JP4226184B2 - 情報記録媒体判別装置及び情報記録媒体判別方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報記録媒体判別装置及び情報記録媒体判別方法の技術分野に属し、より詳細には、光学的に情報の記録又は再生が行われる情報記録媒体の種類を判別する情報記録媒体判別装置及び情報記録媒体判別方法の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
近年、相互に異なる複数種類の光ディスクに記録されている情報を一の情報再生装置により再生することが可能な、いわゆるコンパチビリティに優れた情報再生装置が一般化している。
【0003】
一方、当該光ディスクから情報を再生するに当たっては、一般に、当該再生用の光ビームの集光位置を当該光ディスクにおける情報記録面の位置と一致させるために、いわゆるフォーカスサーボ制御又はトラッキングサーボ制御等を実行しつつ当該再生を行う必要がある。
【0004】
ここで、従来からある各種の光ディスクにおいては、夫々の構造上の差異に起因して、上記した各サーボ制御において設定すべきゲイン特性やイコライザ特性等が相互に異なるのが通常である。
【0005】
従って、夫々に記録されている情報を一の情報再生装置で再生するに当たっては、当該情報再生装置における各特性(上記イコライザ特性又はゲイン特性等)を各光ディスクの種類に応じて最適化した後に再生を開始する必要があるが、このためには、当該再生を実行する前において、現在情報再生装置に装填されている光ディスクの種類が何であるかを判別し、その判別結果に基づいて上記ゲイン特性等の最適化を行う必要がある。
【0006】
このため、従来では、光ディスクに対する記録又は再生用の光ビームを用いた様々な種類判別方法が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、最近一般化しつつある一回のみ情報の記録が可能ないわゆるCD−R(Compact Disc-Recordable)については、従来の何れの種類判別方法を用いても、これを他の光ディスクから判別することができないという問題点があった。
【0008】
これは、従来からあるCD(Compact Disc)用の情報再生装置等で用いられている光ビームについては、当該CD−Rの当該光ビームに対する反射特性及び記録フォーマットが他のCD等のそれらとほとんど同一であり、従って当該光ビームを用いた従来の種類判別方法の何れを用いてもCD−RとCD等を区別することができなかったことによる。
【0009】
一方、近年においては、上記CD−Rを高倍速再生する必要性が生じてきているが、この場合には当該CD−Rを高速で回転させる必要がある。そして、この高速回転しているCD−Rからの情報の再生を正確に行う場合には、低速回転の際にはCDとほぼ同一の設定でも許容されていた上記ゲイン特性又はイコライザ特性等をよりCD−Rのみに最適化した値とすることが必要であり、このため、情報の再生前に当該CD−Rを他の光ディスクから区別して判別する必要性が更に高まってきている。
【0010】
そこで、本発明は、上記の要請に鑑みて為されたもので、その課題は、CD−Rを含めた複数種類の情報記録媒体の種類を光学的に正確に判別することが可能な情報記録媒体判別装置及び情報記録媒体判別方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、相互に波長の異なる複数の光ビームを夫々射出する第1レーザダイオード及び第2レーザダイオード等の射出手段と、前記射出された各光ビームの情報記録媒体からの反射光を夫々受光し、当該受光した反射光に夫々対応する受光信号を夫々出力するピックアップ等の受光手段と、出力された各前記受光信号を用いて、各前記光ビームに夫々対応するトラッキングエラー信号を含むトラッキングエラー信号群、又は各前記光ビームに夫々対応するRF信号を含むRF信号群、のいずれか一方の信号群を生成するピックアップ等の生成手段と、各前記光ビーム夫々に対応する前記いずれか一方の信号群に含まれる信号同士の振幅比のみに基づき、CD−R、CD−RW、DVD(S)、DVD(D)、DVD−R又はDVD−RWのいずれかである前記情報記録媒体の当該種類を判別するサーボIC(Integrated Circuit)等の判別手段と、を備える。
