JP2002015423A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2002015423A
JP2002015423A JP2000191625A JP2000191625A JP2002015423A JP 2002015423 A JP2002015423 A JP 2002015423A JP 2000191625 A JP2000191625 A JP 2000191625A JP 2000191625 A JP2000191625 A JP 2000191625A JP 2002015423 A JP2002015423 A JP 2002015423A
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optical disk
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dvd
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optical disc
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Norio Nishida
紀夫 西田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装着される光ディスクの種別を簡単な構成で
適確に判別することが可能な光ディスク装置を提供す
る。 【解決手段】 スレッド14が光ディスク2の半径方向
に一定速度Vcで移動された条件下で、光ディスク2に
レーザダイオード4から照射されるCD用の波長が78
0nmのレーザ光が、ドライブ回路10による対物レン
ズ6のフォーカシング制御によって、光ディスク2の信
号記録面に合焦集束され、TE信号生成回路8によっ
て、レーザ光の合焦集束状態下で、トラッキングエラー
信号が、LPF11を介して検出され、トラッキングエ
ラー信号の振幅に基づいて、CPU9によって、装着さ
れた光ディスクがCDかDVDかの判別が行われ、簡単
な構成により一回のフォーカスサーチの短時間内に、装
着される光ディスクがCDかDVDかを、適確に判別し
光ディスクに対する記録・再生動作を適確且つ効率的に
行うことが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクとして
CDまたはDVDが装着され、装着された光ディスクに
対応して記録・再生動作を行う光ディスク装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光ディスクの内でCD(Compact
Disc)は、音楽情報を中心とする各種情報の記録
メディアとして使用され、追記型のCD−R(Comp
actDisc−Recordable)も開発使用さ
れている。一方、CDと同一直径でCDに比して6〜8
倍の容量のデータの記録が可能な光ディスクとして、D
VD(Digital Versatile Dis
c)が開発され広い分野で使用されている。このような
光ディスクの利用の現状に対応して、光ディスク装置に
対しては、CDとDVDの何れの光ディスクでも装着で
き、何れの光ディスクに対しても記録・再生動作が可能
なことが要求されている。
【0003】ところで、CDとDVDとでは、ディスク
の層構造が異なるために、この種の光ディスク装置で
は、CDとDVDとにそれぞれに対応する異なるピック
アップを使用し、それぞれのピックアップからの出力信
号に対する固有の信号処理を行う回路部分では、それぞ
れ固有の処理回路を使用することが必要である。このた
めに、この種の光ディスク装置では、装着された光ディ
スクが、CDとDVDの何れであるかを判別し、対応す
るピックアップと処理回路の切換を行うことが必要にな
る。
【0004】光ディスクの種別の判別は、カートリッジ
に収納される光ディスクであれば、カートリッジに識別
孔を設けることで識別できるが、CDもDVDもカート
リッジには収納されていないのでこの方法はとることが
できず、識別のために別途センサを設けて構成を複雑に
することは望ましくない。この問題を解決するために、
特開平10−241269号公報において、装着された
光ディスクに対して、波長が780nmのCD用のレー
ザ光を照射し、2軸アクチュエータでフォーカスサーチ
を行いながら、トラッキング方向に2軸アクチュエータ
を移動させてトラッキングエラー信号を検出し、トラッ
キングエラー信号が検出されると、装着された光ディス
クがCDであると判定し、トラッキングエラー信号が検
出されないと装着された光ディスクがDVDであると判
定する光ディスク装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、開示に係る光
ディスク装置では、フォーカスサーチ時において、トラ
ッキングアクチュエータの速度がまちまちで、光ディス
クの信号記録面への合焦状態で、予め同期を正確に取ら
ないと、検出されるトラッキングエラー信号の周波数に
ばらつきが生じ、信号の周波数特性により測定ごとに、
検出されるトラッキングエラー信号の振幅が変化し、場
合によっては光ディスクの種別の誤判定が行われるおそ
れがある。
【0006】本発明は、前述したようなこの種の光ディ
スク装置における光ディスクの種別判定の現状に鑑みて
なされたものであり、その目的は、装着される光ディス
クの種別を簡単な構成で適確に判別することが可能な光
ディスク装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、CD系のピックアップ及び
