JPH1097720A - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JPH1097720A
JPH1097720A JP8250005A JP25000596A JPH1097720A JP H1097720 A JPH1097720 A JP H1097720A JP 8250005 A JP8250005 A JP 8250005A JP 25000596 A JP25000596 A JP 25000596A JP H1097720 A JPH1097720 A JP H1097720A
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JP
Japan
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signal
focus
information recording
reproducing apparatus
recording
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JP8250005A
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Toshihisa Tanaka
稔久 田中
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Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多層記録媒体の各記録層にフォーカス制御を
かける。 【解決手段】 対物レンズ位置センサ5は対物レンズ2
3のフォーカス方向の位置を検出して対物レンズ位置信
号LPを出力する。フォーカシング動作のとき、ジャン
プ回路13はフォーカスエラー信号FEの加算配分を大
きくして加算信号Qを生成する。この信号に応じてAF
ドライバ15からフォーカスアクチュエータ25に駆動
電流が供給される。目標とする記録層にレーザスポット
を移動させるフォーカスジャンプ動作のとき、オフセッ
ト印加回路9は信号LPにオフセット値を印加して制御
の目標値を逐次変更させる。ジャンプ回路13は信号L
Pの加算配分を大きくして加算信号Qを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光磁気ディスク又
は光ディスク等の情報記録媒体に記録あるいは再生を行
う情報記録再生装置に関し、特に記録層を複数有する多
層記録媒体に対して記録あるいは再生を行う情報記録再
生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光磁気ディスク等の情報記録媒体
の記憶容量を向上させるために様々な試みがなされてい
るが、情報記録媒体を高データ密度化する技術として、
記録層を多層化することが考えられる。しかし、従来の
情報記録再生装置では、光ビームを媒体垂直方向につい
て位置決めするためのフォーカスサーボが単層の記録媒
体を制御対象としているため、多層記録媒体の各記録層
にフォーカス制御をかけることはできなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の情
報記録再生装置では、多層記録媒体の各記録層にフォー
カス制御をかけることができないという問題点があっ
た。本発明は、上記課題を解決するためになされたもの
で、多層記録媒体の各記録層にフォーカス制御をかける
ことができる情報記録再生装置を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載のように、情報記録媒体に照射するレーザスポットを
媒体の垂直方向について位置決めするためのフォーカシ
ング移動手段と、フォーカシング移動手段と媒体との媒
体垂直方向に関する相対変位を検出してフォーカスエラ
ー信号を生成するフォーカスエラー信号検出手段と、こ
のフォーカスエラー信号検出手段よりも広い検出範囲を
有し、フォーカシング移動手段の媒体垂直方向に関する
変位を検出して位置信号を生成する位置検出手段と、フ
ォーカシング移動手段のサーボループの少なくとも1部
を構成し、目標とする記録層にレーザスポットを追従さ
せるフォーカシング動作のときは、主にフォーカスエラ
ー信号に基づいてフォーカシング移動手段を制御するた
めの制御信号を生成し、ある記録層から目標とする記録
