JPH06290466A - フォーカスサーボ装置 - Google Patents

フォーカスサーボ装置

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JPH06290466A
JPH06290466A JP9832393A JP9832393A JPH06290466A JP H06290466 A JPH06290466 A JP H06290466A JP 9832393 A JP9832393 A JP 9832393A JP 9832393 A JP9832393 A JP 9832393A JP H06290466 A JPH06290466 A JP H06290466A
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JP
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focus
search
signal
speed
servo
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JP9832393A
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English (en)
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Shunichi Miyazono
俊一 宮園
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Priority to DE69425385T priority patent/DE69425385T2/de
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フォーカスサーチの迅速化。 【構成】 フォーカスサーボ装置において、対物レンズ
を高速駆動する第1のフォーカスサーチ駆動信号発生手
段35,37と、同じく低速で駆動する第2のフォーカ
スサーチ駆動信号発生手段34,36とを備え、また、
制御手段11としては、フォーカスサーチ処理が開始さ
れた時点からはまず第1のフォーカスサーチ駆動信号発
生手段により高速サーチを実行させFOK信号を検出す
る。そして、FOK信号検出に基づいて第2のフォーカ
スサーチ駆動信号発生手段により低速サーチを実行させ
て、この第2のサーチ期間において検出されるFOK信
号、FZC信号に基づいてフォーカスサーボを開始する
ように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスク、光磁気ディ
スク等のディスク状記録媒体に対応した記録装置、再生
装置における光学ヘッドから出力される光ビームのフォ
ーカスサーボ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスク、光磁気ディスク等のディス
ク状記録媒体に対応した記録装置、再生装置において
は、光学ヘッドから出力される光ビームをディスク記録
面上において適正な焦点状態となるように制御されなけ
ればならず、このため光学ヘッドにおける対物レンズを
ディスク記録面に対して接離する方向に駆動してフォー
カス制御を行なうフォーカスサーボ装置が設けられてい
る。
【0003】そして、フォーカスサーボが可能な範囲
(フォーカス引込可能範囲)は比較的狭いため、記録/
再生動作の開始時やトラックアクセス後においては、ま
ずフォーカスサーチ動作を実行してフォーカス引込可能
範囲にまで対物レンズ位置を制御し、その後フォーカス
サーボループをオンとしてフォーカスサーボが実行され
るようにしている。なお、記録又は再生動作のための立
ち上げ処理としては、フォーカスサーチ及びフォーカス
サーボが実行されたうえで、スピンドルサーボ、トラッ
キングサーボが実行される。そしてこの立ち上げ処理が
完了すると、記録又は再生のための光ビームによる記録
又は再生のための走査が可能となる。
【0004】フォーカスサーチ動作としては、例えば対
物レンズをディスク盤面から最も離れた位置と最も近接
した位置の間において強制的に移動させる。この際に、
光学ヘッドにおいて反射光を検出する4分割ディテクタ
の出力の演算処理によって得られるフォーカスエラー信
号EF としては、ある地点で図10(b)のようにS字
カーブが得られる。また、RF信号としては図10
(a)のようになる。ここで、RF信号を所定のスレッ
ショルド値Thと比較することによって図10(c)の
ようにFOK信号が得られるが、このFOK信号はフォ
ーカス引込可能範囲を示すものとなる。
【0005】フォーカスサーチ動作により、対物レンズ
位置をこのFOK信号のH期間であるフォーカス引込可
能範囲に制御した段階で、フォーカスサーボをオンとす
ると適正なフォーカス制御が実行される。つまり、フォ
ーカス引込可能範囲において図10(d)のフォーカス
ゼロクロス検出信号(FZC信号,即ちフォーカスオン
検出信号)の立下り地点に対して対物レンズを制御する
フォーカスサーボ制御が実行される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、フォーカスサ
ーチ動作は迅速に完了されることが重要である。フォー
カスサーチ動作が短時間で完了されることにより、立ち
上げ処理に要する時間が減少され、迅速なデータ再生等
が可能となるためである。
