JP2000215467A - ディジタルディスクのフォ―カスサ―チ方法及び制御装置 - Google Patents

ディジタルディスクのフォ―カスサ―チ方法及び制御装置

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JP2000215467A
JP2000215467A JP11013003A JP1300399A JP2000215467A JP 2000215467 A JP2000215467 A JP 2000215467A JP 11013003 A JP11013003 A JP 11013003A JP 1300399 A JP1300399 A JP 1300399A JP 2000215467 A JP2000215467 A JP 2000215467A
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focus
jump
digital disk
recording
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Hirosuke Kumagami
宏祐 熊耳
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Alpine Electronics Inc
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 DVDのように記録層としてのレイヤが複数
形成されたディジタルディスクの再生に際して、レイヤ
を変更するレイヤジャンプ時に不適切な作動が行われた
ときには、常に同じ方向から指定レイヤにフォーカスサ
ーチを行っていたので、指定レイヤから離れた方からフ
ォーカスサーチが行われることがあり、フォーカスサー
チが遅くなる等の欠点があった。 【解決手段】 直前に行われた両記録層の外のフォーカ
スサーチ初期位置からフォーカスサーチを行った時のフ
ォーカス方向を、フォーカス方向設定部21のフォーカ
ス方向メモリ24に記憶し、このデータと、レイヤジャ
ンプを指定するレイヤ指定部25からの指定レイヤの位
置の信号に基づいて、フォーカスジャンプ不適切時設定
部23では論理演算やフロー処理により、指定レイヤに
近い側からフォーカスサーチを行うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ビームを用いて
情報の記録再生を行うDVD等のディジタルディスクで
あって、複数の記録層を備えるディジタルディスクの各
記録層に対して、それぞれの記録層の位置と光ビームの
焦点の位置とを一致させるフォーカスサーチを行うため
のフォーカスサーチ方法及びその方法を実施するための
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ビームを用いて情報の記録再生
を行うディジタルディスクにおいては、ディジタルディ
スクの表面に凹凸のピットを形成して情報を記録してお
り、このディジタルディスクの再生に際しては、光ビー
ムを記録層に対して焦点合わせを行うフォーカス制御を
行い、情報の再生を行っている。また、記憶容量を増大
するために、図11に示すように、基板61上に第2記
録層62を形成し、その表面に透明な中間層63を形成
し、その表面に第1記録層64を形成し、更にその表面
に透明な保護層65を形成することにより、複数層の記
録層を形成したDVD等のディジタルディスクが用いら
れるようになっている。
【0003】上記のようなディジタルディスクの再生に
際しては、対物レンズ66の位置を制御することによ
り、対物レンズ66からの光ビームを指定された記録層
に対してフォーカス合わせをするフォーカス制御を行っ
ており、フォーカス合わせの状況は対物レンズ66を通
して再び戻ってくる光ビームを、光軸を中心に対称的に
配置した光検出器で各光量を別々に検出し、両光検出器
に入る光量の差の信号を処理し、例えば図12に示すよ
うなフォーカスエラー信号として出力し、この信号に基
づいて対物レンズの位置を制御することが広く行われて
いる。
【0004】即ち、最初対物レンズを移動して、例えば
図11に示すように焦点を記録層67の奥の点Aの初期
位置からそれより手前側の第2記録層62の方に移動さ
せていくとき、焦点が大きくずれている状態では光検出
器によるフォーカスエラー信号は検出されず、所定距離
以内に入ると上記光検出器の片側で受光する「+」側の
光量が増加し、次第にその出力としての振幅が大きくな
り、図12の例においては記録層の奥の8μmの位置
(−8μm)でピークを示す。その後焦点が次第に記録
層に近づくと上記検出器のうち他側の検出器で受光する
光量が増加するので、両者の差の信号は小さくなり、記
録層に焦点が合うと両検出器の受光量が等しくなり、差
信号としての振幅はゼロとなってゼロクロス状態とな
る。その後焦点が第2記録層62から手前側に近づく
と、上記他側の検出器の「−」側の光量が増大してい
く。この値も記録層の手前の8μmの位置(+8μm)
でピークを示し、その後更に近づくと受光量が減少し、
最後には検出器ではこの光を受光できないので、フォー
カスエラー信号はゼロとなる。なお、中間層63は通常
40μm程度あるので第1記録層64の影響はほとんど
受けることがない。このようなフォーカスエラー信号に
基づいてフィードバック制御を行い、その信号値がゼロ
クロスする位置に対物レンズを移動してフォーカス制御
を行っている。また、第1記録層64に対してフォーカ
ス制御を行う際も、上記第2記録層62に対する制御と
同様に行っている。
【0005】上記のようなフォーカスエラー信号に基づ
きフォーカス制御を行うに際し、記録層を複数層設けて
いるDVD等のディジタルディスクにおいては、図11
に示すディスクにおいて、最初、例えばディスクの2層
の記録層67のうち基板61側にある第2記録層62よ
りも遠い部分の初期位置のA点に焦点を移動しておき、
その後次第に対物レンズからみて手前側へ焦点を移動す
ることにより、最初に得られたフォーカスエラー信号が
第2記録層62からの信号であり、その後の信号が第1
記録層64からの信号であるとして記録層の特定を行
い、また、その記録層に対するフォーカス制御を行うこ
とができるようになっている。また、逆に、上記2層の
記録層67のうち基板61から遠い側にある第1記録層
64よりも手前側の初期位置のB点に焦点を移動してお