層にレーザスポットを移動させるフォーカスジャンプ動
作のときは、主に位置信号に基づいて制御信号を生成す
る制御手段とを有するものである。このように、フォー
カシング移動手段、フォーカスエラー信号検出手段、位
置検出手段及び制御手段を設け、制御手段が、フォーカ
シング動作のときは主にフォーカスエラー信号に基づい
て制御信号を生成し、フォーカスジャンプ動作のときは
主に位置信号に基づいて制御信号を生成することによ
り、目標とする記録層にフォーカス制御をかけることが
でき、記録層間の移動もすみやかに達成することができ
る。
【0005】また、請求項2に記載のように、制御手段
は、フォーカスエラー信号に基づく信号の極性と位置信
号に基づく信号の極性が同一となるように制御信号を生
成するものである。このように、信号極性が同一となる
制御信号を生成することにより、フォーカシング動作か
フォーカスジャンプ動作かに応じてサーボループの極性
を切り替える必要がなくなる。
【0006】また、請求項3に記載のように、情報記録
媒体の全記録層をレーザスポットが走査するようにフォ
ーカシング移動手段を動作させる掃引手段と、位置信号
の値を記憶するための記憶手段とを有し、制御手段は、
各記録層に対応したフォーカスエラー信号が得られるタ
イミングで位置信号を記憶手段に記憶させ、記憶された
位置信号の値に基づいてフォーカスジャンプ動作のとき
に制御信号を生成するものである。このように、制御手
段が位置信号を記憶手段に記憶させることにより、各記
録層において相似なS字曲線が得られるフォーカスエラ
ー信号では実現できない記録層の判別を、記憶された位
置信号の値と現在の位置信号に基づいて容易に行うこと
ができる。また、請求項4に記載のように、フォーカス
ジャンプ動作の際に、レーザスポットが目標とする記録
層へ移動を始める前にレーザスポットを情報記録媒体の
内周側へ移動させる手段を有するものである。
【0007】また、請求項5に記載のように、装置の立
ち上げ時にレーザスポットが記録層のトラックを追従し
ている状態で残差条件を記憶するための記憶手段を有
し、制御手段は、装置立ち上げ時の追従状態で得られた
位置信号あるいは駆動電流に基づき残差条件を求めて、
これを記憶手段に記憶させ、記憶された情報に基づいて
フォーカスジャンプ動作のときに制御信号を生成するも
のである。このように、制御手段が位置信号あるいは駆
動電流に基づき残差条件を求めて、これを記憶手段に記
憶させることにより、追従状態の残差条件を補正した制
御信号を生成することができる。また、請求項6に記載
のように、追従状態の残差条件は、フォーカシング移動
手段内のフォーカスアクチュエータのばね力や摩擦力、
フォーカスアクチュエータにかかる重力あるいは情報記
録媒体の回転に伴う面振れ変動である。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
を示す情報記録再生装置のブロック図である。光ヘッド
2は、記録層を複数備えた情報記録媒体1の半径方向に
移動可能なように配置される。半導体レーザ21から出
射したレーザ光は、ビームスプリッタ22によって反射
され対物レンズ23を通って記録媒体1に入射し、媒体
面上に光スポットを形成する。このレーザ光の照射によ
る媒体1からの反射光はビームスプリッタ22を通過し
て光検出器24に入射する。
【0009】光検出器24は、受光部が複数(例えば4
分割)に分割されており、各受光部の受光信号が信号生
成回路3に出力される。信号生成回路3は、これら受光
信号に基づいて、光スポットを集束させる対物レンズ2
3と媒体面との相対的な距離を示すフォーカスエラー信
号FEと、光ビームとトラックとの位置的誤差を示すト
ラックエラー信号TE等のサーボ信号を生成すると共
に、記録媒体1に書き込まれている情報を表す再生信号
RDを生成する。
【0010】フォーカスエラー信号FEはS字曲線と呼
ばれる形状の信号であり、トラックエラー信号TEはト
ラックの1ピッチ分に相当する正弦波状の信号である。
また、再生信号RDには、媒体1のプリフォーマット部
から得られる信号とユーザによって書き込まれるデータ
部から得られる信号がある。
【0011】再生信号検出回路4は、この再生信号RD
から媒体1のプリフォーマット部に書かれたIDアドレ
スを認識する。このIDアドレスには、層番号、トラッ
クナンバー、セクタナンバー等が書かれている。これに
より、再生信号検出回路4は、レーザスポットが追従し
ている媒体1上の位置(記録層、トラック、セクタ等)
