JP2760077B2 - 光ディスクのシーク回路 - Google Patents
光ディスクのシーク回路Info
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- JP2760077B2 JP2760077B2 JP1222647A JP22264789A JP2760077B2 JP 2760077 B2 JP2760077 B2 JP 2760077B2 JP 1222647 A JP1222647 A JP 1222647A JP 22264789 A JP22264789 A JP 22264789A JP 2760077 B2 JP2760077 B2 JP 2760077B2
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- Japan
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- circuit
- speed
- track
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B21/00—Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
- G11B21/02—Driving or moving of heads
- G11B21/08—Track changing or selecting during transducing operation
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/085—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
- G11B7/08505—Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
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- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、光ディスクの目標トラックに光ピックア
ップを位置させるためのシーク回路に関する。
ップを位置させるためのシーク回路に関する。
〔発明の概要〕 この発明は、光ディスクの再生信号から得たアドレス
情報から現在のトラックのアドレスを検出し、現在のト
ラックのアドレスから目標トラックのアドレスに到達す
るまで、時間的に変化する基準値を形成し、現在のトラ
ックのアドレスと基準値との差に応じて光ピックアップ
を光ディスクの径方向に変位させるための手段を駆動す
ることにより、速度センサーを設けずに、高速のシーク
動作が可能とされたものである。
情報から現在のトラックのアドレスを検出し、現在のト
ラックのアドレスから目標トラックのアドレスに到達す
るまで、時間的に変化する基準値を形成し、現在のトラ
ックのアドレスと基準値との差に応じて光ピックアップ
を光ディスクの径方向に変位させるための手段を駆動す
ることにより、速度センサーを設けずに、高速のシーク
動作が可能とされたものである。
光磁気ディスク等の書き換え可能な光ディスク、追記
型の光ディスク、書き換え不能なROM型の光ディスク等
が知られている。これらの光ディスクをディジタルデー
タの記憶のために使用する場合、アクセス時間を短くす
るために指定されたトラック位置になるべく速く光ピッ
クアップを位置させることが望まれる。光ピックアップ
をディスクの径方向に変位させるためには、例えばリニ
アモータが使用される。従来では、目標のトラックをシ
ークするための時間を短縮するために、高速で光ピック
アップ動かすと共に、目標のトラックでその移動速度が
略々0になるように制御し、目標のトラックで直ちにト
ラッキング制御が可能となるようにされている。
型の光ディスク、書き換え不能なROM型の光ディスク等
が知られている。これらの光ディスクをディジタルデー
タの記憶のために使用する場合、アクセス時間を短くす
るために指定されたトラック位置になるべく速く光ピッ
クアップを位置させることが望まれる。光ピックアップ
をディスクの径方向に変位させるためには、例えばリニ
アモータが使用される。従来では、目標のトラックをシ
ークするための時間を短縮するために、高速で光ピック
アップ動かすと共に、目標のトラックでその移動速度が
略々0になるように制御し、目標のトラックで直ちにト
ラッキング制御が可能となるようにされている。
第4図は、本願出願人が先に提案したシーク回路を示
す。第4図において、22は、カウンタを示し、21で示す
制御回路からのスタート信号SC1でカウンタ22がクリア