き、その後次第に対物レンズからみて奥側へ焦点を移動
することにより、最初に得られたフォーカスエラー信号
が第1記録層64からの信号であり、その後の信号が第
2記録層62からの信号であるとして記録層の特定を行
い、また、その記録層に対するフォーカス制御を行うこ
ともできる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、記録層
(以下「レイヤ」という。)を2層形成しているディジ
タルディスクの再生時に、例えば図13に示すように、
最初ディスクの奥側の初期位置のA点に焦点を移動して
おき、外部からの再生指示が、基板61の表面に形成し
た第2レイヤ62の再生を行う指示であるときには、最
初のフォーカスエラー信号が出力された部分でフォーカ
ス制御を行い、その後基板61から遠い方の第1レイヤ
64の再生を行う指示が出たときには、第1レイヤ64
への「レイヤジャンプ」の駆動制御を行い、第1レイヤ
64へのフォーカス合わせ制御を行う。
【0007】しかしながら、上記レイヤジャンプを行う
際、その層に傷が存在して適正なフォーカスエラー信号
が得られないときがあり、また、レイヤジャンプの駆動
制御が高速過ぎてレンズの移動が行き過ぎ、ジャンプす
るレイヤにおける図12に示すようなフォーカスエラー
信号が出力する範囲を出てしまったときにもフォーカス
エラー信号は得られないことがある。また、このような
「レイヤジャンプ失敗」のほか、ジャンプするべきレイ
ヤでのフォーカス制御において、その制御が適切に行わ
れず、しばらく制御を継続してもフォーカスが合わない
「フォーカス外れ」を生じることもある。その際には、
図13に示すように、再び焦点の初期位置としてのA点
に戻し、第1レイヤ64へのフォーカス合わせ制御を行
うこととなる。このことは焦点の初期位置を基板61の
手前側のB点としたときに、第2レイヤ62にレイヤジ
ャンプするときも同様である。なお、図13はレイヤジ
ャンプの説明用の図面であり、実際は光ビームの光軸は
左右には移動していない。
【0008】このようなレイヤジャンプ失敗やフォーカ
ス外れ時等のレイヤジャンプ不適切時に、再び所定レイ
ヤにフォーカス合わせを行う際に、常に焦点を初期位置
に戻してから行うことは、例えば上記の例のように、焦
点の初期位置が基板の奥側の点Aにあり、レイヤジャン
プする部分が基板から遠い第1レイヤ64である場合
は、その移動に時間がかかるほか、最初に第2レイヤ6
2の通過によるフォーカスエラー信号が入力されると
き、これをキャンセルする信号処理を行い、また、第2
レイヤ62の通過を確認し、その後第1レイヤ64から
のフォーカスエラー信号を入力する信号処理を行う必要
がある、処理回路が複雑化するほか、処理時間が多くな
り、レイヤジャンプを高速に行うことができない欠点が
あった。上記問題点は焦点の初期位置を基板61の手前
側の点Bに設定したときも同様に生じる。また、記録層
が上記のように2層だけではなく、更に多くの記録層を
形成している場合も同様の問題を生じる。
【0009】したがって、本発明は、複数の記録層を形
成したディジタルディスクの再生に際して、記録層を移
動するレイヤジャンプが適切に行われないときに、回路
を複雑化することなく、且つ速やかに、そのレイヤにフ
ォーカス合わせすることができるようにしたディジタル
ディスクのフォーカスサーチ方法、及びその方法を実施
するための制御装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に係る発明においては、第1レイヤ及び第
2レイヤの少なくとも2層の記録層を形成したディジタ
ルディスクに対し、両記録層のいずれかの外側から照射
光のフォーカスを記録層側に近づけて、該ディジタルデ
ィスクからの反射光を受光し指定のレイヤにフォーカス
合わせ制御を行い、レイヤの変更指示によりレイヤジャ
ンプを行うディジタルディスクのフォーカスサーチ方法
において、直前のフォーカスサーチが第1レイヤの外側
からの時には第1レイヤへのレイヤジャンプ不適切作動
時に、及び第2レイヤの外側からの時には第2レイヤへ
のレイヤジャンプ不適切作動時にのみ同じ方向からフォ
ーカス合わせ制御を行うようにしたものである。
【0011】また、請求項2に係る発明においては、複
数の記録層を形成したディジタルディスクに対し、最初
両記録層のいずれかの外側の初期位置に照射光のフォー
カスを合わせ、記録層側に近づけて該ディジタルディス
クからの反射光を受光し指定のレイヤにフォーカス合わ
せ制御を行い、レイヤの変更指示によりレイヤジャンプ
を行うディジタルディスクのフォーカスサーチ方法にお
いて、レイヤジャンプ不適切作動時には、直前のフォー
カス合わせ制御時の初期位置側のレイヤに対するレイヤ
ジャンプ時にのみ、同じ側からフォーカス合わせ制御を
行うようにしたものである。
【0012】また、請求項3に係る発明においては、複
数の記録層を形成したディジタルディスクに対し、該記
録層のいずれかの外側から照射光のフォーカスを記録層
に近づけて該ディジタルディスクからの反射光を受光し
指定のレイヤにフォーカス合わせ制御を行い、レイヤの
変更指示によりレイヤジャンプを行うディジタルディス
クのフォーカスサーチ方法において、レイヤジャンプ不
適切作動時には、フォーカス方向に対応したフラグと、
ジャンプが指定されたレイヤに対応したフラグとの排他
的論理和を演算して次のフォーカス方向を設定するよう
にしたものである。
【0013】また、請求項4に係る発明においては、複
数の記録層を形成したディジタルディスクに対し、最初
両記録層のいずれかの外側の初期位置に照射光のフォー
カスを合わせ、記録層側に近づけて該ディジタルディス
クからの反射光を受光し指定のレイヤにフォーカス合わ
せ制御を行い、レイヤの変更指示によりレイヤジャンプ
を行うディジタルディスクのフォーカスサーチ方法にお
いて、レイヤジャンプ不適切作動時には、フォーカスの
初期位置に対応したフラグと、ジャンプが指定されたレ
イヤに対応したフラグとの排他的論理和を演算して次の
フォーカス初期位置を設定するようにしたものである。
また、請求項5に係る発明においては、該ディジタルデ
ィスクの起動時には、指定のレイヤに近い該記録層の外
側からフォーカス合わせ制御を行う請求項1乃至請求項
4に記載のフォーカスサーチ方法としたものである。
【0014】また、請求項6に係る発明においては、第
1レイヤ及び第2レイヤの少なくとも2層の記録層を形
成したディジタルディスクに対し、両記録層のいずれか
