JP2655109B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2655109B2
JP2655109B2 JP6311597A JP31159794A JP2655109B2 JP 2655109 B2 JP2655109 B2 JP 2655109B2 JP 6311597 A JP6311597 A JP 6311597A JP 31159794 A JP31159794 A JP 31159794A JP 2655109 B2 JP2655109 B2 JP 2655109B2
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    • G11B7/085Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
    • G11B7/08505Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
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    • G11B7/08541Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head involving track counting to determine position

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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク装置に係
り、とくに高速アクセスに好適な光ディスク装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスク(以下CDと呼ぶ)
装置やCD−ROM装置のような光ディスク装置では、
光ディスクを回転させながら、例えば集光したレーザス
ポットを光ディスク上にデータのピット列として形成さ
れたトラックに沿って照射し、光学ヘッドを用いてその
反射光の強度変化を検出することにより、光ディスクに
記録されている情報を再生している。
【0003】また、CD装置やCD−ROM装置におい
ては、記録されているデータの線密度(記録密度)は光
ディスクの内周/外周に拘わらず一定であり、一定の転
送速度でデータを転送するためには、光ディスクの回転
数を内周と外周で変化させて線速度を一定に保つ必要が
ある。
【0004】このため、CD装置やCD−ROM装置で
は、アクセス時にあらかじめ求めていた線速度に基づい
て、読み込んだ現在位置のアドレス情報と目標位置のア
ドレス情報とから、移動しなければならないトラック数
を計算し、光学ヘッドを目標位置のトラックまで移動制
御していた。
【0005】次に、上記従来例のアクセス動作について
図9に示されるフローチャートを用いて説明する。
【0006】(1).光ディスク装置は、アクセスコマ
ンドを受信すると(図9のステップ43)、現在位置の
アドレスTpを読み込む(図9のステップ44)。
【0007】(2).次式1を用いてアドレスTpの中
心からの距離r1を求める。
【0008】 r1 =((VL ・Tp・tp)/π+ro2 1/2 .... 式1
【0009】ここで、roはデータ開始半径であり、t
pはトラックピッチ、VLは線速度である。
【0010】(3).次式2を用いて目標アドレス位置
Ttの中心からの距離r2を求める。
【0011】 r2 =((VL ・Tt・tp)/π+ro2 1/2 .... 式2
【0012】(4).次式3を用いて現在位置から目標
位置までのトラック数Ntを求める(図9のステップ4
5)。
【0013】 Nt=(r2 −r1 )/tp .... 式3
【0014】(5).このトラック数Ntに基づいて光
学ヘッドを移動し、粗シーク処理を行う(図9のステッ
プ46〜ステップ56)。
【0015】ここでの光学ヘッドの移動は、図10に示
されるように、加速時(図10の時刻t0〜t1)と定速
時(図10の時刻t1〜t2)と減速時(図10の時刻t
2〜t3)に分けられる。
【0016】加速時は、トラック誤差信号を得ることが
できる最高速度Vmaxまで加速し、最高速度に達する
と(図10の時刻t1)その速度を保ち、目標位置まで
の残りトラック数が所定の数になった時点(図10の時
刻t2)で減速し、目標位置までの残りトラック数が0
になった時点(図10の時刻t3)で光学ヘッドの移動
を完了する。
【0017】すなわち、残りが所定のトラック数Nd以