【0025】
上記の課題を解決するために、請求項7に記載の発明は、相互に波長の異なる複数の光ビームを夫々射出する射出工程と、前記射出された各光ビームの情報記録媒体からの反射光を夫々受光し、当該受光した反射光に夫々対応する受光信号を夫々出力する受光工程と、出力された各前記受光信号を用いて、各前記光ビームに夫々対応するトラッキングエラー信号を含むトラッキングエラー信号群、又は各前記光ビームに夫々対応するRF信号を含むRF信号群、のいずれか一方の信号群を生成する生成工程と、各前記光ビーム夫々に対応する前記いずれか一方の信号群に含まれる信号同士の振幅比のみに基づき、CD−R、CD−RW、DVD(S)、DVD(D)、DVD−R又はDVD−RWのいずれかである前記情報記録媒体の種類を判別する判別工程と、を含む。
【0029】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に好適な実施の形態について、図1乃至図4を用いて説明する。
【0030】
なお、以下に説明する実施の形態は、複数種類の光ディスクに記録されている情報を再生可能な情報再生装置における光ディスクの種類の判別処理に対して本発明を適用した場合の実施形態である。
【0031】
また、図1は本発明の原理を説明する図であり、図2は実施形態に係る情報再生装置の概要構成を示すブロック図であり、図3は実施形態に係る種類判別処理を示すフローチャートであり、図4は実施形態に係る種類判別処理を示すタイミングチャートである。
【0032】
(I)本発明の原理
先ず、具体的な実施形態について説明する前に、本発明の原理について図1を用いて説明する。
【0033】
現在、CDと同じ態様で光学的に情報の再生が行われる情報記録媒体としては、その記録容量又は記録フォーマットの違いにより、CD−R、CD−RW(CD-ReWritable)、DVD(S)(DVD-Single layer)、DVD(D)(DVD-Dual layer)、DVD−R(DVD-Recordable)及びDVD−RW(DVD‐Re-recordable)等がある。
【0034】
このとき、CD−Rとは一回のみ書込み可能でCDとほぼ同様の記録容量を有する記録再生用光ディスクであり、CD−RWとは複数回の記録又は再生が可能でCDとほぼ同様の記録容量を有する記録再生用光ディスクであり、DVD(S)とはCDよりも数倍記録容量を高めた再生専用光ディスクであり、DVD(D)とは二層の情報記録面を備えたCDよりも十数倍記録容量を高めた再生専用光ディスクであり、DVD−Rは一回のみ書込み可能で上記DVD(S)とほぼ同様の記録容量を有する記録再生用光ディスクであり、DVD−RWは複数回の記録又は再生が可能で上記DVD(S)とほぼ同様の記録容量を有する記録再生用光ディスクである。
【0035】
更に、これらのうち、DVD(D)、DVD(S)、DVD−R及びDVD−RWについては例えば波長650ナノメートルの光ビームを用いて記録又は再生を行うことができることとされており、一方、CD−R、CD及びCD−RWについてはこれより長波長である波長780ナノメートルの光ビームを用いて記録又は再生を行うことができることとされている。
【0036】
ここで、各光ディスクにおいては、夫々に含まれている反射膜(照射された光ビームを反射するための反射膜)の材質の相異や光ディスクの積層構造そのものの相異に起因して、上記各光ビームに対する反射率に相異がある。
【0037】
一方、上述した各光ディスクの夫々に記録されている情報を全て再生可能な情報再生装置には、上記した波長650ナノメートルの光ビームを射出するレーザダイオードと波長780ナノメートルの光ビームを射出するレーザダイオードとを共に備えられている。
【0038】
