JPH08221917A - 光学ディスクの高速アクセス装置 - Google Patents

光学ディスクの高速アクセス装置

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Publication number
JPH08221917A
JPH08221917A JP2710395A JP2710395A JPH08221917A JP H08221917 A JPH08221917 A JP H08221917A JP 2710395 A JP2710395 A JP 2710395A JP 2710395 A JP2710395 A JP 2710395A JP H08221917 A JPH08221917 A JP H08221917A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
correction coefficient
address
linear velocity
command value
optical pickup
Prior art date
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Pending
Application number
JP2710395A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Shigeta
孝治 重田
Kazuoki Otani
一起 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2710395A priority Critical patent/JPH08221917A/ja
Publication of JPH08221917A publication Critical patent/JPH08221917A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用するディスクの移動指定トラック数と実
際のアドレス移動量との誤差を抑制しシーク回数を減じ
ることによってアクセス時間を短縮する。 【構成】 アクセス指令を受理するとコントローラ6は
変換テーブル5に従ってトラバースモータ3に駆動指令
信号を与え、光学ピックアップ1の移動動作を行う。こ
のときの実際のアドレス移動量をアドレス移動量算出手
段10で算出し、移動トラック指定数と実アドレス移動
量から算出手段12により線速度補正係数を算出し、次
回から変換テーブル5から求められる指令値に乗じて移
動量を決定する。線速度補正係数はアクセスを行う度に
算出を行い、前回の線速度補正係数との間で累積データ
処理を行って、補正係数を修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的記録媒体のアク
セスを高速に行うことができる光学ディスクの高速アク
セス装置。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来における光学的記録媒体の
光学ディスクの高速アクセス装置の構成を示している。
【0003】この光学ディスクの高速アクセス装置は、
円盤状の光学ディスクAに渦巻状に記録された情報を記
録/再生するための光学ピックアップ1と、光学ディス
クAを回転させるためのスピンドルモータ7と、光学ピ
ックアップ1を光学ディスクAの半径方向に移動させる
トラバース機構を備える。
【0004】トラバース機構は、トラバースモータ3
と、トラバースモータ3の駆動力を光学ピックアップ1
に伝達し直線運動を行わせる動力伝達機構2から構成さ
れる。また、アクセス系の駆動を行う回路としては、ス
ピンドルモータ7を駆動制御するスピンドルドライバ8
と、トラバースモータ3に駆動電圧を供給するトラバー
スドライバ4と、スピンドルドライバ8とトラバースド
ライバ4にアクセス駆動指令信号を送るコントローラ6
と、アドレス移動量と移動指定トラック数の変換を行う
変換テーブル5とから構成される。9はアドレス検出手
段である。
【0005】次に、上記構成の光学ディスクの高速アク
セス装置の動作について説明する。コントローラ6はア
クセス指令を受け取ると、光学ピックアップ1が現在ト
ラッキングONしている現在地アドレスをアドレス検出
手段9から読み込む。
【0006】続いてスピンドルドライバ8に制御信号を
供給しスピンドルモータ7を所定速度で回転制御すると
同時に、トラッキングサーボをOFFにし、変換テーブ
ル5からトラバースドライバ4にトラバースモータ3の
駆動指令を与え、トラバースモータ3を駆動することに
より、動力伝達機構2を介して光学ピックアップ1を光
学ディスク半径方向に移動させる。このときの移動量は
指令値の目標アドレスと現在地アドレスの差を移動トラ
ック数に換算する変換テーブル5によって求められ、こ
の値をトラバースモータ3への駆動指令信号とする。
【0007】移動終了後、現在地アドレスを読み込み、
目標アドレスに対してアドレス誤差が規定値以上であっ
た場合は、再度トラバースモータに駆動指令を供給して
規定値以下になるまで追いこむ。規定値以下となった時
は、光学ピックアップ1の対物レンズのみの移動を行
い、目標アドレスに達したらアクセス動作を終了する。
【0008】このように、上記従来の光学ディスクの高
速アクセス装置でもアクセス動作を行うことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の光学ディスクの高速アクセス装置では、光学
