JP3608737B2 - ディスク再生装置及びディスク種類判別方法 - Google Patents

ディスク再生装置及びディスク種類判別方法 Download PDF

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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、円板状の記録媒体であるディスクを再生するディスク再生装置に関し、特に、CD規格のディスクとDVD規格のディスクとを再生可能なディスク再生装置、及び、CD規格のディスクとDVD規格のディスクとを判別するディスク種類判別方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ディスクの種類の多様化に伴い、複数種類のディスクを再生可能なディスク再生装置が提供されている。このようなディスク再生装置では、ディスクの種類によって再生動作に関する各種のパラメータが異なるので、再生対象であるディスクの種類を判別し、その判別結果に応じて上記パラメータを設定する必要がある。特開2001−351315の公報には、CD用レーザとDVD用レーザとの2つのレーザを備えたシステムを対象としたCD規格のディスクとDVD規格のディスクとを判別する方法の一例が開示されている。
【0003】
この方法によれば、上記公報の図3にS7及びS8で示されるように、CD用レーザを点灯させてフォーカスサーチを行っているときのフォーカシングエラー信号のピーク・ピーク値(CDFEpp)に基づいてディスクがCD−RWを除くCD規格のディスクであるか否かを判定するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、ディスクの反射率やレーザのパワーにばらつきが存在するため、ディスクからの反射光に基づいて生成されるフォーカスエラー信号のレベルにもばらつきが存在する。このため、上記公報に開示されている手法では、ディスクの種類を誤判定してしまう可能性がある。
【0005】
また、ディスクの種類を判別するにあたって、フォーカスエラー信号のピーク・ピーク値、RF信号の直流成分最大値、及び、RF信号の交流成分最大値の3つの値が必要になるため、ディスクの種類の判別を迅速に行うことができない、ディスクの種類の判別が複雑になるという問題が懸念される。
【0006】
そこで、本発明は、より正確、迅速、且つ、簡単にディスクの種類を判別することができるようにしたディスク再生装置及びディスク種類判別方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明では、円板状の記録媒体であるディスクに記録されている情報を再生するディスク再生装置において、
CD規格のディスクを再生するためのレーザであるCD用レーザと、
DVD規格のディスクを再生するためのレーザであるDVD用レーザと、
再生対象がCD規格のディスクである場合は前記CD再生用レーザを、再生対象がDVD規格のディスクである場合は前記DVD再生用レーザを、それぞれ点灯させることによって再生対象のディスクにビームを照射し、再生対象のディスクからの反射光を取り込んで電気信号に変換することによって再生対象のディスクに記録されている情報を読み取るピックアップと、
再生対象のディスクに照射されるビームのスポットが再生対象のディスクの記録面からずれている量を示すフォーカシングエラー信号を前記ピックアップによって得られる電気信号に基づいて生成するフォーカシングエラー信号生成手段と、
前記ピックアップによって得られる電気信号の全てを加算した信号の低域成分である全加算信号を生成する全加算信号生成手段と、
前記ピックアップから再生対象であるディスクに照射されるビームのスポットを再生対象であるディスクの記録面に対して垂直な方向に移動させるフォーカスサーチを行うフォーカスサーチ手段と、
前記CD用レーザを点灯させた状態で前記フォーカスサーチを行い、そのときの前記フォーカシングエラー信号の最大値と最小値との差であるCD−FE(pp)、及び、そのときの前記全加算信号の最大値であるCD−AS(max)を検出する第1の検出手段と、
前記DVD用レーザを点灯させた状態で前記フォーカスサーチを行い、そのときの前記フォーカシングエラー信号の最大値と最小値の差であるDVD−FE(pp)、及び、そのときの前記全加算信号の最大値であるDVD−AS(max)を検出する第2の検出手段と、