【0007】また、近年開発され、いわゆるミニディス
クとして知られているようにディスクから読み出したデ
ータを一旦バッファメモリに高速レートで記憶してい
き、一方、比較的低速レートである所定タイミング毎に
バッファメモリからデータを読みだして音声信号として
出力していくことで、振動や外乱等によりトラッキング
がはずれても、再生音声出力としてはとぎれることがな
いようにするものがある。即ち、バッファメモリにデー
タが蓄積されている限りは、例えばトラッキングが外れ
てディスクからデータ読出が不能とされても、或る程度
の時間はバッファメモリに蓄積されたデータを継続して
読み出して出力することができる。従ってこの間にトラ
ックアクセスを行なって、正しい位置からディスク再生
を再開すれば、そのまま異常なく動作を続行することが
できる。
【0008】ところが、アクセス後において立ち上げ動
作に時間がかかると、その分バッファメモリの蓄積デー
タを消費することになり、例えば何度もトラッキングが
連続して外れたような場合、バッファメモリの蓄積デー
タ量がゼロとなり、再生音声のとぎれが発生してしまう
ことがある。特に車載用プレーヤではこれは重要な問題
となっている。
【0009】このようなことから、立ち上げ処理はその
迅速化が強く求められており、このためにはフォーカス
サーチ動作の迅速化することが有効であるため、フォー
カスサーチ動作の迅速化が強く求められている。
【0010】なお、このフォーカスサーチ動作の迅速化
のためには、サーチ速度(つまり対物レンズの駆動速
度)を早くすることが考えられるが、あまりサーチ速度
が早いとフォーカス引込可能範囲(FOK信号)の検出
に応じて対物レンズ位置を制御することができないこと
が生ずるという問題がある。このため、或る程度以上の
サーチ速度の高速化は困難であった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の要望に応
じてフォーカスサーチの迅速化を実現するフォーカスサ
ーボ装置を提供することを目的とする。
【0012】このため、所定の駆動信号に基づいて対物
レンズを駆動してディスク状記録媒体に照射する光ビー
ムの焦点位置を可変することにより、フォーカスサーチ
処理を実行してフォーカスサーボ引込可能範囲を検出し
た後、フォーカスサーボループを閉じてフォーカスサー
ボを実行するようになされたフォーカスサーボ装置にお
いて、フォーカスサーチ処理の際に対物レンズを高速で
駆動する第1のフォーカスサーチ駆動信号発生手段と、
同じくフォーカスサーチ処理の際に対物レンズを低速で
駆動する第2のフォーカスサーチ駆動信号発生手段とを
備えるようにし、また、フォーカスサーチ処理を制御す
る制御手段としては、フォーカスサーチ処理が開始され
た時点からはまず第1のフォーカスサーチ駆動信号発生
手段からフォーカスサーチ駆動信号を出力させて第1の
フォーカスサーチ動作を実行させ、この第1のフォーカ
スサーチ期間において検出されるフォーカスサーボ引込
可能範囲検出信号及び/又はフォーカスオン検出信号を
検出する。そして、フォーカスサーボ引込可能範囲検出
信号及び/又はフォーカスオン検出信号の検出に基づい
て所定時点から、第2のフォーカスサーチ駆動信号発生
手段からフォーカスサーチ駆動信号を出力させて第2の
フォーカスサーチ動作を実行させ、この第2のフォーカ
スサーチ期間において検出されるフォーカスサーボ引込
可能範囲検出信号及び/又はフォーカスオン検出信号に
基づいてフォーカスサーボを開始するように制御するよ
うに構成する。
【0013】
【作用】高速でサーチを行なってフォーカスサーボ引込
可能範囲検出信号(FOK信号)及び/又はフォーカス
オン検出信号(FZC信号)の検出を行ない、この検出
時点、又は検出時点から所定時間経過した時点でサーチ
速度を低速に切り換えるようにした上記構成により、フ
ォーカス位置を、まずフォーカスサーボ引込可能範囲の
近辺まで高速に位置させることができる。そして、その
位置から比較的低速、即ちFOK信号の検出に応じてフ
ォーカスサーボ処理に適正に切り換えることができる程
度の速度でサーチを行なえば、適正にフォーカスサーチ
を完了することができ、つまり、迅速で確実なフォーカ
スサーチを実現できる。
【0014】
【実施例】以下、図1〜図9により本発明の実施例を説
明する。図2は実施例のフォーカスサーボ装置を備えた
光磁気ディスク記録再生装置(ミニディスク記録再生装
置)のブロック図である。
【0015】図2において、1は光磁気ディスク又は光
ディスクであり、ディスク1はスピンドルモータ2によ
り回転駆動される。3はディスク1に対して記録/再生
時にレーザ光を照射する光学ヘッドであり、光磁気ディ
スクに対して記録時には記録トラックをキュリー温度ま
で加熱するための高レベルのレーザ出力をなし、また再
生時には磁気カー効果により反射光からデータを検出す
るための比較的低レベルのレーザ出力をなす。
【0016】なお、ディスク1がデータをCDと同様に
ピット形態で記録している光ディスクの場合は、光学ヘ
ッド3は磁気カー効果ではなくCDプレーヤの場合と同
様にピットの有無による反射光レベルの変化に応じて再
生RF信号を取り出すものである。もちろん光ディスク
に対しては後述する磁界記録動作は実行されない。
【0017】このようにディスク1からのデータ読出動
作を行なうため、光学ヘッド3はレーザ出力手段として
のレーザダイオードや、偏向ビームスプリッタや対物レ
ンズ等からなる光学系、及び反射光を検出するためのデ
