JP2947095B2 - 光ディスク装置及びアクセス制御方法 - Google Patents

光ディスク装置及びアクセス制御方法

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JP2947095B2
JP2947095B2 JP6274099A JP27409994A JP2947095B2 JP 2947095 B2 JP2947095 B2 JP 2947095B2 JP 6274099 A JP6274099 A JP 6274099A JP 27409994 A JP27409994 A JP 27409994A JP 2947095 B2 JP2947095 B2 JP 2947095B2
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/085Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
    • G11B7/08505Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
    • G11B7/08541Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head involving track counting to determine position

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクに対して光
ピックアップを半径方向に移動させて情報の記録/再生
を行う光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光を利用した記録媒体にCD(コ
ンパクトディスク)、光磁気ディスク、MD(ミニディ
スク)の光ディスクがあり、これらをドライブする光デ
ィスク装置には光ディスクにレーザビームを照射し、そ
の反射光を受光するための光ピックアップが搭載され
る。
【0003】そこで、図5に、従来の光ディスクに搭載
される光ピックアップの構成図を示す。図5に示す光ピ
ックアップ11は、光源である半導体レーザ12より放
射されたレーザ光12a がカップリングレンズ13を介
してビームスプリッタ14に入光され、さらに1/4波
長板15、対物レンズ16を介して光ディスク17に照
射される。
【0004】一方、光ディスク17より反射した光は、
対物レンズ16、1/4波長板15を介してビームスプ
リッタ14により光路変更され、集光レンズ18を介し
て第1の受光素子(フォトダイオード)19に受光され
ると共に、反射光の一部が反射ミラー20を介して第2
の受光素子21に受光される。また、対物レンズ16に
は、アクチュエータとしてトラッキングサーボを行うコ
イル21が設けられると共に、フォーカシングサーボを
行うコイル22が設けられる。
【0005】また、図6に図5の光ピックアップ駆動の
概念図を示す。図6において、光ピックアップ11は、
移動方向に配設されたガイドシャフト23a ,23b
係合されて移動をガイドされるもので、端部にはラック
24が形成される。一方、光ピックアップ11を駆動す
るモータ25の回転軸25a には駆動ギア26が取り付
けられ、駆動ギア26よりギア27a ,27b を介して
ピニオン28が噛合する。ピニオン28が光ピックアッ
プ11のラック24と噛合して駆動力を伝達し、当該ピ
ックアップ11をガイドシャフト23a ,23b に沿っ
て光ディスク17の半径方向に移動させるものである。
【0006】なお、29はサーボ信号等を伝達するフレ
キシブルプリント板である。このような光ピックアップ
11は、光ディスク17が例えば光磁気ディスクやMD
の場合、記録時には半導体レーザ12より高出力のレー
ザ光12a を光ディスク17に照射すると共に、光ディ
スク17の反射面に配置される磁気ヘッド(図示せず)
で磁化することにより記録を行う。
【0007】また、再生時(光ディスク17がCDの場
合を含む)には、光ディスク17に小出力のレーザ光1
a を照射し、その反射光を第1の受光素子19で受光
して復調することにより再生を行う。この場合、第1の
受光素子19の出力信号でフォーカシングサーボを行
い、第2の受光素子21の出力で、再生データ信号を得
るものである。
【0008】なお、図5は光ピックアップ11において
メインビームの光学系を示したが、半導体レーザ12の
レーザ光12a を用いた2つのサイドビームの光学系を
備えるものであって、これよりトラッキングエラー信号