前記CD−FE(pp)と前記CD−AS(max)との比であるCD−FE(pp)・AS(max)比、前記DVD−FE(pp)と前記DVD−AS(max)との比であるDVD−FE(pp)・AS(max)比、及び、前記CD−FE(pp)・AS(max)比と前記DVD−FE(pp)・AS(max)比との比であるCD・DVD−FE(pp)・AS(max)比を算出する算出手段と、
前記CD・DVD−FE(pp)・AS(max)比と閾値との大小関係に応じて再生対象がCD規格のディスクであるかDVD規格のディスクであるかを判定する第1の判定手段と、
第1の判定手段によって再生対象がCD規格のディスクであると判定された場合に、前記CD−AS(max)と閾値との大小関係に基づいて再生対象が高反射型のディスクであるか低反射型のディスクであるかを判定する第2の判定手段と、
第1の判定手段によって再生対象がDVD規格のディスクであると判定された場合に、前記DVD−AS(max)と閾値との大小関係に基づいて再生対象が高反射型のディスクであるかそれとも低反射型のディスクであるかを判定する第3の判定手段と、
を備えている。
【0008】
また、本発明では、円板状の記録媒体であるディスクの種類を判別するディスク種類判別方法において、
CD規格のディスクを再生するためのレーザであるCD用レーザを点灯させた状態で、ディスクに照射されるビームのスポットをディスクの記録面に対して垂直な方向に移動させるフォーカスサーチを行い、そのときのディスクに照射されるビームのスポットがディスクの記録面からずれている量を示すフォーカシングエラー信号の振幅に応じた値であるCD−FE、及び、そのときのディスクからの反射光を変換して得られる電気信号の全てを加算した信号の低域成分である全加算信号の振幅に応じた値であるCD−ASを検出する第1のステップと、
DVD規格のディスクを再生するためのレーザであるDVD用レーザを点灯させた状態で前記フォーカスサーチを行い、そのときの前記フォーカシングエラー信号の振幅に応じた値であるDVD−FE、及び、そのときの前記全加算信号の振幅に応じた値であるDVD−ASを検出する第2のステップと、
前記CD−FEと前記CD−ASとの比であるCD−FE・AS比、前記DVD−FEと前記DVD−ASとの比であるDVD−FE・AS比、及び、前記CD−FE・AS比と前記DVD−FE・AS比との比であるCD・DVD−FE・AS比を算出する第3のステップと、
前記CD・DVD−FE・AS比に基づいて判別対象であるディスクがCD規格のディスクであるかそれともDVD規格のディスクであるかを判定する第4のステップと、
を含んでいる。
【0009】
例えば、前記CD−FEは前記CD用レーザを点灯させた状態で前記フォーカスサーチを行っているときの前記フォーカシングエラー信号の最大値と最小値との差であり、前記CD−ASは前記CD用レーザを点灯させた状態で前記フォーカスサーチを行っているときの前記全加算信号の最大値であり、前記DVD−FEは前記DVD用レーザを点灯させた状態で前記フォーカスサーチを行っているときの前記フォーカシングエラー信号の最大値と最小値との差であり、前記DVD−ASは前記DVD用レーザを点灯させた状態で前記フォーカスサーチを行っているときの前記全加算信号の最大値である。
【0010】
尚、前記第4のステップによって判別対象であるディスクがCD規格のディスクであると判定された場合に、前記CD−ASに基づいて判別対象であるディスクが高反射型のディスクであるかそれとも低反射型のディスクであるかを判定する第5のステップと、前記第4のステップによって判別対象であるディスクがDVD規格のディスクであると判定された場合に、前記DVD−ASに基づいて判別対象であるディスクが高反射型のディスクであるかそれとも低反射型のディスクであるかを判定する第6のステップと、をさらに含んでいてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施形態であるディスク再生装置のブロック図である。ピックアップ1は、CD規格のディスクを再生するためのレーザであるCD用レーザ11及びDVD規格のディスクを再生するためのレーザであるDVD用レーザ12を備えており、再生対象であるディスク100がCD規格のディスクである場合にはCD用レーザ11を、ディスク100がDVD規格のディスクである場合にはDVD用レーザ12を、それぞれ点灯させることによって再生対象のディスクにビームを照射し、ディスク100からの反射光を取り込んで電気信号に変換することによってディスク100に記録されている情報を読み取る。CD用レーザ11が発するビームの波長は780[nm]、DVD用レーザ12が発するビームの波長は650[nm]である。