ィテクタが搭載されている。対物レンズ3aは2軸機構
4によってディスク半径方向及びディスクに接離する方
向に変位可能に保持されており、また、光学ヘッド3全
体はスレッド機構5によりディスク半径方向に移動可能
とされている。
【0018】また、6は供給されたデータによって変調
された磁界を光磁気ディスクに印加する磁気ヘッドを示
し、ディスク1を挟んで光学ヘッド3と対向する位置に
配置されている。
【0019】再生動作によって、光学ヘッド3によりデ
ィスク1から検出された情報はRFアンプ7に供給され
る。RFアンプ7は供給された情報の演算処理により、
再生RF信号、トラッキングエラー信号、フォーカスエ
ラー信号、絶対位置情報(光磁気ディスク1にプリグル
ーブ(ウォブリンググルーブ)として記録されている絶
対位置情報)、アドレス情報、サブコード情報、フォー
カス情報(FOK信号)等を抽出する。そして、抽出さ
れた再生RF信号はエンコーダ/デコーダ部8に供給さ
れる。また、トラッキングエラー信号、フォーカスエラ
ー信号はサーボ回路9に供給される。さらにFOK信号
はシステムコントローラ11に供給される。
【0020】サーボ回路9は供給されたトラッキングエ
ラー信号、フォーカスエラー信号や、システムコントロ
ーラ11からのトラックジャンプ指令、シーク指令、回
転速度検出情報等により各種サーボ駆動信号を発生さ
せ、2軸機構4及びスレッド機構5を制御してフォーカ
ス及びトラッキング制御をなし、またスピンドルモータ
2を一定角速度(CAV)又は一定線速度(CLV)に
制御する。
【0021】再生RF信号はエンコーダ/デコーダ部8
でEFM復調、CIRC等のデコード処理され、メモリ
コントローラ12によって一旦バッファRAM13に書
き込まれる。なお、光学ヘッド3による光磁気ディスク
1からのデータの読み取り及び光学ヘッド3からバッフ
ァRAM13までの再生データの転送は1.41Mbit/secで
(間欠的に)行なわれる。
【0022】バッファRAM13に書き込まれたデータ
は、再生データの転送が0.3Mbit/sec となるタイミング
で読み出され、エンコーダ/デコーダ部14に供給され
る。そして、音声圧縮処理に対するデコード処理等の再
生信号処理を施され、D/A変換器15によってアナロ
グ信号とされ、端子16から所定の増幅回路部へ供給さ
れて再生出力される。例えばL,Rオーディオ信号とし
て出力される。
【0023】このようにディスク1から読み出されたデ
ータを一旦バッファRAM13に高速レートで間欠的に
書き込み、さらに低速レートで読み出して音声出力する
ことで、例えば一時的にトラッキングサーボが外れてデ
ィスク1からのデータ読出が不能になっても音声出力は
そのままとぎれることなく継続されるという、いわゆる
ショックプルーフ機能が実現される。
【0024】アドレスデコーダ10から出力される、プ
リグルーブ情報をデコードして得られた絶対位置情報、
又はデータとして記録されたアドレス情報はエンコーダ
/デコーダ部8を介してシステムコントローラ11に供
給され、各種の制御動作に用いられる。
【0025】ディスク(光磁気ディスク)1に対して記
録動作が実行される際には、端子17に供給された記録
信号(アナログオーディオ信号)は、A/D変換器18
によってデジタルデータとされた後、エンコーダ/デコ
ーダ部14に供給され、音声圧縮エンコード処理を施さ
れる。エンコーダ/デコーダ部14によって圧縮された
記録データはメモリコントローラ12によって一旦バッ
ファRAM13に書き込まれ、また所定タイミングで読
み出されてエンコーダ/デコーダ部8に送られる。そし
てエンコーダ/デコーダ部8でCIRCエンコード、E
FM変調等のエンコード処理された後磁気ヘッド駆動回
路15に供給される。
【0026】磁気ヘッド駆動回路15はエンコード処理
された記録データに応じて、磁気ヘッド6に磁気ヘッド
駆動信号を供給する。つまり、光磁気ディスク1に対し
て磁気ヘッド6によるN又はSの磁界印加を実行させ
る。また、このときシステムコントローラ11は光学ヘ
ッド3に対して、記録レベルのレーザ光を出力するよう
に制御信号を供給する。
【0027】19はユーザー操作に供されるキーが設け
られた操作入力部、20は前述した例えば液晶ディスプ
レイによって構成される表示部を示す。
【0028】なお、光磁気ディスク1においては、楽曲
等のデータが記録されているエリアや未記録エリアを管
理するデータ等がTOC情報として記録されている。そ
して、ディスク1が装填された時点或は記録又は再生動
作の直前等において、システムコントローラ11はスピ
ンドルモータ2及び光学ヘッド3を駆動させ、ディスク
1の例えば最内周側に設定されているTOC領域のデー
タを抽出させる。そして、RFアンプ7、エンコーダ/
デコーダ部8を介してメモリコントローラ12に供給さ
れたTOC情報はバッファRAM13の所定の領域に蓄
えられ、以後そのディスク1に対する記録/再生動作の
制御に用いられる。
【0029】このような記録再生装置に搭載される本実
施例のフォーカスサーボ装置の構成を図1に示す。図1
は図2における光学ヘッド3、RFアンプ7、サーボ回
路9、及びシステムコントローラ11を抽出して詳しく
示している。なお、この図2にはフォーカスサーボ装置
としての構成部分のみを示し、トラッキング、スレッ
ド、スピンドルの各サーボ回路構成は図示及び説明を省
略する。
【0030】光学ヘッド3においては反射光を検出する
4分割ディテクタ3b(A,B,C,D)及びサイドス