処理回路と、DVD系のピックアップ及び処理回路とを
備え、装着される光ディスクがCDかDVDかを判別し
て、対応するピックアップ及び処理回路を選択して、前
記光ディスクに対する記録・再生を行う光ディスク装置
であり、スレッドを予め設定した一定速度で前記光ディ
スクの半径方向に移動するスレッド移動手段と、該スレ
ッド移動手段によるスレッドの一定速度での移動条件下
で、前記光ディスクに照射されるCD用のレーザ光を、
前記光ディスクの信号記録面に合焦集束させるフォーカ
シングを行うフォーカシング手段と、該フォーカシング
手段による合焦集束状態で、トラッキングエラー信号
を、低域通過濾波器を介して検出するトラッキングエラ
ー信号検出手段と、該トラッキングエラー信号検出手段
が検出するトラッキングエラー信号の振幅に基づいて、
装着された光ディスクがCDかDVDかの判別を行うデ
ィスク判別手段とを有することを特徴とするものであ
る。
【0008】このような手段によると、スレッド移動手
段によって、スレッドが光ディスクの半径方向に予め設
定された一定速度で移動され、スレッドの一定速度での
移動条件下で、光ディスクに照射されるCD用のレーザ
光が、フォーカシング手段によって、光ディスクの信号
記録面に合焦集束され、トラッキングエラー信号検出手
段によって、フォーカシング手段による合焦集束状態下
で、トラッキングエラー信号が、低域通過濾波器を介し
て検出され、検出されるトラッキングエラー信号の振幅
に基づいて、ディスク判別手段によって、装着された光
ディスクがCDかDVDかの判別が行われ、簡単な構成
により一回のフォーカスサーチの短時間内に、装着され
る光ディスクがCDかDVDかを、適確に判別し光ディ
スクに対する記録・再生動作が適確且つ効率的に行われ
る。
【0009】同様に前記目的を達成するために、請求項
2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記低
域通過濾波の遮断周波数が、前記スレッド移動の一定速
度をVc、CDのトラックピッチをTp、ディスクの偏
芯によるトラックを横切る最大速度をVrとして、(V
c+Vr)/Tpに設定されていることを特徴とするも
のである。
【0010】このような手段によると、低域通過濾波器
の遮断周波数が、スレッド移動の一定速度をVc、CD
のトラックピッチをTp、ディスクの偏芯によるトラッ
クを横切る最大速度をVrとして、(Vc+Vr)/T
pに設定されることにより、CDのトラッキングエラー
信号と、DVDのトラッキングエラー信号とが低域通過
濾波器で選別されて、請求項1記載の発明の作用が実行
される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施の形態を
図1ないし図6を参照して説明する。図1は本実施の形
態の要部の構成を示すブロック図、図2は図1の低域通
過濾波器の周波数特性図、図3は本実施の形態で検出さ
れるフォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号の
信号波形図、図4は本実施の形態のフォーカスサーチの
説明図、図5は本実施の形態の光ディスク判別動作の説
明図、図6は本実施の形態の動作を示すフローチャート
である。
【0012】本実施の形態の要部は、図1に示すような
構成となっていて、装着される光ディスク2を軸芯を中
心に回転するスピンドルモータ1が設けられ、光ディス
ク2に近接対向してCD用のピックアップ3が配設され
ている。このピックアップ3には、波長が780nmの
レーザダイオード4、レーザダイオード4から出射され
るレーザ光を光ディスク2に照射し、光ディスク2から
の反射レーザ光を反射する半透明ミラー5、半透明ミラ
ー5からの出射光を光ディスク2の信号記録面に集束
し、信号記録面からの反射レーザ光を半透明ミラー5に
導く、NA=0.45の対物レンズ6、及び半透明ミラ
ー5で反射される光ディスク2からの反射レーザ光が入
射されるフォトダイオード7が設けられている。
【0013】一方、本実施の形態には、全体の動作を制
御するCPU9が設けられ、このCPU9には、対物レ
ンズ6をフォーカス方向及びトラッキング方向に二軸機
構駆動するドライブ回路10が接続されている。また、
ピックアップ3を光ディスク2の半径方向に移動するス
レッド14が設けられ、このスレッド14を駆動するド
ライバ17に、減算器16の出力端子が接続され、この
減算器16の非反転入力端子にCPU9が接続されてい
る。そして、スレッド14からの速度信号を検出する速
度信号検出回路15が設けられ、この速度信号検出回路
15の出力端子が、減算器16の反転入力端子に接続さ
れている。また、フォトダイオード7に、トラッキング
エラー信号を生成するTE信号生成回路8が接続され、
TE信号生成回路8の出力端子が、低域濾波器(LP
F)11を介して、ピークホールド回路12に接続さ
れ、ピークホールド回路12の出力端子が、ADコンバ
ータ13を介してCPU9に接続されている。
【0014】本実施の形態には、図1では省略されてい
るが、DVD用のピックアップとDVD系の信号処理回
路とが設けられ、CPU9の指令によって、CD用のピ
ックアップ及びCD系の信号処理回路と、DVD用のピ
ックアップ及びDVD系の信号処理回路との切換が行わ
れるように構成されている。
【0015】ところで、CDとDVDとでは、光ディス
クとしての仕様に差があり、トラックピッチTpは、C
Dでは1.6μmでDVDでは0.74μmであり、最
小ピット長は、CDでは0.83μmでDVDでは0.