【0012】
尚、図示していないが、ピックアップ1は、レンズなどから成る光学系、ディスク100に照射されるビームのスポットをフォーカシング方向(ディスク100の記録面に対して垂直な方向)へ光学系を用いて移動させるフォーカシングアクチュエータ、及び、ディスク100に照射されるビームのスポットをトラッキング方向(ディスク100の半径方向)へ光学系を用いて移動させるトラッキングアクチュエータを有している。
【0013】
また、本実施形態のディスク再生装置は、ディスク100が着脱自在であり、ディスク100の装着されたことを検出して後出するシステムコントローラ11に通知する回路(不図示)を備えている。そして、システムコントローラ11は、ディスク100の装着された旨の通知を受けると、後述するようにしてディスク100の種類を判別するようになっている。
【0014】
RFアンプ2は、ピックアップ1によって読み取られた信号(以下、「RF信号」と称する)を増幅し、増幅後のRF信号から全加算信号AS、フォーカシングエラー信号FE、トラッキングエラー信号TEなどを生成してDSP(Digital Signal Processor)3に供給する。
【0015】
ここで、RF信号は複数の信号から成り、これらの複数の信号を全て加算したものの低域成分が全加算信号ASである。フォーカシングエラー信号FEは、ディスク100に照射されるビームのスポットがディスク100の記録面からずれている量を示す信号である。トラッキングエラー信号TEは、ディスク100に照射されるビームのスポットがディスク100のトラックからずれている量を示す信号である。
【0016】
DSP3は、RFアンプ2から供給されるフォーカシングエラー信号FE及びトラッキングエラー信号TEをデジタル信号に変換し、変換後の信号に基づいて、ディスク100に照射されるビームのスポットをディスク100の記録面に追従させるためのフォーカシング駆動信号FD、並びに、ディスク100に照射されるビームのスポットをディスク100のトラックに追従させるためのトラッキング駆動信号TD、及び、送りモータ駆動信号SLDを生成してドライバ4に与える。
【0017】
また、DSP3は、RF信号をデジタル信号に変換し、この変換後のRF信号に対して再生対象であるディスクの種類に応じた復調処理、誤り検出及び訂正処理などを施して再生処理回路5に供給する。また、DSP3は、ディスク100の回転数を目標値にするためのスピンドルモータ駆動信号SPDを生成してドライバ4に供給する。さらに、DSP3は、RFアンプ2から与えられる全加算信号AS及びフォーカシングエラー信号FEをデジタル信号に変換してシステムコントローラ11に供給する。
【0018】
ドライバ4は、DSP3から供給されるフォーカシング駆動信号FD、トラッキング駆動信号TD、送りモータ駆動信号SLD、スピンドルモータ駆動信号SPDに基づいて、それぞれピックアップ1内のフォーカシングアクチュエータ、トラッキングアクチュエータ、送りモータ7、スピンドルモータ8を駆動する。
【0019】
再生処理回路5は、DSP3から供給される信号に再生対象であるディスクの種類に応じた復号化処理を施すことによって情報を再生する。再生処理回路5によって再生された情報は出力回路6によって外部に出力される。送りモータ7は、ピックアップ1をディスク100の半径方向へ移動させるためのモータである。スピンドルモータ8は、ディスク100を回転させるためのモータである。
【0020】
操作部9は、使用者が当ディスク再生装置に対して各種の命令を入力するためのものである。尚、当ディスク再生装置に対して使用者が入力した命令はシステムコントローラ11によって受け付けられる。表示部10は、システムコントローラ11による制御の下で、時刻、当ディスク再生装置の動作状態を示す情報、再生中のデータに関する情報(例えば、再生中の音楽のタイトル)などを表示する。システムコントローラ11は、例えばマイクロコンピュータで構成されており、操作部9を介して使用者から入力された命令に応じて当ディスク再生装置の構成要素を制御する。
【0021】
本実施形態のディスク再生装置においてディスク100の種類を判別する際にシステムコントローラ11が行う動作を図2に示すフローチャートを用いて説明する。まず、ピックアップ1内のCD用レーザ11のみを点灯させる(#1)。次に、ディスク100に照射されるビームのスポットをフォーカス方向へ移動させるフォーカスサーチを開始する(#2)。次に、フォーカシングエラー信号及び全加算信号のサンプリングを開始する(#3)。
