JP2002230794A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2002230794A
JP2002230794A JP2001028133A JP2001028133A JP2002230794A JP 2002230794 A JP2002230794 A JP 2002230794A JP 2001028133 A JP2001028133 A JP 2001028133A JP 2001028133 A JP2001028133 A JP 2001028133A JP 2002230794 A JP2002230794 A JP 2002230794A
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optical disk
main body
pickup head
lens
light beam
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JP2001028133A
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Tomoaki Hashimoto
智亮 橋本
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0945Methods for initialising servos, start-up sequences
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B19/10Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing presence or absence of record in accessible stored position or on turntable

Abstract

(57)【要約】 【課題】装置本体に光ディスクがセットされているかど
うかの検出にかかる時間を短縮した光ディスク装置を提
供する。 【解決手段】光ディスク装置1は、本体に動作電源の供
給が開始されると、設計レベルで決定される合焦点位置
(光ディスク10の反射記録層に焦点が合う位置)に対
物レンズ4aを移動させ、そのときの反射光量がスレッ
シュホールドSH以上であれば、本体に光ディスク10
がセットされていると判定する。これにより、本体に光
ディスク10がセットされているかどうかの検出に要す
る時間が短縮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CD、LD、D
VD、MD等の光ディスクに記録されているデータの再
生や、データの記録を行う光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CD(コンパクトディスク)、L
D(レーザディスク)、DVD(ディジタルバーサタイ
ルディスク)、MD(ミニディスク)等の光ディスクに
記録されているデータの読み出し(再生)や、光ディス
クへのデータの書き込み(記録)が行える光ディスク装
置があった。
【0003】光ディスク装置には、光ディスクに光ビー
ムを照射し、その反射光を検出するピックアップヘッド
が備えられている。光ディスクは、記録面に同心円状ま
たは螺旋状のトラックが形成されている。データは、ト
ラックに記録される。トラック間には、ミラー部が形成
されている。上記ピックアップヘッドには、光ディスク
のトラックに光ビームを集光するための対物レンズ、該
対物レンズを光ディスクに対して上下動させる機構部
(以下、フォーカス機構と言う。)、および対物レンズ
を光ディスクの半径方向に移動させる機構部(以下、ト
ラッキング機構と言う。)が設けられている。
【0004】一般的な光ディスク装置は、装置本体に対
する動作電源の供給が開始されると、本体に光ディスク
がセットされているかどうかを検出している。この光デ
ィスクの検出について、上記ピックアップヘッドを利用
する方法が種々提案されている(特開平2000−19
5066号、特公平8−14929号、実開平4−93
917号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光ディスクの検出は、対物レンズを上下動させながら得
られた反射光量の波形が光ディスクの記録面の形状に対
応した波形、所謂Sカーブ波形、であれば光ディスク有
りと判断する方法であった。光ディスクの記録面は、表
面が透明層でその下に反射記録層が形成されている。こ
の反射記録層にデータを記録する上記トラックが形成さ
れている。
【0006】このように、従来の装置では、対物レンズ
を上下動させながら得られた反射光量の変化に基づい
て、光ディスクがセットされているかどうかを検出して
おり、該検出にかかる時間が長いという問題があった。
【0007】この発明の目的は、装置本体に光ディスク
がセットされているかどうかの検出にかかる時間を短縮
した光ディスク装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の光ディスク装
置は、上記課題を解決するために以下の構成を備えてい
る。