され、アップダウン制御信号SC2に応じて加算方向(ア
ップ)又は減算方向(ダウン)にカウント動作を行う。
カウンタ22は、シーク中に横断するトラック毎に発生す
るトラックトラバース信号Stvをカウントする。
す。第4図において、22は、カウンタを示し、21で示す
制御回路からのスタート信号SC1でカウンタ22がクリア
され、アップダウン制御信号SC2に応じて加算方向(ア
ップ)又は減算方向(ダウン)にカウント動作を行う。
カウンタ22は、シーク中に横断するトラック毎に発生す
るトラックトラバース信号Stvをカウントする。
カウンタ22の計数値CTがD/A変換器23に供給され、ア
ナログ信号Eに変換される。このアナログ信号Eがスイ
ッチ回路25の一方の入力端子に供給され、また、反転回
路24を介してスイッチ回路25の他方の入力端子に供給さ
れる。スイッチ回路25は、シークの方向に従って制御回
路21の出力信号で切り換えられる。スイッチ回路25の出
力信号が減算回路26に供給される。減算回路26の出力信
号が駆動回路27を介してアクチュエータ28に供給され
る。アクチュエータ28は、例えばリニアモータである。
ナログ信号Eに変換される。このアナログ信号Eがスイ
ッチ回路25の一方の入力端子に供給され、また、反転回
路24を介してスイッチ回路25の他方の入力端子に供給さ
れる。スイッチ回路25は、シークの方向に従って制御回
路21の出力信号で切り換えられる。スイッチ回路25の出
力信号が減算回路26に供給される。減算回路26の出力信
号が駆動回路27を介してアクチュエータ28に供給され
る。アクチュエータ28は、例えばリニアモータである。
アクチュエータ28と一体に光ピックアップ(図示せ
ず)がディスクの径方向に移動される。この光ピックア
ップの速度を検出するための速度センサー29が設けら
れ、速度センサー29の出力信号Svが減算回路26にフィー
ドバックされる。リニアモータの場合では、速度センサ
ーが磁気的に検出される。即ち、光ピックアップと一体
に移動するコイルに磁束変化で誘起された電圧から光ピ
ックアップの速度が検出される。
ず)がディスクの径方向に移動される。この光ピックア
ップの速度を検出するための速度センサー29が設けら
れ、速度センサー29の出力信号Svが減算回路26にフィー
ドバックされる。リニアモータの場合では、速度センサ
ーが磁気的に検出される。即ち、光ピックアップと一体
に移動するコイルに磁束変化で誘起された電圧から光ピ
ックアップの速度が検出される。
第4図に示す従来の構成において、目標トラックと現
在トラックの差をTR2とし、その1/2の値をTR1とする
と、TR1迄は、カウンタ22がアップカウントを行い、TR1
より後でTR2迄は、カウンタ22がダウンカウントを行う
ように、カウンタ22を制御するアップダウン制御信号SC
2(第5図B)が制御回路21から発生する。従って、シ
ーク動作の開始時にスタート信号SC1でカウンタ22がク
リアされてから、TR1迄は、第5図Aに示すように増加
し、次にTR2迄は、減少するアナログ信号EがD/A変換器
23から発生する。
在トラックの差をTR2とし、その1/2の値をTR1とする
と、TR1迄は、カウンタ22がアップカウントを行い、TR1
より後でTR2迄は、カウンタ22がダウンカウントを行う
ように、カウンタ22を制御するアップダウン制御信号SC
2(第5図B)が制御回路21から発生する。従って、シ
ーク動作の開始時にスタート信号SC1でカウンタ22がク
リアされてから、TR1迄は、第5図Aに示すように増加
し、次にTR2迄は、減少するアナログ信号EがD/A変換器
23から発生する。
また、第5図Cに示す速度センサー29の出力信号Svが
発生する。この速度センサー29の出力信号Svにより、ア
クチュエータ28が目標トラックTR2迄の1/2の位置TR1ま
で移動する間は、速い加速度で立ち上がるようにされ
る。そして、目標トラックTR2に到達したタイミングで
光ピックアップの速度が確実に0となるように制御され
る。
発生する。この速度センサー29の出力信号Svにより、ア
クチュエータ28が目標トラックTR2迄の1/2の位置TR1ま
で移動する間は、速い加速度で立ち上がるようにされ
る。そして、目標トラックTR2に到達したタイミングで
光ピックアップの速度が確実に0となるように制御され
る。
更に、D/A変換器23からのアナログ出力信号Eをその
まま駆動信号とせずに、その平方根に変換することで、
目標トラックTR2でアクチュエータ28の速度がなめらか
に収束するように制御する方式も提案されている。
まま駆動信号とせずに、その平方根に変換することで、
目標トラックTR2でアクチュエータ28の速度がなめらか
に収束するように制御する方式も提案されている。
従来のシーク回路では、アクチュエータ28の速度情報