【0022】
#2でフォーカスサーチを開始してから所定時間tが経過すると(#4のYes)、システムコントローラ11は、フォーカシングエラー信号及び全加算信号のサンプリングを停止し、サンプリングしたデータから#2で開始したフォーカスサーチが行われている間におけるフォーカシングエラー信号の最大値と最小値との差(以下、「ピーク・ツー・ピーク値」と称する)、及び、全加算信号の最大値を検出する(#5)。以下、#5で検出したフォーカシングエラー信号のピーク・ツー・ピーク値をCD−FE(pp)で、全加算信号の最大値をCD−AS(max)でそれぞれ表すものとする。
【0023】
尚、#4及び後出する#9での所定時間tは、フォーカスサーチを行った際に、ディスク100に照射されるビームのスポットがフォーカス方向へ可動域全域にわたって移動するまでに要する時間、あるいは、それよりも長い時間に設定されている。
【0024】
次に、ピックアップ1内のCD用レーザ11を消灯させ、DVD用レーザ12を点灯させる(#6)。次に、ディスク100に照射されるビームのスポットをフォーカス方向へ移動させるフォーカスサーチを開始する(#7)。次に、システムコントローラ11がフォーカシングエラー信号及び全加算信号のサンプリングを開始する(#8)。
【0025】
#7でフォーカスサーチを開始してから所定時間tが経過すると(#9のYes)、システムコントローラ11は、フォーカシングエラー信号及び全加算信号のサンプリングを停止し、サンプリングしたデータから#7で開始したフォーカスサーチが行われている間におけるフォーカシングエラー信号のピーク・ツー・ピーク値(最大値と最小値との差)、及び、全加算信号の最大値を検出する(#10)。以下、#10で検出したフォーカシングエラー信号のピーク・ツー・ピーク値をDVD−FE(pp)で、全加算信号の最大値をDVD−AS(max)でそれぞれ表すものとする。
【0026】
次に、DVD−FE(pp)をDVD−AS(max)で割って得られる値を、CD−FE(pp)をCD−AS(max)で割って得られる値で割って得られる値である{DVD−FE(pp)/DVD−AS(max)}/{CD−FE(pp)/CD−AS(max)}を算出し、この{DVD−FE(pp)/DVD−AS(max)}/{CD−FE(pp)/CD−AS(max)}が閾値よりも大きいか否かを判定する(#11)。尚、本実施形態では、#11での閾値を1.2としている。但し、#11での閾値は、本実施形態の値に限定されるものではなく、種々の条件に応じた最適な値に設定すればよい。
【0027】
{DVD−FE(pp)/DVD−AS(max)}/{CD−FE(pp)/CD−AS(max)}が閾値よりも大きければ(#11のYes)、ディスク100がCD規格であると判定し、さらに、CD−AS(max)が閾値よりも小さいか否かを判定する(#12)。尚、本実施形態では、#12での閾値を0.7[V]としている。但し、#12での閾値は、本実施形態の値に限定されるものではなく、種々の条件に応じた最適な値に設定すればよい。
【0028】
CD−AS(max)が閾値よりも小さければ(#12のYes)、ディスク100がCD規格の低反射型のディスク(具体的には、CD−ROM、CD−Rなど)であると判定する(#13)。一方、CD−AS(max)が閾値よりも小さくなければ(#12のNo)、ディスク100がCD規格の高反射型のディスク(具体的には、CD−RWなど)であると判定する(#14)。
【0029】
{DVD−FE(pp)/DVD−AS(max)}/{CD−FE(pp)/CD−AS(max)}が閾値よりも大きくなければ(#11のNo)、ディスク100がDVD規格であると判定し、さらに、DVD−AS(max)が閾値よりも小さいか否かを判定する(#15)。尚、本実施形態では、#15での閾値を0.7[V]としている。但し、#15での閾値は、本実施形態の値に限定されるものではなく、種々の条件に応じた最適な値に設定すればよい。
【0030】
DVD−AS(max)が閾値よりも小さければ(#15のYes)、ディスク100がDVD規格の低反射型のディスク(具体的には、2層型DVDなど)であると判定する(#16)。一方、DVD−AS(max)が閾値よりも小さくなければ(#15のNo)、ディスク100がDVD規格の高反射型のディスク(具体的には、1層型DVDなど)であると判定する(#17)。