【0009】(1)本体にセットされた光ディスクにレ
ンズを介して光ビームを照射し、その反射光量を検出す
るピックアップヘッドと、上記ピックアップヘッドのレ
ンズを光ディスクに対して上下動させるフォーカス手段
と、動作電源の供給が開始されたとき、上記フォーカス
手段に対して上記レンズについて予め決められている設
定位置への移動を指示するとともに、上記ピックアップ
ヘッドに対して光ビームの照射を指示し、該ピックアッ
プヘッドで検出された反射光量に基づいて装置本体に光
ディスクがセットされているかどうかを判定する制御手
段と、を備えている。
【0010】上記構成では、装置本体に対する動作電源
の供給が開始されると、ピックアップヘッドのレンズ
が、該レンズについて予め決められている設置位置に移
動される。そして、このとき得られた反射光量に基づい
て光ディスクがセットされているかどうかが判定され
る。
【0011】本体にセットされている光ディスクの反射
記録層に焦点が合うレンズの上下方向の位置について
は、設計レベルでは決まっている。実際には、光ディス
クの加工精度や、本体に対する光ディスクのセット状態
等の影響で、この設計レベルで決まっている位置が少し
変動する。フォーカス手段は、この変動を吸収し、光デ
ィスクの反射記録層に焦点を合わせる。
【0012】光ディスクが本体にセットされている場
合、設計レベルで決まっている上記位置にレンズを移動
させれば、ある程度の反射光量がある。このため、反射
光量について適当な閾値レベルを設定しておけば、本体
に光ディスクがセットされているかどうかの検出が行え
る。
【0013】従来のようにレンズを上下動させたときの
反射光量の変化を検出するのではなく、設計レベルで決
まっている反射記録層に焦点が合う位置にレンズを位置
させたときの反射光量の大きさから、光ディスクがセッ
トされているかどうかを検出しているので、該検出に要
する時間が短縮できる。
【0014】(2)本体にセットされた光ディスクにレ
ンズを介して光ビームを照射し、その反射光量を検出す
るピックアップヘッドと、上記ピックアップヘッドのレ
ンズを光ディスクに対して上下動させるフォーカス手段
と、上記ピックアップヘッドのレンズを光ディスクの半
径方向に移動させるトラッキング手段と、動作電源の供
給が開始されたとき、上記フォーカス手段および上記ト
ラッキング手段に対して上記レンズについて予め決めら
れている設定位置への移動を指示するとともに、上記ピ
ックアップヘッドに対して光ビームの照射を指示し、該
ピックアップヘッドで検出された反射光量に基づいて装
置本体に光ディスクがセットされているかどうかを判定
する制御手段と、を備えている。
【0015】この構成では、装置本体に対する動作電源
の供給が開始されたとき、上記(1)の動作に加えて、
上記レンズを光ディスクの半径方向にも移動させるよう
にした。
【0016】通常、光ディスクは、最内周部にTOC
(TITLE OF CONTENT)を記録してい
る。光ディスクに記録されているデータの読み出しを行
う場合、このTOC領域に記録されている情報を最初に
読みださなければならない。上記TOCは、光ディスク
の何処にどのようなデータが記録されているかを示す情
報である。
【0017】したがって、レンズをTOC領域に移動さ
せておけば、本体に光ディスクがセットされていた場
合、すぐにTOC領域に記録されているデータを読み出
すことができ、これ以降の動作がすみやかに行える。
【0018】(3)上記制御手段が装置本体にディスク
がセットされていないと判定したとき、その旨のメッセ
ージを表示する表示手段を備えている。
【0019】この構成では、ユーザに本体にディスクが
未セットであることを知らせることができるので、ユー
ザに迅速な行動を促すことができる。例えば本体に対す
る光ディスクのセットが迅速に行える。
【0020】(4)上記制御手段は、装置本体にディス
クがセットされていないと判定したとき、本体の消費電
力を抑えたパワーセーブモードに移行する。
【0021】この構成では、本体の消費電力が抑えら
れ、経済的である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態にかか
る光ディスク装置について説明する。
【0023】図1は、この発明の実施形態である光ディ
スク装置の主要部の構成を示すブロック図である。この
実施形態の光ディスク装置1は、CD(コンパクトディ
スク)、LD(レーザディスク)、DVD(ディジタル
バーサタイルディスク)、MD(ミニディスク)等の光
ディスクに記録されているデータの読み出し(再生)
や、光ディスクへのデータの書き込み(記録)を行う装
置である。
【0024】2は、本体の動作を制御する制御部であ
る。3は、本体にセットされた光ディスク10を回転さ
せるスピンドルモータである。4は、光ディスク10に
対して光ビームを照射するとともに、該光ディスク10
からの反射光を検出するピックアップヘッドである。ピ
ックアップヘッド4は、投光部(不図示)、4分割の分
割フォトダイオード(不図示)、および対物レンズ4a
を有している。
【0025】光ディスク10の記録面は、表面が透明層
でその下に反射記録層が形成されている。この反射記録
層にデータを記録する同心円状または螺旋状のトラック