の外側から照射光のフォーカスを記録層側に近づけて、
該ディジタルディスクからの反射光を受光し指定のレイ
ヤにフォーカス合わせ制御を行うフォーカス合わせ制御
手段と、レイヤの変更指示によりレイヤジャンプを行う
レイヤジャンプ手段とを備えたディジタルディスクのフ
ォーカスサーチ制御装置において、直前のフォーカスサ
ーチが第2レイヤの外側からの時には第2レイヤへのレ
イヤジャンプ不適切作動時に、及び第1レイヤの外側か
らの時には第1レイヤへのレイヤジャンプ不適切作動時
にのみ同じ方向からフォーカス合わせ制御を行うレイヤ
ジャンプ制御手段を備えたものである。
【0015】また、請求項7に係る発明においては、複
数の記録層を形成したディジタルディスクに対し、最初
両記録層のいずれかの外側の初期位置に照射光のフォー
カスを合わせ、記録層側に近づけて該ディジタルディス
クからの反射光を受光し指定のレイヤにフォーカス合わ
せ制御を行うディジタルディスクのフォーカス合わせ制
御手段と、レイヤの変更指示によりレイヤジャンプを行
うレイヤジャンプ手段とを備えたディジタルディスクの
フォーカスサーチ制御装置において、レイヤジャンプ時
に、直前のフォーカス合わせ制御時の初期位置側のレイ
ヤに対するレイヤジャンプ不適切作動時にのみ、同じ側
からフォーカス合わせ制御を行うレイヤジャンプ制御手
段を備えたものである。
【0016】また、請求項8に係る発明においては、複
数の記録層を形成したディジタルディスクに対し、該記
録層のいずれかの外側から照射光のフォーカスを記録層
に近づけて該ディジタルディスクからの反射光を受光し
指定のレイヤにフォーカス合わせ制御を行うフォーカス
合わせ制御手段と、レイヤの変更指示によりレイヤジャ
ンプを行うレイヤジャンプ手段とを備えたディジタルデ
ィスクのフォーカスサーチ制御装置において、レイヤジ
ャンプ不適切作動時には、フォーカス方向に対応したフ
ラグと、ジャンプが指定されたレイヤに対応したフラグ
との排他的論理和を演算して次のフォーカス方向を設定
すフォーカス方向設定手段とをを備えたものである。
【0017】また、請求項9に係る発明においては、複
数の記録層を形成したディジタルディスクに対し、最初
両記録層のいずれかの外側の初期位置に照射光のフォー
カスを合わせ、記録層側に近づけて該ディジタルディス
クからの反射光を受光し指定のレイヤにフォーカス合わ
せ制御を行うフォーカス合わせ制御手段と、レイヤの変
更指示によりレイヤジャンプを行うレイヤジャンプ手段
とを備えたディジタルディスクのフォーカスサーチ制御
装置において、前記フォーカスの初期位置に対応した第
1のフラグを設定する手段と、ジャンプが指定されたレ
イヤに対応した第2のフラグを設定する手段と、両フラ
グの排他的論理和を演算する演算手段と、演算結果に基
づいて次のフォーカス初期位置を設定するフォーカス初
期位置設定手段とを備えたものである。
【0018】また、請求項10に係る発明においては、
該ディジタルディスクの起動時には、指定のレイヤに近
い記録層の外側からフォーカス合わせ制御を行う起動時
初期位置指定手段を備えてなる請求項6乃至請求項9に
記載のディジタルディスクのフォーカスサーチ制御装置
としたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に沿っ
て説明する。図1は本発明によるディジタルディスクの
フォーカスサーチ方法を実施するための、ディジタルデ
ィスクプレーヤ及びその制御装置の構成の概要を示して
おり、前記のように複数の記録層(レイヤ)を形成した
ディジタルディスク1は、スピンドルモータ2により回
転するテーブル3に固定され、所定の速度で回転制御さ
れている。このディジタルディスク1に対して、図中デ
ィジタルディスク1の下面に形成した記録層に対向して
光学ピックアップ4を配置しており、光学ピックアップ
4から対物レンズ5を通して所定位置に焦点を結ぶ半導
体レーザ光を照射し、ディジタルディスクから反射して
くるレーザ光を再び対物レンズ5を通してフォトダイオ
ードで受光している。
【0020】この光学ピックアップ4の対物レンズ5は
フォーカスアクチュエータ6によってディジタルディス
ク1に対して垂直に移動できるようになっており、それ
により記録層にフォーカス合わせを行っている。また、
光学ピックアップ4はスレッドモータ駆動信号により駆
動制御されるスレッドモータ7により、ディジタルディ
スク1の面と平行に移動可能とされ、トラッキング制御
が行われる。
【0021】光学ピックアップ4から出力される信号
は、フォーカスエラーアンプ19に入力し、前記図12
に示すようなフォーカスエラー信号を生成して増幅す
る。このフォーカスエラー信号は、フォーカスサーボプ
ロセッサ8に入力され、高域成分の位相補償や低域成分
の増幅を行うことによって、フォーカスサーボに必要な
信号を作り、さらにこの信号を増幅してフォーカスアク
チュエータドライバ10の駆動に必要な電圧を発生す
る。フォーカスアクチュエータドライバ10は、フォー
カスサーボプロセッサ8から印可される駆動電圧に応じ
て光学ピックアップ4内のフォーカスアクチュエータ6
のフォーカスコイルに通電を行い、それにより上記対物
レンズ5の位置をディジタルディスク1の信号記録面に
対して垂直方向に移動させる。また、フォーカスアクチ
ュエータドライバ10には、後に詳述するフォーカス方
向設定部21からの、フォーカスを行う方向に対応した
データが送られ、フォーカスアクチュエータ6の制御を
行う。
【0022】フォーカスエラーアンプ19からのフォー
カスエラー信号は、フォーカスゼロクロス検出部11に
も入力され、光学ピックアップ4からの信号を所定の増
幅度で増幅するRFアンプ12からの信号振幅が所定値
以上であるときに、フォーカスエラーアンプ19からの
図12のフォーカスエラー信号が0となるゼロクロス点
を検出し、レーザ光の焦点が記録層に一致していること
を検出する。システムコントローラ9は上記フォーカス
ゼロクロス検出部11の信号、及びフォーカスサーボプ
ロセッサ8,ディスク装てん検出部20等の信号を入力
し、検出されたディジタルディスクがCDかDVDか等
に応じて設定されるRFアンプの増幅度をはじめとし
た、ディスクプレーヤ全体の制御を行っている。また、
システムコントローラ9からのデータはフォーカス位置
設定部21に、ディジタルディスクプレーヤの状態、即
ち起動状態、定常作動状態、フォーカスエラー状態等の
データを出力している。