下になると、最初に求めた目標位置までのトラック数N
tと移動トラック数Ncより、次式4を用いて減速時の
速度Vを求める(図9のステップ51)。
【0018】 V=Vmax×((Nt−Nc)/Nd)1/2 .... 式4
【0019】残りトラック数が零になったときに(図9
のステップ53)、粗アクチュエータを停止する(図9
のステップ55)。従来より、このように粗アクチュエ
ータの台形軌跡制御を行っている。
【0020】しかしながら、線速度の計算誤差やトラッ
ク誤差信号の検出誤差により、光学ヘッドの移動完了時
点(第9図のステップ56、第10図の時刻t3)の位
置が目標のトラックからずれる場合がある。このため、
CD−ROM装置では第11図の60に示されるように
粗シーク終了後、さらに密シークを行っている。
【0021】密シークは、粗シーク終了時のアドレスを
読み込み(図11の59)、目標アドレスまでのトラッ
ク数を再度計算し、光学ヘッドを正確に目標位置に到達
させる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、光学ヘッドを正確に目標位置に到達さ
せるためには、図11に示されるように粗シーク終了
後、さらに密シークとアドレス読み込みが不可欠なため
に、アクセス時間を短縮することができないという不都
合があった。
【0023】
【発明の目的】本発明の目的は、かかる従来例の有する
不都合を改善し、とくに正確にしかも高速で目標アドレ
スにアクセスできる光ディスク装置を提供することにあ
る。
【0024】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、第
一の手段として、光ディスクの内容を読み出す光学ヘッ
ドと、この光学ヘッドをディスクの半径方向に移動させ
る粗アクチュエータと、目標位置までの残りトラック数
に基づいて光学ヘッドが当該目標位置に達するときに移
動速度がゼロとなるよう粗アクチュエータの動作を台形
軌跡制御する制御部とを備え、光学ヘッドが、対物レン
ズと、この対物レンズを制御部による駆動制御に従って
移動させる密アクチュエータとを備えている。しかも、
制御部に、光学ヘッドからの読み出し情報に応じたトラ
ック誤差信号に基づいて当該光学ヘッド又は対物レンズ
の光ディスクに対する移動速度を計測する速度検出部と
を併設し、制御部が、速度検出部からの移動速度情報
基づいて当該移動速度が一定値Vr以下となったときに
対物レンズを光学ヘッドの移動方向とは反対方向に移動
させる制御をする手段と、当該対物レンズと光ディスク
の相対速度が低下したときにトラッキングサーボをオン
にする手段とを備えた、という構成を採っている。
【0025】また、第二の手段として、制御部に、トラ
ック誤差信号に基づいて移動したトラック数をカウント
するトラックカウンタを併設し、制御部が、目標位置ま
での残りトラック数が一定値Ndとなったときに粗アク
チュエータの移動速度を徐々に低下させながら密アクチ
ュエータを移動方向に変位させる手段を備えた、という
構成を採っている。
【0026】さらに、第三の手段として、制御部が、ト
ラックサーボをオンとしたときに読み出したアドレス情
報に基づいて目標位置までの残りトラック数を補正する
手段を備えた、という構成を採っている。
【0027】本発明では、これらの手段によって、前述
した目的を達成しようとするものである。
【0028】
【作用】本発明では、光ディスクに対するリード要求を
受信すると、まず、リード要求されたデータのアドレス
を取得する。ついで、制御部は、このアドレスに基づい
て粗アクチュエータの移動を制御する。粗アクチュエー
タは、光学ヘッドをディスクの半径方向に移動させる。
このとき、制御部は、光学ヘッドが目的地に達するとき
に移動速度がゼロとなるよう粗アクチュエータの動作を
台形軌跡制御している。
【0029】この光学ヘッドの移動制御中速度検出部
は、光学ヘッドの移動速度を計測する。制御部は、トラ
ックカウント部からの移動距離情報と速度検出部からの
移動速度情報とに基づいて光ディスクと光学ヘッドの対
物レンズの相対速度がゼロになるように密アクチュエー
タの動作を制御する。具体的には、密アクチュエータ
は、光学ヘッド上の対物レンズを粗アクチュエータの移
動方向とは反対方向へ移動させる。
【0030】このとき、制御部は、密アクチュエータ
駆動により対物レンズと光ディスクの相対速度が低下し
たのち、トラックサーボをオンとする。このため、光学
ヘッドは粗アクチュエータの駆動中に、アドレスを読み
込む。
【0031】