をディジタル値でCPU19に伝えることができる。
【0012】なお、記録媒体1のフォーマットによって
は層番号が直接書き込まれていない場合(例えば、トラ
ックナンバー、セクタナンバー等が各記録層にわたって
連番で割り当てられている場合)も有り得るが、レーザ
スポットが媒体1の何れの記録層に追従しているかをI
Dアドレスとフォーマットに基づいて認識すれば、層番
号を求めることができる。
【0013】また、対物レンズ23の媒体垂直方向の位
置は対物レンズ位置センサ5によって検出され、対物レ
ンズ位置センサ5からはこの位置を表す対物レンズ位置
信号LPが出力される。次に、フォーカスエラー信号F
E、対物レンズ位置信号LPは、それぞれゲイン設定回
路6、7によって最適ゲインに設定される。
【0014】オフセット印加回路9は、媒体1の目標と
する記録層にレーザスポットを追従させるフォーカシン
グ動作のために、ゲイン設定回路6から出力されたフォ
ーカスエラー信号FEにオフセット値を印加して、制御
の目標値を変化させることができる。また、目標とする
記録層にレーザスポットを移動させるフォーカスジャン
プ動作のために、ゲイン設定回路7から出力された対物
レンズ位置信号LPにオフセット値を印加して、制御の
目標値を変化させることができる。
【0015】フォーカスエラー信号FEに加えるオフセ
ット値の分解能としては、対物レンズ23の移動量が
0.01μm程度となる電圧刻みがあればよく、対物レ
ンズ位置信号LPに加えるオフセット値の分解能として
は、対物レンズ23の移動量が1μm程度となる電圧刻
みがあればよい。
【0016】オフセット値が印加された信号は位相補償
回路10、11を通ってジャンプ回路13に入力され、
ジャンプ回路13から出力された制御信号となる加算信
号Qは、スイッチ14を通ってAFドライバ15に入力
される。これにより、AFドライバ15からフォーカス
アクチュエータ25に駆動電流が供給され、対物レンズ
23が媒体1に垂直な方向(以下、フォーカス方向とす
る)に駆動される。
【0017】こうして、ゲイン可変回路6、7、位相補
償回路10、11、ジャンプ回路13、スイッチ14、
AFドライバ15及びフォーカスアクチュエータ25か
らフォーカスサーボループが構成されている。また、A
Fドライバ15の前段には、装置立ち上げ時のフォーカ
ス引き込みのために、対物レンズ23をフォーカス方向
に掃引動作させる掃引回路27が設けられている。
【0018】一方、トラックエラー信号TEは、ゲイン
設定回路8によって最適ゲインに設定される。ゲイン設
定回路8から出力された信号は位相補償回路12を通っ
てATドライバ16に入力される。これにより、ATド
ライバ16からトラッキングアクチュエータ26に駆動
電流が供給され、対物レンズ23が記録媒体1の半径方
向(以下、トラッキング方向とする)に駆動される。こ
うして、光ビームが記録媒体1のトラックに追従するト
ラッキング制御が行われる。このようにゲイン可変回路
8、位相補償回路12、ATドライバ16及びトラッキ
ングアクチュエータ26からトラッキングサーボループ
が構成されている。
【0019】また、図示はしていないが、光ヘッド2を
媒体半径方向に位置決めするキャリッジを含む制御ルー
プも上記ゲイン設定回路、位相補償回路およびキャリッ
ジドライバで構成される。上記トラッキングアクチュエ
ータ26とキャリッジはともに記録媒体の半径方向のシ
ークをそれぞれ担っており、シークの際に記録媒体面の
トラック溝のカウント及び溝横断時の移動速度の検出を
行う回路構成もある。
【0020】次に、記録層を複数(本実施の形態では、
3層)備えた情報記録媒体1における層間移動(フォー
カスジャンプ)について説明する。情報記録再生装置の
CPU19は、情報記録媒体1が装置内部に装填される
と、媒体1が多層記録媒体であることを認識する。この
認識は、記録媒体1のカートリッジに設けられた検出穴
やバーコードを読み取ったり、記録媒体1の第1層に記
録されたインフォメーションエリアの情報を読み取った
りすることで行われる。本実施の形態では、光ヘッド2
から1番近い記録層を第1層31とするが、1番遠い層
を第1層としてもよいことは言うまでもない。
【0021】続いて、情報記録再生装置は、スピンドル
モータ28によって記録媒体1を回転させると共に、キ
ャリッジによって光ヘッド2を媒体1の半径方向へ移動
させる。光ヘッド2の移動先は、キャリッジとスピンド
ルモータ28の取付ベースに対してあらかじめ決まった