【0023】一方、フォーカス方向設定部21には、停
止状態からの起動時や、定常作動時に、フォーカスサー
チ方向を予め決められている方向から行うように設定す
る起動時・定常時設定部22と、フォーカスジャンプが
適切に行われなかったときに、後に説明する予め決めら
れた方式により、次のフォーカス方向を設定するフォー
カスジャンプ不適切時設定部23とを備えている。従っ
て、フォーカス方向設定部では、ディジタルディスクプ
レーヤのこれらの状態をシステムコントローラ9からの
信号により検出し、所定のフォーカス方向信号をフォー
カスアクチュエータドライバ10に出力する。
【0024】フォーカス方向設定部21には、設定した
フォーカス方向のうち最終のデータ、即ち直前のフォー
カス方向データを更新して記憶するフォーカス方向メモ
リ24を備えており、そのデータはフォーカスジャンプ
不適切時設定部23に出力する。フォーカスジャンプ不
適切時設定部23には、更に、外部からの指定、あるい
は制御装置からの指定によるレイヤ指定部25からの信
号を入力しており、上記フォーカス方向メモリ24とレ
イヤ指定部25からの信号に基づいてフォーカスジャン
プ不適切時のフォーカス方向を設定する。このフォーカ
ス方向設定部21における上記各種作動は、後に図2に
基づいて説明する。
【0025】DVDデータプロセッサ13は、RFアン
プ12から出力された信号に基づいて、MPEGデータ
を復調するとともに、誤り訂正処理、MPEGビデオデ
ータとMPEGオーディオデータとの分離処理、アドレ
ス情報の抽出処理等の各種のディジタル信号処理を行
う。MPEGビデオデコーダ14は、DVDデータプロ
セッサ13で分離されたMPEGビデオデータに基づい
てMPEG2の画像データを復号化するものである。復
号化された映像データは、ディジタル−アナログ変換器
15に入力され、輝度信号Yおよび色差信号Cb、Cr
が作られる。さらに、NTSCエンコーダ16によっ
て、これらの輝度信号及び色差信号からNTSC(映像
信号)が作られる。MPEGオーディオデコーダ17
は、DVDプロセッサ13で分離されたMPEGオーデ
ィオデータに基づいてMPEG2の音楽データを復号化
する。この復号化された音楽データは、D/A変換器1
8を通すことによって、アナログの音楽信号に変換され
る。
【0026】上記のような構成をなすディジタルディス
クプレーヤ、及びその制御装置において、本発明による
フォーカスサーチは概略図2に示すようなフローに従っ
て行われる。即ち、ディジタルディスクプレーヤの停止
状態から起動を行うと、ディスクプレーヤに装填された
ディジタルディスクがCDであるかDVDであるか等、
また、DVD等の場合には記録層が複数層あるか、また
は何層あるかをシステムコントローラで周知の手段によ
り判別され、ステップS1においてはその判別結果に従
って、フォーカス方向を予め決められているように、初
期化の設定を行う。
【0027】その際には、例えば図3に示すように、前
記図11における基板61上に形成した第2レイヤ62
に対応する第2レイヤL2と、この第2レイヤL2より
手前側にある第1レイヤ64に対応する第1レイヤL1
とが存在するディジタルディスクプレーヤにおいて、常
に図3(a)に示すように、第2レイヤL2よりも奥側
に設定された、第1初期位置としてのA点から手前側
に、即ち第2レイヤの外側から第1レイヤの方向にフォ
ーカスサーチを行うように初期化設定することができ
る。その際には第1レイヤに対するフォーカスサーチ
は、第2レイヤを通過したことを確認した後に、次の第
1レイヤにフォーカス合わせを行うことによりフォーカ
スサーチがなされる。そのほか、図3(b)に示すよう
に、常に第1レイヤL1より手前側、即ち、記録層の手
前側に設定された、第2初期位置としてのB点から、即
ち第1レイヤの外側から第2レイヤの方向にフォーカス
サーチを行うように初期化設定することもできる。
【0028】また、図3(c)及び(d)に示すよう
に、指定された再生レイヤに近い側のフォーカスサーチ
初期位置から行うように初期化設定することもできる。
即ち、レイヤL2の再生指示の時には点Aから、また、
レイヤL1の再生指示の時には点Bから行うようにす
る。それにより、各レイヤに対してフォーカスサーチ時
間が短縮され、レイヤを通過したことを確認する回路を
設ける必要がなくなる。なお、装填されたディジタルデ
ィスクがCDのように記録層が1層だけのディスクであ
ると判別されたときには、予め決められた点A,点Bの
いずれかからフォーカスサーチを行うように初期化設定
がなされる。
【0029】上記のように起動時のフォーカス方向の初
期化がなされると、このフォーカス方向設定データを図
2のステップS2においてメモリしておく。この設定メ
モリは、図1においてフォーカス方向設定部21のフォ
ーカス方向メモリ24の部分でなされる。その後ステッ
プS3においてフォーカスサーチがなされる。このフォ
ーカスサーチは、図1に示すように、フォーカス方向設
定部21における、起動時・定常時設定部22からの上
記初期化されたフォーカス方向設定信号と、フォーカス
サーボプロセッサ8の信号がフォーカスアクチュエータ
ドライバ10に送られ、これらの信号により行われる。
【0030】このようにしてフォーカスサーチがなされ
た後、ステップS4において、外部の指示により、ある
いは内部の制御回路からの信号により、別のレイヤを再
生することとなったか否かが判別され、レイヤ変更指示
がないときにはそのままのステップS7において通常再
生を行う。しかしながら、上記のレイヤ変更指示がある
ときには、ステップS5において変更指示レイヤにレイ
ヤジャンプを行う。その後、レイヤジャンプが適切に行
われたか否か、即ち、レイヤジャンプを行う層に傷等が
存在して適正なフォーカス信号が得られないときや、レ
イヤジャンプ駆動制御が不適切でそのレイヤの受光範囲
を出てしまった時等の「レイヤジャンプ失敗」時や、ジ
ャンプすべきレイヤでのフォーカスが合わない「フォー
カス外れ」時には、フォーカスジャンプ不適切な状態と
判別し、図1のフォーカス方向設定部21におけるフォ
ーカスジャンプ不適切時設定部23で下記のようなフォ
ーカス方向の設定を行う。
【0031】即ち、図2のステップS9において、直前
のフォーカスサーチの方向が第1レイヤの外側からであ
ったか否かを判別する。その際には、前記ステップS3
においてメモリされたデータが使用される。この状態は
