JP2740255B2 - 光ディスク駆動装置 - Google Patents

光ディスク駆動装置

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JP2740255B2 JP1112133A JP11213389A JP2740255B2 JP 2740255 B2 JP2740255 B2 JP 2740255B2 JP 1112133 A JP1112133 A JP 1112133A JP 11213389 A JP11213389 A JP 11213389A JP 2740255 B2 JP2740255 B2 JP 2740255B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は光ディスク装置に関し、特に光スポットを光
ディスク上の任意のトラックにアクセスさせるための制
御を行なう光ディスク駆動装置に関するものである。
[従来の技術] 従来からレーザ光を利用して信号の記録、又は再生を
行なう装置が実用化されている。例えば、CD(コンパク
トディスク)、LD(レーザディスク)等がある。また、
渦巻状、同心円状等の所定のトラックに光磁気の信号で
記録、再生、消去を行ない得る盤状記録媒体(以下ディ
スク)に光ビームを投射して、情報信号を光学的に記
録、再生、消去を行なう光磁気ディスク装置の開発も行
なわれている。
従来、この種の渦巻状、同心円状等の所定のトラック
にアクセスするには、トラックの半径方向に取りつけら
れたスケールをもとに、リニアモータ等により粗シーク
を行ない、続いてトラック上の所定位置に書かれたアド
レス情報と、目的とするトラックまでのトラック数のカ
ウントをもとにアクチュエータ等により密シークを行な
うという二段階シークが一般的であった。
しかし、上記二段階シーク方法では、スケールのピッ
チが50〜100μm、トラックのピッチが1.6μmであり、
トラック数に換算して、30〜60トラックの誤差が生じて
いた。又、ディスクに偏芯がある場合、更に偏芯分の誤
差が上乗せすることになる。よって、二段階めの密シー
クの守備範囲が広くなり、シーク時間の増大を招いてい
た。
上記欠点に鑑み、スケールによる粗シークをやめ、ト
ラック数を直接カウントしながら、リニアモータを駆動
し、所定のトラックの所で、トラックを引き込みアドレ
スを確認し、誤差のある場合は、トラックジャンプで補
正するというダイレクトアクセス方法が採用される様に
なった。
しかしながら、装置自体に取り付けられたスケールか
ら、位置あるいは速度を知る場合は、絶対的な量として
得られるが、偏芯のあるディスクのトラックをスケール
として用いる場合、位置あるいは速度信号が偏芯成分を
含んだ相対量として得られることになる。つまり偏芯が
ある場合、リニアモータが停止した状態では偏芯分の速
度で往復していることになり、又、逆に偏芯分をキャン
セルする形で往復運動した状態では、静止していること
になる。
この様な偏芯成分を含むディスクとリニアモータのキ
ャリッジの相対変位系及び相対速度系で、例えば、第3
図の様な一定加速度、一定減速度で移動を行なう速度制
御を考える。なお、第3図において、横軸に時間、縦軸
に速度をとってある。これを、静止した装置自体を基準
とした絶対変位系及び絶対速度系におきかえる。ここ
で、例えば、絶対速度系において第4図(a)の偏芯成
分があった場合、第3図の制御は、絶対速度系では、第
4図(b)の如くなる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、この様な偏芯成分を含んだ相対速度系
の制御では、常に偏芯分をキャンセルする形で、加速、
減速の制御を行なうことになり、無駄があった。つま
り、第4図(b)において、電源電圧及びリニアモータ
のコイル抵抗より、最大加速度には、限界値があるため
偏芯成分の駆動力の分だけ、シークする為の駆動力を削
られることになる。よって第5図に示す様な運行プロフ
ァイルで駆動しなければならなくなり、シーク時間が増
大するという問題点があった。
[課題を解決するための手段] 本発明の目的は、偏芯がある場合においても、偏芯が
ない場合と同様の制御が可能で、シーク時間の短縮化を
達成することができる光ディスク駆動装置を提供するこ
とにある。
本発明によれば、以上の如き目的を達成するものとし
て、 多数のトラック溝を有する光ディスクに光スポットを
形成して、前記光ディスクからの反射光を受光する光検
知器を設けた光学ヘッドを有し、前記光ディスクのトラ
ックアクセス時に、前記光検出器の出力信号に基づき変
位量、速度を計出して粗シークアクチュエータの位置及
び速度の制御を行う光ディスク駆動装置において、前記
光ディスクの偏芯成分を密シークアクチュエータの駆動
によって補正することを特徴とする光ディスク駆動装
置、 が提供される。
[作用] 本発明は、リニアモータで粗シークを行なう際、アク
チュエータにより、偏芯成分をキャンセルするべく駆動
を行ない、ディスクと装置との相対速度を、リニアモー
タのキャリッジとアクチュエータの相対速度に置き換え
ることで、リニアモータのキャリッジにおいて装置自体
からの絶対的変位、及び速度をディスクのトラック信号
から直接得る様にし、該絶対的変位、及び速度を用い
て、無駄な動作を無くし、シーク時間の短縮を可能なら
しめるものである。
[実施例] 以下、本発明の光学的情報記録再生装置について具体
的な実施例に基づき詳細に説明する。
まず、本発明の装置に適用できる駆動系の一構成例を
第1図に示す。
最初に、トラッキングサーボ系を説明する。1はトラ
ッキングエラー信号検出用サーボセンサであり、トラッ
クとレーザ光軸のずれから、トラッキングエラー信号を
生成する。該トラッキングエラー信号はアクチュエータ