が形成されている。
【0026】ピックアップヘッド4は、図2に示すよう
にスレッド11に載置されている。スレッド11は、図
示していないスレッドモータにより光ディスク10の半
径方向(図2に矢示する方向)に移動自在に構成されて
いる。ピックアップヘッド4の対物レンズ4aはホルダ
12に取り付けられている。ホルダ12はスレッド11
の略中心に設けられた回転軸に回動自在に取り付けられ
ている。ホルダ12の回動方向は図2に矢示する方向で
ある。ホルダ12は、図示していないトラッキングアク
チュエータにより回動される。ホルダ12の回動によ
り、対物レンズ4aが光ディスク10の半径方向に移動
する。
【0027】また、ホルダ12は光ディスク10を回転
させるスピンドルモータ3の回転軸方向にも移動自在に
構成されている。すなわち、対物レンズ4aが光ディス
ク10に対して上下方向(図2の紙面に対して垂直方
向)に移動自在に構成されている。対物レンズ4aの上
下方向の移動は図示していないフォーカスアクチュエー
タにより行われる。
【0028】5は、上述のトラッキングアクチュエータ
に駆動信号を入力し、スレッド11に対してホルダ12
を回動させるトラッキングドライバである。ホルダ12
の回動にともなって対物レンズ4aが光ディスク10の
半径方向に移動する。6は、上述のフォーカスアクチュ
エータに駆動信号を入力し、ホルダ12を光ディスク1
0に対して上下方向に移動させるフォーカスドライバで
ある。7は、トラッキングドライバ5およびフォーカス
ドライバ6に対してサーボ信号を入力するサーボプロセ
ッサである。8は、ピックアップヘッド4の分割フォト
ダイオードの出力を増幅するRFアンプである。9は、
装置本体の状態等を表示する表示部である。
【0029】なお、RFアンプ8はピックアップヘッド
4から入力された信号(分割フォトダイオードの出力)
に基づいて、トラッキングエラー信号TEや、中点エラ
ー信号CE、フォーカスエラー信号FE等を生成する。
ここで生成されたトラッキングエラー信号TEや、中点
エラー信号CE、フォーカスエラー信号FEはサーボプ
ロセッサ7に入力される。
【0030】再生時にはRFアンプ8が分割フォトダイ
オードの出力に基づいて再生信号を生成する。再生信号
は、図示していない出力部から出力される。また、記録
時には、制御部2がピックアップヘッド4の投光部を制
御して、光ディスク10にデータを書き込む。再生時、
および記録時の動作の詳細については、ここでは説明を
省略する。
【0031】上述のトラッキングエラー信号TEは、光
ディスク10の記録面に形成されているトラックの中心
と光ビームの照射位置とのずれ量を示す信号である。光
ビームの照射位置は対物レンズ4aの中心と対向する位
置である。
【0032】上述の中点エラー信号CEは、分割フォト
ダイオードと対物レンズ4aの中心とのずれ量を示す信
号である。すなわち、スレッド11に対するホルダ12
の回動量を示す信号である。なお、ホルダ12がスレッ
ド11に対して図2に示す状態であるとき、分割フォト
ダイオードと対物レンズ4aとのずれ量が0である。
【0033】上述のフォーカスエラー信号FEは、光デ
ィスク10の反射記録層(トラックが形成されている
層)と、焦点位置とのずれ量を示す信号である。
【0034】サーボプロセッサ7は、これらの信号に基
づいて、スレッド11およびホルダ12の位置、すなわ
ち対物レンズ4aの位置、を制御する。
【0035】具体的には、サーボプロセッサ7は、入力
されたトラッキングエラー信号TEに基づいて生成した
トラッキングサーボ信号をトラッキングドライバ5に入
力する。トラッキングドライバ5は、この入力されたト
ラッキングサーボ信号に基づいてトラッキングアクチュ
エータを駆動し、対物レンズ4aの中心、すなわち光ビ
ームの照射位置、をトラックの中心に位置させる。トラ
ッキングサーボ信号は、光ビームの照射位置をトラック
の中心に合わせるための信号である。
【0036】また、入力されたフォーカスエラー信号F
Eに基づいて生成したフォーカスサーボ信号をフォーカ
スドライバ6に入力する。フォーカスドライバ6は、こ
の入力されたフォーカスサーボ信号に基づいてフォーカ
スアクチュエータを駆動し、光ディスク10の反射記録
層に焦点を合わせる。フォーカスサーボ信号は、光ディ
スク10の反射記録層に焦点を合わせるための信号であ
る。
【0037】また、サーボプロッサ7は、入力された中
点エラー信号CEに基づいて生成した中点サーボ信号を
トラッキングドライバ5に入力する場合もある。トラッ
キングドライバ5は、この入力された中点サーボ信号に
基づいてアクチュエータを駆動し、対物レンズ4aの中
心を分割フォトダイオードの中心に移動する。中点サー
ボ信号は、スレッド11に対してホルダ12が基準位置
にある状態にするための信号である。
【0038】以下、この実施形態にかかる光ディスク装
置1における電源投入時の動作について説明する。
【0039】図3は、この実施形態にかかる光ディスク
装置における電源投入時の動作を示すフローチャートで
ある。光ディスク装置1は、本体の電源スイッチがオン
され、動作電源の供給が開始されると図3に示す処理を
開始する。まず、最初にスピンドルモータ3の回転軸に