を得るために、速度センサー29を設ける必要があった。
しかし、速度センサー29は、リニアモータの場合では、
駆動力を発生するためには、不要な存在であって、若
し、速度センサーを無くすことができれば、より駆動力
を増すことが可能となる。また、リニアモータに限ら
ず、アクチュエータに関連して速度センサーを設けるこ
とは、大型化、部品数の増大等のデメリットが生じる。
を得るために、速度センサー29を設ける必要があった。
しかし、速度センサー29は、リニアモータの場合では、
駆動力を発生するためには、不要な存在であって、若
し、速度センサーを無くすことができれば、より駆動力
を増すことが可能となる。また、リニアモータに限ら
ず、アクチュエータに関連して速度センサーを設けるこ
とは、大型化、部品数の増大等のデメリットが生じる。
従って、この発明の目的は、速度センサーが不要で高
速のシーク動作が可能なシーク回路を提供することにあ
る。
速のシーク動作が可能なシーク回路を提供することにあ
る。
この発明は、光ディスクの再生信号から得たアドレス
情報から現在のトラックのアドレスAPを検出し、 現在のトラックのアドレスAPから目標トラックのアド
レスATに到達するまで、時間的に変化する基準値を形成
し、 現在のトラックのアドレスAPと基準値との差に応じて
光ピックアップを光ディスクの径方向に変位させるため
の手段(13)を駆動するようにしたものである。
情報から現在のトラックのアドレスAPを検出し、 現在のトラックのアドレスAPから目標トラックのアド
レスATに到達するまで、時間的に変化する基準値を形成
し、 現在のトラックのアドレスAPと基準値との差に応じて
光ピックアップを光ディスクの径方向に変位させるため
の手段(13)を駆動するようにしたものである。
現在のアドレスAPと目標トラックのアドレスATとの間
で時間的に変化する基準値が形成される。この基準値
は、高速のシーク動作を行うのに必要なアクチュエータ
13の速度変化を積分することで形成できる。基準値とア
クチュエータの位置を示す現在のアドレスとの差をアク
チュエータ13の駆動信号とすることで、アクチュエータ
13が基準値に追従して変位する。基準値は、速度情報と
対応しているので、速度センサーを設ける必要がない。
で時間的に変化する基準値が形成される。この基準値
は、高速のシーク動作を行うのに必要なアクチュエータ
13の速度変化を積分することで形成できる。基準値とア
クチュエータの位置を示す現在のアドレスとの差をアク
チュエータ13の駆動信号とすることで、アクチュエータ
13が基準値に追従して変位する。基準値は、速度情報と
対応しているので、速度センサーを設ける必要がない。
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説
明する。第1図において、1が例えばマイクロコンピュ
ータで構成された基準値発生回路で、2がアドレスデコ
ーダで、3が基準値発生回路1の出力信号とアドレスデ
コーダ2の出力信号との差を検出する減算回路である。
明する。第1図において、1が例えばマイクロコンピュ
ータで構成された基準値発生回路で、2がアドレスデコ
ーダで、3が基準値発生回路1の出力信号とアドレスデ
コーダ2の出力信号との差を検出する減算回路である。
アクチュエータ13によりディスクの径方向にスレッド
される光ピックアップの位置しているトラックと対応す
る現在アドレスがアドレスデコーダ2により復号され
る。この現在アドレスが減算回路5に供給されると共
に、シーク開始時の現在アドレスが基準値発生回路1に
供給される。基準値発生回路1では、シーク開始時のア
ドレスと目標アドレスとシーク動作時のアクチュエータ
の平均的速度から、目標トラックに到達する迄の時間2T
が算出される。この時間情報により(0〜T〜2T)の時
間経過に応じて後述のように変化する基準値が形成され
る。
される光ピックアップの位置しているトラックと対応す
る現在アドレスがアドレスデコーダ2により復号され
る。この現在アドレスが減算回路5に供給されると共
に、シーク開始時の現在アドレスが基準値発生回路1に
供給される。基準値発生回路1では、シーク開始時のア
ドレスと目標アドレスとシーク動作時のアクチュエータ
の平均的速度から、目標トラックに到達する迄の時間2T
が算出される。この時間情報により(0〜T〜2T)の時
間経過に応じて後述のように変化する基準値が形成され
る。
アドレスデコーダ2には、ヘッダデコーダ3及びアク
セスコードデコーダ4の出力信号が供給される。この例
では、光磁気ディスクの各セクタの先頭にヘッダエリア
が設けられ、ヘッダエリア内にセクタアドレス及びトラ
ックアドレスがプリフォーマットされている。ヘッダエ
リアは、セクタ毎に設けられているので、高速で目標ト