を生成し、トラッキングサーボを行うものである。そこ
で、図7に、従来のトラックジャンプの動作フローチャ
ートを示す。図7において、上位装置からのシーク命令
によりサーチが開始されると、初期設定(ステップ
(S)1)された位置に光ピックアップ11を移動させ
るようにモータ25が駆動される。光ピックアップ11
により現在の位置するアドレスが読み込まれ(S2)、
読み込んだアドレスより目標アドレスまでのトラック数
を計算する(S3)。
【0009】計算の結果によるシークするトラック数が
零か否かが判断され(S4)、トラック数が零で目標ト
ラックに到達している場合はサーチ動作が終了する。シ
ークするトラック数が零でない場合には、光ピックアッ
プ11内のコイル21のアクチュエータでジャンプ可能
なトラック数か否かが判断され(S5)、該アクチュエ
ータでトラックジャンプできない場合にはモータ25に
よるスレッドでシークするステップ数が計算された後
(S6)、計算されたステップ数でシークを行いS2に
戻る(S7)。
【0010】また、S5においてアクチュエータでトラ
ックジャンプが可能な場合には、コイル21に電流が供
給されてアクチュエータによるトラックジャンプが行わ
れてS2に戻る(S8)。ところで、トラックジャンプ
を行う方法として、特開平3−16066号公報に記載
されたものが知られている。この特開平3−16066
号公報記載のものは、光ピックアップの送りモータ(図
6に示すモータ25)の磁気ヨーク上に駆動コイルと共
にホール素子(回転検出)が設けられ、回転部(ロー
タ)に設けられたマグネットの回転によって位置検出信
号を得るものである。
【0011】すなわち、装置の備えるマイクロコンピュ
ータが光ディスクの線速度によりアドレスが存在するト
ラック位置を算出し、目標アドレスまでのトラック数が
検出される。マイクロコンピュータが備えるカウンタに
移動ステップ数をプリセットして送りモータの回転に伴
なってホール素子から出力されるFGパルスに従ってカ
ウント値がカウントダウンされる。そして、送りモータ
がカウント値における速度データに従って速度制御を行
い、カウント値が零になったときにモータを停止させる
ものである例えば、FGパルスエッジ間を100トラッ
クとした場合に、光ディスクのトラックピッチを1.6
μmとして160μmの分解能で位置制御が行われる。
この分解能以内ではアクチュエータによるトラックカウ
ントを利用したトラックジャンプで微調整を行うもので
ある。
【0012】このような方法によって、光ピックアップ
から得られるトラックカウントを利用せずに、正確なト
ラックジャンプを行うことができるものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の特開
平3−16066号公報記載のトラックジャンプの方法
では、光ピックアップがFGパルスでカウント値が零に
なったときに停止させているが、該光ピックアップをパ
ルスエッジ停止させることが難しく、パルスエッジを
多少過ぎた位置で停止する。
【0014】ここで、図8にアクセス時の対物レンズの
移動状態の説明図を示すと共に、図9及び図10に従来
の問題点を説明するための図を示す。光ピックアップ1
1は、図8(A)〜(C)に示すように、光ディスクの
目標位置(内周方向又は外周方向)に向い、速度データ
に従って急激な加速と減速が行われ、かつアクセス時に
はトラッキングアクチュエータサーボがOFF状態であ
るため対物レンズ16はアクセス時に首振り現象を生じ
る。光ピックアップ11の停止時においては対物レンズ
16がアクセス方向に偏っている場合が多く、光ピック
アップ11の中心からFGパルス数ステップ分に相当す
る距離(200〜300μm)だけずれる場合がある。
【0015】そして、光ピックアップ11はこのずれた
位置のアドレスを読み取るため実際の位置を誤認し、逆
方向に送りモータ25を回転して光ピックアップ11を
移動する。このときも同様に対物レンズ16にアクセス
方向の偏りが生じてしまい、図9に示すように送りモー
タ25による光ピックアップ11の移動を永遠に繰り返
すという問題がある。
【0016】また、FGパルスエッジと光ディスク17
上のトラック位置の関係は物理的に常に一致しておら
ず、光ディスク17の偏心等と相まってFGパルス間に
存在するトラック数に誤差が生じるため送りモータ25
のパルスカウントによる移動と実際のピックアップの移
動に誤差が生じ、上記の現象と相重なって4〜6ステッ
プの反復シークを続けることがあるという問題がある。
【0017】また、光ピックアップ11の停止後、送り