ディスクがディスク毎に固有の線速度で情報を記録して
あるために、ディスクによってアドレス移動量と移動ト
ラック数の関係が異なり、システム固有の変換テーブル
では、システムの基準線速度に対するディスク固有の線
速度の違いが移動量の誤差として現れ、シーク動作の回
数を増加させ、アクセスタイムを増大させるという問題
があった。
【0010】本発明はこのような従来技術の問題点を解
決するものであり、ディスクが異なっても常に変わらぬ
動作性能を得ることができる光学ディスクの高速アクセ
ス装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、光学ディスク上の情報の記録または再生を
行う光学ピックアップと、前記光学ディスクを回転させ
る機構部と、前記光学ピックアップを移動させる機構部
と、前記両機構部の動作を制御するコントローラと、前
記光学ピックアップ移動機構を所定位置まで移動させる
ための指令値を決定する指令値決定手段と、前記指令値
による移動を行ったときの実移動量を算出する移動量算
出手段と、前記指令値と前記実移動量から補正係数を算
出する補正係数算出手段と、前記指令値決定手段から求
められた指令値に前記補正係数を乗じて前記光学ピック
アップ移動機構に出力する乗算手段と、アクセス毎に前
記補正係数と前回の補正係数とを統計的にデータ処理し
て補正係数を修正する補正係数修正手段とを備えてなる
ものである。
【0012】
【作用】したがって本発明によれば、移動指定トラック
数と実際のアドレス移動量から算出した線速度補正係数
を用いて使用ディスクの線速度に依存することなく、目
標アドレスに対する誤差の小さい移動を行うことが可能
で、修正動作を減じアクセス時間の短縮化が行える。
【0013】
【実施例】図1は、本発明に係る光学ディスクの高速ア
クセス装置の一実施例を示す全体の構成である。
【0014】図1において、従来例と同一の構成部分に
は同一符号を付して説明すると、Aは記録媒体、1は光
学ピックアップ、2は動力伝達機構、3はトラバースモ
ータ、4はトラバースドライバ、5は変換テーブル(指
令値決定手段に相当)、6はコントローラ、7はスピン
ドルモータ、8はスピンドルドライバ、9はアドレス検
出手段である。また、本実施例には、アドレス検出手段
9からのアドレス信号を基に実際のアドレス移動量を算
出するアドレス移動量算出手段(移動量算出手段に相
当)10と、目標アドレスとアドレス検出手段9からの
現在値アドレスとの差から移動トラック数に変換する変
換テーブル5から求められた移動指定トラック数を記憶
する移動指定トラック数記憶手段11と、移動指定トラ
ック数と実際のアドレス移動量とを比較して線速度補正
係数を算出する線速度補正係数算出手段(補正係数算出
手段に相当)12と、算出された線速度補正係数を変換
テーブル5から求められた移動指定トラック数に乗じる
ことにより移動指令値としてトラバースドライバ4に出
力する乗算部(乗算手段に相当)13と、算出した線速
度補正係数を記憶する線速度補正係数記憶手段14と、
アクセス毎に算出される現在の線速度補正係数と前回の
線速度補正係数とを統計的にデータ処理し再計算して線
速度補正係数を修正する線速度補正係数修正手段(補正
係数修正手段に相当)15とが新たに付加されている。
【0015】また、上記線速度補正係数記憶手段14に
記憶されている線速度補正係数は、アクセス毎に上記線
速度補正係数修正手段15により再計算された線速度補
正係数に更新される構成になっている。
【0016】上記の実施例の動作について図1を参照し
ながら説明する。従来例と同様に、コントローラ6がア
クセス指令を受理すると、光学ピックアップ1が現在ト
ラッキングONしている現在地アドレスをアドレス検出
手段9から読み込む。続いてスピンドルドライバ8にス
ピンドル制御信号が印加され、スピンドルモータ7が所
定速度で回転駆動されると同時に、コントローラ6から
変換テーブル5と線速度補正係数に応じたトラバースモ
ータ3の駆動指令信号をトラバースドライバ4に与え、
トラバースモータ3を駆動することにより動力伝達機構
2を介して光学ピックアップ1を光学ディスク半径方向
に移動させる。
【0017】ディスク交換後あるいはシステム立ち上げ
直後の初期動作状態から1回目のアクセスにおいては、
線速度補正係数を1、すなわち従来と同様に、変換テー
ブル5で目標アドレスと現在地アドレスの差を移動トラ
ック数に換算して求め、移動量を決定する。このときに
発した移動指定トラック数は移動指定トラック数記憶手
段11により記憶される。
【0018】移動終了後、アドレス検出手段10で検出
された現在地アドレスはアドレス移動量算出手段10に
読み込まれ、このアドレス移動量算出手段10におい
て、目標アドレスに対する誤差から実際のアドレス移動
量が算出される。
【0019】次に、移動指定トラック数記憶手段11に
記憶された移動指定トラック数とアドレス移動量算出手
段10で求めたアドレス移動量とを線速度補正係数算出
手段12により比較し線速度補正係数を計算し、線速度
補正係数記憶手段14に記憶する。
【0020】次回以降アクセス指令が発せられると、変
換テーブル5から求められた移動指定トラック数に線速
度補正係数が乗算部13で乗じられ、トラック数分の移
動指令となるとともに、再び線速度補正係数を上記同様
の方法により求める。この線速度補正係数は線速度補正