位置に配設されたホトインタラプタ等の位置検出器で中
周位置で位置制御をかける。
【0022】次いで、CPU19は、半導体レーザ21
をLDドライバ17によって発光させ、対物レンズ23
を通してレーザスポットを媒体面に照射させる。このと
き、スイッチ14は、掃引回路27の出力を選択してお
り(フォーカスサーボはオフ状態)、掃引回路27は、
あらかじめ決められた駆動パターンに従ってAFドライ
バ15に電圧値を供給する。これにより、フォーカスア
クチュエータ25に電流を供給し、対物レンズ23をフ
ォーカス方向に駆動する。
【0023】このように対物レンズ23をフォーカス方
向に掃引すると、記録媒体1の3つの記録層31〜33
にそれぞれ対応した3つのS字曲線S1〜S3を有する
フォーカスエラー信号FEが得られる(図2(a)の実
線)。また、図2(b)は、図2(a)の信号FEが得
られるときの対物レンズ位置信号LPの様子を示してい
る。この信号LPは、対物レンズ23の移動に従って単
調に増加する。
【0024】なお、図2(a)、図2(b)における横
軸は、対物レンズ23と記録媒体1の距離を表し、右方
向へ行くほど対物レンズ23が媒体1に近づくものとす
る。図2(a)のフォーカスエラー信号FEをしきい値
Ecによって2値化すると、図2(c)に示すような2
値化信号が得られる。A/D変換回路18は、この2値
化信号のタイミングで対物レンズ位置信号LPをサンプ
ルホールドしてディジタル値として取り込む。
【0025】これにより、記録媒体1の3つの記録層3
1〜33にそれぞれ対応した対物レンズ位置信号LPの
3つの値E1〜E3を得ることができる。これらの値E
1〜E3は、CPU19を介してEP−ROM20に記
憶される。なお、E1〜E3の取り込みは、対物レンズ
23の掃引を複数回繰り返して、複数個のデータの平均
値として記憶してもよい。
【0026】次に、記録媒体1の第1の記録層31への
フォーカス引き込みを行う。このシーケンスは通常の単
層記録媒体のフォーカス引き込みと同様である。つま
り、全光量信号のレベルをモニタして記録面近傍にピン
トが合いそうになったとき(図2(a)に示すフォーカ
スエラー信号FEの制御点CP1の近傍)、スイッチ1
4を掃引回路27からジャンプ回路13の出力側に切り
換えてフォーカスサーボをオン状態にする。その後、記
録層31のトラックから得られるトラックエラー信号T
Eを用いてトラッキング制御をかける。また、トラック
エラー信号TEの低域周波数成分を用いてキャリッジを
駆動するダブルサーボ制御も併せて行う。以上の制御状
態がそろって追従状態となる。
【0027】そして、CPU19は、記録層31のトラ
ックを追従している状態で残差条件を求めて、これをE
P−ROM20に記憶させる。図3は追従状態における
AFドライバ15のドライブ電流の波形図である。図3
(a)は、フォーカスアクチュエータ25がばねによっ
て対物レンズ23を保持する方式のとき、AFドライバ
15からフォーカスアクチュエータ25に流れるドライ
ブ電流を示している。また、図3(b)は、フォーカス
アクチュエータ25が摩擦力のある軸摺動方式のとき、
AFドライバ15からアクチュエータ25に流れるドラ
イブ電流を示している。
【0028】CPU19は、フォーカスアクチュエータ
25が板ばね方式の場合、A/D変換回路18によって
ディジタル化された図3(a)に示すドライブ電流から
そのDC成分(平均値)A1を求める。このDC成分A
1は、フォーカスアクチュエータ25のばね力に相当す
るものである。
【0029】また、CPU19は、フォーカスアクチュ
エータ25が軸摺動方式の場合、A/D変換回路18に
よってディジタル化された図3(b)に示すドライブ電
流から、ピークピーク値Fを求めると共にDC成分A2
を求める。なお、この場合は、ドライブ電流をディスク
回転数の10倍程度のカットオフ周波数を持つ図示しな
いローパスフィルタによってフィルタリングし、このロ
ーパスフィルタの出力をA/D変換回路18に入力す
る。ピークピーク値Fは、アクチュエータ25の摩擦力
に相当するものであり、DC成分A2は、アクチュエー
タ25にかかる重力に相当するものである。
【0030】こうして得られた値は、EP−ROM20
に書き込まれる。このような信号の取り込みにより、フ
ォーカス方向に働く加速度情報を予測することが可能と
なる(請求項6に対応)。
【0031】また、A/D変換回路18は、図4(a)