【発明の実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし
図8に基づいて説明する。
【0032】図1の実施例は、光ディスク14を回転さ
せるスピンドルモータ13と、光ディスク14の内容を
読み出す光学ヘッド4と、光学ヘッド4をディスクの半
径方向に移動させる粗アクチュエータ2と、光学ヘッド
4の対物レンズ4Aを移動させる密アクチュエータ3
と、光学ヘッド4からの読み出し情報によりトラック誤
差信号を生成するトラック誤差信号検出部10と、トラ
ック誤差信号検出部10からのトラック誤差信号を位相
補償する第1の位相補償部11および第2の位相補償部
12と、トラック誤差信号検出部10からのトラック誤
差信号を2値化する2値化部7と、第1の位相補償部1
1からの指示により密アクチュエータ3を駆動する第1
の駆動回路5と、第2の位相補償部12からの指示によ
り粗アクチュエータ2を駆動する第2の駆動回路6と、
2値化部7からのパルス数をカウントし移動距離を計測
するトラックカウント部8と、2値化部7からのパルス
間隔により移動速度を計測する速度検出部9と、トラッ
クカウント部8からの移動距離情報と速度検出部9から
の移動速度情報により第1の駆動回路5と第2の駆動回
路6を制御する制御部1とから構成される。
【0033】通常、密アクチュエータは光学ヘッド4に
対して上下に移動するアクチュエータ(フォーカスアク
チュエータと呼ぶ)とディスクの半径方向に移動するア
クチュエータ(トラッキングアクチュエータと呼ぶ)の
2軸のアクチュエータを有するが、ここでは説明をわか
りやすくするためにトラッキングアクチュエータを密ア
クチュエータ3と定義する。
【0034】すなわち、粗アクチュエータ2は光学ヘッ
ド4自体を移動させるような長い距離の移動制御に用い
られ、密アクチュエータ3は光学ヘッド4を移動するこ
となく、光学ヘッド4の対物レンズ4Aを移動するよう
な短い距離の移動制御に用いられる。
【0035】またトラックカウント部8は、光学ヘッド
4が移動を開始するとき、またはカウントを開始すると
きに、制御部1でリセットされる。
【0036】次に、本実施例の第1のアクセス動作につ
いて図2及び図3のフローチャートを用いて説明する。
【0037】(1).制御部1はアクセスコマンドを受
信すると(図2のステップ17)、現在位置のアドレス
Tpを読み込む(図2のステップ18)。
【0038】(2).そして、現在位置から目標位置ま
でのトラック数(Nt)を計算する(図2のステップ1
9)。
【0039】(3).制御部1は目標位置までのトラッ
ク数(Nt)に基づいて、第1の駆動回路5を制御して
粗アクチュエータ2を駆動し、光学ヘッド4の移動を開
始する(図2のステップ20)。
【0040】(4).制御部1はトラックカウント部8
をリセットし、トラックカウントを開始する(図2のス
テップ21)。
【0041】(5).加速時は、粗アクチュエータ2を
駆動可能な最大値で加速し、図4に示されるように最高
速度Vmaxになるまで(図4の時刻t0〜t1の期間)
加速を行う。ここで、Vmaxはトラック誤差信号が得
られる限界に近い速度(例えば0.5m/s程度)であ
る。
【0042】(6).そして、粗アクチュエータ2の移
動速度が最高速度Vmaxになると、制御部1は移動ト
ラック数Ncを読み込むとともに(図2のステップ2
2)、目標位置までの残りトラック数(Nt−Nc)が
所定のトラック数Ndになるまでの間(第4図の時刻t
1〜t2の間)は、一定速度Vmaxで粗アクチュエータ
2を移動させる(図2のステップ24、ステップ2
8)。
【0043】ここで残りトラック数Ndは、図4の時刻
t2〜t5までの面積をトラックピッチで除算することに
より求められる。
【0044】(7).制御部1は目標位置までの残りト
ラック数(Nt−Nc)が所定のトラック数Ndになる
と(第4図の時刻t2、図2のステップ24)、式4を
用いて粗アクチュエータ2の移動速度を演算する(図2
のステップ25)。
【0045】すなわち、粗アクチュエータ2の移動速度
を徐々に低下させながら、密アクチュエータ3を移動方
向に変位させる(図2のステップ26)。
【0046】(8).図4の時刻t3で示されるように
粗アクチュエータ2の移動速度がVrまで低下すると
(図2のステップ27)、制御部1は粗アクチュエータ
2の速度をその値に保持する(図3のステップ29)。
【0047】ここで、移動速度Vrは、粗アクチュエー
タ2の可動範囲と加速度特性、ならびにアドレス読み込
みに必要な時間から算出される。通常、0.05m/s
〜0.1m/sの値をとる。