ポット用ディテクタ3c(E,F)が備えられ、RFア
ンプ7においてはサイドスポット用ディテクタ3cから
の検出信号(E,F)が用いられてトラッキングエラー
信号が生成される。フォーカスエラー信号EF は、RF
アンプ7において、4分割ディテクタ3bの出力(A,
B,C,D)の演算処理(A+D)−(B+C)が実行
されて生成される。
【0031】なお、RFアンプ7においてRF信号は4
分割ディテクタ3bの出力(A,B,C,D)の演算処
理(A+D+S+C)が実行されて生成され、前記図1
0で説明したFOK信号はこのRF信号と所定のスレッ
ショルド値の比較処理によって生成されて、システムコ
ントローラ11に供給される。
【0032】フォーカスエラー信号EF はサーボ回路9
において抵抗R1 ,R2 を介して位相補償回路30に供
給され、位相補償処理がなされる。そして、位相補償回
路30の出力は抵抗R3 を介して差動増幅回路31を介
してフォーカスドライバ32に供給される。そしてフォ
ーカスドライバ32の出力がフォーカスドライブ信号と
して2軸機構4におけるフォーカスコイルに印加され
る。R4 は差動増幅回路31の帰還抵抗である。
【0033】以上の信号ループがフォーカスサーボルー
プとされ、このループはスイッチSW1 がオフであると
きに機能して、フォーカスサーボ制御が実行されること
になる。スイッチSW1 がオンとなると、このフォーカ
スサーボのためのフィードバックループが開かれ、フォ
ーカスサーボ動作はオフとされる。
【0034】また、フォーカスエラー信号EF は比較器
33に供給され、基準電圧Vref と比較されることによ
りFZC信号が生成され、システムコントローラ11に
供給される。
【0035】34〜37は電流源回路であり、34はフ
ォーカスサーチ動作において、対物レンズ3aをディス
ク1の盤面に接近する方向に比較的低速で駆動するため
のドライブ電流を出力する電流源回路、35はフォーカ
スサーチ動作において、対物レンズ3aをディスク1の
盤面に接近する方向に高速で駆動するためのドライブ電
流を出力する電流源回路である。また、36はフォーカ
スサーチ動作において、対物レンズ3aをディスク1の
盤面から離れる方向に比較的低速で駆動するためのドラ
イブ電流を出力する電流源回路、37はフォーカスサー
チ動作において、対物レンズ3aをディスク1の盤面に
離れる方向に高速で駆動するためのドライブ電流を出力
する電流源回路である。
【0036】これらの電流源回路はそれぞれスイッチS
3 ,SW4 ,SW5 ,SW6 を介して時定数コンデン
サC1 及び時定数抵抗R7 からなる時定数回路に接続さ
れている。またこの時定数回路の出力は差動増幅回路3
8、抵抗R6 ,R5 を介して差動増幅回路31に供給さ
れるようになされており、スイッチSW2 がオフである
期間は、電流源回路34〜37からのサーチドライブ電
流がフォーカスドライバ32を介して2軸機構4のフォ
ーカスコイルに印加されるようになされている。
【0037】スイッチSW1 〜SW6 は、それぞれシス
テムコントローラ11から供給されるスイッチ制御信号
SW1 〜SSW6 によってオン/オフ制御される。ただ
し、スイッチSW3 〜SW6 については、フォーカスサ
ーチ時において択一的にオンとされる。
【0038】本実施例のフォーカスサーボ装置として
は、図2に示したサーボ回路(フォーカスサーボ回路)
9とシステムコントローラ11のフォーカスサーボ回路
に対する制御機能によって構成されるものである。
【0039】本実施例のフォーカスサーボ装置のフォー
カスサーチ動作を、以下、図3のフローチャート及び図
4〜図6により説明する。図3は、図4〜図6に示すフ
ォーカスサーチを実行するためのシステムコントローラ
11のフォーカスサーボ回路に対する制御動作を示すも
のである。
【0040】そして、この実施例のフォーカスサーチ動
作は、高速サーチと低速サーチの2段階で実行されるも
のである。まず、第1段階である高速サーチの動作を図
4及び図3のステップF101〜F109で説明する。なお、ダ
ウン方向とは対物レンズ3aがディスク1の盤面より離
れる方向、アップ方向とは対物レンズ3aがディスク1
の盤面に接近する方向をさすこととする。
【0041】立ち上げ処理としてフォーカスサーチが開
始されると(F101)、まずシステムコントローラ11はス
イッチSW1 をオンとしてフォーカスサーボループを開
放し、また、スイッチSW2 をオフとする。そしてスイ
ッチSW6 をオンとする。これにより、電流源回路37
をドライブ信号源とするダウン方向への高速のサーチ動
作が実行される(F102)。図4のt0 時点においてフォー
カスサーチが開始されたとすると、まず、このダウン方
向への高速のサーチ動作をt1 時点までの20msec
の期間実行する (F102→F103→F104→F102のループ処
理)。なお、この間にFOK信号のH状態が検出された
ら (F103→YES)、第2段階のサーチ処理に移るが、これ
は後述する。
【0042】ダウン方向への高速のサーチ動作が20m
sec実行されたt1 時点からは、今度はシステムコン
トローラ11はスイッチSW6 をオフとするとともにス
イッチSW4 をオンとして、電流源回路35をドライブ
信号源とするアップ方向への高速サーチを実行する (F1
04→F105) 。このアップ方向への高速のサーチ動作をt
1 時点までの60msecの期間実行する (F105→F106
→F107→F105のループ処理)。なお、この間にFOK信
号が検出された場合も (F106→YES)、後述の第2段階の
サーチ処理に移る。t2 時点まで60msecのアップ
方向の高速サーチが実行された後は、再び、ダウン方向
の高速サーチを実行する (F107→F108→F102) 。
【0043】即ちステップF101〜F109による第1段階の
サーチ動作としては、図4から分かるように、20ms
ecのダウン高速サーチ、60msecのアップ高速サ
ーチ、140msecのダウン高速サーチ、250ms
ecのアップ高速サーチ、300msecのダウン高速
サーチ、150msecのアップ高速サーチと実行して
いき、150msecのアップ高速サーチが終了された
時、即ち図4のt6 時点までにFOK信号のH状態が検
出されなかったらサーチエラーとみなして一旦フォーカ
スサーチ動作をオフとし、再度初めからフォーカスサー
チ処理を行なう(F108→F109→F101) 。
【0044】なお、図3の処理ステップでは簡略化して
示しているが、ステップF104の所定時間とは、高速ダウ
ンサーチが何回目であるかに応じて20msec,14
0msec,300msecとなり、またステップF107
の所定時間とは、高速アップサーチが何回目であるかに
応じて60msec,250msec,150msec
となることになる。
【0045】また、この第1のフォーカスサーチにおい
てサーチエラーとなった後、再度フォーカスサーチを実
行する場合は、図8に示すように所定回数目のリトライ
からは速度を多少遅くして(後述する第2段階のサーチ
速度を1倍速としたときに、4倍速→2倍速)実行する
ようにしている。
【0046】このような第1段階の高速サーチ動作中に
おいては、実際には図4のt6 時点でサーチエラーとさ
れるまでの期間においていづれかの時点でFOK信号が
検出され、第2段階のサーチ動作にうつることになる。
この第2段階のサーチとは、第1段階のサーチよりも低
速で実行されるサーチ動作であり、この場合の低速とは
対物レンズ位置をフォーカスオン地点に確実に引き込む
ことのできる速度を指し、即ち従来のフォーカスサーボ
回路におけるフォーカスサーチ速度と同程度の速度のこ
とである。
【0047】いま、t1 〜t2 期間の高速アップサーチ
の途中で、図5に示すようにtS1時点でHレベルのFO
K信号が検出されたとする。すると、システムコントロ
ーラ11は第2段階のサーチ処理に移る (F106→YES)。
ただし、実際に第2段階、つまり低速のサーチを実行す
る前に、図5に破線で示すように、FOK信号が検出さ
れたts1時点からts2時点までの60msecの期間
は、そのまま高速のアップ方向のサーチを続行させる(F
110)。
【0048】そして、60msec経過したtS2時点に
達すると、スイッチSW4 をオフとするとともにスイッ
チSW5 をオンとする。つまり、電流源回路36をドラ
イブ信号源とするダウン方向への低速のサーチ、即ち実
際の第2段階のサーチを実行する(F112)。
【0049】そして、この低速ダウンサーチの期間にお
いてFOK信号及びFZC信号を監視し、FOK信号が
Hレベルとなって、かつFZC信号が立ち下がることを
検出する(F113)。例えば図5のtS3時点でFOK信号が
Hレベルとなり、またFZC信号が立ち下がったとした
ら、この時点でスイッチSW1 をオフ、スイッチSW2
をオンとする。即ちフォーカスサーボループを閉じてフ
ォーカスサーチを終了し、フォーカスサーボをオンとす
る (F113→F115) 。
【0050】なお、第2段階の低速ダウンサーチでフォ
ーカスオン地点、即ちFOK信号がHレベルとなりFZ
C信号が立ち下がる地点が検出されないまま、その低速
ダウンサーチが図6に示すようにtS4時点までの500
msec実行されたら、これをサーチエラーとみなし、
一旦フォーカスサーチ動作をオフとし、再度初めからフ
ォーカスサーチ処理を行なうことになる (F114→F109→
F101) 。
【0051】次にフォーカスサーチ動作の他の場合を説
明する。例えば第1段階のサーチにおける図4のt4
5 期間の高速ダウンサーチの途中で、図7に示すよう
にtS1時点でHレベルのFOK信号が検出されたとす
る。すると、システムコントローラ11は第2段階のサ
ーチ処理に移る (F103→YES)。
【0052】ただし、ここで実際の第2段階の低速サー
チに移る前に、図5に破線で示すように、FOK信号が
検出された時点においてスイッチSW6 をオフとしてス
イッチSW4 をオンとし、つまりダウンからアップ方向
に切り換えて、続く60msecの期間を高速のままア
ップ方向のサーチを実行する(F111)。そして、60ms
ec経過したtS2時点に達すると、スイッチSW4 をオ
フとするとともにスイッチSW5 をオンとする。つま
り、電流源回路36をドライブ信号源とするダウン方向
への低速のサーチを実行する(F112)。
【0053】そして、この低速ダウンサーチの期間にお
いてFOK信号及びFZC信号を監視し、FOK信号が
Hレベルとなって、かつFZC信号が立ち下がることを
検出する(F113)。例えば図7のtS3時点でFOK信号が
Hレベルとなり、またFZC信号が立ち下がったとした
ら、この時点でスイッチ1 をオフ、スイッチSW2 をオ
ンとする。即ちフォーカスサーボループを閉じてフォー
カスサーチを終了し、フォーカスサーボをオンとする
(F113→F115) 。
【0054】なお、この第2段階の低速ダウンサーチの
場合も、500msec実行してもでフォーカスオン地
点、即ちFOK信号がHレベルとなり、またFZC信号
が立ち下がる地点が検出されなかったら、これをサーチ
エラーとみなし、一旦フォーカスサーチ動作をオフと
し、再度初めからフォーカスサーチ処理を行なうことに
なる (F114→F109→F101) 。
【0055】このようにフォーカスサーチ動作が、第1
段階の高速サーチと第2段階の低速サーチにより実行さ
れることにより、まず第1段階の高速サーチでフォーカ
ス引込可能範囲近辺まで高速で接近させることができ、
しかもそのフォーカス引込可能範囲近辺からは第2段階
の低速サーチで高い確実性においてフォーカス点を検出
ことができるため、迅速でしかも確実性の高いフォーカ
スサーチ動作を実現できることになる。
【0056】なお、この実施例の処理では、第1段階の
サーチのアップ方向サーチにおいてFOK信号のHレベ
ルが検出された場合と、ダウン方向サーチにおいてFO
K信号のHレベルが検出された場合とのいづれ場合で
も、一旦60msecアップ方向に移動させた後、第2
段階の低速サーチがダウン方向になされるようにした
が、これはミニディスク記録再生装置におけるフォーカ
スサーボ装置に好適となるようにしたためである。
【0057】すなわち、この種の光磁気ディスクでは、
磁気記録膜の表面だけでなく磁気記録膜の手前に位置す
る保護膜の表面からも反射光が得られることから、その
保護膜に対する合焦位置近辺で反射光情報にはフォーカ
スS字カーブが表われてしまうことになる。この場合、
そのS字カーブのレベルは真のS字カーブ、即ち磁気記
録膜に対する反射光から得られるS字カーブより振幅レ
ベルは小さいが、RFアンプ7においてAGC回路が設
けられている場合、これらがほぼ同様の振幅レベルであ
らわれてしまい、合焦点位置を誤検出してしまうことが
ある。これに対して、対物レンズをディスク近接位置か
らダウン方向に移動させていけば、先に真のS字カーブ
が検出されることになり、上記誤検出を避けることがで
きるため、上述のように本実施例では、第2段階のサー
チはダウン方向となるようにしている。
【0058】なお、このような誤検出の可能性がない装
置に搭載されるフォーカスサーボ装置としては、第2段
階の低速サーチはアップ方向に実行(即ち電流源回路3
4を用いるサーチ)してもよい。
【0059】また、この実施例では第1段階のサーチと
してまず20msecダウン方向にサーチしているが、
アップ方向のサーチから開始されるようにしてもよい。
ただし、フォーカスサーチ実行時のフォーカスコイル無
通電状態における対物レンズ位置は、比較的ジャストフ
ォーカス点に近い場合が多いため、実施例のように少し
だけダウンさせてからアップ方向のサーチを行なうるこ
とに、早くHレベルのFOK信号を検出できる可能性が
高くなるという利点がある。
【0060】また、この実施例では、第1段階のサーチ
の範囲を徐々に広げていくようにしているため、フォー
カスサーチ実行時点で対物レンズが最も近接位置又は最
も遠方位置に制御されてデバイス端面に衝突することは
なく、この際に発生していた音が解消されるという利点
もある。
【0061】ところで、第1段階のサーチとしては実施
例のよう徐々に範囲を広げていく図9(a)の制御方式
のほか、図9(b)のように一定のサーチ範囲を繰り返
すように制御してもよい。
【0062】なお、第1段階の高速サーチはFOK信号
に基づいて終了されるようにしたが、FZC信号、また
はFOK信号とFZC信号の両方を用いてこの終了時点
を判別するようにしてもよい。さらに、実施例では第1
段階の高速サーチにおいてFOK信号のHレベルが検出
されてから60msec経過してから第2段階の低速ー
チに移るようにしているが、60msecに限られるも
のではなく、場合によってはFOK信号のHレベルが検
出された時点で即座に低速サーチに切り換えてもよい。
【0063】例えば、FOK信号のHレベルが検出され
た時点で、第2段階の低速サーチに切り換え、この低速
サーチをその近辺のみでアップ方向/ダウン方向に繰り
返して行なうことも考えられる。
【0064】なお、実施例はミニディスク記録再生装置
に搭載したフォーカスサーボ装置としたが、本発明のフ
ォーカスサーボ装置はこれに限られず、CDその他のデ
ィスク状記録媒体に対応する記録装置、再生装置におい
て適用できる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明のフォーカス
サーボ装置は、フォーカスーチ動作の際に、まず高速で
サーチを行なってフォーカスサーボ引込可能範囲検出信
号(FOK信号)及び/又はフォーカスオン検出信号
(FZC信号)の検出を行ない、この検出時点、又は検
出時点から所定時間経過した時点でサーチ速度を低速に
切り換えるようにしたため、フォーカスサーボ引込可能
範囲の近辺まで高速に接近し、またその位置から確実に
フォーカスオン地点に引き込むことができることにな
り、即ち迅速でしかも信頼性の高いフォーカスサーチ動
作を実現できるという効果がある。
【0066】そして、このフォーカスサーボ装置による
フォーカスサーチの迅速化により、立ち上げ処理が迅速
化されることで、記録/再生操作の応答性のよい記録/
再生装置を実現でき、また、ショックプルーフ機能を備
えた再生装置では、その耐震機能を向上させることにも
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフォーカスサーボ装置の実施例の構成
図である。