に示す媒体1回転分の対物レンズ位置信号LPをA/D
変換してディジタル値として取り込む。この対物レンズ
位置信号LPのサンプルトリガとしては、図4(b)に
示すように、記録媒体1から読み取ったIDアドレスを
用いてもよいし、スピンドルモータ28の回転制御を司
るFG信号を用いても良い。
【0032】そして、A/D変換回路18によって取り
込まれた値は、CPU19を介してEP−ROM20に
記憶される。このような媒体1回転分の対物レンズ位置
信号LPの取り込みにより、媒体1の回転に伴う面振れ
変動を予測することが可能となる。(請求項6に対応)
【0033】次に、第1の記録層31から第2の記録層
32へのフォーカスジャンプについて説明する。図5は
このフォーカスジャンプ動作を説明するためのフローチ
ャート図である。
【0034】まず、現在追従している記録層を確認し
(ステップ101)、目標とする記録層かどうかを判定
する(ステップ102)。現在、レーザスポットは記録
層31を追従していて記録層32が目標とする層である
から、ステップ102において判定NOとなり、移動層
数を設定する(ステップ103)。ここでは、記録層3
1から記録層32へのフォーカスジャンプであるから、
移動層数は1層である。
【0035】続いて、現在レーザスポットが追従してい
る媒体1上の半径方向の位置を確認し(ステップ10
4)、フォーカスジャンプが可能な位置かどうかを判定
する(ステップ105)。半径方向の位置は、記録媒体
1に書き込まれたIDアドレスを読み取ることで分か
る。
【0036】安定なフォーカスジャンプを行うには、な
るべく記録媒体1のもつ面振れ加速度の小さいところで
行うことが大事である。上述のように媒体1の面振れ
は、補償すべきデータとしてEP−ROM20に記憶さ
れているが、面振れ加速度と一致するものではない。
【0037】しかし、記録媒体1の内周側の方が面振れ
加速度が小さく抑えられることは間違いのないことであ
る。そこで、上記フォーカスジャンプ可能位置として、
最内周寄りの位置を設定する。現在の位置がこの地点よ
り離れていれば、光ヘッド2をキャリッジによって再内
周へ移動させるシ−ク動作にはいる(ステップ10
6)。そして、上記フォーカスジャンプ可能位置に達す
ると、フォーカスジャンプを実行する(ステップ10
7)。
【0038】本実施の形態のように記録媒体1の記録層
が3層の場合、記録媒体1の3つの記録層31〜33に
それぞれ対応した3つのS字曲線S1〜S3を有するフ
ォーカスエラー信号FEが得られる(図6(a))。こ
のフォーカスエラー信号FEの制御有効範囲CA1〜C
A3は、各S字曲線S1〜S3において制御点CP1〜
CP3を中心とした10〜20μmの部分に限られてお
り、この範囲内にフォーカス引き込みが行われないと、
フォーカス制御をうまく行うことができない。
【0039】対物レンズ位置センサ5は、フォーカスエ
ラー検出と比べて検出感度が低く、検出範囲が広い。こ
の位置センサ5から出力される図6(b)に示す対物レ
ンズ位置信号LPは、フルスケールが対物レンズ23の
動作範囲幅1〜2mmに相当する制御勾配をもつセンサ
信号である。
【0040】ジャンプ回路13は、位相補償回路10、
11をそれぞれ通過したフォーカスエラー信号FE、対
物レンズ位置信号LPを加算して、図6(c)に示す加
算信号Qを生成する。なお、図6において、横軸は対物
レンズ23と記録媒体1の距離を表し、右方向へ行くほ
ど対物レンズ23が媒体1に近づくものとする。
【0041】図6(c)では、フォーカスエラー信号F
Eと対物レンズ位置信号LPの加算配分(ゲイン配分)
が1:1となっているが、ジャンプ回路13は、フォー
カシング制御のときはフォーカスエラー信号FEの加算
配分を大きくとり、フォーカスジャンプのときは対物レ
ンズ位置信号LPの加算配分を大きくとる(請求項1に
対応)。
【0042】このとき、フォーカスエラー信号FEの勾
配θFEと対物レンズ位置信号LPの勾配θLPが同じ極性
を持つような加算信号Qを生成して、AFドライバ15
に与える。これにより、フォーカシング動作かフォーカ
スジャンプ動作かに応じてサーボループの極性を切り替
える必要がなく、同一のサーボループで連続的に制御す
ることができ、無駄な切り替えをなくすことができる
(請求項2に対応)。
【0043】このようなジャンプ回路13からの加算信
号Qを用いてフォーカスジャンプを行う動作を説明す
る。図7はフォーカスジャンプ動作を説明するためのタ