そこで、本発明においては、上記情報再生装置における情報再生時においてそれに装填されている光ディスクの種類を判別する場合に、上記した二種類の光ビームを当該装填されている光ディスクに夫々別個に照射し、その反射光を夫々受光して得られる二種類の受光信号(具体的には、いわゆるフォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号又はRF(Radio Frequency)信号等の受光信号)の振幅の比を算出し、その振幅比に基づいて当該装填されている光ディスクの種類を判別する。
【0039】
より具体的には、当該振幅比が光ディスクの種類に応じて図1の如き分布を示すことを利用して、図1中符号A乃至Dで示すような当該振幅比に対する複数の閾値を設け、装填されている光ディスクに対応して得られる上記振幅比が上記各閾値に対して何れの関係にあるかに基づいて当該装填されている光ディスクの種類を判別し、以後の再生を行う。
【0040】
なお、本発明において、何れかの光ビーム単独に対する反射率の相異に基づいて光ディスクの種類を判別するのではなく、二種類の光ビームに対応する受光信号の振幅比に基づいて当該種類を判別することとするのは、上記各光ディスクにおいては、同じ種類の光ディスクであってもその反射率にバラツキがあり、更に上記情報再生装置においても、各光ビームの受光特性に関していわゆる固体差がある場合があるので、これらのバラツキ或いは固体差を補償して安定に種類を判別すべく、当該振幅比に基づいてその種類を判別するのである。
【0041】
(II)実施形態
次に、本発明の実施形態について、具体的に図2乃至図4を用いて説明する。
【0042】
先ず、実施形態に係る情報再生装置の概要構成及び動作について、図2を用いて説明する。
【0043】
図2に示すように、光ディスク1(上述した7種類の光ディスクのうちのいずれかの光ディスクである。)に記録されている情報を再生する情報再生装置Sは、スピンドルモータ2と、受光手段としてのピックアップ3と、キャリッジ4と、回転軸5と、キャリッジモータ6と、デコーダ7と、メモリ8と、判別手段及び有無判別手段としてのサーボIC9と、I/F(Inter Face)コントローラ10と、制御用マイコン11と、により構成されている。
【0044】
次に、概要動作を説明する。
【0045】
先ず、波長650ナノメートルの光ビームを射出する射出手段としてのレーザダイオード(LASER Diode。以下、第2レーザダイオードと称する。)3Bと波長780ナノメートルの光ビームを射出する射出手段としてのレーザダイオード(以下、第1レーザダイオードと称する。)3Aとを共に備えるピックアップ3は、後述するスピンドル駆動信号Ssdにより駆動されるスピンドルモータ2により予め設定された所定の回転数で回転されている光ディスク1に対して情報再生用の光ビームBを照射し、その反射光を受光することで当該再生すべき情報に対応する検出信号Spuを生成し、デコーダ7へ出力する。
【0046】
このとき、二種類の波長のうち何れの波長の光ビームを光ビームBとして射出するかについては、後述する種類判別処理により判別された光ディスク1の種類に基づいて決定される。
【0047】
更に、当該光ビームBはピックアップ3内の図示しない対物レンズにより光ディスク1内の情報記録面に集光され、当該情報記録面上に光スポットを形成する。
【0048】
そして、当該光ビームBの集光位置と当該情報記録面上に形成されている情報トラック(情報の記録又は再生が行われる情報トラック)の位置との情報記録面に垂直な方向のずれ及び水平な方向のずれは、後述するピックアップサーボ信号Spdにより駆動される図示しないアクチュエータ(上記対物レンズを支持して移動させるアクチュエータ)により当該対物レンズが上記垂直な方向又は水平な方向に移動されることにより補償されつつ(すなわち、トラッキングサーボ制御及びフォーカスサーボ制御が実行されつつ)情報の再生が実行される。
【0049】
なお、光ディスク1の半径方向についてのトラッキングサーボ制御において、対物レンズの当該半径方向の移動限界を超えて更に集光位置を移動させる必要が生じた場合には、ピックアップ3を支持しているキャリッジ4が当該半径方向(図2における左右方向)にピックアップ3を支持したまま移動することでトラッキングサーボ制御が継続される。
【0050】
このとき、当該キャリッジ4の移動は、後述するモータ駆動信号Smdにより駆動されるキャリッジモータ6により、ネジが切られている回転軸5が回転することで当該回転軸5上のネジに噛み合う形の部分ナットが形成されているキャリッジ4が当該回転軸5の中心軸に平行な方向に移動することにより実現されるものである。
【0051】
また、上記第1レーザダイオード3Aと第2レーザダイオード3Bとの切換え制御は、ピックアップサーボ信号Spdに含まれている切換え制御信号を用いたサーボIC9の制御の下で実行される。
【0052】
次に、デコーダ7は、制御用マイコン11との間で制御信号Scdの授受を行うと共にメモリ8との間で必要な情報をメモリ信号Smとして授受しつつ、検出信号Spuから光ディスク1に記録されている情報に対応する再生信号Sdcを抽出してI/Fコントローラ10へ出力すると共に、検出信号Spuから光ビームBの集光位置と上記情報トラックの位置との情報記録面に垂直な方向のずれを示す上記フォーカスエラー信号及び当該情報記録面に平行な方向のずれを示す上記トラッキングエラー信号を抽出し、これらを含むエラー信号Sesを生成してサーボIC9へ出力する。
【0053】
これにより、I/Fコントローラ10は、制御用マイコン11との間で制御信号Sccの授受を行いつつ、再生信号Sdcに対して予め設定されたインタフェース処理を施し、光ディスク1に記録されている情報に対応する出力信号Soutを生成し、外部のパーソナルコンピュータ等に出力する。
【0054】
一方、エラー信号Sesが入力されるサーボIC9は、制御用マイコン11との間で制御信号Scsの授受を行いつつ、当該エラー信号Sesに含まれている上記フォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号に基づいて、ピックアップ3内の上記アクチュエータを駆動するための上記ピックアップサーボ信号Spdを生成してピックアップ3へ出力すると共に、スピンドルモータ2の回転を制御するための上記スピンドル駆動信号Ssdを生成して当該スピンドルモータ2へ出力する。
【0055】
これに加えて、サーボIC9は、上記トラッキングエラー信号に基づいて、キャリッジ4を光ディスク1の半径方向に移動させるべく、上記モータ駆動信号Smdを生成してキャリッジモータ6へ出力する。
【0056】
更に、サーボIC9は、後述する種類判別処理において、上記切換え制御信号を用いて第1レーザダイオード3Aの点消灯及び第2レーザダイオード3Bの点消灯を制御する。
【0057】
ここで、上述した一連の動作は光ディスク1に記録されている情報を再生する場合の動作であるが、当該再生動作が開始される前において、後述する本発明に係る光ディスク1の種類判別処理が実行され、更にその結果に基づいてサーボIC9における上記ゲイン特性又はイコライザ特性等の設定が実行される。なお、当該種類判別処理には、後述するように上記したフォーカスエラー信号が用いられる。
【0058】
次に、実施形態に係る種類判別処理について、図3及び図4を用いて説明する。なお、以下に説明する種類判別処理は主としてサーボIC9において実行される処理である。
【0059】
情報再生開始前の当該種類判別処理においては、先ず、波長780ナノメートルの光ビームBを射出する第1レーザダイオード3Aが点灯され(ステップS1)、当該光ビームBの光ディスク1からの反射光に基づいて上記フォーカスエラー信号に含まれるいわゆるS字信号が取得される(ステップS2)。
【0060】
そして、実際にS字信号が取得されたか否かが判定され(ステップS3)、取得できないときは(ステップS3;NO)、実際には光ディスク1が情報再生装置Sに装填されていないと判定して予め設定されているエラー処理を行い(ステップS4)処理を終了する。
【0061】
ここで、上記した光ディスク1の装填の有無自体の判定において波長780ナノメートルの光ビームBを用いるのは、図1に示すようにCD−Rにおいては波長650ナノメートルの光ビームはほとんど反射されないため、仮に装填されている光ディスク1がCD−Rであった場合に波長650ナノメートルの光ビームを用いてその装填の有無自体の判別を行うと、実際にはCD−Rが装填されているにも拘らず装填されていない(ステップS3;NO)と判定される可能性があるからである。
【0062】