4μm、信号記録面までのディスクの厚さが、CDでは
1.2mmでDVDでは0.6mmである。そして、こ
のような仕様の光ディスクを読み取るピックアップに関
しては、最適レーザ波長がCDでは780nm、DVD
では635〜680nm、最適な対物レンズのNAは、
CDでは0.45でDVDでは0.6である。従って、
図1に示すCD用のピックアップでは、前述のように、
レーザ光の波長は780nmに、対物レンズ9のNAは
0.45に選択されており、図示を省略したDVD用の
ピックアップでは、レーザ光の波長は635〜680n
mに選択され、対物レンズのNAは0.6に選択されて
いる。従って、CD用のピックアップでDVDを再生し
ても最適な読み取り信号が得られない。
【0016】このような構成の本実施の形態の動作を説
明する。図6のフローチャートのステップS1で、CP
U9の指令によって、スピンドルモータ1が駆動され光
ディスク2が、予め設定した所定の回転速度、例えば2
000回/minで回転する。次いで、ステップS2に
進んで、CPU9の指令によってドライバ17が駆動さ
れ、ドライバ17によって、スレッド14が光ディスク
2の半径方向に移動され、この移動に伴ってピックアッ
プ3が、光ディスク2の内周位置に移送される。そし
て、ステップS3において、CPU9の指令によってレ
ーザダイオード4が励起されて、レーザダイオード4か
ら波長が780nmのCD用のレーザ光が放射され、ス
テップS4に進んで、CPU9の指令によって、ドライ
バ17が駆動され、ドライバ17によって、スレッド1
4が、図5(a)に示すように、予め設定された速度プ
ロファイルに従って、内周位置から外周位置に移動され
る。
【0017】本実施の形態においては、CDもDVDも
内周と外周間の距離がほぼ35mmと等しいので、この
距離をスレッド14を約500msecで移動させるこ
とにし、加減速時間を考慮してスレッド14には、一定
移動速度Vc=100mm/secが設定されてスレッ
ド14の移送が行われる。この移送に際しては、スレッ
ド14の図示せぬセンサから出力される速度信号が、速
度信号検出回路15で検出され、この検出値がCPU9
からの速度目標値と減算器16において差演算され、検
出値が目標値に一致するようにサーボ制御が行われる。
【0018】この場合、一般には図5(b)に示すよう
に、偏芯による速度変動Vrsinθが発生し、この速
度変動が同図(a)の速度プロファイルに重畳されて、
実際の速度プロファイルは、同図(c)に示すように、
一定速度Vcの領域(等速移動の時間Tbは250ms
ec)でVc+Vrsinθとなる。本実施の形態の実
際の条件を検討して見ると、チャッキング誤差も含めた
偏芯量RをCD、DVD共に、最大で100μmとする
ことができ、光ディスク2の回転速度Nを2000回/
minとして、偏芯によるトラックを横切る最大速度V
rは、次式で与えられる。
【0019】 Vr=2πNR/60 =2π・2000・100μm/60 ≒21mm/sec (1)
【0020】(1)式から偏芯によるトラックを横切る
最大速度Vrは、一定移動速度Vcに対して無視できな
いので、偏芯成分による速度変動を考慮する必要があ
る。
【0021】図6のフローチャートに戻って、ステップ
S5において、図5(c)のTa=100msec後
に、スレッド14の一定速度Vcでの移送条件下で、C
PU9の指令によってドライブ回路10が駆動され、図
4に示すように、ドライブ回路10によって対物レンズ
6が、矢印Yに示すようにフォーカス方向に微調整され
て、レーザダイオード4からの波長780nmのレーザ
光が、光ディスク2の信号記録面に合焦集束するように
制御される。この位置が図5(d)に示すP点であり、
同図でTcは、対物レンズ6の往復時間でほぼ500m
secとなり、P点の他にQ点でもレーザ光は合焦状態
にある。このフォーカスサーチ時に、図5(e)に示す
ように、4分割デテクタによるフォーカスエラー信号の
検出が行われる。
【0022】そして、フォトダイオード7の出力信号に