【0031】
このように、本実施形態では、CD用レーザ11を点灯させてフォーカスサーチをしているときのフォーカシングエラー信号の振幅に応じた値(具体的にはピーク・ツー・ピーク値)と全加算信号の振幅に応じた値(具体的には最大値)との比と、DVD用レーザ12を点灯させてフォーカスサーチをしているときのフォーカシングエラー信号の振幅に応じた値と全加算信号の振幅に応じた値との比との比に基づいてディスク100がCD規格のものであるかDVD規格のものであるかを判別するようになっている。
【0032】
そして、CD規格であるかDVD規格であるかを大別した後に、CD規格であると判別した場合は、CD用レーザ11を点灯させてフォーカスサーチをしているときの全加算信号の振幅に応じた値に基づいて、一方、DVD規格であると判別した場合は、DVD用レーザ12を点灯させてフォーカスサーチをしているときの全加算信号の振幅に応じた値に基づいて、それぞれ高反射型のディスクであるか、それとも、低反射型のディスクであるかを判別するようになっている。
【0033】
このようにして、再生対象であるディスク100の種類を識別すると、システムコントローラ11は、ディスク100の種類に応じてトラッキングエラー信号の生成方法、エラーレベル、デコーダの動作などの各種のパラメータを設定する。これにより、ディスク100の種類に適した再生動作が行われ、ディスク100に記録されている情報の再生が可能となる。
【0034】
ここで、フォーカシングエラー信号FEは、ディスク100に照射されるビームのスポットのディスク100の記録面に対する位置に応じて例えば図3の(a)に示すように変化する。すなわち、ディスク100に照射されるビームのスポットがディスク100の記録面に合致する位置(以下、「合焦位置」と称する)であるときには、フォーカシングエラー信号FEが0になり、また、合焦位置の近傍であるときには、対物レンズがディスクから遠いほどフォーカシングエラー信号FEの絶対値が正の極性で大きくなり、一方、対物レンズがディスクに近いほどフォーカシングエラー信号FEの絶対値が負の極性で大きくなる。但し、合焦位置の近傍でないときには、対物レンズがディスクに対して遠くあるいは近くなるほど絶対値が小さくなり、最終的には0になる。また、全加算信号ASは、図3の(b)に示すように、合焦位置で最大となる。
【0035】
そして、CD規格のディスクにCD用レーザ11から出射されるビームを照射してフォーカスサーチを行った場合と、DVD規格のディスクにCD用レーザ11から出射されるビームを照射してフォーカスサーチを行った場合とでは、前者の場合の方が後者の場合よりも図3の(a)、(b)にそれぞれ示したフォーカシングエラー信号FEの振幅A−FE、全加算信号ASの振幅A−ASが大きくなる。
【0036】
また、DVD規格のディスクにDVD用レーザ12から出射されるビームを照射してフォーカスサーチを行った場合と、CD規格のディスクにDVD用レーザ12から出射されるビームを照射してフォーカスサーチを行った場合とでは、前者の場合の方が後者の場合よりも図3の(a)、(b)にそれぞれ示したフォーカシングエラー信号FEの振幅A−FE、全加算信号ASの振幅A−FEが大きくなる。
【0037】
したがって、理論的には、CD用レーザ11あるいはDVD用レーザ12のどちらか一方を点灯させることによってディスク100にビームを照射してフォーカスサーチの行い、そのときのフォーカシングエラー信号の振幅あるいは全加算信号ASの振幅のどちらか一方に基づいてディスク100がCD規格のものであるかDVD規格のものであるかを判定することができる。
【0038】
しかしながら、実際には、ディスクの反射率やレーザのパワーにばらつきが存在するため、フォーカシングエラー信号の振幅あるいは全加算信号ASの振幅のどちらか一方に基づいてディスクの種類を判別する方法では、CD規格のディスクとDVD規格のディスクとを正確に判別することができない。
【0039】
これに対して、本実施形態では、フォーカスサーチを行っているときのフォーカシングエラー信号の振幅に応じた値(具体的には、ピーク・ツー・ピーク値)と全加算信号の振幅に応じた値(具体的には、最大値)との比(以下、「FE・AS比」と称する)に基づいてディスクの種類を判別しているので、ディスクの反射率やレーザのパワーに存在するばらつきを排除して、CD規格のディスクとDVD規格のディスクとをより正確に判別することができる。
【0040】
