2010-11-04 | Hitachi Ltd | 光ディスク装置及び多層ディスクに対するフォーカスジャンプ方法 |
JP2011192378A (ja) * | 2010-02-19 | 2011-09-29 | Panasonic Corp | 光ディスク装置および光ディスクの再生方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2458126A1 (fr) * | 1979-05-31 | 1980-12-26 | Thomson Brandt | Systeme de commande de changement de face lue pour un lecteur optique de support d'information et lecteur optique comportant un tel systeme |
JPH04364229A (ja) * | 1990-11-01 | 1992-12-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光方式記録再生方法および記録媒体、光方式記録再生装置 |
US5255262A (en) * | 1991-06-04 | 1993-10-19 | International Business Machines Corporation | Multiple data surface optical data storage system with transmissive data surfaces |
US5499231A (en) * | 1994-11-15 | 1996-03-12 | International Business Machines Corporation | Optical disk drive with multiple data layer disk and system for focusing the optical beam |
JP3413684B2 (ja) * | 1994-12-16 | 2003-06-03 | ソニー株式会社 | 多層光ディスク再生装置および方法 |
CN1120477C (zh) * | 1995-07-31 | 2003-09-03 | 皇家菲利浦电子有限公司 | 用于多层记录载体并包含聚焦控制电路的光扫描装置 |
-
1995
- 1995-08-04 JP JP19935695A patent/JP3546549B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-07-29 CA CA002182262A patent/CA2182262C/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-07-30 TW TW085109299A patent/TW452763B/zh not_active IP Right Cessation
- 1996-08-01 AT AT96305694T patent/ATE252267T1/de active
- 1996-08-01 ES ES96305694T patent/ES2205002T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1996-08-01 DE DE69630342T patent/DE69630342T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1996-08-01 US US08/691,136 patent/US5740136A/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-08-01 EP EP96305694A patent/EP0757345B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-08-02 AU AU60883/96A patent/AU710647B2/en not_active Ceased
- 1996-08-03 MY MYPI96003190A patent/MY113257A/en unknown
- 1996-08-03 KR KR1019960032437A patent/KR100432816B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1996-08-04 CN CN96112146A patent/CN1114906C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1996-08-05 BR BR9603279A patent/BR9603279A/pt not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
MX9603144A (es) | 1997-07-31 |
US5740136A (en) | 1998-04-14 |
AU710647B2 (en) | 1999-09-23 |
EP0757345A2 (en) | 1997-02-05 |
DE69630342T2 (de) | 2004-08-19 |
CN1151579A (zh) | 1997-06-11 |
KR100432816B1 (ko) | 2004-09-04 |
KR970012532A (ko) | 1997-03-29 |
CA2182262A1 (en) | 1997-02-05 |
CN1114906C (zh) | 2003-07-16 |
AU6088396A (en) | 1997-02-06 |
JPH0950630A (ja) | 1997-02-18 |
EP0757345A3 (en) | 1998-02-04 |
TW452763B (en) | 2001-09-01 |
ES2205002T3 (es) | 2004-05-01 |
ATE252267T1 (de) | 2003-11-15 |
DE69630342D1 (de) | 2003-11-20 |
EP0757345B1 (en) | 2003-10-15 |
BR9603279A (pt) | 1998-05-12 |
MY113257A (en) | 2001-12-31 |
CA2182262C (en) | 2007-04-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3546549B2 (ja) | 光学式ディスク駆動装置および方法 | |
JP4329539B2 (ja) | 光ディスク記録再生装置とそのフォーカス処理方法および光ディスク記録媒体 | |
JPH10143872A (ja) | 多層光ディスク記録情報の再生装置 | |
JPH1139665A (ja) | 多層光記録媒体用フォーカス制御装置 | |
US5999503A (en) | Focus control apparatus in multi-layered disk reading apparatus utilizing acceleration, deceleration and focus error signals to switch between layers of the disk | |
JPH1139664A (ja) | 多層光記録媒体用フォーカス制御装置 | |
US7177243B2 (en) | Optical disc track access apparatus and method for optical disc reproducer | |
JP2947095B2 (ja) | 光ディスク装置及びアクセス制御方法 | |
JP3758347B2 (ja) | 光ディスク装置におけるフォーカシング装置 | |
JP3836256B2 (ja) | 光ディスク装置 | |
JP3611426B2 (ja) | 多層光記録媒体用フォーカス制御装置 | |
JP3843656B2 (ja) | 光ディスク装置 | |
JP3895939B2 (ja) | 光ディスク再生装置 | |
JPH1049880A (ja) | 光ディスクのフォーカスサーチ回路及びフォーカスサーチ方法 | |
JP3271247B2 (ja) | 光デイスク再生装置 | |
JPH1027357A (ja) | 光ディスク装置 | |
JP3436535B2 (ja) | フォーカス制御装置 | |
JP3764299B2 (ja) | 光ディスク装置 | |
JPH0736228B2 (ja) | 自動焦点引き込み制御装置 | |
EP0736862A1 (en) | Optical disk system | |
JPH09115146A (ja) | 光ディスク装置におけるフォーカシング装置 | |
JPH10228717A (ja) | 光ディスク装置 | |
JP3379379B2 (ja) | フォーカス制御装置 | |
JP3994621B2 (ja) | 光学式ディスク駆動装置 | |
KR100628184B1 (ko) | 광 기록재생기의 액츄에이터 제어 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040323 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040405 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080423 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090423 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090423 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100423 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100423 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110423 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110423 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120423 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140423 Year of fee payment: 10 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |