JPH11167725A - ディスクドライブ装置 - Google Patents

ディスクドライブ装置

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Publication number
JPH11167725A
JPH11167725A JP33167497A JP33167497A JPH11167725A JP H11167725 A JPH11167725 A JP H11167725A JP 33167497 A JP33167497 A JP 33167497A JP 33167497 A JP33167497 A JP 33167497A JP H11167725 A JPH11167725 A JP H11167725A
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JP
Japan
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focus
objective lens
recording surface
signal recording
signal
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JP33167497A
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English (en)
Inventor
Michihiko Iida
道彦 飯田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォーカスジャンプの安定化 【解決手段】 フォーカスジャンプ動作を実行する際に
は、対物レンズがフォーカスジャンプ準備移動動作をし
てからフォーカスジャンプ移動動作を行うようにしてい
る。即ちフォーカスジャンプ準備移動動作として、あら
かじめ或る程度対物レンズを移動させることで、軸摺動
動作に関して動摩擦状態とし、フォーカスジャンプ移動
動作に関しては、始めから動摩擦状態として動作制御で
きるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば光ディスクな
どの記録媒体に対応して再生動作又は記録動作を行なう
ことのできるディスクドライブ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】光学ディスク記録媒体としていわゆるC
D−ROMのようなCD方式のディスクや、マルチメデ
ィア用途に好適なDVD(Digital Versatile Disc/Di
gitalVideo Disc)と呼ばれるディスクなどが開発され
ている。これらの光ディスクに対応するディスクドライ
ブ装置では、スピンドルモータにより回転されているデ
ィスクに対して、光ピックアップからそのディスク上の
トラックに対してレーザ光を照射し、その反射光を検出
することでデータの読出を行なったり、記録データによ
り変調されたレーザ光を照射することでデータの記録を
行ったりする。
【0003】レーザ光により記録又は再生動作を行うた
めには、レーザ光のスポットがディスクの記録面上にお
いて合焦状態で保たれなければならず、このためディス
クドライブ装置には、レーザ光の出力端である対物レン
ズをディスクに接離する方向に移動させてフォーカス状
態を制御するフォーカスサーボ機構が搭載されている。
このフォーカスサーボ機構としては、通常、対物レンズ
をディスクに接離する方向に移動させるフォーカスコイ
ル及びディスク半径方向に移動させることのできるトラ
ッキングコイルを有する2軸機構と、ディスクからの反
射光情報からフォーカスエラー信号(即ち合焦状態から
のずれ量の信号)を生成し、そのフォーカスエラー信号
に基づいてフォーカスドライブ信号を生成し、上記2軸
機構のフォーカスコイルに印加するフォーカスサーボ回
路系から構成されている。即ちフィードバック制御系と
してフォーカスサーボ機構が構成される。
【0004】また、既によく知られているようにフォー
カスエラー信号に基づいて合焦状態に引き込むことので
きる範囲は、フォーカスエラー信号としてS字カーブが
観測される範囲内という非常に狭い範囲であるため、フ
ォーカスサーボを良好に実行するには、フォーカスサー
ボループをオンとする際の動作として一般にフォーカス
サーチと呼ばれる動作が必要となる。このフォーカスサ
ーチ動作とは、対物レンズをそのフォーカスストローク
範囲内で強制的に移動させるようにフォーカスコイルに
フォーカスドライブ信号を印加する。このときフォーカ
スエラー信号を観測していると、対物レンズの位置があ
る範囲内にある際に、S字カーブが観測される。そのS
字カーブのリニアな領域となるタイミング(もしくはゼ
ロクロスタイミング)でフォーカスサーボをオンとする
ものである。
【0005】ところで、ディスクの種類によっては、層
構成となる複数の記録面を有するものがある。例えば上
記DVDの場合、一般にレイヤ0、レイヤ1と呼ばれる
2つの信号記録面が形成されるものがある。2つの信号
記録面を有するDVDの構造を図6に示す。DVDは、
直径12cmのディスクとされており、ディスクの厚み
は図6に示すように1.2 mmとされている。
【0006】このDVDの層構造としては、まずディス
ク表面108側に、光透過率が高くかつ耐機械的特性或
いは耐化学特性を有する透明ポリカーボネイト樹脂、ポ
リ塩化ビニル樹脂、或いはアクリル樹脂等の透明な合成
樹脂材料によるディスク基板(透明層)101が形成さ
れる。ディスク基板101には、一方の主面に成形金型
に組み込まれたスタンパによってピットが転写され、第
1信号記録面102が形成される。この第1信号記録面
102におけるピットは、所定の情報信号に対応してそ
れぞれ円周方向の長さを異にする符号化された小孔とし
てディスク基板101に形成され、記録トラックを構成
することになる。さらに第1信号記録面102に対応す
る第1反射層103を介して、第2信号記録面104及
び第2信号記録面104に対応する第2反射層105が
形成される。第2信号記録面104も、第1信号記録面
102と同様に情報信号に対応したピットが形成される
ことになる。第2反射層105の上は接着面106とさ
れ、これを介してダミー板107が接着される。
【0007】このDVDに対してはディスクドライブ装
置からのレーザ光がディスク表面108側から入射さ
れ、第1信号記録面102又は第2信号記録面104に
記録された情報が、その反射光から検出されることにな
る。
【0008】即ち第1反射層103は半透明膜とされ、
レーザ光の一定割合を反射させるように形成されてい
る。これによってレーザ光が第1信号記録面102に焦
点を当てれば第1反射層103による反射光から第1信
号記録面102に記録された信号を読み取ることがで
き、またレーザ光を第2信号記録面104に焦点をあて
させる際は、そのレーザ光は第1反射層103を通過し
て第2信号記録面104に焦光され、第2反射層105
による反射光から第2信号記録面104に記録された信
号を読み取ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような2層構造の
DVDのように複数の信号記録面を有するディスクに対
しては、上記フォーカスサーボ機構は、それぞれの信号
記録面に対してレーザ光を合焦させることが必要にな
り、換言すれば、一方の信号記録面に対しての合焦状態
にある時に、他方の信号記録面への合焦状態へ移行させ
るための動作、すなわちフォーカスジャンプ動作を実行
できるようにすることが必要である。このフォーカスジ
ャンプ動作は、一方の信号記録面で合焦状態にあるとき
に、フォーカスサーボをオフとして対物レンズを強制的
に移動させ、他方の信号記録面に対するフォーカス引込
範囲内に到達した時点(S字カーブが観測される時点)
でフォーカスサーボをオンとすることで実行される。即
ち上記フォーカスサーチに類似した動作となる。
【0010】ところで、対物レンズを保持する2軸機構
としては、ヒンジ機構により対物レンズを移動させるも
のや、軸摺動により対物レンズを移動させるものが知ら
れている。そして、軸摺動型の2軸機構は、いわゆるダ
イナミックスキュー特性がよいという利点があることか
ら、この軸摺動型の2軸機構を採用するディスクドライ
ブ装置は多い。
【0011】図7に軸摺動型の2軸機構の構造例を示
す。この軸摺動型の二軸機構は、二軸ベース51と、二
軸ベース51上にて垂直に延びる支持軸52と、この支
持軸52に対して軸方向に移動可能かつ軸の周りに回転
可能に支持された長円形もしくは長方形のレンズホルダ
ー53とから構成される。そして対物レンズ60は、レ
ンズホルダー53の回転軸から所定の距離で、その光軸
が支持軸52に平行に保持される。
【0012】レンズホルダー53は、下方に取り付けら
れた同心の円筒状に形成されたフォーカスコイル54
と、その回転軸に対して互いに反対側の端面に取り付け
られた一対のトラッキングコイル55、55とを備えて
いる。これに対して、二軸ベース51上には、フォーカ
スコイル54に対して、互いに反対側で外側から対向す
るように配設された一対のフォーカス用ヨーク56と、
その内側に取り付けられた一対のフォーカスマグネット
57とが備えられている。またトラッキングコイル55
に対しては、それぞれ外側から対向するように配設され
たトラッキングヨーク58と、その内側に取り付けられ
た一対のトラッキングマグネット59が備えられる。
【0013】レンズホルダー53が二軸ベース51の支
持軸52に装着された状態では、フォーカスコイル54
がフォーカスマグネット57の内方に位置され、またト
ラッキングコイル55がトラッキングマグネット59に
対向する状態で位置されることになる。
【0014】このような2軸機構においては、フォーカ
スコイル54にフォーカスドライブ信号に基づいて電流
が流されることで、レンズホルダー53が支持軸52の
軸方向に摺動することになり、つまり対物レンズ60が
ディスクに接離する方向に移動されてフォーカス制御が
行われる。またトラッキングコイル55に対して駆動電
流が流されることにより、レンズホルダー53は、支持
軸52の周りに揺動されることになる。つまり対物レン
ズ60がトラツキング方向に移動され、トラッキングサ
ーボ動作が行われることになる。なお、レーザ光は図示
しない光学系から立上ミラー75を介して対物レンズ6
0に入射され、ディスクの信号記録面に照射される。ま
たディスクからの反射光は対物レンズ60から立上ミラ
ー75を介して図示しない光学系に供給される。
【0015】ところが、このような軸摺動型の2軸機構
において上述したフォーカスジャンプを行うことを考え
ると、次のような問題がある。軸摺動型の場合、対物レ
ンズ60のフォーカス方向の移動は支持軸52を摺動し
て行われることになり、このため静止状態からの動きが
鈍いものとなる。これは動きだしの最初は静止摩擦の状
態で摩擦が大きいが、動き出した後は動摩擦の状態とな
って摩擦が小さくなることに起因する。このような摩擦
状態の変動により、フォーカスジャンプとしての動作制
御が困難になり、フォーカスジャンプ動作は不安定にな
りやすい。最悪の場合は、ジャンプ先の信号記録面でフ
ォーカス引込ができず、フォーカスサーチからのやり直
しとなってしまう。これはディスクドライブ装置の動作
としては大きな時間的ロスとなる。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、軸摺動型の2軸機構の場合であっても、安
定したフォーカスジャンプが実行されるようにすること
を目的とする。
【0017】このためにディスクドライブ装置におい
て、或る信号記録面に対する合焦状態から他の信号記録
面に対する合焦状態に移行するフォーカスジャンプ動作
を実行する際には、前記対物レンズがフォーカスジャン
プ準備移動動作をしてからフォーカスジャンプ移動動作
を行うように対物レンズ移動手段の駆動制御を行うフォ
ーカス制御手段を備えるようにする。即ちフォーカスジ
ャンプ準備移動動作として、あらかじめ或る程度対物レ
ンズを移動させることで、軸摺動動作に関して動摩擦状
態とする。するとその後フォーカスジャンプ移動動作に
関しては、始めから動摩擦状態として動作制御できるた
め、制御が容易となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態として
光ディスクを記録媒体とするディスクドライブ装置を説
明していく。この例のディスクドライブ装置に装填され
る光ディスクは、例えばDVDとし、特に図6で説明し
たように信号記録面が2層構造となっているディスクを
考える。もちろん他の種類の光ディスクの場合であって
も本発明は適用でき、その特徴的な動作(フォーカスジ
ャンプ時の動作)として複数の信号記録面を有する層構
造のディスクに有効なものとなる。
【0019】図1は本例のディスクドライブ装置70の
要部のブロック図である。ディスク90は、ターンテー
ブル7に積載され、再生動作時においてスピンドルモー
タ1によって一定線速度(CLV)もしくは一定角速度
(CAV)で回転駆動される。そしてピックアップ1に
よってディスク90にエンボスピット形態や相変化ピッ
ト形態などで記録されているデータの読み出しが行なわ
れることになる。
【0020】ピックアップ1内には、レーザ光源となる
レーザダイオード4や、反射光を検出するためのフォト
ディテクタ5、レーザ光の出力端となる対物レンズ2、
レーザ光を対物レンズ2を介してディスク記録面に照射
し、またその反射光をフォトディテクタ5に導く光学系
が形成される。対物レンズ2は二軸機構3によってトラ
ッキング方向及びフォーカス方向に移動可能に保持され
ている。二軸機構3は、図7で説明したような軸摺動型
のものであるとする。またピックアップ1全体はスレッ
ド機構8によりディスク半径方向に移動可能とされてい
る。
【0021】ディスク90からの反射光情報はフォトデ
ィテクタ5によって検出され、受光光量に応じた電気信
号とされてRFアンプ9に供給される。RFアンプ9に
は、フォトディテクタ5としての複数の受光素子からの
出力電流に対応して電流電圧変換回路、マトリクス演算
/増幅回路等を備え、マトリクス演算処理により必要な
信号を生成する。例えば再生データであるRF信号、サ
ーボ制御のためのフォーカスエラー信号FE、トラッキ
ングエラー信号TEなどを生成する。RFアンプ9から
出力される再生RF信号は2値化回路11へ、フォーカ
スエラー信号FE、トラッキングエラー信号TEはサー
ボプロセッサ14へ供給される。
【0022】RFアンプ9で得られた再生RF信号は2
値化回路11で2値化されることでいわゆるEFM+信
号(8−16変調信号)とされ、デコーダ12に供給さ
れる。デコーダ12ではEFM+復調,エラー訂正処理
等を行ない、また必要に応じてMPEGデコードなどを
行なってディスク90から読み取られた情報の再生を行
なう。
【0023】なおデコーダ12は、デコードしたデータ
をデータバッファとしてのキャッシュメモリ20に蓄積
していく。ディスクドライブ装置70からの再生出力と
しては、キャッシュメモリ20でバファリングされてい
るデータが読み出されて転送出力されることになる。
【0024】インターフェース部13は、外部のホスト
コンピュータ80と接続され、ホストコンピュータ80
との間で再生データやリードコマンド等の通信を行う。
即ちキャッシュメモリ20に格納された再生データは、
インターフェース部13を介してホストコンピュータ8
0に転送出力される。またホストコンピュータ80から
のリードコマンドその他の信号はインターフェース部1
3を介してシステムコントローラ10に供給される。
【0025】サーボプロセッサ14は、RFアンプ9か
らのフォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信
号TEや、デコーダ12もしくはシステムコントローラ
10からのスピンドルエラー信号SPE等から、フォー
カス、トラッキング、スレッド、スピンドルの各種サー
ボドライブ信号を生成しサーボ動作を実行させる。即ち
フォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信号T
Eに応じてフォーカスドライブ信号、トラッキングドラ
イブ信号を生成し、二軸ドライバ16に供給する。二軸
ドライバ16はピックアップ1における二軸機構3のフ
ォーカスコイル、トラッキングコイルを駆動することに
なる。これによってピックアップ1、RFアンプ9、サ
ーボプロセッサ14、二軸ドライバ16、二軸機構3に
よるトラッキングサーボループ及びフォーカスサーボル
ープが形成される。
【0026】なおフォーカスサーボをオンとする際に
は、まずフォーカスサーチ動作を実行しなければならな
い。フォーカスサーチ動作とは、フォーカスサーボオフ
の状態で対物レンズ2を強制的に移動させながらフォー
カスエラー信号FEのS字カーブが得られる位置を検出
するものである。公知の通り、フォーカスエラー信号の
S字カーブのうちのリニア領域は、フォーカスサーボル
ープを閉じることで対物レンズ2の位置を合焦位置に引
き込むことのできる範囲である。従ってフォーカスサー
チ動作として対物レンズ2を強制的に移動させながら、
上記の引込可能な範囲を検出し、そのタイミングでフォ
ーカスサーボをオンとすることで、以降、レーザースポ
ットが合焦状態に保持されるフォーカスサーボ動作が実
現されるものである。
【0027】また本例の場合、ディスク90の信号記録
面は、図2(a)(b)に第1信号記録面90a、第2
信号記録面90bとして示すように2層構造となってい
る。すなわち、図6で説明した構造となっている。当然
ながら、第1信号記録面90aに対して記録再生を行う
場合はレーザ光は第1信号記録面90aに対して合焦状
態となっていなければならない。また第2信号記録面9
0bに対して記録再生を行う場合はレーザ光は第2信号
記録面90bに対して合焦状態となっていなければなら
ない。第1信号記録面90aに対する合焦状態を図2
(a)に示すが、このときの対物レンズ2の位置を位置
P1であるとする。また第2信号記録面90bに対する
合焦状態を図2(b)に示すが、このときの対物レンズ
2の位置を位置P2であるとする。なお、位置P0〜P
3を対物レンズ2がディスク90に接離する方向に移動
可能なフォーカスストローク範囲であるとする。
【0028】例えば第1信号記録面90aでの再生動作
の後に、第2信号記録面90bでの再生動作に移行する
場合には、対物レンズ90の位置を位置P1から位置P
2に移動させなければならない。もちろん逆の場合もあ
り得る。このような第1信号記録面90aと第2信号記
録面90bでのフォーカス位置の移動はフォーカスジャ
ンプ動作により行われる。このフォーカスジャンプ動作
は、前述したように、一方の信号記録面で合焦状態にあ
るときに、フォーカスサーボをオフとして対物レンズ2
を強制的に移動させ、他方の信号記録面に対するフォー
カス引込範囲内に到達した時点(S字カーブが観測され
る時点)でフォーカスサーボをオンとすることで実行さ
れる。
【0029】なお図3に、対物レンズ2が位置P0から
P3までのフォーカスストローク範囲で移動された場合
に観測されるフォーカスエラー信号FEの例を示す。図
示するように第1信号記録面90a及び第2信号記録面
90bに対して合焦状態となる位置P1、P2を中心と
して、それぞれS字カーブが観測される。各S字カーブ
のリニア領域の位置範囲が、各信号記録面に対するフォ
ーカス引込可能範囲FW1,FW2となる。
【0030】図1において、サーボプロセッサ14はさ
らに、スピンドルモータドライバ17に対してスピンド
ルエラー信号SPEに応じて生成したスピンドルドライ
ブ信号を供給する。スピンドルモータドライバ17はス
ピンドルドライブ信号に応じて例えば3相駆動信号をス
ピンドルモータ6に印加し、スピンドルモータ6のCL
V回転を実行させる。またサーボプロセッサ14はシス
テムコントローラ10からのスピンドルキック/ブレー
キ制御信号に応じてスピンドルドライブ信号を発生さ
せ、スピンドルモータドライバ17によるスピンドルモ
ータ6の起動、停止、加速、減速などの動作も実行させ
る。
【0031】なお、スピンドルモータ6のCLV回転と
しての線速度については、システムコントローラ10が
各種速度に設定できる。例えばデコーダ12は、デコー
ド処理に用いるためにEFM信号に同期した再生クロッ
クを生成するが、この再生クロックから現在の回転速度
情報を得ることができる。システムコントローラ10も
しくはデコーダ12は、このような現在の回転速度情報
と、基準速度情報を比較することで、CLVサーボのた
めのスピンドルエラー信号SPEを生成する。従って、
システムコントローラ11は、基準速度情報としての値
を切り換えれば、CLV回転としての線速度を変化させ
ることができる。例えばある通常の線速度を基準として
4倍速、8倍速などの線速度を実現できる。これにより
データ転送レートの高速化が可能となる。なお、もちろ
んCAV方式であっても回転速度の切換は可能である。
【0032】サーボプロセッサ14は、例えばトラッキ
ングエラー信号TEの低域成分として得られるスレッド
エラー信号や、システムコントローラ10からのアクセ
ス実行制御などに基づいてスレッドドライブ信号を生成
し、スレッドドライバ15に供給する。スレッドドライ
バ15はスレッドドライブ信号に応じてスレッド機構8
を駆動する。スレッド機構8には図示しないが、ピック
アップ1を保持するメインシャフト、スレッドモータ、
伝達ギア等による機構を有し、スレッドドライバ15が
スレッドドライブ信号に応じてスレッドモータ8を駆動
することで、ピックアップ1の所要のスライド移動が行
なわれる。
【0033】ピックアップ1におけるレーザダイオード
4はレーザドライバ18によってレーザ発光駆動され
る。システムコントローラ10はディスク90に対する
再生動作を実行させる際に、レーザパワーの制御値をオ
ートパワーコントロール回路19にセットし、オートパ
ワーコントロール回路19はセットされたレーザパワー
の値に応じてレーザ出力が行われるようにレーザドライ
バ18を制御する。
【0034】なお、記録動作が可能な装置とする場合
は、記録データに応じて変調された信号がレーザドライ
バ18に印加される。例えば記録可能タイプのディスク
90に対して記録を行う際には、ホストコンピュータか
らインターフェース部13に供給された記録データは図
示しないエンコーダによってエラー訂正コードの付加、
EFM+変調などの処理が行われた後、レーザドライバ
18に供給される。そしてレーザドライバ18が記録デ
ータに応じてレーザ発光動作をレーザダイオード4に実
行させることで、ディスク90に対するデータ記録が実
行される。
【0035】以上のようなサーボ及びデコード、エンコ
ードなどの各種動作はマイクロコンピュータによって形
成されたシステムコントローラ10により制御される。
そしてシステムコントローラ10は、ホストコンピュー
タ80からのコマンドに応じて各種処理を実行する。例
えばホストコンピュータ80から、ディスク90に記録
されている或るデータの転送を求めるリードコマンドが
供給された場合は、まず指示されたアドレスを目的とし
てシーク動作制御を行う。即ちサーボプロセッサ14に
指令を出し、シークコマンドにより指定されたアドレス
をターゲットとするピックアップ1のアクセス動作を実
行させる。その後、その指示されたデータ区間のデータ
をホストコンピュータ80に転送するために必要な動作
制御を行う。即ちディスク90からのデータ読出/デコ
ード/バファリング等を行って、要求されたデータを転
送する。なお、ホストコンピュータからのデータ要求が
シーケンシャルに行われており、要求されたデータが例
えば先読み動作などで予めキャッシュメモリ20に格納
されていた場合は、キャッシュヒット転送として、ディ
スク90からのデータ読出/デコード/バファリング等
を行わずに、要求されたデータを転送できる。
【0036】本例における特徴的な動作となるフォーカ
スジャンプ動作は、システムコントローラ10の制御に
基づいて行われる。またシステムコントローラ10がフ
ォーカスジャンプシーケンスの制御を行うためにはフォ
ーカスエラー信号FEを監視している必要があり、この
ためRFアンプ9からのフォーカスエラー信号FEはシ
ステムコントローラ10にも供給されている。
【0037】なお、フォーカスエラー信号FEにおいて
S字カーブが観測されるのは、適切な反射光量がディテ
クタ5で得られている場合であり、このとき、いわゆる
反射光量の和信号としてもレベルが大きくなる。この和
信号を所定のスレッショルドレベルと比較した出力は、
S字カーブの区間を示すいわゆるFOK信号となるが、
システムコントローラ10は、後述する図4の処理にお
いて、このFOK信号についても監視するようにするこ
とも考えられる。例えば次に説明する図4の処理例では
フォーカスエラー信号FEのゼロクロス検出を行って処
理を進めているが、このフォーカスエラー信号のゼロク
ロスとは、S字カーブ内でのゼロクロスポイントをい
う。ところが実際には図3の波形からわかるように反射
光が適切に得られないS字カーブ領域以外ではフォーカ
スエラー信号FEはほぼゼロレベルとなり、対物レンズ
移動中に単純にフォーカスエラー信号をゼロレベルとコ
ンパレートしていても正確にS字カーブ領域でのゼロク
ロスポイントを検出できないことがある。そこで、S字
カーブ領域以外のゼロクロスを排除するために、FOK
信号をウインドウとしてゼロクロス検出を行うようにす
ることなどが考えられる。
【0038】図4、図5によりフォーカスジャンプ時の
動作について説明していく。図4はフォーカスジャンプ
の際のシステムコントローラ10の処理を、図5はフォ
ーカスジャンプの際のフォーカスエラー信号FE、及び
サーボプロセッサ14が二軸ドライバ16に与えるフォ
ーカスドライブ電圧の例を示している。
【0039】なお図5の波形は、図2(a)の状態から
図2(b)の状態に移行するフォーカスジャンプ動作
(ディスク90に近づく方向へのフォーカスジャンプ)
の場合で示している。フォーカスジャンプを実行する際
には、システムコントローラ10はまず図4のステップ
F100としてそれまでかけられていたフォーカスサー
ボをオフとする制御を行う。即ちサーボプロセッサ14
にフォーカスサーボループを開くように指示を与える。
【0040】その後、すぐにはフォーカスジャンプ移動
としての対物レンズ2の移動(この場合ディスク90へ
近づく方向へのジャンプ移動)を実行させず、ステップ
F101〜F106の処理としてフォーカスジャンプ準
備移動動作を実行させる。即ちまずステップF101と
して、対物レンズ2をフォーカスジャンプ方向とは反対
の方向へ移動させるように、サーボプロセッサ14から
二軸ドライバ16にキック電圧VK0を印加させる。そ
してステップF102で特定の時間Δtが経過するのを
待つ。この処理による動作は図5(b)のt0〜t1に
示す動作となり、つまり対物レンズ2がディスク90か
ら遠ざかる方向へのキック電圧VK0をΔt時間だけ与
え、これによって図5(c)に示すように対物レンズ2
はディスク90から遠ざかる方向にわずかに移動され
る。
【0041】Δt時間が経過したら、システムコントロ
ーラ10の処理はステップF103に進み、今度はフォ
ーカスジャンプ方向へのキック電圧VK1を二軸ドライ
バ16に印加させる。すると図5(c)のようにt1時
点以降は対物レンズ2はディスク90に近づく方向に移
動されることになる。この状態で、ステップF106で
フォーカスエラー信号FEのゼロクロスが検出されるこ
と、即ち対物レンズ2が、t0時点直前での第1信号記
録面90aに合焦状態にある位置にまで復帰することを
待つわけであるが、このときステップF104,F10
5としての処理が行われる。まずステップF104では
キック電圧VK1によって移動されている対物レンズ2
の移動速度を検出する。これは、その時点でのフォーカ
スエラー信号FEを微分することで検出できる。続いて
ステップF105で、検出された移動速度に応じて、フ
ォーカスジャンプ移動としての適切なキック電圧VK2
の値を設定する。
【0042】そしてステップF106でゼロクロスタイ
ミングが検出されたら、ステップF107から実際のフ
ォーカスジャンプ移動としての処理に移り、まずフォー
カスジャンプ方向へキック電圧VK2を印加する。これ
は図5のt2時点からの処理となる。
【0043】ステップF106で待機しているゼロクロ
スタイミング、つまり図5のt2次点としてのフォーカ
スエラー信号FEのゼロクロスタイミングとは、対物レ
ンズ2がこの図4のフォーカスジャンプ処理を開始する
t0時点の直前に位置していた位置に戻るタイミングで
ある。そしてステップF104で検出される対物レンズ
移動速度は、ほぼ、実際のフォーカスジャンプ移動を開
始する際の対物レンズ2の初速度とみることができる。
そしてステップF105で検出された移動速度(即ち初
速度)に応じてキック電圧VK2が設定されるというこ
とは、実際のフォーカスジャンプ移動としてのt2時点
以降のキック電圧VK2が、フォーカスジャンプ移動開
始時(t2時点)の移動速度に応じて適切なキック電圧
とされることを意味する。
【0044】t2時点以降は、ステップF107の処理
によりキック電圧VK2が印加されることで、対物レン
ズ2はディスク90に近づく方向に移動して行くが、こ
のときシステムコントローラ10はステップF108
で、次にフォーカスエラー信号のゼロクロスが観測され
るタイミングを待機している。このゼロクロスタイミン
グは、図5のt3時点のタイミングに相当し、つまり対
物レンズ2が第1信号記録面90aに対してのS字カー
ブが観測される位置範囲を脱するタイミングである。
【0045】このタイミングが検出されたら、システム