【0048】(9).続いて制御部1は、密アクチュエ
ータ3を粗アクチュエータ2の移動方向とは逆の方向に
加速し(図3のステップ30)、密アクチュエータ3の
移動速度を−Vrに保持する(図3のステップ31)。
【0049】これにより、ディスク14と密アクチュエ
ータ2に取り付けられた対物レンズ4Aの相対速度は0
に近づくために、トラッキングサーボを容易にONでき
る(図3のステップ32)。
【0050】(10).トラッキングサーボをONにし
ている状態(図4の時刻t3〜t4の間)ではディスク1
4のアドレス検出が可能であるため、制御部1はアドレ
ス情報を読み込み(図3のステップ33)、その地点か
ら目標位置までのトラック数Ntを再び算出する(図3
のステップ34)。
【0051】(11).そして制御部1は、求めた残り
トラック数Ntに基づいて移動速度を演算する(図3の
ステップ35〜ステップ39)。
【0052】ここでは、図5に示されるように、残りト
ラック数Ntが初期設定値(図2のステップ19で算出
した残りトラック数による値)よりも大きい場合には、
移動速度はVrより大きくなることもある。
【0053】(12).制御部1は、当該演算結果によ
り粗アクチュエータ2を徐々に減速する。
【0054】(13).そして、残りトラック数が零に
なると(図3のステップ40)、制御部1は、粗アクチ
ュエータ2の移動を停止させる(図3のステップ4
1)。
【0055】すなわち図5に示されるように、粗シーク
終了前(図5の時刻t3)に目標位置までのトラック数
Ntを再計算し、それに基づいてその後(図5の時刻t
4〜t5間)の粗アクチュエータ2の移動速度特性を補正
しているため、粗シーク動作のみで目標位置に正確にア
クセスすることができる。
【0056】次に、本実施例の第2のアクセス動作につ
いて図6及び図7のフローチャートを用いて説明する。
【0057】(1).図6のステップ63〜ステップ7
4までは制御部1は、図2と同様に加速、一定速ならび
に減速の制御を行う。
【0058】(2).制御部1は、粗アクチュエータ2
の移動速度が所定の値になると(図8の時刻t3)、粗
アクチュエータ2を駆動する電流をホールドする。しか
しながら、図8の時刻t3〜t4に示されるように、粗ア
クチュエータ2は、これまでとほぼ同等の加速度で減速
を続ける。
【0059】この状態で、制御部1は、密アクチュエー
タ3を粗アクチュエータ2の移動方向とは逆の方向に加
速し、ディスク14と光学ヘッド4の対物レンズ4Aの
相対速度を次第に零に近づける。
【0060】この相対速度の変化は、速度検出部を通し
て間接的に、トラック誤差信号の周期が長くなることに
より検出できる。
【0061】(3).相対速度の低下を確認すると(図
7のステップ76)、制御部1は、トラックサーボをO
Nにしてアドレスを読み込む(図7のステップ77)。
【0062】(4).そして、その地点から目標位置ま
でのトラック数Ntを再び算出する(図7のステップ7
8)。
【0063】(5).残りトラック数Ntに基づいて移
動速度を算出する(図7のステップ79〜ステップ8
3)。
【0064】(6).残りトラック数が零になると(図
7のステップ84)、制御部1は粗アクチュエータ2の
移動を停止させる(図7のステップ85)。
【0065】すなわち図8に示されるように、上記処理
(4)において目標位置までのトラック数Ntを再計算
し、その後(図8の時刻t4〜t5間)の粗アクチュエー
タ2の移動速度特性を補正することにより、粗シーク動
作のみで目標位置に正確にアクセスできる。
【0066】図2及び図3の第1の動作ではトラックサ
ーボをONにしてアドレスを読み込むために図4の時刻
t3〜t4の間に示されるように移動速度を等速に保つ期
間を必要とするのに対し、図6及び図7の第2の動作で
は減速動作中にトラッキングをONにしてアドレスを読
み込んでいるために、この第2の動作では減速期間が短
くなり、より高速化が可能である。
【0067】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、光学ヘッドの移動制御中、トラッ
クカウント部が、光学ヘッドの移動距離を計測し、速度
検出部が光学ヘッドの移動速度を計測する。これを受け
て制御手段が、トラックカウント部からの移動距離情報
と速度検出部からの移動速度情報とに基づいて光ディス
クと光学ヘッドの対物レンズ4Aの相対速度がゼロにな
るように密アクチュエータの動作を制御するため、対物
レンズ4Aは、光ディスクと相対的に移動しない関係と
なる。このように密アクチュエータが動作するため、粗