一方、ステップS3の判定においてS字信号が取得できた場合には(ステップS3;YES)、その取得できたS字信号の振幅値を値AとしてサーボIC9内の図示しないメモリに一時的に記憶して点灯されている第1レーザダイオード3Aを消灯し(ステップS5)、次に波長650ナノメートルの光ビームBを射出する第2レーザダイオード3Bが点灯される(ステップS6)。
【0063】
そして、ステップS2の場合と同様に、得られたフォーカスエラー信号からS字信号が抽出され、その取得できたS字信号の振幅値を値BとしてサーボIC9内の上記メモリに一時的に記憶して(ステップS7)点灯されている第2レーザダイオード3Bを消灯する(ステップS8)。
【0064】
このとき、装填されている光ディスク1が例えば上記DVD(D)であった場合には、上記ステップS1乃至S8が実行される過程において、図4(a)下段に示すフォーカス駆動信号(ピックアップ3内の上記対物レンズを光ディスク1に垂直な方向に駆動するためのフォーカス駆動信号)の変化に伴い、図4(a)上段に示すフォーカスエラー信号が得られ、対応する上記値Bが上記値Aの約2倍の値として得られることとなる。
【0065】
一方、装填されている光ディスク1が例えば上記CD−Rであった場合には、当該過程において、図4(b)下段に示すフォーカス駆動信号の変化に伴い、図4(b)上段に示すフォーカスエラー信号が得られ、対応する上記値Bが上記値Aよりも小さい値として得られることとなる。
【0066】
上述した一連の処理により装填されている光ディスク1について波長650ナノメートルの光ビームに対応する振幅値Bと波長780ナノメートルの光ビームに対応する振幅値Aとが得られると、次に、これらの振幅比(具体的には、B/Aで示される振幅比)に基づいて光ディスク1の種類が判別される(ステップS9)。
【0067】
このステップS9における処理について具体的には、当該振幅比が図1に示す閾値D以下であるときは装填されている光ディスク1がCD−Rであると判定し、当該振幅比が閾値Dより大きく閾値C未満であるときは装填されている光ディスク1がDVD(D)であると判定し、当該振幅比が閾値Cより大きく閾値B未満であるときは装填されている光ディスク1がCD又はCD−RWであると判定し、当該振幅比が閾値Bより大きく閾値A未満であるときは装填されている光ディスク1がDVD(S)又はDVD−Rであると判定し、当該振幅比が閾値Aより大きいときは装填されている光ディスク1がDVD−RWであると判定する。
【0068】
そして、当該種類が判別されたならば、その判別結果に応じてサーボIC9内においてゲイン特性及びイコライザ特性等の設定を行い(ステップS10)、再生すべき情報の再生を行って(ステップS11)処理を終了する。
【0069】
なお、ステップS9の判定において具体的に種類が特定できた場合(光ディスク1が上記CD−R、DVD(D)又はDVD−RWであった場合)には、ステップS10においては夫々特定された種類に最適化するように各特性の設定を行うこととなるが、当該ステップS9の判定において具体的にその種類が特定できなかった場合(光ディスク1がCD又はCD−RWであると判定された場合或いはDVD(S)又はDVD−Rであると判定された場合)には、実際には、他の方法を用いて一の種類を特定した後に当該特定した種類に対応するようにステップS10以降の処理が実行される。
【0070】
このとき、当該他の方法として具体的には、例えば、光ディスク1がCDであるかCD−RWであるかを判別する方法としては、その反射率の相異を利用して何れかの光ビームを照射しその反射光の絶対値を比較することでCDとCD−RWとを区別することができる。
【0071】
また、光ディスク1がDVD(S)であるかDVD−Rであるかを判別する方法としては、例えば、夫々の光ディスクに予め記録されている管理情報(当該光ディスクの種類を記述した管理情報)を読み取ることでDVD(S)とDVD−Rとを区別することができる。
【0072】
以上説明したように、実施形態の種類判別処理を伴う情報再生処理においては、二種類の光ビームを光ディスク1に照射して夫々得られる二つのS字信号の振幅同士の比に基づいて光ディスク1の種類を判別するので、光学的に簡易且つ正確に当該種類を判別することができる。