【図2】実施例のフォーカスサーボ装置を備えた記録再
生装置のブロック図である。
【図3】実施例のフォーカスサーボ装置のフォーカスサ
ーチ動作のフローチャートである。
【図4】実施例のフォーカスサーボ装置の第1のサーチ
動作の説明図である。
【図5】実施例のフォーカスサーボ装置のフォーカスサ
ーチ動作の説明図である。
【図6】実施例のフォーカスサーボ装置のフォーカスサ
ーチ動作の説明図である。
【図7】実施例のフォーカスサーボ装置のフォーカスサ
ーチ動作の説明図である。
【図8】実施例のフォーカスサーボ装置の第1のサーチ
動作の説明図である。
【図9】実施例のフォーカスサーボ装置の第1のサーチ
動作の他の例の説明図である。
【図10】フォーカスサーチ動作の説明図である。
【符号の説明】
1 ディスク 3 光学ヘッド 3a 対物レンズ 4 2軸機構 7 RFアンンプ 9 サーボ回路 11 システムコントローラ 31,38 差動増幅回路 32 フォーカスドライバ 33 比較器 34,35,36,37 電流源回路 SW1 ,SW2 ,SW3 ,SW4 ,SW5 ,SW6
イッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
このようなことから、立ち上げ処理
はその迅速化が強く求められており、このためにはフォ
ーカスサーチ動作迅速化することが有効であるため、
フォーカスサーチ動作の迅速化が強く求められている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】このような記録再生装置に搭載される本実
施例のフォーカスサーボ装置の構成を図1に示す。図1
は図2における光学ヘッド3、RFアンプ7、サーボ回
路9、及びシステムコントローラ11を抽出して詳しく
示している。なお、この図1にはフォーカスサーボ装置
としての構成部分のみを示し、トラッキング、スレッ
ド、スピンドルの各サーボ回路構成は図示及び説明を省
略する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】
なお、RFアンプ7において前記図
10で説明したFOK信号は、4分割ディテクタ3bの
出力(A,B,C,D)の演算処理(A+B+C+D)
で得られた信号と所定のスレッショルド値の比較処理に
よって生成されて、システムコントローラ11に供給さ
れる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】
そして、この低速ダウンサーチの期
間においてFOK信号及びFZC信号を監視し、FOK
信号がHレベルとなって、かつFZC信号が立ち下がる
ことを検出する(F113)。例えば図7のtS3時点でFOK
信号がHレベルとなり、またFZC信号が立ち下がった
としたら、この時点でスイッチSW1 をオフ、スイッチ
SW2 をオンとする。即ちフォーカスサーボループを閉
じてフォーカスサーチを終了し、フォーカスサーボをオ
ンとする (F113→F115) 。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正内容】
【0055】
このようにフォーカスサーチ動作
が、第1段階の高速サーチと第2段階の低速サーチによ
り実行されることにより、まず第1段階の高速サーチで
フォーカス引込可能範囲近辺まで高速で接近させること
ができ、しかもそのフォーカス引込可能範囲近辺からは
第2段階の低速サーチで高い確実性においてフォーカス
点を検出することができるため、迅速でしかも確実性の
高いフォーカスサーチ動作を実現できることになる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0065
【補正方法】変更
【補正内容】
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明のフォーカス
サーボ装置は、フォーカスサーチ動作の際に、まず高速
でサーチを行なってフォーカスサーボ引込可能範囲検出
信号(FOK信号)及び/又はフォーカスオン検出信号
(FZC信号)の検出を行ない、この検出時点、又は検
出時点から所定時間経過した時点でサーチ速度を低速に
切り換えるようにしたため、フォーカスサーボ引込可能
範囲の近辺まで高速に接近し、またその位置から確実に
フォーカスオン地点に引き込むことができることにな
り、即ち迅速でしかも信頼性の高いフォーカスサーチ動
作を実現できるという効果がある。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0066
【補正方法】変更
【補正内容】
【0066】そして、このフォーカスサーボ装置による
フォーカスサーチの迅速化により、立ち上げ処理が迅速
化されることで、記録/再生操作の応答性のよい記録/
再生装置を実現でき、また、ショックプルーフ機能を備
えた再生装置では、その耐振機能を向上させることにも
なる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の駆動信号に基づいて対物レンズを
    駆動してディスク状記録媒体に照射する光ビームの焦点
    位置を可変することにより、フォーカスサーチ処理を実
    行してフォーカスサーボ引込可能範囲を検出した後、フ
    ォーカスサーボループを閉じてフォーカスサーボを実行
    するようになされたフォーカスサーボ装置において、 前記フォーカスサーチ処理において対物レンズを高速で