イミングチャート図である。ステップ105の判定にお
いてフォーカスジャンプ可能位置に達したと判断する
と、CPU19は、図7(c)に示すようなジャンプ指
令信号を「H」レベルにする。
【0044】これにより、ジャンプ回路13は、レーザ
スポットが記録層31を追従している状態(フォーカシ
ング制御)から脱すべく加算信号Qとして駆動パルスP
1を出力する。この駆動パルスP1は、例えばEP−R
OM20に記憶された対物レンズ位置信号LPの値E1
とE2の間の値から生成する。このような駆動パルスP
1の出力により、図7(f)に示すパルスP1’を有す
るドライブ電流がAFドライバ15からフォーカスアク
チュエータ25へ供給される。
【0045】このパルスP1’の出力により、記録層3
1にレーザスポットを追従させていた対物レンズ23が
記録層32に向かって移動する。次に、ジャンプ指令信
号が「H」レベルとなってフォーカスジャンプ動作に入
ると、オフセット印加回路9は、ゲイン設定回路7から
出力された図7(b)の対物レンズ位置信号LPにオフ
セット値を繰り返し印加して、制御の目標値を記録層3
1のE1レベルから記録層32のE2レベルへと逐次変
化させる。
【0046】また、CPU19は、EP−ROM20に
記憶させた媒体1回転分の対物レンズ位置信号LPのデ
ータにより、ジャンプ回路13に対物レンズ位置信号L
Pの補正を行わせることで、媒体1の面振れ補正を実施
する。図8はこの面振れ補正を説明するための図であ
る。EP−ROM20には対物レンズ位置信号LPのデ
ータD1がIDアドレスと対応付けられて記憶されてい
る。このデータD1は記録層31に対応したものである
が、記録層31〜33は所定の間隔で積層されたものな
ので、図8のようにデータD1より記録層32に対応す
るデータD2、記録層33に対応するデータD3を推測
できる。
【0047】このデータD1〜D3とIDアドレスとの
関係は、データD1〜D3とFG信号との関係に変換す
ることができる。そして、CPU19は、データD1〜
D3とFG信号との関係をテーブル形式でEP−ROM
20に記憶させる。次いで、CPU19は、予め作成し
た上記テーブルを現在のFG信号に基づいて検索して、
ジャンプ目標である記録層32(データD2)の面触れ
変動をFG信号が得られる度に予測し、ジャンプ回路1
3に対物レンズ位置信号LPの補正を行わせる。こうし
て、媒体1の面振れ補正が実現できる。
【0048】さらに、ジャンプ回路13は、フォーカス
ジャンプ動作に入ると、フォーカスエラー信号FEと対
物レンズ位置信号LPのうち、対物レンズ位置信号LP
の加算配分を大きくとる。なお、図7(f)では、記録
層31を離れて記録層32に向かっている区間P2のド
ライブ電流を破線で記しているが、実際は以上のような
動作による加算信号Qがジャンプ回路13から出力さ
れ、この加算信号Qに応じたドライブ電流がフォーカス
アクチュエータ25に供給される。
【0049】次に、CPU19は、A/D変換回路18
を介して取り込んでいる対物レンズ位置信号LPの値が
EP−ROM20に記憶されたE2に近いレベルになっ
たところで(つまり、フォーカスエラー信号FEに記録
層32に対応するS字曲線S2が現れるレベル)、図7
(d)のようなフォーカス制御許可信号を「H」レベル
にする。これは、目標とする記録層32のS字曲線S2
とその他の記録層のS字曲線S1、S3とを判別するた
めの信号である。
【0050】このフォーカス制御許可信号の出力に応じ
てジャンプ回路13は、対物レンズ23の移動に制動を
かけるべく加算信号Qとして駆動パルスP1と逆極性の
駆動パルスP3を出力する。このP3の管理は上記P1
と同様で構わない。駆動パルスP3の出力により、図7
(f)に示すパルスP3’を有するドライブ電流がAF
ドライバ15からフォーカスアクチュエータ25へ供給
される。
【0051】続いて、CPU19は、A/D変換回路1
8を介して取り込んでいる図7(a)のフォーカスエラ
ー信号FEに記録層32のS字曲線S2が現れると、信
号FEをしきい値Ecによって2値化した2値化信号の
タイミングで、図7(e)のようなフォーカス制御オン
指令信号を出力する。フォーカス制御オン指令信号が出
力されてフォーカシング動作に入ると、ジャンプ回路1
3は、フォーカスエラー信号FEと対物レンズ位置信号
LPのうち、フォーカスエラー信号FEの加算配分を大
きくとる。
【0052】こうして、記録層32のフォーカス制御点
への引き込みが完了し、フォーカスジャンプが完了す