光ディスク10を保持するディスクチャッキングを実行
する(s1)。なお、s1の処理は光ディスク10が本
体にセットされているかどうかにかかわらず実行される
が、動作上特に問題が生じることはない。
【0040】その後、スピンドルモータ3を回転させる
とともに、ピックアップヘッド4の投光部から光ビーム
を照射する(s2)。さらに、サーボプロッセ7がフォ
ーカスドライバ6に対して予め設定されているレベルの
フォーカスサーボ信号を入力する。これにより、フォー
カスドライバ6がフォーカスアクチュエータを駆動し
て、対物レンズ4aが光ディスク10の上下方向につい
て予め設定されている設定位置に移動する(s3)。
【0041】ここでいう設定位置とは、設計レベルにお
いてピックアップヘッド4の投光部から照射された光ビ
ームの焦点が本体にセットされた光ディスク10の反射
記録層に合う位置である。なお、実際には本体に対する
光ディスク10のセット状態や、光ディスク10の加工
精度等の影響を受け、少しずれている。
【0042】そして、ピックアップヘッド4(分割フォ
トダイオード)の出力、すなわち投光部から照射した光
ビームの反射光量が、予め設定されているスレッシュホ
ールドSH以上であるかどうかを判定する(s4)。本
体に光ディスク10がセットされていれば、図4に示す
Aのようにある程度の反射光量が検出される。一方、光
ディスク10が未セットであれば、図4に示すBのよう
に反射光量が殆ど検出されない。なお、図4に示す合焦
点は、ピックアップヘッド4の投光部から照射された光
ビームの焦点が本体にセットされた光ディスク10の反
射記録層に合っているときに得られる反射光量のレベル
を示している。
【0043】したがって、合焦点のレベル未満で、光デ
ィスク10が未セットであるときに得られる反射光量の
レベルよりも大きいスレッシュホールドSHを設定して
おけば、s4の判定で本体に光ディスク10がセットさ
れているかどうかを判定することができる。
【0044】s4でスレッシュホールドSH以上である
と判定すると、すなわち本体に光ディスク10セットさ
れていると判定すると、該光ディスク10に対してフォ
ーカスを調整するフォーカス処理を行い(s5)、その
後ディスクセット時の処理を行う(s6)。ここで言
う、フォーカス処理とは対物レンズ4aを上下動させて
光ディスク10のトラック表面に焦点を合わせる処理で
ある。また、ディスクセット時の処理とは、例えばセッ
トされている光ディスク10の再生開始である。
【0045】一方、s4でスレッシュホールドSH未満
であると判定すると、すなわち本体に光ディスク10が
未セットであると判定すると、表示部9に光ディスク未
セットを示す表示を行う(s7)。例えば、表示部9に
『光ディスクがセットされていません。』というメッセ
ージを表示する。
【0046】次に、本体をパワーセーブモードに移行し
(s8)、本体に光ディスク10がセットされるのを待
って(s9)、上記s5に進む。パワーセーブモードと
は、本体の消費電力を抑えるモードであり、トラッキン
グドライバ5、フォーカスドライバ6等への電力供給を
停止するモードである。
【0047】このように、この実施形態の光ディスク装
置1は、本体に動作電源が供給されると、対物レンズ4
aを予め設定されている上下方向の設定位置に移動さ
せ、そのときピックアップヘッド4で検出された反射光
量から本体に光ディスクがセットされているかどうかを
判定しているので、この判定にかかる時間がごくわずか
である。
【0048】また、光ディスク10が未セットであれ
ば、表示部9にその旨の表示を行うようにしたので、ユ
ーザに光ディスク10がセットされていないことを伝え
ることができる。
【0049】さらに、光ディスク10が未セットであれ
ば、パワーセーブモードに移行するようにしたので、光
ディスク10が未セットであるときの消費電力が抑えら
れ、経済的である。
【0050】また、図5に示すようにs11で対物レン
ズ4aを光ディスク10の半径方向について予め設定さ
れている設定位置に移動させてから、上述のs1以降の
処理を実行するようにしてもよい。
【0051】s11では、スレッド11を移動させる、
ホルダ12をスレッド11に対して回動させる、または
これら両方を行って対物レンズ4aを半径方向の設定位
置に移動させる。この半径方向の設定位置は、設計レベ
ルで決定される光ディスクの最内周位置が適当である。
その理由は、光ディスク10の最内周部には、TOC
(TITLE OF CONTENT)を記録する記録
領域が形成されており、光ディスクに記録されているデ
ータの読み出しを行う場合、このTOC領域に記録され
ている情報を最初に読みださなければならない。上述の
TOCとは、光ディスクの何処にどのようなデータが記
録されているかを示す情報である。
【0052】したがって、s4で光ディスク10が本体
にセットされていると判定すると、すぐに該光ディスク
10に対するデータの読み出し処理や、書き込み処理が
実行できる。
【0053】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、動作
電源の供給が開始されたときに、装置本体に光ディスク
がセットされているかどうかの検出にかかる時間を短縮
できる。
【0054】また、光ディスクが未セットであればその