さらに、本実施形態では、CD用レーザ11を点灯させたときに得られるFE・AS比と、DVD用レーザ12を点灯させたときに得られるFE・AS比との比に基づいてディスクの種類を判別しているので、フォーカシングエラー信号の生成する回路特性や全加算信号を生成する回路特性にばらつきがあったとしても、このばらつきを排除して、CD規格のディスクとDVD規格のディスクとをより一層正確に判別することができる。
【0041】
また、本実施形態では、ディスクの種類を判別するにあたって、フォーカシングエラー信号と全加算信号との2種類の信号しか使用しないので、迅速且つ簡単にディスクの種類を判別することができる。
【0042】
尚、上記実施形態では、ディスクの種類を判別するにあたって、CD用レーザを点灯させてフォーカスサーチを行ってからDVD用レーザを点灯させてフォーカスサーチを行うようになっていたが、DVD用レーザを点灯させてフォーカスサーチを行ってからCD用レーザを点灯させてフォーカスサーチを行うようにしても構わない。
【0043】
また、上記実施形態では、フォーカスサーチを行っているときのフォーカシングエラー信号のピーク・ツー・ピーク値と全加算信号の最大値との比に基づいてディスクの種類を判別するようになっていたが、例えばフォーカスサーチを行っているときのフォーカシングエラー信号の最大値あるいは最小値と全加算信号の平均値との比に基づいてディスクの種類を判別するなど、フォーカシングエラー信号の振幅に応じた値と全加算信号の振幅に応じた値との比に基づいてディスクの種類を判別するようになっていればよい。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、CD用レーザを点灯させてフォーカスサーチを行っているときに検出されるフォーカシングエラー信号の振幅に応じた値(上記実施形態ではピーク・ツー・ピーク値)と全加算信号の振幅に応じた値(上記実施形態では最大値)との比と、DVD用レーザを点灯させてフォーカスサーチを行っているときに検出されるフォーカシングエラー信号の振幅に応じた値(上記実施形態ではピーク・ツー・ピーク値)と全加算信号の振幅に応じた値(上記実施形態では最大値)との比との比に基づいてディスクの種類を判別しているので、ディスクの種類をより正確、迅速、且つ、簡単に判別することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるディスク再生装置のブロック図である。
【図2】図1のディスク再生装置においてディスクの種類を判別する際にシステムコントローラが行う動作のフローチャートである。
【図3】フォーカシングエラー信号及び全加算信号の波形を示す図である。
【符号の説明】
1 ピックアップ
2 RFアンプ
3 DSP
4 ドライバ
5 再生処理回路
6 出力回路
7 送りモータ
8 スピンドルモータ
9 操作部
10 表示部
11 システムコントローラ

Claims (4)

  1. 円板状の記録媒体であるディスクに記録されている情報を再生するディスク再生装置において、
    CD規格のディスクを再生するためのレーザであるCD用レーザと、
    DVD規格のディスクを再生するためのレーザであるDVD用レーザと、
    再生対象がCD規格のディスクである場合は前記CD再生用レーザを、再生対象がDVD規格のディスクである場合は前記DVD再生用レーザを、それぞれ点灯させることによって再生対象のディスクにビームを照射し、再生対象のディスクからの反射光を取り込んで電気信号に変換することによって再生対象のディスクに記録されている情報を読み取るピックアップと、
    再生対象のディスクに照射されるビームのスポットが再生対象のディスクの記録面からずれている量を示すフォーカシングエラー信号を前記ピックアップによって得られる電気信号に基づいて生成するフォーカシングエラー信号生成手段と、
    前記ピックアップによって得られる電気信号の全てを加算した信号の低域成分である全加算信号を生成する全加算信号生成手段と、
    前記ピックアップから再生対象であるディスクに照射されるビームのスポットを再生対象であるディスクの記録面に対して垂直な方向に移動させるフォーカスサーチを行うフォーカスサーチ手段と、
    前記CD用レーザを点灯させた状態で前記フォーカスサーチを行い、そのときの前記フォーカシングエラー信号の最大値と最小値との差であるCD−FE(pp)、及び、そのときの前記全加算信号の最大値であるCD−AS(max)を検出する第1の検出手段と、