5が、トラックのセンターをトレースする様な目標値と
の誤差分をループ内に伝える。2はトラッキングサーボ
系のループスイッチである。3は系を安定にする為の位
相補償回路である。4はアクチュエータ5を駆動する為
のドライバであり、ループスイッチ2が閉じている時
は、トラックのセンターをトレースする様にサーボが働
らく。
次にリニアモータサーボ系を説明する。CPU9は、アク
セスするトラックまでのトラック数より、速度運行プロ
ファイルを作成し、目標速度をD/Aコンバータ8に与え
る。何らかのドライブ信号でリニアモータ12が駆動され
ると、トラッキングエラー信号検出用サーボセンサ1よ
り、トラックを横断するごとに、擬次サイン波が得られ
るので、トラック数カウント回路6により、変位を知
り、変位−速度変換回路7により、該変位のあった場所
での速度を知る。そして該変位−速度変換回路7の出力
値と目標値との誤差分をループ内に伝える。10は系を安
定にする為の位相補償回路である。11はリニアモータ12
を駆動する為のドライバであり、CPU9から次々と送出さ
れる速度になるべく駆動される。
続いて、偏芯補正レンズポジションサーボ系を説明す
る。13はリニアモータ12のキャリッジとアクチュエータ
の相対位置を知らせるレンズ位置センサである。レンズ
位置センサ13の出力は、トラッキングサーボ系がループ
を閉じている時に、偏芯成分を持って動いているので偏
芯検出回路14を通して、ディスクの回路周波数成分を抽
出し、CPU9に取り込む。ディスクの回転位置に応じて、
CPU9は偏芯データをRAM15内に書き込む。粗シークとき
のように、トラッキングサーボ系のループスイッチ2が
切れていて、偏芯成分を補正するサーボをかける場合、
CPU9はRAM15内に貯えられている偏芯データをディスク
の回転位置に応じて、D/Aコンバータ16に送出し、目標
レンズ位置を指令する。該目標レンズ位置が設定され、
レンズポジションサーボ系のスイッチ17が閉じられる場
合は、レンズ位置が偏芯を補正する様にドライバ4でア
クチュエータ5が駆動される。
次に第2図のタイムチャートを用いて、本発明の光デ
ィスク駆動装置の動作を詳細に説明する。
トレース期間が終わり、目的のトラックにシークする
為のシーク期間が始まると、CPU9は目的のトラック数に
応じて、所定の速度プロファイルを作成し、目標速度
(a)の様な出力が得られる様にD/Aコンバータ8に指
令する。この時CPU9は、同時にタイムシェアリングで、
以前のトレース期間中に取り込んだ偏芯データ(b)を
D/Aコンバータ16に与え、ループスイッチ17をONにし、
偏芯補正レンズポジションサーボを働らかせ、偏芯補正
を行なうべく、アクチュエータ5を駆動する。この時、
アクチュエータのサーボを、トラッキングサーボ系か
ら、偏芯補正レンズポジションサーボ系に切り替えるた
め、第2図(c),(d)の図の様になる。この時、ト
ラッキングエラー信号は(e)、該トラッキングエラー
信号より生成された速度信号は(f)の様になる。この
速度信号(f)は、静止した装置自体より見た絶対速度
は、第4図,第5図に示す様な偏芯成分を含んだ加減速
カーブではなく、第3図に示す様な加減速カーブであ
り、無駄のないシークが可能となる。
[他の実施例] 本実施例では、シーク期間中、偏芯データでアクチュ
エータを駆動する構成で説明したが、シーク後半のトラ
ッキングを引き込み手前では、偏芯にならう様にリニア
モータを駆動するほうが、次のトラックを引き込む易く
なり、シーク時間のより短縮化をねらえる。よって、目
標速度が偏芯速度程度まで落ちてきたら、ループスイッ
チ17を切り、偏芯成分を含む相対速度系に移行を行なえ
ばより効果的である。
本実施例では、変位−速度を得るのに、トラッキング
エラー信号を用いたがトラック溝を横断するごとに、変
化がわかる信号、例えば、レーザ和光量信号を用いても
よい。
[発明の効果] 以上、説明した様に本発明の光ディスク駆動装置によ
れば、外部スケールを用いることなく、光ディスクのト
ラックにより変位−速度を得て制御を行なう光ディスク
駆動装置において、偏芯成分をアクチュエータでキャン
セルしながらシークを行なうため、偏芯がある場合にお
いても、偏芯がない場合と同様の制御が可能で、シーク
時間の短縮化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のブロツク図である。 第2図は本発明の実施例のタイミングチャートである。 第3図は絶対速度系を用いた場合の速度プロファイルを
示す図である。 第4図は偏芯成分を含む相対速度系を用いた場合の速度
プロファイルを示す図である。 第5図は第4図において加速度の最大値に規定を設けて
モディファイした図である、 1……光検出器(トラッキングエラー信号検出用) 2……トラッキングサーボ系ループスイッチ 5……密シークアクチュエータ 12……粗シークアクチュエータ 13……レンズポジションセンサ 17……偏芯補正レンズポジションサーボループスイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数のトラック溝を有する光ディスクに光
    スポットを形成して、前記光ディスクからの反射光を受
    光する光検知器を設けた光学ヘッドを有し、前記光ディ
    スクのトラックアクセス時に、前記光検出器の出力信号
    に基づき変位量、速度を計出して粗シークアクチュエー
    タの位置及び速度の制御を行う光ディスク駆動装置にお
    いて、前記光ディスクの偏芯成分を密シークアクチュエ
    ータの駆動によって補正することを特徴とする光ディス
    ク駆動装置。
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