よって、光ディスク1に対する情報の記録又は再生に用いる光ビームを兼用してその種類の判別を行うことができ、情報再生装置としての構成を簡略化することができる。
【0073】
また、光ディスク1がCD−Rであるか又は当該CD−Rを除く他の情報記録媒体であるかをも判別できるので、これまで不可能であったCD−Rであることの判別を光学的に行うことができる。
【0074】
更に、予め設定されている閾値A乃至Dと上記振幅比との比較に基づいて光ディスク1の種類を判別するので、光学的により確実且つ簡易に当該種類を判別することができる。
【0075】
更にまた、得られた波長780ナノメートルの光ビームBを兼用して光ディスク1の種類の判別に先立ってその装填の有無自体を判別するので、当該光ディスク1に対する再生を開始するまでの時間を短縮することができる。
【0076】
なお、上述した実施形態においては、二種類の波長を有する光ビームBを用いて種類判別処理を行う場合について説明したが、当該種類判別処理に用いる光ビームBの波長に関しては、判別の対象となる光ディスクに対する反射率が異なる二種類の波長であれば、上述した650ナノメートル及び780ナノメートルに限られるものではない。
【0077】
(III)変形形態
次に、本発明に対応する変形形態について説明する。
【0078】
先ず、第1の変形形態として、上述した実施形態においては波長780ナノメートルの光ビームBを光ディスク1の装填の有無の判定に兼用する関係上、初めに当該第1レーザダイオード3Aから点灯したが、当該装填の有無の判定を他の方法で実行するのであれば、上記第2レーザダイオード3Bを初めに点灯し振幅値Bを最初に取得するように構成することもできる。
【0079】
また、第2の変形形態として、上述した実施形態では波長780ナノメートルの光ビームと波長650ナノメートルの光ビームとを用いて種類の判別を行ったが、これ以外に、波長が770ナノメートル以上795ナノメートル以下の範囲内にある第1光ビームと波長が630ナノメートル以上655ナノメートル以下の範囲内にある第2光ビームとを用いて上記振幅値を算出し、その比に基づいて種類を判別するように構成することもできる。
【0080】
この場合には、光ディスク1に対する情報の再生に用いる光ビームを兼用してその種類の判別を行うことができるので、情報再生装置自体の構成を簡略化することができる。
【0081】
更に、第3の変形形態として、二種類の光ビームだけでなく、三以上複数種類の光ビームを順次用いて夫々に対応する上記S字信号の振幅値を得、それらのうち二つづつの比を算出して既定の閾値と比較することで、上記した7種類以外の種類の光ディスクの判別を行うことも可能である。
【0082】
更にまた、第4の変形形態として、上記第3の変形形態の場合に、種類判別後の再生に用いる光ビームを当該種類の判別において最後に用いることとすれば、そのままレーザダイオードを切り換えることなく当該再生に移行することができる。
【0083】
このとき、第4の変形形態としてより具体的に実施形態の情報再生装置Sの構成を流用して説明すると、例えば、光ディスク1の装填の有無を判別するために第1レーザダイオード3Aを点灯した後に、その種類判別処理を行うべく第1レーザダイオード3A及び第2レーザダイオード3Bを一回づつ点灯する(その順番は問わない。)とすると、この場合、光ディスク有無判別のための第1レーザダイオード3Aの点灯の段階で、装填されている光ディスク1が上記CD、CD−R又はCD−RW(以下、CD類と称する。)のいずれかであるか、又はDVD(D)、DVD(S)、DVD−R又はDVD−RW(以下、DVD類と称する。)のいずれかであるかの二者の判別は可能となる。
【0084】