図4においては、図4(a)に示すように、直前のフォ
ーカスサーチの方向が第1レイヤL1の外側のフォーカ
ス初期位置であるB点からフォーカスサーチがなされ、
第1レイヤL1の位置から更に第2レイヤL2にフォー
カスジャンプするとき、及び、図4(b)に示すよう
に、最初第1レイヤL1の外側のB点からフォーカスサ
ーチがなされ、第2レイヤL2で再生作動がなされ、そ
の後第1レイヤへレイヤジャンプするレイヤ変更指示が
されたときがこの場合に相当する。
【0032】ステップS9で上記の判別がなされ、上記
図4(a)及び(b)に示すように第1レイヤL1の外
側からフォーカスサーチがなされたときは、ステップ1
0において変更指定レイヤは第1レイヤであるか否かを
判別する。その結果図4(a)に示すように、レイヤジ
ャンプする先のレイヤが第2レイヤL2であるときに
は、ステップ11においてフォーカスサーチ方向を変更
する処理を行い、したがって次のフォーカスサーチの方
向は、第2レイヤL2の外側のフォーカス初期位置であ
るA点から第2レイヤL2に対して行う。また、図4
(b)に示すように、第2レイヤL2から第1レイヤL
1にレイヤジャンプを行うときには、次のフォーカスサ
ーチの方向は変更せず、したがって次のフォーカスサー
チの方向は、第1レイヤL1の外側のフォーカス初期位
置であるB点から第1レイヤL1に対して行う。
【0033】ステップS9での判別において、図4
(c)及び(d)に示すように、第2レイヤL2の外側
から第1レイヤL1の方向にフォーカスサーチがなされ
たときは、ステップS9では「N」となり、ステップS
12に進んで変更指定レイヤは第2レイヤか否かが判別
される。この時、図4(c)に示すように第2レイヤL
2から第1レイヤL1へのフォーカスジャンプの作動が
不適切であった際には、ここでの判別は「N」となり、
ステップS13においてフォーカスサーチ方向を変更す
る処理を行う。また、図4(d)に示すように、最初第
2レイヤL2の外側のフォーカス初期位置の点Aからフ
ォーカスサーチを行い、第1レイヤで通常の再生を行
い、その後第2レイヤL2にフォーカスサーチを行うレ
イヤジャンプ指示がなされたときには、ここでの判別は
「Y」となり、フォーカスサーチの方向は変更すること
なく、ステップS2で設定がメモリされている先と同じ
方向からフォーカスサーチを行う。以降同様の作動を繰
り返し、例えば3回このようなフォーカスジャンプの作
動が不適切なとには、作動を停止する等の処理を行う。
なお、ステップ8でディスクが停止した後に再始動を行
うときにはステップ1の前に進み、上記と同様の作動を
繰り返す。
【0034】このように、レイヤジャンプが不適切のた
め、再びそのレイヤにフォーカスサーチを行うときに
は、常にレイヤジャンプを行う指定レイヤに近い側から
フォーカスサーチを行うことができ、レイヤジャンプ不
適切作動後のフォーカスサーチを短時間で行うことがで
きる。
【0035】なお、図2の実施例においては、ステップ
S9では、直前のフォーカスが第1レイヤの外側からか
否かを判別したものであるが、この部分を、「直前のフ
ォーカスサーチが第2レイヤの外側からか」否かを判別
することとし、ステップS10で「変更指示レイヤは第
2レイヤか」否かを判別し、また、ステップS12では
「変更レイヤは第1レイヤ」か否かを判別するように
し、他は同じフローとすることによって、上記機能と同
一の機能をなすこともできる。
【0036】上記実施例においては、図4(a)乃至
(d)に示す、直前に行った記録層の外からのフォーカ
スサーチの方向と、レイヤジャンプ不適切作動時におけ
るジャンプ指定レイヤとの関係で、レイヤジャンプを短
時間で行うために必要なフォーカスサーチ方向を得る手
順を、各場合に分けて順にステップを追って得た実施例
を示したものであるが、直前に行われたフォーカスサー
チのフォーカス初期位置を元に、図5に示すような手順
によって行うことによりステップを簡素化することがで
きる。
【0037】即ち、前記図2に示すフローと同様に、デ
ィジタルディスクプレーヤの起動後、装填されたディス
クを判別し、1層か多層か、等に応じて所定の方向から
フォーカスサーチを行う。そのため、ステップS21に
おいてフォーカス初期位置を初期化し、予め決められた
フォーカス初期位置を設定する。それにより、図3及び
図4に示すように、フォーカス初期位置の点Aか,ある
いは点Bが設定され、この点からフォーカスサーチが行
われることとなるため、フォーカス初期位置として点B
が選択されたときには、その方向は前記実施例における
「第1レイヤの外側からの時」に相当し、一方、点Aが
選択されたときには、前記実施例における「第2レイヤ
の外側からの時」に相当することとなる。
【0038】以降、ステップS22ではこの設定された
フォーカス初期位置がメモリされ、ステップS23でフ
ォーカスサーチが行われ、また、レイヤの変更指示のな
い時にはステップS27で通常再生を行い、レイヤの変
更指示があったときにはステップS24からステップS
25を介してステップS26に進み、そのレイヤジャン
プが適切に行われたか否かを判別する点は前記実施例と
同様である。
【0039】一方、ステップS26でレイヤジャンプの
作動が不適切であったと判別されたときには、ステップ
S29に進み、変更先指定レイヤは設定メモリされたフ
ォーカス初期位置側であるか否かが判別される。その結
果が「Y」の時はフォーカス初期位置の変更設定は行わ
ない。即ち、図4(b)の場合のように、直前の記憶層
外からのフォーカスサーチが、第1レイヤL1の外側に
あるフォーカス初期位置のB点であった時に、第1レイ
ヤL1へのレイヤジャンプが指示された際、あるいは、
図4(d)の場合のように、フォーカス初期位置が第2
レイヤL2の外側にあるフォーカス初期位置のA点であ
った時に、第2レイヤL2へのレイヤジャンプが指示さ
れた際には、フォーカス初期位置の変更設定は行わず、
そのままステップ2の前に進んで再度同じ側からのフォ
ーカスサーチを行う。
【0040】また、ステップS29において、変更先指
定レイヤは設定メモリされたフォーカス初期位置側では
ない「N」の時はフォーカス初期位置の変更設定を行
い、次に逆側からフォーカスサーチを行う。即ち、図4
(a)の場合のように、直前の記録層外からのフォーカ
スサーチが、第1レイヤL1の外側にあるフォーカス初
期位置のB点であった時に、第2レイヤL2へのレイヤ
ジャンプが指示された際、あるいは、図4(c)の場合