コントローラ10はステップF109の処理としてフォ
ーカスドライブ電圧をオフとさせる。従って対物レンズ
2はt3時点以降は慣性によりディスク90に近づく方
向に移動していく。この状態でシステムコントローラ1
0はステップF110で、次のS字カーブが観測され始
めるタイミングを待機する。即ち対物レンズ2が移動し
ていくことによって、フォーカスエラー信号FEにはあ
る時点から第2信号記録面90bに対してのS字カーブ
がみられるようになるが、その開始タイミングを検出す
るものである。このS字カーブの開始タイミングは、例
えばフォーカスエラー信号FEを、ゼロレベルに近い或
る所定のレベルと比較していることで検出できる。
【0046】図5の場合t4時点が、ステップF110
でS字カーブの開始と検出されるタイミングであり、こ
の時点からシステムコントローラ10の処理はステップ
F111に進む。そして、二軸ドライバ16にブレーキ
電圧VK3を印加させる。ブレーキ電圧とは、フォーカ
スジャンプ方向とは逆方向へのキック電圧のことであ
り、この場合、ディスク90から遠ざかる方向へのキッ
ク電圧となる。ただしブレーキ電圧VK3が印加される
時点では対物レンズ2はディスク90に近づく方向に移
動している最中であるため、ブレーキ電圧VK3の印加
は、対物レンズ2のディスク90に近づく方向への移動
速度の低下としてあらわれる。従ってt4時点以降は、
対物レンズ2は移動速度は下がっていくが、それまでと
同様にディスク90に近づいていく。
【0047】ここで、ブレーキ電圧VK3が印加される
のは、第2信号記録面90bに対するS字カーブが観測
され始めた時点であり、従ってそのまま対物レンズ2の
移動が、速度が遅くなりながらも継続されることで、そ
の後の或る時点でフォーカスエラー信号のゼロクロスが
検出される。このゼロクロス検出はステップF112の
処理となり、図5でいえば時点t5のタイミングとな
る。このゼロクロス検出時前後の対物レンズ2の位置
は、図2における位置P2前後に相当し、つまり、第2
信号記録面90bに対するフォーカス引込範囲内であ
る。従って処理をステップF113に進めてフォーカス
サーボループをオンとさせることで、第2信号記録面9
0bに対するフォーカスサーボが良好に引き込まれ、以
降フォーカスサーボ動作により第2信号記録面90bに
対する合焦状態が維持されることになる。これによって
第1信号記録面90aから第2信号記録面90bへのフ
ォーカスジャンプが完了する。
【0048】以上のような本例でのフォーカスジャンプ
動作は、ステップF106までのフォーカスジャンプ準
備移動動作(図5のt0〜t2期間)として、対物レン
ズ2の移動、即ち軸摺動型の二軸機構3の軸方向の摺動
が動摩擦状態とされるため、ステップF107以降のフ
ォーカスジャンプ移動動作(図5の時点t2以降)にお
いて、静摩擦状態と動摩擦状態の変化によって摩擦によ
る負荷が変動することでフォーカスジャンプ動作が不安
定になるということはない。即ちフォーカスジャンプ開
始時点から終了時点まで摩擦による負荷がほぼ一定にな
るため、印加するフォーカスドライブ電圧に応じた対物
レンズ移動量が正確に把握でき、これによって安定した
フォーカスジャンプ動作が実現される。また特に本例の
場合、ステップF104、F105でフォーカスジャン
プ移動動作の初速度に応じてフォーカスジャンプ移動の
ための適切なキック電圧VK2の値を設定しているた
め、より安定したフォーカスジャンプ動作が実現され
る。以上のことからフォーカスジャンプ時にジャンプ先
の信号記録面でフォーカス引込ができず、フォーカスサ
ーチからやり直すといったこともほとんどなくなり、動
作の迅速化が実現される。
【0049】なお、図5では第1信号記録面90aから
第2信号記録面90bにフォーカスジャンプする場合の
例を説明したが、第2信号記録面90bから第1信号記
録面90aにフォーカスジャンプする場合も同様に、フ
ォーカスジャンプ準備移動動作が行われることで、安定
した動作が実現される。またフォーカスジャンプ準備動
作としての対物レンズの移動動作例は上記例以外にも考
えられる。あくまでも二軸機構3を動摩擦状態にした状
態でフォーカスジャンプ移動が行われるようにすればよ
いものである。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、フォー
カスジャンプ動作を実行する際には、対物レンズがフォ
ーカスジャンプ準備移動動作をしてからフォーカスジャ
ンプ移動動作を行うようにしている。即ちフォーカスジ
ャンプ準備移動動作として、あらかじめ或る程度対物レ
ンズを移動させることで、軸摺動動作に関して動摩擦状
態とし、フォーカスジャンプ移動動作に関しては、始め
から動摩擦状態として動作制御できるようにしている。
これによって軸摺動型の2軸機構を用いる場合でもフォ
ーカスジャンプ制御が容易となり、安定したフォーカス
ジャンプ動作が実現できる。また従って、軸摺動型の2
軸機構の利点であるダイナミックスキュー特性の良さを