モータ25のコギング(ギア26a,27b 、ピニオン
28によるバックラッシュ)等により回転してきた方向
とは逆の方向に回転軸25a が戻ってしまうことがあ
る。図10に示すように、この位置で読み取ったアドレ
スから目標位置までの残りのトラック数がFGパルス1
ステップ分以上であるときには送りモータ25を回転し
て次に検出パルスエッジで停止させるが、ここでも同様
に回転軸の戻りが生じてしまうと上記のように1ステッ
プのシーク動作を反復することになるという問題があ
る。
【0018】そこで、本発明は上記課題に鑑みなさたも
ので、光ピックアップのサーチ動作の安定化を図る光デ
ィスク装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1では、本体内に光学機構を備える光ピック
アップを光ディスクの半径方向に移動させて、所定トラ
ック上でフォーカシング及びトラッキングを行って情報
の記録再生を行う光ディスク装置において、前記光ディ
スク上における前記光ピックアップの現在位置のアドレ
スと目標位置のアドレスより該光ピックアップの移動ト
ラック数を算出すると共に、該移動トラック数より該光
ピックアップ本体を、所定トラック数を一ステップ単位
として移動させる移動ステップ数を算出する制御手段
と、該光ピックアップ本体の移動ステップ数を検出する
検出手段と、前記光ディスクより該光ピックアップで検
出されるトラッキングエラー信号に基づいて該光ピック
アップの光学機構のトラックジャンプを行う駆動手段
と、該検出手段からの検出信号に基づいて該光ピックア
ップ本体の位置が検出され、該移動ステップ数の移動量
で該駆動手段による移動可能な目標位置近傍に該光ピッ
クアップ本体を移動させる移動手段と、該目標位置近傍
に達しない場合に繰り返される該移動手段による該光ピ
ックアップ本体の該目標位置近傍への移動時に、前回算
出された移動ステップ数及び前回の移動方向、並びに、
今回算出された移動ステップ数、及び、今回の移動方向
に基づいて該光ピックアップ本体の該移動ステップ数を
変化させる加減算手段と、を有して光ディスク装置を構
成する。
【0020】請求項2では、請求項1記載の加減算手段
は、前記光ピックアップ本体の移動が往復方向に連続し
かつ連続する移動ステップ数が同一の場合に算出された
前記移動ステップ数より所定数減算し、又は該光ピック
アップ本体の移動が同一方向に連続しかつ連続する移動
ステップ数が同一の場合に算出された前記移動ステップ
数に所定数加算する。
【0021】請求項3では、本体内に光学機構を備える
光ピックアップを光ディスクの半径方向に移動させて、
所定トラック上でフォーカシング及びトラッキングを行
って情報の記録再生を行う際の該所定のトラックへのア
クセス制御方法において、前記光ディスク上における前
記光ピックアップの現在位置のアドレスと目標アドレス
より該光ピックアップ本体の移動トラック数を算出して
移動させるステップと、該光ディスクより該光ピックア
ップで検出されるトラッキングエラー信号に基づいて該
目標アドレスに該光ピックアップの光学機構をトラック
ジャンプ可能か否かを判断するステップと、該トラック
ジャンプできない場合に該光ピックアップ本体を、所定
トラック数を一ステップ単位として移動させるステップ
数を算出するステップと、該光ピックアップ本体の移動
方向が往復方向の場合に該ステップ数より所定数減算さ
せ、又は該光ピックアップ本体の移動方向が同一の場合
に該ステップ数より所定数加算させて該光ピックアップ
本体を移動させるステップと、を含んでアクセス制御方
法を構成する。
【0022】
【作用】上述のように請求項1乃至3の発明では、制御
手段で光ピックアップの移動トラック数を算出して移動
手段により移動させた後に、駆動手段によるトラックジ
ャンプ可能か否かが判断され、トラックジャンプできな
い場合に移動ステップ数を算出て光ピックアップ本体を
移動し、トラックジャンプ可能な範囲に達しないことに
より該光ピックアップ本体が繰り返される場合、前回と
今回の該光ピックアップの移動ステップ数及び移動方向
に応じて移動ステップ数より所定数減算し又は加算する
ことにより、光ピックアップを目標位置に加減算したス
テップ数で収束させることが可能となって光ピックアッ
プのサーチ動作の安定化を図ることが可能となる。
【0023】
【実施例】図1に、本発明の一実施例の主要部分の構成
図を示す。図1は後述する光ディスク装置のピックアッ
プサーボ回路30の構成ブロック図を示したもので、後
述する光ピックアップが光ディスクより検出されるトラ
ッキングエラーTE信号が第1及び第2の位相補償回路