のように、フォーカス初期位置が第2レイヤL2の外側
にあるフォーカス初期位置のA点であった時に、第1レ
イヤL1へのレイヤジャンプが指示された際には、ステ
ップ30でフォーカス初期位置の変更設定を行い、その
設定をステップ22においてメモリし、逆側からのフォ
ーカスサーチを行う。
【0041】上記のフォーカスサーチ方法は、図1にお
けるフォーカス初期位置設定部21の代わりに、図6に
示すフォーカス初期位置設定部30を用いたフォーカス
サーチ制御装置を用いることにより実施することができ
る。即ち、図6において直前の記録層外からのフォーカ
スサーチを行ったときのフォーカス初期位置を、初期位
置メモリ31にメモリしておき、このデータとレイヤ指
定部32からのレイヤジャンプを行う指定レイヤのデー
タに基づいて、フォーカスジャンプ不適切時設定部33
は前記のようなフォーカス初期位置設定信号を送り、所
定のフォーカスサーチを行う。
【0042】また、上記のような機能を行うフォーカス
サーチ方法として、例えば図7に示すように、フォーカ
ス方向フラグfFと、レイヤジャンプを行う指示レイヤ
のフラグfLを用いて論理演算を行い、レイヤジャンプ
の不適切作動時における次のフォーカスサーチの方向を
設定することもできる。即ち、図7に示すフローにおい
て、ステップ41では前記各実施例と同様に、ディジタ
ルディスクプレーヤに装填したディジタルディスクの種
別を判別する。その判別結果により、フォーカス方向フ
ラグfFの初期化を行う。その際、例えばCDのように
1層の時にはfF=0、DVDのように多層の時にはf
F=1に設定し、例えばfF=0の時は図3(b)、
(d)に示すように第1レイヤL1の外側のフォーカス
サーチ初期位置のB点からサーチを行うこととし、ま
た、fF=1の時には、逆に図3(a)、(c)に示す
ように、第2レイヤL2の外側のフォーカスサーチ初期
位置のA点からサーチを行うこととする。このような設
定は各々逆側に設定することも可能である。
【0043】以下の説明において、図3(a)、(c)
に示されるように、第2レイヤL2の外側のフォーカス
初期位置のA点側からフォーカスサーチを行うことを
「上側からのフォーカスサーチ」、あるいは「下側への
フォーカスサーチ」と、また、第1レイヤL1側の外側
のフォーカス初期位置のB点側からフォーカスサーチを
行うことを「下側からのフォーカスサーチ」、あるいは
「上側へのフォーカスサーチ」と、上記図に示す態様に
基づいて略称することもある。しかしながら、これらの
レイヤの関係は上下とは限らず、例えば左右の場合も存
在するので、上記表現はここでの説明のための便宜的な
ものとする。
【0044】図7において、上記ステップS41の後、
ステップS42では再生を行うレイヤの指示が行われ
る。このとき、指示されたレイヤに対応してレイヤフラ
グが設定され、図7の実施例においては、図4に示す下
層の第1レイヤL1をfL=0とし、上層の第2レイヤ
L2をfL=1とする。この指示されたレイヤに対し
て、ステップS43でフォーカス方向フラグに対応した
方向からのフォーカスサーチが行われる。その後ステッ
プS44で、レイヤ変更指示があったか否かが判別さ
れ、変更指示がないときにはステップS47に進み、通
常の再生作動が行われる。
【0045】ステップS44で外部から、あるいは内部
の制御回路からレイヤ変更指示があったときには、レイ
ヤフラグがfL=0であった場合はfL=1に、FL=
1であった場合はfL=0に設定変更して、ステップS
45においてレイヤジャンプを行う。ステップS46に
おいてレイヤジャンプの作動が適切に行われたか否かが
判別され、適切に行われたときにはステップS47に進
んで通常の再生作動を行う。しかしながら、レイヤジャ
ンプが上記各種の原因により適切に行われなかったとき
には、ステップS49でフォーカス方向フラグを設定す
る演算を行う。
【0046】ステップS49で行う演算は、直前に行わ
れた記録層外からのフォーカスサーチの方向を示すフラ
グである「fF」と、レイヤ変更が指示されたレイヤ、
即ちレイヤジャンプすべきレイヤを示すフラグ「fL」
との排他的論理和の演算を行い、その答えのXに応じて
ステップS50でフラグの設定を変える。なお、fFと
fLの排他的論理和は、「fF^fL」で表され、1^
0=1,0^1=1,0^0=0,1^1=0の関係を
なす。この演算の結果のXの値に基づいて、ステップ5
0においては、X=0の時はサーチ方向を設定するフラ
グは変更せず、したがって先と同方向のフォーカスサー
チを行い、また、X=1の時はそのフラグを変更し、逆
側からのフォーカスサーチを行うようにする。
【0047】上記のような論理演算の結果を前記図4に
基づいて説明すると、図4(a)において、第2レイヤ
L2にレイヤジャンプを行う時、直前の記録層外からの
フォーカスサーチは下側のB点から上側に向けてフォー
カスサーチを行っていたのでfF=0であり、レイヤジ
ャンプを行うべきレイヤは上側の第2レイヤL2である
のでfL=1であるので、fF^fL=0^1となり、
X=0^1=1から、ステップ50に示すように次のフ
ォーカス方向フラグを変更し、先とは逆の上側から下側
に向けてサーチを行うことが演算される。
【0048】また、図4(b)において、第1レイヤL
1にレイヤジャンプを行う時、直前の記録層外からのフ
ォーカスサーチは前記と同様に下側のB点から上側に向
けてフォーカスサーチを行っていたのでfF=0であ
り、レイヤジャンプを行うべきレイヤは下側の第1レイ
ヤL1であるのでfL=0であるので、fF^fL=0
^0となり、X=0^0=0からフォーカスサーチの方
向は変更せず、先と同じく下側から上側に向けてサーチ
を行うとよいことが演算される。
【0049】また、図4(c)において、第1レイヤL
1にレイヤジャンプを行う時、直前の記録層外からのフ
ォーカスサーチは上側の点Aから下側に向けてフォーカ
スサーチを行っていたのでfF=1であり、レイヤジャ
ンプを行うべきレイヤは下側の第1レイヤL1であるの
でfL=0であるので、fF^fL=1^0となり、X
=1^0=1からフォーカスサーチの方向を変更し、次
は下側から上側に向けてサーチを行うことが演算され
る。
【0050】更に、図4(d)において、第2レイヤL
2にレイヤジャンプを行う時、直前の記録層外からのフ
ォーカスサーチは前記と同様に上側の点Aから下側に向
けてフォーカスサーチを行っていたのでfF=1であ
り、レイヤジャンプを行うべきレイヤは上側の第2レイ