ラックをシークするためには、アドレス情報が不足して
いる。そこで、セクタを分割してなるデータセグメント
の夫々のサーボエリアにアクセスコードがプリフォーマ
ットされている。サーボエリアには、トラックセンター
に対して内側及び外側にオフセットした一対のトラッキ
ングピット(ウオブルピットとも称される)も設けられ
ている。アクセスコードは、複数本例えば16本のトラッ
クに対して順次変化するグレイコードであって、このア
クセスコードとヘッダ内のセクタアドレス及びトラック
アドレスとを併用して、現に光ピックアップが走査して
いるトラックのアドレスが検出される。
セスコードデコーダ4の出力信号が供給される。この例
では、光磁気ディスクの各セクタの先頭にヘッダエリア
が設けられ、ヘッダエリア内にセクタアドレス及びトラ
ックアドレスがプリフォーマットされている。ヘッダエ
リアは、セクタ毎に設けられているので、高速で目標ト
ラックをシークするためには、アドレス情報が不足して
いる。そこで、セクタを分割してなるデータセグメント
の夫々のサーボエリアにアクセスコードがプリフォーマ
ットされている。サーボエリアには、トラックセンター
に対して内側及び外側にオフセットした一対のトラッキ
ングピット(ウオブルピットとも称される)も設けられ
ている。アクセスコードは、複数本例えば16本のトラッ
クに対して順次変化するグレイコードであって、このア
クセスコードとヘッダ内のセクタアドレス及びトラック
アドレスとを併用して、現に光ピックアップが走査して
いるトラックのアドレスが検出される。
減算回路5の出力信号がD/A変換器6に供給され、ア
ナログ信号に変換され、D/A変換器6の出力信号が位相
補償回路7を介してスイッチ回路8の一方の入力端子9A
に供給される。スイッチ回路8の他方の入力端子9Bに
は、端子10からトラッキング制御信号が供給される。ス
イッチ回路8は、図示せずも、システムコントローラか
ら入力端子11に供給される制御信号によりシーク時とト
ラッキング制御時とで切り換えられる。トラッキング制
御信号は、サーボエリア内の一対のトラッキングピット
の再生信号のレベル差から検出され、トラッキングエラ
ーと対応するレベルの信号である。
ナログ信号に変換され、D/A変換器6の出力信号が位相
補償回路7を介してスイッチ回路8の一方の入力端子9A
に供給される。スイッチ回路8の他方の入力端子9Bに
は、端子10からトラッキング制御信号が供給される。ス
イッチ回路8は、図示せずも、システムコントローラか
ら入力端子11に供給される制御信号によりシーク時とト
ラッキング制御時とで切り換えられる。トラッキング制
御信号は、サーボエリア内の一対のトラッキングピット
の再生信号のレベル差から検出され、トラッキングエラ
ーと対応するレベルの信号である。
スイッチ回路8の出力信号が駆動回路12を介してアク
チュエータ13に供給される。アクチュエータ13は、例え
ばリニアモータである。この実施例では、シーク動作時
の光ピックアップの移動とトラックのセンターにレーザ
ビームのスポットの中心を位置させるトラッキング制御
とをアクチュエータ13により行っている。
チュエータ13に供給される。アクチュエータ13は、例え
ばリニアモータである。この実施例では、シーク動作時
の光ピックアップの移動とトラックのセンターにレーザ
ビームのスポットの中心を位置させるトラッキング制御
とをアクチュエータ13により行っている。
この一実施例では、アクチュエータ13の速度が第2図
Aに示す時間変化を持つように、基準値発生回路1で形
成される基準値が第2図Bに示すように時間的に変化す
るものに設定される。即ち、高速のシーク動作を行うた
めの速度変化(第2図A)は、現在アドレスで示される
現在トラックAPから目標トラックATに移動するのに必要
な時間を2Tとし、その1/2の時間をTとした時に、アク
チュエータ13の速度v(t)がT迄は増大し、Tから2T
迄は減少するものである。かかる速度変化が高速のシー
ク動作に最適なことは、従来と同様である。この速度の
時間的変化を生じさせるのに、現在トラックAPから目標
トラックATの間で、基準値が第2図Bに示すように、変
化させられる。この基準値(x)の時間的変化は、例え
ば下記のように、積分で求められる。
Aに示す時間変化を持つように、基準値発生回路1で形
成される基準値が第2図Bに示すように時間的に変化す
るものに設定される。即ち、高速のシーク動作を行うた
めの速度変化(第2図A)は、現在アドレスで示される
現在トラックAPから目標トラックATに移動するのに必要
な時間を2Tとし、その1/2の時間をTとした時に、アク
チュエータ13の速度v(t)がT迄は増大し、Tから2T
迄は減少するものである。かかる速度変化が高速のシー
ク動作に最適なことは、従来と同様である。この速度の