31,32に供給されると共に、第1の速度検出回路3
3及び第1の整形回路34に供給される。
【0024】第1の位相補償回路31の出力はスイッチ
回路35のトラッキングサーボ用のスイッチSW1を介
してドライバ36に入力され、ドライバ36の出力で光
ピックアップ内に設けられた駆動手段であるトラッキン
グサーボ用のコイル37を駆動する。第1の速度検出回
路33の出力は第1の減算器38に供給される。また、
第1の整形回路34は、TE信号を整形して加減算手段
であるカウンタ39に供給し、カウンタ39はそのカウ
ント値を位置情報としてマイクロコンピュータ40に供
給する。そして、第2の位相補償回路32の出力はスイ
ッチ回路35の再生用のスイッチSW3を介してドライ
バ41に入力され、ドライバ41の出力で光ピックアッ
プを移動させる移動手段である送りモータ42を駆動す
る。
【0025】一方、送りモータ42の近傍に設けられた
検出手段である回転検出器(ホール素子)43からのF
G信号が第2の速度検出回路44及び第2の整形回路4
5に供給される。第2の速度検出回路44の出力は第2
の減算器46に供給される。また、第2の整形回路45
はFG信号を整形してカウンタ39に供給し、カウント
値を位置情報としてマイクロコンピュータ40に供給す
る。なお、カウンタ39にはマイクロコンピュータ40
よりプリセット信号が供給される。
【0026】また、マイクロコンピュータ40より出力
される速度データがD/A(デジタル/アナログ)変換
回路47によりアナログ信号に変換されて第1及び第2
の減算器38,46に供給される。また、マイクロコン
ピュータ40は光ピックアップより現在位置のアドレス
信号が供給される。第1の減算器38の出力はスイッチ
回路35のトラックジャンプ用のスイッチSW2を介し
てドライバ36に入力され、第2の減算器46の出力は
シーク用のスイッチSW4を介してドライバ41に入力
される。
【0027】なお、スイッチ回路35はマイクロコンピ
ュータ40により制御される。ここで、図2に、光ディ
スク装置の全体ブロック図を示す。図2に示す光ディス
ク装置51は、ディスクモータ52で制御回転される光
ディスク53に移動手段である送りモータ42で光ディ
スク53の半径方向に移動される光ピックアップ55
(構成は図5と同様)よりレーザビームが照射され、反
射光によって読み取られた再生信号(RF)がアナログ
波形整形回路、同期検出回路、PLL(Phase Locked L
oop)回路、信号処理回路、トラックアドレス検出回路、
ヘッド駆動回路等で構成される信号処理ユニット56に
供給される。
【0028】PLL回路は、アナログ波形整形回路から
の再生信号と内包された発振子からの基準信号との比較
を行い復調用の再生クロックを生成するもので、同期検
出回路は、PLL回路からの再生クロックにより主信号
の同期検出を行い、ピット同期を保ちつつ信号処理回路
に供給する。信号処理回路は、供給された主信号に対し
て誤り訂正やD/A変換等の処理を行う機能を備えるも
ので、これらの過程中で取り出されたアドレス情報がト
ラックアドレス検出回路よりバス57を介して制御手段
であるマイクロコンピュータ40に供給される。この信
号処理回路には音飛びガードメモリが内蔵されており、
数秒間の音声をメモリして振動に外乱により音飛びや
音切れが生じたときにメモリより再生する処理が行われ
るものである。
【0029】また、光ピックアップ55からの再生信号
(RF)はピックアップサーボ回路30に供給され、ピ
ックアップサーボ回路30はマイクロコンピュータ40
よりバス57を介して制御されるもので、光ピックアッ
プ55からの再生信号(RF)を基に、フォーカス制
御、トラッキング制御、光ピックアップ55の送り制御
を行う。また、ピックアップサーボ回路30では、ピッ
ト走査の時とグルーブ走査の時とでは、トラッキングの
極性を切り替えて制御を行う。
【0030】また、ディスクモータ52は、ディスクサ
ーボ回路58により制御され、光ディスク53に対して
CLV制御を行う場合には、信号処理ユニット(PLL
回路)56からの再生クロックを基準として光ディスク
53を線速度一定(CLV)になるように回転制御する
サーボ信号を生成してディスクモータ52に供給する。
【0031】一方、記録時は、信号処理ユニット56で
A/D変換やデータ(音声)圧縮、EFM変調等の調整
を行い、主信号をヘッド駆動回路に供給する。MDで
は、磁界変調により記録方式を採用しているので、光デ
ィスク53の上面側に設けられた記録専用のヘッド59
により記録されるものでヘッド駆動回路がヘッド49の