ヤL2であるのでfL=1であるので、fF^fL=1
^1となり、X=1^1=0からフォーカスサーチの方
向を変更せず、次にフォーカスサーチを行うのは先と同
様に上側から下側に向けてサーチを行うことが演算され
る。
【0051】上記のように、フォーカスサーチ方向フラ
グとレイヤジャンプするレイヤフラグとを用いると、簡
単な論理演算を行うのみで適切な方向からフォーカスサ
ーチを行うことができる。このようなフォーカスサーチ
方法を実施する制御装置としては、基本的には図1に示
す制御装置を変更することなく、図1のフォーカス方向
設定部21として図8に示すようなフォーカス方向設定
部50を用いるのみで実施することができる。即ち、フ
ォーカス方向メモリ51には、直前の記録層外からのフ
ォーカスサーチの方向がメモリされており、第1フラグ
設定部52では、このメモリされたフォーカス方向に応
じて前記フォーカス方向フラグfFを設定する。また、
前記実施例と同様に、レイヤ指定部53からのレイヤ指
示に基づいて第2フラグ設定部54で前記レイヤフラグ
fLを設定する。この第1フラグ設定部52からのフォ
ーカス方向フラグfFと、第2フラグ設定54からのレ
イヤフラグfLを演算部55に入力し、上記のような排
他的論理和の演算を行うとともに、その結果に基づいて
フォーカス方向を変更する必要があるか否かを判別す
る。その結果に基づくフォーカス方向データをフォーカ
スサーボプロセッサ8の信号とともにフォーカスアクチ
ュエータドライバ10に入力し、以降は前記と同様に作
動させる。
【0052】また、前記のようにフォーカスサーチを行
う方向を表す際に、「フォーカスサーチの初期位置」の
考え方を用いて、図9に示すように上記と同様のフロー
と論理演算を行うことにより、上記と同様の機能を行わ
せることもできる。即ち、図9に示すように、図7のフ
ローにおけるフォーカス方向フラグfFの代わりにフォ
ーカス初期位置フラグfSを用い、fS=0の時は第1
レイヤL1の下側のフォーカス初期位置のB点からのフ
ォーカスサーチ、即ち上方向へのフォーカスサーチを行
い、fS=1の時は第2レイヤL2の上側のフォーカス
初期位置のA点からのフォーカスサーチ、即ち下方向へ
のフォーカスサーチを行うように設定している。以下は
前記図7に示す実施例と同様のステップが行われるの
で、その説明は省略する。また、このフォーカスサーチ
方法を実施する制御装置は、図10にフォーカス初期位
置設定部の概略構成を示しているように、前記図8の制
御装置と同様の構成で実施することができる。
【0053】以上のように、レイヤジャンプが適切に行
われなかったときに再度フォーカスサーチを行う際、最
も適切な方向からフォーカスサーチ行うことができるよ
うにする例を各種示したが、いずれも図4に示すフォー
カスサーチを実施するフォーカスサーチ方法及びその方
法を実施するための装置であり、上記各種の考え方を元
に、上記実施例の一部を変更することにより種々の態様
が得られることは言うまでもない。また、記録層が2層
以外に例えば4層等のより多くの記録層を形成したディ
ジタルディスクに対しても本発明を適用できることはい
うまでもない。
【0054】
【発明の効果】本願の請求項1乃至請求項10に係る発
明は、いずれも、複数の記録層を形成したディジタルデ
ィスクの再生に際して、記録層を移動するレイヤジャン
プが適切に行われないときに、回路を複雑化することな
く、且つ速やかに、そのレイヤにフォーカス合わせする
ことができるようにしたディジタルディスクのフォーカ
ス方法、及びその方法を実施するための制御装置を提供
することができる。
【0055】特に、請求項2及び請求項7に係る発明に
おいては、直前に行われた記録層外からのフォーカスサ
ーチにおけるフォーカス初期位置データを用いたので、
処理ステップを簡素化することができる。また、請求項
3及び請求項4,並びに請求項8及び請求項9に係る発
明は、フラグを設定した論理演算を行うことにより、制
御手段を簡素化することができる。また、請求項5及び
請求項10に係る発明においては、上記に加えて、起動
時のフォーカスサーチも速やかに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したディスクプレーヤの実施例の
構成を示す図である。
【図2】本発明の実施例のフロー図である。
【図3】本発明のフォーカスサーチの実例を示す説明図
である。
【図4】本発明においてレイヤジャンプ不適切作動時に
フォーカスサーチを行うべき方向を示した説明図であ
る。
【図5】本発明の他の実施例のフロー図である。
【図6】本発明の図5に示す実施例のための制御装置の
一部の構成を示す図である。
【図7】本発明の更に他の実施例のフロー図である。
【図8】本発明の図7に示す実施例のための制御装置の
一部の構成を示す図である。
【図9】本発明の更に他の実施例のフロー図である。
【図10】本発明の図9に示す実施例のための制御装置
の一部の構成を示す図である。
【図11】2層の記録層を備えたディスクプレーヤのフ
ォーカスサーチを示す説明図である。
【図12】フォーカスエラー信号を示すグラフである。
【図13】従来のレイヤジャンプ不適切作動時のフォー
カスサーチを示す説明図である。
【符号の説明】
1 ディジタルディスク 2 スピンドルモータ 4 光学ピックアップ 5 対物レンズ 6 フォーカスアクチュエータ 7 スレッドモータ 8 フォーカスサーボプロセッサ 10 フォーカスアクチュエータドライバ 21 フォーカス方向設定部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1レイヤ及び第2レイヤの少なくとも
    2層の記録層を形成したディジタルディスクに対し、両
    記録層のいずれかの外側から照射光のフォーカスを記録
    層側に近づけて、該ディジタルディスクからの反射光を
    受光し指定のレイヤにフォーカス合わせ制御を行い、レ
    イヤの変更指示によりレイヤジャンプを行うディジタル
    ディスクのフォーカスサーチ方法において、直前のフォ
    ーカスサーチが第1レイヤの外側からの時には第1レイ
    ヤへのレイヤジャンプ不適切作動時に、及び第2レイヤ
    の外側からの時には第2レイヤへのレイヤジャンプ不適
    切作動時にのみ同じ方向からフォーカス合わせ制御を行
    うことを特徴とするディジタルディスクのフォーカスサ
    ーチ方法。