旨を表示するようにしたので、ユーザに迅速な行動を取
らせることができる。
【0055】さらに、光ディスクが未セットであれば、
本体をパワーセーブモードに移行するようにしたので、
本体の消費電力が抑えられ経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である光ディスク装置の主
要部の構成を示す図である。
【図2】ピックアップヘッドを示す図である。
【図3】この発明の実施形態である光ディスク装置の動
作を示すフローチャートである。
【図4】この発明の実施形態である光ディスク装置にお
いて本体に光ディスクがセットされているかどうかを判
定する方法を説明する図である。
【図5】この発明の別の実施形態である光ディスク装置
の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1−光ディスク装置 2−制御部 3−スピンドルモータ 4−ピックアップヘッド 4a−対物レンズ 5−トラッキングドライバ 6−フォーカスドライバ 7−サーボプロセッサ 8−RFアンプ 9−表示部 11−スレッド 12−ホルダ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体にセットされた光ディスクにレンズ
    を介して光ビームを照射し、その反射光量を検出するピ
    ックアップヘッドと、 上記ピックアップヘッドのレンズを光ディスクに対して
    上下動させるフォーカス手段と、 上記ピックアップヘッドのレンズを光ディスクの半径方
    向に移動させるトラッキング手段と、 動作電源の供給が開始されたとき、上記フォーカス手段
    および上記トラッキング手段に対して上記レンズについ
    て予め決められている設定位置への移動を指示するとと
    もに、上記ピックアップヘッドに対して光ビームの照射
    を指示し、該ピックアップヘッドで検出された反射光量
    に基づいて装置本体に光ディスクがセットされているか
    どうかを判定する制御手段と、 上記制御手段が装置本体にディスクがセットされていな
    いと判定したとき、その旨のメッセージを表示する表示
    手段と、を備え、 上記制御手段が上記トラッキング手段に対して指示する
    レンズの設定位置は、光ディスクの最内周近辺に光ビー
    ムが照射される位置であり、 上記制御手段は、装置本体にディスクがセットされてい
    ないと判定したとき、本体の消費電力を抑えたパワーセ
    ーブモードに移行する光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 本体にセットされた光ディスクにレンズ
    を介して光ビームを照射し、その反射光量を検出するピ
    ックアップヘッドと、 上記ピックアップヘッドのレンズを光ディスクに対して
    上下動させるフォーカス手段と、 動作電源の供給が開始されたとき、上記フォーカス手段
    に対して上記レンズについて予め決められている設定位
    置への移動を指示するとともに、上記ピックアップヘッ
    ドに対して光ビームの照射を指示し、該ピックアップヘ
    ッドで検出された反射光量に基づいて装置本体に光ディ
    スクがセットされているかどうかを判定する制御手段
    と、を備えた光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 本体にセットされた光ディスクにレンズ
    を介して光ビームを照射し、その反射光量を検出するピ
    ックアップヘッドと、 上記ピックアップヘッドのレンズを光ディスクに対して
    上下動させるフォーカス手段と、 上記ピックアップヘッドのレンズを光ディスクの半径方
    向に移動させるトラッキング手段と、 動作電源の供給が開始されたとき、上記フォーカス手段
    および上記トラッキング手段に対して上記レンズについ
    て予め決められている設定位置への移動を指示するとと
    もに、上記ピックアップヘッドに対して光ビームの照射
    を指示し、該ピックアップヘッドで検出された反射光量
    に基づいて装置本体に光ディスクがセットされているか
    どうかを判定する制御手段と、を備えた光ディスク装
    置。
  4. 【請求項4】 上記制御手段が上記トラッキング手段に
    対して指示するレンズの設定位置は、光ディスクの最内
    周近辺に光ビームが照射される位置である請求項3に記
    載の光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 上記制御手段が装置本体にディスクがセ
    ットされていないと判定したとき、その旨のメッセージ
    を表示する表示手段を備えた請求項2〜4のいずれかに
    記載の光ディスク装置。
  6. 【請求項6】 上記制御手段は、装置本体にディスクが
    セットされていないと判定したとき、本体の消費電力を
    抑えたパワーセーブモードに移行する請求項2〜5のい
    ずれかに記載の光ディスク装置。
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