駆動制御を行う。
【0032】ここで、光ディスク53は、再生専用MD
では、CDと同様に全エリアがピット構造であり、記録
/再生用MDではそのリードインエリアがピット構造
で、記録エリアとリードアウトエリアがグルーブ構造で
ある。そして、記録/再生用の書き替え可能なMDの場
合、ピット領域とグルーブ領域の2つのトラッキングモ
ードを有し、ピット領域とグルーブ領域とではトラッキ
ングの極性が反転する。
【0033】ここで、図3に、送りモータによる光ピッ
クアップの速度カーブのグラフを示す。図3(A)は光
ピックアップ55が光ディスク53上で移動して横切る
トラック数と速度の関係を示したもので、光ピックアッ
プ55の移動する目標位置トラック数に対してその中間
地点部分まで速度を上昇させ、最高速度となった以降速
度を減少して速度が零のときに目標アドレス上に位置さ
れる。
【0034】また、図3(B)は、図3(A)における
加速度のカーブを示したもので、上記目標位置トラック
数に対してその中間地点部分まで加速させて、それ以降
を反転させて減速させるものである。そこで、図4に、
本発明の動作フローチャートを示す。図4において、上
位装置からのシーク命令によりサーチが開始されると、
初期設定された位置に光ピックアップ55を移動させる
ように送りモータ54が駆動される。マイクロコンピュ
ータ40において光ピックアップ55により現在の位置
するアドレスが読み込まれ(S12)、読み込んだアド
レスより目標アドレスまでのトラック数を計算する(S
13)。
【0035】計算の結果によるシークするトラック数が
零か否かが判断され(S14)、トラック数が零で目標
トラックに到達している場合は、サーチ動作が終了す
る。シークするトラック数が零でない場合には、光ピッ
クアップ55内のトラッキングサーボ用コイル37のア
クチュエータでジャンプ可能なトラック数か否かが判断
され(S15)、アクチュエータでトラックジャンプが
可能な場合には、コイル21に電流が供給されてアクチ
ュエータによるトラックジャンプが行われてS12に戻
る(S16)。
【0036】また、該アクチュエータでトラックジャン
プできない場合にはモータ42によるスレッドでシーク
するステップ数が計算される(S17)。そこで、算出
したステップ数が前回スレッドでシークしたステップ数
と同一か否かが判断され(S18)、同一でなければ当
該ステップ数で光ピックアップ55をシークする(S2
2)。また、ステップ数が同一の場合にはその移動方向
が同一か否かが判断される(S19)。
【0037】移動方向が同じでなく往復移動方向に連続
している場合には算出したステップ数より1ステップ減
算し(S20)、また移動方向が同一方向に連続してい
る場合には算出したステップ数に1ステップ加算する
(S21)。この1ステップの減算又は加算されたステ
ップ数はカウンタ39にプリセットされる。そして、当
該ステップ数に応じて送りモータ42が駆動され、光ピ
ックアップ55を目標アドレスにシークされ(S2
2)、S12に戻る。この場合、送りモータ42の回転
が回転検出器43よりFG信号として出力され、このF
Gパルスをカウンタ39でカウントダウンさせてカウン
ト値が零になったときに送りモータ42を停止させる。
【0038】これにより、光ピックアップ55は目標ア
ドレスのトラックに対して反復動作が収束するように移
動されて図9及び図10のような無限ループの発生が防
止されると共に実質的に最終の1ステップ分の移動量と
することができ、光ピックアップ55のサーチ動作の安
定が図られるものである。なお、上記実施例では、光デ
ィスク53を記録/再生用のMDを使用する場合を示し
たが、これに限らずCD等種々の光ディスクを使用する
光ディスク装置に適用することができるものである。
【0039】
【発明の効果】以上のように、請求項1乃至3の発明に
よれば、制御手段で光ピックアップの移動トラック数を
算出して移動手段により移動させた後に、駆動手段によ
るトラックジャンプ可能か否かが判断され、トラックジ
ャンプできない場合に移動ステップ数を算出て光ピック
アップ本体を移動し、トラックジャンプ可能な範囲に達
しないことにより該光ピックアップ本体が繰り返される
場合、前回と今回の該光ピックアップの移動ステップ数
及び移動方向に応じて移動ステップ数より所定数減算し
又は加算することにより、光ピックアップを目標位置に
加減算したステップ数で収束させることが可能となって
光ピックアップのサーチ動作の安定化を図ることができ
等の特長を有する