時間的変化を生じさせるのに、現在トラックAPから目標
トラックATの間で、基準値が第2図Bに示すように、変
化させられる。この基準値(x)の時間的変化は、例え
ば下記のように、積分で求められる。
まず、(0≦t<T)では、v(t)=ktから、 次に、(T≦t<2T)では、(t=T)の時の初期値
がktであるから、 基準値発生回路1は、上記の(1)式及び(2)式の
演算を行うようにマイクロコンピュータで構成されてい
る。
がktであるから、 基準値発生回路1は、上記の(1)式及び(2)式の
演算を行うようにマイクロコンピュータで構成されてい
る。
基準値発生回路1で発生する基準値は、第2図Bに示
すもの以外に第3図Bに示すものでも良い。この第3図
Bに示す基準値の時間的変化は、第3図Aに示すよう
に、目標トラックの近傍でアクチュエータ13が低速で一
定速度となるように制御するものである。この目標トラ
ックの近傍でトラッキング制御によりオントラックする
ことができる。
すもの以外に第3図Bに示すものでも良い。この第3図
Bに示す基準値の時間的変化は、第3図Aに示すよう
に、目標トラックの近傍でアクチュエータ13が低速で一
定速度となるように制御するものである。この目標トラ
ックの近傍でトラッキング制御によりオントラックする
ことができる。
なお、この発明は、光磁気ディスク以外の追記型光デ
ィスク、ROM型光ディスク等の対しても適用できる。ま
た、光ピックアップがディスクの径方向にレーザビーム
を変位させることができる2軸型のものであって、トラ
ッキング制御をリニアモータと光ピックアップの両者で
行う場合に対してもこの発明は適用できる。
ィスク、ROM型光ディスク等の対しても適用できる。ま
た、光ピックアップがディスクの径方向にレーザビーム
を変位させることができる2軸型のものであって、トラ
ッキング制御をリニアモータと光ピックアップの両者で
行う場合に対してもこの発明は適用できる。
この発明は、高速のシーク動作を行うのに最適なアク
チュエータの速度変化を設定し、この速度変化を積分し
て距離(位置)の変化である基準値を求めている。従っ
て、基準値の時間変化には、速度情報が含まれているの
で、従来のシーク回路が必要とした速度センサーを省略
することができる。従って、アクチュエータの関連部品
の個数を減少でき、リニアモータの場合では、速度セン
サーに代えて駆動コイルを設けることにより、駆動力の
向上を図ることができる。
チュエータの速度変化を設定し、この速度変化を積分し
て距離(位置)の変化である基準値を求めている。従っ
て、基準値の時間変化には、速度情報が含まれているの
で、従来のシーク回路が必要とした速度センサーを省略
することができる。従って、アクチュエータの関連部品
の個数を減少でき、リニアモータの場合では、速度セン
サーに代えて駆動コイルを設けることにより、駆動力の
向上を図ることができる。
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図は基
準値の一例の説明に用いる略線図、第3図は基準値の他
の例の説明に用いる略線図、第4図は従来の光ディスク
のシーク回路のブロック図、第5図は従来のシーク回路
の説明に用いる略線図である。 図面における主要な符号の説明 1:基準値発生回路、 2:アドレスデコーダ、 5:減算回路、 13:アクチュエータ。
準値の一例の説明に用いる略線図、第3図は基準値の他
の例の説明に用いる略線図、第4図は従来の光ディスク
のシーク回路のブロック図、第5図は従来のシーク回路
の説明に用いる略線図である。 図面における主要な符号の説明 1:基準値発生回路、 2:アドレスデコーダ、 5:減算回路、 13:アクチュエータ。
Claims (1)
- 【請求項1】光ディスクの再生信号から得たアドレス情
報から現在のトラックのアドレスを検出し、 上記現在のトラックのアドレスから目標トラックのアド
レスに到達するまで、時間的に変化する基準値を形成
し、 上記現在のトラックのアドレスと上記基準値との差に応
じて光ピックアップを上記光ディスクの径方向に変位さ
せるための手段を駆動するようにしたことを特徴とする
光ディスクのシーク回路。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1222647A JP2760077B2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | 光ディスクのシーク回路 |
DE69025586T DE69025586T2 (de) | 1989-08-29 | 1990-08-28 | Suchschaltung für eine optische platte |