すなわち、波長780ナノメートルの光ビームBを光ディスクに照射した場合に得られる信号としては、当該光ビームBが各光ディスクの反射膜により反射されることで得られる上記S字信号の他に、当該光ビームBが各光ディスクの保護層により反射されることで得られるいわゆる疑似S字信号と称されるものがあるが、この疑似S字信号が得られてから本来のS字信号が得られるまでの時間は当該保護膜と反射膜の間の距離により異なることとなる。そして、この距離が上記CD類(1.2mm)とDVD類(0.6mm)とでは2倍異なっているので、当該時間を検出することで上記第1レーザダイオード3Aの点灯の段階で再生に使用するレーザダイオードを特定することができる(装填されている光ディスク1がCD類であれば再生には第1レーザダイオード3Aが使用され、当該光ディスク1がDVD類であれば再生には第2レーザダイオード3Bが使用されることとなる。)
そこで、種類判別処理のためのレーザダイオードを点灯する順番について、当該判別処理後の再生に使用するレーザーダイオードを後に点灯すれば、そのままレーザダイオードを切り換えることなく実際の再生を開始することができるのである。
【0085】
なお、上述した第4の変形形態の具体的説明では、レーザダイオードを都合3回点灯する場合について説明したが、これ以外に種類判別処理前の段階で当該種類判別処理後に用いるレーザダイオードの種類が判別していれば(例えば、光ディスク1自体の物理的な形状により判別できる場合や使用者が使用する光ディスク1の種類を指定することで判別できる場合がある。)、当該後に用いるレーザダイオードをその種類判別処理において最後に点灯することで、上記切り換えを行うことなくそのまま種類判別処理後の処理に以降することができることとなる。
【0086】
また、第5の変形形態として、上述した実施形態では、光ディスク1に記録されている情報を再生する場合について本発明を適用したが、これ以外に、記録可能な光ディスクに対して必要な情報を記録する場合、その前処理として記録が行われる光ディスクの種類を判別する際に本発明を適用することも可能である。
【0087】
更に、第6の変形形態として、図3に示した種類判別処理に対応するプログラムをフレキシブルディスク、RAM(Random Access Memory)又はROM(Read Only Memory)等の情報記録媒体に記録しておき、これを情報記録装置又は情報再生装置に備えられているCPUにより読み出して実行することにより、当該情報記録装置又は情報再生装置において実施形態に係る種類判別処理を実行するように構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明する図である。
【図2】実施形態に係る情報再生装置の概要構成を示すブロック図である。
【図3】実施形態に係る種類判別処理を示すフローチャートである。
【図4】実施形態に係る種類判別処理を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1…光ディスク
2…スピンドルモータ
3…ピックアップ
3A…第1レーザダイオード
3B…第2レーザダイオード
4…キャリッジ
5…回転軸
6…キャリッジモータ
7…デコーダ
8…メモリ
9…サーボIC
10…I/Fコントローラ
11…制御用マイコン
S…情報再生装置
B…光ビーム
Ssd…スピンドル駆動信号
Spu…検出信号
Spd…ピックアップサーボ信号
Smd…モータ駆動信号
Scd、Scc、Scs…制御信号
Sm…メモリ信号
Sdc…再生信号
Ses…エラー信号
Sout…出力信号
Claims (8)
- 相互に波長の異なる複数の光ビームを夫々射出する射出手段と、
前記射出された各光ビームの情報記録媒体からの反射光を夫々受光し、当該受光した反射光に夫々対応する受光信号を夫々出力する受光手段と、
出力された各前記受光信号を用いて、各前記光ビームに夫々対応するトラッキングエラー信号を含むトラッキングエラー信号群、又は各前記光ビームに夫々対応するRF(Radio Frequency)信号を含むRF信号群、のいずれか一方の信号群を生成する生成手段と、
各前記光ビーム夫々に対応する前記いずれか一方の信号群に含まれる信号同士の振幅比のみに基づき、CD−R( Compact Disc - Recordable )、CD−RW( CD - ReWritable )、DVD(S)( DVD - Single layer )、DVD(D)( DVD - Dual layer )、DVD−R( DVD - Recordable )又はDVD−RW( DVD Re - recordable )のいずれかである前記情報記録媒体の当該種類を判別する判別手段と、