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の主要部分の構成図である。
【図2】光ディスク装置の全体ブロック図である。
【図3】送りモータによる光ピックアップの速度カーブ
のグラフである。
【図4】本発明の動作フローチャートである。
【図5】従来の光ディスク装置に搭載される光ピックア
ップの構成図である。
【図6】図5の光ピックアップ駆動の概念図である。
【図7】従来のトラックジャンプの動作フローチャート
である。
【図8】アクセス時の対物レンズの移動の説明図であ
る。
【図9】従来の問題点を説明するための図(1)であ
る。
【図10】従来の問題点を説明するための図(2)であ
る。
【符号の説明】
30 ピックアップサーボ回路 31,32 位相補償回路 33,44 速度検出回路 34,45 整形回路 35 スイッチ回路 37 トラッキングサーボ用コイル 39 カウンタ 40 マイクロコンピュータ 42 送りモータ 43 回転検出器 51 光ディスク装置 53 光ディスク 55 光ピックアップ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内に光学機構を備える光ピックアッ
    プを光ディスクの半径方向に移動させて、所定トラック
    上でフォーカシング及びトラッキングを行って情報の記
    録再生を行う光ディスク装置において、 前記光ディスク上における前記光ピックアップの現在位
    置のアドレスと目標位置のアドレスより該光ピックアッ
    プの移動トラック数を算出すると共に、該移動トラック
    数より該光ピックアップ本体を、所定トラック数を一ス
    テップ単位として移動させる移動ステップ数を算出する
    制御手段と、 該光ピックアップ本体の移動ステップ数を検出する検出
    手段と、 前記光ディスクより該光ピックアップで検出されるトラ
    ッキングエラー信号に基づいて該光ピックアップの光学
    機構のトラックジャンプを行う駆動手段と、 該検出手段からの検出信号に基づいて該光ピックアップ
    本体の位置が検出され、該移動ステップ数の移動量で該
    駆動手段による移動可能な目標位置近傍に該光ピックア
    ップ本体を移動させる移動手段と、該目標位置近傍に達しない場合に繰り返される該移動手
    段による該光ピックアップ本体の該目標位置近傍への移
    動時に、前回算出された移動ステップ数及び前回の移動
    方向、並びに、今回算出された移動ステップ数、及び、
    今回の移動方向に基づいて該光ピックアップ本体の 該移
    動ステップ数を変化させる加減算手段と、 を有することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の加減算手段は、前記光ピ
    ックアップ本体の移動が往復方向に連続しかつ連続する
    移動ステップ数が同一の場合に算出された前記移動ステ
    ップ数より所定数減算し、又は該光ピックアップ本体の
    移動が同一方向に連続しかつ連続する移動ステップ数が
    同一の場合に算出された前記移動ステップ数に所定数加
    算することを特徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 本体内に光学機構を備える光ピックアッ
    プを光ディスクの半径方向に移動させて、所定トラック
    上でフォーカシング及びトラッキングを行って情報の記
    録再生を行う際の該所定トラックへのアクセス制御方法
    において、 前記光ディスク上における前記光ピックアップの現在位
    置のアドレスと目標アドレスより該光ピックアップ本体
    の移動トラック数を算出して移動させるステップと、 該光ディスクより該光ピックアップで検出されるトラッ
    キングエラー信号に基づいて該目標アドレスに該光ピッ
    クアップの光学機構をトラックジャンプ可能か否かを判
    断するステップと、 該トラックジャンプできない場合に該光ピックアップ本
    体を、所定トラック数を一ステップ単位として移動させ
    るステップ数を算出するステップと、 該光ピックアップ本体の移動方向が往復方向の場合に該
    ステップ数より所定数減算させ、又は該光ピックアップ
    本体の移動方向が同一の場合に該ステップ数より所定数
    加算させて該光ピックアップ本体を移動させるステップ
    と、 を含むことを特徴とするアクセス制御方法。
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