EP90912473A EP0441969B1 (en) | 1989-08-29 | 1990-08-28 | Seek circuit of optical disk |
PCT/JP1990/001087 WO1991003814A1 (en) | 1989-08-29 | 1990-08-28 | Seek circuit of optical disk |
KR1019910700388A KR920701955A (ko) | 1989-08-29 | 1990-08-28 | 광디스크용 시크 회로 |
US08/305,804 US5471444A (en) | 1989-08-29 | 1994-09-13 | Seek circuit for optical disc |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1222647A JP2760077B2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | 光ディスクのシーク回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0384779A JPH0384779A (ja) | 1991-04-10 |
JP2760077B2 true JP2760077B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=16785732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1222647A Expired - Fee Related JP2760077B2 (ja) | 1989-08-29 | 1989-08-29 | 光ディスクのシーク回路 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5471444A (ja) |
EP (1) | EP0441969B1 (ja) |
JP (1) | JP2760077B2 (ja) |
KR (1) | KR920701955A (ja) |
DE (1) | DE69025586T2 (ja) |
WO (1) | WO1991003814A1 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5309417A (en) * | 1991-10-09 | 1994-05-03 | Nippon Conlux Co., Ltd. | Information recording/reproducing apparatus for optical information recording medium |
JPH05159487A (ja) * | 1991-12-09 | 1993-06-25 | Nec Corp | ディスク装置のトラック間アクセス方式 |
JP2947095B2 (ja) * | 1994-11-08 | 1999-09-13 | ティアック株式会社 | 光ディスク装置及びアクセス制御方法 |
US5914922A (en) * | 1997-12-12 | 1999-06-22 | Cirrus Logic, Inc. | Generating a quadrature seek signal from a discrete-time tracking error signal and a discrete-time RF data signal in an optical storage device |
US7315492B2 (en) * | 1999-07-16 | 2008-01-01 | Lg Electronics Inc. | Header mask signal generating track jump method for a recording medium |
US7012861B1 (en) * | 1999-07-16 | 2006-03-14 | Lg Electronics Inc. | Track jump method for a recording medium |
US6614616B1 (en) * | 2000-03-31 | 2003-09-02 | Emc Corporation | Determining seek times |
KR101444051B1 (ko) * | 2014-01-21 | 2014-09-23 | 최종민 | 탭용 커넥터 |
Family Cites Families (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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