基づき、TE信号生成回路8によって、4分割デテクタ
からのプッシュプル信号により、図5(f)に示すよう
なトラッキングエラー信号(TE信号)が検出形成さ
れ、LPF11に入力される。このLPF11は、図2
に示すような周波数特性に設定されていて、CDのトラ
ッキングエラー信号を通過し、DVDのトラッキングエ
ラー信号の通過を遮断することにより、トラッキングエ
ラー信号による光ディスクの種別の判別精度が高められ
る。CDとDVDのトラッキングエラー信号を判別する
ための遮断周波数Fcは、CDのトラッキングエラー信
号の上限周波数と同じとすると、CDのトラックピッチ
をTpとして、 Fc=(Vc+Vr)/Tp =(100mm/sec+21mm/sec)/1.6μm ≒76kHz に設定されている。これがCDの場合のトラッキングエ
ラー信号の最大周波数になる。一方、DVD系ディテク
タ(DVD、4.7GbyteDVD−RW、4.7G
byteDVD−R)ではトラックピッチTp’が0.
78μmなので、トラッキングエラー信号の下限周波数
Fdは、 Fd=(Vc−Vr)/Tp’ =(100mm/sec−21mm/sec)/0.78μm ≒101kHz となる。従って、1次のLPFでは、CDの場合の上限
周波数Fcのトラッキングエラー振幅はLPF通過後2
-1/2となり、DVDの場合の下限周波数Fdの振幅はL
PF通過後{(Fd/Fc)2 +1}-1/2=2.8-1/2
となり、DVDの場合はCDの場合に対して、20×l
og(2.81/2 /21/2 )≒1.5dB小さくなり、
2次以上の高次のLPFになればなるほどCDの場合と
DVDの場合の振幅の差が広がる(DVDの場合が小さ
くなっていく)。
【0023】このようにして、本実施の形態によると、
LPF11の出力信号がピークホールド回路12に入力
されてピークホールドされ、ADコンバータ13でAD
変換されて、CPU9に入力され、図3(b)に示すC
Dの場合のトラッキングエラー信号の振幅Mt1と、同
図(c)に示すDVDの場合のトラッキングエラー信号
の振幅Mt2とが、ステップS6、S7の過程で明確に
識別検出される。このようにして、トラッキングエラー
信号の振幅が所定値より大きければ、装着された光ディ
スクがCDであると判別され、トラッキングエラー信号
の振幅が所定値より小さければ、装着された光ディスク
がDVDであると判別される。そして、ステップS8
で、フォーカスサーチの1往復が終了し、ステップS9
でスレッド14は外周位置に停止し、ステップS10に
おいて、レーザダイオード4からの波長780nmのレ
ーザ光の放射が停止され、スピンドルモータ1が停止
し、光ディスクの判別動作が終了する。
【0024】以上に説明した光ディスク種別の判別動作
によって、装着された光ディスクがCDであると判別さ
れると、光ディスクの種別の判別に使用されたCD用の
ピックアップ及びCD系の信号処理回路が、そのまま使
用されて、装着されたCDに対して記録・再生動作が行
われ、装着された光ディスクがDVDであると判別され
ると、CPU9によって、DVD用のピックアップ及び
DVD系の信号処理回路への切換が行われて、装着され
たDVDに対して記録・動作が行われる。このようにし
て、本実施の形態によると、特殊な部品の追加や複雑な
回路の組み込みのない簡単な構成によって、光ディスク
の内周と外周間をスレッド14が一定速度Vcで移動す
る時間内において、一回のフォーカスサーチの250m
sec程度の短時間で、装着された光ディスクがCDか
DVDかを適確に判別して、光ィスクに対して記録・再
生動作を効率的に実行することが可能になる。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、CD系のピック
アップ及び処理回路と、DVD系のピックアップ及び処
理回路とを備えており、装着される光ディスクがCDか
DVDかを判別して、対応するピックアップ及び処理回
路を選択して、光ディスクに対する記録・再生を行う