を備えることを特徴とする情報記録媒体判別装置。 - 請求項1に記載の情報記録媒体判別装置において、
前記射出手段は、相互に波長の異なる第1光ビームと第2光ビームを夫々射出し、
前記受光手段は、前記第1光ビームの前記情報記録媒体からの反射光を受光して第1受光信号を出力すると共に、前記第2光ビームの前記情報記録媒体からの反射光を受光して第2受光信号を出力し、
前記生成手段は、前記第1受光信号に対応するトラッキングエラー信号及び前記第2受光信号に対応するトラッキングエラー信号トラッキングエラー信号群、又は前記第1受光信号に対応するRF信号及び前記第2受光信号に対応するRF信号を含むRF信号群、のいずれか一方の信号群を生成し、
更に前記判別手段は、前記いずれか一方の信号群に含まれる信号同士の振幅比のみに基づいて前記情報記録媒体の種類を判別することを特徴とする情報記録媒体判別装置。 - 請求項2に記載の情報記録媒体判別装置において、
前記第1光ビームの波長が770ナノメートル以上795ナノメートル以下の範囲内の波長であると共に、前記第2光ビームの波長が630ナノメートル以上655ナノメートル以下の範囲内の波長であることを特徴とする情報記録媒体判別装置。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の情報記録媒体判別装置において、
前記判別手段は、種類を判別すべき前記情報記録媒体における各前記光ビームの反射率に対応して予め設定されている閾値と前記振幅比のみとを比較することにより当該情報記録媒体の種類を判別することを特徴とする情報記録媒体判別装置。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載の情報記録媒体判別装置において、
前記種類の判別に先だって、前記出力された受光信号のうちいずれかの当該受光信号に基づいて前記情報記録媒体の有無を判別する有無判別手段を更に備えることを特徴とする情報記録媒体判別装置。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載の情報記録媒体判別装置において、
前記射出手段は、前記種類を判別した後に最初に用いられる前記光ビームを、当該種類の判別において最後に射出することを特徴とする情報記録媒体判別装置。 - 相互に波長の異なる複数の光ビームを夫々射出する射出工程と、
前記射出された各光ビームの情報記録媒体からの反射光を夫々受光し、当該受光した反射光に夫々対応する受光信号を夫々出力する受光工程と、
出力された各前記受光信号を用いて、各前記光ビームに夫々対応するトラッキングエラー信号を含むトラッキングエラー信号群、又は各前記光ビームに夫々対応するRF信号を含むRF信号群、のいずれか一方の信号群を生成する生成工程と、
各前記光ビーム夫々に対応する前記いずれか一方の信号群に含まれる信号同士の振幅比のみに基づき、CD−R、CD−RW、DVD(S)、DVD(D)、DVD−R又はD VD−RWのいずれかである前記情報記録媒体の種類を判別する判別工程と、
を含むことを特徴とする情報記録媒体判別方法。 - 請求項7に記載の情報記録媒体判別方法において、
前記射出手工程においては、相互に波長の異なる第1光ビームと第2光ビームを夫々射出し、
前記受光工程においては、前記第1光ビームの前記情報記録媒体からの反射光を受光して第1受光信号を出力すると共に、前記第2光ビームの前記情報記録媒体からの反射光を受光して第2受光信号を出力し、
前記生成工程においては、前記第1受光信号に対応するトラッキングエラー信号及び前記第2受光信号に対応するトラッキングエラー信号トラッキングエラー信号群、又は前記第1受光信号に対応するRF信号及び前記第2受光信号に対応するRF信号を含むRF信号群、のいずれか一方の信号群を生成し、
更に前記判別工程においては、前記いずれか一方の信号群に含まれる信号同士の振幅比のみに基づいて前記情報記録媒体の種類を判別することを特徴とする情報記録媒体判別方法。
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