    駆動する第1のフォーカスサーチ駆動信号発生手段と、 前記フォーカスサーチ処理において対物レンズを低速で
    駆動する第2のフォーカスサーチ駆動信号発生手段と、 前記フォーカスサーチ処理が開始された時点からは前記
    第1のフォーカスサーチ駆動信号発生手段からフォーカ
    スサーチ駆動信号を出力させて第1のフォーカスサーチ
    動作を実行させ、この第1のフォーカスサーチ期間にお
    いて検出されるフォーカスサーボ引込可能範囲検出信号
    及び/又はフォーカスオン検出信号に基づいて所定時点
    から、前記第2のフォーカスサーチ駆動信号発生手段か
    らフォーカスサーチ駆動信号を出力させて第2のフォー
    カスサーチ動作を実行させ、この第2のフォーカスサー
    チ期間において検出されるフォーカスサーボ引込可能範
    囲検出信号及び/又はフォーカスオン検出信号に基づい
    てフォーカスサーボを開始するように制御する制御手段
    と、 を備えてなることを特徴とするフォーカスサーボ装置。
JP9832393A 1993-04-02 1993-04-02 フォーカスサーボ装置 Pending JPH06290466A (ja)

Priority Applications (11)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9832393A JPH06290466A (ja) 1993-04-02 1993-04-02 フォーカスサーボ装置
DE69425385T DE69425385T2 (de) 1993-04-02 1994-03-31 Servosystem zum Fokussieren und Verfahren zum Ermöglichen der Erfassung eines Fokussierungsservosystems
EP94105187A EP0618569B1 (en) 1993-04-02 1994-03-31 Focusing servo system and focus servo acquisition enable method
MYPI94000784A MY131558A (en) 1993-04-02 1994-03-31 Focusing servo system and focus servo acquisition enable with multiple velocity acquisition modes
DE69418761T DE69418761T2 (de) 1993-04-02 1994-03-31 Servosystem zum Fokussieren und Verfahren zum Ermöglichen der Erfassung eines Fokussierungsservosystems
EP98100316A EP0840304B1 (en) 1993-04-02 1994-03-31 Focusing servo system and focus servo acquisition enable method
CN94105277A CN1125444C (zh) 1993-04-02 1994-04-01 聚焦伺服系统与获取焦点伺服的启动方法
KR1019940006877A KR100380879B1 (ko) 1993-04-02 1994-04-01 포커싱서보시스템과초점포착방법
US08/801,547 US5745450A (en) 1993-04-02 1997-02-18 Focusing servo system and focus servo acquisition enable with multiple velocity acquisition modes
US08/808,667 US5912867A (en) 1993-04-02 1997-02-28 Focusing servo system with focus servo acquisition enable which is operational within a predetermined time after the start of the movement of an objective lens
CN03122331A CN1450537A (zh) 1993-04-02 2003-04-29 聚焦伺服系统与获取焦点伺服的启动方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11120570A (ja) * 1997-10-17 1999-04-30 Sony Corp 光学記録媒体のドライブ装置
JP2010160861A (ja) * 2009-01-09 2010-07-22 Kenwood Corp 光ディスク駆動装置及びフォーカスサーチ制御方法
JP2015088205A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 船井電機株式会社 光ディスク装置、及び、そのフォーカス制御方法

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JP2010160861A (ja) * 2009-01-09 2010-07-22 Kenwood Corp 光ディスク駆動装置及びフォーカスサーチ制御方法
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