  2. 【請求項2】 複数の記録層を形成したディジタルディ
    スクに対し、最初両記録層のいずれかの外側の初期位置
    に照射光のフォーカスを合わせ、記録層側に近づけて該
    ディジタルディスクからの反射光を受光し指定のレイヤ
    にフォーカス合わせ制御を行い、レイヤの変更指示によ
    りレイヤジャンプを行うディジタルディスクのフォーカ
    スサーチ方法において、レイヤジャンプ不適切作動時に
    は、直前のフォーカス合わせ制御時の初期位置側のレイ
    ヤに対するレイヤジャンプ時にのみ、同じ側からフォー
    カス合わせ制御を行うことを特徴とするディジタルディ
    スクのフォーカスサーチ方法。
  3. 【請求項3】 複数の記録層を形成したディジタルディ
    スクに対し、該記録層のいずれかの外側から照射光のフ
    ォーカスを記録層に近づけて該ディジタルディスクから
    の反射光を受光し指定のレイヤにフォーカス合わせ制御
    を行い、レイヤの変更指示によりレイヤジャンプを行う
    ディジタルディスクのフォーカスサーチ方法において、
    レイヤジャンプ不適切作動時には、フォーカス方向に対
    応したフラグと、ジャンプが指定されたレイヤに対応し
    たフラグとの排他的論理和を演算して次のフォーカス方
    向を設定することを特徴とするディジタルディスクのフ
    ォーカスサーチ方法。
  4. 【請求項4】 複数の記録層を形成したディジタルディ
    スクに対し、最初両記録層のいずれかの外側の初期位置
    に照射光のフォーカスを合わせ、記録層側に近づけて該
    ディジタルディスクからの反射光を受光し指定のレイヤ
    にフォーカス合わせ制御を行い、レイヤの変更指示によ
    りレイヤジャンプを行うディジタルディスクのフォーカ
    スサーチ方法において、レイヤジャンプ不適切作動時に
    は、フォーカスの初期位置に対応したフラグと、ジャン
    プが指定されたレイヤに対応したフラグとの排他的論理
    和を演算して次のフォーカス初期位置を設定することを
    特徴とするディジタルディスクのフォーカスサーチ方
    法。
  5. 【請求項5】 該ディジタルディスクの起動時には、指
    定のレイヤに近い該記録層の外側からフォーカス合わせ
    制御を行う請求項1乃至請求項4に記載のフォーカスサ
    ーチ方法。
  6. 【請求項6】 第1レイヤ及び第2レイヤの少なくとも
    2層の記録層を形成したディジタルディスクに対し、両
    記録層のいずれかの外側から照射光のフォーカスを記録
    層側に近づけて、該ディジタルディスクからの反射光を
    受光し指定のレイヤにフォーカス合わせ制御を行うフォ
    ーカス合わせ制御手段と、レイヤの変更指示によりレイ
    ヤジャンプを行うレイヤジャンプ手段とを備えたディジ
    タルディスクのフォーカスサーチ制御装置において、直
    前のフォーカスサーチが第2レイヤの外側からの時には
    第2レイヤへのレイヤジャンプ不適切作動時に、及び第
    1レイヤの外側からの時には第1レイヤへのレイヤジャ
    ンプ不適切作動時にのみ同じ方向からフォーカス合わせ
    制御を行うレイヤジャンプ制御手段を備えたことを特徴
    とするディジタルディスクのフォーカスサーチ制御装
    置。
  7. 【請求項7】 複数の記録層を形成したディジタルディ
    スクに対し、最初両記録層のいずれかの外側の初期位置
    に照射光のフォーカスを合わせ、記録層側に近づけて該
    ディジタルディスクからの反射光を受光し指定のレイヤ
    にフォーカス合わせ制御を行うフォーカス合わせ制御手
    段と、レイヤの変更指示によりレイヤジャンプを行うレ
    イヤジャンプ手段とを備えたディジタルディスクのフォ
    ーカスサーチ制御装置において、レイヤジャンプ時に、
    直前のフォーカス合わせ制御時の初期位置側のレイヤに
    対するレイヤジャンプ不適切作動時にのみ、同じ側から
    フォーカス合わせ制御を行うレイヤジャンプ制御手段を
    備えたことを特徴とするディジタルディスクのフォーカ
    スサーチ制御装置。
  8. 【請求項8】 複数の記録層を形成したディジタルディ
    スクに対し、該記録層のいずれかの外側から照射光のフ
    ォーカスを記録層に近づけて該ディジタルディスクから
    の反射光を受光し指定のレイヤにフォーカス合わせ制御
    を行うフォーカス合わせ制御手段と、レイヤの変更指示
    によりレイヤジャンプを行うレイヤジャンプ手段とを備
    えたディジタルディスクのフォーカスサーチ制御装置に
    おいて、レイヤジャンプ不適切作動時には、フォーカス
    方向に対応したフラグと、ジャンプが指定されたレイヤ
    に対応したフラグとの排他的論理和を演算して次のフォ
    ーカス方向を設定すフォーカス方向設定手段とをを備え
    たことを特徴とするディジタルディスクのフォーカスサ
    ーチ方法。
  9. 【請求項9】 複数の記録層を形成したディジタルディ
    スクに対し、最初両記録層のいずれかの外側の初期位置
    に照射光のフォーカスを合わせ、記録層側に近づけて該
    ディジタルディスクからの反射光を受光し指定のレイヤ
    にフォーカス合わせ制御を行うフォーカス合わせ制御手
    段と、レイヤの変更指示によりレイヤジャンプを行うレ
    イヤジャンプ手段とを備えたディジタルディスクのフォ
    ーカスサーチ制御装置において、前記フォーカスの初期
    位置に対応した第1のフラグを設定する手段と、ジャン
    プが指定されたレイヤに対応した第2のフラグを設定す
    る手段と、両フラグの排他的論理和を演算する演算手段
    と、演算結果に基づいて次のフォーカス初期位置を設定
    するフォーカス初期位置設定手段とを備えたことを特徴
    とするディジタルディスクのフォーカスサーチ制御装
    置。
  10. 【請求項10】 該ディジタルディスクの起動時には、
    指定のレイヤに近い記録層の外側からフォーカス合わせ
    制御を行う起動時初期位置指定手段を備えてなる請求項
    6乃至請求項9に記載のディジタルディスクのフォーカ
    スサーチ制御装置。
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