係数修正手段15によって、線速度補正係数記憶手段1
4に記憶されている前回の線速度補正係数と合わせて統
計的にデータ処理され、再計算されて乗算部13に出力
される。そして、線速度補正係数記憶手段14に記憶さ
れている前回の線速度補正係数は再計算された線速度補
正係数に更新される。
【0021】このように、上記実施例によれば、変換テ
ーブルから求められる移動量に線速度補正係数を乗じ、
かつその補正係数の精度をアクセス毎に高めていくこと
により、使用ディスクの線速度の相違による移動量の誤
差を、吸収することができ、これによりシーク回数が減
少するからアクセス時間が短縮され、アクセス時間の増
大による動作性能の劣化を防止できる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、上記実施例より明らかなよう
に、使用するディスクの記録線速度に対応した線速度補
正係数を計算し、アクセス毎に修正しながら補正係数の
精度を高めるから、ディスクごとの情報記録線速度の相
違によって生じる移動量の誤差を減じることができると
いう効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例における光学ディスクの高速アク
セス装置の構成図
【図2】従来の光学ディスクの高速アクセス装置の構成
【符号の説明】
1 光学ピックアップ 2 動力伝達機構 3 トラバースモータ 4 トラバースドライバ 5 変換テーブル 6 コントローラ 7 スピンドルモータ 8 スピンドルドライバ 9 アドレス検出手段 10 アドレス移動量算出手段 11 移動指定トラック数記憶手段 12 線速度補正係数算出手段 13 乗算部 14 線速度補正係数記憶手段 15 線速度補正係数修正手段 A ディスク(光学的記録媒体)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学ディスク上の情報の記録または再生
    を行う光学ピックアップと、前記光学ディスクを回転さ
    せる機構部と、前記光学ピックアップを移動させる機構
    部と、前記両機構部の動作を制御するコントローラと、
    前記光学ピックアップ移動機構を所定位置まで移動させ
    るための指令値を決定する指令値決定手段と、前記指令
    値による移動を行ったときの実移動量を算出する移動量
    算出手段と、前記指令値と前記実移動量から補正係数を
    算出する補正係数算出手段と、前記指令値決定手段から
    求められた指令値に前記補正係数を乗じて前記光学ピッ
    クアップ移動機構に出力する乗算手段と、アクセス毎に
    前記補正係数と前回の補正係数とを統計的にデータ処理
    して補正係数を修正する補正係数修正手段とを備えるこ
    とを特徴とする光学ディスクの高速アクセス装置。
JP2710395A 1995-02-15 1995-02-15 光学ディスクの高速アクセス装置 Pending JPH08221917A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2710395A JPH08221917A (ja) 1995-02-15 1995-02-15 光学ディスクの高速アクセス装置

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JP2710395A JPH08221917A (ja) 1995-02-15 1995-02-15 光学ディスクの高速アクセス装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08221917A true JPH08221917A (ja) 1996-08-30

Family

ID=12211757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2710395A Pending JPH08221917A (ja) 1995-02-15 1995-02-15 光学ディスクの高速アクセス装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH08221917A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5920531A (en) * 1996-08-30 1999-07-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disk drive apparatus and linear velocity calculating method therefor
KR100425004B1 (ko) * 1996-12-26 2004-06-11 디지털 비디오 시스템스 인코퍼레이션 Clvi에서의에러값보상장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5920531A (en) * 1996-08-30 1999-07-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disk drive apparatus and linear velocity calculating method therefor
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