生かすことができる。
【0051】またフォーカスジャンプ準備移動動作とし
て、対物レンズが反フォーカスジャンプ方向に移動され
た後、フォーカスジャンプ方向に戻る移動が行われるよ
うにすれば、効率的なフォーカスジャンプ準備移動動作
となり、またその動作制御も容易である。さらに、フォ
ーカスジャンプ準備移動動作期間においてフォーカスジ
ャンプ開始時点直前の対物レンズの移動速度を検出し、
その移動速度に応じてフォーカスジャンプ実行時の対物
レンズ移動手段に対する駆動信号レベルを設定すること
で、より的確なフォーカスジャンプ移動動作の制御がで
き、フォーカスジャンプ動作はより安定したものとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のディスクドライブ装置の
ブロック図である。
【図2】実施の形態のフォーカスジャンプ動作の説明図
である。
【図3】実施の形態のフォーカスエラー信号のS字カー
ブの説明図である。
【図4】実施の形態のフォーカスジャンプ動作のフロー
チャートである。
【図5】実施の形態のフォーカスジャンプ動作の説明図
である。
【図6】DVDの層構造の説明図である。
【図7】軸摺動型の2軸機構の説明図である。
【符号の説明】
1 ピックアップ、2 対物レンズ、3 二軸機構、4
レーザダイオード、5 フォトディテクタ、6 スピ
ンドルモータ、8 スレッド機構、9 RFアンプ、1
0 システムコントローラ、13 インターフェース
部、14 サーボプロセッサ、20 キャッシュメモ
リ、70 ディスクドライブ装置、80 ホストコンピ
ュータ、90 ディスク、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 層構成となる複数の信号記録面を有する
    記録媒体に対して、その信号記録面にレーザ光を照射し
    てデータの記録又は再生を行うディスクドライブ装置に
    おいて、 少なくとも、レーザ光源、レーザ光の出力端となる対物
    レンズ、記録媒体からの反射光を検出する検出部を有す
    るピックアップ手段と、 前記対物レンズを記録媒体に接離する方向に移動させる
    ことで、記録媒体の信号記録面に対するレーザ光のフォ
    ーカス状態を設定する対物レンズ移動手段と、 前記検出部により得られた情報からフォーカスエラー信
    号を生成し、該フォーカスエラー信号に基づいて前記対
    物レンズ移動手段を駆動することで、レーザ光が或る信
    号記録面に対して合焦状態を保つようにするとともに、
    或る信号記録面に対する合焦状態から他の信号記録面に
    対する合焦状態に移行するフォーカスジャンプ動作を実
    行する際には、前記対物レンズがフォーカスジャンプ準
    備移動動作をしてからフォーカスジャンプ移動動作を行
    うように前記対物レンズ移動手段の駆動制御を行うフォ
    ーカス制御手段と、 を備えたことを特徴とするディスクドライブ装置。
  2. 【請求項2】 前記フォーカス制御手段は、前記フォー
    カスジャンプ準備移動動作として、前記対物レンズが反
    フォーカスジャンプ方向に移動された後、フォーカスジ
    ャンプ方向に戻る移動が行われるように、前記対物レン
    ズ移動手段の駆動制御を行うことを特徴とする請求項1
    に記載のディスクドライブ装置。
  3. 【請求項3】 前記フォーカス制御手段は、フォーカス
    ジャンプ準備移動動作期間においてフォーカスジャンプ
    開始時点直前の前記対物レンズの移動速度を検出し、そ
    の移動速度に応じてフォーカスジャンプ移動動作実行時
    の前記対物レンズ移動手段に対する駆動信号レベルを設
    定することを特徴とする請求項1に記載のディスクドラ
    イブ装置。
JP33167497A 1997-12-02 1997-12-02 ディスクドライブ装置 Withdrawn JPH11167725A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007271979A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Yokogawa Electric Corp 生物顕微鏡
US7613092B2 (en) 2004-04-22 2009-11-03 Sony Corporation Reproduction apparatus and focus jump method

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US7613092B2 (en) 2004-04-22 2009-11-03 Sony Corporation Reproduction apparatus and focus jump method
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