アクチュエータの移動中にもかかわらず光学ヘッドは光
ディスクからデータを読み出すことができる。
【0068】さらに、制御部が、密アクチュエータによ
りトラッキングサーボを行なっているときに、アドレス
情報読み込みを開始するよう制御し、当該アドレス情報
に基づいて粗アクチュエータの動作制御を補正するた
め、種々の要因で予め与えられたアドレスでは正確に目
的とするデータに光学ヘッドを位置させることができな
い場合でも、実際にアドレスを読み取りつつ粗アクチュ
エータの動作を補正するため、粗アクチュエータの移動
のみで正確に目標アドレスに移動することができ、これ
がため、従来例と比較して飛躍的に高速なアクセスが可
能となるという従来にない優れた光ディスク装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】本実施例によるアクセス動作の前段を説明する
ための第1のフローチャートである。
【図3】本実施例によるアクセス動作の後段を説明する
ための第1のフローチャートである。
【図4】図2のアクセス動作における粗アクチュエータ
の速度軌跡を示す説明図である。
【図5】図4における粗アクチュエータと密アクチュエ
ータの速度軌跡の関連を示す説明図である。
【図6】本実施例によるアクセス動作の前段を説明する
ための第2のフローチャートである。
【図7】本実施例によるアクセス動作の後段を説明する
ための第2のフローチャートである。
【図8】図6及び図7における粗アクチュエータと密ア
クチュエータの速度軌跡の関連を示す説明図である。
【図9】従来例のアクセス動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図10】従来例のアクセス動作における粗アクチュエ
ータの速度軌跡を示す説明図である。
【図11】従来例におけるアクセス動作時の動作を説明
するための説明図である。
【符号の説明】
1 制御部 2 粗アクチュエータ 3 密アクチュエータ(またはトラッキングアクチュエ
ータ) 4 光学ヘッド 5 第1の駆動回路 6 第2の駆動回路 7 2値化部 8 トラックカウント部 9 速度検出部 10 トラック誤差信号検出部 11 第1の位相補償部 12 第2の位相補償部 13 スピンドルモータ 14 光ディスク

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクの内容を読み出す光学ヘッド
    と、この光学ヘッドをディスクの半径方向に移動させる
    粗アクチュエータと、目標位置までの残りトラック数に
    基づいて前記光学ヘッドが当該目標位置に達するときに
    移動速度がゼロとなるよう前記粗アクチュエータの動作
    を台形軌跡制御する制御部とを備え、 前記光学ヘッド
    が、対物レンズと、この対物レンズを前記制御部による
    駆動制御に従って移動させる密アクチュエータとを備え
    た光ディスク装置において、 前記制御部に、前記光学ヘッドからの読み出し情報に応
    じたトラック誤差信号に基づいて当該光学ヘッド又は対
    物レンズの光ディスクに対する移動速度を計測する速度
    検出部とを併設し、 前記制御部が、前記速度検出部からの移動速度情報
    づいて当該移動速度が一定値Vr以下となったときに前
    記対物レンズを前記光学ヘッドの移動方向とは反対方向
    に移動させる制御をする手段と、当該対物レンズと光デ
    ィスクの相対速度が低下したときにトラッキングサーボ
    をオンにする手段とを備えたことを特徴とする光ディス
    ク装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部に、前記トラック誤差信号に
    基づいて移動したトラック数をカウントするトラックカ
    ウンタを併設し、 前記制御部が、前記目標位置までの残りトラック数が一
    定値Ndとなったときに前記粗アクチュエータの移動速
    度を徐々に低下させながら密アクチュエータを移動方向
    に変位させる手段を備えたことを特徴とする請求項1記
    載の光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部が、前記トラックサーボをオ
    ンとしたときに読み出したアドレス情報に基づいて前記
    目標位置までの残りトラック数を補正する手段を備えた
    ことを特徴とする請求項2記載の光ディスク装置。
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