が、スレッド移動手段によって、スレッドが光ディスク
の半径方向に予め設定された一定速度で移動され、スレ
ッドの一定速度での移動条件下で、光ディスクに照射さ
れるCD用のレーザ光が、フォーカシング手段によっ
て、光ディスクの信号記録面に合焦集束され、トラッキ
ングエラー信号検出手段によって、フォーカシング手段
による合焦集束状態下で、トラッキングエラー信号が、
低域通過濾波器を介して検出され、検出されるトラッキ
ングエラー信号の振幅に基づいて、ディスク判別手段に
よって、装着された光ディスクがCDかDVDかの判別
が行われるので、簡単な構成により一回のフォーカスサ
ーチの短時間内に、装着される光ディスクがCDかDV
Dかを、適確に判別し光ディスクに対する記録・再生動
作を適確且つ効率的に行うことが可能になる。
【0026】請求項2記載の発明によると、低域通過濾
波器の遮断周波数を、スレッド移動の一定速度をVc、
CDのトラックピッチをTp、ディスクの偏芯によるト
ラックを横切る最大速度をVrとして、(Vc+Vr)
/Tpに設定することにより、CDとDVDのトラッキ
ングエラー信号を低域通過濾波器で明確に判別して、請
求項1記載の発明での効果をより高めることが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の要部の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】図1の低域通過濾波器の周波数特性図である。
【図3】同実施の形態で検出されるフォーカスエラー信
号とトラッキングエラー信号の信号波形図である。
【図4】同実施の形態のフォーカスサーチの説明図であ
る。
【図5】同実施の形態の光ディスク判別動作の説明図で
ある。
【図6】同実施の形態の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
2・・光ディスク、3・・ピックアップ、4・・レーザ
ダイオード、5・・半透明ミラー、6・・対物レンズ、
7・・フォトダイオード、8・・TE信号生成回路、9
・・CPU、11・・LPF、12・・ピークホールド
回路、14・・スレッド、15・・速度信号検出回路、
16・・減算器。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CD系のピックアップ及び処理回路と、
    DVD系のピックアップ及び処理回路とを備え、装着さ
    れる光ディスクがCDかDVDかを判別して、対応する
    ピックアップ及び処理回路を選択して、前記光ディスク
    に対する記録・再生を行う光ディスク装置であり、 スレッドを予め設定した一定速度で前記光ディスクの半
    径方向に移動するスレッド移動手段と、 該スレッド移動手段によるスレッドの一定速度での移動
    条件下で、前記光ディスクに照射されるCD用のレーザ
    光を、前記光ディスクの信号記録面に合焦集束させるフ
    ォーカシングを行うフォーカシング手段と、 該フォーカシング手段による合焦集束状態で、トラッキ
    ングエラー信号を、低域通過濾波器を介して検出するト
    ラッキングエラー信号検出手段と、 該トラッキングエラー信号検出手段が検出するトラッキ
    ングエラー信号の振幅に基づいて、装着された光ディス
    クがCDかDVDかの判別を行うディスク判別手段とを
    有することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記低域通過濾波器の遮断周波数が、前
    記スレッド移動の一定速度をVc、CDのトラックピッ
    チをTp、ディスクの偏芯によるトラックを横切る最大
    速度をVrとして、(Vc+Vr)/Tpに設定されて
    いることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
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