    前記DVD用レーザを点灯させた状態で前記フォーカスサーチを行い、そのときの前記フォーカシングエラー信号の最大値と最小値の差であるDVD−FE(pp)、及び、そのときの前記全加算信号の最大値であるDVD−AS(max)を検出する第2の検出手段と、
    前記DVD−FE(pp)を前記DVD−AS(max)で割って得られる値を、前記CD−FE(pp)を前記CD−AS(max)で割って得られる値で割って得られる値である{DVD−FE(pp)/DVD−AS(max)}/{CD−FE(pp)/CD−AS(max)}を算出する算出手段と、
    前記{DVD−FE(pp)/DVD−AS(max)}/{CD−FE(pp)/CD−AS(max)}と閾値との大小関係に応じて再生対象がCD規格のディスクであるかDVD規格のディスクであるかを判定する第1の判定手段と、
    第1の判定手段によって再生対象がCD規格のディスクであると判定された場合に、前記CD−AS(max)と閾値との大小関係に基づいて再生対象が高反射型のディスクであるか低反射型のディスクであるかを判定する第2の判定手段と、
    第1の判定手段によって再生対象がDVD規格のディスクであると判定された場合に、前記DVD−AS(max)と閾値との大小関係に基づいて再生対象が高反射型のディスクであるかそれとも低反射型のディスクであるかを判定する第3の判定手段と、
    を備えたことを特徴とするディスク再生装置。
  2. 円板状の記録媒体であるディスクの種類を判別するディスク種類判別方法において、
    CD規格のディスクを再生するためのレーザであるCD用レーザを点灯させた状態で、ディスクに照射されるビームのスポットをディスクの記録面に対して垂直な方向に移動させるフォーカスサーチを行い、そのときのディスクに照射されるビームのスポットがディスクの記録面からずれている量を示すフォーカシングエラー信号の振幅に応じた値であるCD−FE、及び、そのときのディスクからの反射光を変換して得られる電気信号の全てを加算した信号の低域成分である全加算信号の振幅に応じた値であるCD−ASを検出する第1のステップと、
    DVD規格のディスクを再生するためのレーザであるDVD用レーザを点灯させた状態で前記フォーカスサーチを行い、そのときの前記フォーカシングエラー信号の振幅に応じた値であるDVD−FE、及び、そのときの前記全加算信号の振幅に応じた値であるDVD−ASを検出する第2のステップと、
    前記CD−FEと前記CD−ASとの比であるCD−FE・AS比、前記DVD−FEと前記DVD−ASとの比であるDVD−FE・AS比、及び、前記CD−FE・AS比と前記DVD−FE・AS比との比であるCD・DVD−FE・AS比を算出する第3のステップと、
    前記CD・DVD−FE・AS比に基づいて判別対象であるディスクがCD規格のディスクであるかそれともDVD規格のディスクであるかを判定する第4のステップと、
    を含むことを特徴とするディスク種類判別方法。
  3. 前記CD−FEは前記CD用レーザを点灯させた状態で前記フォーカスサーチを行っているときの前記フォーカシングエラー信号の最大値と最小値との差であり、前記CD−ASは前記CD用レーザを点灯させた状態で前記フォーカスサーチを行っているときの前記全加算信号の最大値であり、前記DVD−FEは前記DVD用レーザを点灯させた状態で前記フォーカスサーチを行っているときの前記フォーカシングエラー信号の最大値と最小値との差であり、前記DVD−ASは前記DVD用レーザを点灯させた状態で前記フォーカスサーチを行っているときの前記全加算信号の最大値であることを特徴とする請求項2に記載のディスク種類判別方法。
  4. 前記第4のステップによって判別対象であるディスクがCD規格のディスクであると判定された場合に、前記CD−ASに基づいて判別対象であるディスクが高反射型のディスクであるかそれとも低反射型のディスクであるかを判定する第5のステップと、
    前記第4のステップによって判別対象であるディスクがDVD規格のディスクであると判定された場合に、前記DVD−ASに基づいて判別対象であるディスクが高反射型のディスクであるかそれとも低反射型のディスクであるかを判定する第6のステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項2または3に記載のディスク種類判別方法。
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