る。以降の動作では、フォーカスエラー信号FEに基づ
いた加算信号Qが出力され、それに応じたドライブ電流
がフォーカスアクチュエータ25へ供給される(図7
(f)の区間P4)。記録層32へのフォーカスジャン
プの終了後、現在のトラックをIDアドレスによって確
認して(図5ステップ109)、目標とするトラックで
なければ、目標トラックへのシークを行い(ステップ1
11)、層間シークが完了する。
【0053】なお、CPU19は、以上のような制御に
おいて、フォーカスアクチュエータ25のばね力や摩擦
力、フォーカスアクチュエータ25にかかる重力を補正
することが可能である(請求項5に対応)。CPU19
は、EP−ROM20に記憶されたドライブ電流の値か
らフォーカスアクチュエータ25のばね力や摩擦力、フ
ォーカスアクチュエータ25にかかる重力を求め、これ
らを補正するようにジャンプ回路13に指示する。
【0054】この結果、フォーカスアクチュエータ25
に供給されるドライブ電流には、図7(f)のドライブ
電流に対して図9(f)に示すような補正量Rが加算ま
たは減算される。こうして、フォーカスアクチュエータ
25のばね力や摩擦力、フォーカスアクチュエータ25
にかかる重力を補正した適切な駆動電流をアクチュエー
タ25に供給することができる。
【0055】なお、本実施の形態における再生信号検出
回路4、ゲイン設定回路6〜8、オフセット印加回路
9、位相補償回路10〜12、ジャンプ回路13、CP
U19、掃引回路27等のハードウェアをDSPを用い
て機能実現してもよい。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、請求項1に記載のよう
に、フォーカシング移動手段、フォーカスエラー信号検
出手段、位置検出手段および制御手段を設け、制御手段
が、フォーカシング動作のときは主にフォーカスエラー
信号に基づいて制御信号を生成し、フォーカスジャンプ
動作のときは主に位置信号に基づいて制御信号を生成す
ることにより、記録層を複数備えた情報記録媒体の各記
録層にフォーカス制御をかけることができ、記録層間の
移動もすみやかに達成することができる。その結果、大
容量かつ情報の記録再生速度の速い情報記録再生装置を
実現することができる。
【0057】また、請求項2に記載のように、制御手段
が、フォーカスエラー信号に基づく信号の極性と位置信
号に基づく信号の極性が同一となるように制御信号を生
成することにより、フォーカシング動作かフォーカスジ
ャンプ動作かに応じてサーボループの極性を切り替える
必要がなく、同一のサーボループで連続的に制御するこ
とができ、無駄な切り替えをなくすことができる。
【0058】また、請求項3に記載のように、制御手段
が、各記録層に対応したフォーカスエラー信号が得られ
るタイミングで位置信号を記憶手段に記憶させることに
より、各記録層において相似なS字曲線が得られるフォ
ーカスエラー信号では実現できない記録層の判別を、記
憶された位置信号の値と現在の位置信号に基づいて容易
に行うことができ、目標とする記録層に移動するための
制御信号を容易に生成することができる。
【0059】また、請求項4に記載のように、フォーカ
スジャンプ動作の際に、レーザスポットが目標とする記
録層へ移動を始める前にレーザスポットを情報記録媒体
の内周側へ移動させることにより、面振れ加速度が小さ
い内周側でフォーカスジャンプを実行することになるの
で、安定した層間移動を行うことができる。
【0060】また、請求項5、6に記載のように、制御
手段が、装置立ち上げ時の追従状態で得られた位置信号
あるいは駆動電流に基づき残差条件を求めて、これを記
憶手段に記憶させることにより、追従状態の残差条件を
補正した制御信号を生成することができ、層間移動を確
実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示す情報記録再
生装置のブロック図である。
【図2】 フォーカスエラー信号及び対物レンズ位置信
号の信号波形図である。
【図3】 追従状態におけるAFドライバのドライブ電
流の波形図である。
【図4】 媒体1回転分の対物レンズ位置信号の取り込
みを説明するための図である。
【図5】 フォーカスジャンプ動作を説明するためのフ
ローチャート図である。
【図6】 フォーカスジャンプ動作を説明するための信
号波形図である。
【図7】 フォーカスジャンプ動作を説明するためのタ
イミングチャート図である。
【図8】 面振れ補正を説明するための図である。
【図9】 フォーカスアクチュエータのばね力や重力の
補正を説明するためのタイミングチャート図である。
【符号の説明】
1…情報記録媒体、2…光ヘッド、3…信号生成回路、
4…再生信号検出回路、5…対物レンズ位置センサ、6
〜8…ゲイン設定回路、9…オフセット印加回路、10
〜12…位相補償回路、13…ジャンプ回路、15…A
Fドライバ、16…ATドライバ、17…LDドライ
バ、18…A/D変換回路、19…CPU、20…EP
−ROM、31〜33…記録層。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録層を複数備えた情報記録媒体に対し
    て記録あるいは再生を行う情報記録再生装置において、 情報記録媒体に照射するレーザスポットを媒体の垂直方
    向について位置決めするためのフォーカシング移動手段
    と、 フォーカシング移動手段と媒体との媒体垂直方向に関す
    る相対変位を検出してフォーカスエラー信号を生成する
    フォーカスエラー信号検出手段と、 このフォーカスエラー信号検出手段よりも広い検出範囲
    を有し、フォーカシング移動手段の媒体垂直方向に関す
    る変位を検出して位置信号を生成する位置検出手段と、 フォーカシング移動手段のサーボループの少なくとも1
    部を構成し、目標とする記録層にレーザスポットを追従
    させるフォーカシング動作のときは、主にフォーカスエ
    ラー信号に基づいてフォーカシング移動手段を制御する
    ための制御信号を生成し、ある記録層から目標とする記
    録層にレーザスポットを移動させるフォーカスジャンプ
    動作のときは、主に位置信号に基づいて前記制御信号を
    生成する制御手段とを有することを特徴とする情報記録
    再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報記録再生装置におい
    て、 前記制御手段は、フォーカスエラー信号に基づく信号の
    極性と位置信号に基づく信号の極性が同一となるように
    前記制御信号を生成するものであることを特徴とする情
    報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の情報記録再生装置におい
    て、 情報記録媒体の全記録層をレーザスポットが走査するよ
    うにフォーカシング移動手段を動作させる掃引手段と、 前記位置信号の値を記憶するための記憶手段とを有し、 前記制御手段は、各記録層に対応したフォーカスエラー
    信号が得られるタイミングで位置信号を記憶手段に記憶
    させ、記憶された位置信号の値に基づいてフォーカスジ
    ャンプ動作のときに前記制御信号を生成するものである
    ことを特徴とする情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の情報記録再生装置におい
    て、 前記フォーカスジャンプ動作の際に、レーザスポットが
    目標とする記録層へ移動を始める前にレーザスポットを
    情報記録媒体の内周側へ移動させる手段を有することを
    特徴とする情報記録再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の情報記録再生装置におい
    て、 装置の立ち上げ時にレーザスポットが記録層のトラック
    を追従している状態で残差条件を記憶するための記憶手
    段を有し、 前記制御手段は、装置立ち上げ時の追従状態で得られた
    位置信号あるいは駆動電流に基づき前記残差条件を求め
    て、これを記憶手段に記憶させ、記憶された情報に基づ
    いてフォーカスジャンプ動作のときに前記制御信号を生
    成するものであることを特徴とする情報記録再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の情報記録再生装置におい
    て、 前記追従状態の残差条件は、フォーカシング移動手段内
    のフォーカスアクチュエータのばね力や摩擦力、フォー
    カスアクチュエータにかかる重力あるいは情報記録媒体
    の回転に伴う面振れ変動であることを特徴とする情報記
    録再生装置。
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